JPH0644705B2 - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路

Info

Publication number
JPH0644705B2
JPH0644705B2 JP59149370A JP14937084A JPH0644705B2 JP H0644705 B2 JPH0644705 B2 JP H0644705B2 JP 59149370 A JP59149370 A JP 59149370A JP 14937084 A JP14937084 A JP 14937084A JP H0644705 B2 JPH0644705 B2 JP H0644705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
transistor
low
signal
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59149370A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6129213A (ja
Inventor
博昭 南部
紀之 本間
邦彦 山口
一男 金谷
五郎 橘川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP59149370A priority Critical patent/JPH0644705B2/ja
Priority to US06/755,910 priority patent/US4727265A/en
Publication of JPS6129213A publication Critical patent/JPS6129213A/ja
Publication of JPH0644705B2 publication Critical patent/JPH0644705B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/693Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/60Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being bipolar transistors
    • H03K17/603Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being bipolar transistors with coupled emitters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/60Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being bipolar transistors
    • H03K17/62Switching arrangements with several input- output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
    • H03K17/6285Switching arrangements with several input- output-terminals, e.g. multiplexers, distributors with several outputs only combined with selecting means
    • H03K17/6292Switching arrangements with several input- output-terminals, e.g. multiplexers, distributors with several outputs only combined with selecting means using current steering means

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明の電流切換回路を有する半導体回路に関するもの
である。
〔発明の背景〕
従来から半導体装置においては入力信号によって電流が
流れる径路を切換える電流切換回路が多用されている。
第15図は従来多用されている半導体メモリの入力バッフ
ァ回路を示しており、エミッタが共通に接続されている
トランジスタQ1およびQ2が電流切換回路を構成して
いる。入力信号VIN1と参照電位VBBのレベルは通常第1
6図に示すような関係になっており、入力信号VIN1が高
電位VIN1(H) のとき電流I1はトランジスタQ1に流
れ、VIN1が低電圧VIN1(L) のときI1はトランジスタQ
2に流れる。ところでメモリの入力バッファ等において
は、例えば特開昭58−222486号に示されるように、シス
テムから高電位または低電位のクロック信号が供給され
たときだけ入力信号を取込むラッチ機能をもたせること
がしばしば必要になる。第17図は入力バッファにラッチ
機能をもたせた従来例を示している。ここで入力信号は
IN1、クロック信号はVIN2に入力される。この例では
クロック信号VIN2が低電位のとき入力信号VIN1が取込
まれるようになっている。つぎに第17図に示す従来例の
回路動作について簡単に説明する。いま、クロック信号
IN2が低電位にあるとすると電流源I1の電流はトラン
ジスタQ3に流れる。このとき入力信号VIN1が高電位
であるか低電位であるかによって、電流源I1の電流はト
ランジスタQ1またはQ2に流れ、出力信号VO1が低電
位または高電位になる。つぎにクロック信号VIN1が高
電位であると電流源I1の電流はトランジスタQ4に流れ
る。この電流がトランジスタQ5またはQ6のいずれに
流れるかは各トランジスタのベース電位のうち、どちら
が高電位にあるかによって決まる。トランジスタQ5お
よびQ6のベースには各々出力信号VO2、VO1をレベル
シフト回路LSで適当にレベルシフトした電位が加わ
る。このため、例えば出力信号VO1が高電位でVO2が低
電位であるとすると、トランジスタQ6に電流が流れ出
力信号は前の状態がそのまま維持される。すなわちクロ
ック信号VIN2が高電位の場合、バッファ出力は入力信
号VIN1に依らない。
ところで第17図のように、ラッチ機能を縦積み論理回路
(シリーズ・ゲート)で実現した場合、電源電圧および
トランジスタの飽和による制限から大振幅の信号が扱え
ないという問題が生じる。つぎにこの問題点を具体的な
数値例によって詳しく説明する。いま、出力信号VO1
よびVO2の電位振幅が2.6V必要であるとする。このと
き電源VT1が0VとするとノードN1またはノードN2
のどちらかの電位が−2.6Vになる。ノードN1の電位
が−2.6Vになったとすると、入力信号VIN1の高電位は
トランジスタQ1が飽和しないように−2.6V以下にす
る必要がある(トランジスタを飽和させないためには、
標準使用条件下ではコレクタ電位をベース電位よりも高
くなるようにしておく必要がある)。入力信号VIN1
振幅が0.4Vとすると、入力信号VIN1の低電位は−3.0
Vとなり、参照電位VBB1はそれらの中間電位−2.8Vと
なる。よってノードN3の電位はトランジスタQ2のベ
ース・エミッタ間電圧VBEを0.8Vとして−3.6Vにな
る。したがって参照電位VBB2はトランジスタQ3が飽
和しないように−3.6V以下にする必要がある。そのた
めノードN4の電位はトランジスタQ3のベース・エミ
ッタ間電圧VBEを0.8Vとして−4.4Vになる。すなわち
電源電圧VDはトランジスタQ7が飽和しないように−
4.4V以下にする必要がある。ノードN5の電位はトラ
ンジスタQ7のベース・エミッタ間の電圧VBEを0.8V
として−5.2Vになる。いま抵抗RDに加える電圧を0.4
Vとすると、電源VT2はすくなくとも−5.6Vでなけれ
ばならない。この場合、通常5.2Vの電源で使用してい
るメモリLSIなどでは第17図に示した回路が使用でき
ないことになる。
〔発明の目的〕
本発明は大振幅の信号を発生する入力バッファにラッチ
機能を持たせることを可能にした電流切換回路を有する
半導体回路を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために本発明による半導体回路
は、高低2種類の電位をとる入力信号がベースに印加さ
れ、コレクタから出力信号を出力する第1のトランジス
タと、参照電位がベースに印加され、エミッタが第1の
トランジスタのエミッタに接続された第2のトランジス
タと、上記第1のトランジスタのエミッタと上記第2の
トランジスタのエミッタに共通に接続された電流源と、
上記第2のトランジスタのベースに印加する参照電位を
発生する参照電位発生回路とからなる電流切換回路を有
する半導体回路において、上記参照電位発生回路は、ク
ロック信号が入力される第1の入力端子と、上記第1の
トランジスタのコレクタから出力される出力信号が入力
される第2の入力端子と、上記第2のトランジスタのベ
ースに印加する参照電位を出力する電力端子とを有して
おり、上記参照電位発生回路は、クロック信号が低電位
(高電位)の時、上記第1のトランジスタのベースに印
加される高低2種類の電位の中間の電位の参照電位を発
生し、クロック信号が高電位(低電位)でかつ第2の入
力端子に入力される信号が高電位の時、上記第1のトラ
ンジスタのベースに印加される高低2種類の電位のう
ち、高い方の電位よりさらに高い電位の参照電位を発生
し、クロック信号が高電位(低電位)でかつ第2の入力
端子に入力される信号が低電位の時、上記第1のトラン
ジスタのベースに印加される高低2種類の電位のうち、
低い方の電位よりさらに低い電位の参照電位を発生し、
上記クロック信号入力時点での入力信号に対応した状態
をラッチする機能を有することにより、電源電圧および
トランジスタの飽和による信号振幅の制限をゆるめ、は
るかに大振幅の信号を扱うことを可能にしたものであ
る。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第1図
は本発明の基本概念を説明するための第1の実施例を示
す図、第2図は参照電位の電位レベルを入力信号の電位
レベルと対比して示す図、第3図、第4図、第5図はそ
れぞれ本発明の第2、第3、第4の実施例を示す図、第
6図は第4の実施例におけるクロック信号と信号電圧設
定法の一例を示す図、第7図は上記信号電圧設定法の他
の例を示す図、第8図、第9図、第10図はそれぞれ本発
明における第5、第6、第7の実施例を示す図、第11図
はラッチ機能をもたせたメモリLSIでバッファ・デコ
ーダ回路の動作余裕度を増大させた実施例を示す図、第
12図は入力信号レベルと同一の電源電圧依存性をもつ参
照電圧とクランプされた入力電位を示す図、第13図は参
照電位とクランプされた入力電位に所望の電源電圧およ
び温度依存性をもたせる一例を示す図、第14図はpnp
トランジスタで構成した電流切換回路に本発明を適用し
た実施例を示す回路図である。
第1図において高低2種類の電位をとる入力信号VIN1
がベースに印加される第1のトランジスタQ1と、参照
電位発生回路により参照電位VBBがベースに印加される
第2のトランジスタQ2とのそれぞれのエミッタを接続
し、その接続点を電流源I1に接続し、上記各トランジス
タQ1およびQ2のコレクタはそれぞれ負荷Z1およびZ2
に接続されている。上記参照電位発生回路で発生する参
照電位VBBの電位レベルを入力信号VIN1の電位レベル
に対比して第2図に示す。第1図に示す回路において入
力信号VIN1を取込む場合は、参照電位発生回路で入力
信号VIN1の高電位VIN1(H) と入力信号VIN1の低電位
IN1(L) の中間電位の参照電位VBB(M) を発生すれば
よい。このとき上記のように入力信号VIN1が高電位V
IN1(H) ならばトランジスタQ1がオンし、電流源I1
電流は負荷Z1に流れ、入力信号VIN1が低電位VIN1(L)
ならばトランジスタQ2がオンし、電流源I1の電流は負
荷Z2に流れる。また第1図の回路において入力信号V
IN1を取込まないようにするには、参照電位発生回路で
入力信号VIN1の低電位VIN1(L) よりもさらに低い電位
の参照電位VBB(L)、または入力信号VIN1の高電位V
IN1(H) よりもさらに高い電位の参照電位VBB(H) を発
生すればよい。この状態では入力信号VIN1のレベルが
どのようになったとしてもトランジスタQ1またはQ2
が必ずオンする。
第3図は本発明の第2の実施例を示す図で、前記第15図
の入力バッファ回路に本発明を適用してラッチ機能をも
たせた例である。第3図において参照電位発生回路はク
ロック信号VIN2が低電位(または高電位)のとき入力
信号VIN1の高電位と低電位の中間の電位、クロック信
号VIN2が高電位(または低電位)でかつ出力信VO1
高電位のときは入力信号VIN1の高電位よりさらに高い
電位、入力信号VIN2が高電位(または低電位)でかつ
出力信号VO1が低電位のときは入力信号VIN1の低電位
よりさらに低い電位の参照電位VBBを発生する回路であ
れば、どのような回路であってもよい。上記回路で入力
信号VIN1を取込む場合はクロック信号VIN2を低電位
(または高電位)にすればよい。このとき参照電位発生
回路は入力信号VIN1の高電位と低電位の中間の電位の
参照電位VBB(M) を発生するので、入力信号VIN1が高
電位のとき電流源I1の電流は抵抗R1に流れて出力信号
O1が低電位になり、入力信号VIN1が低電位のとき電
流源I1の電流は抵抗R2に流れて出力信号VO2が低電位
になる。また入力信号VIN1を取込まない場合はクロッ
ク信号VIN2を高電位(低電位)にすればよい。このと
き参照電位発生回路は出力信号VO1が高電位のとき入力
信号VIN1の高電位よりさらに高い電位の参照電位VBB
を発生するので、入力信号VIN1が高電位であろうと低
電位であろうと出力信号VO1は高電位になる。一方、出
力信号VO1が低電位のときは、入力信号VIN1が高電位
であろうと低電位であろうと出力信号VO1は低電位にな
る。
つぎに第3図に示す回路において、前記第17図に示した
従来の回路が通常5.2Vの電源で使用するメモリLSI
などに使用できなかった点について、そのようなことが
ないことを、具体的な数値例を示して説明する。第3図
の回路において、第1の実施例と同様に出力信号VO1
よびVO2の電位振幅が2.6V必要であるとする。電源V
T1が0VであるとするとノードN1またはノードN2の
どちらかの電位が−2.6Vになる。ノードN2の電位が
−2.6Vとすると、参照電位VBBの高電位はトランジス
タQ2が飽和しないように−2.6V以下にする必要があ
る。入力信号VIN1の電位振幅が0.4Vであるとすると、
参照電位VBBの電位幅は0.8V程度必要となり、参照電
位VBBの低電位は−3.4V、中間電位は−3.0V、また入
力信号VIN1の高電位は−2.8V、低電位は−3.2Vにな
る。ノードN3が最も低電位になるのはこの電位が入力
信号VIN1の低電位から決まる時であり、トランジスタ
Q1のベース・エミッタ間電圧VBEを0.8Vとすると、
ノードN3の電位は−4.0Vとなる。よって電源電圧VD
はトランジスタQ7が飽和しないように−4.0V以下に
する必要がある。したがってノードN5の電位はトラン
ジスタQ7のベース・エミッタ間の電圧VBEを0.8Vと
して−4.8Vになる。いま抵抗RDに加える電圧を4.0V
とすると、電源VT2は−5.2V以下であればよい。した
がってこの場合、通常5.2Vの電源で使用しているメモ
リLSI等に上記第3図に示す回路を使用することがで
きる。
第4図は本発明の第3の実施例を示した図であり、電流
切換回路のコレクタに非線形負荷(例えばトランジス
タ、ダイオード、抵抗等を含む回路)を接続した回路に
対して、本発明に従いラッチ機能を持たせた例を示して
いる。一般に負荷がどのような非線形回路であっても、
第4図に示す回路で電流が切換ると、そのコレクタには
信号電圧が現われるので、本実施例ではその信号を検出
して参照電位を発生している。したがって第4図の回路
についても、前記実施例について説明したのと同様の説
明が成立ち、例えば第4図の回路において出力信号
O1、VO2の電位振幅が2.6Vであったとしても、通常
5.2Vの電源で使用しているメモリLSI等に使用する
ことが可能である。
第5図は本発明の第4の実施例を示す図で、上記第2お
よび第3の実施例における参照電位発生回路の一実現方
法を示している。第5図において、参照電位VBB発生回
路CK2の中にあるレベルシフト回路はCK2の出力と
入力電位VIN1のレベルのマッチングをとるためのもの
であり、必要がなければ省略してもよい。上記実施例に
おいて参照電位VBBの電位は、入力信号VIN1の電位と
第2図に示した関係になるように設定する。すなわち第
5図の参照電位発生回路CK2の中にあるレベルシフト
回路のレベルシフト量をVsとすると、第2図における
参照電位VBBの高電位VBB(H) はVT3−Vs、また参照
電位VBBの中間電位VBB(M) はVT3−R1×I2(またはI
3) −Vs、また参照電位VBBの低電位VBB(L) は VT3−R1×I2−R1×I3−Vsとなるため、電位
T3、抵抗R1、電流I2、電流I3およびレベルシフト量
sを変化させることによって参照電位VBBを任意の電
位に設定できる。なおVO1、VO2は第3図または第4図
に示した第2および第3の実施例における出力信号電圧
O1、VO2が印加されることを示している。第6図は上
記第4の実施例におけるクロック信号VIN2と、出力信
号VO1、VO2の電位関係の設定法の一例を示した図であ
る。この場合第5図の回路において、入力信号VIN1
取込むようにするにはクロック信号VIN2を低電位VIN2
(L) にすればよく、入力信号VIN1を取込まないように
するにはクロック信号VIN2を高電位VIN2(H) にすれば
よい。このときトランジスタQ1とQ2のうち、どちら
がオンするかは入力信号VIN1に依らず、出力電位
O1、VO2の高低関係だけによって決まる。
第7図は第5図に示す第4の実施例において、クロック
信号VIN2と出力信号VO1、VO2との電位関係の他の設
定例を示した図であり、この場合は第6図に示したもの
とは逆に、入力信号VIN1を取込むときはクロック信号
IN2を高電位VIN2(H) に、取込まないときは低電位V
IN2(L) にすればよい。
第8図は本発明の第5の実施例を示す図で、メモリLS
Iのバッファ・デコーダ回路中のバッファ回路CK1に
本発明を適用した例を示している。また同図にはダイオ
ード・デコーダの一部も示している(特開昭53−97347
号参照)。ここでバッファ回路CK1および参照電位V
BB発生回路CK2の中にあるLSはすべてレベルシフト
回路であり、トランジスタ、ダイオード、抵抗、コンデ
ンサ等の単体または組合わせで構成した周知のどのよう
な回路であってもよい。また、第8図のバッファ回路C
K1には、トランジスタQ1、Q2等で構成された出力
電位VO1、VO2を高速に立ち上げる回路と、トランジス
タQ3、Q4等で構成された出力電位VO1、VO2を高速
に立ち下げる回路とが含まれている。したがって、本実
施例ではトランジスタQ1、Q2等で構成される回路に
第3図に示した実施例を適用し、トランジスタQ3、Q
4等で構成される回路に第4図に示した実施例を適用
し、さらに、共通にできる参照電位発生回路CK2を共
通化して1個にしている。第8図において入力信号V
IN1をレベルシフトした電位V′IN1と参照電位VBBとの
電位関係は第2図のように設定する。第8図において、
ベースがトランジスタQ7のコレクタに接続されるトラ
ンジスタをQDとし、該トランジスタQDのベース・エミ
ッタ間電圧をVBEとし、上記トランジスタQDのエミッ
タに接続されるレベルシフト回路LSのレベルシフト量
をVSとする。ここで、トランジスタQ5およびQ8が
オンすると、電流I3およびI4はそれぞれトランジスタQ
5およびQ8を介して抵抗R3のみに流れ、抵抗R4に
は流れないので、参照電位VBBは、VBB=−R3×(I3
+I4)−VBE−VSとなる。また、トランジスタQ5お
よびQ7がオンすると電流I3はトランジスタQ5を介し
て抵抗R3に流れ、電流I4はトランジスタQ7を介して
抵抗R3およびR4に流れるので、VBB=−R3×(I3
+I4)−R4×I4−VBE−VSとなる。同様にトランジ
スタQ6およびQ8がオンすると、VBB=−R3×(I3
+I4)−R4×I3−VBE−VSとなり、トランジスタQ
6およびQ7がオンすると、VBB=−R3×(I3+I4
−R4×(I3+I4)−VBE−VSとなる。したがって、
トランジスタQ5、Q8がオンしたとき参照電位VBB
最も高電位、すなわちVBE(H)になり、トランジスタ
Q6、Q7がオンしたとき参照電位VBBは最も低電位、
すなわちVBB(L)になる。また、トランジスタQ5お
よびQ7がオンまたはトランジスタQ6またはQ8がオ
ンしたとき、それぞれの参照電位VBBは等しく中間電位
BB(M)になるようにするには、電流がI3=I4になる
ように設計すればよい。また、抵抗R3、R4、電流I3
(=I4)および上記レベルシフト量VSを変化させるこ
とによって、参照電位VBBと入力信号をレベルシフトし
た電位V′ IN1との電位関係を、第2図のように設定で
きることは上記説明から明らかである。またクロック信
号VIN2と出力電位VO1および出力電位VO2の電位関係
は第6図のように設定してもよいし、第7図のように設
定してもよい。いま、一例としてクロック信号VIN2
出力電位VO1および出力電位VO2の電位関係を第7図の
ように設定した場合を考える。このときバッファ回路C
K1に入力信号VIN1を取込むようにするには、クロッ
ク信号VIN2を高電位VIN2(H) にすればよい。このとき
トランジスタQ5、Q7は必ずオンし、電流I3は抵抗R
3に、電流I4は抵抗R3およびR4に流れ、参照電位V
BBは中間電位VBB(M) になる。一方第8図において、バ
ッファ回路CK1に入力信号VIN1を取込まないように
するには、クロック信号VIN2を低電位(第7図V
IN2(L))にする。一例として、上記クロック信号V
IN2を低電位に切換える直前に、出力電位VO1が高電位
(第7図のVO1(H))であり、出力電位VO2が低電位
(第7図のVO2(L))であったとする。すなわち、こ
のこのは入力信号VIN1が低電位(第2図のV
IN1(L))であり、トランジスタQ2、Q4がオン
し、Q1、Q3がオフしていることを意味する。
ここで、クロック信号VIN2が切換り低電位(第7図の
IN2(L))になると、トランジスタQ5のベースは
IN2(L)、トランジスQ6のベースはVO2(L)な
ので、第7図よりトランジスタQ5のベース電位が高
く、上記トランジスタQ5がオンする。同様に、トラン
ジスタQ7のベース電位はVIN2(L)、トランジスQ
8のベース電位はVO1(H)なので、第7図より上記ト
ランジスタQ8がオンする。このため、電流I3はトラン
ジスタQ5を介して抵抗R3にのみ流れ、抵抗R4には
流れない。また、電流I4もトランジスタQ8を介して抵
抗R3にのみ流れ、抵抗R4には流れない。
したがって、参照電圧VBBは高電位(第2図のV
BB(H))になり、この状態で入力信号VIN1が高電位
(第2図のVIN1(H))または低電位(第2図のVIN1
(L))のいずれかに切換るとしても、参照電位V
BB(H)の方がより高電位にあるので、トランジスタQ
2およびQ4がオンし続ける。そのため、出力電位VO1
は高電位、出力電位VO2は低電位のまま維持される。こ
の状態はいい換えると、バッファ回路CK1は入力信号
IN1を取込まない状態ということができる。
第9図は本発明の第6の実施例を示し、第8図に示す第
5の実施例と異なる点は、上記第5の実施例が出力信号
O1、VO2を直接トランジスタQ8、Q6のベースにそ
れぞれ印加しているのに対し、本実施例では出力信号V
O1、VO2とバッファ回路CK3を通してトランジスタQ
8、Q6のベースに印加している点だけである。このよ
うにバッファ回路CK3を挿入すると、トランジスタQ
8、Q6に印加する信号V′O1、V′O2を抵抗R5、R
6、R7および電流I5で所望のレベルに自由に設定す
ることができる。
第10図は本発明の第7の実施例を示す図である。本実施
例が第8図に示す第5の実施例および第9図に示す第6
の実施例と異なる点は、本実施例における参照電位発生
回路CK2のトランジスタQ6およびQ8に印加する信
号V′O1およびV′O2を第17図に示したラッチ機能をも
ったバッファ回路CK3で発生させている点だけであ
る。上記のように信号V′O1およびV′O2の振幅は0.8
V程度と小さいので、上記第17図の回路を使用しても前
記したような問題は生じない。
第11図は本発明に従ってラッチ機能をもたせたメモリL
SIでバッファ・デコーダ回路の動作余裕度をさらに増
大させた第8の実施例である。バッファ回路CK1の中
のダイオードD1は、入力信号VIN1を抵抗R7および
容量C1でレベルシフトした信号V′IN1の高電位をク
ランプするために、またトランジスQ11はV′IN1の低
電位をクランプするために設けている。これらのクラン
プ回路は入力信号VIN1(またはV′IN1)の振幅をトラ
ンジスタQ1、Q2、またはQ3、Q4で構成している
カレントスイッチを駆動できる程度の振幅(約0.4V)
まで小さく低振幅化する働きがあり、このようにする
と、前記したようにトランジスタQ1〜Q4および電流
源I1、I2を構成している各トランジスタが飽和しにくく
なる。つぎにこのことを説明する。まず第11図におい
て、クランプ回路、すなわちダイオードD1、トランジ
スタQ11がない場合を考える。いま、入力信号VIN1
の高電位が−0.8V、低電位が−1.6V、抵抗7、
容量C1でのレベルシフト量を1.8Vとすると、入力
信号をレベルシフトした電位V′IN1の高電位は−2.
6V、低電位は−3.4Vになる。しかし、第3図の説
明したように、上記レベルシフトした電位V′IN1の高
電位は−2.8V、低電位は−3.2Vでなければ、
5.2Vの電源で使用することができない。ここで、ダ
イオードD1とトランジスタQ11からなるクランプ回
路を設け、上記ダイオードD1のカソード電位VHを−
3.6Vに、トランジスタQ11のベース電位VLを−
2.4Vに設定する。このようにすると、ダイオードD
1のオン電圧およびトランジスタQ11のオン時のベー
ス・エミッタ間電圧は、それぞれ0.8Vなので、ダイ
オードD1のアノード電位は−3.6V+0.8V=−
2.8Vでクランプされ、−2.8V以上の電位には変
化せず、また、トランジスタQ11のエミツタ電位は−
2.4V−0.8V=−3.2Vでクランプされ、−
3.2V以下の電位には変化しなくなる。したがって、
入力信号をレベルシフトした電位V′IN1の高電位は−
2.8V、低電位は−3.2Vになる。そのため、各ト
ランジスタは飽和しなくなり、5.2Vの電源を使用す
ることができる。また、メモリLSIにおいては電源電
圧および温度の変動によって入力信号VIN1(または
V′IN1)のレベルが変化するため、参照電位VBBの中
間電位VBB(M) のレベルにも電源電圧および温度依存性
を持たせることが要求される。第12図は一例として上記
要求を満足する電源電圧依存性をもつ参照電位VBB(M)
の電位を示している。ここで信号V′IN1の高電位V′
IN1(H) および低電位V′IN1(L) 、ならびに参照電位V
BBの高電位VBB(H) および低電位VBB(L) は、電源電圧
がある範囲内で変動するかぎりは、参照電位VBB(M) と
上記第2図に示した電位関係になっていなければならな
い。信号振幅を増大させずにこの条件を満足させるには
V′IN1(H) およびV′IN1(L) 、ならびにVBB(H) およ
びVBB(L) にも上記参照電位VBB(M) と同様の電源電圧
依存性を持たせればよく、その様子を同図に示した。な
お同図縦軸の電位はV′IN1の振幅で規格化している。
また温度依存性についても上記と同様の議論が成立ち、
V′IN1、VBBに同一の温度依存性をもたせればよいこ
とは明らかである。第13図は参照電位VBBとクランプさ
れた入力電位V′IN1に、所望の電源電圧および温度依
存性を持たせる方法の一例を示している。同図におい
て、電位VCS、VL、VHは第11図のVCS、VL、VHにそ
れぞれ印加するものである。以下に一例として参照電位
BBの中間電位VBB(M) の電源電圧VEE依存性および温
度に対しても最も依存性の大きなトランジスタのベース
・エミッタ間電圧VBE依存性が要求された場合について
具体的数値例を示す。第11図において、ベースに入力
信号VIN1が入力されるトランジスタをQA、ベースがト
ランジスタQ7のコレクタに接続されるトランジスタを
B、ベースが上記トランジスタQBのエミッタに接続さ
れるトランジスタをQCとし、参照電位VBB端子と上記
トランジスタQCのエミッタに接続される抵抗をRAとす
る。ここで、入力信号VIN1のレベルが変化するため
に、参照電位VBB(M)に VBB(M)=(1−α)VEE+(1−2α)VBE (1) という関係が要求された場合を考える。ただし、αは定
数、VEEは電源電圧、VBEはトランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧である。上記トランジスタQAとQC、およ
び抵抗R7とRAは互いに変化を打ち消し合うので、
(1)式の参照電位VBB(M)はトランジスタQBのエ
ミッタ電位と考えてよい。したがって、参照電位V
BB(M)はトランジスタQ5、Q7がオンしている場合
と書くことができ、またトランジスタQ6、Q8がオン
している場合は と書くことができる。ここで、VBE(QB)≒VBE(Q
9)≒VBE(Q10)≒0.8Vなので、これをVBE
置く。また、トランジスタQ5、Q7がオンしていると
きと、トランジスタQ6、Q8がオンしているときのV
BB(M)は等しくなければならないから、(a)式=
(b)式よりR5=R6に設計しなければならない。し
たがって となり、同様に となる。
つぎに、第13図において、アノードが抵抗R7に接続
されるダイオードをDA、アノードが上記DAのカソード
に接続されるダイオードをDB、ベースが抵抗R7が接
続されるトランジスタをQDとする。ここで、上記ダイ
オードDA、DBの順方向電圧VDA、VDBは、VDA≒VDB
≒VBE(QD)≒0.8Vなので、これをVBEと置くとVCS
となる。したがって、VCS=−3.6VにするにはR7
/R8は となる。よってR7/R8=3.50を(f)式に代入
すると となる。
さて、VBB(M)とVBB(H)およびVBB(M)とVBB
(L)の電位差を0.4Vにすると、(c)式および
(d)式より また、(c)式および(e)式より が成立しなければならない。したがって、 R4/R5=0.5 (g) となる。ここで、 R3/R5=2.00−2.25α (h) とすると、上記(2)式、(g)式、(h)式を(c)
式、(d)式、(e)式にそれぞれ代入して VBB(M)=−VBB−{2×(2.00−2.25α)+0.5}(0.778VEE+0.556VBE
−VBE−VEE) =−VBE−4.5(1−α)(0.222VEE−0.444VBE) =−VBE+(1−α)(VEE+2VBE) =(1−α)VEE+(1−2α)VBE を得る。したがって、VBB(H)、VBB(L)はVBB(M)((1)式)と同様
の依存性をもつ。
また、同様にして なので、R9/R10=4.75−4.50α、R11/R12=4.25−
4.50αとすると V′IN1(L)=−VBE−(4.75−4.50α)(−0.222VEE−0.444VBE) =VBB(M)+0.25(0.222VEE−0.444VBE) ≒VBB(M)−0.2 V′IN1(H)≒VBB(M)+0.2 となる。したがって、入力信号をレベルシフトした電位
V′IN1(L)、V′IN1(H)も参照電位VBB(M)
((1)式)と同様の依存性をもつ。なお、R13、R
14はレベルシフト用の抵抗であり、第11図の抵抗R7
と同一の電圧を発生させるものである。なお第13図に示
した回路は単に一例を示したのであって、所望の電源電
圧および温度依存性を持たせることができるものであれ
ば、周知のどのような回路を用いてもよい。
上記の説明ではnpnトランジスタで構成した電流切換
回路に本発明を適用した例を示したが、第14図に一実施
例を示したように、pnpトランジスタで構成した電源
切換回路に本発明を適用できることはもちろんである。
またバイポーラトランジスタの代りにFETを使用した
類似の回路についても、本発明を同様に適用することが
できる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による半導体回路は、高低2種類の
電位をとる入力信号がベースに印加され、コレクタから
出力信号を出力する第1のトランジスタと、参照電位が
ベースに印加され、エミッタが第1のトランジスタのエ
ミッタに接続された第2のトランジスタと、上記第1の
トランジスタのエミッタと上記第2のトランジスタのエ
ミッタに共通に接続された電流源と、上記第2のトラン
ジスタのベースに印加する参照電位を発生する参照電位
発生回路とからなる電流切換回路を有する半導体回路に
おいて、上記参照電位発生回路は、クロック信号が入力
される第1の入力端子と、上記第1のトランジスタのコ
レクタから出力される出力信号が入力される第2の入力
端子と、上記第2のトランジスタのベースに印加する参
照電位を出力する出力端子とを有しており、上記参照電
位発生回路は、クロック信号が低電位(高電位)の時、
上記第1のトランジスタのベースに印加される高低2種
類の電位の中間の電位の参照電位を発生し、クロック信
号が高電位(低電位)でかつ第2の入力端子に入力され
る信号が高電位の時、上記第1のトランジスタのベース
に印加され高低2種類の電位のうち、高い方の電位より
さらに高い電位の参照電位を発生し、クロック信号が高
電位(低電位)でかつ第2の入力端子に入力される信号
が低電位の時、上記第1のトランジスタのベースに印加
される高低2種類の電位のうち、低い方の電位よりさら
に低い電位の参照電位を発生し、上記クロック信号入力
時点での入力信号に対応した状態をラッチする機能を有
することにより、従来のように電源電圧およびトランジ
スタの飽和による制限から大振幅(約2.6V以上)の信
号を扱うことができないというようなことがなく、大振
幅の信号を発生する入力バッファにラッチ機能をもたせ
ることを可能にした電流切換回路を有する半導体回路を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念を説明するための第1の実施
例を示す図、第2図は参照電位の電位レベルを入力信号
の電位レベルと対比して示す図、第3図、第4図、第5
図はそれぞれ本発明の第2、第3、第4の実施例を示す
図、第6図は上記第4の実施例におけるクロック信号と
信号電圧設定の一例を示す図、第7図は上記信号電圧設
定の他の例を示す図、第8図、第9図、第10図はそれぞ
れ本発明における第5、第6、第7の実施例を示す図、
第11図はラッチ機能をもたせたメモリLSIでバッファ
・デコーダ回路の動作余裕度を増大させた第8の実施例
を示す図、第12図は電源電圧依存性をもつ参照電位とク
ランプされた入力電位を示す図、第13図は参照電位とク
ランプされた入力電位に所望の電源電圧および温度依存
性をもたせる一例を示す図、第14図はpnpトランジス
タで構成した電流切換回路を示す図、第15図は従来の半
導体メモリの入力バッファ回路図、第16図は入力信号電
位と参照電位との関係を示す図、第17図は従来のバッフ
ァにラッチ機能をもたせた回路を示す図である。 I1……電流源 Q1……第1のトランジスタ Q2……第2のトランジスタ VIN1……入力信号、VIN2……クロック信号 VBB……参照電位、LS……レベルシフト回路 CK1……バッファ回路 CK2……参照電位発生回路 CK3……バッファ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 邦彦 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 金谷 一男 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 橘川 五郎 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特公 昭51−9260(JP,B2) 実公 昭49−35143(JP,Y1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高低2種類の電位をとる入力信号がベース
    に印加され、コレクタから出力信号を出力する第1のト
    ランジスタと、参照電位がベースに印加され、エミッタ
    が第1のトランジスタのエミッタに接続された第2のト
    ランジスタと、上記第1のトランジスタのエミッタと上
    記第2のトランジスタのエミッタに共通に接続された電
    流源と、上記第2のトランジスタのベースに印加する参
    照電位を発生する参照電位発生回路とからなる電流切換
    回路を有する半導体回路において、上記参照電位発生回
    路は、クロック信号が入力される第1の入力端子と、上
    記第1のトランジスタのコレクタから出力される出力信
    号が入力される第2の入力端子と、上記第2のトランジ
    スタのベースに印加する参照電位を出力する出力端子と
    を有しており、上記参照電位発生回路は、クロック信号
    が低電位(高電位)の時、上記第1のトランジスタのベ
    ースに印加される高低2種類の電位の中間の電位の参照
    電位を発生し、クロック信号が高電位(低電位)でかつ
    第2の入力端子に入力される信号が高電位の時、上記第
    1のトランジスタのベースに印加され高低2種類の電位
    のうち、高い方の電位よりさらに高い電位の参照電位を
    発生し、クロック信号が高電位(低電位)でかつ第2の
    入力端子に入力される信号が低電位の時、上記第1のト
    ランジスタのベースに印加される高低2種類の電位のう
    ち、低い方の電位よりさらに低い電位の参照電位を発生
    し、上記クロック信号入力時点での入力信号に対応した
    状態をラッチする機能を有する半導体回路。
  2. 【請求項2】高低2種類の電位をとる入力信号がゲート
    に印加され、ドレインから出力信号を出力する第1のト
    ランジスタと、参照電位がゲートに印加され、ソースが
    第1のトランジスタのソースに接続された第2のトラン
    ジスタと、上記第1のトランジスタのソースと上記第2
    のトランジスタのソースに共通に接続された電流源と、
    上記第2のトランジスタのゲートに印加する参照電位を
    発生する参照電位発生回路とからなる電流切換回路を有
    する半導体回路において、上記参照電位発生回路は、ク
    ロック信号が入力される第1の入力端子と、上記第1の
    トランジスタのドレインから出力される出力信号が入力
    される第2の入力端子と、上記第2のトランジスタのゲ
    ートに印加する参照電位を出力する出力端子とを有して
    おり、上記参照電位発生回路は、クロック信号が低電位
    (高電位)の時、上記第1のトランジスタのゲートに印
    加される高低2種類の電位のうち、高い方の電位よりさ
    らに高い電位の参照電位を発生し、クロック信号が高電
    位(低電位)でかつ第2の入力端子に入力される信号が
    低電位の時、上記第1のトランジスタのゲートに印加さ
    れる高低2種類の電位のうち、低い方の電位よりさらに
    低い電位の参照電位を発生し、上記クロック信号入力時
    点での入力信号に対応した状態をラッチする機能を有す
    る半導体回路。
JP59149370A 1984-07-20 1984-07-20 半導体回路 Expired - Lifetime JPH0644705B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59149370A JPH0644705B2 (ja) 1984-07-20 1984-07-20 半導体回路
US06/755,910 US4727265A (en) 1984-07-20 1985-07-17 Semiconductor circuit having a current switch circuit which imparts a latch function to an input buffer for generating high amplitude signals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59149370A JPH0644705B2 (ja) 1984-07-20 1984-07-20 半導体回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6129213A JPS6129213A (ja) 1986-02-10
JPH0644705B2 true JPH0644705B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=15473649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59149370A Expired - Lifetime JPH0644705B2 (ja) 1984-07-20 1984-07-20 半導体回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4727265A (ja)
JP (1) JPH0644705B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5510745A (en) * 1987-07-29 1996-04-23 Fujitsu Limited High-speed electronic circuit having a cascode configuration
JPH01226213A (ja) * 1988-03-04 1989-09-08 Mitsubishi Electric Corp ドライバ回路
US4900954A (en) * 1988-11-30 1990-02-13 Siemens Components,Inc. Mixed CML/ECL macro circuitry
US4891535A (en) * 1988-12-20 1990-01-02 Tektronix, Inc. Single supply ECL to CMOS converter
GB2234872B (en) * 1989-08-03 1994-04-06 Plessey Co Plc High speed CMOS differential interface circuits
JPH03231264A (ja) * 1990-02-06 1991-10-15 Canon Inc カラー画像合成操作用の器具
US5541545A (en) * 1995-06-07 1996-07-30 International Business Machines Corporation High speed bipolar D latch circuit with reduced latch clocking output corruption
US6850104B2 (en) 2003-03-10 2005-02-01 Texas Instruments Incorporated Master-slave latch with transparent mode

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033753B1 (ja) * 1971-02-05 1975-11-01
US3723761A (en) * 1971-09-21 1973-03-27 Hitachi Ltd Emitter-emitter coupled logic circuit device
JPS4935143U (ja) * 1972-06-23 1974-03-28
JPS5721067B2 (ja) * 1974-07-11 1982-05-04
JPS566536A (en) * 1979-06-28 1981-01-23 Nec Corp Integrated logic circuit
JPS5896425A (ja) * 1981-12-03 1983-06-08 Nec Corp 論理レベル変換回路
JPS603227A (ja) * 1983-06-21 1985-01-09 Nec Corp Ecl信号伝送回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6129213A (ja) 1986-02-10
US4727265A (en) 1988-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4629913A (en) Circuit arrangement for converting ECL-logic signals to TTL-logic signals
JPH0644705B2 (ja) 半導体回路
US4864166A (en) Tri-state logic level converter circuit
JPH06216745A (ja) 電源依存入力バッファ
US5148059A (en) CMOS and ECL logic circuit requiring no interface circuitry
US4754166A (en) Reset circuit for integrated injection logic
US5068550A (en) ECL-TTL signal level converter
JPH0633715Y2 (ja) トランジスタ−トランジスタ論理回路
JPS5938773B2 (ja) レベルシフト回路
JPS61127226A (ja) エミツタ結合ロジツク回路
US5254887A (en) ECL to BiCMIS level converter
JP3082336B2 (ja) Ecl−cmosレベル変換回路
US5276361A (en) TTL compatible input buffer
CA1285622C (en) Bipolar ecl input circuit for cmos devices
IE910093A1 (en) Signal level converter
JP2562831B2 (ja) レベル変換回路
US6222391B1 (en) Semiconductor integrated circuit
US4782248A (en) STL exclusive-or buffer
JP2798010B2 (ja) 差動デコード回路
JP3294909B2 (ja) 電子スイッチ回路
KR950005021B1 (ko) 레벨변환회로
JPH042009B2 (ja)
JPH0766709A (ja) Ecl/cmosレベル変換回路及びこれを含む半導体集積回路
KR930005167Y1 (ko) 모드제어논리 스위치 회로
JP3144133B2 (ja) Ttl出力回路