JPH06442U - 電動マッサージ器 - Google Patents

電動マッサージ器

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JPH06442U
JPH06442U JP4835892U JP4835892U JPH06442U JP H06442 U JPH06442 U JP H06442U JP 4835892 U JP4835892 U JP 4835892U JP 4835892 U JP4835892 U JP 4835892U JP H06442 U JPH06442 U JP H06442U
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将生 山本
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株式会社ムッシュ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単なる指圧、マッサージ効果のほかに磁気によ
る血行促進が助長され、しかも手が疲れることのない電
動マッサージ器を提供できるようにした。 【構成】筒状ケース1、2の端部にあけたソケット8、
9内に永久磁石10、11を設け、磁性体よりなる球体
4、5を、その一部が露出するようにソケット内に嵌め
込んで前記永久磁石によって吸引保持し、しかも前記筒
体内部に電動の振動発生装置13を備えたものとしてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は被マッサージ部位に押し当てて使用する手動型の電動マッサージ器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
手動型のマッサージ器には各種のものがあるが、簡便で安価なものの一例を図 6に示す。
【0003】 本体21は細長テーパー状の棒体で、小径端22および大径端23は半球状に 形成されている。 本体外側面の適所には複数本の周溝が刻されてなる滑り止め用のグリップ部2 4、24が設けられている。
【0004】 このようなマッサージ器を使用する際には、小径端22もしくは大径端23を つぼや筋肉などに押し当てて揉みほぐすが、小径端と大径端はこれらの部位や必 要な押圧力に応じて使い分け、例えば身体のつぼを強く刺激したいばあいには小 径端を、筋肉を緩やかに揉みほぐしたいばあいには大径端をそれぞれ利用してい る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のマッサージ器は身体のつぼや筋肉などを単に押圧するだけのもので、効 果も単に指圧、マッサージ作用によるだけのものでしかなく、また、手が疲れる という欠点があった。 本考案は単なる指圧、マッサージ効果のほかに磁気による血行促進が助長され 、しかも手が疲れることのない電動マッサージ器を提供できるようにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の電動マッサージ器は筒状ケースの端部にあけたソケット内に永久磁石 を設け、磁性体よりなる球体を、その一部が露出するようにソケット内に嵌め込 んで前記永久磁石によって吸引保持し、しかも前記筒体内部に電動の振動発生装 置を備えたものとしてある。
【0007】
【作用】
振動発生装置に通電することにより振動が発生し、この振動によってマッサー ジ器自体が振動させられて被マッサージ部位を刺激し、マッサージ効果が向上さ せられる。
【0008】 また、筒状ケースの端部に設けられた球体には磁性体よりなるものを使用して いるので、永久磁石によって球体自体が磁化され、磁力線は球体の先端から生じ 、磁力線は被マッサージ部位の深部まで作用し、血行が促進される。
【0009】
【実施例】
以下、図1〜5に基づいて本考案の一具体例を詳細に説明する。 図1は本考案のマッサージ器の一部を欠いて示すものであり、図中の符号1は 左ケース、2は右ケース、3はジョイント筒、4と5は球体を示している。
【0010】 左ケース1と右ケース2は左ケースの右端および右ケースの左端に薄肉の接続 用フック部6、7をそれぞれ備えていてジョイント筒3内で互いに係合し、一定 角度の正逆回動ができるようになっている。
【0011】 左ケースのフック部6はその先端に左方へ突出した爪6aを備えており、また この爪6aと対峙するフック部7の端縁には切込み7a、7bを入れてあって、 爪6aと切込み7aあるいは7bとが互いに係合するようになっている。 左ケースと右ケースは図2に示すように左ケースの左端と右ケースの右端にそ れぞれソケット8、9を設けた筒状のもので、内部には電動の振動発生装置を備 えている。
【0012】 球体4、5は直径がそれぞれ10mm、15mm程度のスチールボールでこの 球体4、5をそれぞれ嵌合するソケット8および9は図3に断面を拡大して示す 構造のものとなっており、それぞれ左ケース1および右ケース2と一体に形成さ れている。
【0013】 このソケット8、9は底部8a、9aと周壁8b、9bとよりなり、この周壁 の内径は球体の直径とほぼ同じものとしてある。 底部8a、9aはそれぞれソケット内側面(球体側)が凹状に形成され、ケー ス内部側の中央部分が突出した形状になっていて、底部中央のケース軸線上にケ ース内部とソケット内とを連通する孔8c、9cをあけてあり、ここに短い円柱 状の永久磁石10、11をそれぞれケース内部から嵌入し、一端をソケット底部 内面に臨ませてある。
【0014】 なお、永久磁石10、11には2000〜3500ガウス程度の透磁率を有す るものを使用するのが好適であり、球体4、5をそれぞれ永久磁石に磁着させる 。この際、永久磁石と球体とは互いに接触していなくてもよい。
【0015】 ケース内に備えられている振動発生装置は、アンバランスウェイト12を回転 軸に取り付けたモータ13と、このモータに通電するための乾電池14および導 電性の素材よりなる電極板15で構成されている。
【0016】 電極板15は一端が板ばね部15aとされてこの頂部が乾電池14の負極に接 触しており、右ケース内側面に沿って取り付けられた中間部を経て他端の接点1 5bに至り、この接点15bは右ケースの左端縁に取り付けられている。 なお、図中の符号18は板ばね部15aを支えるためのスペーサである。 モータ13の底面(電池側)には図4に示すような端子があり、図中の符号1 6は正極端子、17は負極端子である。
【0017】 このように構成された電動マッサージ器を使用する際には、アンバランスウェ イト12を備えたモータ13に乾電池14から通電してこのモータを駆動させる ことにより振動を発生させるが、このモータ駆動のオン、オフは右ケース2を左 ケース1に対して軸線まわり方向に正逆回動させて行う。
【0018】 乾電池14の正極はモータ底部にある正極端子16と常に接触しており、また 電池の負極は電極板15の板ばね部15aに接触している。 電極板15の接点15bはモータ底面の負極端子17との接点になっていて、 右ケースが回動させられるとその位置がずれ、これら負極端子と接点とがメーク またはブレークすることによってモータと乾電池を結ぶ通電回路が開閉される。
【0019】 振動発生装置のスイッチのオン、オフは右ケース2を左ケース1に対して正逆 回動させて行うが、この際フック部6、7の係合状態は右ケースを左ケースに向 かって軸線左まわりに回動させるに従って(a)(b)(c) の順にその相対位置を変化 させる。
【0020】 (a) はスイッチオンの状態を示し、爪6aがフック部7の切込み7bと係合し ている。この際、接点15bと負極端子17とが接触してモータへの通電がなさ れる。 (b) はスイッチオフの状態を示し、爪6aは切込み7aと係合している。この 際、接点15aと負極端子17とは接触しておらず、モータの駆動は停止してい る。 (c) は乾電池を交換する際の状態を示し、フック部6、7は係合していない。 この状態で右ケースを図中の矢印Aの方向へ引けば、左右ケースが分離するよう になっている。
【0021】 上述した本考案のマッサージにおいては、モータスイッチをオンにして振動装 置を駆動させ、左の球体4の先端を身体のつぼに押し当てたり、肌の上を動かす と、球体の振動により筋肉などが揉みほぐされる。
【0022】 球体はソケット内の永久磁石によって吸引保持されているが、球体を肌に直接 当てて動かすと、この球体が肌の上でころがり回転ができるので、スムーズかつ 快適なマッサージを行うことができる。 余り振動を必要としないときは右の球体5を肌に押し当てるとよい。
【0023】 また、ソケットの開口端内径は球体の直径とほぼ同径であるので、組立工程に おけるソケットへの球体の取り付けが簡単であり、しかもこの球体はソケットに 一旦嵌合されると、ソケット底部中央の永久磁石によって吸引保持されるので、 容易に脱落するようなことはない。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、内部に電動の振動発生装置を備えているので、本器を被マッ サージ部に押し当てるだけで効果的なマッサージを行うことができ、しかもマッ サージ器を掴んでいる手が疲れなくてすむ。 また、被マッサージ部位を加圧するための球体には磁性体のものを使用してい るので、ソケット内に設けられた永久磁石によって球体は磁化し、磁石の磁束分 布は球体の先端から発生する。したがって磁気は被マッサージ部位のより深い部 位にまで達し、磁気により血行が促進される。
【0025】 さらに、球体を永久磁石で吸引保持しているので、球体とソケットとの嵌合公 差には余り精度を要せず、製造時のソケット部分の加工作業および球体の取付作 業が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図。
【図2】同上の断面図。
【図3】ソケット部の拡大断面図。
【図4】モータを底面から示す図。
【図5】フック部の係合状態を示す図。
【図6】従来のマッサージ器を示す図。
【符号の説明】
1 左ケース 2 右ケース 3 ジョイント筒 4、5 球体 6 フック部 6a 爪 7 フック部 7a、7b 切込み 8、9 ソケット 10、11 永久磁石 12 アンバランスウェイト 13 モータ 14 乾電池 15 電極板 15a ばね部 15b 接点 16 正極端子 17 負極端子 18 スペーサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状ケースの端部にあけたソケット内に永
    久磁石を設け、磁性体よりなる球体を、その一部が露出
    するようにソケット内に嵌め込んで前記永久磁石により
    吸引保持し、しかも前記筒体内に電動の振動発生装置を
    備えてなる電動マッサージ器。
JP4835892U 1992-06-17 1992-06-17 電動マッサージ器 Expired - Lifetime JP2585318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4835892U JP2585318Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 電動マッサージ器

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JP4835892U JP2585318Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 電動マッサージ器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06442U true JPH06442U (ja) 1994-01-11
JP2585318Y2 JP2585318Y2 (ja) 1998-11-18

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ID=12801133

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429777U (ja) * 1977-07-29 1979-02-27
WO1997006767A1 (fr) * 1995-08-11 1997-02-27 Matsushita Electric Works, Ltd. Appareil de massage
JP2014529301A (ja) * 2011-06-23 2014-11-06 株式会社アモーレパシフィックAmorepacific Corporation 振動手段が設けられたポンプ式マッサージ容器

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JP2014529301A (ja) * 2011-06-23 2014-11-06 株式会社アモーレパシフィックAmorepacific Corporation 振動手段が設けられたポンプ式マッサージ容器

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JP2585318Y2 (ja) 1998-11-18

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