JPH0644795B2 - プリンタ制御システム - Google Patents
プリンタ制御システムInfo
- Publication number
- JPH0644795B2 JPH0644795B2 JP59112965A JP11296584A JPH0644795B2 JP H0644795 B2 JPH0644795 B2 JP H0644795B2 JP 59112965 A JP59112965 A JP 59112965A JP 11296584 A JP11296584 A JP 11296584A JP H0644795 B2 JPH0644795 B2 JP H0644795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- drum
- signal
- frequency
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electronic Switches (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は画像プリンタのプリント制御回路に係り、特に
フルカラープリンタ等の多色重ね刷りを行う場合に好適
なプリンタ制御システムに関する。
フルカラープリンタ等の多色重ね刷りを行う場合に好適
なプリンタ制御システムに関する。
感熱転写型のプリンタにおいては、フルカラープリント
画像を得ようとすると第1図に示す如き構成で、通常三
色の転写紙3を、回転ドラム1に巻き付けられた同一記
録紙2に順次感熱ヘッド4で熱圧着し重ね刷りを行うこ
とによつて得るが、色ずれ,画像ゆがみ等を無くすため
には、三回の印刷で第2図に示すようなドツト列6(ド
ラムの軸方向)の印刷位置がずれがないことと各ドツト
列のピツチPが一定であることが必要である。なお、d
は印刷開始位置を示す。このため記録紙2を巻きつける
ドラム1とそれを駆動するモータ5の間でスリツプがな
くかつドラム1の回転角と、モータ5の回転位相が常に
一定である必要があり、この条件を満たすため駆動モー
タ5には高性能のパルスモータが使用されコスト高の原
因の一つとなつている。又、パルスモータを使用しない
場合はドラム軸に磁気,光等によるエンコーダ(図示せ
ず)を直結しドラムの回転位置を検出して、その位置信
号によつてドツト列を印刷し、印刷開始位置d及びピツ
チPが常に一定に保たれるようにしており、これもコス
トアツプの一因となつている。更に、この場合、ドラム
の回転角を高精度に制御し、かつ、印刷位置を高精度に
保つためにはドラムの一回転あたりに非常に多くのパル
スを発生させるためのスリットあるいは他の周波数発生
基準となるものを高精度で刻むかあるいは付加せねばな
らず、高精度の加工が必要であり高価となりこれもコス
トアップの一因となる。
画像を得ようとすると第1図に示す如き構成で、通常三
色の転写紙3を、回転ドラム1に巻き付けられた同一記
録紙2に順次感熱ヘッド4で熱圧着し重ね刷りを行うこ
とによつて得るが、色ずれ,画像ゆがみ等を無くすため
には、三回の印刷で第2図に示すようなドツト列6(ド
ラムの軸方向)の印刷位置がずれがないことと各ドツト
列のピツチPが一定であることが必要である。なお、d
は印刷開始位置を示す。このため記録紙2を巻きつける
ドラム1とそれを駆動するモータ5の間でスリツプがな
くかつドラム1の回転角と、モータ5の回転位相が常に
一定である必要があり、この条件を満たすため駆動モー
タ5には高性能のパルスモータが使用されコスト高の原
因の一つとなつている。又、パルスモータを使用しない
場合はドラム軸に磁気,光等によるエンコーダ(図示せ
ず)を直結しドラムの回転位置を検出して、その位置信
号によつてドツト列を印刷し、印刷開始位置d及びピツ
チPが常に一定に保たれるようにしており、これもコス
トアツプの一因となつている。更に、この場合、ドラム
の回転角を高精度に制御し、かつ、印刷位置を高精度に
保つためにはドラムの一回転あたりに非常に多くのパル
スを発生させるためのスリットあるいは他の周波数発生
基準となるものを高精度で刻むかあるいは付加せねばな
らず、高精度の加工が必要であり高価となりこれもコス
トアップの一因となる。
本発明の目的は、ドラム回転位置検出を簡単な方法で行
うことによつて安価なプリンタ制御システムを提供する
ことにある。
うことによつて安価なプリンタ制御システムを提供する
ことにある。
ドラム駆動モータに周波数ジエネレータ(以下FGと省
略)付の定速モータを使用し、駆動モータとドラムとの
連結はギヤ等スリツプのない構造で行うものとすれば、
ドラムの回転角度と駆動モータのFGの位相が一致する
のでFGパルスを計数してドツト列の印刷位置を決定し
てやればパルスモータを使用したり、ドラムに特別な位
置検出用エンコーダを付加することなく印刷ずれのない
重ね刷りが可能となる。本発明は、かかる原理に基いて
いる。
略)付の定速モータを使用し、駆動モータとドラムとの
連結はギヤ等スリツプのない構造で行うものとすれば、
ドラムの回転角度と駆動モータのFGの位相が一致する
のでFGパルスを計数してドツト列の印刷位置を決定し
てやればパルスモータを使用したり、ドラムに特別な位
置検出用エンコーダを付加することなく印刷ずれのない
重ね刷りが可能となる。本発明は、かかる原理に基いて
いる。
次に図を参照して本発明の一実施例を説明する。第3図
は本発明の一実施例を示す回路図である。同図において
5は定速モータ,7はモータ制御回路,8は定速制御の
ためモータ軸の回転に比例した信号を発生する周波数ジ
エネレータ(以下FGと略す),9は印刷開始を指示す
る信号発生器であり記録紙が一回転(ドラムが一回転)
した時に常に同一相対位置に来たときに立上り、1ペー
ジ分のドット列をプリントした後に立下る。10はゲート
回路であり前記9による信号が発生するまではFG8の
FGパルスを遮断する。11はFGパルスの計数器であり
本例では分周器である。12は感熱ヘツドの制御回路であ
り計数器11の信号の立ち上り(又は立ち下り)時を基準
としてその場所の画像情報に応じた時間、又は電力で感
熱ヘツド13を通電してやる。
は本発明の一実施例を示す回路図である。同図において
5は定速モータ,7はモータ制御回路,8は定速制御の
ためモータ軸の回転に比例した信号を発生する周波数ジ
エネレータ(以下FGと略す),9は印刷開始を指示す
る信号発生器であり記録紙が一回転(ドラムが一回転)
した時に常に同一相対位置に来たときに立上り、1ペー
ジ分のドット列をプリントした後に立下る。10はゲート
回路であり前記9による信号が発生するまではFG8の
FGパルスを遮断する。11はFGパルスの計数器であり
本例では分周器である。12は感熱ヘツドの制御回路であ
り計数器11の信号の立ち上り(又は立ち下り)時を基準
としてその場所の画像情報に応じた時間、又は電力で感
熱ヘツド13を通電してやる。
第4図は第3図の各部の信号のタイムチヤートである。
同図における(A)〜(D)は第3図における(A)〜(D)に対応
する。
同図における(A)〜(D)は第3図における(A)〜(D)に対応
する。
本実施例ではFG8の出力の8パルス毎にドット列をプ
リントする場合について説明する。まず、第4図(A)
は、FG8の出力であり、ゲート回路10によって印刷
開始信号(B)がHiの時に分周器11に入力される。
分周器11の出力(C)は第4図(C)に示すように、
4パルス毎にHi、Loを繰り返し、8パルス間隔でH
iに立上る。この8パルス間隔は第2図のドット列のピ
ッチPに相当する。また、本実施例では信号(D)がH
iの時サーマルヘッドへの通電が可能な期間であり、L
o時は通電禁止区間である。従って、計数器11の出力
(C)の立上りに連動して通電可能信号(D)(第4図
(D))は立上り、ラインヘッドである感熱ヘッドに所
定の電力を供給した後の所定時間後にLoになり、1ド
ット列をプリントする。ここで、FG8の出力がドット
列のピッチあたり8パルスとして説明したが、そのパル
ス数が大きくなければなるほど、第4図(B)がHiに
なってから第4図(C)がHiに立上るまでの時間差が
小さくなり、印刷開始位置の精度が向上する。すなわ
ち、低速で回転されるドラムに対して、スリップするこ
となく連結された伝達手段を介して高速回転のモータを
使用でき、そのモータに結合されたFGからのパルスで
ドラム位置を検出できるので、ドット列のピッチあたり
のFGパルスを容易に多くすることができ位置検出精度
が向上する。また、FGパルスで高速回転のモータを定
速制御するので、FGパルス数が多いということは、間
接的に低速回転のドラムを高精度で回転制御できる。
リントする場合について説明する。まず、第4図(A)
は、FG8の出力であり、ゲート回路10によって印刷
開始信号(B)がHiの時に分周器11に入力される。
分周器11の出力(C)は第4図(C)に示すように、
4パルス毎にHi、Loを繰り返し、8パルス間隔でH
iに立上る。この8パルス間隔は第2図のドット列のピ
ッチPに相当する。また、本実施例では信号(D)がH
iの時サーマルヘッドへの通電が可能な期間であり、L
o時は通電禁止区間である。従って、計数器11の出力
(C)の立上りに連動して通電可能信号(D)(第4図
(D))は立上り、ラインヘッドである感熱ヘッドに所
定の電力を供給した後の所定時間後にLoになり、1ド
ット列をプリントする。ここで、FG8の出力がドット
列のピッチあたり8パルスとして説明したが、そのパル
ス数が大きくなければなるほど、第4図(B)がHiに
なってから第4図(C)がHiに立上るまでの時間差が
小さくなり、印刷開始位置の精度が向上する。すなわ
ち、低速で回転されるドラムに対して、スリップするこ
となく連結された伝達手段を介して高速回転のモータを
使用でき、そのモータに結合されたFGからのパルスで
ドラム位置を検出できるので、ドット列のピッチあたり
のFGパルスを容易に多くすることができ位置検出精度
が向上する。また、FGパルスで高速回転のモータを定
速制御するので、FGパルス数が多いということは、間
接的に低速回転のドラムを高精度で回転制御できる。
上記の如く構成せしむれば、ドラム駆動用定速モータの
FGとドラム回転位置センサを共用することが出来コス
ト的にも非常に有利である。
FGとドラム回転位置センサを共用することが出来コス
ト的にも非常に有利である。
本発明によれば、前述のコスト低減の効果ばかりでなく
以下のようなメリツトもある。
以下のようなメリツトもある。
ドツト列印刷開始の信号をドラム軸から直接得ようとす
ると一画面数百本のドツト列から構成されるような高解
像度印刷の場合、ドラム一回転でドツト列数と同数又は
その整数倍であり等回転角で発生する信号が必要であ
る。それに対して本発明のシステムでは通常駆動モータ
とドラム間の減速比は数十〜数百となるのでドラム一回
転により発生する駆動モータに直結したFGからのFG
パルス数を非常に大きく選ぶ事が簡単にでき、その分位
置検出精度は向上する。又実施例の説明においてモータ
はFGを利用した定速モータとしたが、モータの回転位
相とドラムの回転位相さえ合つていれば良いのであるか
ら、FGがモータ軸に直結した構造であれば特に定速で
ある必要はないことは理解されるものと考える。
ると一画面数百本のドツト列から構成されるような高解
像度印刷の場合、ドラム一回転でドツト列数と同数又は
その整数倍であり等回転角で発生する信号が必要であ
る。それに対して本発明のシステムでは通常駆動モータ
とドラム間の減速比は数十〜数百となるのでドラム一回
転により発生する駆動モータに直結したFGからのFG
パルス数を非常に大きく選ぶ事が簡単にでき、その分位
置検出精度は向上する。又実施例の説明においてモータ
はFGを利用した定速モータとしたが、モータの回転位
相とドラムの回転位相さえ合つていれば良いのであるか
ら、FGがモータ軸に直結した構造であれば特に定速で
ある必要はないことは理解されるものと考える。
第1図は従来の転写形プリンタの既略を示す側面図、第
2図は記録紙の印刷ドツト列を示す説明図、第3図は本
発明の一実施例を示すブロツク図、第4図は第3図にお
ける各部信号のタイムチヤート、である。 符号の説明 1……回転ドラム、2……記録紙 3……転写紙、4……感熱ヘツド 5……駆動モータ、6……ドツト列 7……モータ制御回路、8……周波数発生器 9……印刷開始信号発生器 10……ゲート回路、11……計数器 12……感熱ヘツド制御回路 13……感熱ヘツド
2図は記録紙の印刷ドツト列を示す説明図、第3図は本
発明の一実施例を示すブロツク図、第4図は第3図にお
ける各部信号のタイムチヤート、である。 符号の説明 1……回転ドラム、2……記録紙 3……転写紙、4……感熱ヘツド 5……駆動モータ、6……ドツト列 7……モータ制御回路、8……周波数発生器 9……印刷開始信号発生器 10……ゲート回路、11……計数器 12……感熱ヘツド制御回路 13……感熱ヘツド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 信 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭55−140584(JP,A) 特開 昭56−19764(JP,A) 特開 昭56−27559(JP,A) 特開 昭56−31273(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】回転ドラムに装着された記録媒体上にライ
ンヘッドにより画素列毎に一定の間隔で記録情報を印刷
するプリンタにおいて、 前記回転ドラムに離間させて設置したモーターと、 前記回転ドラムと該モータとをスリップすることなく連
結する伝達手段と、 前記モータの軸に結合され軸の回転に比例した周波数の
信号を発生する周波数発生器と、 前記記録媒体の所定位置から印刷を開始するための印刷
開始信号を発生する印刷開始信号発生手段と、 該印刷開始信号の存在を条件に前記周波数発生器で発生
する信号の周波数を計数する計数手段とを備え、 前記モータにて前記伝達手段を介して前記回転ドラムを
回転させると共に、前記周波数発生器からの信号の周波
数を前記計数手段で計数し、該計数手段での所定計数毎
に各画素列に対する印刷位置を決定するように構成した
ことを特徴とするプリンタ制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59112965A JPH0644795B2 (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | プリンタ制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59112965A JPH0644795B2 (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | プリンタ制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60257656A JPS60257656A (ja) | 1985-12-19 |
JPH0644795B2 true JPH0644795B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=14599969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59112965A Expired - Lifetime JPH0644795B2 (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | プリンタ制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644795B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55140584A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-04 | Canon Inc | Recording device |
JPS5619764A (en) * | 1979-07-26 | 1981-02-24 | Yokogawa Hewlett Packard Ltd | Ink-jet recording device |
JPS5627559A (en) * | 1979-08-14 | 1981-03-17 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | Position synchronizing method for rotary drum and scanning point of drum type picture scanning recorder |
JPS5925421B2 (ja) * | 1979-08-24 | 1984-06-18 | 大日本スクリ−ン製造株式会社 | 画像走査記録装置における記録位置制御方法 |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP59112965A patent/JPH0644795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60257656A (ja) | 1985-12-19 |
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