JP2585318Y2 - 電動マッサージ器 - Google Patents

電動マッサージ器

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JP2585318Y2
JP2585318Y2 JP4835892U JP4835892U JP2585318Y2 JP 2585318 Y2 JP2585318 Y2 JP 2585318Y2 JP 4835892 U JP4835892 U JP 4835892U JP 4835892 U JP4835892 U JP 4835892U JP 2585318 Y2 JP2585318 Y2 JP 2585318Y2
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socket
sphere
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permanent magnet
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JP4835892U
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JPH06442U (ja
Inventor
将生 山本
Original Assignee
株式会社ムッシュ
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)
  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は被マッサージ部位に押し
当てて使用する手動型の電動マッサージ器に関する。
【0002】
【従来の技術】手動型のマッサージ器には各種のものが
あるが、簡便で安価なものの一例を図6に示す。
【0003】本体21は細長テーパー状の棒体で、小径
端22および大径端23は半球状に形成されている。本
体外側面の適所には複数本の周溝が刻されてなる滑り止
め用のグリップ部24、24が設けられている。
【0004】このようなマッサージ器を使用する際に
は、小径端22もしくは大径端23をつぼや筋肉などに
押し当てて揉みほぐすが、小径端と大径端はこれらの部
位や必要な押圧力に応じて使い分け、例えば身体のつぼ
を強く刺激したいばあいには小径端を、筋肉を緩やかに
揉みほぐしたいばあいには大径端をそれぞれ利用してい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のマッサージ器は
身体のつぼや筋肉などを単に押圧するだけのもので、効
果も単に指圧、マッサージ作用によるだけのものでしか
なく、また、手が疲れるという欠点があった。本考案は
単なる指圧、マッサージ効果のほかに磁気による血行促
進が助長され、しかも手が疲れることのない電動マッサ
ージ器を提供できるようにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の電動マッサージ
器は筒状ケースの端部にあけたソケット内に永久磁石を
設け、磁性体よりなる球体を、その一部が露出するよう
にソケット内に嵌め込んで前記永久磁石によって吸引保
持し、しかも前記筒体内部に電動の振動発生装置を備え
たものとしてある。
【0007】
【作用】振動発生装置に通電することにより振動が発生
し、この振動によってマッサージ器自体が振動させられ
て被マッサージ部位を刺激し、マッサージ効果が向上さ
せられる。
【0008】また、筒状ケースの端部に設けられた球体
には磁性体よりなるものを使用しているので、永久磁石
によって球体自体が磁化され、磁力線は球体の先端から
生じ、磁力線は被マッサージ部位の深部まで作用し、血
行が促進される。
【0009】
【実施例】以下、図1〜5に基づいて本考案の一具体例
を詳細に説明する。図1は本考案のマッサージ器の一部
を欠いて示すものであり、図中の符号1は左ケース、2
は右ケース、3はジョイント筒、4と5は球体を示して
いる。
【0010】左ケース1と右ケース2は左ケースの右端
および右ケースの左端に薄肉の接続用フック部6、7を
それぞれ備えていてジョイント筒3内で互いに係合し、
一定角度の正逆回動ができるようになっている。
【0011】左ケースのフック部6はその先端に左方へ
突出した爪6aを備えており、またこの爪6aと対峙す
るフック部7の端縁には切込み7a、7bを入れてあっ
て、爪6aと切込み7aあるいは7bとが互いに係合す
るようになっている。左ケースと右ケースは図2に示す
ように左ケースの左端と右ケースの右端にそれぞれソケ
ット8、9を設けた筒状のもので、内部には電動の振動
発生装置を備えている。
【0012】球体4、5は直径がそれぞれ10mm、1
5mm程度のスチールボールでこの球体4、5をそれぞ
れ嵌合するソケット8および9は図3に断面を拡大して
示す構造のものとなっており、それぞれ左ケース1およ
び右ケース2と一体に形成されている。
【0013】このソケット8、9は底部8a、9aと周
壁8b、9bとよりなり、この周壁の内径は球体の直径
とほぼ同じものとしてある。底部8a、9aはそれぞれ
ソケット内側面(球体側)が凹状に形成され、ケース内
部側の中央部分が突出した形状になっていて、底部中央
のケース軸線上にケース内部とソケット内とを連通する
孔8c、9cをあけてあり、ここに短い円柱状の永久磁
石10、11をそれぞれケース内部から嵌入し、一端を
ソケット底部内面に臨ませてある。
【0014】なお、永久磁石10、11には2000〜
3500ガウス程度の透磁率を有するものを使用するの
が好適であり、球体4、5をそれぞれ永久磁石に磁着さ
せる。この際、永久磁石と球体とは互いに接触していな
くてもよい。
【0015】ケース内に備えられている振動発生装置
は、アンバランスウェイト12を回転軸に取り付けたモ
ータ13と、このモータに通電するための乾電池14お
よび導電性の素材よりなる電極板15で構成されてい
る。
【0016】電極板15は一端が板ばね部15aとされ
てこの頂部が乾電池14の負極に接触しており、右ケー
ス内側面に沿って取り付けられた中間部を経て他端の接
点15bに至り、この接点15bは右ケースの左端縁に
取り付けられている。なお、図中の符号18は板ばね部
15aを支えるためのスペーサである。モータ13の底
面(電池側)には図4に示すような端子があり、図中の
符号16は正極端子、17は負極端子である。
【0017】このように構成された電動マッサージ器を
使用する際には、アンバランスウェイト12を備えたモ
ータ13に乾電池14から通電してこのモータを駆動さ
せることにより振動を発生させるが、このモータ駆動の
オン、オフは右ケース2を左ケース1に対して軸線まわ
り方向に正逆回動させて行う。
【0018】乾電池14の正極はモータ底部にある正極
端子16と常に接触しており、また電池の負極は電極板
15の板ばね部15aに接触している。電極板15の接
点15bはモータ底面の負極端子17との接点になって
いて、右ケースが回動させられるとその位置がずれ、こ
れら負極端子と接点とがメークまたはブレークすること
によってモータと乾電池を結ぶ通電回路が開閉される。
【0019】振動発生装置のスイッチのオン、オフは右
ケース2を左ケース1に対して正逆回動させて行うが、
この際フック部6、7の係合状態は右ケースを左ケース
に向かって軸線左まわりに回動させるに従って(a)(b)
(c) の順にその相対位置を変化させる。
【0020】 (a) はスイッチオンの状態を示し、爪6aがフック部7
の切込み7bと係合している。この際、接点15bと負
極端子17とが接触してモータへの通電がなされる。 (b) はスイッチオフの状態を示し、爪6aは切込み7a
と係合している。この際、接点15aと負極端子17と
は接触しておらず、モータの駆動は停止している。 (c) は乾電池を交換する際の状態を示し、フック部6、
7は係合していない。この状態で右ケースを図中の矢印
Aの方向へ引けば、左右ケースが分離するようになって
いる。
【0021】上述した本考案のマッサージにおいては、
モータスイッチをオンにして振動装置を駆動させ、左の
球体4の先端を身体のつぼに押し当てたり、肌の上を動
かすと、球体の振動により筋肉などが揉みほぐされる。
【0022】球体はソケット内の永久磁石によって吸引
保持されているが、球体を肌に直接当てて動かすと、こ
の球体が肌の上でころがり回転ができるので、スムーズ
かつ快適なマッサージを行うことができる。余り振動を
必要としないときは右の球体5を肌に押し当てるとよ
い。
【0023】また、ソケットの開口端内径は球体の直径
とほぼ同径であるので、組立工程におけるソケットへの
球体の取り付けが簡単であり、しかもこの球体はソケッ
トに一旦嵌合されると、ソケット底部中央の永久磁石に
よって吸引保持されるので、容易に脱落するようなこと
はない。
【0024】
【考案の効果】本考案によれば、内部に電動の振動発生
装置を備えているので、本器を被マッサージ部に押し当
てるだけで効果的なマッサージを行うことができ、しか
もマッサージ器を掴んでいる手が疲れなくてすむ。ま
た、被マッサージ部位を加圧するための球体には磁性体
のものを使用しているので、ソケット内に設けられた永
久磁石によって球体は磁化し、磁石の磁束分布は球体の
先端から発生する。したがって磁気は被マッサージ部位
のより深い部位にまで達し、磁気により血行が促進され
る。
【0025】さらに、球体を永久磁石で吸引保持してい
るので、球体とソケットとの嵌合公差には余り精度を要
せず、製造時のソケット部分の加工作業および球体の取
付作業が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図。
【図2】同上の断面図。
【図3】ソケット部の拡大断面図。
【図4】モータを底面から示す図。
【図5】フック部の係合状態を示す図。
【図6】従来のマッサージ器を示す図。
【符号の説明】
1 左ケース 2 右ケース 3 ジョイント筒 4、5 球体 6 フック部 6a 爪 7 フック部 7a、7b 切込み 8、9 ソケット 10、11 永久磁石 12 アンバランスウェイト 13 モータ 14 乾電池 15 電極板 15a ばね部 15b 接点 16 正極端子 17 負極端子 18 スペーサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状ケースの端部にあけたソケット内に永
    久磁石を設け、磁性体よりなる球体を、その一部が露出
    するようにソケット内に嵌め込んで前記永久磁石により
    吸引保持し、しかも前記筒体内に電動の振動発生装置を
    備えてなる電動マッサージ器。
JP4835892U 1992-06-17 1992-06-17 電動マッサージ器 Expired - Lifetime JP2585318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4835892U JP2585318Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 電動マッサージ器

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JP4835892U JP2585318Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 電動マッサージ器

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Publication Number Publication Date
JPH06442U JPH06442U (ja) 1994-01-11
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JPS5429777U (ja) * 1977-07-29 1979-02-27
JP3648841B2 (ja) * 1995-08-11 2005-05-18 松下電工株式会社 マッサージ機
KR200464876Y1 (ko) * 2011-06-23 2013-02-04 (주)연우 진동수단이 구비된 펌프형 마사지 용기

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JPH06442U (ja) 1994-01-11

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