JPH064477Y2 - 車載用音響機器 - Google Patents

車載用音響機器

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JPH064477Y2
JPH064477Y2 JP3951988U JP3951988U JPH064477Y2 JP H064477 Y2 JPH064477 Y2 JP H064477Y2 JP 3951988 U JP3951988 U JP 3951988U JP 3951988 U JP3951988 U JP 3951988U JP H064477 Y2 JPH064477 Y2 JP H064477Y2
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JP
Japan
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operation panel
button
front grill
audio equipment
panel section
Prior art date
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JP3951988U
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JPH01146385U (ja
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勝也 吉川
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は車載用音響機器に関し、さらに詳しくは、カ
セットテープデッキと、チューナなどのように少なくと
も2種の機能をもつ車載用音響機器のフロント回りの改
良に関する。
【従来の技術】
車載用音響機器は、狭い車内のダッシュボード回りに搭
載されるものであるから、小型であることが要求され、
とくに、ダッシュボードにおける占有面積を小さくする
ことが不可欠とされている。 例えば、第4図に示されているように、音響機器1のフ
ロントグリル2には操作パネル部3が上縁を開放縁とし
て枢着されていて、このフロントグリル2にはカセット
ハーフのローディングスロット2Aがあり、操作パネル部
3には各種ディスプレイならびに操作釦群を配置して構
成したものが知られている。 また、第5図に示されているように、操作パネル部3は
枢着取付けでなく、下端縁が手前に、上端縁が下方にそ
れぞれ移動し、全体として操作パネル部3が前面側にす
べり落ちる状態で繰り出されるものも知られている。
【考案が解決しようとする課題】
上述のような従来の車載用音響機器のうち前者は、通称
フラップ方式と云われるもので、テープデッキとして使
用している場合には操作パネル部3のディスプレイが下
向きの姿勢になってしまい、ディスプレイ本来の機能を
果すことができない。 また、後者は、操作パネル部3に設けた各種操作釦群が
全て視界に入り、例えばカセットテープを再生中にもチ
ューナ機能のための操作釦やディスプレイが視界に入る
ことになり、煩わしいなどの問題があった。 加えて、前後両者の音響機器では、操作パネル部3が手
前側に水平状態に張出して使用されるために、音響機器
の下段位置に他の機器が存在する場合にはその機器が見
えなくなり、操作もできないなどの問題があった。 そこで、この考案は操作パネル部による車両上の煩わし
さや、他の機器に対する操作上の妨げなどが生じない操
作パネル部をもつ車載用音響機器を提供しようとするも
のである。
【課題を解決するための手段】
この考案は上述のような目的を達成するために、フロン
トグリルと、このフロントグリルの高さ寸法より小なる
寸法の操作パネル部と、この操作パネル部をフロントパ
ネルの前面に沿って上下動させる駆動部とを備え、前記
フロントグリルと操作パネル部の寸法差に相当するフロ
ントグリルの縁部には、少なくともカセットハーフロー
ディングスロットがあり、その縁部と反対の縁部に沿っ
て操作釦群が配置されており、前記操作パネル部には音
響機器ディスプレイと、上下両縁に沿って多機能操作釦
群が配置されていて、前記操作パネル部を上下動させる
ことで、カセットデッキ、あるいはチューナなどのよう
な2種の機能のうち一の機能を選択できるように構成し
たことを特徴とするものである。
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付した図面の第1図ない
し、第3図に沿って説明する。これらの図において、符
号10は音響機器を構成するフロントグリルを示し、この
フロントグリル10の上縁部にはカセットハーフをローデ
ィングするためのスロット11が形成されている。このフ
ロントグリル10は幅寸法H、高さ寸法Tをした略々長方
形をしていて、前記スロット11と反対縁である下縁部に
は、チューナ機能の場合に使用するマニュアルチューニ
ング釦12、シークチューニング釦13が配置され、さらに
は、その他の操作釦14が配置されている。 このようなフロントグリル10の高さ寸法Tより小さく、
スロット11、あるいは、マニュアルチューニング釦12、
シークチューニング釦13などの配置された下縁部の領域
を露呈できる高さ寸法tの操作パネル部20が用意され、
この操作パネル部20は、フロントグリル10の幅寸法Hよ
りやや狭いもの(h寸法)になっている。 この操作パネル部20の上縁部には、ボリウム操作釦21、
トーン調節釦22、テープのポジション切換釦23、ラジオ
釦24、および操作パネル部20の上下動のアップダウン釦
25が配列されている。 さらに、操作パネル部20の下縁部には、一釦二機能とな
る7つの操作釦26A,26B,27A,27B,27C,27D,27Eが配列さ
れている。 これらの操作釦には、次のような機能が与えられてい
る。 操作パネル部20の上下両縁の中間部は各種のディスプレ
イ28になっており、ボリウムディスプレイ28A、音質デ
ィスプレイ28B、音場ディスプレイ28C、選局−テープ方
向ディスプレイ28D、周波数−テープモードディスプレ
イ28E、ステイション−テープポジションディスプレイ2
8Fが、液晶あるいは発光ダイオードなどのイルミネーシ
ョン機能が与えられて構成されている。 そして、操作パネル部20は|H−h|のストローク寸法
内で上下方向に移動でき、第3図に略示するように、操
作パネル部20の裏面に駆動部30を構成するラック31が突
設形成されていて、このラック31に対して音響機器内に
設けたピニオン32が噛合し、ピニオン32が駆動されるこ
とで、上下方向に操作パネル部20が駆動される。 第1図は操作パネル部20のアップモードの状態を示し、
音響機器としてチューナ機能となっており、操作釦26A
はAM−FM切換釦として機能し、操作釦26Bはオート
メモリ釦として機能している。 また、操作釦27A〜27Eは選局1〜選局5の選局釦として
機能している。 このアップモードでは、操作パネル部20によりスロット
11は閉塞状態におかれ、テープデッキの機能はアイドル
状態になっている。 そして、ボリウム操作釦21のアップアンドダウン操作で
音量を調節すると、その状態がボリウムディスプレイ28
Aにグラフィック表示され、トーン調節釦22の操作によ
り音質が選択されると共に、音質ディスプレイ28Bによ
り音質が表示される。 さらには、選局−テープ方向ディスプレイ28DにはF
M,AMの表示がされ、周波数−テープモードディスプ
レイ28Eには受信周波数、ステイション−テープポジシ
ョンディスプレイ28Fには選局チャンネルがそれぞれ表
示される。 アップダウン釦25を押して操作パネル部20をダウンモー
ドにすると(第2図)、フロントグリル10のスロット11
が顕われてテープデッキ機能に切換えられる。 即ち、操作釦26A,26Bはエジェクト釦、プログラム釦と
して機能し、操作釦27A,27B,27C,27D,27Eはそれぞれミ
ュージックサーチ(アップ)、巻戻し、早送り、ミュー
ジックサーチ(ダウン)、ドルビーノイスリダクション
選択釦として機能している。 ディスプレイ28においては、ボリウムディスプレイ28
A、音質ディスプレイ28B、音場ディスプレイ28C、選局
−テープ方向ディスプレイ28D、周波数−テープモード
ディスプレイ28E、ステイション−テープポジションデ
ィスプレイ28Fにそれぞれシンボル表示される。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案の車載用音響
機器によれば、操作パネル部がフロントグリルに沿って
上下動し、アップモード、あるいは、ダウンモードにな
り得て、音響機器の顕在機能に応じて機器前面の態様、
表示を切換え得るように構成したから、次のような効果
がある。 (a)機器機能に必要な操作釦だけが表面に顕われる。 (b)スペースの有効利用を図り得る。 (c)他の機器の操作を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図、および、第2図はこの考案の車載用音響機器の
前面の態様を示す説明正面図、第3図は駆動部の説明
図、第4図、および、第5図は従来の車載用音響機器の
説明斜面図である。 10……フロントグリル 11……スロット、12……マニュアルチューニング釦、13
……シークチューニング釦 20……操作パネル部 21……ボリウム操作釦、22……トーン調節釦、23……ポ
ジション切換釦、24……ラジオ釦、25……アップダウン
釦、26,27……操作釦 30……駆動部 31……ラック、32……ピニオン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載用音響機器のフロントグリル前面に操
    作パネル部を備える車載用音響機器において、 フロントグリルと、このフロントグリルの高さ寸法より
    小なる寸法の操作パネル部と、この操作パネル部をフロ
    ントパネルの前面に沿って上下動させる駆動部とを備
    え、前記フロントグリルと操作パネル部の寸法差に相当
    するフロントグリルの縁部には、少なくともカセットハ
    ーフローディングスロットがあり、その縁部と反対の縁
    部に沿って操作釦群が配置されており、 前記操作パネル部には音響機器ディスプレイと、上下両
    縁に沿って多機能操作釦群が配置されていて、 前記操作パネル部を上下動させることで、カセットデッ
    キ、あるいはチューナなどのような2種の機能のうち一
    の機能を選択できるように構成したことを特徴とする車
    載用音響機器。
JP3951988U 1988-03-25 1988-03-25 車載用音響機器 Expired - Lifetime JPH064477Y2 (ja)

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JP3951988U JPH064477Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 車載用音響機器

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JP3951988U JPH064477Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 車載用音響機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01146385U JPH01146385U (ja) 1989-10-09
JPH064477Y2 true JPH064477Y2 (ja) 1994-02-02

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JP3951988U Expired - Lifetime JPH064477Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 車載用音響機器

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