JPH0644218Y2 - カラーテレビジヨン受像機の色信号回路 - Google Patents
カラーテレビジヨン受像機の色信号回路Info
- Publication number
- JPH0644218Y2 JPH0644218Y2 JP19319587U JP19319587U JPH0644218Y2 JP H0644218 Y2 JPH0644218 Y2 JP H0644218Y2 JP 19319587 U JP19319587 U JP 19319587U JP 19319587 U JP19319587 U JP 19319587U JP H0644218 Y2 JPH0644218 Y2 JP H0644218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- signal
- pal
- switching
- ntsc
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、カラーテレビジヨン受像機特にNTSCカラーテ
レビジヨン信号(以下、単にNTSC信号と云う)及びPAL
カラーテレビジヨン信号(同、PAL信号)を受信できる
ようにしたカラーテレビジヨン受像機の色信号処理回路
に関する。
レビジヨン信号(以下、単にNTSC信号と云う)及びPAL
カラーテレビジヨン信号(同、PAL信号)を受信できる
ようにしたカラーテレビジヨン受像機の色信号処理回路
に関する。
(ロ)従来の技術 序述の如き所謂デユアルタイプのテレビジヨン受像機に
は、最近は、内部回路を切換えることによってNTSC、PA
L各信号を復調処理できるようにしたICが広く使用され
ている。
は、最近は、内部回路を切換えることによってNTSC、PA
L各信号を復調処理できるようにしたICが広く使用され
ている。
ところで、このようなICでは、複合カラーテレビジヨン
信号中の色信号を抽出するバンドパスフイルタは外付け
構成となっているので、このバンドパスフイルタをNTSC
信号受信時とPAL信号受信時とで切換える必要がある。
このため、例えば特開昭58−80992号公報〔H04N9/50〕
に示されるように、従来は切換スイツチ等によって前記
バンドパスフイルタをIC内部と全く別個に切換えるよう
にしていた。
信号中の色信号を抽出するバンドパスフイルタは外付け
構成となっているので、このバンドパスフイルタをNTSC
信号受信時とPAL信号受信時とで切換える必要がある。
このため、例えば特開昭58−80992号公報〔H04N9/50〕
に示されるように、従来は切換スイツチ等によって前記
バンドパスフイルタをIC内部と全く別個に切換えるよう
にしていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来例の方法では、外付け回路の部
品点数が多くなり、コストアツプに繋がると言う欠点が
あった。
品点数が多くなり、コストアツプに繋がると言う欠点が
あった。
そこで、本考案はNTSC/PALの切換のための外付け回路を
非常に簡単に構成できるカラーテレビジヨン受像機の色
信号回路を提案することを目的とする。
非常に簡単に構成できるカラーテレビジヨン受像機の色
信号回路を提案することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案では、前述の如きNTSC/PAL兼用型の色信号処理用
ICの色信号入力端子に色信号抽出用のバンドパスフイル
タ及びこのフイルタの通過帯域を切換えるスイツチング
ダイオードを接続し、このスイツチングダイオードに上
記IC内部で作成されるNTSC/PAL切換信号を上記入力端子
を介して印加するようにした。
ICの色信号入力端子に色信号抽出用のバンドパスフイル
タ及びこのフイルタの通過帯域を切換えるスイツチング
ダイオードを接続し、このスイツチングダイオードに上
記IC内部で作成されるNTSC/PAL切換信号を上記入力端子
を介して印加するようにした。
(ホ)作用 上記構成に依れば、前記スイツチングダイオードはIC内
部からの切換信号によって前記バンドパスフイルタの通
過帯域をNTSC信号用とPAL信号用とに切換える。
部からの切換信号によって前記バンドパスフイルタの通
過帯域をNTSC信号用とPAL信号用とに切換える。
(ヘ)実施例 第1図は本考案による色信号回路の一実施例を示してお
り、(1)はNTSC/PAL兼用型の色信号処理用IC、(2)
はこのICの色信号入力端子(T1)に接続されコンデンサ
(C1)(C2)、コイル(L1)及び抵抗(R1)からなるバ
ンドパスフイルタ、(D1)は通過帯域変更用のコンデン
サ(C3)と直列になるよう上記入力端子(T1)に接続さ
れたスイツチングダイオード、(R2)はそのバイアス用
の抵抗である。
り、(1)はNTSC/PAL兼用型の色信号処理用IC、(2)
はこのICの色信号入力端子(T1)に接続されコンデンサ
(C1)(C2)、コイル(L1)及び抵抗(R1)からなるバ
ンドパスフイルタ、(D1)は通過帯域変更用のコンデン
サ(C3)と直列になるよう上記入力端子(T1)に接続さ
れたスイツチングダイオード、(R2)はそのバイアス用
の抵抗である。
前記IC(1)は、図示の如くACCアンプ(3)、バース
トゲート回路(4)、色副搬送波発生回路(5)、マト
リツクススイツチ(6)、B−Y、R−Y各色復調回路
(7)(8)、カラーマトリツクス回路(9)、PALス
イツチ(10)、その駆動用のフリツプ・フロツプ回路
(11)、NTSC/PAL判別回路(12)及びNTSC/PAL切換スイ
ツチ(13)(14)等を内蔵しており、また、外付け部品
として1H遅延回路(15)とPAL用、NTSC用の各色副搬送
波発振用の水晶振動子(16)(17)が接続されている
が、これらの構成は何れも従来の此種ICと同じであるの
で、これ以上の説明は省略する。
トゲート回路(4)、色副搬送波発生回路(5)、マト
リツクススイツチ(6)、B−Y、R−Y各色復調回路
(7)(8)、カラーマトリツクス回路(9)、PALス
イツチ(10)、その駆動用のフリツプ・フロツプ回路
(11)、NTSC/PAL判別回路(12)及びNTSC/PAL切換スイ
ツチ(13)(14)等を内蔵しており、また、外付け部品
として1H遅延回路(15)とPAL用、NTSC用の各色副搬送
波発振用の水晶振動子(16)(17)が接続されている
が、これらの構成は何れも従来の此種ICと同じであるの
で、これ以上の説明は省略する。
この実施例に於いて特徴とするのは、IC(1)内の前記
NTSC/PAL判別回路(12)が端子(T2)を介して入力され
る4.5MHzの音声インタキヤリア信号の検波出力を入力と
して動作し、且つ、その判別出力をNTSC/PAL切換スイツ
チ(13)(14)及びマトリツクススイツチ(6)だけで
なく線路(18)によって前記色信号入力端子(T1)に供
給されている点である。
NTSC/PAL判別回路(12)が端子(T2)を介して入力され
る4.5MHzの音声インタキヤリア信号の検波出力を入力と
して動作し、且つ、その判別出力をNTSC/PAL切換スイツ
チ(13)(14)及びマトリツクススイツチ(6)だけで
なく線路(18)によって前記色信号入力端子(T1)に供
給されている点である。
すなわち、この実施例に於いて、PAL信号受信時はその
音声インタキヤリア周波数は5.5MHzであるから、NTSC/P
AL判別回路(12)には4.5MHzの検波出力が入力されず、
従って、この判別回路(12)からはPAL信号受信時であ
ることを示すロウレベル(OV)の切換電圧が出力され
る。このため、スイツチングダイオード(D1)はオフと
なり、バンドパスフイルタ(2)はコンデンサ(C1)
(C2)、コイル(L1)及び抵抗(R1)のみで決まる4.43
MHzを中心周波数とするPAL色信号の抽出用として動作す
る。そして、このときIC(1)内の切換スイツチ(13)
(14)は図示の状態に切換わり、且つ、マトリツクスス
イツチ(6)が加減算動作するので、IC(1)はPAL信
号の復調を正しく行なうことになる。
音声インタキヤリア周波数は5.5MHzであるから、NTSC/P
AL判別回路(12)には4.5MHzの検波出力が入力されず、
従って、この判別回路(12)からはPAL信号受信時であ
ることを示すロウレベル(OV)の切換電圧が出力され
る。このため、スイツチングダイオード(D1)はオフと
なり、バンドパスフイルタ(2)はコンデンサ(C1)
(C2)、コイル(L1)及び抵抗(R1)のみで決まる4.43
MHzを中心周波数とするPAL色信号の抽出用として動作す
る。そして、このときIC(1)内の切換スイツチ(13)
(14)は図示の状態に切換わり、且つ、マトリツクスス
イツチ(6)が加減算動作するので、IC(1)はPAL信
号の復調を正しく行なうことになる。
一方、NTSC信号受信時にはNTSC/PAL判別回路(12)は、
4.5MHzの検波出力の入力によってNTSC信号受信時を示す
ハイレベル(+12V)の切換電圧を出力する。このた
め、スイツチングダイオード(D1)はオンとなるので、
バンドパスフイルタ(2)はコンデンサ(C2)に(C3)
が並列接続されることになって、3.58MHzを中心周波数
とするNTSC信号抽出用として動作する。そして、このと
きIC(1)内の切換スイツチ(13)(14)は図示と反対
の状態に切換わり、且つ、マトリツクススイツチ(6)
がACCアンプ(3)の出力信号のアンプとして動作する
ので、IC(1)はNTSC信号の復調を行なうのである。
4.5MHzの検波出力の入力によってNTSC信号受信時を示す
ハイレベル(+12V)の切換電圧を出力する。このた
め、スイツチングダイオード(D1)はオンとなるので、
バンドパスフイルタ(2)はコンデンサ(C2)に(C3)
が並列接続されることになって、3.58MHzを中心周波数
とするNTSC信号抽出用として動作する。そして、このと
きIC(1)内の切換スイツチ(13)(14)は図示と反対
の状態に切換わり、且つ、マトリツクススイツチ(6)
がACCアンプ(3)の出力信号のアンプとして動作する
ので、IC(1)はNTSC信号の復調を行なうのである。
なお、この実施例に於いて、入力端子(T1)に入力され
る色信号の振幅がスイツチングダイオード(D1)の立上
り電圧(約0.6V)よりも小さいときは、バイアス電圧+
6V及びバイアス用抵抗(R2)は不要である。
る色信号の振幅がスイツチングダイオード(D1)の立上
り電圧(約0.6V)よりも小さいときは、バイアス電圧+
6V及びバイアス用抵抗(R2)は不要である。
また、第2図は本考案の他の実施例の要部を示してお
り、この実施例はNTSC用のバンドパスフイルタ部(2a)
とPAL用のバンドパスフイルタ部(2b)とを2個のスイ
ツチングダイオード(D2)(D3)によってそれぞれ別個
に選択するようにしたものである。なお、(C4)は3.58
MHz、4.43MHzの各色副搬送波に対して充分低インピーダ
ンスになるような比較的大容量値の直流カツト用コンデ
ンサである。
り、この実施例はNTSC用のバンドパスフイルタ部(2a)
とPAL用のバンドパスフイルタ部(2b)とを2個のスイ
ツチングダイオード(D2)(D3)によってそれぞれ別個
に選択するようにしたものである。なお、(C4)は3.58
MHz、4.43MHzの各色副搬送波に対して充分低インピーダ
ンスになるような比較的大容量値の直流カツト用コンデ
ンサである。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案の色信号回路に依れば、NTSC/PAL兼用
型の色信号処理用ICの外付け回路として接続される色信
号抽出用バンドパスフイルタの切換回路を少ない部品点
数にて非常に簡潔に実現でき、コストの低減に寄与す
る。
型の色信号処理用ICの外付け回路として接続される色信
号抽出用バンドパスフイルタの切換回路を少ない部品点
数にて非常に簡潔に実現でき、コストの低減に寄与す
る。
第1図は本考案の色信号回路の一実施例を示す回路ブロ
ツク図、第2図は本考案の他の実施例の要部を示す回路
図である。 (1):色信号処理用IC、(T1):色信号入力端子、
(2):バンドパスフイルタ、(D1)(D2)(D3):ス
イツチングダイオード
ツク図、第2図は本考案の他の実施例の要部を示す回路
図である。 (1):色信号処理用IC、(T1):色信号入力端子、
(2):バンドパスフイルタ、(D1)(D2)(D3):ス
イツチングダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】内部回路を切換えることによりNTSC信号及
びPAL信号を選択的に復調処理できる色信号処理用ICを
備えるカラーテレビジヨン受像機に於いて、前記ICの色
信号入力端子にバンドパスフイルタを介して複合カラー
テレビジヨン信号を印加すると共に、前記入力端子に上
記バンドパスフイルタの通過帯域切換用のスイツチング
ダイオードを接続し、このダイオードに前記IC内で作成
されるNTSC/PAL切換信号を上記入力端子を介して印加す
るようにしたことを特徴とするカラーテレビジヨン受像
機の色信号回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19319587U JPH0644218Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | カラーテレビジヨン受像機の色信号回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19319587U JPH0644218Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | カラーテレビジヨン受像機の色信号回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197693U JPH0197693U (ja) | 1989-06-29 |
JPH0644218Y2 true JPH0644218Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31484007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19319587U Expired - Lifetime JPH0644218Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | カラーテレビジヨン受像機の色信号回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644218Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP19319587U patent/JPH0644218Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0197693U (ja) | 1989-06-29 |
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