JPH0645089Y2 - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH0645089Y2
JPH0645089Y2 JP1986075138U JP7513886U JPH0645089Y2 JP H0645089 Y2 JPH0645089 Y2 JP H0645089Y2 JP 1986075138 U JP1986075138 U JP 1986075138U JP 7513886 U JP7513886 U JP 7513886U JP H0645089 Y2 JPH0645089 Y2 JP H0645089Y2
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JP
Japan
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motor
drive
drive shaft
gear
machine frame
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Application number
JP1986075138U
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English (en)
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JPS62185962U (ja
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誉志 水谷
榮一 太田
和裕 太田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、モータ駆動軸の回動をベルトを介して従動部
材に伝達する駆動装置に関するものである。
[従来技術] 従来、この種の駆動装置においては、第3図に示される
ように、図示しない機枠に固定されたモータ11のモータ
駆動軸に取付けられている駆動プーリ12が、タイミング
ベルト13を介して従動プーリ14に連結されており、モー
タ駆動軸の回動がタイミングベルト13を介して従動プー
リ14に伝達される。
上記駆動装置では、タイミングベルト13の張力を調節す
る必要があり、そのために、駆動プーリ12と従動プーリ
14との間に掛設されているタイミングベルト13を押圧す
るテンションプーリ15が設けられている。そして、その
テンションプーリ15はタイミングベルト13の張りを調節
するために上下方向に移動するように構成されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このテンションプーリ15によるタイミン
グベルト13の張りの調節は、タイミングベルト13を駆動
プーリ12と従動プーリ14との間に掛けた後に行うので、
非常に手間を要するものである。また、タイミングベル
ト13の張り調節用のテンションプーリ15を設ける必要が
あると共に、そのテンションプーリ15を駆動プーリ12と
従動プーリ14との間に配置するスペースが必要となり、
設計上の自由度をうばっていた。
[考案の目的] 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、モータの取付け並びにベルトの張りの調節の
手間を除くと共に、設計しやすい駆動装置を提供するこ
とを目的としている。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案の駆動装置は、略中
央部に第1の歯車が取付けられるモータ駆動軸を配置し
たモータブラケットと、そのモータブラケットにおける
モータ駆動軸から離れた位置に設けられ、第1の歯車と
噛合する第2の歯車を支持する支持軸と、モータブラケ
ットを機枠に取付ける取付部と、第2の歯車と一体的に
回動する駆動部材と、駆動部材にベルトを介して連結さ
れた従動部材とを備え、機枠に形成された貫通孔にモー
タ駆動軸及び支持軸をそれぞれ貫通し、それらモータ駆
動軸及び支持軸に第1及び第2の歯車を取付け、駆動部
材と従動部材とにベルトを巻回した後、ベルトの張りが
最適になるように、モータブラケットを機枠に対し、モ
ータ駆動軸を中心に回動させ、取付部にて機枠に取付け
られている。
[作用] 上記の構成を有する駆動装置においては、モータ駆動軸
の回動は、上記した第1の歯車、第2の歯車、駆動部材
及びベルトを介して従動部材に伝達される。そして、そ
のモータブラケットは機枠に対してそのモータ駆動軸を
中心に回動可能に取付けられることにより、モータ駆動
軸より離れた位置に設けられる支持軸は、そのモータ駆
動軸を回動中心として回動する。それに伴って、第2の
歯車と一体的に回動する駆動部材もモータ駆動軸を回動
中心として回動する。その結果、駆動部材及び従動部材
間の距離が、駆動部材のモータ駆動軸を中心とした回動
に伴って変化し、ベルトの張りも変化する。よって、モ
ータを機枠に取付ける作業者は、モータブラケットをそ
のモータ駆動軸を中心として回動させながらベルトの張
りを確認し、そのベルトの張りが最適になる位置で、モ
ータブラケットを取付部にて機枠に取付ければよい。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1図及び第2図
を参照して説明する。
モータブラケット21の中心には、モータ駆動軸(以下駆
動軸と称す)21aが突設されており、周知のモータ同様
にモータに駆動信号が印加されると、モータは駆動し
て、駆動軸21aは回転する。
また、モータブラケット21には、第2図に示すように、
駆動軸21aから離れた位置に後述する第2の歯車23を支
持する支持軸21が設けられている。更に、モータブラケ
ット21の外周には、そのモータブラケット21を機枠20に
固定するための一対の取付部21cが設けられている。
そして、駆動軸21aには、その駆動軸21aと一体的に回転
する第1の歯車22が取付けられている。また、支持軸21
bには、その支持軸21bを回転中心として回転する第2の
歯車23が取付けられている。更に、第1の歯車22と第2
の歯車23とは噛合されており、第2の歯車23は第1の歯
車22によって回転させられる。
一方、第2の歯車23には、その第2の歯車23と一体的に
回転する本考案の駆動部材を構成する歯付駆動プーリ
(以下、駆動プーリと称す)24が取付けられている。
尚、この実施例の場合、第2の歯車23と駆動プーリ24と
は樹脂材により一体成形されている。
第1図に示すように、前記機枠20の手前側には、本考案
の従動部材を構成する歯付従動プーリ(以下、従動プー
リと称す)25が回転可能に取付けられている。そして、
前記駆動プーリ24と従動プーリ25とは、タイミングベル
ト26により連結されている。
前記機枠20には、前記モータブラケット21の取付部21c
と対向する位置に円弧状の一対の長穴20aが穿設されて
いる。その一対の長穴20aを貫通すると共にそれら長穴2
0aに沿って摺動可能な螺子27は、その螺子27に対応する
ナット(図示せず)によりモータブラケット21の取付部
21cを機枠20に固定する。また、機枠20には、駆動軸21a
及び支持軸21bが貫通することができる貫通孔(図示せ
ず)がそれぞれ設けられている。
それにより、モータブラケット21は、機枠20に対して、
駆動軸21aすなわち駆動軸21aと対向する貫通孔を回動中
心として回動可能であり、螺子27により任意の回動位置
に取付けられる。
次に、このように構成された駆動装置におけるモータブ
ラケット21の機枠20への取付け作業及びタイミングベル
ト26の張り調整作業について説明する。
まず、作業者はモータブラケット21上の駆動軸21a及び
支持軸21bを第1図の後方からそれぞれの貫通孔に貫通
させた状態でそのモータブラケット21を保持する。そし
て、その状態でその駆動軸21a及び支持軸21bに第1の歯
車22及び第2の歯車23を第1図における機枠20の手前側
よりそれぞれ嵌合させると共に、第1の歯車22と第2の
歯車23とを噛合させる。
このとき、モータブラケット21は、両歯車22,23によ
り、機枠20に対して駆動軸21aを中心として回動可能で
あり、モータブラケット21が駆動軸21aを中心として回
動すると、支持軸21bも駆動軸21aを中心として回動す
る。これにより、支持軸21bが駆動軸21aに対して偏心し
ているので、支持軸21bと機枠20に取付けられた従動プ
ーリ25との距離は、モータブラケット21の回動に伴って
変化する。
そして、作業者が駆動プーリ24と従動プーリ25との距離
が小さくなるように、駆動軸21aと支持軸21b(駆動プー
リ24の中心)と従動プーリ25の中心とを一直線にする。
この状態で駆動プーリ24と従動プーリ25との間にタイミ
ングベルト26を掛ける。
次いで、作業者は、モータブラケット21を駆動軸21aを
回動中心として回動させる。すると、駆動プーリ24と従
動プーリ25との距離が大きくなる。そして、タイミング
ベルト26の張りが最適になるまでモータブラケット21を
回動させ、螺子27によりモータブラケット21を取付部21
cにて機枠20に固定する。
これにより、モータブラケット21を機枠20に取付けるこ
とができると共に、駆動プーリ24と従動プーリ25との間
にタイミングベルト26が最適の張りで掛けることができ
る。よって、駆動軸21aの回動が、第1,第2の歯車22,2
3,駆動プーリ24及びタイミングベルト26を介して従動プ
ーリ25に正確に伝達される。
そして、このタイミングベルト26の張りの調節は、モー
タブラケット21つまりモータを機枠20に取付ける際に行
われ、第3図に示されるような従来の調節装置によって
タイミングベルトが駆動・従動プーリ間に掛けられた状
態でモータを取付けた後にタイミングベルトの張力が調
節される場合に比べて、手間を要しない。
尚、本考案は、上述した実施例に限定されるものではな
く、例えば、歯付駆動プーリ,歯付従動プーリを単なる
プーリにすると共に、タイミングベルトを平ベルトに変
更してもよい。また、ブラケットを機枠に取付ける場合
も、螺子による必要はなく、その他種々の固定手段を用
いてよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の駆動装置は、モータ取付
け時に、モータブラケットを回動させることにより、ベ
ルトの張りを調節できるので、従来のものに比べてベル
トの張りの調節に対する手間がかからなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を具体化した実施例の斜視図、第2図
は、その実施例に用いられるモータの斜視図、第3図は
従来の装置を示す斜視図である。 図中、20は機枠、20aは長穴、21はモータブラケット、2
1aはモータ駆動軸、21bは支持軸、21cは取付部、22は第
1の歯車、23は第2の歯車、24は駆動部材(歯付駆動プ
ーリ)、25は従動部材(歯付従動プーリ)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略中央部に第1の歯車が取付けられるモー
    タ駆動軸を配置したモータブラケットと、 そのモータブラケットにおける前記モータ駆動軸から離
    れた位置に設けられ、前記第1の歯車と噛合する第2の
    歯車を支持する支持軸と、 前記モータブラケットを機枠に取付ける取付部と、 前記第2の歯車と一体的に回動する駆動部材と、 前記駆動部材にベルトを介して連結された従動部材とを
    備え、 前記機枠に形成された貫通孔に前記モータ駆動軸及び支
    持軸をそれぞれ貫通し、それらモータ駆動軸及び支持軸
    に前記第1及び第2の歯車を取付け、前記駆動部材と従
    動部材とにベルトを巻回した後、前記ベルトの張りが最
    適になるように、前記モータブラケットを機枠に対し、
    前記モータ駆動軸を中心に回動させ、前記取付部にて機
    枠に取付けたことを特徴とする駆動装置。
JP1986075138U 1986-05-19 1986-05-19 駆動装置 Expired - Lifetime JPH0645089Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986075138U JPH0645089Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986075138U JPH0645089Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62185962U JPS62185962U (ja) 1987-11-26
JPH0645089Y2 true JPH0645089Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=30921002

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986075138U Expired - Lifetime JPH0645089Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56138121U (ja) * 1980-03-19 1981-10-19

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JPS62185962U (ja) 1987-11-26

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