JP3082080U - 携帯型手動式マッサ−ジ器 - Google Patents

携帯型手動式マッサ−ジ器

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JP3082080U
JP3082080U JP2001002251U JP2001002251U JP3082080U JP 3082080 U JP3082080 U JP 3082080U JP 2001002251 U JP2001002251 U JP 2001002251U JP 2001002251 U JP2001002251 U JP 2001002251U JP 3082080 U JP3082080 U JP 3082080U
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Inventor
耕一郎 前原
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有限会社ケイエム工業
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】小型で、軽量で、他のエネルギ−を必要とせ
ず、手動で効果の大きい、携帯自由の、マッ−サジ器を
提供する。 【構 成】手のひらに納まる大きさの、小判型をしたシ
ャフト・リングの直線部分に、二列に取り付けた、片側
3個ずつの計6個の指圧ロ−ラ−を、シャフト・リング
を持って、疾患部に押しあて、ロ−ラ−を回転させて、
マッサ−ジする事により、指圧効果が得られるマッサ−
ジリング本体と、これを収納する携帯用ケ−スより構成
された、携帯型手動式マッサ−ジ器。 【効 果】回転するロ−ラ−には、単なる球状ではな
く、星型に凹凸が形成されており、これお疾患部に押し
あて、マッサ−ジすると、指圧の力が、断続的に強弱交
互となり、高い指圧の効果がえられる。また、電動力を
用いないので、電波による障害や騒音の発生もなく、航
空機や車両の中でも、安易に使用できる、携帯型手動式
マッサ−ジ器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人体の健康維持、疲労の快復を、目的とした、手動式のマッサ−ジ 器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のマッサ−ジ器具としては、振動モ−タ−又は、電磁石式の振動による、 振動面又は振動端子を、人体に接触させ、局所的に振動を与え、血液の循環を良 好にするものが、よく知られている。
【0003】 また、古来から知られている、胡桃の殻を手のひらに押しあてて、刺激を与え て、血行を促す方法と、これに準じた、球状の物を、筋肉に押しあてたり、皮膚 上を転がして、マッサ−ジするものが紹介されている。
【0004】
【考案の解決しようとする課題】
従来の電動式のマッサ−ジ器は、その効果は充分に期待されるが、動力源とし て、電気配線、コンセント、コ−ド等を必要とし、簡便に、移動・携帯すること は不可能である。
【0005】 また、携帯用として、小型乾電池を動力とした、振動式マッサ−ジ器も、提供 されているが、此等は、駆動に、若干の音を発生するため、使用に際し、場所・ 時間に制約される。
【0006】 近年、航空機や、列車等で、長時間、座席に同一体形で、居るために、健康を 阻害する現象をしばしば耳にする。その実例は非常に多発している。
【0007】
【問題を解決するための手段】
以上の問題点を解決するため、本考案では、一切の電動方式を用いず、電波に よる、周囲に対し妨害発生をする事無く、充分にマッサ−ジの効果を得る、手動 式マッサ−ジ器を提供する。
【0008】
【考案実施の形態】
本考案のマッサ−ジ器は、6個の指圧ロ−ラ−を、小判型をしたリング状のシ ャフトに取り付け、リングを持って、皮膚表面に押しあて、滑らすことにより、 ロ−ラ−が回転し、皮膚を通し、筋肉を刺激し、マッサ−ジ効果を提供するもの である。
【0009】 更に、小判型シャフト・リングの両端の円弧部も、人体のつぼに圧力刺激を与 えることが出来る。
【0010】 また、小判型シャフト・リングは収納ケ−スに収納する場合、リングがケ−ス 内に固定され、指圧ロ−ラ−は、自由に回転できる状態にある。従って、ケ−ス の上蓋をはずしたのみで、指圧ロ−ラ−を、ケ−ス内に入れたまま、マッサ−ジ をすることも出来る。
【0011】
【実施例】
以下、本考案についての実施例を、図面に基ずいて、説明をする。 図1は、指圧ロ−ラ−6個を、小判型シャフト・リングに取り付けた状態の、 斜視図。 図2は、本考案の一実施例に関わる、マッサ−ジ器の構造を示す分解図。
【0012】 本考案のマッサ−ジ器は、図1、2に示すように、小判型リング・シャフトは 、二つに分解され1.2、その直線部1b,2bに、指圧ロ−ラ−6を挿入し、 シャフトのそれぞれの端部3.4、に圧入固定する事により、本考案の本体を形 成する。
【0013】 指圧ロ−ラ−は、実施例としては、プラスチック成形品を用いた。
【0014】 小判型シャフトの直線部1b.2bには、図に見られるのストッパ−5が在り 、ロ−ラ−6を挿入し、ストッパ−5まで、シャフトを圧入固定することにより 、ロ−ラ−は自由に回転する。
【0015】 組み立てられたマッサ−ジ器は、小判型シャフトの両側の円弧部1a.2aを 持つて、疾患部の筋肉上に押しあて、ロ−ラ−6を、回転する事により指圧と同 様の効果が得られる。
【0016】 更に、収納ケ−スの下半分7bに、本考案のマッサ−ジ器本体を固定し、ケ− ス自体7bを、手のひらで押さえて、疾患部をマッサ−ジすることも可能であり 、これで人体の殆どの部分に対し、指圧を加えることが出来る。
【0017】
【考案の効果】
以下、本考案による手動マッサ−ジ器は、指圧ロ−ラ−が、3個ずつ2列に配 列されているため、指圧面積が大きく、さらに、指圧ロ−ラ−が多角形星型であ るため、指圧の力が、断続し、強弱が交互になるので、指圧効果が非常に大きい 。
【0018】 また、形状が小型で、携帯性に特に留意してあり、使用に際し、場所を選択・ 限定する事無く、自由に用いられるので、航空機や、車両のなかで、安易に使用 できる。
【0019】 指圧ロ−ラ−の星型の凸部8に、フェライト等の磁性体を、埋め込み磁力によ る、血行の潤滑を増進するべく工夫された、ロ−ラ−を取り付ける事もできる。
【0020】 磁性体を使用する場合は、医療機器等に対する考慮は必然である。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案による、指圧ロ−ラ−本体の組み立て
斜視図
【図 2】小判型シャフト・リングの分解図
【図 3】指圧ロ−ラ−の断面図
【図 4】磁性体を埋め込んだ状態の指圧ロ−ラ−
【図 5】収納ケ−スに格納した状態の縦断面図
【図 6】収納ケ−スに格納した状態の平面図
【符号の説明】
1a.1b.2a.2b 小判型シャフト・リング 3.4 シャフト.リング組み立
ての、はめあわせ部。 5. ロ−ラ−の組み立ての、
ストッパ−。 6. 指圧ロ−ラ−。 7a.7b. 収納ケ−ス。 8. ロ−ラ−に埋め込まれた
磁性体。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月7日(2001.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項 1】木製・プラスチック・金属又は、セラミ
ックの、何れか、又はそれらの複合体を、素材として造
られた、指圧ローラーを、手の平に収容出来る大きさ
の、上蓋・下函で出来たケースに収容し携帯を容易にし
た、手動式マッサージ器。
【請求項 2】携帯型を特徴とする、請求項1に記載す
る、手動式マッサージ器の考案に関する、マッサージ器
の、指圧ローラーの回転軸となる小判型リングは、その
の直線部に、1列3個宛2列、計6個のローラーが挿入
組み立てされ、必要に応じて、ローラーを交換すること
の可能な構造が、工夫された、マッサージ器
【請求項 3】携帯型を特徴とする、請求項1に記載す
る、手動式マッサージ器の考案に関する、指圧ローラー
は、その球形の最大径の円に内接する、多角形の星型の
断面を有し、疾患部等に、押しつけローリングする時、
ローラーの回転により、断続的に強弱の差を持った、指
圧効果を得る事を、特徴とする、マッサージ器。
【請求項 4】携帯型を特徴とする、請求項1に記載す
る、手動式マッサージ器の考案に関する、指圧ローラー
は、携帯用ケースに収納したまま、上蓋を、外しただけ
で、ケースを持って、筋肉に添ってマッサージが出来る
様に、指圧ローラーが、自由に回転出来るように、小判
型リングの固定を工夫された、携帯用ケースを特徴とし
たマッサージ器。
【請求項 5】携帯型を特徴とする、請求項1に記載す
る、手動式マッサージ器の考案に関する、指圧ローラー
の凸部に、フェライト等の、磁性材料を埋め込み、磁波
による、マッサージ効果を、加味することも出来る事
を、特徴とする、マッサージ器。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】木製・プラスチック・金属又は、セラミ
    ックの、何れか、又はそれらの複合体を、素材として造
    られた、指圧ロ−ラ−を、手の平に収容出来る大きさ
    の、上蓋・下函で出来たケ−スに収容し携帯を容易にし
    た、手動式マッサ−ジ器。
  2. 【請求項 2】指圧ロ−ラ−の回転軸となる小判型リン
    グの直線部に、1列3個宛2列、計6個が挿入組み立て
    され、必要に応じて、ロ−ラ−を交換することの可能な
    構造が、工夫された、携帯型の手動式マッサ−ジ器。
  3. 【請求項 3】指圧ロ−ラ−は、その球形の最大径の円
    に内接する、多角形の星型の断面を有し、疾患部等に、
    押しつけロ−リングする時、ロ−ラ−の回転により、断
    続的に強弱の差を持った、指圧効果を得る事を、特徴と
    する、マッサ−ジ器。
  4. 【請求項 4】指圧ロ−ラ−は、収納ケ−スに収納した
    まま、上蓋を、外しただけで、ケ−スを持って、筋肉に
    添ってマッサ−ジが出来る様に、指圧ロ−ラ−が、自由
    に回転出来るように、小判型リングの固定を工夫され
    た、収納ケ−スを特徴としたマッサ−ジ器。
  5. 【請求項 5】星型の指圧ロ−ラ−の凸部に、フェライ
    ト等の、磁性材料を埋め込み、磁波による、マッサ−ジ
    効果を、加味することも出来る事を、特徴とする、マッ
    サ−ジ器。
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