JPH0644366Y2 - 鋸用ホルダ - Google Patents

鋸用ホルダ

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JPH0644366Y2
JPH0644366Y2 JP1990089591U JP8959190U JPH0644366Y2 JP H0644366 Y2 JPH0644366 Y2 JP H0644366Y2 JP 1990089591 U JP1990089591 U JP 1990089591U JP 8959190 U JP8959190 U JP 8959190U JP H0644366 Y2 JPH0644366 Y2 JP H0644366Y2
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JP
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saw
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holder body
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expanding
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JP1990089591U
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公一 石田
恒夫 石田
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公一 石田
恒夫 石田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として剪定鋸や枝打ち鋸などを携行する際に
収める鋸用ホルダに関する考案である。
〔従来の技術〕
従来の鋸用ホルダは、第6図に示すように一般に鋸の刃
板を収めることができる鞘状としている。鞘状としたホ
ルダ本体Aの開口部付近に帯状体Bを装着し、この帯状
体Bに係止具Cを設けてホルダ本体に収められた鋸の柄
を係止させ、収められた鋸が妄りに抜け落ち無いように
したもの等が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来の鋸用ホルダは一般に鞘状であって、鞘の開放端か
ら鋸の先端を挿入し出し入れしなければならなかった。
そのため、鋸のホルダへの出し入れが面倒で特にホルダ
を腰のベルトなどに装着した場合、鋸の出し入れに腕を
大きく上下させなければならず高所作業の場合に危険性
を伴うこともあった。
本考案は、鋸を簡単に出し入れすることができる鋸用ホ
ルダを得ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
ホルダ本体(1)はその基本形状を鋸の歯縁が入り込む
べく断面略U字状とする。このホルダ本体(1)の先端
に鋸の先端を支受する支受部(1a)を形成するととも
に、ホルダ本体(1)の基端部には鋸柄の一部が入り込
む拡開部(1b)を形成する。そして拡開部(1b)に鋸柄
との係止手段を設けるものとする。
鋸とホルダとの係止手段はホルダ本体(1)全体を弾性
を有する合成樹脂材で一体に成型し、拡開部(1b)にお
いて鋸柄を弾性的に挟持させるようにして実現すること
ができる。このホルダ本体の拡開部に指掛部(7)を突
出させることや拡開部(1b)側壁に任意回動位置におい
て係止し得る吊下げ杆(2)を設けると、取扱上より便
利なものとなる。
〔作用〕
本考案鋸用ホルダに鋸を収めるには、ホルダ本体の先端
に形成した支受部(1a)に鋸の先端を支受させて、これ
を支点として回動させるようにして鋸の歯縁部分を断面
略U字状としたホルダ本体(1)に嵌め込む。このと
き、鋸柄の一部はホルダ本体の基端部に形成した拡開部
(1b)に入り込む。そこで拡開部(1b)においてホルダ
本体と鋸柄を係止すると鋸はホルダ本体に収容されて妄
りに抜け出る事がない。
鋸を取り出す場合は、前記場合とは逆に拡開部(1b)に
おける鋸柄とホルダ本体との係止を解除する。
ホルダ本体全体を弾性を有する合成樹脂材で一体に成型
し、拡開部(1b)において鋸柄を弾性によって挟持させ
るようにすると、特別な係止手段を別に設ける必要が無
い。そして、ホルダ本体(1)の拡開部(1b)に指掛部
(7)を突出させたものでは、収容された鋸を取出す場
合に鋸柄を持った手の親指で指掛部を押さえることによ
って鋸柄とホルダ本体(1)との係合を解除し容易に取
り出す事が出来るものとなる。
ホルダ本体(1)の拡開部(1b)側壁に吊下げ杆(2)
を回動自在に装着し、任意回動位置において係止し得る
ようにしたものでは、吊下げ杆を腰のベルトなどに固定
しておきホルダ本体(1)を鋸が出し入れし易い傾斜方
向に位置させておく。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
ホルダ本体(1)は鋸の歯縁が入り込むべく、全体を略
U字状とし、先端部に鋸の先端が支受される支受部(1
a)を基端部に鋸柄の一部が入り込む拡開部(1b)を形
成するが、図示実施例においてはホルダ本体先端を鋸の
先端部のみが入り込む短筒状に成型し支受部(1a)とし
ている。そして、第4図から理解されるようにホルダ本
体(1)の基端部は鋸柄の一部が入り込むようにU字幅
を広げた拡開部(1b)としてある。拡開部(1b)には一
方の側壁に吊り下げ杆(2)を装着している。
先端の支受部(1a)と拡開部(1b)との間のホルダ本体
(1)は第2図に示すように、一方の側壁を開放側から
切除し略半分の幅とし、収められている鋸の刃板が外部
から確認できるようにするとともに、ホルダ全体が軽く
なるように工夫している。このとき、他方の側壁は収め
られる鋸の刃板の背部が突出しない高さとしてある。
ホルダ本体(1)の基端部に形成する拡開部(1b)には
鋸柄との係止手段を設けるが、図示実施例ではホルダ本
体(1)全体を、弾性を有する合成樹脂材で成型するも
のとし、拡開部(1b)においてホルダ本体の弾性によっ
て鋸柄が挟持たれるものとしている。このとき、拡開部
(1b)の一方の側壁内面には係合孔(4)を、他方の側
壁内面には半球状の突部(5)を形成しておき、この係
合孔(4)と突部(5)が第1図に鎖線で示すように、
挿入される鋸柄に形成されたネジ頭や窪みといった係合
部(3)に係合し確実に係止されるようにしている。も
っとも、この係止手段はホックなどの別の係止手段を設
けるものであってもよい。
ホルダ本体(1)基端部の拡開部(1b)には、一方の側
壁の一部を延長し、上方に突出する指掛部(7)を形成
している。この指掛部の上端は外方に折曲し指面全体を
押し当て操作し易いようにしている。指掛部(7)を設
けず、拡開部(1b)側壁の上端を指で押し広げるように
してもホルダ本体(1)から鋸を取り出すことは出来る
が、指掛部(7)を設けておくと片手で容易に操作する
ことができる。
拡開部(1b)の側壁の外側面には、例えば、ホルダ全体
を腰のベルトなどに取りつけることができるように吊下
げ杆(2)をもうけている。第1図に示す実施例では吊
下げ杆(2)をホルダ本体(1)と一体に成型してい
る。
これに対し、第3図に示す実施例では吊下げ杆(2)と
ホルダ本体(1)を別体とし、折り返して止める係合部
(8)を設けた平板状の吊下げ杆(2)をホルダ本体
(1)の拡開部(1b)に回転自在に装着してある。つま
り、第3図および第4図に示す実施例では、拡開部(1
b)の一方の側壁の一部を基端方向に延長させた突出部
(9)において、吊下げ杆(2)の端部(10)を軸支し
これが任意回動位置で係止し得るようにしている。吊下
げ杆(2)を任意回動位置で係止し得るようにするに
は、第4図および第5図に示すように、軸(11)で軸支
される拡開部(1b)からの突出部(9)と吊下げ杆
(2)の端部(10)のそれぞれ対向面に、軸(11)を中
心とする同一半径の円上に、互いに係合する凹部(12)
と凸部(13)を設ける。すなわち、軸(11)を中心とし
て吊下げ杆(2)の表面には等間隔に多数の凹部(12)
を設け、拡開部(1b)の突出部表面には前記凹部(12)
に係合する3個の半球状の凸部(13)を形成しておく。
凹部(12)と凸部(13)は上記とは逆に吊下げ杆(2)
の表面に凸部(13)、拡開部(1b)の突出部表面に凹部
(12)を設けるものであってもよい。また、別の任意の
ロック装置を設けるようなものであってもよい。
その他図面において(6)はホルダ本体先端、つまり支
受部(1a)の外表面に突出させた掛止部であり、鋸を挿
入したホルダを吊り下げて保管し得るものとしている。
〔考案の効果〕
請求項1記載の考案によれば、ホルダ本体は鋸の刃縁が
入り込む断面略U字状であるため、その断面略U字状の
開放側から鋸を出し入れすることができる。その結果、
従来の鞘状のホルダのように鋸を長さ方向に移動させる
必要が無く、無理なく鋸を出し入れすることができると
いう効果がある。このことは、鋸を出し入れする場合に
従来の鞘状のホルダのように腕を大きく上下に動かす必
要がなく、取扱いが簡単になる。
請求項2記載の考案によると、拡開部側壁の弾性によっ
て挿入された鋸を保持するため、別の係止手段を設ける
必要がなく、ホルダ自体の製造か容易で安価に供給する
ことができる。
請求項3記載の考案によると、請求項2記載の考案にお
いてホルダから鋸を取り出す際、指掛部を利用して容易
に操作することができる。
請求項4記載の考案によると、吊下げ杆はホルダ本体に
対し任意回動位置において係止することができる。その
ため、作業者の姿勢や好みに応じてホルダ本体を傾斜さ
せた状態で携行することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図ないし第5図は、本考案の実施例を示
すもので、 第1図はホルダ本体に吊下げ杆を一体に成型した実施例
を示す正面図、 第2は第1図のA−A線拡大端面図、 第3図はホルダ本体と吊下げ杆とを別体とし、吊下げ杆
をホルダ本体に対し回動自在とした実施例を示す正面
図、 第4図は第3図に示す実施例の平面図、 第5図は第4図のB−B線断面図、 第6図は従来の鋸用ホルダの一例を示す正面図である。 (1)……ホルダ本体、(1a)……支受部、(1b)……
拡開部 (2)……吊下げ杆、(7)……指掛部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダ本体(1)を鋸の歯縁が入り込むべ
    く断面略U字状とし、このホルダ本体(1)の先端に鋸
    の先端を支受する支受部(1a)を形成するとともに、ホ
    ルダ本体(1)の基端部には鋸柄の一部が入り込む拡開
    部(1b)を形成し、この拡開部(1b)に鋸柄との係合手
    段を設けたことを特徴とする鋸用ホルダ。
  2. 【請求項2】ホルダ本体(1)全体を弾性を有する合成
    樹脂材で一体に成型し拡開部(1b)において鋸柄を弾性
    的に挟持させるようにしてなる請求項1記載の鋸用ホル
    ダ。
  3. 【請求項3】ホルダ本体の拡開部(1b)の側壁の一部を
    U字状開放側に延長して指掛部(7)を突出させてなる
    請求項2記載の鋸用ホルダ。
  4. 【請求項4】ホルダ本体(1)の拡開部(1b)側壁に吊
    下げ杆(2)を回動自在に装着し、この吊下げ杆(2)
    は任意回動位置において係止しうるものとしてなる請求
    項1記載の鋸用ホルダ。
JP1990089591U 1990-08-27 1990-08-27 鋸用ホルダ Expired - Lifetime JPH0644366Y2 (ja)

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JPH0448947U JPH0448947U (ja) 1992-04-24
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JPS63132556U (ja) * 1987-02-24 1988-08-30

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JPH0448947U (ja) 1992-04-24

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