JPH0644244Y2 - 受電設備用ケース構造 - Google Patents

受電設備用ケース構造

Info

Publication number
JPH0644244Y2
JPH0644244Y2 JP1988065300U JP6530088U JPH0644244Y2 JP H0644244 Y2 JPH0644244 Y2 JP H0644244Y2 JP 1988065300 U JP1988065300 U JP 1988065300U JP 6530088 U JP6530088 U JP 6530088U JP H0644244 Y2 JPH0644244 Y2 JP H0644244Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable connection
case
connection chamber
partition plate
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988065300U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01171507U (ja
Inventor
勝仁 熊崎
遊星 小塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
Priority to JP1988065300U priority Critical patent/JPH0644244Y2/ja
Publication of JPH01171507U publication Critical patent/JPH01171507U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0644244Y2 publication Critical patent/JPH0644244Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、受電設備用ケース構造に関するものであ
り、詳しくは気中多回路開閉器等の受電設備用ケース構
造に関するものである。
[従来の技術] 従来、地中配電を行なう都市部等において、多くの系統
に分岐し開閉するために、歩道上等に気中多回路開閉器
が設置され運用されている。
この気中多回路開閉器は、各回路の固定電極に対し可動
電極を内装した開閉蓋を投入開放駆動することにより、
回路の開閉を行なうものであり、その本体ケース内は仕
切板によって上下2室に区画されている。そして、機械
室としての上部室には開閉器部分が収納され、ケーブル
接続室としての下部室には地中からのケーブルと接続す
る接続端子が配設されている。また、本体ケースの前後
両側面下部にはケーブル接続室下方からのほこりや水蒸
気等の有害な雰囲気を外部に逃がすために複数の通気孔
が設けられている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来の気中多回路開閉器においては、ケーブ
ル接続室内へケーブルが配設されている地下孔から湿気
が入り込むことが多く、また外気との温度差により結露
が発生することも多く、ケーブル接続室の前後両側面下
部に設けた複数の細孔からなる通気孔だけではケーブル
接続室内の上方部分にこもった湿気がなかなか抜けない
という問題点があった。そしてまた、その湿気が仕切板
のすき間から機械室へ入ると開閉器部分の絶縁状態が不
良となったり、さび、劣化の原因となるなどの問題点が
あった。
本考案は従来技術の有するこのような問題点に鑑みなさ
れたものであり、ケース下部のベースにて通気を図るの
みならず、ケーブル接続室内に侵入してこもりがちな湿
気をも速やかに外部へ放出して、ケース内部での結露の
発生を確実に防止することができ、さらにはケーブル接
続室内から機械室内への湿気の侵入を確実に防止できる
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案は密封材を介材させ
た仕切板により地下孔上に立設されたケース内部を下方
に位置するケーブル接続室と上方に位置する機械室とに
密封区画し、前記ケースのベース壁面に対して外部に通
ずる通気孔を設けるとともに、前記ケーブル接続室部分
のケース壁面にも外部に通ずる連通孔を設けたことを要
旨としている。
〔作用〕
即ち、地下孔からの湿気はケースのベース壁面に設けら
れた通気孔から外部へ逃がされると共に、ケーブル接続
室内に侵入してこもりがちな湿気は連通孔から外部へ放
出される。さらに、ケーブル接続室から機械室への湿気
の侵入は密封材が介在された仕切板により確実に遮断さ
れる。
〔実施例〕
以下、本考案を具体化した一実施例を第1図から第3図
に従って説明する。
歩道上等に立設された気中多回路開閉器1の本体ケース
2は箱形に形成され、その前面3の開口部4には開閉扉
5が設けられ、開閉扉5の内面には前記開口部4と当接
する部分に密封材としての第1のパッキン6が設けられ
ている。
本体ケース2内部は仕切板7により上下二室に区画さ
れ、上部室が機械室8、下部室がケーブル接続室9とな
っている。機械室8には複数回路の開閉部10と同開閉部
10を手動あるいは自動にて操作する操作機構部11等が収
容され、ケーブル接続室9には前記開閉部10より仕切板
7を介し下方に突出したケーブル接続端子12が配設さ
れ、このケーブル接続端子12には地中からのケーブル13
が接続されている。また、機械室8内には各回路別に前
記開閉部10と操作機構部11とを共通に覆う前面パネル14
が着脱可能に設けられている。本体ケース2の内面中央
よりやや下方位置には前枠15aと後枠15bと2本の側枠
(図示しない)とにより四角枠状に形成された支持材15
が固定され、同支持材15上に仕切板7が載置固定されて
いる。そして、仕切板7と本体ケース2内面との隙間16
には密封材としての第2のパッキン17が介在されてい
る。また、仕切板7と開閉扉5内面との隙間18には密封
材としての第3のパッキン19が介在されている。
ケーブル接続室9の前後両側面下部には複数の細孔から
なる通気孔20が設けられるとともに、両側壁21には複数
の横方向の長孔からなる連通孔としてのギャラリー22が
前記通気孔20よりも上方において互いにほぼ同一高さに
て対向するよう設けられている。
次に、以上のように構成された本実施例の作用について
説明する。仕切板7は、密封材としての第2のパッキン
17、第3のパッキン19を介在させることにより、機械室
8とケーブル接続室9の二室を連通しないように区画
し、仕切板7と本体ケース2内面との隙間16及び仕切板
7と開閉扉5内面との隙間18からケーブル接続室9より
湿気が侵入するのを確実に阻止している。
また開閉扉5の内面に設けられた第1のパッキン6は、
閉鎖時において本体ケース2内に外気が通気しないよう
にする。
ケーブル接続室9の両側壁21に設けられたギャラリー22
は、互いにほぼ同一高さにて対向するよう設けられてい
るので、同ギャラリー22を通じてケーブル接続室9内外
の空気の流れをスムーズにすることができ、ケーブル接
続室9前後両側面下部に設けられた細孔からなる通気孔
20だけでは抜けきらない地下孔(図示しない)より侵入
したケーブル接続室9内の湿気、特に、ケーブル接続室
9内の上方部分に滞留する湿気を速やかに外部へ放出す
る。
従って、機械室8とケーブル接続室9からなる本体ケー
ス2内部における結露の発生が確実に防止される。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば前記実施例においてはギャラリー22を両側壁21に
設けているが、これを前後両面部に設けてもよく、また
本考案は気中多回路開閉器ではなくケース入り開閉器等
に用いてもよく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意
に変更することも可能である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば地下孔からの湿気
に対しケース下部のベースにおいて通気を図ると共に、
ケーブル接続室内に侵入してこもりがちな湿気をも連通
孔から速やかに外部へ放出できるので、ケース内部にお
ける結露の発生を確実に防止することができ、さらには
ケーブル接続室と機械室との間を密封区画したことによ
り、機械室内へケーブル接続室内から湿気など有害な雰
囲気が侵入することを確実に防止できるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を具体化した気中多回路開閉器の開閉
扉を除去した状態の一部切欠正面図、第2図は同じく気
中多回路開閉器の一部切欠側面図、第3図は第2図の要
部の断面図である。 本体ケース2、開閉扉5、密封材としての第1のパッキ
ン6、仕切板7、上部室としての機械室8、下部室とし
てのケーブル接続室9、支持材15、密封材としての第2
のパッキン17、密封材としての第3のパッキン19、側面
部としての側壁21、連通孔としてのギャラリー22。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封材(6,17,19)を介在させた仕切板
    (7)により地下孔上に立設されたケース(2)内部を
    下方に位置するケーブル接続室(9)と上方に位置する
    機械室(8)とに密封区画し、前記ケース(2)のベー
    ス壁面に対して外部に通ずる通気孔(20)を設けるとと
    もに、前記ケーブル接続室(9)部分のケース壁面(2
    1)にも外部に通ずる連通孔(22)を設けたことを特徴
    とする受電設備用ケース構造。
JP1988065300U 1988-05-18 1988-05-18 受電設備用ケース構造 Expired - Lifetime JPH0644244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988065300U JPH0644244Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 受電設備用ケース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988065300U JPH0644244Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 受電設備用ケース構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01171507U JPH01171507U (ja) 1989-12-05
JPH0644244Y2 true JPH0644244Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31290741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988065300U Expired - Lifetime JPH0644244Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 受電設備用ケース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644244Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56108306U (ja) * 1980-01-23 1981-08-22
JPS589007U (ja) * 1981-07-10 1983-01-20 株式会社三英社製作所 配電塔
JP2585657Y2 (ja) * 1991-12-25 1998-11-25 株式会社タダノ 移動式クレーンのブーム先端構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01171507U (ja) 1989-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR19990087641A (ko) 스위칭 캐비넷의 후벽, 측벽 또는 문에 조립되는 냉각기
KR19990087658A (ko) 모듈러 외장 구조체
JP2000295721A (ja) 制御盤の防水構造
JPH0644244Y2 (ja) 受電設備用ケース構造
CN215002087U (zh) 一种配电室建设用循环通风机构
CN210224745U (zh) 一种通风型配电柜
KR19990087741A (ko) 콘트롤 박스에 고정하기 위한 냉각기
JPH0236197Y2 (ja)
CA2203600A1 (en) Electrical floor hatch and wiring system for a concrete floor structure
CN217934625U (zh) 一种施工用中转电箱
JPH0213907Y2 (ja)
CN221468058U (zh) 一种户外立柱式操作箱
JPH0227035A (ja) 外壁通気構造
CN210490101U (zh) 一种带有除湿散热功能的智能jp柜
CN211790094U (zh) 一种室外防水防潮配电柜
CN214849818U (zh) 一种防潮防尘的双开门配电箱
JPH0312095Y2 (ja)
JPH05287966A (ja) 窓等の建物開口部の水密装置
JPH0317525Y2 (ja)
JPS6212016Y2 (ja)
EP1391400B1 (en) Enclosure, in particular for refuse bins
JPS6016218Y2 (ja) カ−テンウォ−ルにおける可動窓部の雨水侵入阻止装置
CA1082044A (en) Lower frame for pivoted window
JPS5930809Y2 (ja) 空気調和機の箱体構造
JPH09271119A (ja) 閉鎖配電盤用放圧装置