JP2720819B2 - リードフレーム及びこれを用いた配線構造 - Google Patents
リードフレーム及びこれを用いた配線構造Info
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- JP2720819B2 JP2720819B2 JP7101535A JP10153595A JP2720819B2 JP 2720819 B2 JP2720819 B2 JP 2720819B2 JP 7101535 A JP7101535 A JP 7101535A JP 10153595 A JP10153595 A JP 10153595A JP 2720819 B2 JP2720819 B2 JP 2720819B2
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- lead
- lead terminals
- wiring board
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレーム及びこれ
を用いた配線構造に関し、特に人工衛星等の宇宙航行体
や航空機において使用されるリードフレーム及びこのリ
ードフレームを含む配線構造に関する。
を用いた配線構造に関し、特に人工衛星等の宇宙航行体
や航空機において使用されるリードフレーム及びこのリ
ードフレームを含む配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】人工衛星等の宇宙航行体に使用する電子
機器において、ICパッケージをプリント配線板に搭載
する場合には、機械的振動に耐え得るようにICパッケ
ージの電極とプリント配線板の電極とをハンダ付けして
電気的に接続するのが一般的である。
機器において、ICパッケージをプリント配線板に搭載
する場合には、機械的振動に耐え得るようにICパッケ
ージの電極とプリント配線板の電極とをハンダ付けして
電気的に接続するのが一般的である。
【0003】しかしながら、宇宙空間では温度が急激に
変化するため、ICパッケージの熱膨張係数とプリント
配線板の熱膨張係数とが異なる場合には、熱膨張の結果
ハンダ付け接合部にいわゆるクラックが生じることがあ
る。このクラックは熱サイクルストレスによって発生す
るのであるが、かかるクラックを防止するために従来か
ら種々の方法が行われている。
変化するため、ICパッケージの熱膨張係数とプリント
配線板の熱膨張係数とが異なる場合には、熱膨張の結果
ハンダ付け接合部にいわゆるクラックが生じることがあ
る。このクラックは熱サイクルストレスによって発生す
るのであるが、かかるクラックを防止するために従来か
ら種々の方法が行われている。
【0004】例えば、リードレスセラミックチップキャ
リア(以下、適宜LCCCと略す)型のICパッケージ
を搭載するプリント配線板においては、CIC(Cop
per Invar Copper)コア等、熱膨張係
数がLCCCの材質の同等となる材料を採用している。
すなわち、一般的なガラスエポキシ等の熱膨張係数の大
きな材料を使用した場合には上述したクラックが生じる
が、熱膨張係数を同等にすることにより、ICパッケー
ジとプリント配線板との熱膨張量を同等にでき、熱膨張
が生じてもハンダ付け接合部にクラックが生じないので
ある。
リア(以下、適宜LCCCと略す)型のICパッケージ
を搭載するプリント配線板においては、CIC(Cop
per Invar Copper)コア等、熱膨張係
数がLCCCの材質の同等となる材料を採用している。
すなわち、一般的なガラスエポキシ等の熱膨張係数の大
きな材料を使用した場合には上述したクラックが生じる
が、熱膨張係数を同等にすることにより、ICパッケー
ジとプリント配線板との熱膨張量を同等にでき、熱膨張
が生じてもハンダ付け接合部にクラックが生じないので
ある。
【0005】また、補助材を使用して熱膨張係数を補償
する方法もある。これは、特開平1―264229号公
報に記載されているように、ポリイミド膜にLCCCの
電極に対応する導体パターンを設け、ポリイミド膜の柔
軟性により熱膨張係数の差に基づく熱膨張量を吸収する
ものである。
する方法もある。これは、特開平1―264229号公
報に記載されているように、ポリイミド膜にLCCCの
電極に対応する導体パターンを設け、ポリイミド膜の柔
軟性により熱膨張係数の差に基づく熱膨張量を吸収する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように過酷な
環境下において使用される宇宙用機器では高信頼性が要
求されるため、CICコアプリント配線板の使用が好ま
しいが、コスト高になるという欠点がある。
環境下において使用される宇宙用機器では高信頼性が要
求されるため、CICコアプリント配線板の使用が好ま
しいが、コスト高になるという欠点がある。
【0007】また、上述した特許公報に記載されている
熱膨張係数の補償方法によれば、薄いポリイミド膜の柔
軟性によって熱膨張量の差を吸収できるが、ポリイミド
基材と導体膜との接着の信頼性が低いという欠点があっ
た。
熱膨張係数の補償方法によれば、薄いポリイミド膜の柔
軟性によって熱膨張量の差を吸収できるが、ポリイミド
基材と導体膜との接着の信頼性が低いという欠点があっ
た。
【0008】なお、特開昭64―86540号公報や実
開平2―102663号公報に記載されているソケット
は、ICパッケージの抜き差しができることが前提にな
っており、本発明とは直接関係がない。
開平2―102663号公報に記載されているソケット
は、ICパッケージの抜き差しができることが前提にな
っており、本発明とは直接関係がない。
【0009】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はコストが低く
接続信頼性の高いリードフレーム及びこれを用いた配線
構造を提供することである。
るためになされたものであり、その目的はコストが低く
接続信頼性の高いリードフレーム及びこれを用いた配線
構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるリードフレ
ームは、複数の電極を有するリードレスチップキャリア
型ICパッケージが一主面に載置される基板と、一端が
前記基板の一主面の端部に接続されかつ前記複数の電極
に対応して設けられ対応する電極面とハンダ付けされて
電気的に接続され他端が前記パッケージの実装面との接
続部になる複数のリード端子とを含むリードフレームで
あって、前記リード端子の各々は前記対応する電極面と
垂直の方向に可撓性を有することを特徴とする。
ームは、複数の電極を有するリードレスチップキャリア
型ICパッケージが一主面に載置される基板と、一端が
前記基板の一主面の端部に接続されかつ前記複数の電極
に対応して設けられ対応する電極面とハンダ付けされて
電気的に接続され他端が前記パッケージの実装面との接
続部になる複数のリード端子とを含むリードフレームで
あって、前記リード端子の各々は前記対応する電極面と
垂直の方向に可撓性を有することを特徴とする。
【0011】本発明によるリードフレームを用いた配線
構造は、複数の電極を有するリードレスチップキャリア
型ICパッケージが載置される基板と、一端が前記基板
に接続されかつ前記複数の電極に対応して設けられ対応
する電極面とハンダ付けされて電気的に接続される複数
のリード端子とを含むリードフレームと、前記複数のリ
ード端子に対応して設けられ対応する端子と電気的に接
続される複数の電極を含む配線板と、を有する配線構造
であって、前記リード端子の各々は前記対応する電極面
と垂直の方向に可撓性を有することを特徴とする。
構造は、複数の電極を有するリードレスチップキャリア
型ICパッケージが載置される基板と、一端が前記基板
に接続されかつ前記複数の電極に対応して設けられ対応
する電極面とハンダ付けされて電気的に接続される複数
のリード端子とを含むリードフレームと、前記複数のリ
ード端子に対応して設けられ対応する端子と電気的に接
続される複数の電極を含む配線板と、を有する配線構造
であって、前記リード端子の各々は前記対応する電極面
と垂直の方向に可撓性を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】複数の電極を有するLCCC型ICパッケージ
が載置される基板に、その複数の電極に対応して設けら
れ対応する電極面とハンダ付けされて電気的に接続され
る複数のリード端子の各々の一端を接続する。これら複
数のリード端子に対応して複数の電極を配線板に設け、
対応するリード端子と電極とを電気的に接続する。リー
ド端子の各々を略逆U字形状とし、対応する電極面と垂
直の方向に可撓性を持たせる。配線板及びICパッケー
ジにそれぞれ熱膨張が生じても、ハンダ付け接合部にク
ラックが生じない。
が載置される基板に、その複数の電極に対応して設けら
れ対応する電極面とハンダ付けされて電気的に接続され
る複数のリード端子の各々の一端を接続する。これら複
数のリード端子に対応して複数の電極を配線板に設け、
対応するリード端子と電極とを電気的に接続する。リー
ド端子の各々を略逆U字形状とし、対応する電極面と垂
直の方向に可撓性を持たせる。配線板及びICパッケー
ジにそれぞれ熱膨張が生じても、ハンダ付け接合部にク
ラックが生じない。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0014】図2は本発明によるリードフレームの一実
施例の構成を示す斜視図である。図において、本発明の
一実施例によるリードフレームは、LCCC型ICパッ
ケージが載置される絶縁基板1と、この基板1の表面の
導体膜2にろう材4で電気的に接続されたリード端子3
とを含んで構成されている。すなわち、絶縁基板1に載
置されるICパッケージにはその側面に複数の電極が設
けられており、その複数の電極のそれぞれに対応してリ
ード端子3が設けられているのである。そして、そのリ
ード端子3の一端が、ろう材4によって基板1の表面の
導体膜2に接続されているのである。
施例の構成を示す斜視図である。図において、本発明の
一実施例によるリードフレームは、LCCC型ICパッ
ケージが載置される絶縁基板1と、この基板1の表面の
導体膜2にろう材4で電気的に接続されたリード端子3
とを含んで構成されている。すなわち、絶縁基板1に載
置されるICパッケージにはその側面に複数の電極が設
けられており、その複数の電極のそれぞれに対応してリ
ード端子3が設けられているのである。そして、そのリ
ード端子3の一端が、ろう材4によって基板1の表面の
導体膜2に接続されているのである。
【0015】つまり、絶縁基板1に載置されるLCCC
型ICパッケージの上面からみた場合において、そのパ
ッケージの各電極の位置に対応する位置に導体膜2が配
置されているのである。そして、補助リードとして作用
するリード端子3の一端がその導体膜2上にろう材4に
よって取付けられているのである。なお、ハンダ付け作
業の際の熱でリード端子3と導体膜2とが剥がれること
のないように、ろう材4には高融点のものを用いる。
型ICパッケージの上面からみた場合において、そのパ
ッケージの各電極の位置に対応する位置に導体膜2が配
置されているのである。そして、補助リードとして作用
するリード端子3の一端がその導体膜2上にろう材4に
よって取付けられているのである。なお、ハンダ付け作
業の際の熱でリード端子3と導体膜2とが剥がれること
のないように、ろう材4には高融点のものを用いる。
【0016】同図においては、絶縁基板1を正方形板と
しているが、この形状に限定されるものではなく、IC
パッケージの形状に応じて絶縁基板1を適切な形状とす
る。また、同図においては、絶縁基板1の1辺当たり7
本のリード端子が設けられ、合計28本のリードが設け
られているが、これらの本数に限定されるものではな
く、他の型のICパッケージについても電極数に応じて
リード端子を設ければ良い。
しているが、この形状に限定されるものではなく、IC
パッケージの形状に応じて絶縁基板1を適切な形状とす
る。また、同図においては、絶縁基板1の1辺当たり7
本のリード端子が設けられ、合計28本のリードが設け
られているが、これらの本数に限定されるものではな
く、他の型のICパッケージについても電極数に応じて
リード端子を設ければ良い。
【0017】ここで、各リード端子3は略逆U字形状に
成形された部分を有している。したがって、各リード端
子3は取付けられている辺の外側方向に対して可撓性を
有することになる。
成形された部分を有している。したがって、各リード端
子3は取付けられている辺の外側方向に対して可撓性を
有することになる。
【0018】次に、このリードフレームを用いた配線例
について説明する。図3は図2のリードフレームにLC
CC型のICパッケージをハンダ付けによって搭載し、
この搭載した後のリードフレームをプリント配線板に実
装した場合の構成を示す斜視図である。また、図1は図
3のA―A部の断面図である。なお、両図において図2
と同等部分は同一符号により示されている。
について説明する。図3は図2のリードフレームにLC
CC型のICパッケージをハンダ付けによって搭載し、
この搭載した後のリードフレームをプリント配線板に実
装した場合の構成を示す斜視図である。また、図1は図
3のA―A部の断面図である。なお、両図において図2
と同等部分は同一符号により示されている。
【0019】両図において、5はLCCC型ICパッケ
ージ、6はプリント配線板、7はプリント配線板に設け
られた電極、8はICパッケージ5の電極である。
ージ、6はプリント配線板、7はプリント配線板に設け
られた電極、8はICパッケージ5の電極である。
【0020】ICパッケージ5をプリント配線板6に実
装する場合、ICパッケージ5を上述したリードフレー
ムにはめ込み、各リード端子3がICパッケージ5の電
極8の溝に入るようにする。次に、このリードフレーム
が取り付けられた状態のICパッケージ5をプリント配
線板6の上に置き、プリント配線板6表面の各電極7と
各リード端子3とが接するように位置を調整する。
装する場合、ICパッケージ5を上述したリードフレー
ムにはめ込み、各リード端子3がICパッケージ5の電
極8の溝に入るようにする。次に、このリードフレーム
が取り付けられた状態のICパッケージ5をプリント配
線板6の上に置き、プリント配線板6表面の各電極7と
各リード端子3とが接するように位置を調整する。
【0021】リード端子3及びICパッケージ5の電極
8には予備ハンダ付けしておき、また、プリント配線板
6の電極7にはクリームハンダを塗布しておく。これに
より、ICパッケージ5の各電極8と各リード端子3と
の接続、各リード端子3とプリント配線板の電極7との
接続が一度のリフローはんだにて可能となる。この配線
により、LCCC型ICパッケージ5とプリント配線板
6との間は電極8とプリント配線板6の電極7との間
が、メタロジカル(metalogical)接合、す
なわち接合部分が合金になることによる接続がなされた
信頼性の高いリード端子3で結ばれる。よって、ICパ
ッケージ5と配線板との熱膨張係数の差によるストレス
は成形されたこのリード端子3にて吸収されるのであ
る。
8には予備ハンダ付けしておき、また、プリント配線板
6の電極7にはクリームハンダを塗布しておく。これに
より、ICパッケージ5の各電極8と各リード端子3と
の接続、各リード端子3とプリント配線板の電極7との
接続が一度のリフローはんだにて可能となる。この配線
により、LCCC型ICパッケージ5とプリント配線板
6との間は電極8とプリント配線板6の電極7との間
が、メタロジカル(metalogical)接合、す
なわち接合部分が合金になることによる接続がなされた
信頼性の高いリード端子3で結ばれる。よって、ICパ
ッケージ5と配線板との熱膨張係数の差によるストレス
は成形されたこのリード端子3にて吸収されるのであ
る。
【0022】すなわち、各リード端子3は、略逆U字形
状部分を有しているため、各端子に対応する電極8の電
極面と垂直の方向に可撓性を有し、ストレスが吸収され
るのである。
状部分を有しているため、各端子に対応する電極8の電
極面と垂直の方向に可撓性を有し、ストレスが吸収され
るのである。
【0023】なお、リード端子3の材質には、特に条件
はなく、機械的強度や電気伝導率等を考慮して選定すれ
ば良い。例えば、銅を用いる。その表面をメッキしても
良い。また、リード端子3の断面にも、特に条件はな
く、円形、矩形等、機械的強度等を考慮して決定すれば
良い。
はなく、機械的強度や電気伝導率等を考慮して選定すれ
ば良い。例えば、銅を用いる。その表面をメッキしても
良い。また、リード端子3の断面にも、特に条件はな
く、円形、矩形等、機械的強度等を考慮して決定すれば
良い。
【0024】ところで、リード端子はICパッケージの
電極数に応じて多数必要であるが、リード端子の各々が
一片一片バラバラでは、持ち運びや取扱い上不便である
と共に、実装時の位置あわせが面倒になり、作業性が低
下する。しかし、リード端子は上述したように絶縁基板
上に配列されているので、そのような問題がない。ま
た、リード端子はLCCCと配線板との2カ所でハンダ
付けされるが、絶縁基板上に配列されているので、型く
ずれせずに両者一度にハンダ付けすることができる。
電極数に応じて多数必要であるが、リード端子の各々が
一片一片バラバラでは、持ち運びや取扱い上不便である
と共に、実装時の位置あわせが面倒になり、作業性が低
下する。しかし、リード端子は上述したように絶縁基板
上に配列されているので、そのような問題がない。ま
た、リード端子はLCCCと配線板との2カ所でハンダ
付けされるが、絶縁基板上に配列されているので、型く
ずれせずに両者一度にハンダ付けすることができる。
【0025】なお、本実施例では各リード端子3が略逆
U字形状に成形された部分を有する場合について説明し
たが、略逆U字形状に限らず、略逆V字形状や略半円形
状の部分を有する場合であっても良い。つまり、プリン
ト配線板とのストレスリリーフを確保することができる
形状であれば、同様な効果が得られることは明らかであ
る。
U字形状に成形された部分を有する場合について説明し
たが、略逆U字形状に限らず、略逆V字形状や略半円形
状の部分を有する場合であっても良い。つまり、プリン
ト配線板とのストレスリリーフを確保することができる
形状であれば、同様な効果が得られることは明らかであ
る。
【0026】また、以上はリードフレームが宇宙航行体
や航空機の電子機器に使用される場合について説明した
が、これに限らず熱膨張が問題となる環境において使用
される場合に本発明を広く適用できることは明らかであ
る。
や航空機の電子機器に使用される場合について説明した
が、これに限らず熱膨張が問題となる環境において使用
される場合に本発明を広く適用できることは明らかであ
る。
【0027】さらにまた、セラミック製のチップキャリ
アの場合に限らず、プラスチック製の場合、すなわちリ
ードレスプラスチックチップキャリアの場合にも本発明
が適用できることは明らかである。
アの場合に限らず、プラスチック製の場合、すなわちリ
ードレスプラスチックチップキャリアの場合にも本発明
が適用できることは明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、逆U字形
状等、対応する電極面と垂直の方向に可撓性を持つリー
ド端子によってリードフレームを構成し、このリードフ
レームを用いてICパッケージを配線板に実装すること
により、配線板及びICパッケージにそれぞれ熱膨張が
生じても、ハンダ付け接合部にクラックが生じないとい
う効果がある。したがって、配線板に低価格のガラスエ
ポキシ材料を使用した場合においても接続信頼性を高く
維持することができ、低コスト化と高信頼性とを両立さ
せることができるという効果がある。
状等、対応する電極面と垂直の方向に可撓性を持つリー
ド端子によってリードフレームを構成し、このリードフ
レームを用いてICパッケージを配線板に実装すること
により、配線板及びICパッケージにそれぞれ熱膨張が
生じても、ハンダ付け接合部にクラックが生じないとい
う効果がある。したがって、配線板に低価格のガラスエ
ポキシ材料を使用した場合においても接続信頼性を高く
維持することができ、低コスト化と高信頼性とを両立さ
せることができるという効果がある。
【図1】本発明の実施例によるリードフレームを用いた
配線構造の断面図である。
配線構造の断面図である。
【図2】本発明の実施例によるリードフレームの構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例によるリードフレームを用いた
配線構造の斜視図である。
配線構造の斜視図である。
1 絶縁基板 2 導体膜 3 リード端子 4 ろう材 5 LCCC型ICパッケージ 6 プリント配線板 7、8 電極
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の電極を有するリードレスチップキ
ャリア型ICパッケージが一主面に載置される基板と、
一端が前記基板の一主面の端部に接続されかつ前記複数
の電極に対応して設けられ対応する電極面とハンダ付け
されて電気的に接続され他端が前記パッケージの実装面
との接続部になる複数のリード端子とを含むリードフレ
ームであって、前記リード端子の各々は前記対応する電
極面と垂直の方向に可撓性を有することを特徴とするリ
ードフレーム。 - 【請求項2】 前記リード端子の各々は、略逆U字形状
部分を有し該部分の一端が前記電極面と接続されかつ他
端が前記パッケージの実装面に電気的に接続されること
を特徴とする請求項1記載のリードフレーム。 - 【請求項3】 前記リード端子の各々は、略逆V字形状
部分を有し該部分の一端が前記電極面と接続されかつ他
端が前記パッケージの実装面に電気的に接続されること
を特徴とする請求項1記載のリードフレーム。 - 【請求項4】 前記リード端子の各々は、略半円形状部
分を有し該部分の一端が前記電極面と接続されかつ他端
が前記パッケージの実装面に電気的に接続されることを
特徴とする請求項1記載のリードフレーム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のリード
フレームと、前記複数のリード端子に対応して設けられ
対応する端子と電気的に接続される複数の電極を含む配
線板とを有する配線構造であって、前記リード端子の各
々は前記対応する電極面と垂直の方向に可撓性を有する
ことを特徴とする配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101535A JP2720819B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | リードフレーム及びこれを用いた配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101535A JP2720819B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | リードフレーム及びこれを用いた配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298305A JPH08298305A (ja) | 1996-11-12 |
JP2720819B2 true JP2720819B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=14303143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7101535A Expired - Lifetime JP2720819B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | リードフレーム及びこれを用いた配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2720819B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105470229A (zh) * | 2015-12-26 | 2016-04-06 | 中国电子科技集团公司第十三研究所 | 一种用于微波器件表贴封装的外壳引线及其连接结构 |
CN110299898A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-10-01 | 北京无线电计量测试研究所 | 一种带阻晶体滤波器线圈加固方法及装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0170293U (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-10 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP7101535A patent/JP2720819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08298305A (ja) | 1996-11-12 |
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