JPH0643621B2 - 有価金属を含有する廃棄物を処理する方法 - Google Patents
有価金属を含有する廃棄物を処理する方法Info
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- JPH0643621B2 JPH0643621B2 JP50161286A JP50161286A JPH0643621B2 JP H0643621 B2 JPH0643621 B2 JP H0643621B2 JP 50161286 A JP50161286 A JP 50161286A JP 50161286 A JP50161286 A JP 50161286A JP H0643621 B2 JPH0643621 B2 JP H0643621B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は有価金属を含有し、かつ主として有機成分を包
含する廃棄物を、その有価金属成分がそれから容易に回
収することのできる生成物の形態に作り上げる(workin
g-up)処理方法に関する。さらに詳しくは、本発明は縦
軸の周りに回転でき、かつ一つの同一反応炉の開孔を通
じて装入及び排出する反応炉で前記成分を熱分解及び
(又は)燃焼するこそによる有機成分の放出に関する。
特に、本発明はこれに限られるのではないが、可燃性銅
スクラップ、例えば屡々他の必要金属有価分、例えば貴
金属を含有する電気ケーブルスクラップ及び電子スクラ
ップ材料を処理(workig-up)する方法に関する。この
ような材料のほかに本発明はまた金属有価分を含有する
例えば電池スクラップの如き鉛スクラップ及びステンレ
ス鋼の如き合金鋼スクラップを含有する他の2次材料を
処理するのに使用されうる。こゝにおいて、金属有価分
とは、主として銅、ニッケル、コバルト、鉛、及び貴金
属の如き非鉄金属を意味する。存在する有機物質は屡々
プラスチック、ゴム、紙、油、タール、グリースの群よ
り成るものであり、前述の種類の2次材料を処理すると
きは経済上及び環境上の観点から損失を低く保つことが
必要である。
含する廃棄物を、その有価金属成分がそれから容易に回
収することのできる生成物の形態に作り上げる(workin
g-up)処理方法に関する。さらに詳しくは、本発明は縦
軸の周りに回転でき、かつ一つの同一反応炉の開孔を通
じて装入及び排出する反応炉で前記成分を熱分解及び
(又は)燃焼するこそによる有機成分の放出に関する。
特に、本発明はこれに限られるのではないが、可燃性銅
スクラップ、例えば屡々他の必要金属有価分、例えば貴
金属を含有する電気ケーブルスクラップ及び電子スクラ
ップ材料を処理(workig-up)する方法に関する。この
ような材料のほかに本発明はまた金属有価分を含有する
例えば電池スクラップの如き鉛スクラップ及びステンレ
ス鋼の如き合金鋼スクラップを含有する他の2次材料を
処理するのに使用されうる。こゝにおいて、金属有価分
とは、主として銅、ニッケル、コバルト、鉛、及び貴金
属の如き非鉄金属を意味する。存在する有機物質は屡々
プラスチック、ゴム、紙、油、タール、グリースの群よ
り成るものであり、前述の種類の2次材料を処理すると
きは経済上及び環境上の観点から損失を低く保つことが
必要である。
Boliden によって考え出され、SE−B−810449
0−1及び例えばUS−A−4,415,360に該当する
他の明細書に示された方法によれば、相当量の有機物質
を含有する金属含有廃棄物は本明細書の冒頭の項に示し
た手段で、回転反応炉における有機材料の熱分解及び
(又は)燃焼によって処理される。この公知方法を実施
するとき、初めの出発材料に存在するすべての有機成分
を除去した後に残留する無機金属含有生成物は時には、
残留生成物を少くとも部分的に溶落する後の熱分解乃至
燃焼方法の完了によって見い出される形態で反応炉より
除去される。この先行技術によれば、反応炉の温度は油
−ガスバーナーの助けで、そこで1050〜1100℃
に上昇され、それによってスクラップに存在する金属は
部分的に溶落される。この部分的に溶解された内容物は
次いで反応炉より除かれた、レードルで冷却せしめられ
て塊状体の底で固体金属層によって一緒に保たれている
多孔塊状体を形成する。熱分解又は燃焼残留材料はその
適当な乾式治金溶練炉にその時固体の形で移され、そこ
で処理され、その金属成分を抽出するか、又は時には溶
融炉に装入される前に部分的に溶落、固化されて多孔塊
状体を形成する。この溶融炉はピアス−スミス−転炉
(Pierce-Smith-converter)とすることができ、それで
は普通の銅製造技術によれば銅マットが粗銅に転化さ
れ、一方銅マットの鉄成分をスクラッグ化し、硫黄成分
を酸化する。然しながら、銅転炉におけるスクラップ材
料の溶練は、例え普通に遭遇される多くの問題が本出願
人のさきの明細書に記載、説明されている方法を実施す
ることによって実質的に克服できても、多くの問題を生
ずる。この点で遭遇する最も重要な問題の一つは燃焼せ
るスクラック残渣が多量の微細物質を含有することであ
り、それは転炉で取扱われ、装入されるとき多量のダス
トを生ずる。上述のように、本出願人のさきの明細書の
スクラップ燃焼方法を記述するとき、この問題は燃焼残
渣を部分的に溶落することによって大きく克服できるの
で、この微細部分は生成する溶融浴に溶落又は吸収され
る。
0−1及び例えばUS−A−4,415,360に該当する
他の明細書に示された方法によれば、相当量の有機物質
を含有する金属含有廃棄物は本明細書の冒頭の項に示し
た手段で、回転反応炉における有機材料の熱分解及び
(又は)燃焼によって処理される。この公知方法を実施
するとき、初めの出発材料に存在するすべての有機成分
を除去した後に残留する無機金属含有生成物は時には、
残留生成物を少くとも部分的に溶落する後の熱分解乃至
燃焼方法の完了によって見い出される形態で反応炉より
除去される。この先行技術によれば、反応炉の温度は油
−ガスバーナーの助けで、そこで1050〜1100℃
に上昇され、それによってスクラップに存在する金属は
部分的に溶落される。この部分的に溶解された内容物は
次いで反応炉より除かれた、レードルで冷却せしめられ
て塊状体の底で固体金属層によって一緒に保たれている
多孔塊状体を形成する。熱分解又は燃焼残留材料はその
適当な乾式治金溶練炉にその時固体の形で移され、そこ
で処理され、その金属成分を抽出するか、又は時には溶
融炉に装入される前に部分的に溶落、固化されて多孔塊
状体を形成する。この溶融炉はピアス−スミス−転炉
(Pierce-Smith-converter)とすることができ、それで
は普通の銅製造技術によれば銅マットが粗銅に転化さ
れ、一方銅マットの鉄成分をスクラッグ化し、硫黄成分
を酸化する。然しながら、銅転炉におけるスクラップ材
料の溶練は、例え普通に遭遇される多くの問題が本出願
人のさきの明細書に記載、説明されている方法を実施す
ることによって実質的に克服できても、多くの問題を生
ずる。この点で遭遇する最も重要な問題の一つは燃焼せ
るスクラック残渣が多量の微細物質を含有することであ
り、それは転炉で取扱われ、装入されるとき多量のダス
トを生ずる。上述のように、本出願人のさきの明細書の
スクラップ燃焼方法を記述するとき、この問題は燃焼残
渣を部分的に溶落することによって大きく克服できるの
で、この微細部分は生成する溶融浴に溶落又は吸収され
る。
然しながら、その重量とサイズのために、前述の公知の
方法を実施するとき生成される多孔塊状体は特に炉装入
の魅力のある別の形態を提供しない。例えば、実際には
反応炉のレンガライニングに増大する消耗を生じて、そ
の内部に過度の機械的衝撃力をかけることなくして、こ
れらの塊状体を装入することは困難である。塊状体は反
応炉で崩壊するのが遅れているのがまた発見された。概
説すると、安全のためにすべてのタイプの燃焼スクラッ
プ残渣は転化が始まる前に転炉で少くとも1時間予熱さ
れなければならない。固体スクラップ材料は転化方法の
開始に次いで一定時間転炉で冷却せしめられ、その結
果、凝固による羽口の一定の閉塞を防止するために、溶
融浴を通じて酸素富有ガスを吹精することによって必要
な高い転炉温度を保つことが必要である。スクラップ溶
解に次いでスクラップに存在する例えば鉄及び亜鉛は大
量の熱を発生しながら酸化され、それ故に反応炉におけ
る温度パターンは転化工程中に大きく変る。
方法を実施するとき生成される多孔塊状体は特に炉装入
の魅力のある別の形態を提供しない。例えば、実際には
反応炉のレンガライニングに増大する消耗を生じて、そ
の内部に過度の機械的衝撃力をかけることなくして、こ
れらの塊状体を装入することは困難である。塊状体は反
応炉で崩壊するのが遅れているのがまた発見された。概
説すると、安全のためにすべてのタイプの燃焼スクラッ
プ残渣は転化が始まる前に転炉で少くとも1時間予熱さ
れなければならない。固体スクラップ材料は転化方法の
開始に次いで一定時間転炉で冷却せしめられ、その結
果、凝固による羽口の一定の閉塞を防止するために、溶
融浴を通じて酸素富有ガスを吹精することによって必要
な高い転炉温度を保つことが必要である。スクラップ溶
解に次いでスクラップに存在する例えば鉄及び亜鉛は大
量の熱を発生しながら酸化され、それ故に反応炉におけ
る温度パターンは転化工程中に大きく変る。
従って、燃焼せる銅スクラップ残渣及び有価金属と相対
量の有機物質とを含有する他の残渣を簡単にして有効な
手段、就中、銅マットを粗銅に転化する転炉を組合せた
通常の銅溶練装置でこのような廃棄材料の取扱いを完全
にするのが望ましい場合に、処理及び加工するのが方法
には必要である。
量の有機物質とを含有する他の残渣を簡単にして有効な
手段、就中、銅マットを粗銅に転化する転炉を組合せた
通常の銅溶練装置でこのような廃棄材料の取扱いを完全
にするのが望ましい場合に、処理及び加工するのが方法
には必要である。
本発明の目的は、前述の種類のスクラップ材料を処理及
び加工するためのこのような簡単な方法を提供すること
であり、それでは前述の如き回転反応炉において廃棄物
の有機成分を熱分解及び燃焼するとき得られる重要な利
点が、燃焼した材料の残渣の簡単な追加処理と組合わさ
れ、また銅転炉において燃焼したスクラップの残渣をさ
らに加工するとき、予め遭遇する欠点が実質的に排除さ
れる。こゝにおける回転反応炉に関しては、本出願人の
さきの明細書に記載し、示唆した種類の回転々炉に限ら
れるものではなくて、単一の共通の炉装入及び排出開口
部を係合し、溶湯を処理することのできる、例えば短筒
炉の如き回転炉のような他の回転反応炉を包含する。
び加工するためのこのような簡単な方法を提供すること
であり、それでは前述の如き回転反応炉において廃棄物
の有機成分を熱分解及び燃焼するとき得られる重要な利
点が、燃焼した材料の残渣の簡単な追加処理と組合わさ
れ、また銅転炉において燃焼したスクラップの残渣をさ
らに加工するとき、予め遭遇する欠点が実質的に排除さ
れる。こゝにおける回転反応炉に関しては、本出願人の
さきの明細書に記載し、示唆した種類の回転々炉に限ら
れるものではなくて、単一の共通の炉装入及び排出開口
部を係合し、溶湯を処理することのできる、例えば短筒
炉の如き回転炉のような他の回転反応炉を包含する。
この目的は下記請求の範囲に記載した処理工程を特徴と
している本発明方法により達成される。
している本発明方法により達成される。
従って、本発明によれば、材料の有機成分はまず本出願
人のさきの特許明細書SE−B−8104490−1
(U.S−A−4,415,360)に記載したような手段
で熱分解及び(又は)燃焼される。有機成分の大部分を
熱分解及び(又は)燃焼によって少くとも除去するのに
続いて生成する固体燃焼残渣は金属硫化物材料の助けで
形成される反応炉に存在する溶融浴と密接に接触せしめ
られる。溶融浴は浴が生成されるとき金属硫化物材料が
固体状態で反応炉に装入される場合に炉で生成されるか
又は廃棄物を反応炉に装入する前のような工程のはじめ
の段階において生成されるかのいずれかである。また、
生成された溶融浴は、固体燃焼残渣が溶融浴と密接に接
触せしめられるその時に反応炉に装入される。
人のさきの特許明細書SE−B−8104490−1
(U.S−A−4,415,360)に記載したような手段
で熱分解及び(又は)燃焼される。有機成分の大部分を
熱分解及び(又は)燃焼によって少くとも除去するのに
続いて生成する固体燃焼残渣は金属硫化物材料の助けで
形成される反応炉に存在する溶融浴と密接に接触せしめ
られる。溶融浴は浴が生成されるとき金属硫化物材料が
固体状態で反応炉に装入される場合に炉で生成されるか
又は廃棄物を反応炉に装入する前のような工程のはじめ
の段階において生成されるかのいずれかである。また、
生成された溶融浴は、固体燃焼残渣が溶融浴と密接に接
触せしめられるその時に反応炉に装入される。
浴は酸素ガスで自生的に、適当なる共通の炉装入及び排
出開口部を通じて反応炉に挿入された精鉱−酸素ガスバ
ーナーの助けで、金属硫化物をフラッシュ溶練すること
によって生成されるのが好ましい。
出開口部を通じて反応炉に挿入された精鉱−酸素ガスバ
ーナーの助けで、金属硫化物をフラッシュ溶練すること
によって生成されるのが好ましい。
然しながら溶融浴はフラッシュ溶練以外の方法でも生成
されることは諒解されるであろう。例えば、地下燃料を
燃焼することによって浴を生成することも本発明の範囲
内であり、その場合精鉱以外の金属硫化物材料が溶落さ
れる。前述のように、このような材料はまた反応炉の外
部で溶落され、廃棄的に少くとも大部分の有機成分の除
去に次いで、液体状態で反応炉に装入され、そこで溶融
浴の少くとも一部を形成し、固体燃焼残渣はそれと密接
に接触せしめられる。この点において、金属硫化物材料
が選ばれ、そしてそれは金属硫化物相及び(又は)金属
相、時にはさらに酸化スラグより成る溶融浴を提供し、
金属硫化物相は適当に銅マット、即ち銅−鉄基硫化物の
溶湯より成る。この好ましい生成物を包含する実につい
ては後述する。金属相は相当量の有価金属、他にはスパ
イス、即ちアンチモニー及び(又は)ひ素を結合した実
質的に硫黄のない金属合金、就中Fe、Ni、Co、Sn及びCu
の如き金属を溶解しているスパイスを溶解することので
きる溶融鉛浴より成ることができる。
されることは諒解されるであろう。例えば、地下燃料を
燃焼することによって浴を生成することも本発明の範囲
内であり、その場合精鉱以外の金属硫化物材料が溶落さ
れる。前述のように、このような材料はまた反応炉の外
部で溶落され、廃棄的に少くとも大部分の有機成分の除
去に次いで、液体状態で反応炉に装入され、そこで溶融
浴の少くとも一部を形成し、固体燃焼残渣はそれと密接
に接触せしめられる。この点において、金属硫化物材料
が選ばれ、そしてそれは金属硫化物相及び(又は)金属
相、時にはさらに酸化スラグより成る溶融浴を提供し、
金属硫化物相は適当に銅マット、即ち銅−鉄基硫化物の
溶湯より成る。この好ましい生成物を包含する実につい
ては後述する。金属相は相当量の有価金属、他にはスパ
イス、即ちアンチモニー及び(又は)ひ素を結合した実
質的に硫黄のない金属合金、就中Fe、Ni、Co、Sn及びCu
の如き金属を溶解しているスパイスを溶解することので
きる溶融鉛浴より成ることができる。
スラグはフラッシュ溶練相と結合するか又はそれに先立
って、例えば熱分解乃至燃焼相に先立って、廃棄物とと
もに反応炉に適当なフラックス、好ましくはシリカを装
入することによって所望の組成が与えられる。形成され
たスラグは浴に溶解しているか又はそれから除去されて
いる廃棄物の燃焼残渣の殆んどすべてに次いで、時には
浴より分離される。金属硫化物相及び(又は)金属相に
結合される金属有価分は次いで普通の方法で回収され
る。
って、例えば熱分解乃至燃焼相に先立って、廃棄物とと
もに反応炉に適当なフラックス、好ましくはシリカを装
入することによって所望の組成が与えられる。形成され
たスラグは浴に溶解しているか又はそれから除去されて
いる廃棄物の燃焼残渣の殆んどすべてに次いで、時には
浴より分離される。金属硫化物相及び(又は)金属相に
結合される金属有価分は次いで普通の方法で回収され
る。
銅マットが形成されるとき、マットは反応炉より、適当
なるは時にはスラグを浴より分離した後に除かれ、普通
の銅溶練炉の転化段階に送られ、そこでマットはさらに
加工され、その金属有価分は回収される。然しながら、
廃棄物が燃焼されて銅マットを白即ち純硫化銅又は粗
銅に転化し、また白又は粗銅は適当な普通の手段で、
さらに加工するために送られる反応炉を使用することも
できる。銅マットは液体状態で、例えばレードルの助け
で転化段階に移されるか又は固化、粉砕され、次いで固
体の状態で転化段階に移される。これらの両者のマット
移動の可能性は技術的な面から興味があり、又両者の方
法はスクラップ燃焼残渣を転炉に移すとき経験する前述
の問題をないものとする。
なるは時にはスラグを浴より分離した後に除かれ、普通
の銅溶練炉の転化段階に送られ、そこでマットはさらに
加工され、その金属有価分は回収される。然しながら、
廃棄物が燃焼されて銅マットを白即ち純硫化銅又は粗
銅に転化し、また白又は粗銅は適当な普通の手段で、
さらに加工するために送られる反応炉を使用することも
できる。銅マットは液体状態で、例えばレードルの助け
で転化段階に移されるか又は固化、粉砕され、次いで固
体の状態で転化段階に移される。これらの両者のマット
移動の可能性は技術的な面から興味があり、又両者の方
法はスクラップ燃焼残渣を転炉に移すとき経験する前述
の問題をないものとする。
それらの場合、溶融鉛浴は本方法を実施するとき生成さ
れ、形成されるスラグは浴より適当に分離され、浴は鉛
溶練炉における普通の鉛精製炉に移され、そこで普通の
精製工程の過程で金属有価分を回収できるようにする。
鉛はもうこれが実際上可能で望ましいならば液体状態で
鉛溶練炉に移され、或はインゴットに鋳造され、固体状
態で溶練炉に移される。
れ、形成されるスラグは浴より適当に分離され、浴は鉛
溶練炉における普通の鉛精製炉に移され、そこで普通の
精製工程の過程で金属有価分を回収できるようにする。
鉛はもうこれが実際上可能で望ましいならば液体状態で
鉛溶練炉に移され、或はインゴットに鋳造され、固体状
態で溶練炉に移される。
本発明によれば、金属硫化物相及び(又は)金属相及び
時にはスラグ相より成る溶融浴と固体燃焼残渣との接触
は金属硫化物相及びスパイス相に容易に溶解され、かつ
吸収される例えば鉄族の金属の如き高温溶融金属又は例
えばバナジウム及びクロム族よりの金属の如き他の高温
溶融成分或は金属硫化物相と金属相との両者及びその他
随時のスラグ相に異なる程度の化学的分布で溶解されか
つ吸収される異なる金属酸化物の存在においてさえ、固
体燃焼残渣の溶融状態への転化を容易にする。
時にはスラグ相より成る溶融浴と固体燃焼残渣との接触
は金属硫化物相及びスパイス相に容易に溶解され、かつ
吸収される例えば鉄族の金属の如き高温溶融金属又は例
えばバナジウム及びクロム族よりの金属の如き他の高温
溶融成分或は金属硫化物相と金属相との両者及びその他
随時のスラグ相に異なる程度の化学的分布で溶解されか
つ吸収される異なる金属酸化物の存在においてさえ、固
体燃焼残渣の溶融状態への転化を容易にする。
本発明方法をフローシート及び実施例を参照して詳細に
説明する。
説明する。
添付図面は本発明の好ましい実施の態様を示したフロー
シートであり、こゝにおいてマットは硫化物精鉱の自生
溶練によって形成される。
シートであり、こゝにおいてマットは硫化物精鉱の自生
溶練によって形成される。
本方法は多数の工程に分けられ、その大部分は1つの同
じ反応炉、例えば回転転炉又は回転炉で行われ、一方、
フローシートに示される最終工程段階の転化段階は好ま
しくは普通の銅溶練炉の一部を形成する銅転炉が行なわ
れることがフローシートよりわかる。
じ反応炉、例えば回転転炉又は回転炉で行われ、一方、
フローシートに示される最終工程段階の転化段階は好ま
しくは普通の銅溶練炉の一部を形成する銅転炉が行なわ
れることがフローシートよりわかる。
一般に燃焼スクラップと謂われる形式の銅スクラップ、
即ち相当量の有機成分を含有するスクラップが回転反応
炉に装入され、銅スクラップの他に、有機材料と重要な
金属有価分とを含有する他の廃棄物もまた処理すること
ができる。炉が高温であるとき、炉装入物は通常炉に入
ると直ちに点火される。然しながら、反応は少量の油を
反応炉に随時装入することによって助けられる。酸素ガ
スが炉に吹精され、炉温は速やかに上昇され、存在する
有機材料の大部分は炉で揮発され、生成する燃焼ガスは
二次空気の助けでフード温度の上昇を生じて転炉フード
で燃焼される。揮発は酸素ガスの供給なしで、炉が回転
するにつれて自生的に継続される。フード温度における
低下は揮発速度が低減することを示し、次の相、即ち燃
焼段階は炉に酸素ガスを導入することによって、すぐに
始められる。
即ち相当量の有機成分を含有するスクラップが回転反応
炉に装入され、銅スクラップの他に、有機材料と重要な
金属有価分とを含有する他の廃棄物もまた処理すること
ができる。炉が高温であるとき、炉装入物は通常炉に入
ると直ちに点火される。然しながら、反応は少量の油を
反応炉に随時装入することによって助けられる。酸素ガ
スが炉に吹精され、炉温は速やかに上昇され、存在する
有機材料の大部分は炉で揮発され、生成する燃焼ガスは
二次空気の助けでフード温度の上昇を生じて転炉フード
で燃焼される。揮発は酸素ガスの供給なしで、炉が回転
するにつれて自生的に継続される。フード温度における
低下は揮発速度が低減することを示し、次の相、即ち燃
焼段階は炉に酸素ガスを導入することによって、すぐに
始められる。
大部分の有機材料の燃焼に次いで、金属硫化物と酸素ガ
スとが、精鉱の自生溶練、所謂フラッシュ溶練を得るよ
うな割合で炉に供給されて、金属硫化物相と酸化物スラ
グ相とを包含する溶融浴を形成する。
スとが、精鉱の自生溶練、所謂フラッシュ溶練を得るよ
うな割合で炉に供給されて、金属硫化物相と酸化物スラ
グ相とを包含する溶融浴を形成する。
正しいスラグの組成を得るためのフラックスはフラッシ
ュ溶練法と同時か又はフローシートにおいて破線で示し
たようにスクラップが炉に装入されるとき、できるだけ
早く供給される。精鉱が供給される速度は炉フードのガ
ス容量に適合させられる。即ち炉を去るガス全部が炉上
のフードに入ることができ、またガスがそのため炉外部
にフードを越えて出ないようにさせられる。全部の有機
材料が除去され、そのためさらに燃焼ガスが発生しない
とき、精鉱が供給される速度は当面の炉について最適の
レベル、例えば平均粒度のカルドー転炉の場合には50
0〜700kg/minに増加される。
ュ溶練法と同時か又はフローシートにおいて破線で示し
たようにスクラップが炉に装入されるとき、できるだけ
早く供給される。精鉱が供給される速度は炉フードのガ
ス容量に適合させられる。即ち炉を去るガス全部が炉上
のフードに入ることができ、またガスがそのため炉外部
にフードを越えて出ないようにさせられる。全部の有機
材料が除去され、そのためさらに燃焼ガスが発生しない
とき、精鉱が供給される速度は当面の炉について最適の
レベル、例えば平均粒度のカルドー転炉の場合には50
0〜700kg/minに増加される。
炉で発生する燃焼ガスはまず炉フードで第2次空気によ
り燃焼され、次いで該ガスのダスト内容物を抽出するた
めに湿式−清浄系に送られる。
り燃焼され、次いで該ガスのダスト内容物を抽出するた
めに湿式−清浄系に送られる。
炉で自生的に生成される溶融浴は次第に燃焼相より残る
固体スクラップ残渣を溶解し、この溶解は溶融硫化物と
溶融スラグの両者によって助けられる。硫化物浴は通常
この種類のスクラップの主成分である銅、ニッケル、鉄
を大きく溶解することができる。存在する貴金属もまた
硫化物相に効果的に吸収され、一部の成分はスラグに溶
解される。
固体スクラップ残渣を溶解し、この溶解は溶融硫化物と
溶融スラグの両者によって助けられる。硫化物浴は通常
この種類のスクラップの主成分である銅、ニッケル、鉄
を大きく溶解することができる。存在する貴金属もまた
硫化物相に効果的に吸収され、一部の成分はスラグに溶
解される。
自生溶練相は殆んど全部の燃焼残渣材料が溶融浴に溶解
されたときに完了される。溶融浴は完全に、又はフロー
シートに示すようにそれからスラグ相を分離するのに次
いで、転化段階に移される。溶融浴は溶融状態又は固
化、粉砕に次いで固体状態で移される。
されたときに完了される。溶融浴は完全に、又はフロー
シートに示すようにそれからスラグ相を分離するのに次
いで、転化段階に移される。溶融浴は溶融状態又は固
化、粉砕に次いで固体状態で移される。
ある場合には、転化前に、例えばマットをレードル又は
回転転炉で精製することにより浴を予備処理することが
必要である。この後者の場合、回転転炉はもとのスクラ
ップ材料が燃焼され、自生的に溶練される炉単位より成
るか又はそれとは別の炉単位より成るものである。予備
処理方法な相当量のAs、Sb又はBiを含有する極めて汚染
された材料を処理及び(又は)自生溶練するとき必要で
ある。
回転転炉で精製することにより浴を予備処理することが
必要である。この後者の場合、回転転炉はもとのスクラ
ップ材料が燃焼され、自生的に溶練される炉単位より成
るか又はそれとは別の炉単位より成るものである。予備
処理方法な相当量のAs、Sb又はBiを含有する極めて汚染
された材料を処理及び(又は)自生溶練するとき必要で
ある。
マット相の試料はニッケルの如きある元素の許容量だけ
が転炉に送られるのを保証するように、該相を転化段階
に送る前に採用される。
が転炉に送られるのを保証するように、該相を転化段階
に送る前に採用される。
原理的には、同様のフローシートが転化段階を除いて、
溶融浴が金属相より成る処理方法に利用することができ
る。
溶融浴が金属相より成る処理方法に利用することができ
る。
実施例1 一連の3つの試験を、燃焼、溶練炉がカルド転炉である
本発明方法により行った。これらの試験を下記に示す。
本発明方法により行った。これらの試験を下記に示す。
下記の代表的分析値を有するElectronic,“tele”(9
3.O及び“Ludd”(93R)の銅−スクラップの性質
を有する各々の3トンが各試験で処理された: スクラップは先ず約50分間、熱分解、燃焼される。こ
の期間中、転炉は2〜3rpm の速度で回転され、燃焼工
程は約500m3の全酸素−ガス入力を要した。
3.O及び“Ludd”(93R)の銅−スクラップの性質
を有する各々の3トンが各試験で処理された: スクラップは先ず約50分間、熱分解、燃焼される。こ
の期間中、転炉は2〜3rpm の速度で回転され、燃焼工
程は約500m3の全酸素−ガス入力を要した。
約50分の時間経過後、タイプAitik の銅精鉱の自生溶
練が約500kg/分で、140m3の酸素ガスが精鉱1ト
ン当り装入される精鉱−酸素ガスバーナーで始められ
た。使用する精鉱の代表的分析は下記の通りである。
練が約500kg/分で、140m3の酸素ガスが精鉱1ト
ン当り装入される精鉱−酸素ガスバーナーで始められ
た。使用する精鉱の代表的分析は下記の通りである。
精鉱30トン当り1.2トンのシリカがシリカ−収容ホ
ッパーから回分的に転炉に装入された。
ッパーから回分的に転炉に装入された。
精鉱の投入は温度点検を行なうために、また全体として
転炉を点検するために時々中断された。約30トンの精
鉱が転炉に装入したのに続いて、すべての試験において
スクラップは溶解されていることが見い出された。生成
するマット及びスラグは1140−1200℃で排出す
ることができた。
転炉を点検するために時々中断された。約30トンの精
鉱が転炉に装入したのに続いて、すべての試験において
スクラップは溶解されていることが見い出された。生成
するマット及びスラグは1140−1200℃で排出す
ることができた。
各試験は約6トンのスラグと約38%の銅を含有する2
5トンのマットを生成した。種々の試験におけるスラグ
とマットの平均組成に関する情報を下記に示す。
5トンのマットを生成した。種々の試験におけるスラグ
とマットの平均組成に関する情報を下記に示す。
生成するマット量のうち、約60%は液体状態で転炉に
送られ、そこで困難なしで転化された。残りの大凡40
%の固化、粉砕された。マットは多孔質で容易に粉砕さ
れ、鉄の析出はなかつた。生成するスラグはさらに処理
されることなく捨てられた。
送られ、そこで困難なしで転化された。残りの大凡40
%の固化、粉砕された。マットは多孔質で容易に粉砕さ
れ、鉄の析出はなかつた。生成するスラグはさらに処理
されることなく捨てられた。
実施例2 24トンの電池又は蓄電池スクラップを各約4トンの6
ヶの装入物に分け、カルド型転炉に装入した;電池は液
はなく、そのもとの形であった。各バッチは次のバッチ
の装入前に約80m3酸素−バーナーで燃焼された。最後
バッチの装入に続いて直列的にさらに大凡100m3の酸
素ガスを有機内容物の最終燃焼のために装入した。鉛成
分の大部分は次いで約1000℃の温度を有する溶融鉛
相に集められ、一方電池のケーシングの残渣や不純物は
鉛溶で非溶融塊を形成した。
ヶの装入物に分け、カルド型転炉に装入した;電池は液
はなく、そのもとの形であった。各バッチは次のバッチ
の装入前に約80m3酸素−バーナーで燃焼された。最後
バッチの装入に続いて直列的にさらに大凡100m3の酸
素ガスを有機内容物の最終燃焼のために装入した。鉛成
分の大部分は次いで約1000℃の温度を有する溶融鉛
相に集められ、一方電池のケーシングの残渣や不純物は
鉛溶で非溶融塊を形成した。
鉛精鉱はそれから転炉開口部を通って延びているバーナ
ーランスを通じて装入され、鉛精鉱のフラッシュ溶練が
酸素ガスの助けで始められた。精鉱は予めフラックス及
び酸化戻りダストと混合され、鉛は自生溶練相中に生成
され、溶融鉛浴はそこに存在する溶融鉛及びスラグと一
緒に転炉で生成された。固体電池残渣は生成スラグ及び
鉛浴に溶解され、この溶練工程中、精鉱混合物は450
kg/分の割合で、25m3/分の空気と66m3/分の酸素
ガスとの添加で一緒に転炉に装入された。
ーランスを通じて装入され、鉛精鉱のフラッシュ溶練が
酸素ガスの助けで始められた。精鉱は予めフラックス及
び酸化戻りダストと混合され、鉛は自生溶練相中に生成
され、溶融鉛浴はそこに存在する溶融鉛及びスラグと一
緒に転炉で生成された。固体電池残渣は生成スラグ及び
鉛浴に溶解され、この溶練工程中、精鉱混合物は450
kg/分の割合で、25m3/分の空気と66m3/分の酸素
ガスとの添加で一緒に転炉に装入された。
自生溶練の完了及び電池残渣の生成する液体浴及びスラ
グにおける溶解によって、スラグは25%鉛を含有し、
この内容物はコークスでの還元によって3%に還元さ
れ、その後スラグは排出された。鉛相はそれから排出さ
れ、普通の鉛精製炉で処理された。
グにおける溶解によって、スラグは25%鉛を含有し、
この内容物はコークスでの還元によって3%に還元さ
れ、その後スラグは排出された。鉛相はそれから排出さ
れ、普通の鉛精製炉で処理された。
下表に装入される材料及び排出される生成物の分析及び
量を示す。
量を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】相当量の有機成分を含有する有価金属含有
廃棄物を処理する方法において、 a)廃棄物を、その縦軸の周囲を回転しかつ共通の炉装
入及び排出用炉開口部を備えた反応炉において加熱して
有機成分の少なくとも大部分を熱分解又は燃焼し、それ
を反応炉から排出し、それにより反応炉中に残留生成物
を生成し、 b)固体形態の金属硫化物材料を反応炉に添加し、 c)金属硫化物材料を残留生成物と接触させて反応炉中
で加熱して少なくとも残留生成物中の有価金属含有物を
溶解した金属硫化物相又は金属相を少くとも含有する溶
融浴を形成し、 d)前記金属硫化物相及び(又は)金属相から有価金属
含有物を回収することを特徴とする上記方法。 - 【請求項2】金属−硫化物材料が酸素ガスで自生的に溶
練される金属−硫化物精鉱を包含し、溶融浴を形成する
請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】フラックスを反応炉に装入してスラグ相を
形成する請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 - 【請求項4】フラックスを廃棄物とともに装入する請求
の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】生成する金属−硫化物相を反応炉より除去
し、任意にスラグをそれから分離した後、該金属−硫化
物相を通常の銅溶練炉の転化段階に送る請求の範囲第1
項乃至第4項のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】生成する金属相が鉛相であり、鉛は通常の
鉛溶練炉の精製段階に送られる請求の範囲第1項乃至第
4項のいずれか1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE8500959-5 | 1985-02-27 | ||
SE8500959A SE8500959L (sv) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | Forfarande for upparbetning av verdemetallinnehallande avfallsprodukter |
PCT/SE1986/000082 WO1986005211A1 (en) | 1985-02-27 | 1986-02-25 | A method for working-up waste products containing valuable metals |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62501980A JPS62501980A (ja) | 1987-08-06 |
JPH0643621B2 true JPH0643621B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=20359297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50161286A Expired - Lifetime JPH0643621B2 (ja) | 1985-02-27 | 1986-02-25 | 有価金属を含有する廃棄物を処理する方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0214268B1 (ja) |
JP (1) | JPH0643621B2 (ja) |
AU (1) | AU571127B2 (ja) |
CA (1) | CA1303862C (ja) |
DE (1) | DE3665197D1 (ja) |
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NO180188C (no) * | 1994-03-30 | 1997-03-05 | Elkem Materials | Fremgangsmåte for opparbeiding av residuer fra direkte syntese av organoklorsilaner og/eller klorsilaner |
SE528222C2 (sv) * | 2004-06-23 | 2006-09-26 | Boliden Mineral Ab | Förfarande för satsvis upparbetning av värdemetallinnehållande återvinningsmaterial |
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DE102014008987A1 (de) * | 2014-06-13 | 2015-12-17 | Aurubis Ag | Verfahren zur Rückgewinnung von Metallen aus Sekundärstoffen und anderen Materialien mit organischen Bestandteilen |
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JP6589966B2 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-10-16 | 住友金属鉱山株式会社 | リチウムイオン電池廃材の処理方法 |
JP7242250B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2023-03-20 | Jx金属株式会社 | 貴金属の回収方法 |
DE102020208739A1 (de) * | 2020-07-13 | 2022-01-13 | Sms Group Gmbh | Verfahren zur Wiedergewinnung von Metallen aus Elektroschrott |
DE102020208774A1 (de) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Sms Group Gmbh | Verfahren zur Gewinnung von Nichteisenmetallen, insbesondere von Schwarz- und/oder Rohkupfer, aus organik-haltigen Schrotten |
CN113122722A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-16 | 中国科学院金属研究所 | 一种金属塑料复合废料中有价金属绿色高收率的回收方法 |
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US3666440A (en) * | 1970-03-13 | 1972-05-30 | Mitsubishi Metal Mining Co Ltd | Method of recovering copper from slag |
GB1309739A (en) * | 1970-03-17 | 1973-03-14 | Mitsubishi Metal Mining Co Ltd | Method of recovering copper from slag |
AU7738275A (en) * | 1974-01-23 | 1976-07-22 | Intercont Dev Corp Pty Ltd | Electro-pyrolytic upright shaft type solid refuse disposal and conversion process |
GB1601450A (en) * | 1976-11-23 | 1981-10-28 | Johnson Matthey Co Ltd | Extraction of precious metals |
US4147531A (en) * | 1977-07-27 | 1979-04-03 | Aluminum Company Of America | Method and apparatus for removing surface contaminants from metallic scrap |
US4209321A (en) * | 1979-04-23 | 1980-06-24 | Westinghouse Electric Corp. | Method for melting machine chips |
GB2092618B (en) * | 1981-02-05 | 1985-06-26 | Johnson Matthey Plc | Recovery of precious metals from association with ceramics |
SE434405B (sv) * | 1981-07-22 | 1984-07-23 | Boliden Ab | Forfarande for upparbetning av metallinnehallande avfallsprodukter |
DE3279625D1 (en) * | 1981-09-16 | 1989-05-24 | Matthey Rustenburg Refines | Recovery of platinum group metals from scrap and residues |
AU558715B2 (en) * | 1983-02-23 | 1987-02-05 | Japan Mining Promotive Foundation, The | Obtaining zn by distillation |
-
1985
- 1985-02-27 SE SE8500959A patent/SE8500959L/ unknown
-
1986
- 1986-02-11 CA CA 501539 patent/CA1303862C/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-02-25 EP EP19860902046 patent/EP0214268B1/en not_active Expired
- 1986-02-25 JP JP50161286A patent/JPH0643621B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-02-25 WO PCT/SE1986/000082 patent/WO1986005211A1/en active IP Right Grant
- 1986-02-25 AU AU55473/86A patent/AU571127B2/en not_active Expired
- 1986-02-25 DE DE8686902046T patent/DE3665197D1/de not_active Expired
- 1986-02-25 US US06/931,688 patent/US4705562A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-06 FI FI864038A patent/FI82076C/fi not_active IP Right Cessation
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JPS62501980A (ja) | 1987-08-06 |
US4705562A (en) | 1987-11-10 |
SE8500959D0 (sv) | 1985-02-27 |
WO1986005211A1 (en) | 1986-09-12 |
EP0214268A1 (en) | 1987-03-18 |
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FI82076B (fi) | 1990-09-28 |
FI82076C (fi) | 1991-01-10 |
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