JPH0644687B2 - 2周波共用プリントダイポ−ルアンテナ - Google Patents

2周波共用プリントダイポ−ルアンテナ

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JPH0644687B2
JPH0644687B2 JP62001598A JP159887A JPH0644687B2 JP H0644687 B2 JPH0644687 B2 JP H0644687B2 JP 62001598 A JP62001598 A JP 62001598A JP 159887 A JP159887 A JP 159887A JP H0644687 B2 JPH0644687 B2 JP H0644687B2
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JP
Japan
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dipole antenna
printed dipole
parasitic
directivity
resonance frequency
Prior art date
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JP62001598A
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佳雄 恵比根
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陸上移動通信の基地局アンテナ用プリントダ
イポールアンテナを2周波共振させることを目的とし、
第1の共振周波数より高い第2の共振周波数における指
向性を制御するとともに、2つの無給電素子の長さを変
えることによって、第2の共振周波数の帯域を広帯域化
したプリントダイポールアンテナ構成に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、プリントダイポールアンテナを用いて2周波共振
させる方法としては、実願昭61−78229号によっ
て開示されているものがあり、これは、プリントダイポ
ールアンテナの放射素子の前面に近接させて無給電素子
を配置することによって実現している。このようなアン
テナの構造の例を第1図に示す。
第1図において、51はプリントダイポールアンテナの
放射素子、52は無給電素子、53は給電端子、54は
誘電体基板、55はアース板である。なお、プリントダ
イポールアンテナの放射素子長をL、無給電素子長l、
無給電素子幅をω、放射素子とアース板との間隔をtと
する。
第2図は水平面内指向性の測定例で、Aは第1の共振周
波数における水平面内指向性、Bは第2の共振周波数で
の水平面内指向性を示している。このような水平面内指
向性は放射素子とアース板の間隔tで一義的に決定さ
れ、第1の共振周波数における水平面内指向性と第2の
共振周波数による水平面内指向性は一致しない場合が存
在する。
また、無給電素子が一つであるため、第2の共振周波数
の比帯域は4%〜5%である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の2周波共用プリントダイポールアンテナでは、上
述したように、水平面内指向性は無給電素子の取り付け
位置によって決定されるため、第2の共振周波数の指向
性を変化させることができない欠点があるとともに、広
帯域化を図ることができないという欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、1つのプリ
ントダイポールアンテナを挟んで二つの無給電素子を放
射素子上に対向して配置し、放射素子上の設置位置を変
えることにより指向性を変化させて、第1の共振周波数
と第2の共振周波数の水平面内指向性を一致させ得ると
ともに、第2の周波数を共振させる無給電素子の長さを
僅かに変えることによって、広帯域化を図ることが可能
なプリントダイポールアンテナを提供することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば上述の目的は、前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。
すなわち、本発明は1つのプリントダイポールアンテナ
を用いて、2周波共振させるプリントダイポールアンテ
ナにおいて、第1の共振周波数より高い第2の共振周波
数での水平面内指向性を変化せしめることができ、か
つ、第2の共振周波数において、広帯域化させ得ること
を最も主要な特徴とするもので、プリントダイポールア
ンテナの放射素子の起電点付近に1対の無給電素子を取
り付けた構造である点において、従来のものと異なる。
〔実施例〕
第3図は、本発明の一実施例の2周波共用プリントダイ
ポールアンテナの構成を示す図であって、1,1′は放
射素子、2,2′は無給電素子、3は給電端子、4,
4′,4″は誘電体基板を表わしており、1と2,1′
と2′の間隔はd、無給電素子の幅はω、無給電素子の
長さはl、放射素子9の長さはL、幅はWである。
放射素子の共振周波数に対して、Lは共振波長の約1/
2となり、無給電素子2,2′により、第2の周波数が
共振する。
L>lとするのが本発明の要件である。lは第2の共振
周波数、ωはその周波数に対する比帯域に関係してお
り、dには無給電素子が結合する最適間隔が存在する。
また、第2の共振周波数はlにより任意に設定できる。
第4図は無給電素子を放射素子と平行に動かしたとき
(第3図中に移動方向をXで示している)の無給電素子
の位置の違いによる最大反射減衰量の変化を示したもの
である。A〜A′の長さがωである。無給電素子が放射
素子の中央付近にあるときが、0点で示した値であり、
そこから放射素子と平行に第3図で手前にずらしたとき
がAの方向、奥にずらしたときがA′の方向の値であ
る。無給電素子が放射素子上にないと結合が弱くなり、
最大反射減衰量が小さくなる。
このことから、無給電素子が放射素子上にあれば無給電
素子の効果が強くなり、2周波共振することがわかる。
なお、A点は給電点から一番遠い放射素子の端、0点は
放射素子の中心、A′点は給電点から一番近い放射素子
の端である。
第5図のCは第4図のA点に無給電端子がある場合の第
2の共振周波数における水平面内指向性で、DはA点と
0点の中間に無給電素子がある場合の水平面内指向性、
Eは0点に無給電素子がある場合の水平面内指向性を示
したものである。
放射素子上にある無給電素子の取り付け位置を変えるこ
とによって、第2の共振周波数における指向性を変化さ
せ得ることがわかる。なお、第1の周波数における水平
面内指向性は無給電素子の影響をほとんど受けない。
さらに、第6図のように無給電素子6,6′のそれぞれ
の長さを変えることにより、水平面内指向性にほとんど
影響を与えずに比帯域を10%以上広帯域化することが
可能である。
つまり、二つの無給電素子の長さl,l′が異なるとき
には、それぞれの長さに対応した共振周波数を有し、こ
の場合第1の共振周波数と合わせて、三つの共振点をも
つことになる。
従って、第2、第3の共振周波数の比較的近い値に設定
すれば実効的に帯域が拡大できることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のプリントダイポールアン
テナによれば、無給電素子の取り付け位置、無給電素子
の長さを変えることによって、1つのプリントダイポー
ルアンテナで、第2の共振周波数の水平面内指向性を変
化させることが可能であるから、広帯域の特性を有する
アンテナを容易に実現することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプリントダイポールアンテナにおける2
周波共用アンテナの構造の例を示す図、第2図は従来の
プリントダイポールアンテナの水平面内指向性を示す
図、第3図は本発明の一実施例の2周波共用プリントダ
イポールアンテナの構成を示す図、第4図は無給電素子
を放射素子と平行に動かしたときの無給電素子の位置と
最大反射減衰量の関係を示す図、第5図は本発明の放射
素子上の無給電素子の取り付け位置の違いによる水平面
内指向性の差を示す図、第6図は本発明の他の実施例の
広帯域化を図った場合の2周波共用プリントダイポール
アンテナの構成を示す図である。 1,1′……プリントダイポールアンテナの放射素子、
2,2′,6,6′……無給電素子、3……給電端子、
4,4′,4″……誘電体基板、5……プリントダイポ
ールアンテナのアース板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体基板上に構成されたプリントダイポ
    ールアンテナの放射素子の起電点付近に、該放射素子を
    挟んで、金属導体からなる2つの無給電素子を誘電体を
    介して、その面が電界軸と平行になるように、対向せし
    めて係着したことを特徴とする2周波共用プリントダイ
    ポールアンテナ。
  2. 【請求項2】金属導体からなる2つの無給電素子のそれ
    ぞれの長さが異なる特許請求の範囲第(1)項記載の2周
    波共用プリントダイポールアンテナ。
JP62001598A 1987-01-09 1987-01-09 2周波共用プリントダイポ−ルアンテナ Expired - Lifetime JPH0644687B2 (ja)

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JP62001598A JPH0644687B2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09 2周波共用プリントダイポ−ルアンテナ

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JPS63171004A JPS63171004A (ja) 1988-07-14
JPH0644687B2 true JPH0644687B2 (ja) 1994-06-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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