JPH0643732U - ジョイスティック操作装置 - Google Patents
ジョイスティック操作装置Info
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- JPH0643732U JPH0643732U JP076217U JP7621792U JPH0643732U JP H0643732 U JPH0643732 U JP H0643732U JP 076217 U JP076217 U JP 076217U JP 7621792 U JP7621792 U JP 7621792U JP H0643732 U JPH0643732 U JP H0643732U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】実特性に拘わらず、簡略な作業を実施するだけ
で、設計仕様に極めて近い特性を実現できるジョイステ
ィック操作装置の提供を目的とする。 【構成】このジョイスティック操作装置は、レバー手段
1と、レバー手段1の変位量Xに応じて比例的に変化す
るデジタル信号Exを出力する変位検出手段2と、作業
者の指示に基づき、レバー手段1の中立点及び最大変位
点での変位検出手段2の出力信号Exを、第1記憶手段
3に実データE0 ,E'mとして取り込むデータ取込手段
4と、最大変位点で出力するべき設計仕様上のデジタル
信号が設計データEm として予め記憶された第2記憶手
段5と、補正手段6とを備えている。補正手段6は、
E'x=Em *(Ex −E0 )/(E'm−E0 )なる補正
演算を実施し、補正後のデジタル信号E'xを出力する。
で、設計仕様に極めて近い特性を実現できるジョイステ
ィック操作装置の提供を目的とする。 【構成】このジョイスティック操作装置は、レバー手段
1と、レバー手段1の変位量Xに応じて比例的に変化す
るデジタル信号Exを出力する変位検出手段2と、作業
者の指示に基づき、レバー手段1の中立点及び最大変位
点での変位検出手段2の出力信号Exを、第1記憶手段
3に実データE0 ,E'mとして取り込むデータ取込手段
4と、最大変位点で出力するべき設計仕様上のデジタル
信号が設計データEm として予め記憶された第2記憶手
段5と、補正手段6とを備えている。補正手段6は、
E'x=Em *(Ex −E0 )/(E'm−E0 )なる補正
演算を実施し、補正後のデジタル信号E'xを出力する。
Description
【0001】
本考案は、ジョイスティック操作装置に関する。
【0002】
ジョイスティック操作装置は、レバー等を操作することにより、その操作量( 変位量)をデジタル信号に変換して、コンピュータ等に入力するための座標入力 装置の一つであり、リモコン操縦装置やその他の装置に広く採用されている。
【0003】 図6に従来のジョイスティック操作装置の概略的な構成を示す。同図において 、11はポテンショメータ(可変抵抗器)であり、このポテンショメータ11に は図示は省略しているが、手動操作されるレバーが機械的に連結されている。
【0004】 このレバーが操作(一般には回動)されることにより、ポテンショメータ11 の可動軸が移動又は回転され、その抵抗値の変化が増幅器12により電圧変化に 変換され、アナログ信号が出力される。なお、ポテンショメータ11には、可動 軸が直線的に動作するもの、あるいは可動軸が回転的に動作するものがある。
【0005】 増幅器12は、調整用のポテンショメータ13を有する零点調整器及び調整用 のポテンショメータ14を有する利得(傾き)調整器を備えている。零点調整器 及び利得調整器は、ポテンショメータ11の変位に対する増幅器12の出力であ るアナログ信号の特性を調整するためのものである。
【0006】 増幅器12のアナログ信号は、A/D変換器(図示せず)を介してデジタル信 号に変換された後、マイクロコンピュータ15に入力される。また、このジョイ スティック操作装置は、例えば、ホーン鳴動を指示するためのスイッチ16やレ バーが中立点にあることを検出するスイッチ17を備え、これらのスイッチ16 ,17の設定はマイクロコンピュータ15により検出される。
【0007】 マイクロコンピュータ15は、増幅器12からのA/D変換されたデジタル信 号や各種スイッチ16,17の設定等を、外部の主装置(このジョイスティック 操作装置を座標入力装置とする装置)とのプロトコルに従って所定のフォーマッ トに変換し、この信号はシリアル又はパラレル通信を行う通信装置18を介して 主装置に送られる。
【0008】 一般には、ポテンショメータ11に変位量に応じて出力される増幅器12のア ナログ信号の特性は、図5中に直線で示されているように、縦軸に増幅器12 が出力するアナログ信号を、横軸にポテンショメータ11の変位量Xをとったと きに、原点対称の直線、即ち、レバー中立点(X=0)においてゼロとなり、レ バーの変位量Xに応じて比例的(直線的)に変化し、レバープラス側最大変位点 (X=Xmax)又はレバーマイナス側最大変位点(X=Xmin)において、 設計仕様上決められた所定の値(Emax,Emin)となるのが理想的である 。
【0009】 ところが、ポテンショメータ11の製造上の誤差に基づく特性のバラツキ、ポ テンショメータ11の取り付け誤差やレバーとの連結機構部の整合誤差等により 、上記のような理想的な特性とはならず、図5中に直線〜で示されるような 特性となってしまうことが多い。
【0010】 そこで、従来は増幅器12が備える零点調整器及び利得調整器により、これを 調整して良好な特性を実現するようにしていた。即ち、増幅器12からの出力を モニタしながら、零点調整器及び利得調整器の各ポテンショメータ13,14に 連動する調整ネジをドライバ等で回転させて、上記理想的な特性(図5中の直線 参照)となるような適宜な位置を見出し、ロックペイント等で該調整ネジを固 定することが行われていた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、従来技術による特性の調整作業は全て手作業であるとともに、零点の 調整と利得の調整は互いに影響し合うため、例えば、零点の調整後、利得を調整 すると、零点の位置が変動してしまう等、その調整作業は熟練した技能を要し、 調整に長時間を要するとともに、作業が非常に煩雑であるという問題があった。 また、ロックペイント等で調整ネジを固定する等、作業工数が多いという問題が あった。
【0012】 さらに、利得調整器はコストや小型化等の観点から通常は一個しか設けないの で、プラス側とマイナス側の利得(傾き)が異なる場合に、調整に限界があると いう問題もあった。
【0013】 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、簡略な作業を実施するだけで、設計仕様に極めて近い特性を実現できるジョイ スティック操作装置を提供することである。
【0014】
上述した課題を解決するため、図1にその原理構成を示すようなジョイスティ ック操作装置を提供する。
【0015】 即ち、本考案によるジョイスティック操作装置は、中立点(X=0) を中心として 変位されるレバー手段1と、レバー手段1の変位量(X) に応じて比例的に変化す るデジタル信号(Ex)を出力する変位検出手段2と、作業者の指示に基づき、レバ ー手段1の中立点(X=0) 及び最大変位点(X=Xm)での変位検出手段2の出力信号(E x)を、第1記憶手段3に実データ(Ex=E0,E'm) として取り込むデータ取込手段4 と、最大変位点(X=Xm)で出力するべき設計仕様上のデジタル信号が設計データ(E m)として予め記憶された第2記憶手段5とを備えている。
【0016】 そして、変位検出手段2の出力信号をEx とし、中立点(X=0) 及び最大変位点 (X=Xm)での実データをそれぞれE0 、E'mとし、最大変位点(X=Xm)での設計デー タをEm として、 E'x=f(Ex)=Em *(Ex −E0 )/(E'm−E0 ) …(1) なる補正演算を実施し、変位検出手段2の出力信号(Ex)を補正したデジタル信号 (E'x) を出力する補正手段6とを備えている。
【0017】
図5に示されるように、縦軸に補正手段6に入力されるデジタル信号Ex 又は 補正手段6から出力されるデジタル信号E'xを、横軸にレバー手段1の変位量X をとった正規直交座標系を考える。
【0018】 このジョイスティック操作装置の実特性(例えば、直線参照)は、レバー中 立点の座標を(X=0,Ex =E0 )、最大変位点の座標を(X=Xm,Ex = E’m)として、この2点を通る直線の式で表される。即ち、 X=Xm*(Ex −E0 )/(E’m−E0 ) …(2) である。
【0019】 一方、ジョイスティック操作装置の設計仕様上の特性(直線参照)は、中立 点の座標を(X=0,E'x=0)、最大変位点の座標を(X=Xm,E'x=Em )として、この2点を通る直線の式で表される。即ち、 E'x=X*Em/Xm …(3) である。
【0020】 (3) 式に(2) 式を代入して、 E'x=Em*(Ex −E0 )/(E’m−E0 )…(1) となる。
【0021】 上記補正演算に必要なデータとしてのE0 はレバー手段1を中立点にした状態 でデータ取込手段4に指示することにより第1記憶手段3に取り込まれ、E’m はレバー手段1を最大変位点に設定した状態でデータ取込手段4に指示すること により第1記憶手段3に取り込まれる。Emは設計仕様上、予め決められていて 第2記憶手段5に記憶されている。
【0022】 補正手段6は上記の(1) 式に基づき、変位検出手段2が出力するデジタル信号 Exを補正し、補正後のデジタル信号としてE'xを出力する。このような補正演 算を実施することにより、実特性が直線〜に示すようなものであっても、直 線に示すような設計仕様に極めて近い特性を有するジョイスティック操作装置 となるのである。
【0023】 本考案によると、従来の如き調整作業を全く必要とせず、単に、レバー手段を 中立点及び最大変位点に設定して、データ取込手段4に指示するという極めて簡 略な作業を行うだけで良く、その他に何らの作業をする必要もない。従って、熟 練技能者でなくとも、短時間で作業を終了することができる。
【0024】 なお、プラス側とマイナス側でそれぞれ独立的に補正を行うようにすれば、実 特性のプラス側とマイナス側のそれぞれの利得(傾き)が異なる場合であっても 精度の良い補正を行うことができる。
【0025】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。 図2は本発明が適用されたジョイスティック操作装置の全体構成を示す図であ る。同図において、21はポテンショメータ(可変抵抗器)であり、このポテン ショメータ21には図示は省略しているが、手動操作されるレバーが機械的に連 結されている。
【0026】 このレバーが操作(一般には回動)されることにより、ポテンショメータ21 の可動軸が変位され、その抵抗値の変化が増幅器22により電圧変化に変換され 、アナログ信号(Eout)が出力される。ポテンショメータ21には、可動軸 が直線的に動作するもの、あるいは可動軸が回転的に動作するものがある。なお 、増幅器22は、従来技術の如き零点調整器や利得(傾き)調整器は備えていな い。
【0027】 増幅器22の出力であるアナログ信号(Eout)は、A/D変換器(図示せ ず)を介してデジタル信号(Ex)に変換された後、マイクロコンピュータ23 に入力される。また、このジョイスティック操作装置は、例えば、ホーン鳴動を 指示するためのスイッチ24やレバーが中立点にあることを検出するスイッチ2 5を備え、これらのスイッチ24,25の設定はマイクロコンピュータ23によ り検出される。
【0028】 さらに、このジョイスティック操作装置は、本発明の補正手段6が補正演算を するために必要とする各種データの取り込みを指示するための3つのスイッチ( SW0)26,(SW1)27,(SW2)28を備えており、これらのスイッ チ26,27,28の設定もマイクロコンピュータ23により検出され、マイク ロコンピュータ23はこれらの設定に基づき、後述するデータ取込処理を実施す る。
【0029】 これらのスイッチ26,27,28はジョイスティック筐体内部の回路基板上 に設けることができ、また、カバーの着脱作業を省略するためジョイスティック 筐体外部でコネクタを介して接続されるようにすることができる。
【0030】 マイクロコンピュータ23は、増幅器22からA/D変換器を介して送られた デジタル信号(Ex)を補正した後、該補正したデジタル信号(E'x)や各種ス イッチ24,25の設定等を、外部の主装置(このジョイスティック操作装置を 座標入力装置とする装置)とのプロトコルに従って所定のフォーマットに変換し 、この信号はシリアル又はパラレル通信を行う通信装置29を介して主装置に送 られる。
【0031】 マイクロコンピュータ23の図示しないメモリには、設計データが記憶される 領域が確保されており、設計データとしては、レバープラス側最大変位点(X= Xmax)で出力するべき設計仕様上のデジタル信号(E'x=Emax)及びレ バーマイナス側最大変位点(X=Xmin)で出力するべき設計仕様上のデジタ ル信号(E'x=Emin)が予め記憶保持されている。
【0032】 また、マイクロコンピュータ23の図示しないメモリには、実データが記憶さ れる領域が確保されており、この実施例では、中立点でのA/D変換された増幅 器22からのデジタル信号E0 、レバープラス側最大変位点でのA/D変換され た増幅器22からのデジタル信号E’max、及びレバーマイナス側最大変位点 でのA/D変換された増幅器22からのデジタル信号E’minの3つのデータ が以下のようなデータ取込処理を経て記憶保持される。
【0033】 図3はマイクロコンピュータ23によるデータ取込処理を示すフローチャート 、図4はスイッチ(SW0)26,(SW1)27,(SW2)28の設定と処 理内容との関係を表した図である。
【0034】 まず、図3を参照する。マイクロコンピュータ23は、SW0の設定を常に検 出しており(ST2)、SW0の設定が「0」である場合には、通常処理(詳細 は後述する)を実施している(ST1)。SW0の設定が「1」である場合には 、次いでSW1の設定を検出し(ST3)、SW1の設定が「0」である場合に は、さらにSW2の設定を検出し(ST4)、SW2の設定が「0」である場合 には、処理を実行して(ST5)、ST1に戻る。
【0035】 ST4において、SW2の設定が「1」である場合には、処理を実行して( ST6)、ST1に戻る。ST3において、SW1の設定が「1」である場合に は、処理を実行して(ST7)、ST1に戻る。
【0036】 上記の処理〜においては、A/D変換された増幅器22からのデジタル信 号Ex がマイクロコンピュータ23のメモリの実データ記憶領域に取り込まれる 。即ち、処理では中立点X=0でのデジタル信号Ex =E0 が、処理ではレ バープラス側最大変位点X=Xmaxでのデジタル信号Ex =E’maxが、処 理ではレバーマイナス側最大変位点X=Xminでのデジタル信号Ex =E’ minがそれぞれ取り込まれる。
【0037】 次いで、調整作業者による調整作業(データ取込作業)からみた処理を、図4 を参照して説明する。調整作業者は調整作業を実施する場合には、レバーを中立 点X=0に位置させた状態でSW0の設定を「1」、SW1の設定を「0」、S W2の設定を「0」とする。マイクロコンピュータ23はこのときの増幅器22 からのデジタル信号Ex =E0 をメモリの所定の領域に記憶保持する。
【0038】 そして、レバーをプラス側最大変位点X=Xmaxに位置させた状態で、SW 0及びSW1の設定はそのままで、SW2の設定を「1」とする。マイクロコン ピュータ23はこのときの増幅器22からのデジタル信号Ex =E’maxをメ モリの所定の領域に記憶保持する。
【0039】 さらに、レバーをマイナス側最大変位点X=Xminに位置させた状態でSW 0の設定はそのままで、SW1の設定を「1」とする。マイクロコンピュータ2 3はこのときの増幅器22からのデジタル信号Ex =E’minをメモリの所定 の領域に記憶保持する。上記の作業が終了したならば、SW0の設定を「0」に 戻すことにより、通常処理が実行され、調整作業が終了する。
【0040】 図3のST1に示したマイクロコンピュータ23による通常処理について説明 する。マイクロコンピュータ23は増幅器22からのA/D変換されたデジタル 信号Ex を常に読み込んでおり、メモリに予め記憶保持されている設計データと してのEmax,Emin及び上記の調整作業を経てメモリに記憶保持されてい る実データとしてのE0 ,E’max,E’minを読み出し、以下の補正演算 を実施して、補正後のデジタル信号E’x を所定のフォーマットに変換し、通信 装置29に送る。
【0041】 即ち、レバープラス側においては、 E'x=Emax*(Ex −E0 )/(E’max−E0 ) レバーマイナス側においては、 E'x=Emin*(Ex −E0 )/(E’min−E0 ) である。
【0042】 この補正演算を実施することにより、実特性に拘わらず、レバー中立点で出力 されるデジタル信号E'xはゼロとなり、レバープラス側最大変位点で出力される デジタル信号E'xは設計仕様上決められたXmaxとなり、同じくレバーマイナ ス側最大変位点で出力されるデジタル信号E'xは設計仕様上決められたXmin となる。
【0043】 本実施例によると、実特性がポテンショメータ21の製造上の誤差に基づく特 性のバラツキ、ポテンショメータ21の取り付け誤差やレバーとの連結機構部の 整合誤差等により、図5中の直線〜に示すようなものであっても、図5中の 直線に示すような設計仕様上の理想的な特性を忠実に再現するジョイスティッ ク操作装置が得られる。しかも、補正を行うために実施する必要がある作業は、 極めて簡単であり、従来の如き調整ネジの調整作業やロックペイント等による固 定作業等は無く、熟練技能者によらなくても一律に良好な特性を有するジョイス ティック操作装置が得られる。
【0044】 また、プラス側とマイナス側でそれぞれ独立的に補正を行うようにしているの で、実特性のプラス側とマイナス側のそれぞれの利得(傾き)が異なる場合であ っても精度の良い補正を行うことができる。
【0045】
本考案は以上説明したように構成したので、従来の如き調整作業を全く必要と せず、単に、レバー手段を中立点及び最大変位点に設定して、データ取込手段に データの取り込みを指示するという極めて簡単な作業を行うだけで、設計仕様に 極めて近い特性のジョイスティック操作装置を実現できるという効果を奏する。
【図1】本考案の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本考案実施例の全体構成を示す図である。
【図3】本考案実施例のマイクロコンピュータによるデ
ータ取込処理を示すフローチャートである。
ータ取込処理を示すフローチャートである。
【図4】本考案実施例のデータ取込用スイッチの設定と
処理内容との関係を表した図である。
処理内容との関係を表した図である。
【図5】ジョイスティック操作装置の特性を示す図であ
る。
る。
【図6】従来技術の構成を示す図である。
1 レバー手段 2 変位検出手段 3 第1記憶手段 4 データ取込手段 5 第2記憶手段 6 補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田村 学 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 中立点(X=0) を中心として変位されるレ
バー手段(1) と、該レバー手段(1) の変位量(X) に応じ
て比例的に変化するデジタル信号(Ex)を出力する変位検
出手段(2) とを備えたジョイスティック操作装置におい
て、 作業者の指示に基づき、前記レバー手段(1) の中立点(X
=0) 及び最大変位点(X=Xm)での前記変位検出手段(2) の
出力信号(Ex)を、第1記憶手段(3) に実データ(Ex=E0,
E'm) として取り込むデータ取込手段(4) と、 最大変位点(X=Xm)で出力するべき設計仕様上のデジタル
信号が設計データ(Em)として予め記憶された第2記憶手
段(5) と、 前記変位検出手段(2) の出力信号をEx とし、中立点(X
=0) 及び最大変位点(X=Xm)での実データをそれぞれ
E0 、E'mとし、最大変位点(X=Xm)での設計データをE
m として、 E'x=Em *(Ex −E0 )/(E'm−E0 ) なる補正演算を実施し、該変位検出手段(2) の出力信号
(Ex)を補正したデジタル信号(E'x) を出力する補正手段
(6) とを備えたことを特徴とするジョイスティック操作
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992076217U JP2607164Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ジョイスティック操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992076217U JP2607164Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ジョイスティック操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643732U true JPH0643732U (ja) | 1994-06-10 |
JP2607164Y2 JP2607164Y2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=13599015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992076217U Expired - Lifetime JP2607164Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ジョイスティック操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607164Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006065518A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | ポインティングデバイス、および、信号処理方法 |
JP2011258592A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Sharp Corp | 電気機器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016216909A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP1992076217U patent/JP2607164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006065518A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | ポインティングデバイス、および、信号処理方法 |
JP2011258592A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Sharp Corp | 電気機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2607164Y2 (ja) | 2001-04-16 |
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