JPH0645045Y2 - 油圧シリンダクッション位置検出器の取付構造 - Google Patents

油圧シリンダクッション位置検出器の取付構造

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JPH0645045Y2
JPH0645045Y2 JP4646989U JP4646989U JPH0645045Y2 JP H0645045 Y2 JPH0645045 Y2 JP H0645045Y2 JP 4646989 U JP4646989 U JP 4646989U JP 4646989 U JP4646989 U JP 4646989U JP H0645045 Y2 JPH0645045 Y2 JP H0645045Y2
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JP
Japan
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hydraulic cylinder
hydraulic
position detector
piston
cushion position
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JP4646989U
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JPH02136805U (ja
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茂 木下
幸雄 森谷
登司男 横山
匠 小野田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧シリンダ、殊に衝撃、振動の著しい建設
機械の作業機に用いられる操作用油圧シリンダのストロ
ークエンド時の衝撃を緩和するクッション装置に係り、
該装置におけるピストンのクッション位置の検出器及
び、信号回線の保護を図った油圧シリンダクッション位
置検出器の取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、建設機械の作業機を操作するために油圧シリンダ
ピストンのストロークエンド時には車体に激しい衝撃が
加わるため、これを緩和するために油圧シリンダにはス
トロークエンド近くなると緩速停止するためのクッショ
ン装置が内設されているのが通常である。
そして、これら油圧シリンダのクッション装置の多くは
ピストンがストロークエンドに達した際に油圧の一部を
ボトムに閉じ込めて、この油圧によりピストンに加わる
作業機の慣性力を吸収し、ピストンを減速してストロー
クエンドで緩速停止させるようにしたものであるが、し
かし、かかるクッション装置は高いピーク圧の発生によ
る耐圧強度の問題、或いはクッション範囲が小さいこと
によるピストンの動きが滑らかでないなどの問題がある
ことから、これを解消するために本出願人は先に特願昭
63-699号(特開平1-182604号)でクッション位置検出器
によるクッション装置を提案しており、その詳細は本出
願で述べている処であるが、その概略を第5図により説
明すると、油圧シリンダ1のピストン2がストロークエ
ンド近くの位置に至したときに、その位置をクッション
位置として検出器3a,3bにより検出したうえ、この検出
器からの信号回路4a,4bによりシリンダ本体5と油圧ポ
ンプ6の間に設けられた制御弁7を遮断方向へ切換え制
御することによりシリンダ本体5内に閉じ込められた油
圧によりピストン2にクッション作用を働かせて滑らか
に停止するようにしたものである。なお8は電子コント
ローラ、9は電気レバーからなる作業機操作レバーであ
る。
かかるピストンのクッション位置検出器によるクッショ
ン装置の位置検出器は油圧シリンダ本体の外周面部に突
設され、その信号回線は位置検出器から油圧シリンダ本
体及び作業機の側部を通って車体の運転室のコントロー
ラまで付設されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、殊に建設機械における作業機操作用の油圧シリ
ンダは、その性格上土砂、岩石等の落石にさらされてお
り、クッション位置検出器や信号回線は、かかる油圧シ
リンダに取付けられていることから落石による破損、或
いは作業機の振動、たわみ等によって近傍の部材との干
渉、損傷の危険があった。
(課題を解決するための手段と作用) 本考案は上記の問題点を解消する目的でなされたもので
あって、シリンダ本体のヘッド側及びボトム側の所定位
置で、かつ油圧配管の近傍にピストンのクッション位置
検出器を取設したうえ、該検出器を前記配設管に一端
を、そしてシリンダ本体に他端を取着したガード部材で
被覆すると共に、前記位置検出器の信号回線を前記油圧
配管によって庇護されるように該配管の裏側部に沿って
付設するようにして、クッション位置検出器及び該検出
器の信号回線を保護することにより落石、衝撃及びひず
み等からの損傷を防止するようにした油圧シリンダにお
けるクッション位置検出器の取付装置を提供しようとす
るものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例として油圧式パワーショベルの
ような建設機械の作業操作用油圧シリンダについて添付
図面により詳述する。
第4図で示すように下部走行体10で前後進走行自在にな
った油圧式パワーショベルの上部旋回体11の前部にブー
ム12、アーム13、バケット14からなる作業機15は各油圧
シリンダ16a,16b,16cの伸縮動によって土砂を掘削、積
込するようになっており、本考案はこれら油圧シリンダ
の一部若しくは総てに適宜実施されるものであって、第
1図には、本考案を実施した油圧シリンダが代表符号16
で示されてある。
上記油圧シリンダ16はシリンダ本体17内にピストン18が
可動自在に収容されてあって、このピストンに突設され
たピストン杵19の先端はシリンダ本体のヘッド側外方に
突出されている。そしてシリンダ本体17内は前記ピスト
ン18によってヘッド側室19とボトム側室20に区割され、
これらの室19,20には図示しない油圧ポンプよりの吐出
油圧が制御弁を介して供給されることによりピストン杵
19を伸縮して既述した作業機を操作するようになってい
る。
かかる油圧シリンダ16のヘッド側及びボトム側の外周部
にはピストン18がクッション作用すべき所定位置に到着
した時に、その位置を検出するクッション位置検出器21
a,21bが夫々取設されてある。
上記両クッション位置検出器21a,21bのシリンダ本体外
周部での取設に際して、半径方向位置としては第2図に
示すようにシリンダ本体17のうち最も径の大きいヘッド
部22の接線23と油圧配管24で形成される区間内でしかも
最も安全な位置である油圧配管24に対して約30゜斜め位
置に取着されたうえ、帯状のガード部材25で庇護される
ように湾曲状に被覆され、このガード部材25の一端は前
記油圧配管24に巻込むように係止し、他端はシリンダ本
体17に小ネジ26で固定するようになっている。
上記の如くガード部材25で被覆されたクッション位置検
出器21a,21bからの信号回線27は前記ガード部材25内か
ら油圧配管24の裏側部、即ちシリンダ本体17と前記油圧
配管24間に沿って付設され、適宜位置で第3図に示すよ
うな締付バンド28により油圧配管24に固定されるように
なっている。
(考案の効果) 本考案は上記の如く構成したから、油圧シリンダ特に建
設機械の作業操作用油圧シリンダの如く常時土砂、岩石
の落石の状態、或いは衝撃、振動の下にあってもクッシ
ョン位置検出器及び信号回線は庇護されるので損傷を受
けることなく長期にわたって油圧シリンダのクッション
機能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る油圧シリンダクッショ
ン位置検出器の取付構造の一実施例を示し、第1図は外
観側面図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図は同
B−B線断面、第4図は油圧式パワーショベルの概略説
明図、第5図はクッション位置検出器からなる油圧シリ
ンダクッション装置の一例を示す回路図である。 16…油圧シリンダ 17…シリンダ本体 18…ピストン 21a,21b…クッション位置検出器 24…油圧配管 25…ガード部材 27…信号回線 28…締付バンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ本体17のヘッド側及びボトム側の
    所定位置で、かつ、油圧配管24の近傍にピストン18のク
    ッション位置検出器21a,21bを取設したうえ、該検出器
    を前記配管に一端を、そしてシリンダ本体17に他端を取
    着したガード部材25で被覆すると共に、前記検出器の信
    号回線27を油圧配管24によって庇護されるように該配管
    の裏側部に沿って付設するようにしたことを特徴とする
    シリンダクッション位置検出器の取付構造。
JP4646989U 1989-04-20 1989-04-20 油圧シリンダクッション位置検出器の取付構造 Expired - Lifetime JPH0645045Y2 (ja)

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JPH02136805U JPH02136805U (ja) 1990-11-15
JPH0645045Y2 true JPH0645045Y2 (ja) 1994-11-16

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