JPH0644348Y2 - 刈取結束機のフレーム支柱支持構造 - Google Patents
刈取結束機のフレーム支柱支持構造Info
- Publication number
- JPH0644348Y2 JPH0644348Y2 JP11900588U JP11900588U JPH0644348Y2 JP H0644348 Y2 JPH0644348 Y2 JP H0644348Y2 JP 11900588 U JP11900588 U JP 11900588U JP 11900588 U JP11900588 U JP 11900588U JP H0644348 Y2 JPH0644348 Y2 JP H0644348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binding
- frame
- boss
- support structure
- binding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、刈取結束機におけるフレーム支柱の支持構造
に関する。
に関する。
従来における上記支持構造としては、例えば第4図に示
すように、フレーム支柱(13)の下端に連結用支持板
(21)を溶接するとともに、その支持板を基台(12)に
ボルトで締付け連結する構造があった。
すように、フレーム支柱(13)の下端に連結用支持板
(21)を溶接するとともに、その支持板を基台(12)に
ボルトで締付け連結する構造があった。
ところが上記従来構造においては、フレーム支持の下方
への荷重に対しては充分大きな強度を有するのである
が、横方向への荷重が掛かると、前記支持板に対して曲
げ力が加わるので、この支持板を厚くして強度を増す必
要があり、機体の重量が大きくなる問題があった。
への荷重に対しては充分大きな強度を有するのである
が、横方向への荷重が掛かると、前記支持板に対して曲
げ力が加わるので、この支持板を厚くして強度を増す必
要があり、機体の重量が大きくなる問題があった。
本考案は、結束装置のケースが、その構造上、上下方向
に所定の高さを有する点に着目して、フレーム支持構造
の簡素化を図り、機体を軽量化させることを目的として
いる。
に所定の高さを有する点に着目して、フレーム支持構造
の簡素化を図り、機体を軽量化させることを目的として
いる。
本考案の特徴は、結束装置のケースにボス部を形成し、
引起し枠の支柱を前記ボス部に嵌合装着するとともに、
前記支柱の途中部位に連結板を固着し、この連結板をボ
ス部の上端面にボルト連結してある点にあり、その作用
・効果は次の通りである。
引起し枠の支柱を前記ボス部に嵌合装着するとともに、
前記支柱の途中部位に連結板を固着し、この連結板をボ
ス部の上端面にボルト連結してある点にあり、その作用
・効果は次の通りである。
つまり、フレーム支柱をボス部に嵌合させて支持するの
で、フレーム支柱の横方向への荷重に対してフレーム支
柱の外周面の長い範囲に亘ってボス部で強固に受止め支
持できるのである。従って、前記連結板に対しては曲げ
方向に対して荷重が掛かることがなく、薄肉のものを用
いることで足りる。
で、フレーム支柱の横方向への荷重に対してフレーム支
柱の外周面の長い範囲に亘ってボス部で強固に受止め支
持できるのである。従って、前記連結板に対しては曲げ
方向に対して荷重が掛かることがなく、薄肉のものを用
いることで足りる。
従って本考案によれば、フレーム支柱を強固に支持固定
できるものでありながら、連結板の薄形化が可能となっ
て、重量の低減を図ることができるようになった。又、
ボス部は上下方向に所定高さを有する結束装置のケース
を有効利用することで、専用部材を新たに付加する必要
はないのである。
できるものでありながら、連結板の薄形化が可能となっ
て、重量の低減を図ることができるようになった。又、
ボス部は上下方向に所定高さを有する結束装置のケース
を有効利用することで、専用部材を新たに付加する必要
はないのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に本考案に係る刈取結束機の全体側面を示してい
る。この刈取結束機は、左右一対の走行車輪(1),
(1)を備えた二輪一条刈り構成としてあり、機体前端
に一対の分草具(2a),(2b)を備え、左側分草具(2
a)の後方には倒伏穀稈を立姿勢に引起す引起し装置
(3)を、右側分草具(2b)の後方には引起し枠の一例
である引起し案内ケース(4)を夫々連設するととも
に、さらに機体後方下部にはバリカン型刈取装置(図示
せず)を配備し、刈取装置の機体右側部位に結束装置
(6)を配備してある。
る。この刈取結束機は、左右一対の走行車輪(1),
(1)を備えた二輪一条刈り構成としてあり、機体前端
に一対の分草具(2a),(2b)を備え、左側分草具(2
a)の後方には倒伏穀稈を立姿勢に引起す引起し装置
(3)を、右側分草具(2b)の後方には引起し枠の一例
である引起し案内ケース(4)を夫々連設するととも
に、さらに機体後方下部にはバリカン型刈取装置(図示
せず)を配備し、刈取装置の機体右側部位に結束装置
(6)を配備してある。
前記結束装置(6)は、刈取穀稈を機体右側の結束空間
(S)に向けて掻込むクランク式の掻込みパッカ(7)
と、結束紐を供給するニードル(8)及び掻込まれた穀
稈の集束圧を感知する感知ドア(9)夫々を、結束空間
(S)よりも機体後方側に設けた縦軸芯を有する駆動軸
で駆動するよう構成する一方、穀稈移送経路の下手側に
おいて結束穀稈を機外に放出する放出アーム(10)と、
ニードル(8)により供給される紐の結節動作を行う結
節機構(11)とを、結束空間(S)の機体前方側に配備
した縦軸芯を有する駆動軸により駆動するよう構成して
ある。そして、上記したような各機構を駆動する駆動軸
は一体化した結束ケース(12)内に支承してある。
(S)に向けて掻込むクランク式の掻込みパッカ(7)
と、結束紐を供給するニードル(8)及び掻込まれた穀
稈の集束圧を感知する感知ドア(9)夫々を、結束空間
(S)よりも機体後方側に設けた縦軸芯を有する駆動軸
で駆動するよう構成する一方、穀稈移送経路の下手側に
おいて結束穀稈を機外に放出する放出アーム(10)と、
ニードル(8)により供給される紐の結節動作を行う結
節機構(11)とを、結束空間(S)の機体前方側に配備
した縦軸芯を有する駆動軸により駆動するよう構成して
ある。そして、上記したような各機構を駆動する駆動軸
は一体化した結束ケース(12)内に支承してある。
前記結束機構(11)は間欠的に駆動されるニードル
(8)の動きに連動して、間欠的な駆動を行い、又、前
記放出アーム(10)及び結節機構(11)の駆動を行うべ
く、結束ケース(12)下部に前後に張設した一対のチェ
ーン(図示せず)を介して機体後方側から動力が供給さ
れる。このように結束ケース(12)内には伝動機構が内
装され所定の上下高さを必要とするものである。
(8)の動きに連動して、間欠的な駆動を行い、又、前
記放出アーム(10)及び結節機構(11)の駆動を行うべ
く、結束ケース(12)下部に前後に張設した一対のチェ
ーン(図示せず)を介して機体後方側から動力が供給さ
れる。このように結束ケース(12)内には伝動機構が内
装され所定の上下高さを必要とするものである。
一方、前記引起し案内ケース(4)の支持用フレーム支
柱(13)は、その上端を該ケース(4)裏面の途中部に
固定したブラケット(14)にボルト固定してあり、下端
は前記結束ケース(12)に支持固定してある。詳述する
と、第1図に示すように、前記結束ケース(12)に、パ
イプ状の前記フレーム支柱(13)が嵌まり込むボス部
(15)を形成するとともに、フレーム支柱(13)の途中
部位に連結板(16)を溶接固着し、フレーム支柱(13)
を前記ボス部(15)に嵌合装着してある。そして、ボス
部(15)の下端面(15a)に形成した挿通孔(17)を介
して締付ネジ(18)を挿入して、フレーム支柱(13)の
内周面に形成したネジ部(19)に螺合固定するととも
に、ボス部(15)の上端面(15b)に、前記連結板(1
6)をボルト(20)固定してある。
柱(13)は、その上端を該ケース(4)裏面の途中部に
固定したブラケット(14)にボルト固定してあり、下端
は前記結束ケース(12)に支持固定してある。詳述する
と、第1図に示すように、前記結束ケース(12)に、パ
イプ状の前記フレーム支柱(13)が嵌まり込むボス部
(15)を形成するとともに、フレーム支柱(13)の途中
部位に連結板(16)を溶接固着し、フレーム支柱(13)
を前記ボス部(15)に嵌合装着してある。そして、ボス
部(15)の下端面(15a)に形成した挿通孔(17)を介
して締付ネジ(18)を挿入して、フレーム支柱(13)の
内周面に形成したネジ部(19)に螺合固定するととも
に、ボス部(15)の上端面(15b)に、前記連結板(1
6)をボルト(20)固定してある。
このように構成することによって、前記連結板(16)に
対する荷重負担は小さなものとなり、薄肉の板材を用い
ることができるのである。
対する荷重負担は小さなものとなり、薄肉の板材を用い
ることができるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
第1図ないし第3図は本考案に係る刈取結束機のフレー
ム支柱支持構造の実施例を示し、第1図は要部の一部切
欠側面図、第2図は刈取結束機の平面図、第3図は刈取
結束機の全体側面図である。そして第4図は従来構造を
示す切欠側面図である。 (4)……引起し枠、(6)……結束装置、 (12)……ケース、(13)……支柱、(15)……ボス
部、(15b)……上端面、(16)……連結板。
ム支柱支持構造の実施例を示し、第1図は要部の一部切
欠側面図、第2図は刈取結束機の平面図、第3図は刈取
結束機の全体側面図である。そして第4図は従来構造を
示す切欠側面図である。 (4)……引起し枠、(6)……結束装置、 (12)……ケース、(13)……支柱、(15)……ボス
部、(15b)……上端面、(16)……連結板。
Claims (1)
- 【請求項1】結束装置(6)のケース(12)にボス部
(15)を形成し、引起し枠(4)の支柱(13)を前記ボ
ス部(15)に嵌合装着するとともに、前記支柱(13)の
途中部位に連結板(16)を固着し、この連結板(16)を
ボス部(15)の上端面(15b)にボルト連結してある刈
取結束機のフレーム支柱支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11900588U JPH0644348Y2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 刈取結束機のフレーム支柱支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11900588U JPH0644348Y2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 刈取結束機のフレーム支柱支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239626U JPH0239626U (ja) | 1990-03-16 |
JPH0644348Y2 true JPH0644348Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31363858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11900588U Expired - Lifetime JPH0644348Y2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 刈取結束機のフレーム支柱支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644348Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-10 JP JP11900588U patent/JPH0644348Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239626U (ja) | 1990-03-16 |
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