JPH0643604Y2 - オーブントースタ - Google Patents

オーブントースタ

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JPH0643604Y2
JPH0643604Y2 JP1988112880U JP11288088U JPH0643604Y2 JP H0643604 Y2 JPH0643604 Y2 JP H0643604Y2 JP 1988112880 U JP1988112880 U JP 1988112880U JP 11288088 U JP11288088 U JP 11288088U JP H0643604 Y2 JPH0643604 Y2 JP H0643604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
case
opening
oven toaster
oven
Prior art date
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Application number
JP1988112880U
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JPH0234903U (ja
Inventor
達男 町田
健司 大塚
Original Assignee
東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、オーブントースタに関する。
(従来の技術) 従来から、オーブントースタ1は第10図に示すように、
ばい焼室4の形成されたケース5の一側面に開口部を形
成し、この開口部を揺動操作式のドア2で開閉すること
としている。
また、開口部の両側の側面には、取手45が設けられてい
るが、オーブントースタ1の移動等の用途に専用の取手
であり、他の機能を有していない。
(考案が解決すべき課題) そのため、オーブントースタの使用時にドアの開閉のた
めのスペースが必要であり、占有スペースが大きいもの
となっている。
また、オーブントースタが横長形状の場合に不使用時に
おいても使用時の設置姿勢の状態で保管することが必要
であるから、不使用時においても占有スペースが大きい
ものである。
この考案は、このような事情に基づいてなされたもの
で、オーブントースタの占有スペースを低減せんとする
ものである。
(課題を解決するための手段) そのため、実用新案登録請求の範囲第1項の考案は、内
側にばい焼室が形成される円筒状のケースであって、そ
のケースの周面に開口部を形成し、ドア枠とガラス板と
からなるドアを、前記ケースの内周面に沿って周方向に
摺動可能として前記開口部を開閉可能に構成したオーブ
ントースタにおいて、反射板を前記ケースの内側に間隔
をおいて設置し、前記ケースの内周面と前記反射板との
間に前記ドアの収容空間を形成したことを特徴とする。
また、実用新案登録請求の範囲第2項記載の考案は、内
側にばい焼室が形成される横長形状のケースの一側面に
開口部を形成し、この開口部をドアで開閉可能に構成す
るとともに、前記開口部を有する面に隣接する側面に取
手を設置したオーブントースタにおいて、前記取手の端
面と前記側面における取手以外の部位の最外端とを同一
の垂直面内に位置させ、前記取手と前記部位の最外端と
を脚部として倒置可能とすることを特徴とする。
(作用) したがって、実用新案登録請求の範囲第1項の考案によ
れば、オーブントースタの使用時にドアを開閉する場
合、ドアはケースに沿って移動しばい焼室が開閉される
から、開閉操作のために占有スペースを格別に確保して
おくことが不要となり、オーブントースタの占有スペー
スを低減することができる。
そのうえ、加熱調理後の食品等をばい焼室から取り出す
際に、ドアが露出せず,ケースと反射板との間に収容さ
れるので、ドアの高温のガラス板に水がかかってガラス
板が破損することを防止することができる。
また、食品等の出し入れを行なうべきドアの開放時に、
そのドアがケースと反射板との間に収容されるので、ド
アに食品等が付着しにくく、ドアのガラス板の汚れが軽
減し、ばい焼室内の視認性が損なわれることが少ない利
点がある。
さらに、実用新案登録請求の範囲第2項の考案によれ
ば、取手を脚部として利用しオーブントースタの不使用
時に横長形状なオーブントースタを倒置して,立てて保
管しておくことにより、オーブントースタの保管時の占
有スペースを小さくすることができる。
(実施例) 以下、図に示す一実施例について説明する。
第1図および第2図において、1はオーブントースタ、
2はドアであり、この実施例のオーブントースタ1にお
いてはドア2の開閉操作に連動して焼き網3がばい焼室
4から突没するように構成されている。
このオーブントースタ1は、第3図に示すように、略円
筒状、横長形状をなすケース5と、このケース5の両端
を閉塞する主枠6,7とでばい焼室4が形成され、このば
い焼室4内にはヒータ8,9と前記焼き網3と反射板11と
が後述のように配置される。
前記ケース5の周面には、ばい焼室4への食品等の出し
入れ口12となる開口と、くず受け皿13の取出口14となる
小さな開口とが形成されている。
一方、前記主枠6,7は、前記ケース5の両端を閉塞して
ばい焼室4を構成する部材であるが、同時にばい焼室4
の内部に配置されるヒータ8,9や焼き網3等の各種の構
成部品を支持するものであり、第4図に大きく図示する
ように、2段に形成された周面を有する円板状の部材
で、これらの主枠6,7は互いに対称形に形成されてい
る。
すなわち、これらの主枠6,7は、これらの中央部に形成
された平坦部6a,7aと、これらの平坦部6a,7aの外側の周
面に形成された第1の段部6b,7bと、これらの段部6b,7b
の反平坦部側に形成された立ち壁部6c,7cと、これらの
立ち壁部6c,7cの外側の周面に形成された第2の段部6d,
7dと、これらの第2の段部6d,7dの反立ち壁部側に形成
されたフランジ部6e,7eとからなる。
そして、前記平坦部6a,7aのそれぞれには、焼き網3の
案内用のスリット15が略直径上に形成されており、この
スリット15の手前側には焼き網3の手前側端部を支持す
るピン16が、さらに反ばい焼室側には後述のアーム20用
枢軸となるピン17がかしめ固定されている。
さらに、前記スリット15の上下には、ヒータ8,9の設置
穴18が形成され、該平坦部6a,7aの周縁部には前記反射
板11の端部に形成されたツメ11aを屈曲して結合する結
合穴17が形成されている。
前記第1の段部6b,7bには、後述のアーム20用のスリッ
ト19が周方向に長く形成され、前記立ち壁部6c,7cには
後述するようにドア2が摺動する案内溝21,22がそれぞ
れ形成され、これらの案内溝21,22はその下部において
第2の段部6d,7dに連続する切欠部が形成されている。
そして、これらの主枠6,7には、次のように各種構成部
品が装着される。
まず、一方の主枠7の平坦部7aに形成されたスリット15
には、焼き網3の先端に一体に形成され外側方に突出し
た軸部3aを貫通させて設置し、また、ヒータ用設置穴18
にはヒータ8,9の端部を挿通して設置する。
また、反射板11の縁部に形成されたつめ11aを主枠7に
形成された結合穴17に挿通して折り曲げて結合する。
そして、その外側にはケース5を主枠7の第2の段部7d
に圧入固定しており、ビス等は一切用いられずコストダ
ウンが図られるとともに、前記反射板11はケース5の内
面側に間隔をおいて設置され、これら反射板11とケース
5との間の空間はドア2の収容空間となっている。
しかして、他側の主枠6を装着してケース5の他端を閉
塞することによって、ばい焼室4が形成されている(第
4図)。
なお、前記主枠6,7の第2の段部6d,7dの下部と、これに
対応するケース5の周面とには、多数の透孔28,29が形
成されており、前記主枠6,7と後述する側板41,42との間
に形成された空間を大気に連通するようにしてあるが、
これは、これらの空間内には電気部品が設置され、これ
らの冷却を図るためである。
一方、ドア2は、第5図に示すように構成され、第6図
および第8図に示すようにして前記ばい焼室4の前面に
装着されている。
まず、ドア2の構成を説明すると、ドア2はドア枠31
と、その内側に入る外形を有するガラス押え32によって
ガラス33とドア軸34,35とが挟持されている。
これらのドア軸34,35の両側にはドア枠31の幅より大な
る位置にスットパ部34a,35aが形成されており、ドア2
の位置を規制している。
また、ガラス33の位置は、ガラス押え32の開口端に形成
された壁によって規制されている。
ドア枠31には、ねじ部を有するドア用取手36がケース5
等への組付後にねじ付けられる。
このようにして組立られたドア2の両端に突出したドア
軸34,35をアーム20(このアーム20については、すぐ後
で説明する)の穴20bに通し、その外側には四ふっ化エ
チレン樹脂からなるチューブ37をドア軸34,35上に挿入
固定して外れ止めとする(第6図)。
アーム20は第9図に示すように「く」の字に屈曲したア
ームで、その屈曲部と、上端には小穴20a,20bが形成さ
れ、下端には長孔20cが形成されたものであり、前記ピ
ン17によって屈曲部に形成された小穴20aが枢支され、
このアーム20の上端に形成された小穴20bはドア軸34と
連結され、アーム20の下端に形成された長孔20cは前記
焼き網3の軸部3aに連結され、ドア2の開閉動作に連動
して焼き網3を出し入れする連動機構を構成するもので
ある。
次に、ドア軸34,35をケース5の開口部12の切欠12aから
差し入れ、該切欠12aに臨んで位置する主枠6,7の第2の
段部6d,7dの切欠部を経て、案内溝21、22に位置させ
る。これと同時にアーム20を主枠6,7の第1の段部6b,7b
に形成されたスリット19に挿通する(第7図および第8
図参照)。
そして、前記アーム20の小穴20aに主枠6,7に設置された
ピン17を挿通して回動可能とし、プッシュナット等で外
れ止めをする。
また、前記アーム20の長孔20cには、焼き網の軸部3aが
挿通され、同様に回動可能でかつ外れ止めとしてプッシ
ュナットで固定される。
このようにドア2が装着されたケース5の両端には、主
枠6,7の外側から以下のように構成された側板41,42がは
め込まれている。
これらの側板41,42の内側端面には、環状溝46が形成さ
れており、この環状溝46にケース5と主枠6,7の縁部を
合わせてはめ込み、両者の結合を強固なものとしてい
る。
一方の側板41には、ばい焼時間を設定するためのタイマ
ー43と電源コード44とが予め組付けられており、該側板
41に形成された透孔41aから前記ヒーター8,9等の内部配
線作業を行なう(第3図参照)。
そして、これらの両側の側板41,42には、オーブントー
スタ1を移動する場合の取手45が上部にビス止めされて
いる。
これらの取手45の反ばい焼室側の端部は、略円筒状をな
すオーブントースタ1のケース5の軸方向に対して直角
な平面に形成されており、後述の置台51に突出して形成
したコードフック52の端部とともに、前記軸方向に対し
て直角をなす同一平面に位置し、オーブントースタを立
て置きした場合の脚部となるようになっている。
このように、オーブントースタ1のケース5両端に側板
41,42が装着された外側には、下方から置台51がはめ込
まれ、ねじで取付けられている。
側板41側となる置台51の側面下部には、2つの突部が形
成され、これらの突部によって電源コード44を巻きつけ
て保管するためのコードフック52が形成されている。
そして、このコードフック52の先端位置は、前記取手45
と同一の軸方向に直角の平面内に位置して、オーブント
ースタ1の立て置き時の脚部の機能を奏するようになっ
ている。
以上のように構成されたオーブントースタ1のドア2を
開放操作すると、アーム20を介して焼き網3は手前へ移
動し、この際ドア2が後退した位置となるので焼き網3
の上方に大きい開放スペースが形成され、調理物等の出
し入れが容易にできる。
また、ドア2を開放した場合に、ドア2が反射板11とケ
ース5との間の収容空間に収納されるために、ドア2を
開放してもドア2が占有スペースを増加しないので、比
較的狭いスペースでも使用することができる。
そして、このようにドア2の開放状態において、ドア2
が反射板11とケース5との間の収容空間に収納されてい
るので、食品等のばい焼室4への出し入れ操作に伴って
食品等をドア2のガラス33に付着させることが無く、ガ
ラス33が汚れずばい焼室4の視認性を損なうおそれが軽
減される。
さらに、加熱調理後においても高温のガラス33が露出し
ないので、食品の出し入れ操作の際に高温となったドア
2に手を触れるおそれも少なくなり、高温のガラス33に
水をはねかけてガラス33を破損するおそれも少なくな
る。
そのうえ、置台51のコードフック52として設置した突部
と側板41の取手45の端面とを面一としてオーブントース
タ1の軸方向に直角の面上に位置させてあるから、オー
ブントースタ1の保管時において立てて収納することが
でき、保管時に狭い面積に保管することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、実用新案登録請求の範囲第1項記
載の考案によれば、オーブントースタの使用時にドアを
開閉する場合、ドアはケースの周面に沿って周方向に移
動してばい焼室が開閉されるので、開閉操作のために占
有スペースを格別に確保しておくことが不要となり、オ
ーブントースタの占有スペースを低減することができ
る。
そのうえ、加熱調理後の食品等をばい焼室から取り出す
際に、ドアが露出せず,ケースと反射板との間に収容さ
れるので、ドアの高温のガラス板に水がかかってガラス
板が破損することを防止することができる。
また、食品等の出し入れを行なうべきドアの開放時に、
そのドアがケースと反射板との間に収容されるので、ド
アに食品等が付着しにくく、ドアのガラス板の汚れが軽
減し、ばい焼室内の視認性が損なわれることが少ない利
点がある。
さらに、実用新案登録請求の範囲第2項記載の考案によ
れば、取手を脚部として利用し、オーブントースタの不
使用時に横長形状のオーブントースタを倒置して保管し
ておくことにより、オーブントースタの保管時の占有ス
ペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に関し、第1図は実施例の外観斜視図、
第2図はドアを開いた外観斜視図、第3図は分解斜視
図、第4図はばい焼室部分の分解斜視図、第5図はドア
の組立説明図、第6図はドア軸とアームの接続説明図、
第7図はばい焼室の端部を示す斜視図、第8図はドアの
組付説明断面図、第9図はドアと焼き網の連動構成を示
す概念図、第10図は従来例の斜視図である。 1;オーブントースタ、2;ドア、 4;ばい焼室、12;出し入れ口(開口部)、 45;取手。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側にばい焼室が形成される円筒状のケー
    スであって、そのケースの周面に開口部を形成し、ドア
    枠とガラス板とからなるドアを、前記ケースの内周面に
    沿って周方向に摺動可能として前記開口部を開閉可能に
    構成したオーブントースタにおいて、 反射板を前記ケースの内側に間隔をおいて設置し、前記
    ケースの内周面と前記反射板との間に前記ドアの収容空
    間を形成したことを特徴とするオーブントースタ。
  2. 【請求項2】内側にばい焼室が形成される横長形状のケ
    ースの一側面に開口部を形成し、この開口部をドアで開
    閉可能に構成するとともに、前記開口部を有する面に隣
    接する側面に取手を設置したオーブントースタにおい
    て、 前記取手の端面と前記側面における取手以外の部位の最
    外端とを同一の垂直面内に位置させ、前記取手と前記部
    位の最外端とを脚部として倒置可能とすることを特徴と
    するオーブントースタ。
JP1988112880U 1988-08-29 1988-08-29 オーブントースタ Expired - Lifetime JPH0643604Y2 (ja)

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JP1988112880U JPH0643604Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 オーブントースタ

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JPH0234903U JPH0234903U (ja) 1990-03-06
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615446U (ja) * 1979-07-16 1981-02-10
JPS6038085Y2 (ja) * 1979-10-11 1985-11-14 三洋電機株式会社 電気オ−ブン

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JPH0234903U (ja) 1990-03-06

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