JPH0644638Y2 - カードのパンチ装置 - Google Patents

カードのパンチ装置

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JPH0644638Y2
JPH0644638Y2 JP6641790U JP6641790U JPH0644638Y2 JP H0644638 Y2 JPH0644638 Y2 JP H0644638Y2 JP 6641790 U JP6641790 U JP 6641790U JP 6641790 U JP6641790 U JP 6641790U JP H0644638 Y2 JPH0644638 Y2 JP H0644638Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
punch
die
guide plate
side edge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6641790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0428997U (ja
Inventor
勝章 小口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、カードに孔を明けるパンチ装置に関する。
(従来の技術) 例えば使用度数の目安としてプリペイドカードにパンチ
孔を明けるパンチ装置は、カード通路を間に置いて対向
させたパンチとダイスとからなっている。パンチとダイ
スは、互いの位置を一定にするためにパンチピンホルダ
とダイスホルダとを一体的に結合されてパンチユニット
を構成している。一方、カードは、書込みや読取りのた
めに送りローラによってカード通路を搬送される。この
場合、カードは、磁気ヘッドに対して所定の位置を通る
ようにその一側縁でカード側縁案内板を摺擦しながら送
られる。
パンチユニットとカード通路との位置関係の一つとし
て、カード側縁案内板にユニット装着窓を形成して、こ
の窓からユニットのパンチとダイスをカード通路に位置
させたものがある。この場合、装着窓とパンチユニット
の隙間が存在するためにカードの一側縁を案内する案内
部の一部がなくなっており、送られるカードのコーナー
が上記装着窓のエッジに当ると、カードの送り速度が変
動するという問題がある。
これを解決するものとして、実願平1−92221号が提案
されている。これは、カード側縁案内板を連続させてい
るので、カードの送り速度に悪影響を与えないという効
果はあるも、取付け時やメンテナンス時の作業性が悪い
という問題が残っている。すなわち、まずパンチピンユ
ニットを固定部材に取付けたのち、このユニットのパン
チピンとダイスの孔との位置を調整しながらダイスユニ
ットを取り付けるようになっており、パンチピンとダイ
スとの位置合わせに時間がかかると共に作業性が悪いこ
とである。
そこで、本考案は、カードの送り速度が安定すると共に
組付け性を向上させて調整等の時間短縮を実現できるカ
ードのパンチ装置の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のカードのパンチ装置は、カード通路を挾んで互
いに対向させたパンチとダイスを、カード通路から離れ
た位置で互いに結合し一体化してパンチユニットとし、
カード通路の一部を形成していてカードの側縁を案内す
るカード側縁案内板に、カード案内部を残してパンチ装
着孔とダイス装着孔を形成し、上記パンチとダイスを上
記それぞれの装着孔からカード通路に臨ませて、上記パ
ンチユニットを上記カード側縁案内板に固定したことを
特徴とする。
(作用) パンチとダイスを一体化したパンチユニットは、予めパ
ンチとダイスの相対位置が決められる。このパンチユニ
ットを、カード側縁案内板に形成したパンチ装着孔とダ
イス装着孔に挿入したのち、該ユニットを上記案内板に
固定する。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
第2図乃至第3図において、符号1はパンチユニットを
示している。パンチユニット1は、ヨークからなるパン
チホルダ2と、これに保持されたコイル3と、コイルの
中心部に移動自在に設けられたアクチュエータ4とから
なるパンチピンユニットと、ダイス11を含ダイスユニッ
トとからなっている。
アクチュエータ4には、パンチピン4aが設けられてい
る。パンチホルダ2の底部には、パンチピン4aを案内す
るガイド孔8aを形成されたパンチピンガイド8が固着さ
れている。アクチュエータ4の上端にはストッパ5が固
着されていて、このストッパ5は、パンチホルダ2に捩
じ込まれたストッパねじ6,6に案内されて摺動自在であ
る。従って、パンチピン4aは、ストッパねじ6,6とガイ
ド孔8aに案内されて一定の姿勢を保って移動する。スト
ッパねじ6,6には、コイルばね7,7が巻装されていて、パ
ンチピン4aを上方に移動させる向きに付勢している。
ダイス11は、スペーサ13を介してパンチユニットホルダ
14に固定ねじ15a,15bで固定されている。ダイス11に
は、パンチピン4aの下端が嵌入する孔11aが形成されて
いる。ダイス11とスペーサ8及びパンチホルダ2とは、
第2図に良く示すように、カード通路Oから離れた位置
においてスペーサ12を間に置いて固定ねじ15aで互いに
一体化されている。ダイス11とパンチピンユニットを一
体化するに際して、パンチピン4aと孔11aとは、互いの
位置を調整され位置決めされたのち固定される。スペー
サ13とパンチユニットホルダ14には、パンチ屑を逃すた
めの孔13a,14bがそれぞれ形成されている。
カード通路Oは、実施例の場合不動のフレームからなっ
ていて、カードCの側縁Caを案内するカード側縁案内板
17と、この側縁案内板17に固着されたカード上側ガイド
板9と、上記側縁案内板17に固着されたカード下側ガイ
ド板10で形成されている。カード上側ガイド板9は、第
5図に示すように、パンチピン4aが嵌入する孔9aと、該
板を案内板17にねじ18で固定するための折り曲げ部9bを
形成されている。
カード側縁案内板17には、第4図に良く示すように、パ
ンチ装着孔17aとダイス装着孔17bが、これらの間にカー
ド案内部17dを残して形成されている。カード案内部17d
は、カード通路Oの側縁部を形成していて、カードCの
側縁Caを連続して案内するようになっている。カード側
縁案内板17のダイス装着孔17bの下位には、ねじ孔17c,1
7cが形成されている。
パンチユニット1は、第5図に示すように、パンチをパ
ンチ装着孔17aに対応させ、ダイス11をダイス装着孔17b
に対応させておいて、これを示矢方向に進めたのち、パ
ンチユニットホルダ14の下垂部14cの孔14a(第3図参
照)に挿通した固定ねじ16,16でカード側縁案内板17に
固定される。このとき、ストッパねじ6,6を緩めてパン
チピン4aとカード上側ガイド板9との干渉を避けるので
あるが、この作業については後述する。第1図に示すよ
うに、カード側縁案内板17に装着されたパンチユニット
1は、そのパンチピン4aの下端部がカード通路O中に突
出してカード送り作用の妨げにならないように、ストッ
パねじ6,6のねじ込み長さを調整されている。そして、
パンチ部のカード通路Oは、その上部をカード上側ガイ
ド板9で、その底部をダイス11で、カードの側縁Ca(第
2図参照)を案内する側壁をカード案内部17dで構成さ
れることになる。パンチユニット1は、予めパンチピン
4aとダイス11の孔11aとを位置合わせされているので、
装着後の位置調整は不要である。また、カード通路Oを
送られるカードCの妨げとならないように、カード下側
ガイド板10とダイス11の対向縁部10a,11bは、下方に折
り曲げられている。
そして、カード通路Oを送られるカードCは、その側縁
Caをカード案内部17dに添わせて搬送されるが、該案内
部17dは、カード側縁案内板17に連続して形成されたも
のであるから、カードCのジッターを悪くするような影
響を与えない。この案内部17dは、カード側面案内板17
にカード上側ガイド板9を設けたことにより、従来のパ
ンチストロークを長くすることなくカードの側面を案内
する部分(17d)の剛性を確保でき、この部分の加工性
も容易となる。また、パンチピン4aは、カード上側ガイ
ド板9の孔9aを通してパンチ孔を明けるので、該ピンが
カード通路Oから完全に引っ込むことになり、パンチ後
のカードからのパンチピンの引き抜きが確実に行なえ、
カードの変形が防止できる。
次に、パンチユニット1のメンテナンスに際して、装着
されているパンチユニット1を取り外す場合の作用を説
明する。第2図に示すように装着されたパンチユニット
1のストッパねじ6,6を緩めて、パンチピン4aがカード
上側ガイド板9と干渉しない位置までコイルばね7,7の
弾力で上昇させる。しかるのち、固定ねじ16,16を緩め
てユニット1をカード側縁案内板17から取り外す。パン
チユニット1の点検修理の後は、取外しの手順と逆の手
順で取り付け、最後にアクチェータ4のストロークに合
わせてストッパねじ6,6を螺進させてパンチピン4aを少
し下降させる。この場合、パンチピン4aとダイス11の相
対位置は、組み込み前に調整済みであり、装着後の位置
調整は不要である。
図示の実施例は、パンチピン4aを上位に配置し、ダイス
11を下位に配置した例であるが、これらの配置位置は図
示とは逆であっても良い。また、図示の実施例では、パ
ンチ装着孔17aとダイス装着孔17bを窓孔で示したが、カ
ード案内部17dを残して形成した切欠きであっても良
い。従って、本考案でいう装着孔とは切欠きを含むもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すカードのパンチ装置の
正断面図、第2図は同上の側断面図、第3図はパンチユ
ニットのみを示す正面図、第4図はパンチ装着孔とダイ
ス装着孔を形成されたカード側面案内板を示す正面図、
第5図はカード側面案内板とパンチユニットを示す分解
側面図である。 1……パンチユニット,2……パンチホルダ,3……コイ
ル,4……アクチェータ,4a……パンチピン,8……スペー
サ、9……カード上側ガイド板,10……カード下側ガイ
ド板,11……ダイス,12……スペーサ,14……パンチユニ
ットホルダ,17……カード側面案内板,17a……パンチ装
着孔,17b……ダイス装着孔,17d……カード案内部,C……
カード,O……カード通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード通路を挾んで互いに対向させたパン
    チとダイスを、カード通路から離れた位置で互いに結合
    し一体化してパンチユニットとし、 カード通路の一部を形成していてカードの側縁を案内す
    るカード側縁案内板に、カード案内部を残してパンチ装
    着孔とダイス装着孔を形成し、 上記パンチとダイスを上記それぞれの装着孔からカード
    通路に臨ませて、上記パンチユニットを上記カード側縁
    案内板に固定したことを特徴とするカードのパンチ装
    置。
JP6641790U 1990-06-22 1990-06-22 カードのパンチ装置 Expired - Lifetime JPH0644638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6641790U JPH0644638Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 カードのパンチ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0428997U JPH0428997U (ja) 1992-03-09
JPH0644638Y2 true JPH0644638Y2 (ja) 1994-11-16

Family

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