JPH0236197Y2 - - Google Patents

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JPH0236197Y2
JPH0236197Y2 JP1984191291U JP19129184U JPH0236197Y2 JP H0236197 Y2 JPH0236197 Y2 JP H0236197Y2 JP 1984191291 U JP1984191291 U JP 1984191291U JP 19129184 U JP19129184 U JP 19129184U JP H0236197 Y2 JPH0236197 Y2 JP H0236197Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は気中多回路開閉器のケース構造に関
するものである。
(従来の技術) 地中配電を行なう都市部等において多くの系統
に分岐し、開閉するために歩道上等に気中多回路
開閉器が設置され運用されている。
この気中多回路開閉器は各回路の固定電極に対
し可動電極を内装した開閉蓋を投入開放駆動する
ことにより回路の開閉を行なうものである。すな
わち、従来の気中多回路開閉器は第5図及び第6
図に示すように、本体ケース1内を上部の機械室
2と下部のケーブル接続室3に区画し、機械室2
には固定電極(図示しない)を支持している基台
4と、基台4の上方に位置する操作機構部5の駆
動動作をうけて前記固定電極(図示しない)と接
離する開閉蓋6が配設されている。ケーブル接続
室3には基台4下方より突出したケーブル接続端
子7が配設されている。このケーブル接続端子7
には地中からのケーブル8が接続されている。
また、本体ケース1前面には開閉扉9が設けら
れ、同開閉扉9を開放した状態で基台4及び開閉
蓋6が外部に露出しないように基台4及び開閉蓋
6前面には各回路共通の前面パネル10が取り外
し可能に設けられていた。
また、機械室2とケーブル接続室3間は連通構
造となつており、さらに前記本体ケース1前面下
部にはケーブル接続室3下方からのほこりや水蒸
気等の有害な雰囲気を外部に逃がすために複数の
通気孔11が設けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記前面パネル10は基台4と開閉
蓋6の前面のみに配置されているが、操作機構部
5を覆う構成とはなつていないため開閉扉9の開
放時にはほこりや湿気を含んだ外気が機械室2内
の電極部(図示しない)近傍に浸入したり、また
開閉扉9の閉鎖時にはケーブル接続室3下方の土
中のほこり、水蒸気及び通気孔11を介して入つ
た外気等の有害な雰囲気が機械室2内に浸入し、
その結果、機械室2内が汚損され、電極部(図示
しない)や操作機構部5の劣下の原因となつてい
た。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、本体ケース内の上下に機械室と
ケーブル接続室を設け、前記機械室には多回路を
開閉する開閉部を設け、前記開閉部の可動電極を
接地蓋等への交換も可能にした多回路開閉器にお
いて、前記本体ケース内の機械室とケーブル接続
室とを分離板にて区画するとともに、同分離板と
本体ケースとの〓間を充填材もしくはパツキン等
により密閉し、前記本体ケース内の二室のうち少
なくとも機械室の方には開閉扉を備えた開口部を
設けるとともに、同開口部と前記開閉扉との間に
は密閉部材を設け、さらに、前記機械室には前記
開閉部を投入開放駆動する操作機構部を設けると
ともに、各回路別に前記開閉部と操作機構部とを
共通に覆う前面パネルを着脱可能に設けたことを
その要旨とするものである。
(作用) 上記手段により、開閉扉の閉鎖時におけるケー
ブル接続室から機械室への通気を防止し、開閉扉
の開放時における開閉室と外気との接触を極力防
止する。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第4図に従つて説明する。
歩道等に立設された自動気中多回路開閉器20
の本体ケース21は箱型に形成され、その前面の
開口部18には開閉扉22が設けられている。同
開閉扉22内面には漏れを防止するために密閉部
材としてのパツキン23が設けられ、開閉扉22
の閉鎖時に本体ケース21内と外気が通気しない
ようになつている。また、本体ケース21内は分
離板としての支持板24を境として上部の機械室
25と下部のケーブル接続室26とに区画構成さ
れ、同支持板24により機械室25とケーブル接
続室26との通気ができないようになつている。
すなわち、第3図に示すように、本体ケース21
の中央よりやや下方位置には前枠27aと後枠2
7bと2本の側枠(図示しない)とにより四角枠
状に形成された支持材27が本体ケース21に固
定され、その支持材27上に支持板24が載置固
定されている。さらに同支持板24と本体ケース
21の〓間(図示しない)及び支持板24と支持
材27間の〓間(図示しない)にシリコン等の充
填材を注入し、密閉構造とすることにより機械室
25とケーブル接続室26の通気が防止されてい
る。なお、前記開閉扉22のパツキン23に当接
する前面枠14下部と本体ケース21の前壁15
との間及び前面枠14と支持材27の前枠27a
との間にはパツキン16,17がそれぞれ介在さ
れるとともに、本体ケース21の側壁及び後壁と
支持材27の側枠(図示しない)及び後枠27b
との間にもパツキン13がそれぞれ介在されてい
る。
前記支持板24上面には基台29と箱型の御制
リレーボツクス30が載置固定され、前記基台2
9は三相五回路分の固定電極(図示しない)をエ
ポキシ樹脂等の絶縁性の合成樹脂にて一体モール
ドされることにより形成されている。また前記基
台29下面には前記支持板24を介して第1図中
左端の電源ケーブル接続端子31と複数の分岐ケ
ーブル接続端子32とが下方へ突設され、それぞ
れ電源ケーブル33及び分岐ケーブル34に接続
されている。
また、前記基台29の上方には一対の可動電極
(図示しない)を内装した複数個の開閉蓋35が
設けられている。この開閉蓋35は下動すると、
その可動電極(図示しない)が基台29の固定電
極(図示しない)に接触して閉路となり、反対に
開閉蓋35が上動すると、両電極が離間して開路
されるようになつている。また、回路毎に開閉蓋
35が取外し可能な構造になつている。
前記基台29と開閉蓋35とから開閉部19が
構成されている。
また、前記開閉蓋35上方には各開閉蓋35を
上下動させる駆動手段としての操作機構部36,
37が各回路毎に設けられている。すなわち、電
源回路の操作機構部36は手動操作機構となつて
おり、手動操作機構は操作ハンドル39を取着し
て連動し、同操作ハンドル39を上下動すること
により投入開放駆動される。また残りの分岐回路
の操作機構部37は自動操作機構となつており、
前記制御リレーボツクス30内の制御リレー(図
示しない)により自動的に投入開放駆動される。
前記開閉蓋35を取着する操作機構部の取付部は
開閉蓋35の代わりに接地蓋44、開路蓋45と
交換可能である。
前記制御リレーボツクス30と電源回路の操作
機構部36上方には、第1図及び第4図に示すよ
うに、蓋収納室42が設けられている。すなわ
ち、本体ケース21側壁28の前部及び後部にそ
れぞれ支持された一対のL型の収納室支持材43
(側壁28の前部に収納室支持材43のみ図示)
上に左右方向(第1図において)に延び、底板4
0が固定され、底板40の一側縁と本体ケース2
1の天板47間には側板41の上下両端が固定さ
れている。この蓋収納室42内には回路を接地す
る場合に使用する接地蓋44と、常時開放時に固
定電極の汚損を防止する開路蓋45とが収納され
ている。
また、第3図及び第4図に示すように、分岐回
路の操作機構部37上方を覆うように後方に傾斜
した状態で上板46が取着されている。すなわ
ち、この上板46は本体ケース21の天板47に
上端が固定された複数の支持部材48の下端に、
同上板46を挿通するビス56を螺着することに
より支持されている。従つて、本体ケース21内
の結露により生じた水滴が天板47の内面より落
下してもこの上板46により本体ケース21内後
方へ流され、分岐回路の開閉部19及び操作機構
部37等への水滴の落下を防止している。さら
に、前記上板46前端は下方に折曲られ、同上板
46折曲部49の前面には各回路毎に分岐回路前
面パネル50が吊下支持されている。すなわち、
同分岐回路前面パネル50を挿通する蝶ボルト5
1が上板46の折曲部49のネジ穴52に螺着さ
れることにより、分岐回路前面パネル50が取り
つけられている。なお、折曲部49と分岐回路前
面パネル50間にはパツキン57が介在されてい
る。また前記分岐回路前面パネル50と同様に、
電源回路の操作機構部36と同電源回路の操作機
構部36下方の開閉蓋35と基台29との前面を
覆うように、電源回路前面パネル53が前記蓋収
納室支持材43に対し蝶ボルト51により螺着さ
れている、そして、前記分岐回路前面パネル50
と電源回路前面パネル53とから前面パネル59
が構成されている。この前面パネル59は操作機
構部36,37と開閉部19とを覆つているので
作業者が開閉扉22を開放した場合でも基台29
の固定電極(図示しない)と開閉蓋35の可動電
極(図示しない)等が露出することなく感電等の
事故は防止される。またこのように背側には本体
ケース21の背板54、両側には本体ケース21
の側壁28と制御リレーボツクス30と蓋収納室
42の側板41、上側には上板46と蓋収納室4
2の底板40、前面には前面パネル59、下方に
は支持板24により囲こまれる開閉室55が区画
形成されている。
また、本体ケース21下部前面には、地下から
の有害雰囲気をケーブル接続室26から本体ケー
ス21外部に逃がすための複数の通気孔60が設
けられている。
このように構成された気中多回路開閉器20の
作用を説明すると、ケーブル接続室26と機械室
25間に設けた支持板24と本体ケース21の側
壁との〓間を充填材を注入して密閉構造としたこ
とにより二室が互いに連通していないので、ケー
ブル接続室26から機械室25への有害雰囲気の
浸入がない。また、開閉扉22の開放時において
は、前面パネル59が開閉部19と操作機構部3
6,37とを覆つているので、本体ケース21前
方から開閉室55への有害雰囲気の浸入が防止さ
れる。
なお、実施例では蓋収納室42に開路蓋45を
設けているが、開閉室55内の汚損が極力低減さ
れるので必らずしも必要としない。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は本体ケース内
の機械室とケーブル接続室とが分離板にて区画さ
れるとともに、同分離板と本体ケースとの〓間は
充填材もしくはパツキン等により密閉され、二室
が互いに連通していないので、ケーブル接続室か
ら機械室への有害雰囲気の浸入を防止できる。そ
して、本体ケース内の二室のうち少なくとも機械
室の方には開閉扉を備えた開口部が設けられると
ともに、同開口部と前記開閉扉との間には密閉部
材が設けられているので、開閉扉の閉鎖時には本
体ケース内への外気の通気を防止することができ
る。また、開閉扉の開放時においては、前面パネ
ルが開閉部と操作機構部とを覆つているので、本
体ケース前方から開閉部と操作機構部への有害雰
囲気の浸入を防止できる。従つて、開閉部と操作
機構部の汚損が防止され、電極部や操作機構部の
劣下を防止できる。さらに、前面パネルは各回路
毎に開閉できるので、各回路毎に開閉蓋の取換
え、接地蓋等の交換、内部点検修理等が行なえる
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した自動気中多回路
開閉器の開閉扉を除去した状態の正面図、第2図
は同じく気中多回路開閉器の縦断面図、第3図は
同じくその要部の断面図、第4図は同じく前面パ
ネル取付部の要所分解斜視図、第5図は従来の気
中多回路開閉器の開閉扉を除去した状態の正面
図、第6図は同じく縦断面図である。 18……開口部、21……本体ケース、23…
…密閉部材としてのパツキン、24……支持板
(分離板)、25……機械室、26……ケーブル接
続室、22……開閉扉、19……開閉部、36,
37……操作機構部、59……前面パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース内の上下に機械室とケーブル接続室
    を設け、前記機械室には多回路を開閉する開閉部
    を設け、前記開閉部の可動電極を接地蓋等への交
    換も可能にした多回路開閉部において、 前記本体ケース21内の機械室25とケーブル
    接続室26とを分離板24にて区画するととも
    に、同分離板24と本体ケース21の〓間を充填
    材もしくはパツキン等により密閉し、 前記本体ケース21内の二室25,26のうち
    少なくとも機械室25の方には開閉扉22を備え
    た開口部18を設けるとともに、同開口部18と
    前記開閉扉22との間には密閉部材23を設け、 さらに、前記機械室25には前記開閉部19を
    投入開放駆動する操作機構部36,37を設ける
    とともに、各回路別に前記開閉部19と操作機構
    部36,37とを共通に覆う前面パネル59を着
    脱可能に設けたことを特徴とする気中多回路開閉
    器のケース構造。
JP1984191291U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0236197Y2 (ja)

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