JPH064527Y2 - 紫外線照射装置 - Google Patents
紫外線照射装置Info
- Publication number
- JPH064527Y2 JPH064527Y2 JP8534188U JP8534188U JPH064527Y2 JP H064527 Y2 JPH064527 Y2 JP H064527Y2 JP 8534188 U JP8534188 U JP 8534188U JP 8534188 U JP8534188 U JP 8534188U JP H064527 Y2 JPH064527 Y2 JP H064527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- air inlet
- ultraviolet lamp
- air
- ultraviolet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は例えば、板紙に絵柄等を印刷した後、表面に艶
を与えるためにUVニスを塗布したり、印刷自体をUVイン
キで行った後、乾燥させるための紫外線照射装置に関す
るものである。
を与えるためにUVニスを塗布したり、印刷自体をUVイン
キで行った後、乾燥させるための紫外線照射装置に関す
るものである。
<従来技術> 従来、この種の紫外線照射装置は第2図に示すように、
エアー入口(a)、エアー出口(b)を有する天面(c)及び開
口面(d)に石英ガラス(e)を設けた底面(f)を有する筐体
(g)と、該筐体(g)内に収納された紫外線ランプ(h)とか
ら成っており、石英ガラス(e)を通して紫外線(i)を被乾
燥面(図示せず)に照射するようになっている。この場
合、紫外線ランプ(h)は800℃位に加熱されるため、エア
ー入口(a)から常温の空気を送り込んで冷却するように
なっている。
エアー入口(a)、エアー出口(b)を有する天面(c)及び開
口面(d)に石英ガラス(e)を設けた底面(f)を有する筐体
(g)と、該筐体(g)内に収納された紫外線ランプ(h)とか
ら成っており、石英ガラス(e)を通して紫外線(i)を被乾
燥面(図示せず)に照射するようになっている。この場
合、紫外線ランプ(h)は800℃位に加熱されるため、エア
ー入口(a)から常温の空気を送り込んで冷却するように
なっている。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記従来の紫外線照射装置においては、
何らかの原因で石英ガラスが割れた場合、高温に加熱さ
れた紫外線ランプ(h)に、UVインキ、UVニス等の溶剤分
の上記が当たって爆発する危険性がある。このため、危
険物の一般取扱所では使用できず、また、割れを防止す
るために強化ガラスを使おうとしても強化ガラスは紫外
線を通さないので使用できず、赤外線をカットできない
ので照射対象の温度が高くなり過ぎ、発火する恐れがあ
る。
何らかの原因で石英ガラスが割れた場合、高温に加熱さ
れた紫外線ランプ(h)に、UVインキ、UVニス等の溶剤分
の上記が当たって爆発する危険性がある。このため、危
険物の一般取扱所では使用できず、また、割れを防止す
るために強化ガラスを使おうとしても強化ガラスは紫外
線を通さないので使用できず、赤外線をカットできない
ので照射対象の温度が高くなり過ぎ、発火する恐れがあ
る。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記従来技術の問題点を解決することを課題
とし、その課題を解決するために、エアー入口、エアー
出口を有する天面及び開口面に石英ガラスを設けた底面
を有する筐体と、該筐体内に収納された紫外線ランプと
から成り、前記紫外線の気圧をP0、冷却管と筐体との間
の空間の気圧をP1、紫外線ランプと冷却管との間の空間
の気圧をP2としたとき、P2>P1>P0の関係を保つように
前記エアー入口からエアーを送込むようにしたことを特
徴とするものである。
とし、その課題を解決するために、エアー入口、エアー
出口を有する天面及び開口面に石英ガラスを設けた底面
を有する筐体と、該筐体内に収納された紫外線ランプと
から成り、前記紫外線の気圧をP0、冷却管と筐体との間
の空間の気圧をP1、紫外線ランプと冷却管との間の空間
の気圧をP2としたとき、P2>P1>P0の関係を保つように
前記エアー入口からエアーを送込むようにしたことを特
徴とするものである。
<作用> 本考案は以上の構成になっているので、冷却管により紫
外線ランプが冷却され、気圧の関係はP2>P1>P0となっ
ているために照射対象から蒸発する溶剤分等が紫外線ラ
ンプに近づくことがない。
外線ランプが冷却され、気圧の関係はP2>P1>P0となっ
ているために照射対象から蒸発する溶剤分等が紫外線ラ
ンプに近づくことがない。
<実施例> 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
まず、第1図に示すように鉄板、アルミニウム板等で形
成された筐体(1)と紫外線ランプ(2)とから成り、筐体
(1)はエアー入口(3)、エアー出口(4)を有する天面(5)及
び開口面(6)に石英ガラス(7)を設けた底面(8)を有して
おり、筐体(1)内に収納された紫外線ランプ(2)の周囲に
は冷却管(9)(例えば、水冷)該設けられており、か
つ、筐体(1)外側の気圧をP0、冷却管(9)と筐体(1)との
間の空間の気圧をP1、紫外線ランプ(2)と冷却管(9)との
間の空間の気圧をP2としたとき、P2>P1>P0を関係を保
つように前記エアー入口からエアー出口を送込むように
エアー供給源がエアー入口(3)に接続され、エアー出口
(4)から排気される。
成された筐体(1)と紫外線ランプ(2)とから成り、筐体
(1)はエアー入口(3)、エアー出口(4)を有する天面(5)及
び開口面(6)に石英ガラス(7)を設けた底面(8)を有して
おり、筐体(1)内に収納された紫外線ランプ(2)の周囲に
は冷却管(9)(例えば、水冷)該設けられており、か
つ、筐体(1)外側の気圧をP0、冷却管(9)と筐体(1)との
間の空間の気圧をP1、紫外線ランプ(2)と冷却管(9)との
間の空間の気圧をP2としたとき、P2>P1>P0を関係を保
つように前記エアー入口からエアー出口を送込むように
エアー供給源がエアー入口(3)に接続され、エアー出口
(4)から排気される。
このように紫外線照射装置内外の圧力がP2>P1>P0とな
っているので紫外線照射中に照射対象から溶剤分が蒸発
しても、石英ガラス(7)が割れた場合にもその溶剤分が
筐体(1)内に侵入することがなく、冷却管(9)で覆われて
いることにより、大部分の赤外線がカットされて照射対
象の温度上昇が抑えられて、爆発の危険性はさらに少な
くなる。
っているので紫外線照射中に照射対象から溶剤分が蒸発
しても、石英ガラス(7)が割れた場合にもその溶剤分が
筐体(1)内に侵入することがなく、冷却管(9)で覆われて
いることにより、大部分の赤外線がカットされて照射対
象の温度上昇が抑えられて、爆発の危険性はさらに少な
くなる。
<考案の効果> 本考案は以上の構成になっているので、爆発の危険性の
ある雰囲気内でも使用可能であり、例えば、グラビア印
刷にUVインキを組み合せて使うことも可能となる等、適
用範囲が拡がるものである。
ある雰囲気内でも使用可能であり、例えば、グラビア印
刷にUVインキを組み合せて使うことも可能となる等、適
用範囲が拡がるものである。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は従来技
術を示す断面図である。 (1)…筐体、(2)紫外線ランプ (3)…エアー入口、(4)エアー出口 (5)…天面、(6)…開口面 (7)…石英ガラス、(8)…底面 (9)…冷却管
術を示す断面図である。 (1)…筐体、(2)紫外線ランプ (3)…エアー入口、(4)エアー出口 (5)…天面、(6)…開口面 (7)…石英ガラス、(8)…底面 (9)…冷却管
Claims (1)
- 【請求項1】エアー入口、エアー出口を有する天面及び
開口面に石英ガラスを設けた底面を有する筐体と、該筐
体内に収納された紫外線ランプとから成り、前記紫外線
ランプの周囲に冷却管を設け、かつ、筐体外側の気圧を
P0、冷却管と筐体との間の空間の気圧をP1、紫外線ラン
プと冷却管との間の空間の気圧をP2としたとき、P2>P1
>P0関係を保つように前記エアー入口からエアーを送込
むようにしたことを特徴とする紫外線照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8534188U JPH064527Y2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 紫外線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8534188U JPH064527Y2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 紫外線照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027858U JPH027858U (ja) | 1990-01-18 |
JPH064527Y2 true JPH064527Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31310013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8534188U Expired - Lifetime JPH064527Y2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 紫外線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064527Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP8534188U patent/JPH064527Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027858U (ja) | 1990-01-18 |
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