JPH0644244U - 異常電圧保護回路 - Google Patents

異常電圧保護回路

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JPH0644244U
JPH0644244U JP8087292U JP8087292U JPH0644244U JP H0644244 U JPH0644244 U JP H0644244U JP 8087292 U JP8087292 U JP 8087292U JP 8087292 U JP8087292 U JP 8087292U JP H0644244 U JPH0644244 U JP H0644244U
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JP
Japan
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ttl
circuit
resistor
unit
negative voltage
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Withdrawn
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JP8087292U
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Inventor
やよい 中村
泰之 河野
良行 辛川
敏恵 綾織
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TTL回路に発生する異常電圧を保護する異
常電圧保護回路に関し、TTL回路に入力する電圧を定
格値内に収め、かつ異常電圧の印加時にヒューズを溶断
させることでTTL素子破壊を保護することを目的とす
る。 【構成】 TTL素子とプルアップ抵抗でつくられるT
TL回路部1と、該TTL回路1に誤電圧を供給する可
能性のある負電圧供給部3とを有し、前記のTTL回路
部1と負電圧供給部3の誤接触により当該TTL回路部
1に動作不良が生じる可能性があるものにおいて、前記
TTL回路部1の入力側に、過電流保護手段としての第
1抵抗R1および第2抵抗R2と、前記負電圧供給部3
の回路側に、過電圧保護手段としてのダイオードD1と
を併設するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、TTL回路に発生する異常電圧を保護する異常電圧保護回路に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
トランジスタ・トランジスタ論理素子(TTL)と通常電圧が混在する装置/ パッケージにおいて、TTLレベルの信号線に過大電圧の接触の可能性があるも のがある。
【0003】 例えば、電子交換用パッケージをシェルフに挿入する際、端子間の誤接触によ りTTL端子と電源ピンとが短絡し、TTLの素子破壊が生じるようになる。 以下において、図3をもちいて従来例を説明する。図3は従来の一実施例回路 の構成を示す図である。
【0004】 図3において、1はTTL回路部であり、該TTL回路部1は集積回路でつく られるTTL入力部10と該TTL入力部10を例えば+5V電源にプルアップ接続 する抵抗R11とを備えている。
【0005】 なお、TTL入力部10の中には、オン・オフ制御されるトランジスタQ10と、 該トランジスタQ10の負荷である抵抗R10と、トランジスタQ10の過電圧保護の ためのダイオードD10〜ダイオードD13と、トランジスタQ10に抵抗R11を介し て所定のバイアス電流Ibを流すダイオードD14とを備えている。
【0006】 また、2はスイッチSW20を備えた信号設定部であり、該スイッチSW20の一 端は常にアース(E)に接続され、かつスイッチSW20の他端は端子Bを介して TTL回路部1の入力端子Aに接続することが可能である。
【0007】 さらに、3は負電圧供給部であり、一端は例えば−24V電圧に接続され且つ 他端は端子Cを介しTTL回路部1の入力端子Aに誤接続される可能性のあるヒ ューズF30と、該ヒューズF30の出力側を側路して常に大地(G)に接続される コンデンサC30を備えている。
【0008】 図3において、TTL回路部1の入力端子Aは通常接続時は信号設定部2の出 力端子Bに挿入接続され、スイッチSW20のオン・オフ制御でトランジスタQ10 はオン状態またはオフ状態となり、トランジスタQ10と抵抗R10の接続点からT TLレベルの出力が送出される。
【0009】 もし、端子Aが隣りの負電圧供給部3の出力端子Cに誤接触された場合、ダイ オードD13→端子A→端子C→ヒューズF30→−24Vの電流路が形成されてク ランプ電流Icが流れる。
【0010】 この場合、流れるクランプ電流Icが余りに大きいため、ダイオードD13の破 壊つまり集積回路よりなるTTL入力部10の破壊が生じる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来例技術においては、TTL素子側の保護のみでは不十分であり、 過大な負荷がかかる場合にはTTL素子内に保護回路があるにもかかわらず、T TL素子破壊の恐れがあるという課題がある。
【0012】 本考案は、TTLレベルを保護する回路を追加し、TTL回路部に入力する電 圧を定格値内に収め、かつ異常電圧の印加時にヒューズを溶断させることでTT L素子破壊を保護することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、図1に示すごとく、TTL素子とプルアップ抵抗 でつくられるTTL回路部1と、該TTL回路1に誤電圧を供給する可能性のあ る負電圧供給部3とを有し、前記のTTL回路部1と負電圧供給部3の誤接触に より当該TTL回路部1に動作不良が生じる可能性があるものにおいて、前記T TL回路部1の入力側に、過電流保護手段としての第1抵抗R1および第2抵抗 R2と、前記負電圧供給部3の回路側に、過電圧保護手段としてのダイオードD 1とを併設するように構成する。
【0014】
【作用】
本考案は図1に示すように、前記TTL回路部1と負電圧供給部3の誤接触に より当該TTL回路部1に素子破壊などの動作不良が生じる可能性があるものに おいて、過電流保護手段としての第1抵抗R1および第2抵抗R2をTTL回路 部1の入力側に設け、過電圧保護手段としてのダイオードD1を負電圧供給部3 の回路側に併設するように構成する。
【0015】 従って、前記TTL回路部1と負電圧供給部3の誤接触による素子破壊の防止 が可能になる。
【0016】
【実施例】
以下、図1と図2をもちいて本考案の実施例を説明する。図1は本考案の第1 実施例回路の構成を示す図であり、図2は本考案の第2実施例回路の構成を示す 図である。
【0017】 図1と図2において、1はTTL回路部であり、2は信号設定部であり、3は 負電圧供給部であり、その構成は図3に記載したものとほぼ同一であり、共通部 分についての説明を省略する。
【0018】 なお、抵抗R1と抵抗R2およびダイオードD1は本考案を構成する回路素子 であり、図1では抵抗R1と抵抗R2およびダイオードD1はTTL回路部1の 中に備えるようにし、また、図2では抵抗R1はTTL回路部1に、抵抗R2と ダイオードD1は前記負電圧供給部3を含む信号設定部2の中に備えるようにし ている。
【0019】 〔図1についての説明〕 図1はTTL入力(端子A)に−24Vが印加された場合、クランプ電流Ic がダイオードD13の最大定格値例えば18mA以下にするようにした一例の回路 である。
【0020】 抵抗R1は、TTL入力部10に流れるクランプ電流Icを制限するために使用 される過電流保護抵抗であり、当該抵抗値はクランプ電流IcをダイオードD13 の最大定格値例えば18mA以下にするように選択する。
【0021】 抵抗R2はトランジスタQ10の+5Vへのプルアップ接続するものであり、端 子Aの開放時に当該端子Aを‘高レベル’にみせるように選択する。 ダイオードD1は、端子Aの誤接続時にアースEからダイオードD1を介して −24Vへ電流Izを流し込ませる過電圧保護ダイオードであり、当該電流Iz により−24V回路のヒューズF30を溶断し、−24Vを元から止めて保護する ように選択する。 (実施例) TTL入力(端子A)が‘低レベル’の場合の必要条件 (Ir+Ic)×R1<0.8 V(Q10のベース電圧の最大値) TTL入力(端子A)が‘高レベル’の場合の必要条件 Ib>20μA TTL入力(端子A)に−24Vが印加された場合の必要条件 Ic<18mA 上記、、の条件を満たすためには、 R1=1.8 KΩ R2=30KΩ であればよい( 検証説明は省略)。
【0022】 〔図2についての説明〕 図2はTTL入力(端子A)に−24Vが印加された場合、クランプ電流Ic をダイオードD13の最大定格値例えば18mA以下にするようにした一例の回路 であり、抵抗R1、抵抗R2、ダイオードD1の選択条件は図1と同様である。
【0023】 (実施例) D1とD13の必要条件 D1とD13により信号設定部2にIcとIzの流し込みを行い、−24V電 源のヒューズF30を溶断させる。この場合 Ic+Iz>1.0A<D1の最大定格電流(例えば1.6 A) になるように条件設定を行う。
【0024】 クランプ電流Icの必要条件 抵抗R1により、Ic<18mA(D13の最大定格電流) になるように条件設定を行う。
【0025】 上記、の条件を満たすためには、図1と同様に、 R1=1.8 KΩ R2=30KΩ であればよい( 検証説明は省略)。
【0026】 なお、図2において、トランジスタQ2のプルアップ接続の抵抗R2を過電圧 保護のダイオードD1の近傍に設けるとしたが、過電流保護の抵抗R1の近傍を 設けてもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、TTL素子側の保護により、 TTL入力端子の電圧レベルは素子の動作保証範囲に収めることができる。
【0028】 従って、誤接触が継続した場合にも電源の保護により、誤接触の影響の回避が でき、また、電源側の保護回路を使用することにより誤接触の検出ができるとい う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例回路の構成を示す図であ
る。
【図2】 本考案の第2実施例回路の構成を示す図であ
る。
【図3】 従来の一実施例回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1はトランジスタ・トランジスタ論理回路(TTL回路
部) 2は信号設定部 3は負電圧供給部 R1、R2は抵抗 D1はダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 河野 泰之 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)考案者 辛川 良行 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)考案者 綾織 敏恵 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタ・トランジスタ論理素子
    (TTL)でつくられるTTL回路部(1) と、該TTL
    回路(1) に誤電圧を供給する可能性のある負電圧供給部
    (3) とを有し、前記のTTL回路部(1) と負電圧供給部
    (3) の誤接触により当該TTL回路部(1) に動作不良が
    生じる可能性があるものにおいて、 前記TTL回路部(1) の入力側に、過電流保護手段とし
    ての第1抵抗(R1)および第2抵抗(R2)と、 前記負電圧供給部(3) の回路側に、過電圧保護手段とし
    てのダイオード(D1)とを併設して備えたことを特徴とす
    る異常電圧保護回路。
JP8087292U 1992-11-25 1992-11-25 異常電圧保護回路 Withdrawn JPH0644244U (ja)

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JPH0644244U true JPH0644244U (ja) 1994-06-10

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Effective date: 19970306