JPH0645103A - 薄膜抵抗体およびその製造方法 - Google Patents

薄膜抵抗体およびその製造方法

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JPH0645103A
JPH0645103A JP4197146A JP19714692A JPH0645103A JP H0645103 A JPH0645103 A JP H0645103A JP 4197146 A JP4197146 A JP 4197146A JP 19714692 A JP19714692 A JP 19714692A JP H0645103 A JPH0645103 A JP H0645103A
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JP
Japan
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thin film
hfb
boride
film resistor
resistor
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JP4197146A
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Isao Kimura
勲 木村
Takumi Suzuki
工 鈴木
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドおよびインクジェット記録ヘ
ッドの薄膜抵抗体として、記録の高速化、高密度化の要
求を満足する薄膜抵抗体とその製造方法を提供する。 【構成】 本発明の薄膜抵抗体は、Ti、Cr、Co、
Wのなかから選択された1種以上の元素を含む硼化ハフ
ニウムまたは硼化ジルコニウムを主成分とする硼化物層
の上部にTiからなる層を設けたことを特徴とし、上記
元素の含有量が0.1重量%以上5.0重量%以下とし
てホットプレスし、密度が理論密度の65%以上である
焼結体をスパッタして基板上に薄膜抵抗体を製造する方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱印字記録に用いる薄
膜型サーマルヘッドの薄膜抵抗体、および熱エネルギー
をインクの吐出のために利用するインクジェット記録ヘ
ッドの薄膜抵抗体、それ等の薄膜抵抗体の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】熱印字記録に用いられるサーマルヘッド
およびインクジェット記録ヘッドの薄膜抵抗体は、従
来、窒化タンタル、窒化チタンなどが用いられてきた。
これらの抵抗体は比較的耐熱性に優れ、信頼性も高く、
また固有抵抗値も薄膜の組成を制御することにより10
0〜300μΩ・cmが得られ実用化されている。一
方、近年の高速記録の要求から薄膜抵抗体として、より
高い耐熱性、耐酸化性、抵抗安定性などが求められ、特
開昭54−63295号公報に記載のある融点の極めて
高い硼化ハフニウムが実用化されつつある。硼化ハフニ
ウムは融点が3250℃で、その薄膜抵抗体は固有抵抗
値が200〜400μΩ・cmの範囲にあり耐熱性は窒
化タンタルより大きく、抵抗値の安定性が比較的高い材
料である。
【0003】また、特開昭54−92267号公報に記
載のある硼化ジルコニウムも硼化ハフニウムとほぼ類似
の性質を有していて発熱抵抗体として適切な材料であ
る。
【0004】以上のようなサーマルヘッドおよびインク
ジェット記録ヘッドでは酸化、摩耗など使用環境から発
熱抵抗体を保護するための上部層を設けた構造になって
いる。また、この上部層は複数の発熱抵抗体相互の電気
絶縁も兼ねるために通常SiO2 、SiN、SiC等が
用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のサーマルヘッド
およびインクジェット記録ヘッドの薄膜抵抗体では、耐
久性や抵抗変化の点で実用上満足のいくものが得られて
いる。しかし、記録の高速化、高密度度化が一層求めら
れ、一つのヘッド当たりの記録素子数が増加する傾向に
ある中、高速化という点では従来の1ms程度より極め
て短い数μs間に1000℃近い温度の上昇および下降
に曝される(この時、記録素子表面温度は500〜70
0℃になる)ため、高温での耐久性;すなわち耐熱性が
十分にないと抵抗体の熱疲労により部分的な抵抗値の上
昇を引き起こし記録画像の経時劣化を生じてしまう。そ
れに対して、先の窒化タンタルをサーマルヘッドの抵抗
体として用いた場合、記録素子の表面温度350℃程度
までなら耐久性は問題がないものの、近年の要求である
1000℃の環境では酸化が容易に進行して耐久性が得
られない。酸化を防止する目的で発熱体の上にSiO2
などの保護層を厚く形成すれば記録素子の熱伝導率が低
下し、一層抵抗体の温度は上昇して耐久性を損なう結果
となってしまう問題がある。
【0006】さらに高密度化の要求により一つのヘッド
当たりの記録素子数が増加すると、記録素子間での抵抗
値の均一性が重要になってくる。すなわち、記録素子の
初期には抵抗値の均一性が得られていたとしても、画像
を記録して行くと個々の記録素子の使用頻度が一定でな
いため、ある素子の抵抗体の抵抗値は低くなり、別の素
子の抵抗値は高いままであったりして、記録画像の濃度
むらを生じる場合がある。その指標として高温での一定
時間放置後の抵抗変化率(ΔR/R0 )あるいは、発
熱、冷却の繰り返しストレスにおける抵抗変化率があ
る。これらの値は、前記要求を満たすためにはΔR/R
0 ≦±5%が望ましい。先述の硼化ハフニウムは高融点
で耐熱性に優れた材料であるがΔR/R0 =10〜15
%と、まだ抵抗値の安定性に問題がある。この一つの原
因として、薄膜とバルク材料とで性質が異なることが考
えられるがいまだに明らかにされていない。
【0007】本発明の目的はサーマルヘッドおよびイン
クジェット記録ヘッドの抵抗体として、上記問題を解決
し、記録の高速化、高密度化の要求を満足する薄膜材料
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は抵抗体の高温
における耐酸化性に注目し、検討を重ねた結果、上記課
題は、薄膜抵抗体が、Ti、Cr、Co、Wのなかから
選択された1種類以上の元素を含む硼化ハフニウムまた
は硼化ジルコニウムを主成分とする硼化物層の上部にT
iからなる層を形成したものによって解決されることを
見いだした。
【0009】さらに、前記薄膜抵抗体を得るための製造
方法;すなわち、スパッタリングのターゲットがTi、
Cr、Co、Wのなかから選択された元素を単独または
複合して総含有量が0.1重量%以上5.0重量%以下
を含むHfB2 またはZrB 2 を主成分とする原料粉末
からホットプレスにより製造され、かつ、その密度が理
論密度の65%以上である焼結体をスパッタして製造す
る製造方法によって達成される。
【0010】以下本発明の詳細を順を追って説明する。
はじめに、金属学的考察から抵抗値を安定させるために
はHfB2 の結晶粒界を強化する必要があることから、
安定な酸化物を形成する元素としてTi、Cr、Co、
Wを選択し抵抗体薄膜中に微量添加する手法をとった。
【0011】初めに純度3NのHfB2 ターゲット上に
純度3NupのTi金属シート小片または金属粉末を乗
せAr中でスパッタして抵抗体薄膜を得た。なお、添加
金属量はHfB2 ターゲット重量の0.05wt%以上
20wt%以下とした。この薄膜の初期抵抗値を測定し
た後、真空加熱炉に入れ、真空度1.3×10-3Paの
下、抵抗体の実使用温度を想定して800℃、10時間
保持し炉から取りだした後、再度抵抗値を測定して抵抗
変化率を算出する。この実験を異なるTi添加量の薄膜
について行った結果を図1に示した。なお、全くTiを
添加しない場合は抵抗変化率が−12%であった。
【0012】図1は本発明の薄膜抵抗体のHfB2 原料
粉末へのTi添加量(wt%)と、得られた薄膜抵抗体
の抵抗変化率ΔR/R0 (%)との関係を示す図であ
る。
【0013】図2は本発明のHfB2 薄膜抵抗体の10
00℃における抵抗変化率とTi添加量との関係(点
線)、Ti/HfB2 薄膜抵抗体の1000℃における
抵抗変化率とTi添加量との関係(実線)を示す図であ
る。
【0014】図1の結果から、許容できる抵抗変化率の
上限を±5%とすると、Tiの添加効果は0.1wt%
以上5.0wt%以下の範囲で見られた。これはTiが
HfB2 粒界に偏析し高温における粒界移動を防いでい
るためと推定される。一方、Tiの添加量が5wt%を
超えると抵抗変化率が増大するのは添加したTiのほう
がHfB2 より酸化され易いため薄膜中に絶縁性の酸化
物の割合が多くなることによると考えられる。
【0015】さらに本薄膜について1.3×10-3Pa
下1000℃、10時間保持して抵抗変化率を測定した
ところ800℃では問題のなかった薄膜の抵抗変化率が
図2点線のように増大した。これは1000℃という極
めて高い温度では1.3×10-3Pa程度の真空中とい
えども雰囲気中に微量に存在する酸素による材料の酸化
が問題となってくるためである。そこで本発明者らは、
より高温での耐酸化性を高めるため当該HfB2 薄膜の
上部に酸化され易いTi薄膜を形成し酸化がTi薄膜の
層以下の深部には進行させないようにすることを考案し
た。そこで、当該HfB2 薄膜の上にスパッタリングに
より厚さ5nmに形成し図1と同様の試験を1000℃
で行い、結果を図2実線で示した。図2の通りTi膜を
積層した効果は顕著であって高温での酸化を防いでいる
ことが確認された。なお、Ti薄膜の厚さはあまり薄い
と酸化防止効果が少なく、あまり厚いと電極として機能
してしまう問題があるため、好ましくは1nm〜10n
m、より好ましくは3nm〜7nmの厚さに調節すべき
である。また、図2よりTi添加量の適切な範囲は0.
1重量%以上5.0重量%以下である。
【0016】次に、ホットプレスにより製造された密度
の異なる5種のHfB2 スパッタターゲット焼結体の成
膜適性を調べた。
【0017】HfB2 原料粉末にはあらかじめ不純物金
属が含まれている場合があるので、原料粉末を希フッ化
水素酸(HF)、および希塩酸(HCl)で十分洗浄し
たものを使用し、そのHfB2 原料粉末にTi(325
mesh)の金属粉末を1重量%添加して5個のターゲ
ットをホットプレスにより作成し、各々のターゲットを
スパッタリングし数種の抵抗体薄膜を得た。(なお、タ
ーゲット密度のコントロールは昇温速度を調節して行っ
た。) ここで成膜適性とは、スパッタリング速度およ
びパーティクルの発生量であり、スパッタリング速度は
速い方を良とし、パーティクル発生量は少ない方を良と
判断し、両者の結果から3ランク(◎:良好、○:使用
可、▲:使用不可)に分類する。その結果を表1に示し
た。表1より焼結体密度は少なくとも65%以上が好ま
しい範囲であることが判明した。焼結体密度が低いと焼
結体の機械的強度が弱く、スパッタ中に焼結体粒子が欠
落しやすいため成膜適性が劣ると考えられる。
【0018】
【表1】
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0020】実施例1 HfB2 粉末((株)高純度化学研究所製;純度3N、
325mesh)にTi粉末((株)高純度化学研究所
製;純度 3N、325mesh)をHfB2粉末重量
に対して1重量%混合し、グラファイト製の内径5″の
ダイに仕込み、ホットプレスマシンにて200kg/c
2 の圧力をかけながら500℃/hrの昇温速度で2
000℃まで昇温プレスして焼結体を得た。
【0021】この焼結体にCu製のパッキングプレート
をInメタルでボンディングし、スパッタリングターゲ
ットを作成した。密度を測定したところ87%(相対密
度)であった。
【0022】次に、本ターゲットを高周波スパッタリン
グ装置(徳田製作所製 CFS−8EP)に取付け、S
i基板に熱酸化処理をして厚さ2.5μmのSiO2
形成させた基板に表2の条件でスパッタリングを行い、
約200nmの厚さの薄膜を作成した。この薄膜の比抵
抗を4探針抵抗計(共和理研製;K−705RL)にて
測定したシート抵抗と膜厚から算出すると305μΩ・
cmであった。次に、本薄膜にRFスパッタ装置(日電
アネルバ製 SPF−730H)にて、Tiを5nmの
厚さに形成した。
【0023】
【表2】 続いて上記抵抗体薄膜の温度試験を行った。まず、温度
による抵抗変化率の測定は抵抗体薄膜を30mm□に切
り出し、数枚の試験片を作成した。その試験片を真空加
熱炉(ヤマト科学製;FV−2A)に入れ、1.3×1
-3Paの真空度で600℃、800℃、1000℃に
加熱し、10時間放置した。放冷後炉から取りだし、抵
抗値を測定し表3に結果を示した。
【0024】
【表3】 実施例2 図3は、図4の形態の実施例のヒーターボードの発熱体
要素A1 と比較用のヒーターボードの発熱体要素B1
耐電圧性を示す図である。
【0025】図4は本発明の一実施例であるインクジェ
ット記録ヘッドのヒーターボードの形態を示す図であ
り、(a)はヒーターボードの平面図、(b)は(a)
中のX−Yで示される部分の断面図である。
【0026】実施例1に述べたHfB2 薄膜基板の一部
を用いて以下の手順によりインクジェット記録ヘッドの
ヒーターボードを作成した。
【0027】実施例1で使用したスパッタリング装置に
Auターゲットを取付け、HfB2薄膜基板の上層にA
uを600nmの厚みに形成し、スパッタリングを終了
した。この後フォトリソグラフィ技術によりフォトレジ
ストを所定のパターンに2度形成し、初めにAu層のド
ライエッチング、2度目はHfB2 薄膜をイオンミリン
グにてドライエッチングし、図4(a)で示された形状
の発熱抵抗体層1と電極2、3を形成した発熱部分の寸
法は30μm×120μm、発熱部のピッチは125μ
m、24個の発熱部を一列に並べて形成した。次にスパ
ッタリングによりSiO2 膜4を1.9μmの厚みに形
成し、このSiO2 膜をフォトリソグラフィ技術により
電圧を負荷できるように一部窓状に残して発熱部全面に
形成した。
【0028】以上の様に作成したヒーターボードの耐電
圧試験を次に行った。周波数3kHz、パルス幅10μ
secの矩形波を20Vから約1Vステップで各電圧2
分間通電し、2分間放冷して抵抗を測定しこれを段階的
に電圧を上昇させ、抵抗変化率が5%を超えた時点で試
験を終了し抵抗変化率が5%のときの電圧で耐電圧を比
較する。この試験を一つのヒーターボードの中から1個
の発熱体要素A1 に対して実施した。また比較用として
HfB2 以外の金属元素を含まない原料粉末から作成し
たターゲットを実施例1と全く同様にスパッタリング
し、実施例2と同様の手法で比較用ヒーターボードを作
成し発熱体要素B1 について耐電圧試験を行った。電圧
に対する抵抗値の変化のグラフを図3に示した。
【0029】図3に示したように本発明の薄膜抵抗体は
従来例に比べ極めて優れた耐電圧性、すなわち耐熱性を
持つことが確認された。
【0030】実施例3 HfB2 に添加する金属としてCr((株)高純度化学
研究所製;純度 3N、325mesh)を選択し1重
量%添加して実施例1と同様にターゲットを作製し、こ
の薄膜の比抵抗を測定したところ、304μΩ・cmで
あった。さらに、実施例1と同様に抵抗変化率を測定し
結果を表4に示した。
【0031】
【表4】 実施例4 HfB2 に添加する金属としてCo((株)高純度化学
研究所製;純度 3N、325mesh)を選択し1重
量%添加して実施例1と同様にターゲットを作製し、こ
の薄膜の比抵抗を測定したところ、309μΩ・cmで
あった。さらに、実施例1と同様に抵抗変化率を測定し
結果を表4に示した。
【0032】実施例5 HfB2 に添加する金属としてW((株)高純度化学研
究所製;純度 3N、325mesh)を選択し1重量
%添加して実施例1と同様にターゲットを作製し、この
薄膜の比抵抗を測定したところ、306μΩ・cmであ
った。さらに、実施例1と同様に抵抗変化率を測定し結
果を表4に示した。
【0033】実施例6 ZrB2 粉末((株)高純度化学研究所製;純度 3
N、325mesh)を、ZrB2 に添加する金属とし
てTiを選択し、以下実施例1と同様に薄膜を作製し
(本薄膜の比抵抗:298μΩ・cm)抵抗変化率を測
定し結果を表4に示した。
【0034】実施例7 HfB2 に添加する金属としてTi、Cr、Co、Wを
各25%混合した粉末をHfB2 粉末重量に対して1重
量%添加し、以下実施例1と同様に薄膜を作製し(本薄
膜の比抵抗は310μΩ・cm)抵抗変化率を測定し結
果を表4に示した。
【0035】以上実施例1および実施例3〜実施例7、
実施例2いずれも高温での安定性に優れていることが確
認された。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薄膜抵抗
体はTi、Cr、Co、Wのなかから選択された1種以
上の元素を硼化ハフニウムまたは硼化ジルコニウムに含
有せしめ、その硼化物層の上部にTiからなる層を設け
るので、特に高温での抵抗安定性に優れ、耐熱性に優れ
ており、サーマルヘッドおよびインクジェット記録ヘッ
ドに適用した場合には近年の要求である高速記録、高密
度記録が実現でき、前記元素含有量と焼結体の密度を所
定量とするので上記性能を達成する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜抵抗体のHfB2 原料粉末へのT
i添加量と得られた薄膜抵抗体の抵抗変化率の関係を示
す図である。
【図2】本発明のHfB2 薄膜抵抗体の1000℃にお
ける抵抗変化率とTi添加量との関係(点線)、Ti/
HfB2 薄膜抵抗体の1000℃における抵抗変化率と
Ti添加量との関係(実線)を示す図である。
【図3】図4の形態の実施例の耐電圧性を示す図であ
る。図中A1 は本発明の実施例の発熱体要素、B1 は比
較用の発熱体要素の耐電圧性である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、(a)はインクジ
ェット記録ヘッドのヒーターボードの平面図、(b)は
(a)中X−Yで示される部分の断面図である。
【符号の説明】
1 発熱抵抗体層 2,3 電極 4 SiO2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01C 17/12 8834−5E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ti、Cr、Co、Wのなかから選択さ
    れた1種類以上の元素を含む硼化ハフニウム(HfB
    2 )または硼化ジルコニウム(ZrB2 )を主成分とす
    る硼化物層の上部にTiからなる層を設けたことを特徴
    とする薄膜抵抗体。
  2. 【請求項2】 スパッタリングのターゲットが、硼化物
    以外にTi、Cr、Co、Wのなかから選択された元素
    を単独または複合して総含有量が0.1重量%以上5.
    0重量%以下含む原料粉末からホットプレスにより製造
    され、かつ、密度が理論密度の65%以上である焼結体
    をスパッタして基板上に請求項1記載の薄膜抵抗体を製
    造する製造方法。
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