JPH064396U - 偏形ブレードファン - Google Patents
偏形ブレードファンInfo
- Publication number
- JPH064396U JPH064396U JP4957492U JP4957492U JPH064396U JP H064396 U JPH064396 U JP H064396U JP 4957492 U JP4957492 U JP 4957492U JP 4957492 U JP4957492 U JP 4957492U JP H064396 U JPH064396 U JP H064396U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- deformed
- insert
- shape
- fan
- Prior art date
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- Granted
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏形による曲げが作用しても、破損し難い偏
形ブレードファンを提供する。 【構成】 外周に偏形ブレード1を固設してなるインサ
ート2をスパイダ3の各アームに固設してなる偏形ブレ
ードファンにおいて、前記インサート2の外周形状は、
前記偏形ブレード1の該偏形形状と略相似形である構成
とした。
形ブレードファンを提供する。 【構成】 外周に偏形ブレード1を固設してなるインサ
ート2をスパイダ3の各アームに固設してなる偏形ブレ
ードファンにおいて、前記インサート2の外周形状は、
前記偏形ブレード1の該偏形形状と略相似形である構成
とした。
Description
【0001】
本考案は、偏形ブレードファンに関する。
【0002】
偏形ブレードファンは、例えば図2のF形ファンに示すように、ブレード1が 左右非対称の偏形形状となっている(尚、F形ファンは、外観状、英字Fに似て いることから、このように呼ばれる)。
【0003】 かかる偏形ブレードファンとしては、概ね同図に示すように、外周に偏形ブレ ード1を固設してなるインサート2をスパイダ3の各アームに固設してなるのが 普通である。
【0004】
ところで、かかる偏形ブレードファンは、外周のファン効率が高まるという利 点はあるが、ブレード面積が偏っているため、空気抵抗による曲げ(以下、偏形 による曲げとする)が作用し、ブレード1とインサート2との接合部位及びその 周辺に応力集中部が発生するという欠点がある。殊に上記従来の偏形ブレードフ ァンは、インサート2が左右対称形状であるため、局部的に大きな応力集中部が 生じてしまい、当該部位から破損するという不都合がある。
【0005】 本考案は、上記従来技術の不都合に鑑み、偏形による曲げが作用しても破損し 難い偏形ブレードファンを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案に係わる偏形ブレードファンは、図1に示す ように、外周に偏形ブレード1を固設してなるインサート2をスパイダ3の各ア ームに固設してなる偏形ブレードファンにおいて、前記インサート2の外周形状 は、前記偏形ブレード1の該偏形形状と略相似形である構成とした。
【0007】
上記構成によれば、インサート2と偏形ブレード1との形状が略相似であるた め、偏形による曲げが作用しても、ブレード1とインサート2との接合部位に極 端に大きな応力集中部が発生しなくなる。
【0008】
以下本発明の実施例を説明する。図1は実施例なるF形ファンであって、同図 に示すとおり、インサート2と偏形ブレード1との形状が略相似である。詳しく は次のとおりである。
【0009】 同図のF形ファンは、外周に樹脂製偏形ブレード1を固設してなる金属製イン サート2を金属製スパイダ3の各アームにリベット等で固設して構成した。
【0010】 インサート2の外周には幾つもの孔21が設けてあり、この孔21内にはブレ ードの材料なる樹脂が充填されており、この充填により、ブレード1はインサー ト2に固設され、一体化される。
【0011】 尚、上記孔21内への樹脂の充填は、該ブレード成形時になされる。即ち、先 ずインサート2をブレード1の型内に設置し、次に軟化樹脂を該型内に押し込み 、該樹脂が硬化して成形される。従って、前記軟化樹脂押し込み時、該樹脂が各 孔21内に充填される。
【0012】 上記実施例の効果を説明する。従来技術では、インサート2が左右対称形状で あるため、偏形ブレード1の偏形による曲げによって、ブレードとインサート2 との接合部及びその周辺に極端に大きな応力集中部が生じるが、上記実施例では 、インサート2の形状が偏形ブレード1の偏形形状と略相似であるため、偏形ブ レード1の偏形による曲げ作用しても、極端に大きな応力集中部が生ずることが なくなる。この結果、該偏形ブレードファンを破損し難くなり、設計も容易とな る。
【0013】 他の実施例として、偏形ブレードは、上記実施例のように、樹脂製である必要 はなく、金属製等であってもよい。勿論、効果は上記実施例と同様である。
【0014】
以上説明したように、本考案に基づく偏形ブレードファンによれば、インサー トの形状をブレードの偏形形状と略相似としたため、偏形による曲げが作用して も、破損し難くなる。
【図1】本考案の偏形ブレードファンの部分正面図であ
る。
る。
【図2】従来の偏形ブレードファンの部分正面図であ
る。
る。
1 偏形ブレード 2 インサート 3 スパイダ
Claims (1)
- 【請求項1】 外周に偏形ブレード1を固設してなるイ
ンサート2をスパイダ3の各アームに固設してなる偏形
ブレードファンにおいて、前記インサート2の外周形状
は、前記偏形ブレード1の該偏形形状と略相似形である
構成を特徴とする偏形ブレードファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992049574U JP2577222Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 偏形ブレードファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992049574U JP2577222Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 偏形ブレードファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064396U true JPH064396U (ja) | 1994-01-21 |
JP2577222Y2 JP2577222Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12834986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992049574U Expired - Lifetime JP2577222Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 偏形ブレードファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577222Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006098254A1 (ja) * | 2005-03-14 | 2008-08-21 | 株式会社小松製作所 | ブレードおよびこのブレードを備えたファン |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP1992049574U patent/JP2577222Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006098254A1 (ja) * | 2005-03-14 | 2008-08-21 | 株式会社小松製作所 | ブレードおよびこのブレードを備えたファン |
KR100888633B1 (ko) * | 2005-03-14 | 2009-03-12 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 블레이드 및 이 블레이드를 구비한 팬 |
JP4565006B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2010-10-20 | 株式会社小松製作所 | ブレードおよびこのブレードを備えたファン |
US8251666B2 (en) | 2005-03-14 | 2012-08-28 | Komatsu Ltd. | Blade and fan having the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2577222Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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