JPH0643970A - 情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置

Info

Publication number
JPH0643970A
JPH0643970A JP4198155A JP19815592A JPH0643970A JP H0643970 A JPH0643970 A JP H0643970A JP 4198155 A JP4198155 A JP 4198155A JP 19815592 A JP19815592 A JP 19815592A JP H0643970 A JPH0643970 A JP H0643970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information storage
bus line
storage medium
cartridge
recording material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4198155A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Iwata
雅男 岩田
Shozo Shiraga
昇三 白髪
Kiminobu Furukawa
仁信 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4198155A priority Critical patent/JPH0643970A/ja
Publication of JPH0643970A publication Critical patent/JPH0643970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク等情報記憶媒体に関するものであ
り、ファイル管理が容易で、異なるシステムで利用する
上での互換性を保ち、高速アクセスができ、ファイルの
機密保持機能に優れた情報記憶媒体を提供するものであ
る。 【構成】 マイクロプロセッサ6、表示装置7、入力手
段8、出力手段9、記憶手段4,5、変調手段12、復
調手段13、信号転送手段3、バスライン11等を機能
ブロック化し、カートリッジ2に着脱自在に装着する構
造とし、各機能ブロックを保管、あるいは交換装着でき
るようにすることにより、上記目的を達成するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材料とそれを保護
するカートリッジとで構成された情報記憶媒体とこの情
報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックお
よびこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報記憶媒体にはフロッ
ピーディスクや光ディスク等があり、それら単一の情報
記憶媒体を駆動する情報記憶装置がある。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の情報記憶
媒体と情報記憶装置(以下ドライブと称する)について
図35〜図39により説明する。図35は、従来の情報
記憶媒体の斜視図を示すものであり、図36は、従来の
情報記憶媒体のブロック図であり、図37は、図36の
ブロック図に示す従来の情報記憶媒体の斜視図であり、
図38は、従来の情報記憶媒体が専用のドライブにロー
ディングされ外部メモリとして機能するブロック図であ
り、図39は、従来の情報記憶媒体(光ディスク)が専
用のドライブ(光ディスク記録再生装置)にローディン
グされホストコンピュータの外部メモリとして機能する
ブロック図である。
【0004】図35において、501は磁性体を塗布し
た記録材料であり、502は前記記録材料を保護してそ
の取扱いを容易にするためのカートリッジであり、50
3は表示ラベルである。利用者はここに自分の名前を記
入したりあるいは記録媒体中にあるファイル名等を明記
することにより個々の情報記憶媒体を管理する。
【0005】504は識別手段である。これはシステム
側に情報記憶媒体の特徴を知らせるための例えばライト
プロテクトのようなものである。識別手段としては特定
の場所に粘着テープを着脱する方法や、図35に示され
ているようにノブの位置をずらせたりする方法が用いら
れている。以上述べた実施例は、フロッピーディスクに
ついてであるが、光ディスクの場合も図35の501の
記録材料が磁性体や光や熱に感応する材料を塗布した点
を除いて他の構成は同じである。
【0006】しかしながら、上記の様な構成では、記録
材料の大容量化が進むにつれて次のような問題点が生じ
る。
【0007】(1) ファイル数が従来の100倍程度
になり、図35の表示ラベル503に書き切れず、ファ
イルの紛失といったトラブルが生じ易い。
【0008】(2) 光ディスク記録材料は、使い方に
よって再生専用のもの、再生および一回だけ記録のでき
るもの、再生および書き換えのできるものの3つに分類
される他、更に材料の種類によって、金属あるいは金属
合金を用いるもの、金属酸化物を用いるもの、有機色素
を用いるもの等に分類される。これらの光ディスク記録
材料は、記録密度、転送速度、信頼性等において各々の
特徴をもっており利用者は各々の特徴に合わせた使い分
けが必要となる。しかしながら各々の記録材料に応じた
システムを用意することは経済的に困難である。そこで
記録材料の互換性を確保し、共通システムの利用ができ
るようにその種別を的確に伝える必要があるが図35の
識別手段504では不十分である。
【0009】(3) 再生および一回記録のできる光デ
ィスクは記録されたデータを管理するためのディレクト
リは消去できないために新しいディレクトリを追加記録
していくので目的のデータをアクセスする時間が長くな
る。
【0010】これらの問題点を解決する方法として、特
開昭62−279579号公報、特開昭62−2795
81号公報、特開昭63−2130号公報、特開昭63
−2185号公報に記載されているように、光ディスク
と共に半導体素子による記憶手段を備えた記録媒体を用
いるものが考えられている。以下にこのような従来技術
について説明する。
【0011】図36において、501は記録材料、50
2はその記録材料501を収納するカートリッジであ
る。505はホストコンピュータに対して情報の送信あ
るいは受信を行う信号転送手段である。506は半導体
記憶素子などで構成された記憶手段である。508は処
理装置509に対してコマンドまたはデータを入力する
入力手段である。510は液晶などのフラットパネルデ
ィスプレイで構成された表示装置である。信号転送手段
505、記憶手段506、表示装置510は処理装置5
09を介して相互に接続されている。
【0012】図37は図36のブロック図における実施
例を示す情報記憶媒体の斜視図である。同図において、
記録材料501はディスク状に形成されていて、その中
心部をドライブに設けられているモータにクランプでき
るようになっている。入力手段508は同図に示される
通りプッシュボタンキーになっていて、マニュアルによ
る入力が可能になっている。信号転送手段505は同図
ではメカニカル接点で示しているが無線通信手段で行わ
れることもある。表示装置510はカートリッジ502
の表面に設けられている。
【0013】図38は図36および図37における情報
記憶媒体が専用のドライブ511にローディングされ、
ホストコンピュータ512の外部メモリとして機能して
いる状態を示すもので、ドライブ511に設けられてい
るヘッド513でもって記録材料501に対する記録お
よび再生を行う。ヘッド513とホストコンピュータ5
12の間にはインターフェース514が介在している。
ホストコンピュータ512は更にインターフェース51
5を介して信号転送手段505と接続された記憶手段5
06に対する書込みと読出しを実行する。
【0014】図39は情報記憶媒体とドライブとホスト
コンピュータとの関係を示すブロック図であり、同図に
よると、ホストコンピュータ516が光ディスクにデー
タを書込みたい場合、ホストコンピュータ516はドラ
イブ518内の光ディスクコントローラMPU519に
書込みを指示するコマンド情報520を送り、更にディ
レクトリ情報522を送る。ドライブ518内のディレ
クトリ・リードライト制御信号525,526を受けて
データ書込みを行う。ディレクトリ・リードライト制御
部523では、光ディスク527の中の半導体ディレク
トリ情報521の書込みを行い、データ・リードライト
制御部524ではレーザを用いた一般的な光学的記録再
生系(光ヘッド)529を通じて光ディスク追記メモリ
部517にデータ情報522の書込みを行う。
【0015】ホストコンピュータ516が光ディスク5
27からデータを読出したい場合、ホストコンピュータ
516は光ディスクコントローラMPU519に読出し
を指示するコマンド情報520を送る。ドライブ518
内のディレクトリ・リードライト制御部524では光デ
ィスクコントローラMPU519よりのリードライト制
御信号525,526を受けてデータ読出しを行う。デ
ィレクトリ・リードライト制御部523では、光ディス
ク527の半導体メモリ部528からディレクトリ情報
を基に光ディスク追記メモリ部517からデータ情報の
読出しを行う。
【0016】以上のように構成することにより、 1.ファイル管理がしやすくなる。 2.システムに対する記録材料の互換性が保てる。 3.アクセスの高速化がはかれる。 といった効果が得られ、前記の課題を解決するものであ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報記憶媒体では、記録材料と共に、信号転送手
段、記憶手段、処理手段、入力手段、表示装置がカート
リッジに固定かつ内蔵された構造であるため、情報記憶
媒体のコストが大幅に上昇するだけでなく、予め決めら
れた特定のシステムでしか使えないという問題があっ
た。更に近年普及が著しいEWSと呼ばれるエンジニア
リング・ワークステーション等では、情報記憶媒体に記
録保存する利用者個人のファイルやデータの機密保持機
能が、かつての企業間と同様に個人間でも重要視されて
きているがこの点でも従来の情報記憶媒体では充分機密
が保てないという課題があった。
【0018】更に入力手段もボタンがカートリッジ面よ
り突出したプッシュスイッチを使う場合、カートリッジ
の取扱いが複雑になると共に、ドライブも複雑な構造と
なり、情報記憶媒体の互換性が損なわれ易い課題があっ
た。また、表示装置として、液晶表示を用いる場合は表
示にエネルギーを要するため、例えば長期保存したい場
合に情報記憶媒体の残容量を知るにはバックアップ電源
を必要とし、バックアップ電源の交換等の保守作業は、
カートリッジを分解しないとできないといった問題があ
った。
【0019】また、光ディスクの場合でも当然ながら光
磁気ディスクでは重ね書きが困難なために記録済のデー
タを一度消去してから書込みを行う。そのために記憶手
段に従来のファイル管理情報を記録しても記録位置のデ
ータを一度消去するためにアクセスタイムの大幅な向上
はできないし記憶手段の記憶保持にエネルギーを必要と
する等の課題を有するものであった。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記憶媒体は
上記課題を解決するために信号転送手段、記憶手段、処
理装置、入力手段、表示装置、電源手段、残容量表示手
段、復調手段、誤り検出訂正処理手段(以下、ECC手
段という)等の各機能ブロックの一部または全てを分割
し、分割した各ブロックをカートリッジに着脱自在に取
りつける機構を備え、更に入力手段を備えたものであ
る。
【0021】
【作用】この構成によって、分割した各ブロックをカー
トリッジに着脱自在に取り付ける機構を設けることによ
って、カートリッジから着脱自在のブロックを取り外し
て保管すれば個人ファイルの機密保持に大きな効果を発
揮でき、他のシステムに適合したブロックと差し替える
ことで、同一ファイルを異なるシステムで利用できるも
のである。
【0022】
【実施例】本発明の情報記憶媒体の一実施例について図
1〜図11により説明する。図1は情報記憶媒体のブロ
ック図を示すものである。図1において、1は記録材料
(記録媒体)であり、2はその記録材料1を収納するカ
ートリッジであり、3はホストコンピュータあるいは情
報記憶媒体のドライブに対して情報の送信あるいは受信
を行う信号転送手段であり、4および5は半導体記憶素
子などで構成された記憶手段IおよびIIであり、6はマ
イクロプロセッサ・ユニット(以下MPUという)であ
り、8はそのMPU6に対してコマンドまたはデータを
入力する入力手段であり、7は液晶などのフラットパネ
ルディスプレイで構成された表示装置であり、9は圧電
ブザーまたはLED(発光ダイオード)などの音源や発
光源で構成された出力手段であり、11は信号転送手段
3、記憶手段4および5、入力手段8、表示装置7、出
力手段9の各ブロック間のデータ信号線やアドレス信号
線および電源供給線などを相互に接続するバスラインで
あり、バスライン11には更に記録材料1に情報を変調
して記録するための変調手段12、記録材料1から再生
した信号を復調して情報を得るための復調手段13、記
録材料1に記録および再生する際に信号の欠落や付加に
よって生ずる情報の誤りを検出して訂正するためのEC
C手段14等の単位機能が接続されている。これらの単
位機能は従来ドライブに内蔵していた機能でありドライ
ブを特定の情報記憶媒体に専用化するための手段でもあ
る。
【0023】以上のように構成された情報記憶媒体は専
用のドライブにローディングしてホストコンピュータの
外部メモリとして以下のごとく使用される。図2は図1
の実施例における情報記憶媒体がドライブにローディン
グされ、ホストコンピュータ51の外部メモリとして機
能している状態を説明する図である。
【0024】図2においてドライブ50に設けられてい
るヘッド52でもって記録材料1に対する記録および再
生を行う。ヘッド52とホストコンピュータ51の間に
はドライブ回路53とインターフェース54が介在して
いる。インターフェース54は更に信号転送手段3と接
続されている。
【0025】ホストコンピュータ51が情報記憶媒体を
ローディングしたドライブ50を外部メモリとして機能
させるには、ホストコンピュータ51の外部メモリとし
ての論理アドレスをインターフェース54と信号転送手
段3を経由してバスライン11を介してMPU6に送
る。MPU6は前記論理アドレスをドライブ50の固有
の物理アドレスに変換する機能をもっている。ドライブ
50に固有の物理アドレス空間は情報記憶媒体の記録材
料1および記憶手段4,5である。ここで記憶手段4は
読出し専用の半導体記憶素子(ROM)であり、記憶手
段5は書込み、読出しができる半導体記憶素子(RA
M)である。記憶手段4にはプログラムが書き込まれて
いる。以上のように情報記憶媒体とドライブ50は構成
されるが上記情報記憶媒体のドライブ50へのローディ
ング時に次の動作が行われる。
【0026】情報記憶媒体をドライブ50にローディン
グするとドライブ50のカートリッジ検出器55が情報
記憶媒体のドライブ50へのローディング完了を検知
し、インターフェース54、信号転送手段3、バスライ
ン11を経由してMPU6にローディングの完了を知ら
せる。カートリッジ検出機55によるローディング完了
後の情報記憶媒体の位置でカートリッジ2の存在の有無
を機構的または光学的手段によって電気信号に変換して
検出する。またカートリッジ検出機55の代わりにロー
ディング完了後の情報記憶媒体の位置でカートリッジ2
にバーコードを直接またはラベル等に印刷したものを付
して行ってもよい。情報記憶媒体がドライブ50にロー
ディングされていない場合は入力手段8の入力信号の状
態をMPU6に知らせ入力手段8に入力がなければ再び
情報記憶媒体がドライブ50にローディングされたか否
かを調べるサイクルを繰り返す。情報記憶媒体がドライ
ブ50にローディングを完了するとプログラムは前記サ
イクルから抜け出てドライブ制御のプログラムに入り、
ドライブ制御のプログラムが終了すれば前記サイクルに
戻る。またローディングされていない状態で情報記憶媒
体の入力手段8に入力があると前記サイクルから抜け出
てマニアル制御のプログラムに入り、マニアル制御のプ
ログラムが終了すれば前記サイクルに戻る。図3に上記
動作のメインフローを示す。
【0027】次に上述したドライブ制御プログラムとマ
ニアル制御プログラムにおける動作を説明する。まず、
図4も使用してドライブ制御プログラムについて説明す
ると、情報記憶媒体がドライブ50にローディングを完
了するとカートリッジ検出器55よりローディング完了
信号が出され、ドライブ制御が開始される。
【0028】情報記憶媒体のカートリッジ2に設けたM
PU6、記憶手段14等で構成したローカルなコンピュ
ータシステムと記録材料1との適合性を記憶手段14に
書き込まれたIDデータが一致するかどうかの確認によ
って行い、不一致の場合はドライブ制御を行わずに終了
する。IDが一致すると、MPU6は信号転送手段3を
介してドライブ50のエジェクト機構をロック状態にし
て利用者が不用意に情報記憶媒体をドライブ50から排
出できないようにする。
【0029】次に、MPU6は記録材料1に予め記録さ
れた記録材料1の媒体パラメータのデータをヘッド52
により読込んでドライブ回路53、インターフェース5
4、信号転送手段3を介して再生データを記憶手段II5
に記録する。ここで媒体パラメータとは例えば記録材料
1が光磁気ディスクの場合はこのディスクが光磁気ディ
スクであることや反射率や溝の深さ等の光学的特性、デ
ィスクのトラックのピッチ、記録領域、連続溝かサンプ
ル(断続)溝か、同心溝かスパイラル溝か等の溝形態、
等の機械特性、記録・再生・消去をするための標準的な
レーザ光強度、印加磁界強度、重ね書き対応の可否等の
記録再生特性、トラック番号やセクター番号等を組み込
んだプリフォーマットの形式呼称データ、トラック総
数、1トラック当たりのセクター総数、ディスクの回転
制御データCAV(角速度一定)、CLV(線速度一
定)、ZCAV(記録領域別角速度一定)の区別等の記
録材料1に関係するドライブ50の制御条件である。
【0030】次にMPU6は記録材料1にヘッド52で
記録された記録材料1の記録・再生・消去の最適なレー
ザ光強度、印加磁界強度、不良セクターの物理アドレス
データ、ディスクの反りや偏芯、最適サーボゲイン等の
ドライブ50の動作条件(記録再生条件)データをヘッ
ド52により読込んでドライブ回路53、インターフェ
ース54、信号転送手段3を介して再生データを記憶手
段II5に記録する。
【0031】記憶手段II5に書込んだドライブ50の動
作条件に従って信号転送手段3、インターフェース54
を介してドライブ回路53の動作条件(ドライブの条
件)を設定する。
【0032】記録材料1には予めファイル管理テーブル
データと末消去セクターテーブルデータと不良セクター
テーブルデータが記録されておりヘッド52によってフ
ァイル管理テーブルデータを読込み記憶手段II5に書込
む。なお、ここで記録材料1が光磁気ディスクで重ね書
きができないディスクであれば記録材料1からヘッド5
2によってファイル管理テーブルデータに続けて末消去
セクターテーブルデータと不良セクターテーブルデータ
を読込んで記憶手段II5に書込む。
【0033】ファイル管理テーブルは記録材料1に記録
されているファイルの名前や属性、物理アドレス等を一
覧表にしたものであり、末消去セクターテーブルは記録
材料1の不要データが書かれたセクターの物理アドレス
を一覧表にしたものであり、不良セクターテーブルは記
録材料1に含まれるドロップアウト等により記録再生が
できないセクターの物理アドレスを一覧表にしたもので
あり、末消去セクターテーブルと不良セクターテーブル
はファイル管理テーブルと独立に設けてもよいし、各々
または一緒にしたファイルとしてファイル管理テーブル
の管理下に置いてもよい。
【0034】MPU6は信号転送手段3、インターフェ
ース54を介してホストコンピュータ51に問い合わせ
信号(ENQ)を出す。この信号はホストコンピュータ
51にとってはドライブ50の許可信号(イネーブル信
号)であり、この信号がくるまではドライブ50に対し
てアクセスできない。問い合わせ信号に対してホストコ
ンピュータ51から応答がなく記録材料1が光磁気ディ
スクの場合はMPU6は記憶手段II5に記録した末消去
セクターテーブルを調べ末消去セクターがある場合は信
号転送手段3、インターフェース54を介してドライブ
回路53に対して末消去セクターの物理アドレス(トラ
ック番号、セクター番号)と共に前記セクターに記録さ
れているデータの消去を指示しドライブは前記セクター
に記録されているデータの消去を実施する。消去を実施
したことにより記録材料1の末消去セクターテーブルか
らデータを消去したセクターの物理アドレスデータを消
去すると共に記憶手段II5に記録してある末消去セクタ
ーテーブルからもデータを消去したセクターの物理アド
レスデータを消去する。
【0035】ホストコンピュータ51から応答があれば
MPU6はホストコンピュータ51に肯定応答(AC
K)を返す。この信号はホストコンピュータ51にとっ
てドライブ50の占有信号となる。ホストコンピュータ
51の応答により記録処理、再生処理、その他の処理を
行う。ここで記録処理は記憶手段II5のファイル管理テ
ーブルと不良セクターテーブルに登録されていない(消
去済みセクター)実在する物理アドレスのセクターを優
先して書込む。また再生処理は記憶手段II5のファイル
管理テーブルを基にヘッド52をアクセスして読込む。
ホストコンピュータ51の応答が情報記憶媒体のドライ
ブ50に対する開放許可(RE)信号の場合はその他の
処理を経由してドライブ50のエジェクト機構のロック
を解除してドライブ制御を終了する。
【0036】尚、上記においてはドライブ50に情報記
憶媒体のローディングの完了をカートリッジ検出器55
で検知し、ローディングの完了信号を出すものとして説
明したが、後述する個別認識符号手段で行ってもよい。
【0037】次に図5によりマニアル制御プログラムに
ついて説明すると、マニアル制御プログラムは情報記憶
媒体単独で操作するものであり、情報記憶媒体がドライ
ブ50にローディングされていない状態で入力手段8か
ら入力されるとマニアル制御のプログラムに入り、表示
装置7に暗証番号のプロンプトメッセージとテンキーを
表示する。表示装置7には液晶表示パネルを用い、入力
手段8としてメンブレンスイッチを用い、液晶表示パネ
ルの表示部分をメンブレンスイッチが覆うように構成さ
れている。更にメンブレンスイッチは透明で操作面より
液晶の表示内容が確認できると共に操作入力位置を検出
して出力できる。従って液晶表示パネルにテンキーを表
示してその表示位置をメンブレンスイッチの操作面より
押下入力するとテンキーの表示位置と操作入力位置の検
出出力が対応するので、あたかもテンキーを入力したか
の如く用いることができる。
【0038】従ってプロンプトメッセージに従ってテン
キーの表示位置をメンブレンスイッチ上より暗証番号を
入力すると入力を受け付けたことを利用者に知らせるた
め表示を消去し、記憶手段14に予め登録してある暗証
番号と照合を行う。照合の結果が一致していない場合は
始めからやり直すことができる。しかしこの操作が3回
を越えて暗証番号が一致しない場合は許されない利用者
と判断してブザー等の出力手段9で警告をした後、一定
時間(例えば5分間)操作を受け付けないようにしてマ
ニアル制御の処理を終わる。
【0039】暗証番号入力の操作が4回未満で予め登録
してある暗証番号と一致すると表示装置7にこれから処
理できる内容のタイトルをメニューとして表示する。例
えば「Free」、「Disk」、「Sys」、「Di
r」、「Com」の5種類と処理をせずにマニアル制御
を終わる「End」の1種類を含めて6つのメニューが
表示される。処理メニューの選択方法は、前記した暗証
番号入力の際のテンキーと同様にタイトル上を透明なメ
ンブレンスイッチの上から押下すればよい。
【0040】「Free」を選択した場合は記憶手段II
5に記憶されたファイル管理テーブルと不良セクターテ
ーブルを基に記録材料1の残容量を計算して表示する。
この表示はメンブレンスイッチを押下することで処理メ
ニューの表示に切り換わる。
【0041】「Disk」を押下選択した場合は記録材
料1に記録された記録材料1の媒体パラメータがページ
処理されて表示される。ページ処理とは、媒体パラメー
タのデータ容量が液晶表示パネルの画面表示容量を越え
る場合にデータ容量を画面表示容量単位に数ページに分
割し1ページ毎に表示するものでページの切り換えはメ
ンブレンスイッチの押下によって行う。
【0042】「Sys」を選択すると情報記憶媒体が利
用できるシステムを記憶手段I4から読込んで表示装置
7に表示しメンブレンスイッチを押下することで処理メ
ニューの表示に切り換わる。
【0043】「Dir」を選択すると記憶手段II5から
記録材料1のファイル管理データを読込みページ処理さ
れて表示する。
【0044】「Com」を選択するとドライブ50にロ
ーディングすることなく信号転送手段3を介してホスト
コンピュータと通信することができる。例えばホストコ
ンピュータのファイルを信号転送手段3を介して記憶手
段II5に書込むことができる。このようにして記憶手段
II5に書込まれたファイルは、図2に示すようなホスト
コンピュータ51とドライブ50を接続することなくド
ライブ50を単独で使うことができるようになる。この
場合は情報記憶媒体をドライブ50にローディングする
とMPU6の制御によって記憶手段II5に書込まれたフ
ァイルはインターフェース54、ドライブ回路53、ヘ
ッド52を介して記録材料1に書込むことができる。
【0045】「End」を選択すると、マニアル制御の
プログラムを終わる。図6〜図11に上記実施例の各種
手段に用いるカートリッジの具体的構造について説明す
る。
【0046】図6は情報記憶媒体の斜視図である。同図
において、記録材料1はディスク状に形成されていてそ
の中心部をドライブに設けられているモータへクランプ
できるようになっている。入力手段8は透明なメンブレ
ンスイッチで同図では図示されないがメンブレンスイッ
チの下に表示装置7として液晶表示パネルが敷かれてお
り入力手段8と表示装置7は一体でカートリッジ2に着
脱自在に取り付けられ、メンブレンスイッチを透して液
晶表示パネルの表示内容が目視できるようになってい
る。またメンブレンスイッチの表面は凹凸がなくカート
リッジ2の表面と略同一平面上にあるので誤入力の心配
がない。カートリッジ2にはシャッター20が付いてお
りドライブ50にローディングするとシャッターはドラ
イブ50に設けられたシャッター開閉機構によって開か
れて記録材料1が露出してヘッド52によって記録材料
1への記録再生が可能になる。
【0047】またカートリッジ2の表面にはバーコード
を付したラベル17が貼られており、側面には残容量表
示手段16がありその隣接する側面には残容量表示手段
16のインジケータ16aの位置を調整するための調整
孔16bがある。MPU6、記憶手段I4、記憶手段I
I5、信号転送手段3、電源手段10等の各種手段は同
図のようにガイドレールのついたブロック21に各々な
っておりカートリッジの溝に矢印22の方向へ沿って挿
入して取り付け、取り外しができるとともに、カートリ
ッジ2に取り付けた各ブロック21はブロックの下に着
脱自在に取り付けたバスライン11aと電気的接続が得
られるように電極が設けられている。
【0048】以上のように各種手段をカートリッジ2に
対して着脱自在に設けることにより情報記憶媒体は組合
せ自在にコンピュータシステムを内蔵でき、従来ドライ
ブ50側に内蔵していた変調手段12、復調手段13、
ECC手段14等のドライブ相互の互換性を阻害する機
能を情報記憶媒体に持たせることでドライブ相互の互換
性が向上すると共に各ブロックが着脱自在のためこれら
各ブロックを必要に応じて情報記憶媒体に対して共有化
することで高い経済的効果が得られ、情報記憶媒体から
重要ブロックを取り外し保管することで情報記憶媒体に
対して高い機密保持効果も得られる。
【0049】以下図7(a),(b),図8(a),
(b),図9,図10,図11にカートリッジ2に着脱
自在に取り付け可能なブロックについて説明する。
【0050】図7(a),図7(b)は図6の情報記憶
媒体に用いる入力手段8と表示装置7が一体に構成され
たメンブレンスイッチ付き液晶表示パネルであり、図7
(a)は図5のマニアル制御プログラムにおける暗証番
号入力の際の表示を行った状態のメンブレンスイッチ付
き液晶表示パネルの斜視図で、その構造がわかるように
一部を断面図にしたものである。図7(a)において基
台25の凹部に液晶表示パネル26がその表示面を凹部
開口部より観れるように装着され、更にメンブレンスイ
ッチ27がその操作入力面を基台25の凹部開口部より
操作可能に装着している。基台25の凹部に装着した液
晶表示パネル26とメンブレンスイッチ27は基台25
の凹部開口部より外れないように基台25の凹部開口部
寸法より小さい開口寸法を持つ押さえ枠28によって固
定されている。押さえ枠28は基台25に接着材や超音
波溶着等の固定手段により固定されている。またメンブ
レンスイッチ27は操作面から液晶表示パネル26の表
示面が見とおせるように透明になっている。
【0051】図7(b)は図5のマニアル制御プログラ
ムにおける処理内容のタイトルメニューを表示した状態
のメンブレンスイッチ付き液晶表示パネルの斜視図であ
る。図7(b)における29bは図7(a)における2
9aと同じくメンブレンスイッチ付き液晶表示パネルを
カートリッジ2に着脱自在に取り付けるためのスナップ
イン機構であり図7(b)における寸法aおよびbは等
しくなく、メンブレンスイッチ付き液晶表示パネルをカ
ートリッジに装着する際の誤装着を防ぐ構造となってい
る。
【0052】図8(a),(b)は図6の情報記憶媒体
に用いるブロック21の斜視図である。同図において3
0はブロックの持つ機能の呼称、性能、メーカ名、ロッ
ト番号等を直接印刷するか印刷済のラベル(銘板)を貼
り付ける表示領域であり、このブロック21はガイドレ
ール31,32aまたは32bをカートリッジ2の溝3
6に沿ってカートリッジ2に摺動装着させる。ガイドレ
ールは同図(a)の31と32bのように取り付け寸法
a,b,cをa≠bかつc≠0とするか同図(b)の3
1と32bのように異なる形状にすることでブロック2
1に方向性を持たせている。
【0053】従って、ブロック21をカートリッジ2に
摺動装着させると表示領域30は常にカートリッジ2の
表面側に露出した状態となり、どのような機能を持つブ
ロックをカートリッジに装着しているかを一目で判別可
能にしている。ブロック21の表示領域30と反対側は
図9の斜視図のように電極33が千鳥状に取り付けられ
ている。電極33は凸部を有しブロック21をカートリ
ッジ2に装着させると図6に示したようにカートリッジ
2に装着したバスライン11と電気的に安定接続され
る。
【0054】図8(a)においてガイドレール32aに
は切り欠き部34があり、同図(b)においてガイドレ
ール32bには切り欠き部35がある。この切り欠き部
34,35は同図(a),(b)におけるガイドレール
31に切り欠き部34を設けてもよく、切り欠き部3
4,35はブロック21をカートリッジ2に装着する際
にカートリッジの溝36に設けたスナップ機構により位
置決めを容易に行うことができるものである。また図8
(b)のブロック21には凹部18aを設けてカートリ
ッジ2から取り外す際にブロックが隣接していてもこの
凹部に指を掛けて確実に取り外しが行えるものである。
【0055】図10はカートリッジ2の溝36に設けた
スナップ機構の断面斜視図である。同図において溝36
に切り欠き孔37を設けその孔37に円筒状曲部38a
とV字状曲部38bを交互に持つ板バネ38の円筒状曲
部38aを出し入れ自在に嵌合させ、板バネ38のV字
状曲部38bを支点とするようにベース39がある。こ
のような構成により溝36に沿って切り欠き部34を有
するガイドレールが摺動すると、切り欠き部34や35
が孔37に到達した時点で板バネ38の円筒状曲部38
が切り欠き部34や35に落ち込むことで大きな摺動抵
抗が生じ位置決めができるものである。
【0056】図11は図6の情報記憶媒体に用いるバス
ライン11bの斜視図である。同図においてバスライン
電極40は図10の断面図で示すごとく板状をなすバス
ライン11bの表裏を貫通しており図6に示すようにカ
ートリッジ2の表と裏に各々ブロック21を装着するこ
とで各々のブロック21の電極33とバスライン電極4
0が電気的接続が得られるようになっている。バスライ
ン11bは図11においてその側面に凸部41を有して
おりカートリッジ2の所定の位置に設けた凹部に圧入し
て嵌合固定できるとともに圧出することで取り外しも自
在なものである。
【0057】(実施例2)以下本発明による情報記憶媒
体の第二の実施例について図12〜図18を参照しなが
ら説明する。図12において記録材料1はディスク状に
形成されていてその中心部をドライブに設けられている
モータへクランプできるようになっているがシャッター
20に隠れて同図では図示されない。
【0058】同図においてMPU6、記憶手段I4、記
憶手段II5、信号転送手段3、電源手段10等の各種手
段を内蔵するブロック21はスナップイン機構によって
カートリッジ2に着脱自在に取り付けることができる。
図13(a),(b)は図12の情報記憶媒体に用いる
ブロック21の斜視図である。図13(a)においてブ
ロック上面の30はブロック21の持つ機能の呼称、性
能、メーカー名、ロット番号等を直接印刷するか印刷済
みのラベル(銘板)を張り付ける表示領域であり、ブロ
ック21の相対向する両側面の下面寄りに設けたレール
60,61をカートリッジ2の溝に圧入することで取り
付け、またブロックの一方の側面の上面寄りに設けた庇
状突出部62を指で持ってカートリッジ2にブロック2
1を着脱できるようにしている。この庇状突出部62は
レール61と同じ側面に設けられ、その突出方向はレー
ル61と同じでブロックの上面と同一平面に平行な方向
である。レール60はブロック21の下面より若干離れ
て側面と同一平面に平行な方向に突出している。図13
(b)は同図(a)の下から見た斜視図であり、ブロッ
ク下面には電極63が格子状に設けられており、カート
リッジ2のバスライン11と電気的接続を得るようにな
っている。
【0059】図14は電気的接続による信号転送手段3
のブロックの斜視図で図13(a)におけるブロック表
面の表示領域に電極64を格子状に設けたものでその電
極配列はドライブ50のインターフェース54の電極と
適合するようになっている。従ってインターフェースの
異なるドライブで情報記憶媒体を利用する場合はそのイ
ンターフェースの電極に適合する信号転送手段のブロッ
クと交換すれば容易に利用できる。
【0060】図15は光学的結合による信号転送を行う
信号転送手段3のブロックの断面斜視図である。同図に
おいて65は信号をドライブ50のインターフェース5
4に送る発光ダイオードやレーザダイオード等の発光源
であり、66はインターフェース54からの光信号を検
出する光トランジスタやpinフォトダイオード等の受
光素子である。67はブロックの上面を保護するカバー
で発光源65および受光素子66に向かってガイド67
a,67bが付いており発光源65の受光素子への信号
の干渉を防いでいる。ドライブのインターフェース54
と図15の信号転送手段ブロックとの通信は予め決めら
れたプロトコールによるシリアル転送でドライブ側から
の通信中に通信内容が不明だった場合等通信が完了しな
い内にドライブ側に対して再送要求したりドライブ側か
らの通信中に次の通信内容を要求することで通信速度を
速くできるので、このガイド67a,67bは信号の干
渉防止と信号の高速転送に大きな効果がある。
【0061】図16(a),(b)は磁気的結合による
信号転送手段のブロックの断面斜視図であり、同図
(a)は巻線コイルによる磁気的結合を行い、同図
(b)はプリントコイルによる磁気的結合を行うもので
ある。同図(a)において巻線コイル68は開口部を有
するドーナツ状コア69に納められておりドーナツ状コ
ア69の開口部はブロックの上側を向いて、ブロックの
カバー70に設けられた円筒状ガイド70aはドーナツ
状コア69の内径に挿入されている。同図(b)におい
てプリントコイル71とカバー72は密着しておりプリ
ントコイル71の中心位置にガイド孔72aがある。ガ
イド70a、ガイド孔72aによってドライブに設けら
れた結合用コイルのコア73の雄状ガイドコア73aと
嵌合し磁気的結合効率の向上がはかれるようになってい
る。
【0062】図17はドライブに設けられた結合用コイ
ル74とコア73の断面斜視図である。同図においてコ
ア73は皿状をしており、その中心に雄状ガイドコア7
3aが付いている。結合用コイル74は雄状ガイドコア
73aを中心に巻線されており取付ベース75の孔より
突出した雄状ガイドコア73aの先端は情報記憶媒体が
ドライブ50にローディングされると図16(a)また
は(b)の信号転送手段のガイド70aまたは72aと
機械的に結合する。これにより情報記憶媒体の信号転送
手段のコイル68または71とドライブの結合用コイル
74は磁気的結合がなされ信号の通信が可能となる。さ
らに図16(a)の場合はコア69と73が磁気回路を
構成することで磁気的結合効率が良く、優れた通信性能
が得られるものである。
【0063】図18は残容量表示手段16のブロックの
断面斜視図で79は残容量をインディケータ80で表示
する際のインディケータ80の位置を調整するためのス
クリュードライバーであり通常はドライブ50に内蔵す
る専用ドライブモータの軸に直結したものである。81
は可変抵抗器の抵抗体基板や交番符号やインクリメンタ
ル接点を有する接点式エンコーダ基板等の位置検出素子
である。82は位置検出素子の位置信号をブロックの電
極63に直接またはA/D変換器を介してディジタル信
号として出力するための位置検出素子の端子である。8
3は位置検出素子から位置信号を検出するための刷子で
ある。
【0064】インディケータ80は歯車80aを持ち刷
子83は歯車80aに取り付けられている。84はスク
リュー軸でブロックに設けられた孔85からスクリュー
ドライバー79を挿入し回動調整することでスクリュー
軸84を回動させることができる。スクリュー軸84の
スクリュー歯の山と谷はインディケータ80の歯車80
aの谷と山に各々嵌合しスクリュー軸84の回動をスク
リュー軸の回動軸と直交する軸を中心にする歯車80a
の回動を起こす。歯車80aには刷子83が取り付けて
あるので位置検出素子81の端子82より位置信号が出
力される。またインディケータ80にはマーカ80bが
付いており歯車80aの回動によりマーカ80bも回動
する。このマーカ80bはブロックから露出しておりブ
ロックに付した目盛り86との相対位置から刷子83の
位置が間接的に分かるようになっている。
【0065】以上のような構成と動作をする残容量表示
手段16のディジタル位置信号をバスライン11を介し
てMPU6に伝える。MPU6は記憶手段II5に記録し
た記録材料1のファイル管理テーブルデータと不良セク
ターテーブルのデータから記録材料1の残容量を計算
し、その値を基に理論上の残容量表示位置を検出し、そ
の理論上の残容量表示位置と残容量表示手段16の位置
信号との偏差量を信号転送手段3を介してドライブ50
に内蔵するスクリュードライバー79の専用ドライブモ
ータに出力することでスクリュー軸84を回動する。こ
の回動は理論上の残容量表示位置と残容量表示手段16
の位置信号との偏差がなくなるように行われ、その偏差
量がなくなった残容量表示手段16のインディケータ8
0の位置で記録材料1の残容量が表示できるものであ
る。
【0066】(実施例3)以下本発明の情報記憶媒体の
第三の実施例について図19〜図21を参照しながら説
明する。
【0067】図19は本発明の第三の実施例を示す情報
記憶媒体の斜視図である。同図において記録材料1はデ
ィスク状に形成されていてその中心部をドライブに設け
られているモータへクランプできるようになっているが
シャッター20に隠れて同図では図示されない。同図に
おいてMPU6、記憶手段I4、記憶手段II5、信号転
送手段3、電源手段10等の各種手段を内蔵するブロッ
ク21はカートリッジ2に摺動装着、取外しができる。
【0068】図20は第三の実施例におけるブロック2
1の斜視図である。同図においてブロック前側面の99
はブロック21の持つ機能の呼称、性能、メーカ名、ロ
ット番号等を直接印刷するか印刷済みのラベル(銘板)
を張り付ける表示領域である。ブロック上面には凹部1
00aを有するガイドレール100と電極101があ
り、ガイドレール100はカートリッジ2の溝に沿って
摺動させることでブロック21をカートリッジ2に装着
でき凹部100aはカートリッジ2の溝に設けたスナッ
プ機構と連動してブロック21の位置決めができる。電
極101はカートリッジ2に内蔵するバスライン11と
電気的接続が得られる。またバスライン11を構成する
上で電極の数が不足する場合はブロック21の下面側に
も電極101を設けることもできる。
【0069】図21は第三の実施例における信号転送手
段3のブロックであり、図20の表示領域より電気的ま
たは光学的手段による信号伝送路102を接続し通信で
きるようにしたものである。同図において103はブロ
ック21と信号伝送路102の接続部における応力の集
中を防ぐ緩衝手段である。
【0070】(実施例4)以下本発明の情報記憶媒体の
第四の実施例について図22〜図23を参照しながら説
明する。
【0071】図22は情報記憶媒体の斜視図である。同
図において記録材料1はディスク状に形成されていてそ
の中心部をドライブに設けられているモータへクランプ
できるようになっているがシャッター20に隠れて同図
では図示されない。
【0072】同図においてMPU6、記憶手段I4、記
憶手段II5、信号転送手段3、ECC手段14、電源手
段10はブロック化されてカートリッジに着脱自在に装
着できるようになっている。同図において信号転送手段
3、バスライン11c、表示装置7、入力手段8は図7
と同様に表示面と入力面が重ねられた構造になってい
る。同図において信号転送手段3はカートリッジ内部で
バスライン11cと電気的に接続すると共にカートリッ
ジ2の上面にドライブ50にローディングした時、イン
ターフェース54と電気的接続される電極104を備え
ている。105はブロック21を収納するホルダーであ
る。
【0073】図23はホルダー105にブロック21を
収納する状態を示す断面斜視図である。同図のブロック
21において115は櫛形の電極114を備えた雄形コ
ネクタでありブロック前面の111はブロックの持つ機
能の呼称、性能、メーカ名、ロット番号等を直接印刷す
るか印刷済みのラベル(銘板)を張り付ける表示領域で
ある。ブロック21は矢印118の方向へホルダー10
5に収納する。同図ブロック21の下底面は面取り10
9がされておりホルダー105の底には面取り109の
受け110を備えている。これによりホルダー105へ
ブロック21を収納する際に方向性を得ることができコ
ネクタ115の電極114の配列も一義的に定まる。ホ
ルダー105の二つの長辺の壁の一方は凸部107を備
え、二つの短辺には爪を持つ腕106a,106bを備
え、カートリッジ2は図22において上面手前に108
と左右の側面手前に各々112a,112bの凹部を備
えホルダー105を矢印113の方向にのみ圧入嵌合す
ることで一体に結合できホルダー105に収納したブロ
ック21のコネクタ115の電極114はカートリッジ
2に対して一定の位置に固定できる。図22においては
ブロック21を収納したホルダー105とカートリッジ
2を一体に結合した際のブロックのコネクタ115の位
置には雌形コネクタを備えたバスライン11cが備えて
あり、各ブロックは対応する雌形コネクタにより電気的
接続ができる。
【0074】(実施例5)以下本発明の情報記憶媒体の
第五の実施例について図24〜図26を参照しながら説
明する。
【0075】図24は情報記憶媒体の斜視図である。同
図において記録材料1はディスク状に形成されていてそ
の中心部をドライブに設けられているモータへクランプ
できるようになっているがシャッター20に隠れて同図
では図示されない。
【0076】同図においてMPU6、記憶手段I4、記
憶手段II5、信号転送手段3、電源手段10等の各種手
段を内蔵するブロック21はカートリッジ2に着脱自在
に装着できるようになっている。信号転送手段3、バス
ライン11、表示装置7、入力手段8はカートリッジ2
に固定して収納されていて取外しはできない。
【0077】信号転送手段3はカートリッジ2の上面に
電極126を備えており例えば後述する図25のドライ
ブ250に情報記憶媒体をローディングすることでドラ
イブ250に内蔵するバスライン252と電気的接続が
行われる。
【0078】同図のブロック21において121は櫛形
の電極122を備えた雄形コネクタであり、ブロック上
面の123はブロック21の持つ機能の呼称、性能、メ
ーカ名、ロット番号等を直接印刷するか印刷済みのラベ
ル(銘板)を張り付ける表示領域である。表示領域の面
と左右の側面との稜線は面取り125がなされておりコ
ネクタ121と共にブロック21に方向性を与えてい
る。カートリッジ2は矢印124の方向に向かって孔1
27が備えられておりブロック21を矢印124の方向
に挿入して装着できると共に逆挿入ができないように面
取り128が施されている。同図では図示されないがカ
ートリッジ2に収納したバスライン11は雌形コネクタ
を備えておりブロック21の装着に際しブロック21の
雄形コネクタ121と接続が行われバスライン11との
電気的接続が完了する。
【0079】カートリッジ2にブロック21を装着した
状態はブロック21の取外しを容易にするためにブロッ
ク21がカートリッジ2から一部露出している。そのた
め外界からの衝撃が直接ブロック21に加わることで雄
形コネクタの接続の安定性の確保が困難となるのを防ぐ
ため保護カバー120で露出したブロック21を覆える
ようにしている。保護カバー120は一端がヒンジ12
0aによりカートリッジ2と結合されており他端は爪を
持つ腕120bを備え保護カバー120を矢印129の
方向に押し倒すことでカートリッジ2に備えた孔130
と腕120bとが圧入嵌合されカートリッジ2に装着し
たブロック21に対して外界から直接衝撃が加わるのを
防止でき、雌雄コネクタ間の接続の安定性が確保でき
る。
【0080】図25は第五の実施例による情報記憶媒体
が専用のドライブ250にローディングされ、ホストコ
ンピュータ51の外部メモリとして機能している状態を
示す。同図においてドライブ250に設けられているヘ
ッド52でもって記録材料1に対する記録および再生を
行う。ヘッド52とホストコンピュータ51の間にはド
ライブ回路251とバスライン252、インターフェー
ス253が介在している。インターフェース253はバ
スライン252を介して情報記憶媒体の信号転送手段3
と接続されている。ここで信号転送手段3はコネクタで
あり、ドライブ250のバスライン252と情報記憶媒
体のバスライン11dは情報記憶媒体をドライブ250
にローディングすることで直結される。
【0081】バスライン252は更に記録材料1に情報
信号を記録する際に変調を実施する変調手段12、情報
信号を記録および再生する過程で生じる情報信号の誤り
を検出すると共に訂正を行うために記録時に情報信号に
冗長を与えて符号化したり再生時にその冗長を基に情報
信号の誤り訂正をして復号化するECC手段14、記録
材料1から再生した変調情報信号を復調して記録時の情
報信号に再生するための復調手段13が各々接続されて
いる。
【0082】ホストコンピュータ51が第五の実施例の
情報記憶媒体をローディングしたドライブ250を外部
メモリとして機能させるにはホストコンピュータ51の
外部メモリとしての論理アドレスをドライブ250のイ
ンターフェース253、バスライン252を経由し情報
記憶媒体の信号転送手段3、バスライン11dを介して
MPU6に送る。MPU6は前記論理アドレスをドライ
ブ250に固有の物理アドレスに変換する機能をもって
いる。
【0083】ドライブ固有の物理アドレス空間は情報記
憶媒体の記録材料1および固有の物理アドレス空間はア
ドレスが記録材料1を指す場合、記録材料1への情報信
号の記録および再生に際し実施する変調および復調、E
CC処理はMPU6の制御によりドライブ250におい
てバスライン252を介して変調手段12、復調手段1
3、ECC手段14によって行われる。以上のように第
五の実施例では情報記憶媒体のバスライン11dを分割
してバスライン252とし、その分割と接続を信号転送
手段3によって行い、バスライン252をドライブ25
0側に設けて、変調手段12、復調手段13、ECC手
段14をバスライン252と接続し、信号転送手段3を
介してバスライン11dと接続することで変調方法およ
びECC処理方法等が予め決められたシステムに対して
第一の実施例での効果を大きく損なうことなく情報記憶
媒体の経済的効果が得られるものである。
【0084】図26は第五の実施例による情報記憶媒体
が従来の情報記憶媒体と共用のドライブ260にローデ
ィングされホストコンピュータ51の外部メモリとして
機能している状態を示す。同図において図25のドライ
ブ250との差異を基に動作を説明する。同図において
バスライン252はバス切換装置254を介して情報記
憶媒体の信号転送手段3と接続される。バス切換装置2
54は更に識別孔検出手段259と接続されると共にド
ライブ260に備えたもう一つのバスライン255に接
続され、バスライン252が信号転送手段3と電気的接
続を行うのかあるいはバスライン255と電気的接続を
行うのかの切換えを行う。
【0085】この切換えは前述の図24の情報記憶媒体
のカートリッジ2に設けた識別孔131の有無を検出す
る識別孔検出手段259が、識別孔131を検出した時
はバス切換装置254は信号転送手段3とバスライン2
52を電気的に接続を行い、識別孔131を検出できな
い時はバスライン252ともう一つのバスライン255
を電気的に接続することで行われる。
【0086】バスライン255はMPU256、記憶手
段III257、記憶手段IV258と接続されている。こ
こで記憶手段III257は読出し専用の半導体記憶素子
(ROM)であり記憶手段IV258は書込み、読出しが
できる半導体記憶素子(RAM)である。
【0087】ドライブ260が従来の情報記憶媒体をロ
ーディングすると識別孔検出手段259はカートリッジ
2の識別孔131が検出されないのでバス切換装置25
4によりバスライン252がバスライン255と接続さ
れ、ドライブ260はMPU256によって記憶手段II
I257に記憶されているプログラムとデータに従って
制御されホストコンピュータ51の外部メモリとして機
能する。このようにMPU256と記憶手段III25
7、記憶手段IV258を接続したバスライン255と信
号転送手段3を識別孔検出手段259によって情報記憶
媒体の種類を検出し、その検出信号によってドライブ回
路251、インターフェース253を接続したバスライ
ン252と切換えて接続するようにしたものである。こ
のようにしたことで種々の情報記憶媒体をホストコンピ
ュータ51の外部メモリとして利用できるドライブが構
成できる。上記実施例における識別孔検出手段259は
図24に示した第五の実施例におけるカートリッジ2に
備えた識別孔131を検出するものであるが、カートリ
ッジ2にバーコードや磁気ストライプを付してその符号
を読み取るようにしたものでも良いものである。
【0088】(実施例6)以下本発明の情報記憶媒体の
第六の実施例について図27を参照しながら説明する。
同図は本発明の情報記憶媒体の斜視図であり、同図にお
いて記録材料1はディスク状に形成されていてその中心
部をドライブに設けられているモータへクランプできる
ようになっているがシャッター20に隠れて同図では図
示されない。
【0089】同図においてブロック21はMPU6、記
憶手段I4、記憶手段II5、変調手段12、復調手段1
3、ECC手段14、電源手段10等の機能を持ち、第
五の実施例の図24と同じ構造であると共に、ホルダー
287に対して着脱自在である。ホルダー287は信号
転送手段3と共に同図では図示されないがバスライン1
1と雌形コネクタを備え、信号転送手段3と雌形コネク
タはバスライン11に接続されており、ブロック21を
ホルダーに装着することで前記雌形コネクタを介しバス
ライン11と接続する。ホルダー287は更にカートリ
ッジ2に対して矢印270の方向へ着脱自在に装着可能
である。ホルダー287は矢印271の方向に突出した
櫛形電極を備えた雄形のコネクタ部272を備え、ホル
ダー287をカートリッジ2へ装着することでカートリ
ッジ2に備えられた表示装置7と入力手段8の雌形の共
通コネクタ273と接続される。
【0090】ホルダー287は爪を持ったアーム274
aと274bを備えており、カートリッジ2の溝275
aと275bに圧入嵌合することで安定した電気的接続
と装着状態が得られる。ホルダー287はカートリッジ
2に装着した状態で例えば図26に示すドライブ260
にローディングして使用できるように信号転送手段3の
電極277と情報記憶媒体の種類を表す検出孔276を
備えている。
【0091】以上のように第六の実施例では機能ブロッ
ク21を収納接続可能にしたホルダー287をカートリ
ッジ2に着脱自在に装着できるようにしたことで、機能
ブロック21を収納接続した状態でカートリッジ2から
分類保管して記録材料1に記録した情報の機密保持がで
き、機能ブロック21の組合せを間違えたり忘れたりし
て再生不能に陥ることがなくなる。また記録材料1に記
録した情報が機密性の要らないものであればホルダー2
87を外したカートリッジ2の状態でも使用できるので
経済的効果の大きいものである。
【0092】(実施例7)以下本発明の情報記憶媒体の
第七の実施例について図28〜図30により説明する。
同図は情報記憶媒体の斜視図であり、図28において記
録材料1はディスク状に形成されていてその中心部をド
ライブに設けられているモータへクランプできるように
なっているがシャッター20に隠れて同図では図示され
ない。
【0093】同図においてブロック21はMPU6、記
憶手段I4、記憶手段II5、電源手段10等の機能をも
っており他のカートリッジ288に対して着脱自在であ
り、ブロック21の他のカートリッジ288に対する装
着構造は第五の実施例の図19〜図21におけるブロッ
ク21とカートリッジ2の装着構造と同じ構造である。
【0094】他のカートリッジ288はバスライン11
とそれに接続した信号転送手段3を備え、ドライブ25
0またはドライブ260に内蔵するバスラインと接続で
きると共にカートリッジ2に対して着脱自在に装着可能
な結合部280を備えている。
【0095】図29(a),(b)は図28に基づく情
報記憶媒体のカートリッジ2と他のカートリッジ288
の結合部280の要部の斜視図を示す。同図(a)はカ
ートリッジ2の斜視図であり、同図手前側面に記憶手段
V290を備える。記憶手段V290は磁気テープを貼
り付けたり磁気材料を印刷または塗布したものである。
291a、291bは他のカートリッジ288を結合す
るための溝でカートリッジ2の上下両面の記憶手段V2
90の近傍に備えられており、他のカートリッジ288
の結合部に備えたレール285a,285bを矢印28
6の方向に溝291a,291bに滑らせることでカー
トリッジ2と他のカートリッジ288の結合が行われる
ものである。
【0096】同図(b)の他のカートリッジ288にお
いてレール285aと285bの間に記憶手段V290
に対して記録材料1または利用者を識別する個別識別符
号(以下IDコードと称す)を記録および再生するヘッ
ド282が備えられている。本実施例においてヘッド2
82は記憶手段V290が磁気テープ等の磁気材料のた
め磁気ヘッドが備えられている。同図(a),(b)に
おけるカートリッジ2と他のカートリッジ288の結合
方法は、通常の場合人間が各々を手に取って行うので、
ヘッド282は記憶手段V290に対してIDコードの
記録または再生を実施するとヘッド282の移動速度が
不安定になるために再生周波数が大幅に変動し、IDコ
ードの再生ができなくなる。そのためにヘッド282と
記憶手段V290との相対速度検出手段を設けて相対速
度に応じた同期用クロック信号を発生させ、同期用クロ
ック信号に基づいてIDコードの記録および再生を行う
ことで確実なIDコードの再生を行うようにしている。
【0097】同図(a)においてはカートリッジ2の溝
291aに孔292が略等しいピッチで多数設けてあ
り、同図では図示されないが溝291bにも孔293が
等しいピッチで多数設けてある。一方同図(b)の他の
カートリッジ288のレール285bには反射形光検出
器283が、レール285aには同図では図示されない
が反射が他光検出器284が各々設けられ、他のカート
リッジ288のレール285a,285bを矢印286
の方向でカートリッジ2の溝291a,291bに滑ら
せることができる。反射形光検出器283は溝291b
に設けた孔293の底または孔293のない溝291b
の底のどちらか一方の面が反射光を受光検出用になって
いる。同様に反射形光検出器284は溝291aに設け
た孔292の底または孔292のない溝291aの底の
どちらか一方の面が反射光を受光検出するようになって
いる。更に孔292と293、反射形光検出器283と
284の位置はレール285a,285bを溝291
a,291bに滑らせた時に反射形光検出器283と2
84の出力信号が互いの信号の位相が略4分の1だけ一
方の出力信号が他方の信号に対して進むか遅れるように
設定されている。
【0098】このように相対速度検出手段を構成するこ
とで反射形光検出器出力信号にタイミングを合わせれば
確実なIDコードを記録および再生することができると
共に反射形光検出器283と284の各出力信号の位相
が進むか遅れるかによってカートリッジ2と他のカート
リッジ288を結合しようとしているのか、分離しよう
としているのかがわかるようになる。IDコードが記録
されていない場合は表示装置7に表示されるガイダンス
によって入力手段8からIDコードを新規登録すること
ができる。またIDコードの登録を省略することもでき
る。分離時は磁気媒体290にIDコードが記録されて
いた場合と新規登録が行われた場合に磁気ヘッド282
にて磁気媒体290にIDコードを記録する。このよう
に結合および分離動作によってIDコードを再生および
記録動作を行うと共に、分離時にIDコードの記録を行
うことで記憶手段V290に記録されたIDコードは着
脱の都度リフレッシュされるために高い信号品質の再生
が可能となる。
【0099】また同図(a)に示すごとく記憶手段V2
90のヘッド282との接触面は他のカートリッジ28
8との結合端面より深い位置にありカートリッジ単体で
の保管において接触面に傷を受けづらい構造になってい
る。以上のように同図(a),(b)によるカートリッ
ジ2と他のカートリッジ288の結合方法によれば情報
記憶媒体の利用者は記録材料1の識別を特別な操作をす
ることなく他のカートリッジ288をカートリッジ2へ
結合する操作をするだけで誤りなくIDコードを読み取
ることができる。
【0100】図30(a),(b)は第七の実施例であ
る図28に基づく情報記憶媒体のカートリッジ2と他の
カートリッジ288の結合部の要部の斜視図を示す。
【0101】同図(a)はカートリッジ2の結合部の要
部斜視図であり、同図手前側面に備えた記録材料1のI
Dコードを記録する記憶手段V290はカートリッジ2
の前面に複数の孔291が設けられ、その孔291を片
側に粘着材が塗布された感圧粘着テープが貼りつけられ
たものであり、同図(b)は他のカートリッジ288の
要部結合部の斜視図であり同図手前側面に備えた記憶手
段V290のIDコードを読み出すヘッド282はカー
トリッジ2とバスライン11の結合時にカートリッジ2
に設けられた孔291に対応する位置に設けられた複数
の自動復帰形の押圧スイッチ293である。
【0102】同図(b)の他のカートリッジ288の前
面においてヘッド282を挟む両側面より爪295a,
295bを持つ腕296a,296bが矢印294の方
向に設けられており、同図(a)のカートリッジ2の前
面両側面は溝297a,297bが設けられ矢印294
の方向に腕296a,296bを溝297a,297b
に沿わせて圧入嵌合させることで他のカートリッジ28
8をカートリッジ2に結合させることができる。
【0103】記憶手段V290へのIDコードの記録は
カートリッジ2の孔291の位置を塞いでいるテープ2
92を同図(a)の298の如く鋭利な先端を持つ釘や
鉛筆の先端等で破り、破れているか否かの2進符号化し
て行う。記憶手段V290からのIDコードの再生はカ
ートリッジ2とバスライン11の結合状態で、孔291
に対応する位置に設けられた押圧スイッチによって、孔
291を塞ぐテープ292が破かれているか否かを検出
してスイッチの開閉信号としてIDコードを検出する。
【0104】以上のように同図(a),(b)によるカ
ートリッジ2と他のカートリッジ288の結合方法によ
れば、情報記憶媒体の利用者は記録材料1の識別を特別
な操作をすることなく他のカートリッジ288をカート
リッジ2へ結合する操作だけで誤りなくIDコードを読
み取ることができると共に図29(a),(b)におけ
る結合方法に比べて高価な磁気ヘッドや2値化回路を必
要としない経済的効果の高い情報記憶媒体が得られる。
【0105】(実施例8)以下本発明の情報記憶媒体の
第八の実施例について図31〜図34により説明する。
図31,図32は情報記憶媒体の斜視図であり、図32
においてシャッター20は情報記憶媒体をドライブにロ
ーディングした状態と同様にカートリッジ2に設けられ
た窓300を開ける位置にある。同図において記録材料
1はディスク状に形成されていてその中心部をドライブ
に設けられたモータのクランプ用磁石でクランプできる
ように磁性体で作られたハブ30を備えている。更に同
図カートリッジ2の前面は情報記憶媒体とドライブが通
信できるように信号転送手段3のコネクタ302が設け
られている。カートリッジ2の上面には表示装置7と入
力手段8が一体で設けられると共に情報記憶媒体の個別
識別手段303としてバーコードが直接に印刷またはラ
ベルに印刷したものがカートリッジ2に貼られている。
【0106】図31において情報記憶媒体の前面にはI
Cカード304をローディングする挿入口305とロー
ディングしたICカード304を情報記憶媒体から排出
するためのエジェクトボタン306が備えられており、
ICカード304を挿入口305に矢印307の方向に
挿入してローディングすることでICカード304の表
面に設けた電極308は情報記憶媒体に内蔵したバスラ
イン11と電気的接続が行われる。同図左側面には記録
材料1またはカートリッジ2の個別識別符号またはユー
ザコードを識別するための個別識別手段309を備えて
いる。
【0107】図33は第八の実施例による情報記憶媒体
が専用のドライブ250にローディングされホストコン
ピュータ51の外部メモリとして機能している状態を示
す。同図33においてドライブ250に設けられたヘッ
ド52で記録材料1に対して記録と再生を行う。ヘッド
52とホストコンピュータ51の間にはドライブ回路2
51とバスライン252、インターフェース253が介
在している。インターフェース253はバスライン25
2を介して情報記憶媒体の信号転送手段3と接続されて
いる。ここで信号転送手段3はコネクタであり、ドライ
ブ250のバスライン252と情報記憶媒体のバスライ
ン11gは情報記憶媒体をドライブ250にローディン
グすることで直結される。バスライン252は更に記録
材料1に情報信号を記録する際に情報信号を記録および
再生する過程で生じる情報信号の誤りを検出すると共に
訂正を行うために情報信号を符号化および複合化するE
CC手段14、記録材料1から再生した変調情報信号を
復調して記録時の情報信号に再生するための復調手段1
3が各々接続されている。
【0108】この第八の実施例の情報記憶媒体をローデ
ィングしたドライブ250を外部メモリとして機能させ
るにはホストコンピュータ51の外部メモリとしての論
理アドレスをドライブ250のインターフェース25
3、バスライン252を経由してバス切換装置254と
情報記憶媒体の信号転送手段3に接続される。ここでロ
ーディングされた情報記憶媒体に備えられた個別識別手
段309を検出器259にて検出し、その出力信号によ
りバス切換装置254はバスライン252をバスライン
255に接続したり切り離したりする。
【0109】信号転送手段3はバスライン11gを介し
カートリッジ2にローディングされたICカード304
の信号転送手段310に接続され、更にICカード30
4のバスライン311と接続する。カートリッジ2のバ
スライン11gには一体化された表示装置7と入力手段
8と着脱可能な電源手段10が接続されている。
【0110】図34(a),(b)は第八の実施例の情
報記憶媒体で用いるICカード304のブロック図であ
る。同図(a)においてバスライン311には信号転送
手段310、記憶手段VI312、記憶手段VII313、
MPU314、電源手段315が接続されており、同図
(b)ではバスライン311には信号転送手段310、
記憶手段VI312、記憶手段VII313、電源手段31
5が接続されている。ここで記憶手段VI312は半導体
記憶素子などで構成された読出し専用メモリ(ROM)
であり、記憶手段VII313は半導体記憶素子などで構
成された読出しと書込みが自在なメモリ(RAM)であ
る。
【0111】図31の情報記憶媒体にローディングする
ICカード304が図34(b)に示すブロック構成を
取る場合、検出器259の出力信号でバス切換装置25
4がバスライン255との接続を切り離すように個別識
別手段309の個別識別符号を設定する。またICカー
ド304をローディングしないか図34(a)に示すブ
ロック構成を取るICカード304をローディングした
情報記憶媒体の場合は、図31に示す個別識別手段30
9を検出器259の出力信号でバス切換装置254がバ
スライン255と接続するような個別識別符号を設定す
る。
【0112】以上のように複数の機能を分離不能に一体
化してICカード状にして、ICカードを情報記憶媒体
に着脱可能に装着したことで、記録材料1に記録した情
報の機密保持を取り外したICカードを服のポケットや
財布の中に収納できるので保管管理が容易になると共に
機密保持が不要な場合にも複数の記録材料1に対して一
枚のICカードを共用できるので経済的効果の高い情報
記憶媒体を提供できる。
【0113】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バスライ
ンに各種手段を接続した構造にしたことで、各種手段の
入力と出力の条件を標準化しやすくなり各種手段を組み
合わせてバスラインに接続することで多様な情報記憶媒
体用コンピュータシステムが容易に構築できるという効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記憶媒体の一実施例のブロック図
【図2】同情報記憶媒体が外部メモリとして機能してい
る状態を示す図
【図3】同読出し専用の半導体記憶素子に書き込まれて
いるプログラムのメインフロー図
【図4】同読出し専用の半導体記憶素子に書き込まれて
いるドライブ制御用プログラムのフロー図
【図5】同読出し専用の半導体記憶素子に書き込まれて
いるマニアル制御用プログラムのフロー図
【図6】同情報記憶媒体の斜視図
【図7】(a)同図5のマニアル制御プログラムにおけ
る暗証番号入力時の表示をした状態の透明メンブレンス
イッチ付き液晶表示パネルの斜視図 (b)同図5のマニアル制御プログラムにおけるタイト
ルメニュー表示をした状態の透明メンブレンスイッチ付
き液晶表示パネルの斜視図
【図8】(a),(b)は、同情報記憶媒体に用いる機
能ブロックの斜視図
【図9】同機能ブロックに設けられた電極の配置と形状
を示す斜視図
【図10】同機能ブロックの位置決めスナップ機構を示
す一部断面斜視図
【図11】同情報記憶媒体に用いるバスラインの斜視図
【図12】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図13】(a),(b)同情報記憶媒体に用いる機能
ブロックの斜視図
【図14】同情報記憶媒体に用いる接点電極による信号
転送手段用機能ブロックの斜視図
【図15】同情報記憶媒体に用いる光学的結合による信
号転送手段用機能ブロックの一部切欠斜視図
【図16】(a),(b)は同情報記憶媒体に用いる磁
気的結合による信号転送手段用機能ブロックの一部切欠
斜視図
【図17】同情報記憶媒体に設けられた磁気的結合を示
す要部断面斜視図
【図18】同情報記憶媒体に用いる残容量表示手段用機
能ブロックの要部断面斜視図
【図19】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図20】同情報記憶媒体に用いる機能ブロックの斜視
【図21】同情報記憶媒体に用いる信号転送手段用機能
ブロックの斜視図
【図22】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図23】同機能ブロックと要部であるホルダーとの関
係を示す要部断面斜視図
【図24】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図25】同情報記憶媒体を外部メモリとして使用され
る状態を示すブロック図
【図26】同情報記憶媒体が従来の情報記憶媒体と共用
のドライブにローディングされ、外部メモリとして使用
される状態を示すブロック図
【図27】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図28】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図29】(a)同要部であるカートリッジの部分斜視
図 (b)同要部である他のカートリッジの部分斜視図
【図30】(a)同要部であるカートリッジの部分斜視
図 (b)同要部である他のカートリッジの部分斜視図
【図31】本発明の情報記憶媒体の他の実施例の斜視図
【図32】同要部を拡大した斜視図
【図33】同情報記憶媒体が専用のドライブにローディ
ングされ外部メモリとして使用されるブロック図
【図34】(a),(b)同情報記憶媒体で用いるIC
カードのブロック図
【図35】従来の情報記憶媒体の斜視図
【図36】ブロック図
【図37】図36のブロック図に示す従来の情報記憶媒
体の斜視図
【図38】従来の情報記憶媒体が専用のドライブにロー
ディングされ外部メモリとして使用される状態を示すブ
ロック図
【図39】従来の情報記憶媒体(光ディスク)が専用の
ドライブ(光ディスク記録再生装置)にローディングさ
れホストコンピュータの外部メモリとして使用される状
態を示すブロック図
【符号の説明】
1 記録材料(記録媒体) 2 カートリッジ 3 信号転送手段 4 記憶手段I 5 記憶手段II 6 マイクロプロセッサ(MPU) 7 表示装置 8 入力手段 9 出力手段 10 電源手段 11 バスライン 12 変調手段 13 復調手段 14 ECC手段 15 暗号化/復合化手段 16 残容量表示手段

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の記録媒体とバスラインを備えたカー
    トリッジより成り、少なくとも、読出し専用の記憶手
    段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手段のいずれか
    とマイクロプロセッサを上記バスラインと電気的に接続
    してコンピュータシステムを形成することを特徴とする
    情報記憶媒体。
  2. 【請求項2】第一の記録媒体とバスラインを備えたカー
    トリッジより成り、マイクロプロセッサ、読出し専用の
    記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手段、表
    示装置、入力手段、電源手段、変調手段、復調手段、E
    CC手段の少なくとも一つ以上の上記手段より成るバス
    ラインに接続されたカートリッジに着脱可能な機能ブロ
    ックとで構成される情報記憶媒体。
  3. 【請求項3】第一の記録媒体とカートリッジと、少なく
    ともマイクロプロセッサ、読出し専用の記憶手段、読み
    書き自在な記憶手段、電源手段のいずれかと、液晶表示
    パネルで構成された表示装置と、上記液晶表示パネルを
    覆う透明なメンブレンスイッチよりなる入力手段とで形
    成される情報記憶媒体。
  4. 【請求項4】表示装置と入力手段は一体で構成されると
    共に、カートリッジに着脱可能に形成される請求項3記
    載の情報記憶媒体。
  5. 【請求項5】略直方体の相対向する面に同一方向に伸び
    た少なくとも一本以上のガイドレールを各々備え、上記
    両面に挟まれガイドレールの伸びた方向と平行な面の一
    方の面に複数の電極を備えた情報記憶媒体に着脱可能な
    信号転送手段、読出し専用の記憶手段などの機能を有す
    る情報記憶媒体用機能ブロック。
  6. 【請求項6】相対向する面のガイドレールの断面形状が
    異なることを特徴とする請求項5記載の情報記憶媒体用
    機能ブロック。
  7. 【請求項7】相対向する面のガイドレールはガイドレー
    ルの伸びた方向に垂直な略直方体断面の中心に対して点
    対称にならない位置に設けられていることを特徴とする
    請求項5記載の情報記憶媒体用機能ブロック。
  8. 【請求項8】複数の弾性を有する凸状電極を備えたこと
    を特徴とする請求項5記載の情報記憶媒体用機能ブロッ
    ク。
  9. 【請求項9】略直方体の相対向する二つの面に同一方向
    に伸びた少なくとも一本以上のガイドレールを各々備
    え、前記両面に挟まれガイドレールの伸びた方向と平行
    な面の一方の面に複数の電極を備え、前記両面に挟まれ
    ガイドレールの伸びた方向の相対する位置の少なくとも
    一ヶ所に情報記憶媒体への装着時に位置決めとなる凹部
    を有したことを特徴とする情報記憶媒体用機能ブロッ
    ク。
  10. 【請求項10】ガイドレールの伸びた方向に垂直な相対
    向する面に凹部を有したことを特徴とする請求項9記載
    の情報記憶媒体用機能ブロック。
  11. 【請求項11】電極を備えた面と、その面に対向する面
    に凹部を有したことを特徴とする請求項9記載の情報記
    憶媒体用機能ブロック。
  12. 【請求項12】略直方体の相対向する二つの面に同一方
    向に伸びた少なくとも一本以上のガイドレールを各々備
    え、その両面に挟まれガイドレールの伸びた方向と平行
    な面の一方の面に複数電極を備え、他方の面に表示領域
    を設けたことを特徴とする情報記憶媒体に着脱可能な情
    報記憶媒体用機能ブロック。
  13. 【請求項13】切り欠き孔を設けたガイド溝を有するカ
    ートリッジと前記切り欠き孔と嵌合する凸部とカートリ
    ッジベースと接触して支点となるべきV字状あるいは略
    円弧状曲部を交互に連続して有する板バネとからなる情
    報記憶媒体用機能ブロックの位置決めスナップ機構を有
    する情報記憶媒体。
  14. 【請求項14】表裏貫通し、平行に複数設けられ、それ
    ぞれ情報記憶媒体用機能ブロックの電極と電気的接続を
    得るバスライン電極をバスラインに設けた情報記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】略直方体の相対向する二つの面の各々に
    複数電極を備え、一方面の電極はカートリッジに設けら
    れたバスラインと、他方の面の電極はインターフェース
    の電極と各々電気的に接続される信号転送手段よりなる
    情報記憶媒体用機能ブロック。
  16. 【請求項16】略直方体の一つの面に複数電極を備え、
    内部に発光素子と受光素子を備え、前記発光素子と受光
    素子の対応する位置に各々光の貫通孔を備えた信号転送
    手段よりなる情報記憶媒体用機能ブロック。
  17. 【請求項17】略直方体の一つの面に複数電極を備え、
    内部に巻線コイルとその巻線コイルを覆うようにドーナ
    ッツ状のコアを備え、前記巻線コイル中心と対応する位
    置にガイド孔を有したカバーで前記電極形成面と対向す
    る面を形成するようにした信号転送手段よりなる情報記
    憶媒体用機能ブロック。
  18. 【請求項18】略直方体の一つの面に複数電極を備え、
    内部にプリントコイルを備え、前記プリントコイル中心
    と対応する位置にガイド孔を有したカバーで前記プリン
    トコイルと密着するように配置して前記電極形成面と対
    抗する面を形成した信号転送手段よりなる情報記憶媒体
    用機能ブロック。
  19. 【請求項19】略直方体の第一の面に複数電極を備え、
    第一の面に対向する第二の面には歯車と第二の面と垂直
    方向に伸びた同一回転軸に固定されたインディケータの
    マーキング面が可視できるように孔を備え、前記回転軸
    の回転角度を検出するスクリュー軸は前記歯車と噛み合
    って前記歯車を回転させるように配置され、前記スクリ
    ュー軸の回転制御用ドライバーの挿入孔は第三の面に設
    けられている残容量表示手段よりなる情報記憶媒体用機
    能ブロック。
  20. 【請求項20】略直方体の第一の面と、第一の面と対向
    する第二の面に各々複数電極を設け、前記二つの面の電
    極の少なくとも二つは同一信号であることを特徴とする
    情報記憶媒体用信号転送手段機能ブロック。
  21. 【請求項21】略直方体の第一の面と、第一の面と対向
    する第二の面に各々複数電極を備えるとともに、第三の
    面に電気的または光学的手段による信号伝送路を接続し
    得るコンタクト部を設けて信号転送手段を形成した情報
    記憶媒体用機能ブロック。
  22. 【請求項22】略直方体の相対向する面の少なくとも一
    面に同一方向に伸びた少なくとも一本以上のガイドレー
    ルを備え、この二面の各々に複数の電極を設け、二面の
    電極は少なくとも二つ以上が同一信号であることを特徴
    とする情報記憶媒体用機能ブロック。
  23. 【請求項23】ガイドレールの少なくとも一ヶ所は凹部
    となっていてカートリッジに設けられたスナップイン機
    構に嵌合することを特徴とする請求項22記載の情報記
    憶媒体用機能ブロック。
  24. 【請求項24】記録材料とバスラインと信号転送手段と
    入力手段と表示装置を備えたカートリッジと、マイクロ
    プロセッサ、読出し専用の記憶手段、読み書き自在な記
    憶手段、信号転送手段、電源手段、変調手段、復調手
    段、ECC手段を単独または複合させた情報記憶媒体用
    機能ブロックと、この情報記憶媒体用機能ブロックが少
    なくとも一個以上挿入位置決めされ上記カートリッジと
    結合されることにより、上記バスラインと上記情報記憶
    媒体用機能ブロックの電極が電気的に接続される機能ブ
    ロックカバーとで構成される情報記憶媒体。
  25. 【請求項25】記録材料と第一のバスラインを備えたカ
    ートリッジと、少なくともマイクロプロセッサ、読出し
    専用の記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手
    段、電源手段を第一のバスラインに接続してコンピュー
    タシステムを形成した情報記憶媒体と、第二のバスライ
    ンとインターフェースとドライブ回路と上記記録材料に
    対して記録再生するヘッドを備え、ドライブ回路はヘッ
    ドとインターフェースに接続され、インターフェースは
    外部コンピュータと接続が可能であると共に第二のバス
    ラインに接続し、第二のバスラインは上記情報記憶媒体
    のローディングによって上記信号転送手段と電気的に接
    続することを特徴とする情報記憶装置。
  26. 【請求項26】記録材料と第一のバスラインを備えたカ
    ートリッジと、少なくともマイクロプロセッサ、読出し
    専用の記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手
    段、電源手段を第一のバスラインに接続してコンピュー
    タシステムを形成した情報記憶媒体と、第二のバスライ
    ンとインターフェースとドライブ回路と上記記録材料に
    対して記録再生するヘッドを備え、ドライブ回路はヘッ
    ドとインターフェースと接続し、インターフェースは外
    部コンピュータと接続が可能であると共に第二のバスラ
    インに接続し、第二のバスラインは上記情報記憶媒体の
    ローディングによって上記信号転送手段と電気的に接続
    する情報記憶装置と、上記情報記憶媒体の読出し専用の
    記憶手段に記憶された制御プログラムとマイクロプロセ
    ッサによって制御信号が第一のバスラインと信号転送手
    段と上記情報記憶装置の第二のバスラインを介して上記
    記録材料に対して記録再生制御することを特徴とする情
    報記憶装置。
  27. 【請求項27】記録材料と第一のバスラインを備えたカ
    ートリッジと、少なくともマイクロプロセッサ、読出し
    専用の記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手
    段、電源手段を第一のバスラインに接続してコンピュー
    タシステムを形成した情報記憶媒体と、第二のバスライ
    ンとインターフェースとドライブ回路と上記記録材料に
    対して記録再生するヘッドと変調手段と復調手段と誤り
    検出訂正処理(以下ECCと称す)手段を備え、インタ
    ーフェースは外部コンピュータと接続が可能であると共
    に第二のバスラインに接続し、ドライブ回路はヘッドと
    第二のインターフェースと接続し、第二のバスラインは
    変調手段と復調手段とECC手段の少なくとも一つの手
    段を接続すると共に上記情報記憶媒体のローディングに
    よって上記信号転送手段と電気的に接続することを特徴
    とする情報記憶装置。
  28. 【請求項28】記録材料と第一のバスラインを備えたカ
    ートリッジと、少なくともマイクロプロセッサ、読出し
    専用の記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手
    段、電源手段を第一のバスラインに接続してコンピュー
    タシステムを形成した情報記憶媒体と、第二のバスライ
    ンとインターフェースとドライブ回路と上記記録材料に
    対して記録再生するヘッドと変調手段と復調手段とEC
    C(誤り検出訂正処理)手段を備え、インターフェース
    は外部コンピュータと接続が可能であると共に第二のバ
    スラインに接続し、ドライブ回路はヘッドと第二のイン
    ターフェースと接続し、第二のバスラインは変調手段と
    復調手段とECC手段の少なくとも一つの手段を接続す
    ると共に上記情報記憶媒体のローディングによって上記
    信号転送手段と電気的に接続する情報記憶装置と、上記
    情報記憶媒体の読出し専用の記憶手段に記憶された制御
    プログラムとマイクロプロセッサによって制御信号が第
    一のバスラインと信号転送手段と上記情報記憶装置の第
    二のバスラインとドライブ回路とヘッドを介して上記記
    録材料に対して記録再生制御することを特徴とする情報
    記憶装置。
  29. 【請求項29】記録材料と第一のバスラインを備えたカ
    ートリッジと、少なくともマイクロプロセッサ、読出し
    専用の記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手
    段、電源手段を第一のバスラインに接続してコンピュー
    タシステムを形成した情報記憶媒体と、第二のバスライ
    ンとインターフェースとドライブ回路と上記記録材料に
    対して記録再生するヘッドと変調手段と復調手段を備
    え、インターフェースは外部コンピュータと接続が可能
    であると共に第二のバスラインに接続し、ドライブ回路
    はヘッドと第二のインターフェースと接続し、第二のバ
    スラインは変調手段と復調手段の少なくとも一つの手段
    を接続すると共に上記情報記憶媒体のローディングによ
    って上記信号転送手段と電気的に接続する情報記憶装置
    と、上記情報記憶媒体へ記録再生を行うに際して情報信
    号の変調と復調を上記情報記憶媒体の読出し専用の記憶
    手段に記憶された制御プログラムとマイクロプロセッサ
    によって制御信号が第一のバスラインと信号転送手段と
    上記情報記憶装置の第二のバスラインを介して上記変調
    手段と復調手段の制御をすることを特徴とする情報記憶
    装置。
  30. 【請求項30】記録材料と第一のバスラインを備えたカ
    ートリッジと、少なくともマイクロプロセッサ、読出し
    専用の記憶手段、読み書き自在な記憶手段、信号転送手
    段、電源手段を第一のバスラインに接続してコンピュー
    タシステムを形成した情報記憶媒体と、第二のバスライ
    ンとインターフェースとドライブ回路と上記記録材料に
    対して記録再生するヘッドとECC手段を備え、インタ
    ーフェースは外部コンピュータと接続が可能であると共
    に第二のバスラインに接続し、ドライブ回路はヘッドと
    第二のインターフェースと接続し、第二のバスラインは
    ECC手段を接続すると共に上記情報記憶媒体のローデ
    ィングによって上記信号転送手段と電気的に接続した情
    報記憶装置と、上記情報記憶媒体へ記録再生を行うに際
    して情報信号のECCを上記情報記憶媒体の読出し専用
    の記憶手段に記憶された制御プログラムとマイクロプロ
    セッサによって制御信号が第一のバスラインと信号転送
    手段と上記情報記憶装置の第二のバスラインを介して上
    記ECC手段を制御をすることを特徴とする情報記憶装
    置。
  31. 【請求項31】記録材料と第一のバスラインと個別識別
    手段を備えたカートリッジと、少なくとも第一のマイク
    ロプロセッサ、第一の読出し専用の記憶手段、第一の読
    み書き自在な記憶手段、信号転送手段、電源手段を第一
    のバスラインに接続して第一のコンピュータシステムを
    形成した情報記憶媒体と、第二のバスラインとインター
    フェースとドライブ回路と上記記録材料に対して記録再
    生するヘッドと変調手段と復調手段とECC手段と、第
    一のバスラインと少なくとも第二のマイクロプロセッ
    サ、第二の読出し専用の記憶手段、第二の読み書き自在
    な記憶手段を第三のバスラインに接続して形成した第二
    のコンピュータシステムを備えると共に、上記情報記憶
    媒体の個別識別手段を検出する個別識別手段検出器とバ
    ス切換装置を備え、インターフェースは外部コンピュー
    タと接続が可能であると共に第二のバスラインに接続
    し、ドライブ回路はヘッドと第二のバスラインと接続
    し、第二のバスラインは変調手段と復調手段とECC手
    段の少なくとも一つの手段を接続すると共にバス切換装
    置と接続し、バス切換装置は第三のバスラインと個別識
    別手段検出器に接続すると共に上記情報記憶媒体のロー
    ディングによって上記信号転送手段と接続することを特
    徴とする情報記憶装置。
  32. 【請求項32】記録材料と第一のバスラインと個別識別
    手段を備えたカートリッジと、少なくとも第一のマイク
    ロプロセッサ、第一の読出し専用の記憶手段、第一の読
    み書き自在な記憶手段、信号転送手段、電源手段を第一
    のバスラインに接続して第一のコンピュータシステムを
    形成した情報記憶媒体と、第二のバスラインとインター
    フェースとドライブ回路と上記記録材料に対して記録再
    生するヘッドと変調手段と復調手段とECC手段と、第
    三のバスラインと少なくとも第二のマイクロプロセッ
    サ、第二の読出し専用の記憶手段、第二の読み書き自在
    な記憶手段を第三のバスラインに接続して形成した第二
    のコンピュータシステムを備えると共に、上記情報記憶
    媒体の個別識別手段を検出する個別識別手段検出器とバ
    ス切換装置を備え、インターフェースは外部コンピュー
    タと接続が可能であると共に第二のバスラインに接続
    し、ドライブ回路はヘッドと第二のバスラインと接続
    し、第二のバスラインは少なくとも変調手段と復調手段
    とECC手段を接続すると共にバス切換装置と接続し、
    バス切換装置は第三のバスラインと個別識別手段検出器
    に接続すると共に上記情報記憶媒体のローディングによ
    って上記信号転送手段と接続する情報記憶装置と、この
    情報記憶装置の個別識別手段検出器が上記情報記憶媒体
    のローディングによって上記情報記憶媒体の個別識別手
    段を検出し、個別識別手段検出器の検出出力信号を受け
    てバス切換装置は第三のバスラインの接続を開放すると
    共に第二のバスラインと上記情報記憶媒体の信号転送手
    段を接続し、上記情報記憶媒体の第一の読出し専用の記
    憶手段に記憶された制御プログラムと第一のマイクロプ
    ロセッサによって制御信号が第一のバスラインと信号転
    送手段と上記情報記憶装置のバス切換装置と第二のバス
    ラインとドライブ回路とヘッドを介して上記記録材料に
    対し記録再生制御し、上記情報記憶装置の個別識別手段
    検出器が上記情報記憶媒体のローディングによって上記
    情報記憶媒体の個別識別手段を検出しなかった時、また
    はローディングした情報記憶媒体が上記情報記憶媒体で
    ない場合は、個別識別手段検出器の出力信号を受けてバ
    ス切換装置は上記情報記憶媒体の信号転送手段の接続を
    開放すると共に第二のバスラインと第三のバスラインを
    接続し、第二の読出し専用の記憶手段に記憶された制御
    プログラムと第二のマイクロプロセッサによって制御信
    号が第三のバスラインとバス切換装置と第二のバスライ
    ンとドライブ回路とヘッドを介して記録材料に対し記録
    再生制御することを特徴とする情報記憶装置。
  33. 【請求項33】記録材料と第一のバスラインと個別識別
    手段を備えたカートリッジと、少なくとも第一のマイク
    ロプロセッサ、第一の読出し専用の記憶手段、第一の読
    み書き自在な記憶手段、信号転送手段、電源手段を第一
    のバスラインに接続して第一のコンピュータシステムを
    形成した情報記憶媒体と、第二のバスラインとインター
    フェースとドライブ回路と上記記録材料に対して記録再
    生するヘッドと変調手段と復調手段と、第三のバスライ
    ンと少なくとも第二のマイクロプロセッサ、第二の読出
    し専用の記憶手段、第二の読み書き自在な記憶手段を第
    三のバスラインに接続して形成した第二のコンピュータ
    システムを備えると共に、上記情報記憶媒体の個別識別
    手段を検出する個別識別手段検出器とバス切換装置を備
    え、インターフェースは外部コンピュータと接続が可能
    であると共に第二のバスラインに接続し、ドライブ回路
    はヘッドと第二のバスラインと接続し、第二のバスライ
    ンは少なくとも変調手段と復調手段を接続すると共にバ
    ス切換装置と接続し、バス切換装置は第三のバスライン
    と個別識別手段検出器に接続すると共に上記情報記憶媒
    体のローディングによって上記情報記憶媒体の信号転送
    手段と接続する情報記憶装置と、この情報記憶装置の個
    別識別手段検出器が上記情報記憶媒体のローディングに
    よって上記情報記憶媒体の個別識別手段を検出し、個別
    識別手段検出器の検出出力信号を受けてバス切換装置は
    第三のバスラインの接続を開放すると共に第二のバスラ
    インと第三のバスラインを接続し、第二の読出し専用の
    記憶手段に記憶された制御プログラムと第二のマイクロ
    プロセッサによって制御信号が第三のバスラインとバス
    切換装置と第二のバスラインを介して上記変調手段と上
    記復調手段を制御して情報信号の変調と復調を行うこと
    を特徴とする情報記憶装置。
  34. 【請求項34】記録材料と第一のバスラインと個別識別
    手段を備えたカートリッジと、少なくとも第一のマイク
    ロプロセッサ、第一の読出し専用の記憶手段、第一の読
    み書き自在な記憶手段、信号転送手段、電源手段を第一
    のバスラインに接続して第一のコンピュータシステムを
    形成した情報記憶媒体と、第二のバスラインとインター
    フェースとドライブ回路と上記記録材料に対して記録再
    生するヘッドとECC手段と、第三のバスラインと少な
    くとも第二のマイクロプロセッサ、第二の読出し専用の
    記憶手段、第二の読み書き自在な記憶手段を第三のバス
    ラインに接続して形成した第二のコンピュータシステム
    を備えると共に、上記情報記憶媒体の個別識別手段を検
    出する個別識別手段検出器とバス切換装置を備え、イン
    ターフェースは外部コンピュータと接続が可能であると
    共に第二のバスラインに接続し、ドライブ回路はヘッド
    と第二のバスラインと接続し、第二のバスラインは少な
    くともECC手段を接続すると共にバス切換装置と接続
    し、バス切換装置は第三のバスラインと個別識別手段検
    出器に接続すると共に上記情報記憶媒体のローディング
    によって上記情報記憶媒体の信号転送手段と接続する情
    報記憶装置と、この情報記憶装置の個別識別手段検出器
    が上記情報記憶媒体のローディングによって上記情報記
    憶媒体の個別識別手段を検出し、個別識別手段検出器の
    検出出力信号を受けてバス切換装置は第三のバスライン
    の接続を開放すると共に第二のバスラインと上記情報記
    憶媒体の信号転送手段を接続し、上記情報記憶媒体の第
    一の読出し専用の記憶手段に記憶された制御プログラム
    と第一のマイクロプロセッサによって制御信号が第一の
    バスラインと信号転送手段と上記情報記憶装置のバス切
    換装置と第二のバスラインを介してECC手段を制御し
    て情報信号のECCを行い、上記情報記憶装置の個別識
    別手段検出器が上記情報記憶媒体のローディングによっ
    て上記情報記憶媒体の個別識別手段を検出しなかった
    時、またはローディングした情報記憶媒体が上記情報記
    憶媒体でない場合は、個別識別手段検出器の出力信号を
    受けてバス切換装置は上記情報記憶媒体の信号転送手段
    の接続を開放すると共に第二のバスラインと第三のバス
    ラインを接続し、第二の読出し専用の記憶手段に記憶さ
    れた制御プログラムと第二のマイクロプロセッサによっ
    て制御信号が第三のバスラインとバス切換装置と第二の
    バスラインとドライブ回路とヘッドを介して上記ECC
    手段を制御してECCを行うことを特徴とする情報記憶
    装置。
  35. 【請求項35】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、カートリッジは記録材料に記録再生を実施できる窓
    を少なくとも一方に持つ相対向する面を備え、上記両面
    に挟まれる面に個別識別手段を備え、窓を持つ面と個別
    識別手段を備えた面を接合する第一の稜線に平行で窓を
    持つ面の上記第一の稜線の近辺に溝を設けると共に、窓
    を持つ面に対向する面と個別識別手段を備えた面を接合
    する第二の稜線に平行で窓を持つ面と対向する面の上記
    第二の稜線の近辺に溝を設けて個別識別手段の記録再生
    ヘッド用のガイドとしたことを特徴とする情報記憶媒
    体。
  36. 【請求項36】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、カートリッジは記録材料に記録再生を実施できる窓
    を少なくとも一方に持つ相対向する面を備え、上記両面
    に挟まれる面に個別識別手段を備え、上記両面は個別識
    別手段を備えた面と接合する二つの両面の近辺に各々平
    行に溝を設け、上記二つの溝に略等しい間隔でその間隔
    の2分の1の長さの孔をその間隔の略4分の1ずらせて
    各々複数個設けたクロック手段を有することを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  37. 【請求項37】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、カートリッジは記録材料に記録再生を実施できる窓
    を少なくとも一方に持つ相対向する面を備え、上記両面
    に挟まれる面に個別識別手段を備え、上記両面は個別識
    別手段を備えた面と接合する二つの稜線の近辺に各々平
    行に溝を設け、上記二つの溝に略等しい間隔でその間隔
    の2分の1の長さの孔をその間隔の略4分の1ずらせて
    各々複数個設けたクロック手段を備えた情報記憶媒体
    と、上記情報記憶媒体の上記二つの溝に嵌合する二つの
    ガイドレールを備え、二つのガイドレールはクロック手
    段からクロックを検出するクロック検出手段を備え、上
    記二つのガイドレールを各々支持すると共に記録再生ヘ
    ッドを挟持する支持部を備えたことを特徴とする情報記
    憶媒体。
  38. 【請求項38】少なくとも第一の記録材料とカートリッ
    ジを備え、このカートリッジは第一の記録材料に記録再
    生を実施できる窓を少なくとも一方に持つ相対向する二
    つの面と、この両面に挟まれる面に個別識別手段を備
    え、上記両面は個別識別手段を備えた面と接合する二つ
    の稜線の近辺に各々平行に溝を設け、上記二つの溝に略
    等しい間隔で上記間隔の略2分の1の長さの孔をその間
    隔の略4分の1ずらせて各々複数個設けたクロック手段
    を備えた情報記憶媒体と、上記情報記憶媒体の上記二つ
    の溝に嵌合する二つのガイドレールを各々備え、二つの
    ガイドレールはクロック手段からクロックを検出するク
    ロック検出手段を備え、二つのガイドレールで挟持する
    支持部と、上記二つのガイドレールに向かって支持部に
    ヘッド面が設けられた記録再生ヘッドと個別識別手段の
    検出手段を備えた他のカートリッジと、バスラインとマ
    イクロプロセッサと読出し専用の記憶手段と読み書き自
    在な記憶手段と電源手段と信号転送手段と表示装置と入
    力手段と変調手段と復調手段とECC手段を単独または
    複合させた各々の機能ブロックを少なくとも一個以上備
    え、上記機能ブロックを上記バスラインに接続するとと
    もに上記他のカートリッジの二つのガイドレールを上記
    第一のカートリッジの溝にスライドして着脱可能に形成
    したことを特徴とする情報記憶媒体。
  39. 【請求項39】少なくとも第一の記録材料とカートリッ
    ジを備え、このカートリッジには第一の記録材料に記録
    再生を実施できる窓を少なくとも一方に持つ相対向する
    二つの面と、この両面に挟まれる面に個別識別手段を備
    え、上記両面は個別識別手段を備えた面と接合する二つ
    の稜線の近辺に各々平行に溝を設け、上記二つの溝に略
    等しい間隔で上記間隔の略2分の1の長さの孔をその間
    隔の略4分の1ずらせて各々複数個設けたクロック手段
    を備えた情報記憶媒体と、上記情報記憶媒体の上記二つ
    の溝に嵌合するガイドレールを各々備え、二つのガイド
    レールはクロック手段からクロックを検出するクロック
    検出手段を備え、二つのガイドレールで挟持する支持部
    を設けるとともに、上記二つのガイドレールに向かって
    支持部にヘッド面が設けられた記録再生ヘッドとバスラ
    インと個別識別手段の検出手段を備えた他のカートリッ
    ジには、マイクロプロセッサと読出し専用の記憶手段と
    読み書き自在な記憶手段と電源手段と信号転送手段と表
    示装置と入力手段と変調手段と復調手段とECC手段を
    単独または複合させた各々の機能ブロックの少なくとも
    いずれかを備え、この機能ブロックを上記バスラインに
    接続するとともに、上記他のカートリッジの二つのガイ
    ドレールを上記カートリッジの溝にスライドして着脱可
    能に形成して、上記カートリッジと他のカートリッジと
    で情報記憶媒体を構成し、他のカートリッジを上記カー
    トリッジにスライドして着脱するに際して、装着時に上
    記カートリッジのクロック手段から上記他のカートリッ
    ジのクロック検出手段で検出したクロックに同期して上
    記第一のカートリッジの個別識別手段から上記第二のカ
    ートリッジの記録再生ヘッドで個別識別データを再生
    し、離脱時に上記第一のカートリッジのクロック手段か
    ら上記第二のカートリッジのクロック検出手段で検出し
    たクロックに同期して上記第一のカートリッジの個別識
    別手段から上記第二のカートリッジの記録再生ヘッドで
    個別識別データを記録することを特徴とする情報記憶媒
    体。
  40. 【請求項40】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、このカートリッジにはこの記録材料に記録再生を実
    施できる窓を少なくとも一方に持つ相対向する二つの面
    と、その二つの面に挟まれる面に個別識別手段を備え、
    上記三つの面に挟まれる二つの面と上記窓を持つ面を接
    合する稜線に平行で上記個別識別手段を備えた面に至る
    溝を上記三つの面に挟まれる二つの面に各々設けて上記
    個別識別手段の再生ヘッド用のガイドとしたことを特徴
    とする情報記憶媒体。
  41. 【請求項41】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、このカートリッジはこの記録材料に記録再生を実施
    できる窓を少なくとも一方に持つ相対向する二つの面
    と、その二つの面に挟まれる面に個別識別手段を備え、
    上記三つの面に挟まれる二つの面と上記窓を持つ面を接
    合する稜線に平行で上記個別識別手段を備えた面に至る
    溝を上記三つの面に挟まれる二つの面に各々設けて上記
    個別識別手段の再生ヘッド用のガイドとした情報記憶媒
    体の上記二つの溝に嵌合するガイドレールを各々備え、
    そのガイドレールで挟持される面に再生ヘッドを設けた
    ことを特徴とする情報記憶装置。
  42. 【請求項42】個別識別手段が個別識別手段を備える面
    に設けた複数の孔で、その孔の位置の対応する位置に、
    ガイドレールで挟持される面へ各々設けた押圧スイッチ
    と、そのスイッチの押圧方向が上記孔の開いている方向
    と平行であることを特徴とする請求項41記載の情報記
    憶装置。
  43. 【請求項43】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、このカートリッジはこの記録材料に記録再生を実施
    できる窓を少なくとも一方に持つ相対向する二つの面
    と、その二つの面に挟まれる面に個別識別手段を備え、
    上記三つの面に挟まれる二つの面と上記窓を持つ面を接
    合する稜線に平行で上記個別識別手段を備えた面に至る
    溝を上記三つの面に挟まれる二つの面に各々設けて上記
    個別識別手段の再生ヘッド用のガイドとするとともに、
    上記二つのガイドレールで挟持される支持部を有し、上
    記二つのガイドレールに向かって支持部に設けられた再
    生ヘッドとバスラインと個別識別手段の検出手段を備え
    た他のカートリッジと、マイクロプロセッサと読出し専
    用の記憶手段と読み書き自在な記憶手段と電源手段と信
    号転送手段と表示装置と入力手段と変調手段と復調手段
    とECC手段を単独または複合させた各々の機能ブロッ
    クを少なくとも一個以上備え、その機能ブロックを上記
    バスラインに接続して形成したことを特徴とする上記カ
    ートリッジと他のカートリッジにより構成される情報記
    憶媒体。
  44. 【請求項44】少なくとも記録材料とカートリッジを備
    え、カートリッジはこの記録材料に記録再生を実施でき
    る窓を少なくとも一方に持つ相対向する二つの面と、そ
    の二つの面に挟まれる面に個別識別手段を備え、上記三
    つの面に挟まれる二つの面と上記窓を持つ面を接合する
    稜線に平行で上記個別識別手段を備えた面に至る溝を上
    記三つの面に挟まれる二つの面に各々設けて上記個別識
    別手段の再生ヘッド用のガイドとするとともに、上記二
    つのガイドレールで挟持される支持部と、上記二つのガ
    イドレールに向かって支持部に設けられた再生ヘッドと
    バスラインと個別識別手段の検出手段を備えた他のカー
    トリッジにマイクロプロセッサと読出し専用の記憶手段
    と読み書き自在な記憶手段と電源手段と信号転送手段と
    表示装置と入力手段と変調手段と復調手段とECC手段
    を単独または複合させた各々の機能ブロックを少なくと
    も一個以上を上記バスラインに接続し、上記二つのガイ
    ドレールを上記カートリッジの二つの溝に嵌合して一体
    とし、その一体とする過程において上記情報記憶媒体の
    個別識別手段の個別識別データを上記第二の再生ヘッド
    で再生することを特徴とする情報記憶媒体。
  45. 【請求項45】記録材料と記憶手段を備え、記録材料は
    少なくともファイルデータを記録し、記憶手段はそのフ
    ァイルの管理テーブルと上記記録材料の末消去セクター
    テーブルと上記記録材料の不良セクターテーブルを記憶
    したことを特徴とする情報記憶装置。
  46. 【請求項46】記憶手段は記録材料の持つセクターの最
    大値と不良セクターの物理アドレスを記憶した不良セク
    ターテーブルであることを特徴とする請求項45記載の
    情報記憶装置。
  47. 【請求項47】記憶手段は記録材料の持つ消去済セクタ
    ーを記憶した不良セクターテーブルであることを特徴と
    する請求項45記載の情報記憶装置。
  48. 【請求項48】記録材料が着脱自在であると共に記憶手
    段はファイルデータの管理テーブルと上記記録材料の末
    消去セクターテーブルと不良セクターテーブルを記憶し
    たことを特徴とする請求項45記載の情報記憶装置。
  49. 【請求項49】記録材料と記憶手段を備え、記録材料は
    少なくともファイルデータとそのファイルの管理テーブ
    ルと上記記録材料の末消去セクターテーブルと不良セク
    ターテーブルを記録した情報記憶装置で、少なくとも上
    記記録材料は情報記憶装置に対して着脱自在で、上記記
    録材料を装着するとその記録材料のファイルの管理テー
    ブルと末消去セクターテーブルと不良セクターテーブル
    を再生すると共にその再生データを記憶手段に記憶し、
    上記記録材料に記録したファイルへの再生は記憶手段に
    記憶したファイル管理テーブルに基づいてアクセスして
    再生を行い、記録は記憶手段に記憶した末消去セクター
    テーブルと不良セクターテーブルにない消去済セクター
    にアクセスして上記記録材料にデータの記録を行い、末
    消去セクターテーブルと不良セクターテーブルにない消
    去済セクターがない場合は末消去セクターのセクターに
    アクセスして上記記録材料のデータを消去した後、再度
    そのセクターにアクセスして上記記録材料にデータの記
    録を行い、上記記憶手段のファイル管理テーブルと末消
    去セクターテーブルを書き換え、情報記憶装置の待ち時
    間に記憶手段のファイル管理テーブルと末消去セクター
    テーブルのデータと、上記記録材料のファイル管理テー
    ブルと末消去セクターテーブルのデータが一致するよう
    に書き換えることを特徴とした情報記憶装置。
JP4198155A 1992-07-24 1992-07-24 情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置 Pending JPH0643970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198155A JPH0643970A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198155A JPH0643970A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0643970A true JPH0643970A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16386381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4198155A Pending JPH0643970A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643970A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0717409A1 (en) 1994-12-12 1996-06-19 Hitachi, Ltd. Disk medium drive apparatus equipped with display function and display method for the same
JP2004005444A (ja) * 2003-02-24 2004-01-08 Ricoh Co Ltd データ複写装置と権利の保有者の端末装置とデータ複写システム
US11417746B2 (en) 2019-04-24 2022-08-16 Wolfspeed, Inc. High power transistor with interior-fed fingers
US11417617B2 (en) 2018-12-04 2022-08-16 Wolfspeed, Inc. Packaged transistor devices with input-output isolation and methods of forming packaged transistor devices with input-output isolation
US11424333B2 (en) 2018-07-11 2022-08-23 Wolfspeed, Inc. Drain and/or gate interconnect and finger structure
US11742304B2 (en) 2018-07-19 2023-08-29 Wolfspeed, Inc. Radio frequency transistor amplifiers and other multi-cell transistors having isolation structures

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0717409A1 (en) 1994-12-12 1996-06-19 Hitachi, Ltd. Disk medium drive apparatus equipped with display function and display method for the same
JP2004005444A (ja) * 2003-02-24 2004-01-08 Ricoh Co Ltd データ複写装置と権利の保有者の端末装置とデータ複写システム
US11424333B2 (en) 2018-07-11 2022-08-23 Wolfspeed, Inc. Drain and/or gate interconnect and finger structure
US11757013B2 (en) 2018-07-11 2023-09-12 Wolfspeed, Inc. Drain and/or gate interconnect and finger structure
US11742304B2 (en) 2018-07-19 2023-08-29 Wolfspeed, Inc. Radio frequency transistor amplifiers and other multi-cell transistors having isolation structures
US11417617B2 (en) 2018-12-04 2022-08-16 Wolfspeed, Inc. Packaged transistor devices with input-output isolation and methods of forming packaged transistor devices with input-output isolation
US11417746B2 (en) 2019-04-24 2022-08-16 Wolfspeed, Inc. High power transistor with interior-fed fingers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100712868B1 (ko) 저작권 대응 반도체 메모리 카드
TW376506B (en) Information recording medium, housing case of information recording medium, and information recording device using the same
JPH04265567A (ja) 媒体タイプ識別装置及び方法
RU2007148038A (ru) Однократно записываемый носитель информации (варианты) и предназначенные для него способ записи (варианты), записывающий аппарат (варианты), способ воспроизведения (варианты) и воспроизводящий аппарат (варианты)
RU2000126506A (ru) Носитель записи, устройство для записи данных на носителе записи, устройство для редактирования данных, записываемых на носителе записи и способ записи данных на носителе записи (варианты)
JP2003123342A (ja) カートリッジ・メモリ・システムを備えたworm磁気テープシステム
JPS63266680A (ja) 光記録媒体
JPH0643970A (ja) 情報記憶媒体とこの情報記憶媒体に使用される情報記憶媒体用機能ブロックとこの情報記憶媒体を使用した情報記憶装置
JPS634476A (ja) 情報記録装置
EP0570203A2 (en) Optical disk for use in an optical data recording and/or reproducing apparatus
JPH077567B2 (ja) フロッピーディスクの識別方法
CA1320268C (en) Information record medium having an area for recording information indicating logical erasure of data and method for recording information on the same
EP1592004B1 (en) Method and apparatus for recording data onto a recording medium including warning of the approach to an end of medium position
TW452767B (en) Method for irreversibly write-securing a magnetic storage cartridge
US5508986A (en) Information recording, reproducing apparatus having operation mode switching means
KR19990006466A (ko) 저장매체 엑세스 제어방법, 데이터 캐리어 및 기능 유닛/b542>
JP2001351301A (ja) チェンジャー装置およびそのマガジン
JP2005108061A (ja) 情報の保存方法
JP3093808B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH0352157B2 (ja)
JPS63187486A (ja) 光記録装置
JPH0917152A (ja) テープカセット、記録装置及び再生装置
WO2001046903A1 (fr) Support de carte memoire
JPH0316125Y2 (ja)
JP2005174030A (ja) 情報の保存方法