JPH0645162B2 - 射出保持圧制御装置 - Google Patents

射出保持圧制御装置

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JPH0645162B2
JPH0645162B2 JP10553386A JP10553386A JPH0645162B2 JP H0645162 B2 JPH0645162 B2 JP H0645162B2 JP 10553386 A JP10553386 A JP 10553386A JP 10553386 A JP10553386 A JP 10553386A JP H0645162 B2 JPH0645162 B2 JP H0645162B2
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internal pressure
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千勝 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、閉ループ制御又はアダプテイブ制御に利用で
きる射出成形機の射出保持圧制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来射出保持圧の制御には、金型内の樹脂圧力を一定に
制御する方法として、金型内圧の波形制御がある。これ
は第4図の制御システム図に於いて、射出工程中の樹脂
圧力を、金型内のある定点に設置した圧力検出器31で
計測し、あらかじめ制御装置35に設定した金型内樹脂
圧力の目標値に一致する様、制御装置35は圧力の駆動
源である油圧をサーボ弁又は比例弁32によって制御す
るもので、樹脂圧力を一定の値に閉ループ制御するの
で、金型内の成形品34の個々の重量を計測して評価す
ると、バラツキの少ない成形品をつくることができる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の射出保持圧の制御方法では、射出工程中の圧力制
御が、金型内圧を検出し、その圧力が金型内圧の目標値
に一致する様閉ループ制御していた。しかし、圧力検出
器の検出する圧力は、 (1)金型で成形する成形品の表面の圧力である。
(2)圧力分布が時間的、場所的に不均一になりがちな複
雑な形状の成形品、又は厚肉の成形品の樹脂の充填状況
を一点で検出している。
ことから、第1図に於いて説明すると、射出保持圧の前
期工程の圧力制御は、圧力検出器部と圧力印加部との圧
力差が小さいので問題はないが、冷却の進行による樹脂
体積収縮に伴う圧力検出器部と、圧力印加部との差が大
となる保持圧の後期工程では、成形品の圧力検出器部に
過大な圧力が局部的にかかりすぎ、圧力の異常な分布を
つくり出すことになって、かえって密度の不均一な成形
品をつくり出すことになる。
本発明は、前期従来の問題点を解決しようとするもの
で、射出保持圧の制御モードを前期工程と後期工程とに
分け、前期を金型内圧による圧力制御とし、後期を射出
シリンダ内油圧による圧力制御に制御対象を切換えて、
しかも圧力制御を継続できる様な機能としてなる射出保
持圧制御装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、射出成形機の射出保持圧を閉ループ
制御できる手段と、金型内圧による波形制御と射出シリ
ンダ内油圧による圧力制御手段と、射出工程中に金型内
圧制御から射出シリンダ内油圧制御へ制御対象を切換え
る制御手段と、同切換え制御手段をセレクトできるスイ
ッチを有すると共に、射出工程の金型内圧制御から射出
シリンダ内油圧制御に制御対象を切換えても、切換時の
圧力制御に変節点を発生させないよう、金型内圧制御終
了時の射出シリンダ内油圧を次工程の圧力指令値に置換
できる演算制御手段を有し、金型内圧制御から射出シリ
ンダ内油圧制御への移行は連続的、かつ自動的に行なわ
れると共に、金型内圧制御から射出シリンダ内油圧制御
へ移行時の射出油圧指令値を表示できるデイジタル表示
器を有してなるもので、これを問題点解決のための手段
とするものである。
(作用) 金型内圧の波形制御に於いては、金型内圧の計測値がそ
の指令値と一致する様修正制御するため、金型内圧を発
生させる主要因としての射出シリンダ内油圧は副次的に
決まる。従って金型内圧制御から射出シリンダ内油圧制
御への制御の移行は射出シリンダ内油圧制御へ移行時の
射出シリンダ内油圧を設定値として使用するようにした
ことにより、制御上の変節点をつくることなく、スムー
ズに移行することができる。またこの時の射出シリンダ
内油圧が絶対値(実油圧)で何kgf/cm2かを計測表示
するようにしたことにより、制御切換移行時のくり返し
安定性を備えることができ、運転データの変更操作を容
易にする。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
は本発明の実施例を示す射出工程中の制御状態図であ
る。第2図は本発明を実施するにあたってのデータの設
定表示パネルの例である。さて本発明により付加した機
能は、(1)従来の金型内圧制御のまま行うか、金型内圧
制御から射出シリンダ内油圧制御へと自動的に制御を切
換える制御を行うかを選択するセレクトスイッチ9aを
設けたこと。(2)切換時の射出シリンダ油圧を計測表示
する表示のセレクトスイッチ9bを設けたことである。
第3図は本発明の制御の方法を説明する制御ブロック図
である。第1図の制御状態との関連で説明ずれば、波形
制御区間(「ST」)と保持圧制御区間(「HT」)は
従来の制御通り金型内圧がSSP値(金型内圧制御開始
設定圧)に到達後SP(金型内圧制御目標設定値)に向
けて波形制御する。CPU1はHT時間後の射出シリン
ダ内油圧を油圧センサ2およびI/F(インターフェー
ス)3を介して読取り、メモリ12に記憶する。
同時にI/F6を介して計測値表示器7にこの油圧を表
示する。またCPU1はI/F4を介して制御アンプ5
に金型内圧制御から油圧制御に切換えの指令を出すと共
に、TB1(保持圧1設定時間)区間中はHT時間後に
記憶した射出シリンダ油圧を維持する様な射出油圧制御
圧力値をI/F4を介して制御アンプ5に送る。従って
本制御モードを選択した場合は、TB1動作区間中はP
L1(保持圧1制御設定圧力)の値に関係なく、射出シ
リンダ内油圧の維持制御が継続される。その後TB2
(保持圧2設定時間)、TB3(保持圧3設定時間)の
動作区間に於いては射出シリンダ内油圧の制御はPL
2、PL3の設定値通り行なわれる。
セレクトスイッチ9a金型内圧制御から射出シリンダ内
油圧制御へ自動で切換えうる追加機能を使用するか、従
来通りの金型内圧制御とするかを選択するため追加した
ものであり、圧力表示「保持圧」セレクトスイッチ9b
も、TB1区間中の制御指令圧力を表示できる様追加し
たものである。またデータの設定器およびデータの表示
器8、成形機シーケンス制御装置11およびメモリ1
2、成形機シーケンス制御装置11とCPU1とのI/
F10等は従来を全く同一のものでよく、CPUを動か
すプログラムを追加して本発明の機能を実現している。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
従来は薄物、ゲートの位置からみて成形品が対称形のも
のや樹脂の流動長が同等なもの、短時間の保持圧でよい
もの等の成形品に限定されていた金型内圧の波形制御の
適用範囲を、本発明により金型内圧制御が適する保持圧
前期と、シリンダ内油圧制御が適する保持圧後期とに圧
力制御を分けて、しかも前記圧力制御が継続できるよう
にしたので、これまでに公知となっている成形条件決定
方法を用いても適用範囲を無制限に拡大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における射出工程中の制御状態
図、第2図は本発明の実施例におけるデータ設定表示パ
ネルを示す説明図、第3図は本発明の実施例における制
御方法を示す制御ブロック図、第4図は従来の射出成形
機の制御ブロック図である。 図の主要部分の説明 1……CPU 2……油圧センサ 3……I/F(インターフェイス) 4……I/F 5……制御用アンプ 6……I/F 7……計測値表示器 8……データの設定表示器 9a,9b……セレクトスイッチ 10……I/F 11……成形機シーケンス制御装置 12……メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機の射出保持圧を閉ループ制御で
    きる手段と、金型内圧による波形制御と射出シリンダ内
    油圧による圧力制御手段と、射出工程中に金型内圧制御
    から射出シリンダ内油圧制御へ制御対象を切換える制御
    手段と、同切換え制御手段をセレクトできるスイッチを
    有すると共に、射出工程の金型内圧制御から射出シリン
    ダ内油圧制御に制御対象を切換えても、切換時の圧力制
    御に変節点を発生させないよう、金型内圧制御終了時の
    射出シリンダ内油圧を次工程の圧力指令値に置換できる
    演算制御手段を有し、金型内圧制御から射出シリンダ内
    油圧制御への移行は連続的、かつ自動的に行われると共
    に、金型内圧制御から射出シリンダ内油圧制御へ移行時
    の射出油圧指令値を表示できるデイジタル表示器を有し
    てなることを特徴とする射出保持圧制御装置。
JP10553386A 1986-05-08 1986-05-08 射出保持圧制御装置 Expired - Fee Related JPH0645162B2 (ja)

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JP5087585B2 (ja) * 2009-04-15 2012-12-05 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 射出成形方法及び射出成形装置
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