JPH0644376Y2 - 搾乳機のミルクタップ - Google Patents

搾乳機のミルクタップ

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JPH0644376Y2
JPH0644376Y2 JP1990040682U JP4068290U JPH0644376Y2 JP H0644376 Y2 JPH0644376 Y2 JP H0644376Y2 JP 1990040682 U JP1990040682 U JP 1990040682U JP 4068290 U JP4068290 U JP 4068290U JP H0644376 Y2 JPH0644376 Y2 JP H0644376Y2
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JP
Japan
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milk
milk tap
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tap
connection port
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重忠 土屋
利幸 上條
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パイプライン方式の搾乳機において、真空パ
イプ又はミルクパイプの真空圧をティートカップやミル
ククローに供給する為に使用されるミルクタップの改良
に関するものである。
従来技術 真空パイプやミルクパイプに設けた穴にパッキン材を介
して接続されたミルクタップ本体と、該ミルクタップ本
体に摺動自在に保持されたスライドプレートと、スライ
ドプレートに設けた接続口に係合するディストリビュー
タをスライドさせて着脱する方式のものが知られてい
る。
考案が解決しようとする課題 しかしながらかかる従来の方式のミルクタップの場合
は、スライドプレートによりパイプの穴を塞ぐように構
成しているためにスライドプレート及びその周辺部分に
はほこりや汚れが溜りやすくディストリビュータの着脱
時にミルクパイプ内にほこり等が吸い込まれるという不
都合がある。
そこで本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑みなされた
もので、ディストリビュータの着脱時にほこり等が吸い
込まれにくいものを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち本考案は、ミルクパイプ又は真空パイプに設け
た穴にパッキン材を介して装着された接続口を有するミ
ルクタップ本体と、該ミルクタップ本体に設けた接続口
と摺接するスライドプレートとからなるものにおいて、
前記ミルクタップ本体にスプリング等の付勢手段により
閉じる方向に回転力が付加されたカバー体が枢着されて
おり、該カバー体の一端が外側に折り曲げられていた搾
乳機ミルクタップにより本目的を達成する。
尚、請求項2の考案は、カバー体の開放作業が簡単とな
るようにカバー体の一端を外側に折曲げ、該折り曲げ部
を作用点としてカバー体を開放できるように構成してい
る。
作用 本考案にかかるミルクタップでは、ディストリビュータ
をミルクタップに接続しない時は、各接続口は、スライ
ドプレートにて閉塞されると共にカバー体により覆われ
る。従って、外気が流入しにくい。
又ディストリビュータを接続するときは、カバー体の折
り曲げ部をディストリビュータと当接させることにより
そこを作用点として回転させ、持ち上げる。持ち上げた
状態においてディストリビュータの接続口をスライドプ
レートの口に嵌合した後にそれをスライドプレートと共
に摺動させ、ミルクタップの接続口と当接させる。
この時カバー体は、ディストリビュータがカバー体の回
転力に抗している為に持ち上げたままとなる。
そしてディストリビュータを取り外す時には、ディスト
リビュータをスライドプレートと共に摺動させ、ミルク
タップより外す。するとカバー体は、スプリング力によ
りミルクタップ方向に回転し、カバー体はガイドと当接
することになり、接続口内に外気が流入するのを防ぐ。
実施例 以下に本考案を図面に示された一実施例に従って詳細に
説明する。
図において1はミルクタップ本体であり、縦に平行に並
んだミルクパイプ2と真空パイプ3のそれぞれにあけら
れた穴4,5とパッキン6,7を介して接続されており、本実
施例では穴4をそのままディストリビュータAとの接続
口とし、真空パイプ5との接続口についてはミルクタッ
プ本体1の摺動面1aを傾斜させている関係から連通室8
を介して摺動面1aの接続口と連通するように構成されて
いる。
摺動面1aの真空パイプとの接続口17bには空気漏れを防
ぐ為に摺動面1aに断面円形のくぼみを設け、それにOリ
ング状のパッキン9を配置している。
従って摺動面1aには、真空パイプ3の接続口17bとミル
クパイプ2の接続口17aとがあけられており、各接続口
にはわずかではあるがパッキン6,9が突出している。
摺動面1aの長手方向両端部には、断面逆L字状のガード
10が連設されており、該ガード10と摺動面1aとの間には
中央に連結口12を有するスライドプレート11が嵌合され
ている。
ミルクタップ本体1の上部には、スプリング13を介して
ミルクタップ方向に付勢されたカバー体14が枢着されて
おり、該カバー体14はミルクタップ本体1の形状に沿っ
て折り曲げられている。
特にスライドプレート11の摺動面を覆うように巾が摺動
面1aより広めでかつガード10の立ち上がり高さより高め
のガードカバー14aが両端に連設されており、長さは摺
動面を完全にカバーするように構成している。
カバー体14の摺動面1aより突出している端部14bは外側
にやや折り曲げられており、これをディストリビュータ
Aでカバー体14を持ち上げる為の把手部としている。
カバー体14の裏面には、本体1とカバー体14とが反動で
衝突する際の衝撃を吸収するために弾性体からなる吸収
材14cが接合されている。
尚ミルクパイプ2及び真空パイプ3とミルクタップ本体
との結合は、タップホルダー15,16及びボルト,ナット
にて締め付け固定するようにしている。
以上述べた構成において本実施例にかかる装置では、第
3図に示すようにミルクタップ本体1に枢着されたカバ
ー体14をその回転力に抗して把手部14bを作用点として
ディストリビュータAで押し上げる。
次にディストリビュータAの下方の接続口17aを本体1
のスライドプレート11の連結口12と嵌合させた後に、ス
ライドプレート11と共に摺動面1a上を下方にスライドさ
せると接続口17aが接続口18と当接し、また接続口17bが
接続口4と当接する結果ディストリビュータAに真空圧
が供給される。
次に搾乳が終了し、ディストリビュータAをスライドプ
レート11と共にスライドさせると、ディストリビュータ
Aの接続口17a,17bと本体1の接続口との係合が解け、
代わりにスライドプレート11が各接続口4,18と当接し、
真空圧による吸引作用により密着し該接続口を閉塞す
る。
ディストリビュータAを本体1から離すとカバー体14の
係止がなくなる為にカバー体14を付勢しているスプリン
グ13によりカバー体14は、摺動面1aに向かって(閉じる
方向に)回転し、その面を覆う。
従って本体1の接続口1,18は、スライドプレート11によ
り閉塞されると共にカバー体14にて覆われるために接続
口4,18とが外気と閉ざされることになる。
又カバー体14がスプリング力により回転し、摺動面1aの
ガードと当接する際に本体1に衝撃がかかるが、裏面に
弾性体14cが接合されている関係でそのショックを和ら
げることができる。
次に第4図に示すものは、本考案の第2実施例を示すも
のでミルクパイプ2にあけた穴にパッキンを介して係合
されたミルクタップ本体1と、該ミルクタップ本体1の
接続口に面する摺動面1aの長手方向両端に突起部18を連
設したものにおいて、該突起部18を挟むように摺動する
スライドプレート11とからなるものにおいて、前記ミル
クタップ本体1の上部にスプリング等で付勢されたカバ
ー体14を枢着したものからなり、前述の実施例1と同様
にガードカバー14a,把手部14b及び弾性体14cが形成され
ている。
以上の構成において本実施例では、第1実施例と同様に
スライドプレート11の接続口にニップルを嵌合した後に
スライドさせてミルクタップ本体1にニップルを接続す
る。
またニップルを外す時には、スライドプレート11と共に
ニップルをスライドさせて外す。するとカバー体14がス
プリング力によりミルクタップの摺動面1aを覆い、ミル
クパイプ内にホコリ等が混入するのを防ぐことができ
る。
尚、本実施例では、スライドプレートに結合用の穴を明
けたものを用いたがこれに限定されるものではなく、ス
ライドプレートに穴をあける代わりに、スライドプレー
トの先端にディストリビュータAと結合する手段を設け
るように構成しても良い。
効果 以上述べたように本考案にかかるミルクタップでは、デ
ィストリビュータを使用しない時には、カバー体は付勢
力によりミルクタップの接続口が覆われているために、
接続口に塵等が入りにくい。さらにカバー体の端部を外
側に折り曲げているので、ディストリビュータをミルク
タップに装着する際に該折り曲げ部を当接させ、そこを
作用点として持ち上げることができるので、カバーの持
ち上げとディストリビュータの装着を同時に行なうこと
ができ能率的である。
また摺動面の両端部にガードを設け、該ガードとカバー
とを当接させるように構成しているので、カバー体は従
来のものに比較して狭いもの(ミルクタップの幅程度)
で足りる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案にかかる装置の実施例を示す
もので、第1図は第1実施例の縦断面図,第2図はその
平面図,第3図は装置の装着状態を示す縦断面図,第4
図は第2実施例を示す装置の斜視図である。 1……ミルクタップ本体、2……ミルクパイプ 3……真空パイプ、4,5……穴 6,7,9……パッキン、8……連通室 10……ガード、12……連通口 14……カバー体、15,16……タップホルダー 18……接続口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミルクパイプ又は真空パイプに設けた穴に
    パッキン材を介して装着された接続口を有するミルクタ
    ップ本体と、該ミルクタップ本体に設けた接続口と摺接
    するスライドプレートとからなるものにおいて、前記ミ
    ルクタップ本体にスプリング等の付勢手段により閉じる
    方向に回転力が付加されたカバー体が枢着されており、
    該カバー体の一端が外側に折り曲げられていることを特
    徴とする搾乳機のミルクタップ。
  2. 【請求項2】前記ミルクタップの摺動面の長手方向両端
    部にガード10が連設されており、該ガード10にカバー体
    14が当接するように構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のミルクタップ。
JP1990040682U 1990-04-18 1990-04-18 搾乳機のミルクタップ Expired - Fee Related JPH0644376Y2 (ja)

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JPH042254U JPH042254U (ja) 1992-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926148U (ja) * 1972-06-05 1974-03-06
SE417635B (sv) * 1977-10-14 1981-03-30 Alfa Laval Ab Kopplingsanordning for vakumledning
JPS5636265Y2 (ja) * 1978-08-10 1981-08-26

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JPH042254U (ja) 1992-01-09

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