JPH0645130Y2 - こんろ用バーナ - Google Patents

こんろ用バーナ

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JPH0645130Y2
JPH0645130Y2 JP1990093681U JP9368190U JPH0645130Y2 JP H0645130 Y2 JPH0645130 Y2 JP H0645130Y2 JP 1990093681 U JP1990093681 U JP 1990093681U JP 9368190 U JP9368190 U JP 9368190U JP H0645130 Y2 JPH0645130 Y2 JP H0645130Y2
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JP
Japan
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flame
gas burner
central
temperature sensor
central flame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990093681U
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JPH0457018U (ja
Inventor
匡順 猪股
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、こんろ用バーナに関する。
(従来の技術) 従来、中央に上下方向の空所を備え、外周に主炎孔を備
える環状のガスバーナの上面に中央炎口を設け、該空所
を介して該中央炎口に二次空気を供給するようにしたも
のは実開昭63−167027号公報に示され、又該空所の上方
に、調理器の底面に当接して該容器の温度を検知する温
度センサを設けたものも実開昭59−188014号公報に示さ
れる。
(考案が解決しようとする課題) しかし中央炎口が中央斜め上方を向いたものが開示され
る実開昭63−167027号のものに、温度センサを組込む
と、第16図に示すごとく該中央炎口aからの炎が直接温
度センサbに作用し、本来調理器の底面の温度を感知す
べき温度センサbが中央炎口aからの炎の熱を感知して
誤作動してしまう不具合がある。更に述べれば、該温度
センサbには炎によって加熱されるのを可及的に防ぐた
めに温度センサbに遮熱筒cを施し、且つ該遮熱筒c内
に冷却用の空気を流して該中央炎口aの炎の影響を成る
べく受けないようにしたものも知られているが、該遮熱
筒cの上端と該調理器の底面Aとの間には、遮熱筒内c
を流れる冷却空気を流出させるための間隙dを設けなけ
ればならず、この部分で温度センサbが該遮熱筒cから
露出して温度センサbが中央炎口aの炎の影響を受け
る。
そこで、第17図に示すごとく、中央炎口aを外側に向け
て設けることも考えられるが、かくするときは調理器の
底面への熱分布が外周側に偏る不具合があり、その上、
ガスバーナの中央の空所eから出る空気は、外周の主炎
口側に向かってガスバーナの上面に沿って半径方向に流
れ、中央炎口aから出る炎は、該空気の流れの上方を同
方向に流れ勝ちとなるから、該空気との接触が悪く二次
空気の供給が不十分になる。又該中央炎口aの炎が、主
炎口dの炎に引かれてリフトし勝ちとなる等の不具合が
ある。
本考案はかゝる不具合のないこんろ用バーナを得ること
をその目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案はかゝる目的を達成するため、中央に上下方向の
空所を備え、外周に主炎孔を備える環状のガスバーナの
上面に中央炎口を設け、且つ該空所の上方に、調理器の
底面に当接して該容器の温度を検知する温度センサを設
け、且つ該空所を介して該中央炎口に二次空気を供給す
るようにしたこんろ用バーナに於いて、該中央炎口の混
合気噴出方向を、前記環状のガスバーナの略周方向に向
けて成る。
(作用) 上記構成を備えるこんろ用バーナにあっては、中央炎口
が該環状のガスバーナの略周方向に開口しているため、
その炎は環状のガスバーナの周方向に向き、該炎によっ
て温度センサを直接加熱することがなく、温度センサが
中央炎口からの炎によって加熱されることによる誤動作
がなくなり、しかも該炎はガスバーナの中央空所から外
周の主炎口側に向かって流れる空気の流れを横切るごと
く形成されるため、該中央炎口からの炎は充分の二次空
気を供給される状態にある。しかも該中央炎口からの炎
を外向きとするもののようにガスバーナの調理器底面へ
の熱分布が悪くなることもない。
(実施例) 本考案実施例を第1図乃至第4図に付き説明する。
図面で1は中央に上下方向の空所2を備え、外周に主炎
孔3を備える環状のガスバーナ、4は該環状のガスバー
ナ1の上面に設けた中央炎口、5は該空所2の上方に、
調理器の底面Aに当接して該容器の温度を検知する温度
センサを示し、該温度センサ5によって調理器の底面A
の一定温度以上を検知したとき、該ガスバーナ1にガス
を供給するガス通路に介在した電磁弁(図示しない)の
開弁度を制御する。
尚前記空所2は二次空気通路として機能する。
本考案はかかるものにおいて、該中央炎口4を該環状の
ガスバーナ1の略周方向に開口させたもので、これを第
1図乃至第4図に示すものにつき詳述すると、該ガスバ
ーナ1には該主炎孔3の内側に環状のガス分布室6を備
え、且つ該環状のガスバーナ1の上面に、該ガス分布室
6と連通するガス室7を備えた筒状の突起8を周方向に
等間隔に3本突出させ、該突出8の環状のガスバーナ1
の略周方向に向く両側面に透孔を設けて該透孔を前記中
央炎口4とした。
尚、隣接する中央炎口4が比較的接近しているような場
合、隣接する中央炎口4の炎同志が干渉してイエローチ
ップを生じることがある。これを防ぐには、第5図に示
すごとく、環状のガスバーナ1の周方向に向く一側面の
みに該透孔を設け、或いは第6図に示すごとく該突起8
の環状のガスバーナ1の略周方向に向く両側面の透孔の
高さ位置即ち中央炎口4の高さ位置を上下にずらすして
設ければ良い。
尚、該ガスバーナ1による調理器の底面Aへの熱分布を
更に良くするには、主炎孔3に比し熱量の少ない中央炎
口4の炎を調理器の底面Aに接近させることが効果的で
あるが、該中央炎口4の位置を高くすると、ガスバーナ
1の中央の空所2から外周の主炎口3側に向かう空気の
流れは、ガスバーナ1の上面に沿うため、該中央炎口4
からの炎が該空気と接触難くなる。即ち該中央炎口4か
らの炎に作用する二次空気が不足ぎみとなる。
そこで、第7図、第8図に示すごとく該透孔即ち中央炎
口4を斜め上方に傾斜させて上方に向く中央炎口4を形
成し、該中央炎口4に形成される炎を斜め上方に向かう
ようにして、該炎を調理器の底面Aに接近させることに
より可及的に熱分布が良くなり、しかも該中央炎口4の
位置を低く出来るため二次空気不足も防げる。
尚上述の実施例は該突起8に円形の透孔を設けて中央炎
口4としたがこれは第9図乃至第13図に示すごとく該突
起8にスリット孔を設けて中央炎口4としても良く、更
に上述の実施例では、突起8に円形の透孔又はスリット
孔を設けて中央炎口4を構成したが、これは第14図並び
に第15図に示すごとく上記実施例のような突起を設け
ず、ガスバーナ1の上面に開口すると共に周方向に向か
って傾斜する中央炎口4を形成させても良い。
尚温度センサ5は、第1図に示すごとくセンサ杆5aの先
端に取付けて該調理器の底面Aに臨ませ、該センサ杆5a
の下部をガスバーナ1の下方まで延長させて該ガスバー
ナ1の下方に、該温度センサ5を調理器の底面Aに密着
させるためのばね9を設けて該温度センサ5の近傍に付
随する部材がないようにして、付随する部材が燃焼熱を
受けて蓄熱し、その熱が温度センサ5に影響すること、
即ち、可及的に調理器の底面Aの温度以外の熱が温度セ
ンサ5に及んで誤動作するのを防ぐようにした。
第1図乃至第3図に於いて、10は該温度センサ5の遮熱
筒を示し、該遮熱筒10は該温度センサ5が調理器の底面
Aに密着したとき、該調理器の底面Aとの間に一定の間
隙Bを存するごとく取付けて、該遮熱筒10内を流れる冷
却空気が流出出来るようにした。
かくするときは、中央炎口4が該環状のガスバーナ1の
略周方向に開口しているため、その炎は環状のガスバー
ナ1の略周方向に向き、該炎によって温度センサ5を直
接加熱することがなく、温度センサ5が中央炎口4から
の炎によって加熱されることによる誤動作がなくなり、
しかも該炎は中央空所2からガスバーナ1上面に沿って
外周の主炎口3側に向かって流れる空気の流れを横切る
ごとく形成されるため、該中央炎口4からの炎は充分二
次空気を供給される状態にあり、又該中央炎口4からの
炎を外向きとするもののようにガスバーナの調理器底面
への熱分布が悪くなることもない。尚、該遮熱筒10は第
14図に示すごとくこれを省略出来ること申すまでもな
い。
(考案の効果) このように本考案によるときは、中央炎口の混合気噴出
方向を、環状のガスバーナの略周方向に向けたので、燃
焼性並びに熱分布を損なうこと無く、中央炎口からの炎
を該温度センサから遠ざけることが出来、これによって
中央炎口からの炎の影響を受けて温度センサが誤動作す
るのを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例の截断側面図、第2図は要部
の斜面図、第3図は平面図、第4図は更にその一部の斜
面図、第5図乃至第13図はその変形例を示す第4図に相
当する図、第14図は他の実施例の要部の斜面図、第15図
はその一部の拡大截断面図、第16図並びに第17図は従来
例に相当する截断側面図である。 1…ガスバーナ、2…空所 3…主炎口、4…中央炎口 5…温度センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に上下方向の空所を備え、外周に主炎
    孔を備える環状のガスバーナの上面に中央炎口を設け、
    且つ該空所の上方に、調理器の底面に当接して該調理器
    の温度を検知する温度センサを設け、且つ該空所を介し
    て該中央炎口に二次空気を供給するようにしたこんろ用
    バーナに於いて、該中央炎口の混合気噴出方向を、前記
    環状のガスバーナの略周方向に向けて成るこんろ用バー
    ナ。
JP1990093681U 1990-09-06 1990-09-06 こんろ用バーナ Expired - Lifetime JPH0645130Y2 (ja)

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JPH0457018U JPH0457018U (ja) 1992-05-15
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