JPH0644499B2 - 集積回路接続器 - Google Patents
集積回路接続器Info
- Publication number
- JPH0644499B2 JPH0644499B2 JP63291274A JP29127488A JPH0644499B2 JP H0644499 B2 JPH0644499 B2 JP H0644499B2 JP 63291274 A JP63291274 A JP 63291274A JP 29127488 A JP29127488 A JP 29127488A JP H0644499 B2 JPH0644499 B2 JP H0644499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bare chip
- land
- integrated circuit
- wiring board
- circuit connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集積回路接続器に関し、特にLSIやICのベ
アチップを配線基板に搭載するときに使用する集積回路
接続器に関する。
アチップを配線基板に搭載するときに使用する集積回路
接続器に関する。
従来、この種の集積回路接続方法では、セラミックの配
線基板等にLSIやICのベアチップを半田パンプ等で
直接付けするか、又は、配線フィルムに接続した後配線
基板等に搭載していた。またワイヤボンディングによる
方法も使用されている。
線基板等にLSIやICのベアチップを半田パンプ等で
直接付けするか、又は、配線フィルムに接続した後配線
基板等に搭載していた。またワイヤボンディングによる
方法も使用されている。
上述した従来の集積回路接続方法は、セラミックの配線
基板等にLSIやICのベアチップを半田バンプ等で直
接付けしている為、セラミックとLSI又はICのベア
チップの材質であるシリコンとの熱膨張係数の違いから
温度変化により、接続部(半田付け部)にクラック等が
はいるという欠点がある。また、その他の接続方法とし
て配線フィルムやワイヤボンディングを使用した場合等
ではコスト高になり、LSIやICのチップが不良にな
った場合、半田バンプによる直接付けはもちろんの事リ
ペアが非常に困難であるという欠点がある。
基板等にLSIやICのベアチップを半田バンプ等で直
接付けしている為、セラミックとLSI又はICのベア
チップの材質であるシリコンとの熱膨張係数の違いから
温度変化により、接続部(半田付け部)にクラック等が
はいるという欠点がある。また、その他の接続方法とし
て配線フィルムやワイヤボンディングを使用した場合等
ではコスト高になり、LSIやICのチップが不良にな
った場合、半田バンプによる直接付けはもちろんの事リ
ペアが非常に困難であるという欠点がある。
本発明の集積回路接続器は、LSIやICのベアチップ
を配線基板に接続するための集積回路接続器において、
前記ベアチップを収納する凹部構造を有する絶縁性のハ
ウジングと、前記ハウジングの凹部構造内に前記ベアチ
ップのランドの位置に対応する位置に取付けられ前記ベ
アチップのランドと前記配線基板のランド又はスルホー
ルとを接続する複数の電気接触子とを有し、前記電気接
触子は一端が前記ベアチップのランドと接触する凹状構
造で低融点半田を有する接触部と他端が前記配線基板と
接続する後続部とを有し前記接触部と前記接続部間の表
面を導電性被膜で覆われた弾性体の絶縁体を有して構成
する。
を配線基板に接続するための集積回路接続器において、
前記ベアチップを収納する凹部構造を有する絶縁性のハ
ウジングと、前記ハウジングの凹部構造内に前記ベアチ
ップのランドの位置に対応する位置に取付けられ前記ベ
アチップのランドと前記配線基板のランド又はスルホー
ルとを接続する複数の電気接触子とを有し、前記電気接
触子は一端が前記ベアチップのランドと接触する凹状構
造で低融点半田を有する接触部と他端が前記配線基板と
接続する後続部とを有し前記接触部と前記接続部間の表
面を導電性被膜で覆われた弾性体の絶縁体を有して構成
する。
次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図である。
第1図において、本実施例の集積回路接続器1は、ベア
チップ2を収納する凹部構造を有する絶縁性のハウジン
グ4内に一部絶縁体で覆われた電気接触子3がベアチッ
プ2のランド5のある位置に対応する位置に保持されて
いる。
チップ2を収納する凹部構造を有する絶縁性のハウジン
グ4内に一部絶縁体で覆われた電気接触子3がベアチッ
プ2のランド5のある位置に対応する位置に保持されて
いる。
第2図は第1図の中に示す電気接触子3の斜視図であ
る。
る。
第2図において、電気接触子3は第1図に示すベアチッ
プ2のランド5と接続する為の低融点半田8と配線板と
接続す為のリード端子6とを含む電気導電部12及び低
融点半田8を保持する為の凹部とリード端子6以外の部
分を覆う表面を導電被膜で覆われた弾性体の絶縁体7を
有して構成されている。
プ2のランド5と接続する為の低融点半田8と配線板と
接続す為のリード端子6とを含む電気導電部12及び低
融点半田8を保持する為の凹部とリード端子6以外の部
分を覆う表面を導電被膜で覆われた弾性体の絶縁体7を
有して構成されている。
尚、絶縁体7はハウジング4の一部かあるいは化学蒸着
(CVD)等によって得られた絶縁性被膜でも良いが、
絶縁体7は電気接触子3の補強になり、電気接触子3と
絶縁体7との合体が適度なばね性を持っている。
(CVD)等によって得られた絶縁性被膜でも良いが、
絶縁体7は電気接触子3の補強になり、電気接触子3と
絶縁体7との合体が適度なばね性を持っている。
また、低融点半田8はベアチップ2の破壊温度以下で溶
融する。従って、低融点半田8を溶融する手段をハウジ
ング4に備えるか、外部より加熱する。
融する。従って、低融点半田8を溶融する手段をハウジ
ング4に備えるか、外部より加熱する。
第3図に第1図に示す本実施例の集積回路接続器の縦断
面図である。
面図である。
第3図において、集積回路接続器1はスルホール10に
電気接触子3が半田付けされて配線板9に実装しベアチ
ップ2を搭載した縦断面図である。電気接触子3のリー
ド端子6が配線板9と半田付けされ、また、ベアチップ
2のランド5が電気接触子3と溶融固化した低融点半田
8により接続している。
電気接触子3が半田付けされて配線板9に実装しベアチ
ップ2を搭載した縦断面図である。電気接触子3のリー
ド端子6が配線板9と半田付けされ、また、ベアチップ
2のランド5が電気接触子3と溶融固化した低融点半田
8により接続している。
第4図は第3図に示すベアチップ2のランド5と電気接
触子3と接続を示す縦断面図である。
触子3と接続を示す縦断面図である。
第4図においてベアチップ2の外部出力用ランド5に低
融点半田8電気的に接続することにより、電気接触子3
との接続が可能である。この時、低融点半田8は、電気
接触子3の端面より盛り上がっていた方が良く、ランド
5あるいは電気接触子3とは、良好なぬれ性を有してい
る。
融点半田8電気的に接続することにより、電気接触子3
との接続が可能である。この時、低融点半田8は、電気
接触子3の端面より盛り上がっていた方が良く、ランド
5あるいは電気接触子3とは、良好なぬれ性を有してい
る。
第5図は第3図に示す本実施例の集積回路接続器の温度
環境が変化したときの模式縦断面図である。
環境が変化したときの模式縦断面図である。
第5図において、配線板9及びハウジング4とベアチッ
プ2との熱膨張係数の違いによってハウジング4とベア
チップ2との相対的位置がずれても、電気接触子3が撓
むことによりひずみエネルギーを吸収することにより安
定した接続が保証できる。
プ2との熱膨張係数の違いによってハウジング4とベア
チップ2との相対的位置がずれても、電気接触子3が撓
むことによりひずみエネルギーを吸収することにより安
定した接続が保証できる。
以上説明したように本発明は、電気接触子を配線基板と
ベアチップのランドとに接続する接触部以外を表面が導
電性被膜で覆われた絶縁体で覆いベアチップを収容する
ハウジングに固定することにより、温度変化時に、繰り
返し温度変化によるベアチップとベアチップの接続用ボ
ード、例えば、セラミック等の配線板との熱膨張の違い
を吸収し、長期の品質保証ができ、また、ベアチップの
取り替等の保守も容易にできる効果がある。また、本発
明は、高密度接続に使用され隣接端子間との漏話の防止
や伝送特性改善が必要であるので、ある一定の厚さをも
つ絶縁体を覆っている導電性被膜をアース接続すれば、
これらの特性を改善できるなどの効果がある。
ベアチップのランドとに接続する接触部以外を表面が導
電性被膜で覆われた絶縁体で覆いベアチップを収容する
ハウジングに固定することにより、温度変化時に、繰り
返し温度変化によるベアチップとベアチップの接続用ボ
ード、例えば、セラミック等の配線板との熱膨張の違い
を吸収し、長期の品質保証ができ、また、ベアチップの
取り替等の保守も容易にできる効果がある。また、本発
明は、高密度接続に使用され隣接端子間との漏話の防止
や伝送特性改善が必要であるので、ある一定の厚さをも
つ絶縁体を覆っている導電性被膜をアース接続すれば、
これらの特性を改善できるなどの効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の中に示す電気接触子の斜視図、第3図は第1図に示
す本実施例の集積回路接続器の縦断面図、第4図は第3
図に示すベアチップのランドと電気接触子との接続を示
す縦断面図、第5図は第3図に示す本実施例の集積回路
接続器の温度環境が変化したときの模式縦断面図であ
る。 1……集積回路接続器、2……ベアチップ、3……電気
接触子、4……ハウジング、5……ランド、6……リー
ド端子、7……絶縁体、8……低融点半田、9……配線
板、10……スルホール、12……電気導電部。
図の中に示す電気接触子の斜視図、第3図は第1図に示
す本実施例の集積回路接続器の縦断面図、第4図は第3
図に示すベアチップのランドと電気接触子との接続を示
す縦断面図、第5図は第3図に示す本実施例の集積回路
接続器の温度環境が変化したときの模式縦断面図であ
る。 1……集積回路接続器、2……ベアチップ、3……電気
接触子、4……ハウジング、5……ランド、6……リー
ド端子、7……絶縁体、8……低融点半田、9……配線
板、10……スルホール、12……電気導電部。
Claims (1)
- 【請求項1】LSIやICのベアチップを配線基板に接
続するための集積回路接続器において、前記ベアチップ
を収納する凹部構造を有する絶縁性のハウジングと、前
記ハウジングの凹部構造内に前記ベアチップのランドの
位置に対応する位置に取付けられ前記ベアチップのラン
ドと前記配線基板のランド又はスルホールとを接続する
複数の電気接触子とを有し、前記電気接触子は一端が前
記ベアチップのランドと接触する凹状構造で低融点半田
を有する接触部と他端が前記配線基板と接続する後続部
とを有し前記接触部と前記接続部間の表面を導電性被膜
で覆われた弾性体の絶縁体を有して構成することを特徴
とする集積回路接続器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63291274A JPH0644499B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 集積回路接続器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63291274A JPH0644499B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 集積回路接続器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139880A JPH02139880A (ja) | 1990-05-29 |
JPH0644499B2 true JPH0644499B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=17766756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63291274A Expired - Lifetime JPH0644499B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 集積回路接続器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644499B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014148319A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 富士電機株式会社 | コンタクト部品、および半導体モジュール |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP63291274A patent/JPH0644499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139880A (ja) | 1990-05-29 |
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