JPH0644846Y2 - 蓋付き容器 - Google Patents

蓋付き容器

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JPH0644846Y2
JPH0644846Y2 JP1988026445U JP2644588U JPH0644846Y2 JP H0644846 Y2 JPH0644846 Y2 JP H0644846Y2 JP 1988026445 U JP1988026445 U JP 1988026445U JP 2644588 U JP2644588 U JP 2644588U JP H0644846 Y2 JPH0644846 Y2 JP H0644846Y2
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JP
Japan
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lid
container
blindfold plate
display body
plate
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JP1988026445U
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JPH01130968U (ja
Inventor
正彦 田辺
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、食品など日時が経過すると変化する物品を収
納するのに適した蓋付き容器に関する。
[従来の技術] 従来蓋付き容器は、第7図に示すように、容器1とこの
容器1の上部開口に着脱自在に設けられた蓋3とを有し
ている。この蓋3の上面には二ケ所の凹部5が形成され
ている。これらの凹部5の間にはツマミ部7が形成され
ている。
したがって、蓋3はツマミ部7を指で摘み上げると容器
1から取り外せる。
この容器1の内部には、たとえば定められた日月までに
食べられるような食品、即ち、時間が経過すると腐食す
るような食品や時間とともに変形するような物品などが
収納される。さらに具体的には、ヨーグルトメーカーの
ように容器1の内部に電気絶縁性を有する電気ヒータを
備え、牛乳とヨーグルト種を混合して一定時間加温した
後に、容器1を冷蔵庫に収納して飲食のつどヨーグルト
を食べるために用いる。
そして、容器1の側面には、ダイヤル9が設けられてい
る。このダイヤル9は、たとえば容器1の内部に収納し
た食品が何日まで有効か、いわゆる食品の有効期限を表
示するものである。
たとえばヨーグルトメーカーでは容器1の内部に牛乳と
ヨーグルト種を入れて、ヨーグルトの出来上がる時間を
示すダイヤル9として用いる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、ダイヤル9は容器1の側面に設けられて
いるため、目視する方向が規制されてしまうため問題が
ある。
すなわち、ダイヤル9が目視する容器1の側面に対して
逆面にある場合には、容器1を半回転しなければならな
く不都合である。また、容器1は台所等の狭い場所に収
納しようとするとダイヤル9が邪魔になることがある。
さらに、蓋3のツマミ部5は摘み上げにくく不便であ
る。特に容器1の開口には蓋3が嵌め込まれているの
で、指による摘み上げに力を要し不快なものとなる。
それ故に本考案の課題は、月日又は時間の表示が見やす
く、蓋の着脱を容易にした蓋付き容器を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、上部を開口した容器と該容器の開口に
着脱自在に設けた蓋とを含み、該蓋の上面には円周上に
月日または時間を示す表示体を形成し、上記表示体の中
心部を軸として回転する目隠板を上記蓋に一体に設け、
上記目隠板の一部に、上記表示体の一部を表示する透孔
を形成する蓋付き容器において、上記目隠板の周囲の蓋
面には環状の凹部を有し、上記目隠板の裏面には上記蓋
の上面に向けてリブを形成し、上記目隠板の直径は上記
蓋の環状の凹部によって形成される上記目隠板に対向す
る面の直径よりも若干大きな直径に形成した容器が得ら
れる。
[作用] この蓋付き容器においては、蓋に設けられた目隠板を回
転すると、表示体の一部が透孔から順番に表示される。
また、蓋には環状の凹部を形成したのでその環状の凹部
によって作られた、中央部分の凸によってツマミ部が形
成される。この凸部の上面には、目隠板が位置し、この
凸部の上面の直径よりも、目隠板の直径が若干大きいの
で、蓋をツマミ上げる際に、指が目隠板に引き係り持上
げやすくなる。
[実施例] 第1図乃至第5図は本考案の蓋付き容器の一実施例を示
している。この実施例において、第7図と同じ部分は同
じ符号を用いて説明を省略する。
図示の蓋付き容器は上部を開口した容器1とこの容器1
の開口に着脱自在に設けた蓋11とを有している。蓋11の
上面12には円周上に月日又は時間を示す表示体13が形成
されている。
この表示体13は、蓋11の上面12に印刷あるいは刻印等を
施すか、予め表示体13を印刷した円板状のフィルムを蓋
11の上面に貼り付けて形成される。蓋11の中央部には凹
部15が形成されている。凹部15の底面には孔17が形成さ
れている。この凹部15には目隠板19のボス部21が挿入さ
れている。目隠板19は表示体13を隠すように設けられて
いる。この目隠板19は蓋11の凹部15の孔17にビス23を通
して、ボス部21にビス23を螺合することによって蓋11に
設けられている。
したがって、目隠板19は、蓋11の上面12を回転する。目
隠板19の一部には表示体13の一部を表示するための透孔
25が形成されている。
この蓋11の上面12の周囲には環状の凹部29が形成されて
いる。したがって、蓋11の中央部分、即ち上面12は、環
状の凹部29から起立した凸部30が形成される。
目隠板19の裏面には蓋11の上面12に向けてリブ32が形成
されている。このリブ32は環状もしくは断続的に形成さ
れて、蓋11の上面に接しながら目隠板19の回転時に摺動
する。
ところで、目隠板19の直径は蓋11の環状の凹部によって
形成された凸部29の上部の直径よりも若干大きな直径に
形成すると、後述する蓋11の取り外しの際に容易な取り
外しができる。
容器1及び蓋11は樹脂材により成形されると、目隠板19
も同一の樹脂材により成形することが可能である。
第1図に示すように、蓋11の上面12にはシルク印刷によ
り、時間を示す表示体13を印刷する。そして、蓋11に
は、目隠板19をそのボス部21が蓋11の凹部15に向くよう
にして挿入する。さらに目隠板19のボス部21にビス23が
螺合される。ビス23の頭部は、蓋11の凹部15の孔17に入
り込むことなく、螺合されるから、このビス23を軸とし
て目隠板19が回転する。
次に、この蓋付き容器の実用例について以下に説明す
る。
まず、容器1の内部には、たとえばヨーグルト種と、牛
乳とを混合して収納し、容器1の開口に蓋11を設ける。
この際、容器1は保温される。この保温される所定時間
を目隠板19の回転により表示する。
たとえば、第2図に示すように、3時間の保温時間が必
要であれば現在時刻を12時とすると目隠板19を指で摘み
透孔25を表示体13の「3」の数字の位置にセットする。
このようにして、3時まで保温を続ければ、ヨーグルト
の出来上がり時間が容易に確認できる。
また、表示体13は月日の表示とすれば、容器1の内部に
食品を収納した場合、目隠板19を回転して、食品の有効
期限を表示しておけば、食品の有効期限が明確にわかる
ようになる。
この蓋11は、蓋11の凹部30の上部の直径よりも、目隠板
19の直径を大きくすると、容器1に設けられた蓋11が嵌
合状態にある時に、目隠板19に指が引き掛かりやすく、
容易に、蓋11を取り外すことができる。
なお、目隠板19の透孔25には透光性のシートを覆うと、
水、ゴミ等の侵入を防ぐことができる。
[考案の効果] 以上実施例により説明したように、本考案の蓋付き容器
によれば、蓋に表示体を形成し、目隠板を回転すること
により、透孔から表示体の一部を目視できるようにした
ので、表示体をどの位置からも見ることができる。ま
た、目隠板は蓋と一体に設けられて、表示体とともに、
日月や時間を表示する機構が設けられるため、邪魔にな
ることがない。
さらに、蓋の中央部分の凸部をツマミ部としてこの凸部
の上面の直径よりも目隠板の直径を若干大きくし、該目
隠板の周囲の蓋面には環状の凹部を有するようにしたの
で指が係りやすく、容器から蓋が容易に取り外せる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す蓋付き容器に用いら
れる表示体部分の平面図、第2図は第1図の表示体を覆
う目隠板の平面図、第3図は蓋と目隠板との分解断面
図、第4図は第3図の蓋に目隠板を取り付けた状態の断
面図、第5図は蓋付き容器の外観を示す斜視図、第6図
は、第4図の蓋付き容器から目隠板を取り出した状態の
斜視図、第7図は従来の蓋付き容器の外観を示す斜視図
である。 1……容器、3……蓋、9……ダイヤル、11……蓋、13
……表示体、19……目隠板、21……ボス部、25……透
孔、29……環状の凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部を開口した容器と該容器の開口に着脱
    自在に設けた蓋とを含み、該蓋の上面には円周上に月日
    又は時間を示す表示体を形成し、上記表示体の中心部を
    軸として回転する目隠板を上記蓋に一体に設け、上記目
    隠板の一部に、上記表示体の一部を表示する透孔を形成
    する蓋付き容器において、上記目隠板の周囲の蓋面には
    環状の凹部を有し、上記目隠板の裏面には上記蓋の上面
    に向けてリブを形成し、上記目隠板の直径は上記蓋の環
    状の凹部によって形成される上記目隠板に対向する面の
    直径よりも若干大きな直径に形成したことを特徴とする
    蓋付き容器。
JP1988026445U 1988-02-29 1988-02-29 蓋付き容器 Expired - Lifetime JPH0644846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026445U JPH0644846Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 蓋付き容器

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JP1988026445U JPH0644846Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 蓋付き容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01130968U JPH01130968U (ja) 1989-09-06
JPH0644846Y2 true JPH0644846Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=31248075

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988026445U Expired - Lifetime JPH0644846Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 蓋付き容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724259U (ja) * 1980-07-16 1982-02-08

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JPH01130968U (ja) 1989-09-06

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