JPH0644148Y2 - 放熱器用冷却板 - Google Patents

放熱器用冷却板

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JPH0644148Y2
JPH0644148Y2 JP1987123079U JP12307987U JPH0644148Y2 JP H0644148 Y2 JPH0644148 Y2 JP H0644148Y2 JP 1987123079 U JP1987123079 U JP 1987123079U JP 12307987 U JP12307987 U JP 12307987U JP H0644148 Y2 JPH0644148 Y2 JP H0644148Y2
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JP
Japan
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hole
fluid
holes
vertical
horizontal
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Application number
JP1987123079U
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English (en)
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JPS6426894U (ja
Inventor
一光 金子
Original Assignee
日本ブロアー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種熱発生源から発生する冷却水の如き加熱
流体を冷却する放熱器用冷却板の改良に関し、更に詳細
にのべると、加熱流体が貫流する流体貫流孔を有し、放
熱器を構成するサーモモジュールの吸熱面に係合する冷
却板の改良に関するものである。
本考案の冷却板によって冷却されるべき加熱流体を発生
する熱発生源は、動力燃料炉等の如き大容量の熱発生源
から、多数の加熱電子部品その他種々の発熱部品を有す
る事務用、医療用その他の種々の分野で使用される機器
等の中容量又は小容量の熱発生源まで種々の形態のもの
がある。本考案の冷却板は、これらの種々の熱発生源か
ら引き出される加熱流体を冷却するのに用いられる。
(従来技術) 本出願人は,この種の放熱器に適合した冷却板を提案し
(実開昭59-186678号公報参照),この冷却板は,サー
モモジュールの吸熱面に係合し冷却されるべき流体が貫
流する流体貫流孔を有する板本体から成り,流体貫流孔
は板本体の一端縁からドリル加工によって形成された複
数の平行な縦孔とこれらの縦孔に直交するようにドリル
加工によって形成された複数の横孔とから成り,これら
の縦孔と横孔とは適宜に密栓されて蛇行状の流体貫流孔
を形成している。この冷却板は、複数の縦孔をその長手
方向に間隔をあけて複数の横孔で横切って蛇行状の流体
貫流孔を形成しているので、単に複数の縦孔を有する板
本体の両端に隣り合う縦孔の端部を連結する連絡孔を有
する端部材を結合して冷却板を形成する他の従来技術
(例えば特開昭56-150841号公報参照)に比べて単位面
積当りの冷却通路の有効長が大きくなって有利である。
しかし、この本出願人の提案に係る冷却板は横孔に密栓
されるべき複数のプラグが連結杆で連結されているので
この連結杆が貫通する横孔部分の有効断面積が減少し,
従って冷却効率が低下し,またこの連結杆によって流体
貫流孔に目詰まりを生ずる虞れがあった。
(考案の目的) 本考案の目的は,流体貫流孔の有効断面積を減少するこ
とがなく,また目詰まりを生ずることがない流体貫流孔
を有する冷却板を提供することにある。
(考案の構成) 本考案に係る放熱器用冷却板は,サーモモジュールの吸
熱面に係合し冷却されるべき流体が貫流する流体貫流孔
を有する板本体から成り,流体貫流孔は板本体の一端縁
からドリル加工によって形成された複数の平行な縦孔と
これらの縦孔に直交するようにドリル加工によって形成
された複数の横孔とから成り,これらの縦孔と横孔とは
適宜に密栓されて蛇行状の流体貫流孔を形成している
が,横孔は流体導入口または流体導出口から延び少なく
とも1つの縦孔を横切って形成された第1の横孔部分
と,隣り合う2つの縦孔を横切って形成され板本体の端
縁の開口部のみを閉じるプラグで密栓される第2の横孔
部分と,1つの縦孔のみを横切って形成されて前記縦孔を
遮断するプラグで密栓される第3の横孔部分とから成っ
ていることを特徴としている。
このように構成すると、複数の縦孔をその長手方向に間
隔をあけて複数の横孔で横切って流体貫流孔を形成して
いるので、単位面積当りの冷却通路の大きな有効長もそ
のまま維持され、且つ流体貫流孔内に連結杆の如き有効
断面積を減少させる要素がなくなり,従って流体の冷却
効率を向上することができ,また連結杆による目詰まり
を生ずることがない。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると,第
1図は本考案に係る放熱器用冷却板10を備えた放熱器12
を示し,この放熱器12は,サーモモジュール14とその放
熱面に係合する放熱板16とから成り,本考案の冷却板10
は,第2図に示すように,サーモモジュール14の吸熱面
に係合し冷却されるべき流体が貫流する流体貫流孔18を
有する板本体20から成っている。
流体貫流孔18は,第2図に示すように,板本体20の一端
縁からドリル加工によって形成された複数の平行な縦孔
22とこれらの縦孔22に直交するようにドリル加工によっ
て形成された複数の横孔24とから成り,これらの縦孔22
と横孔24とは適宜に密栓されて蛇行状の流体貫流孔18を
形成している。
本考案の冷却板10は,全て独立して連結杆によって連結
されていない複数のプラグ26を有する。縦孔22は奥行が
異なる2つの縦孔部分22A,22Bから成り,横孔24は流体
導入口28または流体導出口30から延びそれぞれ縦孔22A
または22A,22Bを横切って形成された第1の横孔部分24A
と,隣り合う2つの縦孔22A,22Bを横切って形成され板
本体20の端縁20aの開口部のみを閉じるプラグ26Bが密栓
される第2の横孔部分24Bと,1つの縦孔22Aまたは22Bの
みを横切って形成されてその縦孔を遮断するプラグ26C
が密栓される第3の横孔部分24Cとから成っている。
尚,縦孔部分22A,22Bの流体導出孔30側の横孔部分24Aか
ら板本体の端縁までの部分はプラグ26Aで密栓されてい
る。
このようにすると,第2図から解るように,複数の縦孔
22をその長手方向に間隔をあけて複数の横孔24で横切っ
て流体貫流孔18を形成しているので、単位面積当りの冷
却通路の有効長は大きく、またプラグ26相互は独立して
いて連結杆を必要としないので流体貫流孔18内に連結杆
の如き有効断面積を減少させる要素がなくなり,従って
流体の冷却効率を向上することができ,また連結杆によ
る目詰まりを生ずることがなくなる。尚,流体導入口28
及び流体導出口30は横孔部分24Aにパイプをねじ込んで
形成される。
(考案の効果) 本考案によれば,上記のように,複数の縦孔をその長手
方向に間隔をあけて複数の横孔で横切って流体貫流孔を
形成しているので、単位面積当りの冷却通路の有効長が
大きく、且つ流体貫流孔の有効断面積を減少することが
なく,また目詰まりを生ずることがないので冷却効率を
向上することができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷却板を備えた放熱器の正面図,
第2図は本考案の冷却板の拡大正面図である。 10……冷却板,12……放熱器,14……サーモモジュール,1
8……流体貫流孔,20……板本体,22……縦孔,24……横
孔,24A……第1の横孔部分,24B……第2の横孔部分,24C
……第3の横孔部分,26,26A,26B,26C……プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーモモジュールの吸熱面に係合し冷却さ
    れるべき流体が貫流する流体貫流孔を有する板本体から
    成り前記流体貫流孔は前記板本体の一端縁からドリル加
    工によって形成された複数の平行な縦孔と前記縦孔に直
    交するようにドリル加工によって形成された複数の横孔
    とから成り前記縦孔と前記横孔とは適宜に密栓されて蛇
    行状の流体貫流孔を形成している放熱器用冷却板におい
    て、前記横孔は流体導入口または流体導出口から延び少
    なくとも1つの縦孔を横切って形成された第1の横孔部
    分と、隣り合う2つの縦孔を横切って形成され板本体の
    開口部のみを閉じるプラグで密栓される第2の横孔部分
    と、1つの縦孔のみを横切って形成されて前記縦孔を遮
    断するプラグで密栓される第3の横孔部分とから成って
    いることを特徴とする放熱器用冷却板。
JP1987123079U 1987-08-11 1987-08-11 放熱器用冷却板 Expired - Lifetime JPH0644148Y2 (ja)

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JPS6426894U JPS6426894U (ja) 1989-02-15
JPH0644148Y2 true JPH0644148Y2 (ja) 1994-11-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56150841A (en) * 1980-04-23 1981-11-21 Hitachi Ltd Cooling material for electric parts
JPS59186678U (ja) * 1983-05-25 1984-12-11 日本ブロア−株式会社 放熱器

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JPS6426894U (ja) 1989-02-15

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