JPH064470B2 - ウエブの巻取装置 - Google Patents
ウエブの巻取装置Info
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- JPH064470B2 JPH064470B2 JP27538490A JP27538490A JPH064470B2 JP H064470 B2 JPH064470 B2 JP H064470B2 JP 27538490 A JP27538490 A JP 27538490A JP 27538490 A JP27538490 A JP 27538490A JP H064470 B2 JPH064470 B2 JP H064470B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、紙等の広幅帯状材の如くウエブを巻取る、ウ
エブの巻取装置に関する。
エブの巻取装置に関する。
[従来の技術] 従来、ウエブの巻取装置は、巻取ウエブに対する駆動方
式により、巻取ウエブの胴面を駆動するサーフェイス式
と、巻取ウエブの巻芯を駆動するセンタ式とに分類され
る。
式により、巻取ウエブの胴面を駆動するサーフェイス式
と、巻取ウエブの巻芯を駆動するセンタ式とに分類され
る。
ここで、近年需要の高まってきたカプセル・コーティン
グの塗工ラインに設置すべき巻取装置の如くにあって
は、製品ウエブの塗工面が弱く、損傷を受け易いもので
あるため、駆動方式上、サーフェイス式は不適当であ
り、センタ式が採用される。
グの塗工ラインに設置すべき巻取装置の如くにあって
は、製品ウエブの塗工面が弱く、損傷を受け易いもので
あるため、駆動方式上、サーフェイス式は不適当であ
り、センタ式が採用される。
そして、センタ式巻取装置は、更に、ターレット型と横
移動型とに分類されるが、巻取条件として大径広幅ウエ
ブを考慮すると、ターレット型では旋回スペースもさる
ことながら、強度上種々問題が多く、必然的に横移動型
に限定されることとなる。
移動型とに分類されるが、巻取条件として大径広幅ウエ
ブを考慮すると、ターレット型では旋回スペースもさる
ことながら、強度上種々問題が多く、必然的に横移動型
に限定されることとなる。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来の横移動型の巻取装置では、高速連続
運動ができないという問題点がある。
運動ができないという問題点がある。
本発明は、横移動型の巻取装置において、高速連続巻取
運転できるようにすることを目的とする。
運転できるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、ウエブ巻取ライン方向に延
在せしめられて巻取スプールを支持できる巻取支持レー
ルと、巻取支持レールに沿って往復動できる移動ベース
と、移動ベース上に載架され、巻取支持レール上に供給
される巻取スプールと連結される第1巻取駆動部及び第
2巻取駆動部と、第1巻取駆動部を巻取支持レールに沿
う巻取開始位置に停留する第1停留手段と、第1巻取駆
動部を移動ベースにロックする第1ロック手段と、第2
巻取駆動部を巻取支持レールに沿う巻取開始位置に停留
する第2停留手段と、第2巻取駆動部を移動ベースにロ
ックする第2ロック手段と、移動ベース、及び各巻取駆
動部等を制御する制御手段とを有して構成されるウエブ
の巻取装置であって、制御手段は、 第1巻取駆動部を第1停留手段にて巻取開始位置に停
留させながら、該第1巻取駆動部に連結される巻取スプ
ールを駆動し該巻取スプールにウエブを巻取開始し、 上記巻取開始後、第1巻取駆動部を第1ロック手段に
て移動ベースにロックし、かつ第1停留手段による巻取
開始位置への停留を解除し、第1巻取駆動部にて駆動さ
れる巻取スプールまわりのウエブ巻太りに従い移動ベー
スを移動し、該移動ベースの移動とともに該巻取駆動部
及び巻取スプールを巻取開始位置より移行させ、 上記を経て第1巻取駆動部により駆動される巻取ス
プールへの巻終り時に、移動ベースの移動調整により該
巻取駆動部及び巻取スプールをウエブ継ぎ位置に設定
し、 第2停留手段にて巻取開始位置に停留せしめられてい
る第2巻取駆動部に新規巻取スプールを連結して駆動
し、上記にて巻終り状態にあるウエブを該新規巻取ス
プールに自動接続して巻取り開始し、 上記のウエブの自動接続後、上記にて巻終り状態
にあるウエブを巻取スプールとともに排出位置に移行さ
せ、 上記の巻終りウエブの移行後、移動ベースを移動
し、該移動ベースに未だロックされている第1巻取駆動
部を巻取開始位置へ復帰せしめ、該巻取駆動部を第1停
留手段にて巻取開始位置に停留させ、かつ第1ロック手
段による移動ベースとのロックを解除し、 上記にて巻取開始状態にある巻取スプールを駆動し
ている第2巻取駆動部を第2ロック手段にて移動ベース
にロックし、かつ第2停留手段による巻取開始位置への
停留を解除し、第2巻取駆動部にて駆動される巻取スプ
ールまわりのウエブ巻太りに従い移動ベースを移動し、
該移動ベースの移動とともに該巻取駆動部及び巻取スプ
ールを巻取開始位置より移行させ、 上記を経て第2巻取駆動部により駆動される巻取ス
プールへの巻終り時に、移動ベースの移動調整により該
巻取駆動部及び巻取スプールをウエブ継ぎ位置に設定
し、 上記にて第1停留手段により巻取開始位置に停留せ
しめられている第1巻取駆動部に新規スプールを連結し
て駆動し、上記にて巻終り状態にあるウエブを該新規
巻取スプールに自動接続して巻取開始し、以後、上記
〜を循環的にくり返すようにしたものである。
在せしめられて巻取スプールを支持できる巻取支持レー
ルと、巻取支持レールに沿って往復動できる移動ベース
と、移動ベース上に載架され、巻取支持レール上に供給
される巻取スプールと連結される第1巻取駆動部及び第
2巻取駆動部と、第1巻取駆動部を巻取支持レールに沿
う巻取開始位置に停留する第1停留手段と、第1巻取駆
動部を移動ベースにロックする第1ロック手段と、第2
巻取駆動部を巻取支持レールに沿う巻取開始位置に停留
する第2停留手段と、第2巻取駆動部を移動ベースにロ
ックする第2ロック手段と、移動ベース、及び各巻取駆
動部等を制御する制御手段とを有して構成されるウエブ
の巻取装置であって、制御手段は、 第1巻取駆動部を第1停留手段にて巻取開始位置に停
留させながら、該第1巻取駆動部に連結される巻取スプ
ールを駆動し該巻取スプールにウエブを巻取開始し、 上記巻取開始後、第1巻取駆動部を第1ロック手段に
て移動ベースにロックし、かつ第1停留手段による巻取
開始位置への停留を解除し、第1巻取駆動部にて駆動さ
れる巻取スプールまわりのウエブ巻太りに従い移動ベー
スを移動し、該移動ベースの移動とともに該巻取駆動部
及び巻取スプールを巻取開始位置より移行させ、 上記を経て第1巻取駆動部により駆動される巻取ス
プールへの巻終り時に、移動ベースの移動調整により該
巻取駆動部及び巻取スプールをウエブ継ぎ位置に設定
し、 第2停留手段にて巻取開始位置に停留せしめられてい
る第2巻取駆動部に新規巻取スプールを連結して駆動
し、上記にて巻終り状態にあるウエブを該新規巻取ス
プールに自動接続して巻取り開始し、 上記のウエブの自動接続後、上記にて巻終り状態
にあるウエブを巻取スプールとともに排出位置に移行さ
せ、 上記の巻終りウエブの移行後、移動ベースを移動
し、該移動ベースに未だロックされている第1巻取駆動
部を巻取開始位置へ復帰せしめ、該巻取駆動部を第1停
留手段にて巻取開始位置に停留させ、かつ第1ロック手
段による移動ベースとのロックを解除し、 上記にて巻取開始状態にある巻取スプールを駆動し
ている第2巻取駆動部を第2ロック手段にて移動ベース
にロックし、かつ第2停留手段による巻取開始位置への
停留を解除し、第2巻取駆動部にて駆動される巻取スプ
ールまわりのウエブ巻太りに従い移動ベースを移動し、
該移動ベースの移動とともに該巻取駆動部及び巻取スプ
ールを巻取開始位置より移行させ、 上記を経て第2巻取駆動部により駆動される巻取ス
プールへの巻終り時に、移動ベースの移動調整により該
巻取駆動部及び巻取スプールをウエブ継ぎ位置に設定
し、 上記にて第1停留手段により巻取開始位置に停留せ
しめられている第1巻取駆動部に新規スプールを連結し
て駆動し、上記にて巻終り状態にあるウエブを該新規
巻取スプールに自動接続して巻取開始し、以後、上記
〜を循環的にくり返すようにしたものである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明に
おいて更に、第1または第2の巻取駆動部にて駆動され
る巻取スプールの巻取ウエブ表面に当接する接触ロール
を有し、該巻取スプールを駆動する巻取駆動部が巻取開
始位置に停留されている間、接触ロールは該巻取ウエブ
の巻太りに応じて移動できるように構成されるようにし
たものである。
おいて更に、第1または第2の巻取駆動部にて駆動され
る巻取スプールの巻取ウエブ表面に当接する接触ロール
を有し、該巻取スプールを駆動する巻取駆動部が巻取開
始位置に停留されている間、接触ロールは該巻取ウエブ
の巻太りに応じて移動できるように構成されるようにし
たものである。
[作用] 第1と第2の2組の巻取駆動部を交番的に稼動できるよ
うに配置し、一方の巻取駆動部が巻太り工程を終了しつ
つある巻終り時に、他方の巻取駆動部が新たな巻取りを
開始できるように、巻終り状態にあるウエブを新規巻取
スプールに自動接続できるようにした。従って、横移動
型の巻取装置において、ウエブの自動継ぎ連続運転が実
現でき、大径広幅ウエブ等を高速連続巻取運転できる。
うに配置し、一方の巻取駆動部が巻太り工程を終了しつ
つある巻終り時に、他方の巻取駆動部が新たな巻取りを
開始できるように、巻終り状態にあるウエブを新規巻取
スプールに自動接続できるようにした。従って、横移動
型の巻取装置において、ウエブの自動継ぎ連続運転が実
現でき、大径広幅ウエブ等を高速連続巻取運転できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る巻取装置を示す側面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の正面
図、第4図は巻取支持レールと移動ベースと巻太り段階
用スプール保持アームを示す斜視図、第5図は巻取開始
段階用スプール保持アームを示す側面図、第6図は巻取
スプールを示す断面図、第7図(A)〜(G)は巻取装
置の作業工程を示す模式図である。
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の正面
図、第4図は巻取支持レールと移動ベースと巻太り段階
用スプール保持アームを示す斜視図、第5図は巻取開始
段階用スプール保持アームを示す側面図、第6図は巻取
スプールを示す断面図、第7図(A)〜(G)は巻取装
置の作業工程を示す模式図である。
巻取装置10は、第1図〜第3図に示す如く、2本の平
行な巻取支持レール11を備える。巻取支持レール11
は、ウエブ1の巻取ライン方向に延在せしめられて巻取
スプール2の両端部を支持できる。
行な巻取支持レール11を備える。巻取支持レール11
は、ウエブ1の巻取ライン方向に延在せしめられて巻取
スプール2の両端部を支持できる。
巻取装置10は、巻取支持レール11に沿う3位置のそ
れぞれを、巻取開始位置A、ウエブ継ぎ位置B、ウエブ
排出位置Cとしている。
れぞれを、巻取開始位置A、ウエブ継ぎ位置B、ウエブ
排出位置Cとしている。
巻取装置10は、移動ベース12を備える。移動ベース
12は、直線移動ガイド13上に滑らかに移動可能に載
架され、モータ14にて駆動される送りねじ15の回転
により、巻取支持レール11に沿って巻取開始位置Aと
ウエブ継ぎ位置Bの間を往復動できる。
12は、直線移動ガイド13上に滑らかに移動可能に載
架され、モータ14にて駆動される送りねじ15の回転
により、巻取支持レール11に沿って巻取開始位置Aと
ウエブ継ぎ位置Bの間を往復動できる。
尚、巻取装置10は、巻取開始位置Aでは、巻取支持レ
ール11に配設してあるスプール保持アーム16にて巻
取スプール2を保持し、巻取開始位置A〜ウエブ継ぎ位
置Bでは、移動ベース12に配設してあるスプール保持
アーム17にて巻取スプール2を保持し、ウエブ排出位
置Cでは、巻取支持レール11に配設してあるスプール
保持具18にて巻取スプール2を保持する。
ール11に配設してあるスプール保持アーム16にて巻
取スプール2を保持し、巻取開始位置A〜ウエブ継ぎ位
置Bでは、移動ベース12に配設してあるスプール保持
アーム17にて巻取スプール2を保持し、ウエブ排出位
置Cでは、巻取支持レール11に配設してあるスプール
保持具18にて巻取スプール2を保持する。
このとき、スプール保持アーム16、17は、巻取開始
位置Aにおいて巻取開始段階経過後の巻取スプール5を
スプール保持アーム16からスプール保持アーム17に
引き渡すため、互いに昇降可能になっている。即ち、ス
プール保持アーム16は、第5図に示す如く、巻取支持
レール11に支持してあるモータ19にて駆動される昇
降ねじ20にアーム基部16Aを螺着することにて昇降
可能となっている。また、スプール保持アーム17は、
第4図に示す如く、移動ベース12に載架してあるモー
タ21にて駆動されるねじジャッキ22にて昇降可能と
なっている。
位置Aにおいて巻取開始段階経過後の巻取スプール5を
スプール保持アーム16からスプール保持アーム17に
引き渡すため、互いに昇降可能になっている。即ち、ス
プール保持アーム16は、第5図に示す如く、巻取支持
レール11に支持してあるモータ19にて駆動される昇
降ねじ20にアーム基部16Aを螺着することにて昇降
可能となっている。また、スプール保持アーム17は、
第4図に示す如く、移動ベース12に載架してあるモー
タ21にて駆動されるねじジャッキ22にて昇降可能と
なっている。
また、巻取スプール2は、第6図に示す如く、スプール
軸端3に軸受4を介して転動体5を備え、この転動体5
を巻取支持レール11上に載架するとともに、スプール
保持アーム16または17にて巻取ライン方向に保持さ
れるようになっている。
軸端3に軸受4を介して転動体5を備え、この転動体5
を巻取支持レール11上に載架するとともに、スプール
保持アーム16または17にて巻取ライン方向に保持さ
れるようになっている。
また、スプール保持具18は、第1図に示す如く、ウエ
ブ排出位置Cに搬入された巻取ウエブの巻取スプール2
を、シリンダ23にて駆動される保持アーム24にて保
持される。
ブ排出位置Cに搬入された巻取ウエブの巻取スプール2
を、シリンダ23にて駆動される保持アーム24にて保
持される。
巻取装置10は、巻取支持レール11の一方の側部に、
第1巻取駆動部31と第1停留ピン32と第1ロックピ
ン33とを備えている。
第1巻取駆動部31と第1停留ピン32と第1ロックピ
ン33とを備えている。
第1巻取駆動部31は移動ベース12上の一方の側部に
敷設した直線移動ガイド25上に滑らかに相対移動可能
に載架され、巻取支持レール11上に供給される巻取ス
プール2と連結されるチャック34を備えるとともに、
該チャック34を介して巻取スプール2を回転せしめる
モータ35を備えている。巻取装置10は、この巻取ス
プール2の回転によりウエブ1を巻取る。
敷設した直線移動ガイド25上に滑らかに相対移動可能
に載架され、巻取支持レール11上に供給される巻取ス
プール2と連結されるチャック34を備えるとともに、
該チャック34を介して巻取スプール2を回転せしめる
モータ35を備えている。巻取装置10は、この巻取ス
プール2の回転によりウエブ1を巻取る。
第1停留ピン32は、巻取開始位置Aにおける移動ベー
ス12の側方に配設され、第1巻取駆動部31による巻
取開始段階で、第1巻取駆動部31に係合するように突
出し、第1巻取駆動部31を巻取支持レール11に沿う
巻取開始位置Aに停留せしめる。
ス12の側方に配設され、第1巻取駆動部31による巻
取開始段階で、第1巻取駆動部31に係合するように突
出し、第1巻取駆動部31を巻取支持レール11に沿う
巻取開始位置Aに停留せしめる。
第1ロックピン33は、第1巻取駆動部31に内蔵さ
れ、第1巻取駆動部31による巻太り段階で、移動ベー
ス12に係合するように突出し、第1巻取駆動部31を
移動ベース12にロックし、結果として移動ベース12
の移動とともに第1巻取駆動部31及び巻取スプール2
を巻取開始位置Aからウエブ継ぎ位置D側に移行させ
る。
れ、第1巻取駆動部31による巻太り段階で、移動ベー
ス12に係合するように突出し、第1巻取駆動部31を
移動ベース12にロックし、結果として移動ベース12
の移動とともに第1巻取駆動部31及び巻取スプール2
を巻取開始位置Aからウエブ継ぎ位置D側に移行させ
る。
また、巻取装置10は、巻取支持レール11の他方の側
部に、第2巻取駆動部41と第2停留ピン42と、第2
ロックピン43とを備えている。
部に、第2巻取駆動部41と第2停留ピン42と、第2
ロックピン43とを備えている。
第2巻取駆動部41は移動ベース12上の他方の側部に
敷設した直線移動ガイド26上に滑らかに相対移動可能
に載架され、巻取支持レール11上に供給される巻取ス
プール2と連結されるチャック44を備えるとともに、
該チャック44を介して巻取スプール2を回転せしめる
モータ45を備えている。巻取装置10は、この巻取ス
プール2の回転によりウエブ1を巻取る。
敷設した直線移動ガイド26上に滑らかに相対移動可能
に載架され、巻取支持レール11上に供給される巻取ス
プール2と連結されるチャック44を備えるとともに、
該チャック44を介して巻取スプール2を回転せしめる
モータ45を備えている。巻取装置10は、この巻取ス
プール2の回転によりウエブ1を巻取る。
第2停留ピン42は、巻取開始位置Aにおける移動ベー
ス12の側方に配設され、第2巻取駆動部41による巻
取開始段階で、第2巻取駆動部41に係合するように突
出し、第2巻取駆動部41を巻取支持レール11に沿う
巻取開始位置Aに停留せしめる。
ス12の側方に配設され、第2巻取駆動部41による巻
取開始段階で、第2巻取駆動部41に係合するように突
出し、第2巻取駆動部41を巻取支持レール11に沿う
巻取開始位置Aに停留せしめる。
第2ロックピン43は、第2巻取駆動部41に内蔵さ
れ、第2巻取駆動部41による巻太り段階で、移動ベー
ス12に係合するように突出し、第2巻取駆動部41を
移動ベース12にロックし、結果として移動ベース12
の移動とともに第2巻取駆動部41及び巻取スプール2
を巻取開始位置Aからウエブ継ぎ位置B側に移行させ
る。
れ、第2巻取駆動部41による巻太り段階で、移動ベー
ス12に係合するように突出し、第2巻取駆動部41を
移動ベース12にロックし、結果として移動ベース12
の移動とともに第2巻取駆動部41及び巻取スプール2
を巻取開始位置Aからウエブ継ぎ位置B側に移行させ
る。
更に、巻取装置10は、第1図に示す如く、スプール供
給装置51を備えている。スプール供給装置51は、ス
プール供給レール52を備えるとともに、シリンダ53
にて回転せしめられるスプール供給アーム54、及びア
ーム54に配設されるシリンダ55にて開閉せしめられ
るスプールチャック56を備えている。これにより、ス
プール供給装置51は、スプール供給レール52上の巻
取スプール2をスプール供給アーム54のスプールチャ
ック56にてつかみ、この巻取スプール2を前述の如く
巻取開始位置Aに配設されているスプール保持アーム1
6に供給する。
給装置51を備えている。スプール供給装置51は、ス
プール供給レール52を備えるとともに、シリンダ53
にて回転せしめられるスプール供給アーム54、及びア
ーム54に配設されるシリンダ55にて開閉せしめられ
るスプールチャック56を備えている。これにより、ス
プール供給装置51は、スプール供給レール52上の巻
取スプール2をスプール供給アーム54のスプールチャ
ック56にてつかみ、この巻取スプール2を前述の如く
巻取開始位置Aに配設されているスプール保持アーム1
6に供給する。
また、巻取装置10は、第1図、第2図に示す如く、コ
ンタクトワゴン61を備えている。コンタクトワゴン6
1は、シリンダ62にて揺動される支持アーム63に接
触ロール64を有し、この接触ロール64を、巻取駆動
部31、41にて駆動される巻取スプール2の巻取ウエ
ブ表面に一定圧で当接せしめ、巻取ウエブの巻姿を整え
ることを可能としている。そして、前述のスプール供給
装置51にて新規巻取スプール2がスプール保持アーム
16に供給されるとき、その供給作業スペース確保のた
め、接触ロール64はシリンダ62の作動により第1図
に示す作業位置から退避位置(第7図(C)参照)に退
避できる。ここで、コンタクトワゴン61は、架台65
に設けた直線移動ガイド66上に滑らかに移動可能に載
架されており、不図示のモータにより第1図に実線で示
す前進位置と2点鎖線で示す後退位置との間を移動でき
る。これにより、巻取スプール2を駆動する巻取駆動部
31、41が巻取開始位置Aに停留されている間、接触
ロール64は巻取ウエブの巻太りに応じて移動できる。
ンタクトワゴン61を備えている。コンタクトワゴン6
1は、シリンダ62にて揺動される支持アーム63に接
触ロール64を有し、この接触ロール64を、巻取駆動
部31、41にて駆動される巻取スプール2の巻取ウエ
ブ表面に一定圧で当接せしめ、巻取ウエブの巻姿を整え
ることを可能としている。そして、前述のスプール供給
装置51にて新規巻取スプール2がスプール保持アーム
16に供給されるとき、その供給作業スペース確保のた
め、接触ロール64はシリンダ62の作動により第1図
に示す作業位置から退避位置(第7図(C)参照)に退
避できる。ここで、コンタクトワゴン61は、架台65
に設けた直線移動ガイド66上に滑らかに移動可能に載
架されており、不図示のモータにより第1図に実線で示
す前進位置と2点鎖線で示す後退位置との間を移動でき
る。これにより、巻取スプール2を駆動する巻取駆動部
31、41が巻取開始位置Aに停留されている間、接触
ロール64は巻取ウエブの巻太りに応じて移動できる。
また、巻取装置10は、第1図に示す如く、移動ベース
12上に、シリンダ102にて揺動される接触ロール1
01を有している。接触ロール101は、巻取スプール
2がウエブ継ぎ位置Bに設定されたとき、巻取スプール
2の巻取ウエブ表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻
姿を維持する。
12上に、シリンダ102にて揺動される接触ロール1
01を有している。接触ロール101は、巻取スプール
2がウエブ継ぎ位置Bに設定されたとき、巻取スプール
2の巻取ウエブ表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻
姿を維持する。
尚、巻取装置10は、第1図に示す如く、シリンダ71
にて揺動されるウエブ排出アーム72を備えている。ウ
エブ排出アーム72は、ウエブ継ぎ位置Bにてウエブの
自動接続を終了した巻終り状態のウエブをその巻取スプ
ール2とともにウエブ排出位置Cに移行させる。
にて揺動されるウエブ排出アーム72を備えている。ウ
エブ排出アーム72は、ウエブ継ぎ位置Bにてウエブの
自動接続を終了した巻終り状態のウエブをその巻取スプ
ール2とともにウエブ排出位置Cに移行させる。
然して、巻取装置10は、移動ベース12、各巻取駆動
部31、41等を制御する制御装置81を有している。
巻取装置10は、制御装置81により、下記〜の如
く作動せしめられる。
部31、41等を制御する制御装置81を有している。
巻取装置10は、制御装置81により、下記〜の如
く作動せしめられる。
第1巻取駆動部31を第1停留ピン32にて巻取開始
位置Aに停留させながら、第1巻取駆動部31に連結さ
れる巻取スプール2を駆動し該巻取スプール2にウエブ
1を巻取開始する。
位置Aに停留させながら、第1巻取駆動部31に連結さ
れる巻取スプール2を駆動し該巻取スプール2にウエブ
1を巻取開始する。
このとき、巻取スプール2は巻取支持レール11に配設
してあるスプール保持アーム16に保持される。
してあるスプール保持アーム16に保持される。
この巻取開始位置Aにてウエブ1を巻取る間、接触ロー
ル64はコンタクトワゴン61の後退位置側への移動と
ともに、巻取ウエブの巻太りに応じて移動し、巻取ウエ
ブの表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻姿を整え
る。
ル64はコンタクトワゴン61の後退位置側への移動と
ともに、巻取ウエブの巻太りに応じて移動し、巻取ウエ
ブの表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻姿を整え
る。
上記巻取開始後、第1巻取駆動部31を第1ロックピ
ン33にて移動ベース12にロックし、かつ第1停留ピ
ン32による巻取開始位置Aへの停留を解除し、第1巻
取駆動部31にて駆動される巻取スプール2まわりのウ
エブ巻太りに従い移動ベース12を移動し、該移動ベー
ス12の移動とともに該巻取駆動部31及び巻取スプー
ル2を巻取開始位置Aより移行させる(第7図(A)参
照)。
ン33にて移動ベース12にロックし、かつ第1停留ピ
ン32による巻取開始位置Aへの停留を解除し、第1巻
取駆動部31にて駆動される巻取スプール2まわりのウ
エブ巻太りに従い移動ベース12を移動し、該移動ベー
ス12の移動とともに該巻取駆動部31及び巻取スプー
ル2を巻取開始位置Aより移行させる(第7図(A)参
照)。
このとき、巻取スプール2は移動ベース12に配設され
ているスプール保持アーム17に保持され、かつ巻取支
持レール11に配設されているスプール保持アーム16
から解放される。
ているスプール保持アーム17に保持され、かつ巻取支
持レール11に配設されているスプール保持アーム16
から解放される。
この巻取開始位置Aからウエブ継ぎ位置Bの区間にてウ
エブを巻取る間、接触ロール64はコンタクトワゴン6
1の後退位置から前進位置への戻り移動、及び前進位置
での停止状態下で、巻取ウエブの表面に一定圧で当接
し、巻取ウエブの巻姿を整える。
エブを巻取る間、接触ロール64はコンタクトワゴン6
1の後退位置から前進位置への戻り移動、及び前進位置
での停止状態下で、巻取ウエブの表面に一定圧で当接
し、巻取ウエブの巻姿を整える。
上記を経て第1巻取駆動部31により駆動される巻
取スプール2への巻終り時に、移動ベース12の移動調
整により該巻取駆動部31及び巻取スプール2をウエブ
継ぎ位置Bに設定する(第7図(B)参照)。このウエ
ブ継ぎ位置Bにおいては、接触ロール101が巻取スプ
ール2の巻取ウエブの表面に一定圧で当接し、巻取ウエ
ブの巻姿を維持する。
取スプール2への巻終り時に、移動ベース12の移動調
整により該巻取駆動部31及び巻取スプール2をウエブ
継ぎ位置Bに設定する(第7図(B)参照)。このウエ
ブ継ぎ位置Bにおいては、接触ロール101が巻取スプ
ール2の巻取ウエブの表面に一定圧で当接し、巻取ウエ
ブの巻姿を維持する。
接触ロール64をシリンダ62の作動により第7図
(C)に示す退避位置に設定し、スプール供給装置51
にて新規スプール2をスプール保持アーム16に供給す
る。
(C)に示す退避位置に設定し、スプール供給装置51
にて新規スプール2をスプール保持アーム16に供給す
る。
第2停留ピン41にて巻取開始位置Aに停留せしめられ
ている第2巻取駆動部41に新規巻取スプール2を連結
して駆動し、該巻取スプール2の周速を、上記で第1
巻取駆動部31により駆動されている巻取スプール2へ
の巻取ウエブ移動速度に同調せしめ(第7図(D)参
照)、この巻終り状態にあるウエブ1を新規巻取スプー
ル2に自動接続してこの新規巻取スプール2への巻取を
開始する(第7図(E)参照)。
ている第2巻取駆動部41に新規巻取スプール2を連結
して駆動し、該巻取スプール2の周速を、上記で第1
巻取駆動部31により駆動されている巻取スプール2へ
の巻取ウエブ移動速度に同調せしめ(第7図(D)参
照)、この巻終り状態にあるウエブ1を新規巻取スプー
ル2に自動接続してこの新規巻取スプール2への巻取を
開始する(第7図(E)参照)。
この巻取開始位置Aにてウエブを巻取る間、前記と同
様に、接触ロール64はコンタクトワゴン61の後退位
置側への移動とともに、巻取ウエブの巻太りに応じて移
動し、巻取ウエブの表面に一定圧で当接し、巻取ウエブ
の巻姿を整える。
様に、接触ロール64はコンタクトワゴン61の後退位
置側への移動とともに、巻取ウエブの巻太りに応じて移
動し、巻取ウエブの表面に一定圧で当接し、巻取ウエブ
の巻姿を整える。
上記のウエブ1の自動接続後、上記にて巻終り状
態にあるウエブ1を巻取スプール2とともに排出位置C
に移行させ、スプール保持具18にて保持し、適宜外部
へ排出する(第7図(F)参照)。
態にあるウエブ1を巻取スプール2とともに排出位置C
に移行させ、スプール保持具18にて保持し、適宜外部
へ排出する(第7図(F)参照)。
このとき、巻取スプール2は移動ベース12に配設され
ているスプール保持アーム17から解放される。
ているスプール保持アーム17から解放される。
上記の巻終りウエブ1のウエブ排出位置Cへの移行
後、移動ベース12を移動し、該移動ベース12に未だ
ロックされている第1巻取駆動部31を巻取開始位置A
へ復帰せしめ、該巻取駆動部31を第1停留ピン32に
て巻取開始位置Aに停留させ、かつ第1ロックピン33
による移動ベース12とのロックを解除する。
後、移動ベース12を移動し、該移動ベース12に未だ
ロックされている第1巻取駆動部31を巻取開始位置A
へ復帰せしめ、該巻取駆動部31を第1停留ピン32に
て巻取開始位置Aに停留させ、かつ第1ロックピン33
による移動ベース12とのロックを解除する。
このにて移動ベース12を巻取開始位置Aに復帰移動
せしめる間、移動ベース12に配設されているスプール
保持アーム17は加工位置に設定され、上記にて第2
巻取駆動部41により駆動され巻取開始状態にある巻取
スプール2の下方に干渉することなく待機可能とされ
る。
せしめる間、移動ベース12に配設されているスプール
保持アーム17は加工位置に設定され、上記にて第2
巻取駆動部41により駆動され巻取開始状態にある巻取
スプール2の下方に干渉することなく待機可能とされ
る。
上記にて巻取開始状態にある巻取スプール2を駆動
している第2巻取駆動部41を第2ロックピン43にて
移動ベース12にロックし、かつ第2停留ピン42によ
る巻取開始位置Aへの停留を解除し、第2巻取駆動部4
1にて駆動される巻取スプール2まわりのウエブ巻太り
に従い移動ベース12を移動し、該移動ベース12の移
動とともに該巻取駆動部41及び巻取スプール2を巻取
開始位置Aより移行させる(第7図(G)参照)。
している第2巻取駆動部41を第2ロックピン43にて
移動ベース12にロックし、かつ第2停留ピン42によ
る巻取開始位置Aへの停留を解除し、第2巻取駆動部4
1にて駆動される巻取スプール2まわりのウエブ巻太り
に従い移動ベース12を移動し、該移動ベース12の移
動とともに該巻取駆動部41及び巻取スプール2を巻取
開始位置Aより移行させる(第7図(G)参照)。
このとき、巻取スプール2は移動ベース12に配設され
ているスプール保持アーム17に保持され、かつ巻取支
持レール11に配設されているスプール保持アーム16
から解放される。
ているスプール保持アーム17に保持され、かつ巻取支
持レール11に配設されているスプール保持アーム16
から解放される。
この巻取開始位置Aからウエブ継ぎ位置Bの区間にてウ
エブ1を巻取る間、接触ロール64はコンタクトワゴン
61の後退位置から前進位置への戻り移動、及び前進位
置での停止状態下で、巻取ウエブの表面に一定圧で当接
し、巻取ウエブの巻姿を整える。
エブ1を巻取る間、接触ロール64はコンタクトワゴン
61の後退位置から前進位置への戻り移動、及び前進位
置での停止状態下で、巻取ウエブの表面に一定圧で当接
し、巻取ウエブの巻姿を整える。
上記を経て第2巻取駆動部41により駆動される巻
取スプール2への巻終り時に、移動ベース12の移動調
整により該巻取駆動部41及び巻取スプール2をウエブ
継ぎ位置Bに設定する。このウエブ継ぎ位置Bにおいて
は、接触ロール101が巻取スプール2の巻取ウエブの
表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻姿を維持する。
取スプール2への巻終り時に、移動ベース12の移動調
整により該巻取駆動部41及び巻取スプール2をウエブ
継ぎ位置Bに設定する。このウエブ継ぎ位置Bにおいて
は、接触ロール101が巻取スプール2の巻取ウエブの
表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻姿を維持する。
接触ロール64をシリンダ62の作動により退避位置
に設定し、スプール供給装置51にて新規巻取スプール
2をスプール保持アーム16に供給する。
に設定し、スプール供給装置51にて新規巻取スプール
2をスプール保持アーム16に供給する。
上記にて第1停留ピン32により巻取開始位置Aに停
留せしめられている第1巻取駆動部31に新規巻取スプ
ール2を連結して駆動し、該巻取スプール2の周速を、
上記で第2巻取駆動部41により駆動されている巻取
スプール2への巻取ウエブ移動速度に同調せしめ、この
巻終り状態にあるウエブ1を新規巻取スプール2に自動
接続してこの新規巻取スプール2への巻取を開始する。
留せしめられている第1巻取駆動部31に新規巻取スプ
ール2を連結して駆動し、該巻取スプール2の周速を、
上記で第2巻取駆動部41により駆動されている巻取
スプール2への巻取ウエブ移動速度に同調せしめ、この
巻終り状態にあるウエブ1を新規巻取スプール2に自動
接続してこの新規巻取スプール2への巻取を開始する。
この巻取開始位置Aにてウエブを巻取る間、接触ロール
64はコンタクトワゴン61の後退位置側への移動とと
もに、巻取ウエブの巻太りに応じて移動し、巻取ウエブ
の表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻姿を整える。
64はコンタクトワゴン61の後退位置側への移動とと
もに、巻取ウエブの巻太りに応じて移動し、巻取ウエブ
の表面に一定圧で当接し、巻取ウエブの巻姿を整える。
以後、上記〜を循環的にくり返す。
以下、上記実施例の作用について説明する。
第1と第2の2組の巻取駆動部31、41を交番的に稼
働できるように配置し、一方の巻取駆動部が巻太り工程
を終了しつつある巻終り時に、他方の巻取駆動部が新た
な巻取を開始できるように、巻終り状態にあるウエブ1
を新規巻取スプール2に自動接続できるようにした。従
って、横移動型の巻取装置10において、ウエブ1の自
動継ぎ自動運転が実現でき、大径広幅ウエブ1を高速連
続巻取運転できる。
働できるように配置し、一方の巻取駆動部が巻太り工程
を終了しつつある巻終り時に、他方の巻取駆動部が新た
な巻取を開始できるように、巻終り状態にあるウエブ1
を新規巻取スプール2に自動接続できるようにした。従
って、横移動型の巻取装置10において、ウエブ1の自
動継ぎ自動運転が実現でき、大径広幅ウエブ1を高速連
続巻取運転できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、横移動型の巻取装置にお
いて、高速連続巻取運転できる。
いて、高速連続巻取運転できる。
第1図は本発明の一実施例に係る巻取装置を示す側面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の正面
図、第4図は巻取支持レールと移動ベースと巻太り段階
用スプール保持アームを示す斜視図、第5図は巻取開始
段階用スプール保持アームを示す側面図、第6図は巻取
スプールを示す断面図、第7図(A)〜(G)は巻取装
置の作業工程を示す模式図である。 1…ウエブ、 2…巻取スプール、 10…巻取装置、 11…巻取支持レール、 12…移動ベース、 31…第1巻取駆動部、 32…第1停留ピン、 33…第1ロックピン、 41…第2巻取駆動部、 42…第2停留ピン、 43…第2ロックピン、 64…接触ロール、 81…制御装置。
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の正面
図、第4図は巻取支持レールと移動ベースと巻太り段階
用スプール保持アームを示す斜視図、第5図は巻取開始
段階用スプール保持アームを示す側面図、第6図は巻取
スプールを示す断面図、第7図(A)〜(G)は巻取装
置の作業工程を示す模式図である。 1…ウエブ、 2…巻取スプール、 10…巻取装置、 11…巻取支持レール、 12…移動ベース、 31…第1巻取駆動部、 32…第1停留ピン、 33…第1ロックピン、 41…第2巻取駆動部、 42…第2停留ピン、 43…第2ロックピン、 64…接触ロール、 81…制御装置。
Claims (2)
- 【請求項1】ウエブ巻取ライン方向に延在せしめられて
巻取スプールを支持できる巻取支持レールと、巻取支持
レールに沿って往復動できる移動ベースと、移動ベース
上に載架され、巻取支持レール上に供給される巻取スプ
ールと連結される第1巻取駆動部及び第2巻取駆動部
と、第1巻取駆動部を巻取支持レールに沿う巻取開始位
置に停留する第1停留手段と、第1巻取駆動部を移動ベ
ースにロックする第1ロック手段と、第2巻取駆動部を
巻取支持レールに沿う巻取開始位置に停留する第2停留
手段と、第2巻取駆動部を移動ベースにロックする第2
ロック手段と、移動ベース、及び各巻取駆動部等を制御
する制御手段とを有して構成されるウエブの巻取装置で
あって、制御手段は、 第1巻取駆動部を第1停留手段にて巻取開始位置に停
留させながら、該第1巻取駆動部に連結される巻取スプ
ールを駆動し該巻取スプールにウエブを巻取開始し、 上記巻取開始後、第1巻取駆動部を第1ロック手段に
て移動ベースにロックし、かつ第1停留手段による巻取
開始位置への停留を解除し、第1巻取駆動部にて駆動さ
れる巻取スプールまわりのウエブ巻太りに従い移動ベー
スを移動し、該移動ベースの移動とともに該巻取駆動部
及び巻取スプールを巻取開始位置より移行させ、 上記を経て第1巻取駆動部により駆動される巻取ス
プールへの巻終り時に、移動ベースの移動調整により該
巻取駆動部及び巻取スプールをウエブ継ぎ位置に設定
し、 第2停留手段にて巻取開始位置に停留せしめられてい
る第2巻取駆動部に新規巻取スプールを連結して駆動
し、上記にて巻終り状態にあるウエブを該新規巻取ス
プールに自動接続して巻取り開始し、 上記のウエブの自動接続後、上記にて巻終り状態
にあるウエブをその巻取スプールとともに排出位置に移
行させ、 上記の巻終りウエブの移行後、移動ベースを移動
し、該移動ベースに未だロックされている第1巻取駆動
部を巻取開始位置へ復帰せしめ、該巻取駆動部を第1停
留手段にて巻取開始位置に停留させ、かつ第1ロック手
段による移動ベースとのロックを解除し、 上記にて巻取開始状態にある巻取スプールを駆動し
ている第2巻取駆動部を第2ロック手段にて移動ベース
にロックし、かつ第2停留手段による巻取開始位置への
停留を解除し、第2巻取駆動部にて駆動される巻取スプ
ールまわりのウエブ巻太りに従い移動ベースを移動し、
該移動ベースの移動とともに該巻取駆動部及び巻取スプ
ールを巻取開始位置より移行させ、 上記を経て第2巻取駆動部により駆動される巻取ス
プールへの巻終り時に、移動ベースの移動調整により該
巻取駆動部及び巻取スプールをウエブ継ぎ位置に設定
し、 上記にて第1停留手段により巻取開始位置に停留せ
しめられている第1巻取駆動部に新規スプールを連結し
て駆動し、上記にて巻終り状態にあるウエブを該新規
巻取スプールに自動接続して巻取開始し、以後、上記
〜を循環的にくり返すウエブの巻取装置。 - 【請求項2】第1または第2の巻取駆動部にて駆動され
る巻取スプールの巻取ウエブ表面に当接する接触ロール
を有し、該巻取スプールを駆動する巻取駆動部が巻取開
始位置に停留されている間、接触ロールは該巻取ウエブ
の巻太りに応じて移動できるように構成される請求項1
記載のウエブの巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27538490A JPH064470B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | ウエブの巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27538490A JPH064470B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | ウエブの巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04153153A JPH04153153A (ja) | 1992-05-26 |
JPH064470B2 true JPH064470B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=17554742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27538490A Expired - Fee Related JPH064470B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | ウエブの巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064470B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5445341A (en) * | 1992-08-26 | 1995-08-29 | Martin Automatic, Inc. | Flying paster core winding method and apparatus |
DE4401804A1 (de) * | 1994-01-22 | 1994-06-23 | Voith Gmbh J M | Verfahren zum Aufwickeln einer laufenden Bahn sowie Wickelmaschine zum Durchführen des Verfahrens |
FI95683C (fi) † | 1994-06-10 | 1996-03-11 | Valmet Corp | Menetelmä ja laite rainan rullauksessa muodostuvan konerullan pintakerroksien viimeistelemiseksi |
DE59813447D1 (de) * | 1997-05-16 | 2006-05-11 | Voith Paper Patent Gmbh | Verfahren und Wickelmaschine zum kontinuierlichen Aufwickeln einer Materialbahn |
DE19807897A1 (de) | 1998-02-25 | 1999-08-26 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen Aufwickeln einer Materialbahn |
DE19923930A1 (de) | 1999-05-26 | 2000-11-30 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Vorrichtung zum Aufwickeln einer Materialbahn |
EP1947043B1 (de) * | 2007-01-18 | 2010-11-03 | Reifenhäuser GmbH & Co. KG Maschinenfabrik | Wickeleinrichtung |
JP6047850B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2016-12-21 | 村田機械株式会社 | 物品供給システム |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP27538490A patent/JPH064470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04153153A (ja) | 1992-05-26 |
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