JPH0643148A - 多種溶媒配送システム - Google Patents

多種溶媒配送システム

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JPH0643148A
JPH0643148A JP5039953A JP3995393A JPH0643148A JP H0643148 A JPH0643148 A JP H0643148A JP 5039953 A JP5039953 A JP 5039953A JP 3995393 A JP3995393 A JP 3995393A JP H0643148 A JPH0643148 A JP H0643148A
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ダニエル・ジーン・ジェームソン
Robert W Allington
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/34Control of physical parameters of the fluid carrier of fluid composition, e.g. gradient
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D11/00Control of flow ratio
    • G05D11/02Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material
    • G05D11/13Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means
    • G05D11/131Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means by measuring the values related to the quantity of the individual components

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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スーパクリティカル液体システムにおける溶
媒組成を制御する多種溶媒配送システムを提供する。 【構成】 第1のポンプ20が第1の溶媒を第1の管路
82を経てミキサ26へ排出し、第2のポンプ22が第
2の溶媒を第2の管路102を経てミキサへ排出する。
第1および第2のトランスジューサが、第1および第2
の管路内の圧力を測定して、圧力に比例する第1および
第2の信号を生成する。コントローラ12により、各圧
力信号は、対応するプログラム14された濃度信号で乗
じられ、フィードバック・システムにおいてプログラム
された圧力と比較されて誤差信号を生じる。コントロー
ラは、誤差信号により、プログラマからの濃度信号によ
り乗じられて各ポンプの排出量を制御する。ポンプは、
運転の開始時に各液体を一時に1種ずつ加圧する。加圧
プロセスはまた、長期の運転において1つのポンプから
他のポンプへ配送が切換えられる時、乱流のない流れを
生じるために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種の異なる溶媒を勾
配溶離液体クロマトグラフィにおけるカラムへ配送する
ため使用されるシステムの如き多種液体配送ポンプ・シ
ステム、あるいは液体抽出における圧力容器、あるいは
流出液を一つのシリンジ・ポンプから他のシリンジ・ポ
ンプへ切換えて中断あるいは液体の撹乱を生じることな
く連続的な液流を生じるため使用されるシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ある種の多重ポンプ液体配送システムに
おいては容器あるいはカラムへ配送される液体圧力を制
御することに、またあるこのような圧力制御システムに
おいては例えば異なる液体の比率の如き組成を制御する
ことに努力が払われてきた。制御された圧力および組成
を用いるこのようなシステムにおいては、流量が複数の
異なるポンプの各々から制御される。排出モータを制御
し、これにより所定の組成および適正な圧力に対する適
正な流量を維持するため、圧力がトランスジューサによ
り測定され1つ以上の信号がフィードバックされる。こ
れらのシステムは、極端に厳格な液体クロマトグラフィ
において、また多種の溶媒を使用する極端に厳格な液体
抽出システムにおいて特に重要である。
【0003】米国特許第5,071,562号に開示さ
れるこのような種類の1つの従来技術システムにおいて
は、2種の異なる液体に対する2個のシリンジ・ポンプ
が勾配コントローラにより流量について独立的に制御さ
れ、圧力は2つのポンプ間で機械的なミキサにより均等
化され、これにより第1の即ち1次液体のみがプログラ
ムされた流量で流れるがプログラム制御下の第2のポン
プは第1のポンプ圧力と等しい圧力を形成して、液体が
クロマトグラフィのカラムに流れる時均等な圧力がミキ
サ内で混合される液体に加えられるようにする。この圧
力均等化機構は、機械的構造においてミキサと組合わさ
れる。
【0004】このシステムは、比較的複雑であり、2個
のポンプのみに対して適合する。フィードバック回路を
用いて不安定性を制御することは公知である。シリンジ
・ポンプを含む単一の液流システムにおける過渡的な不
安定性を制御する1つのこのようなシステムは、Hel
merの米国特許第4,043,906号に開示されて
いる。このようなシステムは、多段階のフィードバック
・システムを用いて過渡的状態に対して充分な減衰を生
じる。適正な組成を提供すると同時に安定性を維持する
ように圧力を制御する多溶媒システムに対してこのシス
テムをどのように適合させるかについての開示はない。
これは、圧縮性の故に極端に厳格な液体を使用する時に
特に重大な問題である。
【0005】Brownleeの名義の米国特許第4,
347,131号に開示される別の従来技術システムに
おいては、機械的に操作される弁を備えた連続的に流れ
るポンプ・システムが開示される。このシステムは、反
復的に動作する2個のシリンジ・ポンプを使用する。し
かし、流れを撹乱することなく1つのポンプから別のポ
ンプへ転送するためにシステムの弁あるいは他の部品が
どのように自動的に作動させられるかについての開示は
ない。米国においては、類似のポンプがChromat
ramix社により市販されている。
【0006】一般に、圧力トランスジューサは、撹乱を
生じることなく液体の流れの転送を阻止するため弁を自
動的に制御するため使用されるべく、流動系における多
数の地点で圧力を測定する精度において充分に整合され
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とするこ
とは、液体の混合を監視するための高精度の圧力トラン
スジューサはなく、混合液中に排出される各成分を監視
する通常精度の唯1つの圧力トランスジューサを有する
多種液体配送システムの提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、液体制御システムは、それぞれ異なる供給源から排
出する少なくとも1つの第1および第2のポンプを含
む。この第1および第2のポンプの各々は、対応する第
1および第2のポンプ出力管路を有する。第1および第
2の管路から流出する液体を合流させて合成液流を得る
手段が設けられる。
【0009】本システムは、(1)合流液体の圧力を表
わす第1の信号を生じる回路手段と、(2)第1の信号
を基準圧力信号と組合わせて誤差信号を得る手段と、
(3)前記第1のポンプ手段により前記第1の管路に対
し合流液体で排出される第1の液体のプログラムされた
濃度を表わす第2の信号を生じ、かつ前記第2のポンプ
手段により前記第2の管路内へ排出される合流液体にお
ける第2の液体のプログラムされた濃度を表わす第3の
信号を生じるプログラム手段と、(4)前記第2の信号
により誤差信号を乗じて第4の信号を得、この第4の信
号を用いて第1のポンプ手段の送量を制御する手段と、
(5)前記第3の信号により前記誤差信号を乗じて第5
の信号を得、この第5の信号を用いて前記第2のポンプ
手段の流量を制御する手段を含み、これにより前記合成
液体の濃度および圧力が制御されることを特徴とする。
【0010】前記回路手段は、前記第1のポンプ手段の
第1の流出管路における圧力を測定するよう配置された
第1のトランスジューサ手段を含むことが望ましい。更
に、本システムは、前記第3の信号により前記圧力信号
を乗じる手段と、前記第2のポンプ手段の流出圧力を測
定する第2のトランスジューサ手段と、第4の信号によ
り前記第2のトランスジューサ手段からの信号を乗じる
手段と、前記第3および第4の信号を組合わせる手段と
を含み、これにより合成された流量の圧力を表わす信号
が、複数のポンプの各々の出口における圧力信号から得
られる。
【0011】第1の弁は、液体の流れを合流させる前記
手段と液体を使用する手段との間の流動回路内にあり、
この弁を液体制御システムの始動時に閉路させる手段が
ある。第2の弁は、前記液体を使用する手段の出口と連
通し、前記液体制御システムの始動手順の第2段階にお
いて閉路されるようになっている。
【0012】第1の逆止弁は、第1の信号を生じる前記
手段の下流側および前記第1および第2の管路からの液
体の流れを合流させる前記手段の上流側で、前記第1の
出口管路と接続され、第2の逆止弁は、第2の信号を得
る前記手段からの下流側および液体を合流させる前記手
段からの上流側で、前記第2の出口管路と連通し、これ
により前記第1および第2の逆止弁が前記第1および第
2の出口管路手段からの流れが液体を合流させる前記手
段に流入することを許容し、また液体を合流させる前記
手段からの前記第1および第2のポンプ手段への流入を
それぞれ制限する。
【0013】検出手段は、前記第1の出口管路がプログ
ラムされた圧力に達する時を検出して、前記第2の出口
管路における圧力の増加を開始する。前記第1および第
2のトランスジューサの一方からの圧力の特性における
急激な変化を検出する手段が設けられ、これにより逆止
弁の開路が検出される。逆止弁の検出された開路は、対
応するポンプの速度をプログラムされた排出流量に変化
させる。
【0014】前記ポンプの少なくとも2個の供給圧力
を、共通液体ポートに対するそれらの対応する逆止弁が
開いたことを検出することにより整合させる手段が設け
られ、ポンプが同じ供給圧力にあることが知られる間複
数のトランスジューサの圧力信号を整合するように調整
する手段が設けられ、圧力整合情報を用いて時間を短縮
して多重ポンプ液体供給システムにおけるポンプ行程間
の圧力を均衡させる目的のため圧力整合精度を改善す
る。
【0015】逆流防止用逆止弁が、ポンプ液体出口と1
次液体供給ポンプである1つのポンプを除く全てのポン
プにおけるミキサとの間に含まれ、1次液体供給ポンプ
の圧力と整合するように2次ポンプの圧力を変化させる
ように、前記ポンプの加圧を制御する手段が設けられ
る。本システムは、逆流防止用逆止弁の下流側の共通混
合管路における圧力を測定して、この圧力に比例する信
号を生じるため設けられた圧力トランスジューサ手段を
含む。前記圧力信号の変化を検出して、2次ポンプの圧
力均等化を表示する手段が設けられ、また圧力が等しい
ことが検出された後制御された圧力または流量における
ポンプの液体供給を制御する手段が設けられる。
【0016】液体流動システムに溶媒を供給する方法
は、流路内の圧力が予め定めた設定点圧力値に達するま
で、第1の液体を第1のポンプから液体システムの上流
側に配置された弁へ供給することを含む。本方法は、第
1の液体の圧力を、第2のポンプと前記設定点圧力の弁
との間の流路におけるトランスジューサからフィードバ
ック回路により制御し、前記液体システムの下流側への
流れを許容するため前記弁を自動的に開き、圧力が安定
するまで液体を排出して、このプロセスが完了するまで
排出を継続することを特徴とする。
【0017】前記液体システムの下流側の液体は第2の
弁で阻止され、第2の液体が予め設定された圧力より低
い圧力まで予め定めた圧力増分だけ排出され、前記第2
の弁が開かれ、前記第2の液体の圧力は前記予め設定さ
れた圧力値まで増加され、前記第2の液体の圧力は、第
2のポンプと前記第1の弁との間の流路にトランスジュ
ーサを有するフィードバック・システムにより制御され
る。第1および第2の液体は、この第1および第2の液
体が流れ前記第2の弁が開かれた後、一定流量モードか
あるいは一定圧力モードのいずれかで押圧される。
【0018】更に、圧力信号は、前記第2のポンプと前
記第1の弁との間の管路において、プログラムされた全
液体量に対する前記第2の液体の比であってシステムへ
送られる最終的な混合液のプログラムされた比率で乗じ
られて積を生じ、この積は設定点の値と比較され、前記
第1のポンプの排出流量は、全液体量に対する前記第1
の液体の比により乗じられた誤差信号であって前記比較
からの誤差信号により制御されて第2のポンプを制御す
る。
【0019】多種液体供給システムは、液体の比率を制
御する勾配制御システムの制御下で複数の異なる液体を
ミキサへ排出する複数のポンプを含む。各液体流の圧力
は、逆止弁の上流側で監視され、監視された圧力を用い
て最終的な液体の組成と圧力の双方に従って、排出流量
を制御するフィードバックを生じる。カラムまたは抽出
容器の流入ポートと連通する管路に弁が接続され、異な
る弁がカラムまたは抽出容器の流出ポートと連通する管
路に接続される。
【0020】このため、排出速度は適正な組成を生じる
ように各ポンプについて制御され、最初の液体量が別の
ポンプからの液体より大きな1つのポンプからの液体圧
力により生じる変動もなくプログラムされた圧力を生じ
る。本システムはまた、組成を形成する各液体の排出流
量を制御することにより逆流問題を回避しながら、混合
液の組成および圧力を制御する。
【0021】シリンジ形式のポンプの運動速度が混合液
に分配される液体量に従って制御されるシリンジ形式ポ
ンプが使用されることが望ましい。しかし、シリンジ・
ポンプ内の液体の弾性即ち圧縮性および流動性が、加圧
中のポンプの1つに対する逆流の回避を困難にする。タ
イミングが制御されねばならず、また著しい圧力異常が
許容できなければ、更に困難となる。
【0022】動作において、1次液体は最初に、閉鎖さ
れたカラムあるいは抽出容器の流入および流出ポートと
連通する弁により排出される。一つの液体のみが使用さ
れる場合は、上流側弁が所定圧力に達した時開かれ、次
いで下流側弁が開かれ、その後この圧力を維持するよう
にポンプ速度が制御される。ポンプは、液体が供給され
る圧力を測定する液体流中のトランスジューサからフィ
ードバック回路により制御することができる。
【0023】複数の異なる液体が最終的な液体組成を形
成するためミキサへ排出される時、本システムは、最初
に1次液体で加圧され、カラムまたは抽出容器に対する
上流側および下流側弁は閉じられる。次に、カラムまた
は抽出容器に対して上流側の弁が開かれ、システムは1
次液体により再び加圧される。カラムまたは抽出容器に
対して上流側の弁は、ある実施例においては手動で開か
れ、また他の実施例においては、圧力の変化率の安定を
検出することにより、また圧力誤差の大きさが閾値より
小さいことを検出することにより自動的に開かれる。
【0024】圧力容器あるいはクロマトグラフのカラム
あるいは他の収受手段に対する弁が開かれる時、圧力低
下が1次液体の流路において検出される。この不安定性
は、他のポンプがその圧力を増加し始める前に1次ポン
プのポンプ速度を制御することにより除かれる。完全手
動システムにおいて、圧力がプログラムされた圧力に戻
ると、他のポンプは液体流のレベルより僅かに低いレベ
ルへ増加される。しかし、このステップは、圧力低下を
検出して、圧力変化率が停止し1次液体の圧力がプログ
ラムされた圧力値におけるレベル圧力まで上昇した時、
低下が検出された後の時点に他のポンプの排出量を増加
し始めることにより自動的に行われる。
【0025】逆止弁の圧力の下流側が上流側の圧力を越
える時各ポンプからの各管路が逆止弁により閉路される
ため、他のポンプとその上流側の逆止弁との間の比較的
低い圧力管路への加圧された主液体流からの逆流が回避
され、これにより1次ポンプからの逆流による液体流の
不安定性の危険を低下させる。逆止弁はまた、異なる溶
媒の不測の混合をも防止する。
【0026】2次ポンプからの液体流が比較的低い圧力
で安定させられると、関連する流量が確立されるまで圧
力傾斜(ramp)は圧力制御モードにおける圧力を上
昇し始め、次いで2次ポンプがこの流量における流量制
御モードへ切換えられる。
【0027】圧力をサンプリングして始動時の圧力に基
くようにこれを保持することにより、傾斜のオフセット
が確立される。この傾斜の勾配は、逆止弁は開く時過剰
制御を防止するため一般的な低さであるが、抽出または
分析時間と比較して妥当な時間で圧力を整合させるに充
分な低さになるように選定される。必要な時間は、圧力
トランスジューサ間の整合の精度即ち程度に依存する。
【0028】一旦確立されると、許容されるならば、逆
止弁が開く平衡状態に達するまで圧力の傾斜はこの勾配
で上昇し続け、適当な流量(あるいは組成)が確立され
る。ポンプからの液体が1次液体により生じる圧力によ
る逆止弁の反対側の圧力により制限されるため、圧力は
逆止弁が開く時平衡状態に急速になる。このプロセス
は、各ポンプからの液体がプログラムされた圧力および
組成になるまでシステムにおける他のポンプに対して反
復される。このような圧力平衡手段はまた、一定組成の
連続流の制御された流量あるいは制御された圧力システ
ムにおける1つのポンプから次のポンプへの平滑な切換
えのためポンプ圧力を整合させるためにも使用できる。
【0029】より高度な整合を達成するために、圧力ト
ランスジューサは特定の動作条件に対して較正されるべ
きである。この較正は、手動によりあるいは自動的に行
うことができる。上記の圧力平衡の記述において、2次
ポンプの出口における逆止弁が開いた後、2つのポンプ
圧力が整合することが判る。この時、圧力信号が比較さ
れて、トランスジューサ信号を整合させる以降の均衡に
おいて使用される補正要因を提供し、これにより均衡時
間を短縮する。
【0030】圧力を均衡化し、多重ポンプ・システムの
トランスジューサ信号を相互に一致させるよう較正する
別の方法は、全ての逆止弁が開いて液体が流れるまでシ
ステムにおける全てのポンプから液体を同時に供給する
ことである。各ポンプにおける液体の始動圧力、体積お
よび特性が既知であるので、何時逆止弁を開くのに充分
な液体が各ポンプから排出されたかを決定することがで
きる。逆止弁が開くまで、ポンプは閉じられた空間内で
液体を圧縮する。逆止弁が開いた後、全てのポンプは同
じ圧力にある。この時、信号を整合させる補正ファクタ
を決定するため、圧力信号を比較することができる。ト
ランスジューサは、逆止弁が開いて液体が流れることが
判っている時何時でも較正することができる。
【0031】圧力を均衡させて多重ポンプ・システムの
トランスジューサ信号を整合のため較正する更に別の方
法は、手動あるいは自動弁を用いて圧力を強制的に整合
させるため共通流路によりトランスジューサを一時的に
結合し、この弁を圧力信号を一致させることが要求され
る時に開くことである。整合圧力により、圧力の補正フ
ァクタが計算される。
【0032】一旦全てのポンプが1つずつ流動状態にお
いて制御組成(composition)に置かれる
と、カラムまたは抽出容器に流入する液体の濃度および
圧力はフィードバック・システムによりプログラムされ
た値に維持される。一定圧力作動モードでは、異なる流
量の制御信号が各ポンプに対して生じて、このポンプの
流量をプログラム濃度に比例するよう制御する。これら
の信号は、プログラムされた圧力を表わす設定点信号と
比較されて誤差信号を生じるシステム圧力を表わす1つ
のフィードバック信号から得られる。この誤差信号を用
いて、各ポンプに対して勾配プログラマの制御下で流量
ファクタを乗じることにより異なる流量信号を生じる。
【0033】望ましい実施例においては、カラムまたは
抽出容器と同一管路に直接結合された1つのトランスジ
ューサから得ることもできるが、クロマトグラフあるい
は抽出の運転中のシステムの圧力信号が、ポンプ出口と
管路に対する逆止弁との間の各管路におけるトランスジ
ューサから決定される。しかし、トランスジューサは、
ポンプが管路に置かれる期間中ポンプ出口とその逆止弁
間の各管路において使用され、別のトランスジューサを
付設するよりも同じトランスジューサを使用することが
経済的である。
【0034】液体ミキサと結合される圧力トランスジュ
ーサは、システム圧力の測定のため使用することができ
る。従って、関連する逆止弁が開かれるどのトランスジ
ューサも正確に圧力を生じることができる。この逆止弁
が低い流量時に閉じる危険の故に、システム圧力を表わ
すため全ての使用可能なトランスジューサを使用するこ
とが望ましい。
【0035】1つのシステム圧力を生じるのに各ポンプ
と関連するトランスジューサを使用するためには、トラ
ンスジューサからの各信号をトランスジューサが測定中
である管路内の液体のプログラムされた比率を表わす因
数で乗じ、この乗じられた信号がシステムのフィードバ
ック圧力信号を生じるため加算される。このように、フ
ィードバック・システムは、ポンプ出口およびこのポン
プに対する逆止弁を含む流路における圧力トランスジュ
ーサによりカラムまたは抽出容器に供給される液体の圧
力と濃度の双方の制御を可能にする。
【0036】以上の説明から、本発明の液体供給システ
ムが下記の幾つかの利点を持つことが理解されよう。即
ち、(1)通常精度の最小数のトランスジューサを使用
する故に比較的廉価であり、(2)液体の安定した圧力
制御および制御された組成を提供し、(3)高圧におけ
る混合により生じるポンプへの逆流を避け、(4)逆止
弁の下流側における不均一な圧力による流れの停止を避
け、(5)差動ポンプ動作が液体の混合流の流量および
組成の双方の制御を可能にし、(6)1つのポンプから
次のポンプへ切換える時圧力あるいは流れの乱れを生じ
ることなく多数のシリンジ・ポンプの自動再充填からの
連続的な流れを可能にすること。
【0037】本発明の上記および他の特徴については、
添付図面に関して以降の詳細な記述を考察すれば更によ
く理解されよう。
【0038】
【実施例】図1において、コントローラ12と、濃度プ
ログラマ14と、液体供給システム16と、混合液受取
り装置18とを備えた分離システム10のブロック図が
示され、前記装置18は、例えば使用がスーパクリティ
カル(supercritical)液体クロマトグラ
フ・システムあるいはスーパクリティカル液体抽出器で
よい。濃度プログラマ14、コントローラ12および液
体供給システム16を含む液体配送システムは、主とし
て、混合液の組成の圧力および濃度を制御しながら、単
一あるいは複数の液体を受取り装置18へ供給するため
のものである。
【0039】濃度プログラマ14は、個々の成分の濃度
を表わす信号を与え、制御された圧力における液体供給
システム16からの液体流における成分に変化を生じる
ようにプログラムされる。当技術においては適当濃度の
プログラマが公知であり、濃度プログラマ14自体は、
勾配プログラマとしてコントローラ12および液体供給
システム16と共働する限りこれを除いて、本発明の一
部をなすものではない。この装置は、多くのアナログ勾
配プログラマが公知であるが、望ましい実施態様におい
てはディジタルによる百分率の組成を表わす調時された
信号を提供する。無論、アナログ系が使用されるなら
ば、これをコントローラ12に接続するために互換性の
あるインターフェースが必要となろう。同様に、当技術
においては、多くの使用がスーパクリティカル液体抽出
システムおよびクロマトグラフ・システムがある。
【0040】液体供給システム16は、コントローラ1
2から混合される各液体に対して使用される排出流量を
示す信号を受取り、これを装置18へ送る。信号は、液
体供給システム16からコントローラ12へ送られて、
個々の液体が混合される前のこれら液体からの等しくな
い管内圧力と、安定状態にある時の各管路内圧力とを示
す。このように、流量は、例え圧縮し得る液体の場合
も、混合液体流の圧力が一定に維持される間、比例的に
予め選定された総量に維持される。
【0041】液体供給システム16は、第1、第2およ
び第3のポンプ・システム20、22、24と、ミキサ
26とを含む。各ポンプ・システムは、ミキサ26と連
通する出力管路を含み、ミキサ26は、装置18と連通
する出力管路を有する。ポンプ・システム20、22、
24は、コントローラ12から電気信号を受取って流量
を制御し、圧力信号を再び圧力トランスジューサからコ
ントローラ12へ提供する。どのような数のシステムも
使用できるが、説明のため3個のポンプ・システムが図
1に示される。
【0042】このような構成により、ポンプ・システム
20、22、24は、一時に1つのポンプが作動圧力ま
で増加されるように、ポンプ・システムを越えてミキサ
26に対する安定な作動圧力が制御されるように、それ
ぞれこれらの流量について制御される。ポンプ毎の作動
圧力は、コントローラ12へフィードバックされる圧力
信号における変化により検出される。
【0043】図2において、圧力制御回路30、第1、
第2および第3のポンプ制御回路32、34、36、濃
度および流量制御回路38、および圧力およびモード選
択回路40を有するコントローラ12のブロック図が示
される。濃度および流量制御回路38は、濃度プログラ
マ14(図1)、圧力制御回路30、およびポンプ制御
回路32、34、36から信号を受取り、これら信号を
用いてポンプの流量を制御する。流量の制御のため、濃
度および流量制御回路38もまたポンプと接続されて、
排出量(pumping rate)を制御する信号を
供給し、かつフィードバック圧力信号を受取る。
【0044】濃度および流量制御回路38は、下記の如
くコンピュータの制御下で自動的に、あるいはスイッチ
などにより手動で調整される。即ち、(1)他のポンプ
あるいは圧力制御とは独立的に動作する幾つかのポンプ
を選択し、あるいは(2)ポンプが所定の背圧で安定化
のため一定流量条件下で排出するまで固定された流量に
おけるポンプ圧力を変化させて、ポンプが、所定の背圧
に達した後ポンプからの最終的圧力および最終的濃度と
関連するフィードバックにより制御されるようにするこ
と。
【0045】圧力およびモード選択回路40は、ポンプ
制御回路32、34、36と接続されて、予め加圧され
た条件、あるいは第1のマスター・ポンプの背圧を記録
する背圧の如き条件を選定し、あるいは第1のポンプの
圧力へ変化させる。この圧力モード選択回路40は、こ
れらの出力および幾つかの設定点フィードバック信号の
いずれかをポンプ制御回路32、34、36に接続する
ことができる。この目的のため、圧力およびモード選択
回路40は、圧力ディップ(dip)検出器50と、シ
ステム圧力設定点42、個々のポンプ圧力設定点44、
第1モード選択スイッチ46および第2モード選択スイ
ッチ48を含む。望ましい実施態様においては、圧力お
よびモード選択回路40はディジタル的に構成される。
【0046】圧力ディップ検出器50は、ポンプ制御回
路32から圧力変化を受取るように電気的に接続され
て、カラムあるいは抽出容器に対する弁の開度を表わす
急激な一時的圧力低下即ちディップを受取る。この信号
は、計器その他の器具においてあるいは自動的に検出さ
れて、システムを最初に加圧した1次ポンプ以外の別の
ポンプによる固定圧力傾斜(ramp)の生成(ins
titution)タイミングを決定するため使用され
る。モード選択スイッチ46、48は、それぞれポンプ
制御回路34およびポンプ制御回路36に接続され、次
の3つの位置のいずれかに安定し得る。即ち、(1)低
い圧力値に保持される予め加圧された位置、(2)低い
排出圧力における圧力を追従するようにポンプ制御回路
32により制御される如きマスター制御ポンプの出力に
おける圧力より低い値を表わす信号に接続される位置、
および(3)ポンプの出口圧力がシステム圧力に置かれ
る時使用される圧力上昇変化により制御される位置であ
る。
【0047】図3において、上流側弁60、スーパクリ
ティカル液体クロマトグラフ・システムまたはスーパク
リティカル液体抽出システム62および下流側弁64を
有する液体受取り装置18であってスーパクリティカル
液体クロマトグラフ・システムまたはスーパクリティカ
ル液体抽出システムが上流側弁60および下流側弁64
の両者と連通する液体受取り装置18のフロー図が示さ
れる。上流側弁60は、その入口ポートがミキサ26
(図1)の出口ポートと接続されその出口ポートがスー
パクリティカル液体クロマトグラフ・システムまたはス
ーパクリティカル液体抽出システム62の入口ポートと
接続されている。
【0048】このような構成により、1次ポンプが加圧
されるまで圧力制御された流れが上流側弁60により阻
止され、1次ポンプが加圧された時弁が開かれるが、下
流側弁64は、抽出容器またはクロマトグラフカラムも
加圧されるまで閉じられた状態を維持し、次いで最終的
に下流側弁64が開かれて液体流のシステム62内での
分離が達成される。流れが確立された後、2次ポンプが
加圧されて混合が開始される。
【0049】スーパクリティカル液体抽出システムは、
本願と同じ譲受人に譲渡された1990年7月13日出
願の米国特許出願第07/553,119号に開示され
たシステムでよい。ポンプは、同特許に開示されたポン
プでよく、特に米国ネブラスカ州68504、Linc
oln、Superior Street 4700、
私書箱5347のIsco社製の商標SFX 210の
下に市販されるスーパクリティカル液体抽出システム、
および米国ネブラスカ州、Lincoln、Super
ior Street 4700、私書箱5347のI
sco社により市販される100D/260Dシリンジ
・ポンプでよい。
【0050】図4において、第1のポンプ70、液体供
給源72、圧力トランスジューサ74、逆止弁76およ
び管路82を有するポンプ・システム20のフロー図が
示される。ポンプ70は、管路80を介してコントロー
ラ12(図1)に電気的に接続されて、これが管路82
を介して排出(pump)する第1の即ち1次液体を含
む液体供給源72に対するその排出量を制御する信号を
受取る。圧力トランスジューサ74は、管路82におけ
る液体と連通して液体の圧力を測定し、導体78を介し
てこの管路の圧力を表わす信号を与える。管路82はま
た、逆止弁76と連通して出口管路82を介してミキサ
26(図1)への流れを許容するが、管路82からポン
プ70へ戻る流れは阻止する。
【0051】このような構成により、圧力トランスジュ
ーサ74は、電気信号を導体78上のフィードバック信
号として再びコントローラ12(図1)へ与え、コント
ローラ12から導体80を介して信号を受取り、ミキサ
26(図1)へ排出される液体量を制御する。このフィ
ードバック信号は、システムを加圧して弁からスーパク
リティカル液体クロマトグラフまたはスーパクリティカ
ル液体抽出器へ与えられる勾配の一成分(compon
ent)を形成するように、ポンプ70の排出量を厳密
に制御するため使用される。
【0052】図5において、ポンプ90、液体供給源9
2、圧力トランスジューサ94、逆止弁96および管路
102を有するポンプ・システム22のフロー図が示さ
れる。このポンプ・システムは、ポンプ・システム24
(図1)と同じものであり、ポンプ・システム22のみ
について記述する。制御され、かつミキサ26(図1)
に対して液体を分配するポンプ・システム24および別
のポンプ・システムは、同じように接続され、ポンプ・
システム22と同じように動作する。
【0053】本システムにおいては、ポンプ90は、導
体104上でコントローラ12(図1)から信号を受取
ってこれが排出する排出量を制御し、導体106上に実
際の排出量を示すフィードバック信号をコントローラ1
2に対して与える。このポンプは、液体供給源92から
のその液体を圧力トランスジューサ94および逆止弁9
6と連通する管路102を介して、管路82(図4)に
おける管路が圧力トランスジューサ74および逆止弁7
6と連通する方法と同じ方法でミキサ26(図1)へ与
えるため供給する。
【0054】管路102における圧力に関する情報を供
給するため、圧力トランスジューサ94は、液体の適正
濃度および適正圧力を維持するためミキサ26(図1)
に与えられるべき液体供給源92からの液体量を適正に
表わすためポンプ90の排出速度の制御において使用す
るため、導体98および100(図1)を介して管路1
02内の圧力を表わす信号をコントローラ12(図1)
に対して与える。
【0055】図6において、第1、第2および第3の濃
度倍増器110、112、114と、第1および第2の
流量サンプル/保持回路116、118と、第1および
第2の流量入力スイッチ120、122とを備えた濃度
/流量制御回路38のブロック図が示される。第1の流
量入力スイッチ120は第2のポンプを制御し、第2の
流量入力スイッチ122は第3のポンプを制御する。望
ましい実施態様において、スイッチおよび濃度倍増器は
ディジタル形態で構成される。
【0056】第1、第2および第3のポンプを制御する
ため、第1の濃度倍増器110は導体148と電気的に
接続され、3位置の第1の流量入力スイッチ120の可
動アマチュアは導体150と電気的に接続され、第2の
3位置の流量入力スイッチ122の可動アマチュアは導
体152に電気的に接続される。これら導体は、流量入
力信号をポンプ・システム20、22、24(図1)へ
与えて、第1の流量入力スイッチ120と第2の流量入
力スイッチ122が、それぞれの圧力トランスジューサ
により与えられる測定値と、以下に述べる予備加圧の段
階に対する圧力設定点との間の圧力誤差とそれぞれ関連
する導体156、154上のポンプ制御回路34、36
からの信号を受取るため、第1の位置にそれぞれ接続さ
れる時排出量を制御する。この信号は、それぞれの圧力
をゼロの誤差に保つための所要の流量を指示する。
【0057】スイッチの第2の位置において、スイッチ
120、122のアマチュアはそれぞれ、流量サンプル
/保持回路116、118から異なる傾斜信号を受取
り、この傾斜信号によりポンプ・システム22、24の
対応するものが最終的なシステム圧力まで傾斜を生じさ
せる。第3の位置においては、前記アマチュアは、プロ
グラムされた濃度を提供するため要求される濃度倍増器
112、114の各々から流量を受取る。これら信号に
ついては、以下に記述する。
【0058】3位置スイッチ120、122の可動アマ
チュアがその第2の位置にある時、導体150、152
が、ポンプ・システム22、24とそれぞれ接続された
出力導体150、152からの信号を格納する流量サン
プル/保持回路116、118により与えられる圧力傾
斜排出量と等価の信号を、その各ポンプ・システム2
2、24(図1)に与える。
【0059】3位置スイッチ120、122がそれらの
可動アマチュアをスイッチの第3の接点に接続される
時、導体150、152は濃度倍増器112、114か
らの信号を供給して、それぞれポンプ・システム22、
24の排出量を制御する。濃度倍増器112、114
は、これも濃度倍増器110に接続される導体158に
電気的に接続される。
【0060】別の排出流量に対する信号を与えるため、
導体158は濃度倍増器110、112、114に接続
され、これに対してプログラムされたシステム圧力を維
持するため必要な総流量信号を与える。この総流量信号
は、接続される3つの濃度倍増器の全てと関連して個々
のポンプ流量を設定する。この目的のため、3つの濃度
倍増器もまた、導体130、132、134の対応する
ものにおけるそのそれぞれの濃度信号を受取るように接
続される。このため、3位置スイッチからの出力信号
は、第3の位置にある時、信号を導体148を介してポ
ンプ・システム20(図1)を制御し、信号を導体15
0を介してポンプ・システム22へ供給し、導体152
を介してポンプ・システム24へ供給する。
【0061】濃度倍増器110、112、114は、そ
れぞれポンプ・システム20、22、24の各々により
排出されるべき最終的な液体流の百分率を表わす信号で
あって、濃度プログラマ14(図1)によりそれぞれ与
えられる導体130、132、134上の信号同士を乗
じることにより、それらの出力導体へ、また最後には、
制御する各ポンプへ与えられる信号を計算する。このよ
うに、各コントローラは各ポンプを制御する信号を与え
て、このポンプが装置18(図1)に供給される最終的
液体流の流量の部分を表わす、ミキサ26(図1)に供
給されるべき液体に比例する流量を排出するようにす
る。
【0062】図7において、圧力傾斜ジェネレータ16
0、圧力サンプル/保持回路162、減算回路164、
および全体的に166で示されるシステム・フィードバ
ック圧力信号ジェネレータを有する圧力制御回路30の
ブロック図が示される。システム・フィードバック圧力
信号ジェネレータ166は、濃度プログラマ14からの
導体130、132、134上の最終的混合液に与えら
れる液体の割合を示す信号を受取り、第1、第2および
第3のポンプ・システム20、22、24からの液体中
における圧力トランスジューサからの導体78、98、
108上の信号を受取る。これらの信号から、システム
・フィードバック圧力信号ジェネレータ166は、信号
を生成して、これを導体170に対して基準圧力と比較
されるシステム・フィードバック信号として与える。こ
の信号は、基準信号と共に、装置18に与えられる液体
の圧力を最終的に制御し、プログラムされた濃度の保存
の役割を演じることになる。
【0063】減算回路164は、導体78上の第1のポ
ンプ20からの出口管路内の圧力を表わす信号を受取
り、これは1次液体信号であり、望ましい実施態様にお
いては約21.1kg/cm2(300psi)である
値を差引く。この回路は、この減算値を表わす信号を導
体172へ与え、この信号は以下に述べる方法でシステ
ムが加圧される始動位相中に他のポンプを制御する。
【0064】この信号は、圧力サンプル/保持回路16
2へ与えられ、圧力サンプル/保持回路162はこの信
号をサンプルして格納し、これを圧力傾斜ジェネレータ
160へ与える。圧力傾斜ジェネレータ160は、第1
の位相の間、圧力に達しつつある第1のポンプを除く全
てのポンプにおける低い値による予備圧が存在し、第2
の位相の間、導体172上の信号が他のポンプにおける
圧力を第1のポンプの出口管路における圧力より低い約
21.1kg/cm2(300psi)の値まで上昇さ
せ、次に最終位相において圧力傾斜ジェネレータ160
からのランプ電圧が導体174を介して与えられて他の
ポンプを加圧させるように、予備圧サイクルの第2位相
の間一定の勾配電圧を生じる。
【0065】導体170に対するシステムのフィードバ
ックを表わす信号を生じるため、システム・フィードバ
ック圧力信号ジェネレータ166は、加算回路180
と、第1、第2および第3の圧力倍増器182、18
4、186と、第1および第2の検出器188、190
と、第1および第2の1次導関数ジェネレータ192、
194を含む。
【0066】勾配プログラムの開始を制御するため、第
1および第2の検出器188、190は、第2および第
3の圧力トランスジューサと接続された導体98、10
8における信号の導関数を検出し、この導関数は、それ
ぞれ導体98、108および検出器188、190に電
気的に接続された第1および第2の1次導関数ジェネレ
ータ192、194により生成される。これらジェネレ
ータの出力は、それぞれ検出器188、190へ与えら
れ、これらはそれぞれ濃度プログラマ14(図1)に対
して導体189、191上に第2および第3のポンプ・
システム22、24からの出口管路における逆止弁の開
度を示す信号を与える。
【0067】液体ミキサと接続された圧力トランスジュ
ーサは、システムの圧力を測定するため使用することが
できる。従って、関連する逆止弁が開くトランスジュー
サは、圧力を正確に表わすことができる。逆止弁が低い
流量で閉じる危険の故に、全ての使用可能なトランスジ
ューサを用いてシステム圧力を表わすことが望ましい。
【0068】各ポンプと関連するトランスジューサを用
いて1つのシステム圧力を生成するため、トランスジュ
ーサからの各信号は、トランスジューサが測定中の管路
内の液体のプログラムされた百分率を表わす因数で乗じ
られ、この乗じられた信号が加算されてシステムのフィ
ードバック圧力信号を生じる。このように、フィードバ
ック・システムは、ポンプ出口およびこのポンプに対す
る逆止弁を含む流路における圧力トランスジューサによ
りカラムまたは抽出容器に供給される液体の圧力と濃度
の両方の制御を可能にする。
【0069】この目的のため、圧力倍増器182、18
4、186は、導体78、98、108から第1、第2
および第3のポンプ・システム20、22、24からの
管路における圧力を表わす圧力信号を受取り、これら信
号に、圧力倍増器182、184、186に与えられる
導体130、132、134における信号により表わさ
れる如き最終液体流にあるようにプログラムされた液体
の比率を乗じる。これら圧力倍増器からの出力は、加算
回路180において加算され、液体が供給されてミキサ
26(図1)において組合される前に各ポンプ・システ
ムからの出口管路で測定される如き液体と関連する成分
を含むフィードバック圧力値を表わす出力信号を導体1
70に結果として生じる。
【0070】このように、いずれかのポンプからの出口
管路のどれかにおける変動の結果、ポンプ・システムが
圧力の低下を補正するようにフィードバック信号170
における対応する各変化を生じる。これは、ミキサ26
(図1)の下流側に別個のフィードバック・トランスジ
ューサを使用することなくシステムが装置18(図1)
に対する圧力を制御することを可能にし、更に濃度をプ
ログラムされた値に維持する。
【0071】図8において、コンパレータ202と、フ
ィードバック・フィルタ204とを有するポンプ制御回
路32が示される。コンパレータ202は、(1)シス
テム・フィードバック圧力信号ジェネレータ166(図
7)における加算回路180(図7)からのもので導体
170上の、システムのフィードバックを表わす信号を
受取り、(2)導体200上で圧力システムの電圧42
からの設定圧力電圧を表わす信号を受取り、(3)2つ
の信号を比較し、(4)2つの信号間の差を表わす誤差
信号を生じる。
【0072】コンパレータ202からの誤差信号は、第
2のフィードバック回路に対するフィルタ204を介し
てポンプ・システム20(図1)に与えるため導体80
へ与えられる。これは、各々がフィードバック信号を受
取る3つのポンプ制御回路32、34、36(図2)の
1つである。ポンプ制御回路32は、導体170上でシ
ステム圧力信号を受取り、ポンプ制御回路34、36
(図2)はそれぞれ関連する対応管路における対応する
圧力トランスジューサから対応する信号を受取り、その
対応するフィードバック信号をポンプ・システムのその
対応する1つに送る。
【0073】ポンプ制御回路34、36(図2)は、そ
のフィードバック信号をセレクタ・スイッチ46、48
を介して送る。比較フィードバック信号は、1つの位置
において潜在的な予備圧力を受取り、別の位置において
第1の線82(図1、図4)におけるトランスジューサ
からの測定圧力から21.1kg/cm2(300ps
i)を差引いた差を受取り、最終位置において圧力傾斜
ジェネレータ160(図7)からの導体174における
ランプ電位を受取るように、スイッチ46、48から受
取られる。
【0074】図9において、ポンプ・インターフェース
230およびポンプ駆動回路232を有するポンプ70
のブロック図が示される。ポンプ・インターフェース2
30は、導体234上にプログラムされた流量を示す信
号を受取り、導体236上にポンプ70からの実際の流
量を示す信号を出力する。
【0075】ポンプ・インターフェース230は、ポン
プおよびポンプ駆動回路232に対してロータリ・ポン
プ・モータが運動する位置を表わす信号を送り、ポンプ
の駆動に対して位置の制御を行う。液体は、この信号に
応答して導体238を介して排出される。ポンプに液体
を排出させる駆動信号が、ポンプ・インターフェース2
30により導体238を介してポンプおよびポンプ駆動
回路232へ与えられる。
【0076】要求速度が閾値を越えて増加する時、ポン
プ駆動電源電圧をモータ速度に整合させるため、信号が
導体240を介して与えられる。この信号は、ポンプお
よびポンプ駆動回路232に対する電圧を増加させる。
ポンプがポンプ駆動回路232の制御下で液体を管路2
38内に排出する時、ポンプの回転モータの運動が導体
242、244における位置フィードバック信号を変化
させる結果となり、ポンプ・インターフェース230に
対してモータ位置を表示して、これがこの位置を排出さ
れるプログラムされた液体量に対するプログラム位置と
比較して、ポンプ・モータに対して電力を供給する電力
増幅器に対する電力を調整して排出された液体をプログ
ラムされた流量に追従するよう制御する。
【0077】図10において、電力増幅器210と、モ
ータ212と、直角象限位置エンコーダ214と、減速
ギア216と、ピストン218と、シリンダ220とを
有するポンプおよびポンプ駆動回路232が示される。
電力増幅器210は、導体238において信号を受取
り、これら信号を用いて用いてモータ212を付勢す
る。モータ212は、ピストン218をシリンダ220
内へ駆動して液体を排出する。
【0078】直角象限位置エンコーダ214は、導体2
42、244上でポンプ・インターフェース230(図
9)へ位置のフィードバック信号として送る信号を生じ
る。ポンプ・インターフェース230(図9)は、この
信号を位置の入力信号と比較して、ポンプをプログラム
された速度に維持するため使用される誤差信号を生じ
る。減速ギア216は、DCモータ212をピストン2
18に結合し、増加した力で運動を伝達する従来の形態
の電力伝達装置と、ピストンを駆動するボールねじ型直
線アクチュエータとを含む。
【0079】電力増幅器210は、電源222により与
えられる電圧により決定される2つの領域で動作する。
1つの領域では、電源222が40ボルトを提供し、他
の領域では電源222により80ボルトが供給される。
バイアス電圧は、モータ速度が1つの領域から他の領域
へ変化することを示すポンプ・インターフェース230
からの信号に応答してリレー248により制御される2
位置スイッチ224に接続される。
【0080】図11において、モータ位置設定点回路2
50と、直角象限検出器および加減算カウンタ252
と、コンパレータ254と、モータ位置制御入力信号回
路256とを有するポンプ・インターフェース230の
ブロック図が示される。これらの回路は、一緒に結合さ
れて排出量に関する情報を受取り、これに応答してポン
プおよびポンプ駆動回路232(図9)を制御する信号
を生じる。
【0081】所定の流量に対する適正な速度でポンプの
ピストン218(図10)を駆動するようにポンプ・モ
ータ212(図10)に与えられねばならない電力を決
定するため、モータ位置設定点回路250が導体234
におけるプログラムされた流量を示す信号を受取り、こ
れからモータの角度位置設定点を計算する。この値はコ
ンパレータ254へ与えられる。直角象限検出器および
加減算カウンタ252は、直角象限位置エンコーダ21
4(図10)からの測定されたモータ位置を示す信号を
導体242、244上で受取り、この位置を示す信号を
コンパレータ254に与え、このコンパレータ254が
プログラムされた設定点をポンプ位置と比較して、位置
の誤差をモータ位置制御入力信号回路256へ与える。
【0082】モータ212(図10)に与えられる電力
を制御するため、モータ位置制御入力信号回路256
は、(1)コンパレータ254から位置の誤差を受取り、
(2)直角象限検出器および加減算カウンタ252から出
力を受取り、(3)利得信号を導体238上で電力増幅器
210(図10)へ与え、導体240上で信号をリレー
248(図10)へ与える。
【0083】モータ設定点を計算するため、モータ位置
設定点回路250は、流れに対するプログラムされた方
向を示す信号を生じる手段260と、流れの絶対値を示
す信号を生じる手段262と、位置増分当たりのクロッ
ク周期数を決定する手段264と、クロック・パルス・
ジェネレータ272と、除算器266と、加減算カウン
タ270とを含む。導体234における流量入力信号
は、流れの方向を示す信号を結果として生じ、この信号
は加減算カウンタ270へ与えられてパルスが加算ある
いは減算のいずれにカウントされるかを判定して、導体
172上にモータ角度位置設定点を結果として生じる。
導体234上の流量入力からの絶対値が、位置の増分率
に照らして決定され、位置増分当たりのクロック周期計
算手段264にディジタル的に与えられる。
【0084】位置増分当たりのクロック周期を計算する
ため、1リッタ流量当たりの分数の如き流量の大きさの
逆数が、クロック272により与えられるクロック数/
分により乗じられ、この乗算結果がポンプの位置増分当
たり排出された液体のリッタ数で乗じられる。望ましい
実施態様においては、この計算はコンピュータ・プログ
ラムによりディジタル信号で行われるが、ブロック図に
示した如き回路を使用することもできる。クロック除算
器は、第1段がハードウエアであり第2段が計算段であ
る2段からなる。
【0085】ハードウエア乗算器の代わりに、コンピュ
ータ・プログラムが望ましい実施態様において使用され
るが、ハードウエア乗算器、分割器および加減算カウン
タは従来技術において周知であり、代わりに使用するこ
ともできる。望ましい実施態様において使用されるコン
ピュータは、米国カルフォルニア州95051、San
ta Clara、Bowers Avenue 30
65のIntel社により製造販売されるIntel
80106KB−12である。(Intelは、Int
el社の商標である。本発明と関連する演算を実現する
ため使用されたモジュールは本文の付属書Aに付属す
る。)位置増分当たりのクロック周期264からのモー
タの角度位置設定点を決定するため、望ましい実施態様
においては6MHzのクロックであるクロック・パルス
・ジェネレータ272からの出力は、コンピュータ26
4の出力により除され、位置増分当たりのクロック周期
264で6MHzクロック272の出力を除す除算器2
66へ与えられる位置増分当たりのクロック周期を表わ
すコンピュータ264の出力により除される。この信号
は、加減算カウンタ270により合計されてコンパレー
タ254へ与えられる。
【0086】モータ212(図10)に対するモータの
角度位置フィードバックを示す信号を生じるため、周知
の直角象限検出器および加減算カウンタ252は導体2
42および244上で信号を受取り、これら信号をコン
パレータ254に対して与えられるモータ角度位置フィ
ードバック信号へ変換する。
【0087】モータ駆動入力を示す信号を生じるため、
モータ位置制御入力信号回路256は、フィードバック
回路268と、利得乗算器286と、閾値検出器290
と、第1導関数ジェネレータ288とを含む。フィード
バック回路268は、コンパレータ254に結合されて
誤差信号を受取り、利得乗算器286が電力増幅器21
0(図10)に与えられる信号238を生じるように利
得乗算器286に接続される。利得乗算器286は、閾
値検出器290の出力と電気的に接続されて、導体24
0が導体240上に信号を与えて電力増幅器210のバ
イアスを増加するかあるいはこれを図10に関して述べ
たように減少させるかに従って利得の領域即ちレベルを
変更する。これは、全ループ利得を一定に保持する。
【0088】第1導関数ジェネレータ288は、その入
力が直角象限検出器および加減算カウンタ252と電気
的に接続されて、モータ212(図10)の角度位置を
示すパルス・カウントを受取り、これからの流量を示す
信号を生じる。この信号は、導体236および閾値検出
器290へフィードバック信号として与えられる。閾値
検出器290は、その閾値を越える時信号を導体240
へ与え、望ましい実施態様におけるその閾値はモータ2
12の最大速度の半分より大きくなるように設定され
る。
【0089】動作において、1次液体は最初に1次ポン
プ・システム20(図1)により排出されてシステムを
始動時に加圧する一方、カラムまたは抽出容器の流入お
よび流出ポートと連通する両方の弁60、64(図3)
は閉路される。1種の液体のみが使用されるならば、弁
60(図3)は、システムが加圧された後に弁64(図
3)に続いて所定の圧力に達する時に開かれ、その後ポ
ンプ速度はこの圧力を維持するように制御される。ポン
プは、液体が配送される圧力を測定する液体流における
圧力トランスジューサ74(図4)からフィードバック
回路により制御される。
【0090】複数の異なる液体が液体の最終的組成を形
成するためミキサ26(図1)へ排出される時、カラム
または抽出容器に対する弁60(図3)が閉路される
間、システムは最初に1次液体により加圧される。次
に、カラムまたは抽出容器に対する弁60が開かれ、シ
ステムが1次液体により再び加圧される。カラムまたは
抽出容器の出口に対する弁64(図3)は、ある実施例
では手動で、また他の実施例では自動的に開かれる。自
動的に開路するため、圧力誤差の大きさは約0.352
Kg/cm2(5psi)より小さい時に検出される。
手動操作の場合は、検出器は指示灯あるいは他の警報器
でよい。望ましい実施態様においては、この機能は、図
1に関して先に述べた信号を検出するコンピュータ制御
システムにより行われる。
【0091】圧力容器またはクロマトグラフのカラムあ
るいは他の受取り装置18(図1または図3)に対する
弁60(図3)が開かれる時、圧力のディップが1次液
体が流れる流路において検出される。この不安定性は、
他の排出がその圧力を上昇させ始める前に、1次ポンプ
の排出速度を制御することにより除かれる。完全に手動
のシステムにおいては、圧力がプログラムされた圧力へ
戻ると、他のポンプが液体流のレベルより僅かに低いレ
ベルに増加される。しかし、このステップは、圧力のデ
ィップを検出して、1次液体の圧力がプログラムされた
圧力値におけるレベルまで増加した時、圧力のディップ
が検出された後の時点に他のポンプの排出量を増加し始
めることによって行われる。
【0092】逆止弁の下流側の圧力が上流側の圧力を越
える時、各ポンプからの各管路が76(図4)または9
6(図5)の如き異なる逆止弁により閉じられる故に、
加圧された主要液体流から他のポンプおよびそれらの上
流側の逆止弁間の比較的低い圧力の管路への逆流が避け
られ、これにより1次ポンプからの逆流による液体流の
不安定性の危険を低減する。
【0093】2次ポンプからの液体流が比較的低い圧力
で安定すると、弁64(図3)が開かれて液体をスーパ
クリティカル・システムに流動させ、流れが安定した
後、圧力傾斜は、1次および2次ポンプ圧力が一致する
まで圧力を上昇させ始める。
【0094】傾斜のオフセット即ち開始圧力は、1次圧
力をサンプリングしてこれを保持することにより確立さ
れる。前記傾斜の勾配は、逆止弁が開く時の過剰制御を
防止するのに一般的な遅さであるが抽出あるいは分析時
間と比較して妥当な時間内に圧力を整合するに充分な早
さになるように選定される。要求される時間は、圧力ト
ランスジューサ間の整合の精度即ち程度に依存する。例
えば、もしトランスジューサが約0.35kg/cm2
(5psi)以内で整合されるならば、圧力傾斜は約2
1.1kg/cm2(300psi)ではなく約0.7
0kg/cm2(10psi)だけ上昇することがで
き、結果として非常に短い均衡時間を生じる。
【0095】一旦確立されると、圧力傾斜は、均衡状態
に達するまでこの勾配で立ち上がり続けることが許容さ
れ、この時逆止弁が開いて適正な流量(あるいは組成)
が確立される。ポンプからの液体が1次液体により生じ
る圧力による逆止弁の反対側の圧力によって制限される
故に、圧力は均衡状態を急速に形成し、この時逆止弁が
開く。このプロセスは、各ポンプからの液体がプログラ
ムされた圧力および組成となるまでシステムにおける他
のポンプに対して反復される。このような圧力均衡手段
はまた、一定組成の連続的な流れの制御された流量即ち
制御された圧力システムにおいて1つのポンプから次の
ポンプへ平滑に切換えるようにポンプ圧力を整合させる
ために使用することができる。
【0096】傾斜は、圧力制御モードにおいて開始さ
れ、その後流量制御モードにより継続される。モードの
切換えの理由は、圧力ポンプが一定流量モードにおいて
比較的平滑であり、これが逆止弁の開放の更に信頼し得
る検出を可能にすることである。一旦圧力傾斜が圧力の
制御下で開始すると、これは所定の傾斜率を生じる流量
が測定されるまでプログラムされた勾配で継続する。次
いで、ポンプはこの測定流量において一定流量モードへ
切換わり、均衡状態に達するまでこの傾斜を継続し、こ
の時逆止弁が開いて適正な流量(あるいは組成)が確立
される。
【0097】ポンプからの液体は1次液体により生じる
圧力のため逆止弁の反対側における圧力により制限され
るので、圧力は急速に均衡状態になり、この時逆止弁が
開く。逆止弁の開放は、ピストンが密閉ポンプ・シリン
ダではなく制御された圧力システム内へ排出を開始する
時、圧力の傾斜が平坦になることにより示される。この
傾斜率の変化は、1次導関数ジェネレータ192および
検出器188(図7)により検出される。このプロセス
は、各ポンプからの液体がプログラムされた圧力になる
までシステム内の他のポンプに対して反復される。
【0098】より高度の整合度を達成するため、圧力ト
ランスジューサは特定の動作条件に対して較正されるべ
きである。この較正は、手動によりあるいは自動的に行
うことができる。圧力均衡の先の記述において、2次ポ
ンプの出口における逆止弁が開いた後、2つのポンプ圧
力が整合することが知られる。この時、トランスジュー
サ信号を整合させるため以後の均衡状態で使用される補
正因数を生じるため圧力信号を比較することができ、こ
れにより均衡時間を短縮する。
【0099】圧力を均衡させて、複数のポンプ・システ
ムのトランスジューサ信号を相互に較正させる別の方法
は、全ての逆止弁が開いて液体が流れるまでシステムに
おける全てのポンプから液体を同時に配送することであ
る。各ポンプにおける液体の始動圧力、体積および特性
が知られているため、何時逆止弁を開くのに充分な液体
が各ポンプから排出されたかを決定することができる。
逆止弁が開くまで、ポンプは閉鎖空間内で液体を圧縮し
つつある。
【0100】逆止弁が開いた後、全てのポンプは同じ圧
力にある。この時、信号を整合させる補正因数を決定す
るため圧力信号を比較することができる。この方法は、
ポンプが異なる液体を排出し溶媒混合物の初期の組成を
常に知らねばならない場合には最適ではない。
【0101】図12において、ポンプ70、90、液体
供給源72、92、弁96、ミキサ26Aおよび圧力ト
ランスジューサ94Aを有する液体流システム16Aの
別の実施例が示される。本例においては、図12に示さ
れるようにトランスジューサが逆流防止逆止弁の下流側
に接続されるならば、システム内の1つの圧力トランス
ジューサ94により、70および90の如き複数のポン
プを圧力において均衡させることができる。最初に加圧
される1次溶媒ポンプ70は、逆止弁を必要としない。
90の如き2次および他のポンプは、流路と直列に接続
された96の如き出口逆止弁を有する。
【0102】運転は、2次ポンプ90により1次ポンプ
70を低い圧力で加圧することにより開始され、これに
より2次ポンプの出口逆止弁96を圧力差で閉鎖させ
る。その時2次ポンプの圧力は、前項において述べた方
法で1次ポンプの圧力を整合させるように傾斜する。
【0103】圧力が整合すると、逆止弁96が開いて別
の液体流をミキサ出口へ解放する。増加した液体流は、
摂動前にサンプルされた値に圧力を比較することによ
り、もしくは圧力の1次又は次の導関数における変化を
検出することにより検出し得る圧力変動を結果として生
じる。このプロセスは、全てのポンプがプログラムされ
た圧力、流量あるいは組成において配送するまでシステ
ム内の他のポンプに対して反復される。
【0104】図13において、ポンプ70、90、液体
供給源72、92、弁96、ミキサ26Aおよび圧力ト
ランスジューサ74、94、弁97およびミキサ26を
有する多重ポンプ・システムの圧力を均衡化しトランス
ジューサ信号を較正するための更に別の液体供給システ
ム16Aが示される。本例においては、圧力を強制的に
一致させるため弁97を貫通する共通流路によりトラン
スジューサを一時的に接続することにより、74、90
4の如き複数のトランスジューサを整合させることがで
きる。手動あるいは自動弁97が、トランスジューサ間
の流路に配置され、圧力信号を整合させることが要求さ
れる時に開かれる。
【0105】液体が流れあるいは流れない状態では圧力
は整合し、この時圧力補正因数が計算される。弁は変更
可能な比率を許容し、あるいは液体の連続流の配送を許
容するため閉じられる。トランスジューサは、許される
時は何時でも結合弁を開くことにより較正される。この
方法は、弁が開かれる時ある理由から1つのポンプから
他のポンプへの溶媒流を許容することが望ましくなけれ
ば最適ではない。
【0106】一旦全てのポンプが1つずつ制御された組
成に対して始動状態になると、カラムまたは抽出容器に
流入する液体の濃度および圧力はフィードバック・シス
テムによりプログラムされた値に維持される。一定圧力
運転モードにおいては、各ポンプ毎に異なる流量制御信
号が生成されて、プログラムされた濃度と比例するよう
にこのポンプの流量を制御する。これらの信号は、プロ
グラムされた圧力を表わす設定点信号と比較されて誤差
信号を生じるシステム圧力を表わす1つのフィードバッ
ク信号から得られる。この誤差信号を用いて、勾配プロ
グラマの制御下で流量因数を乗じることにより各ポンプ
毎に異なる流量信号を生じる。
【0107】望ましい実施態様においては、クロマトグ
ラフの運転あるいは抽出運転中のシステムの圧力信号
は、カラムまたは抽出容器と直接連通状態に接続された
1つのトランスジューサから得ることもできるが、ポン
プ出口と管路に対して逆止弁との間の各管路におけるト
ランスジューサから決定される。しかし、トランスジュ
ーサは、ポンプが管路に組込まれる期間中各ポンプの出
口とその逆止弁間のポンプと関連する各管路において使
用され、別のトランスジューサを付設するよりは同じト
ランスジューサを使用するほうが経済的である。
【0108】各ポンプと関連するトランスジューサを用
いて1つのシステム圧力を生じるため、1つのトランス
ジューサからの各信号はトランスジューサが測定中であ
る管路内の液体のプログラムされた百分率を表わす因数
で乗じられ、この乗じられた信号はシステムのフィード
バック圧力信号を生じるため加算される。このように、
フィードバック・システムは、ポンプ出口およびこのポ
ンプに対する逆止弁を含む流路における圧力トランスジ
ューサによりカラムまたは抽出容器に供給される液体の
圧力および濃度の双方の制御を可能にする。
【0109】
【発明の効果】以上の記述から、本発明の多種溶媒配送
システムが下記の如き幾つかの利点を有することが理解
されよう。即ち、(1)幾つかのポンプに対して制御フ
ィードバックを供給すると共に最終混合流の圧力を制御
するため最小限のポンプ数を使用するためかなり経済的
であり、(2)液体の混合物の安定した圧力制御ならび
に液体の組成に対する制御の双方を提供し、(3)高圧
で混合することにより生じるポンプへの逆流を回避し、
(4)逆止弁の下流側における不均等な圧力による流れ
の停滞を回避し、(5)混合液体流の流量および組成の
双方を制御する差圧ポンプ動作を可能にすること。
【0110】本発明の望ましい実施態様を特定的に記述
したが、本文の教示に照らしてシステムにおける多くの
変更および修正が可能である。従って、本発明が頭書の
特許請求の範囲内で本文に特に述べた以外の方法で実施
可能であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体受取り装置と結合された多種液体供給シス
テムを示すブロック図である。
【図2】図1の多種液体制御システムにおいて使用され
るコントローラを示すブロック図である。
【図3】多種の液体を受取り使用するための典型的な装
置を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例において使用されるポンプ・シス
テムを示すブロック図である。
【図5】図1の実施例において使用可能な別のポンプ・
システムを示すブロック図である。
【図6】図1のコントローラの一部を示すブロック図で
ある。
【図7】図1のコントローラの別の部分を示すブロック
図である。
【図8】図1の実施例の更に別の部分を示すブロック図
である。
【図9】図1の実施例において使用可能なポンプを示す
ブロック図である。
【図10】図9のポンプの一部を示す概略図である。
【図11】図9の実施例において使用可能なポンプ制御
システムを示すブロック図である。
【図12】図1の多種液体供給システムにおいて使用可
能な液体流動システムの別の実施例を示す概略フロー図
である。
【図13】図1の多種液体供給システムにおいて使用可
能な液体流動システムの更に別の実施例を示す概略フロ
ー図である。
【符号の説明】
10 分離システム 12 コントローラ 14 濃度プログラマ 16 液体供給システム 18 混合液受取り装置 20 第1のポンプ・システム 22 第2のポンプ・システム 24 第3のポンプ・システム 26 ミキサ 30 圧力制御回路 32 第1のポンプ制御回路 34 第2のポンプ制御回路 36 第3のポンプ制御回路 38 濃度および流量制御回路 40 圧力およびモード選択回路 42 システム圧力設定点 44 個々のポンプ圧力設定点 46 第1モード選択スイッチ 48 第2モード選択スイッチ 50 圧力ディップ検出器 60 上流側弁 62 液体抽出システム 64 下流側弁 70 ポンプ 72 液体供給源 74 圧力トランスジューサ 76 逆止弁 80 管路 82 管路 90 ポンプ 92 液体供給源 94 圧力トランスジューサ 96 逆止弁 97 弁 102 管路 110 濃度倍増器 112 濃度倍増器 114 濃度倍増器 116 流量サンプル/保持回路 118 流量サンプル/保持回路 120 流量入力スイッチ 122 流量入力スイッチ 160 圧力傾斜ジェネレータ 162 圧力サンプル/保持回路 164 減算回路 166 システム・フィードバック圧力信号ジェネレー
タ 170 フィードバック信号 180 加算回路 182 圧力倍増器 184 圧力倍増器 186 圧力倍増器 188 検出器 190 検出器 192 1次導関数ジェネレータ 194 1次導関数ジェネレータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2のポンプを含
    む液体制御システムであって、各ポンプは異なる供給源
    からのものを排出し、かつ前記第1および第2のポンプ
    の各々が、対応する第1および第2のポンプ出口管路
    と、該第1および第2の出口管路からの液体流を組合わ
    せて組合わせ液体を得る手段とを有する液体制御システ
    ムにおいて、 前記組合わせ液体の圧力を表わす第1の信号を得る回路
    手段と、 該第1の信号を基準圧力信号と比較して誤差信号を得る
    手段と、 前記第1のポンプ手段により前記第1の管路へ排出され
    る前記組合わせ液体中の第1の液体のプログラムされた
    濃度を表わす第2の信号を生じ、かつ前記第2のポンプ
    手段により前記第2の管路へ排出される組合わせ液体中
    の第2の液体のプログラムされた濃度を表わす第3の信
    号を生じるプログラム手段と、 前記誤差信号を前記第2の信号により乗じて第4の信号
    を得、かつ該第4の信号を用いて前記第1のポンプ手段
    の排出量を制御する手段と、 前記誤差信号を前記第3の信号により乗じて第5の信号
    を得、かつ該第5の信号を用いて前記第2のポンプ手段
    の流量を制御する手段とを備え、 これにより前記組合わせ液体の濃度および圧力が制御さ
    れる液体制御システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の回路手段が、前記第1のポン
    プ手段の第1の出口管路における圧力を測定するため配
    置された第1のトランスジューサ手段と、前記圧力信号
    を前記第3の信号により乗じる手段と、前記第2のポン
    プ手段の出口圧力を測定する第2のトランスジューサ手
    段と、該第2のトランスジューサ手段からの信号を第4
    の信号により乗じる手段と、前記第3および第4の信号
    を組合わせる手段とを含み、これにより前記組合わせた
    流量の圧力を表わす信号が複数のポンプの各々の出口に
    おける圧力信号から得られる請求項1記載の液体制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 液体流を組合わせる前記手段と液体を使
    用する装置との間の液体回路内の第1の弁と、液体制御
    システムの始動中前記弁を閉路する手段とを備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の液体制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第2の液体を使用する装置の出口と
    連通して前記液体制御システムの始動手順の第2段階に
    おいて閉路される第2の弁手段を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体制御シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記第1の信号を得る前記手段の下流側
    および前記第1および第2の管路からの液体流を組合わ
    せる前記手段の上流側で前記第1の出口管路と接続され
    る第1の逆止弁と、第2の信号を得る前記手段から下流
    側および液体を組合わせる前記手段から上流側で前記第
    2の出口管路と連通する第2の逆止弁手段とを備え、そ
    れぞれ前記第1および第2の逆止弁が前記第1および第
    2の出口管路手段から前記液体組合わせ手段へ流入さ
    せ、かつ前記液体組合わせ手段から前記第1および第2
    のポンプ手段への液体流を制限することを特徴とする請
    求項5記載の液体制御システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の出口管路がプログラムされた
    圧力に達する時を検出し、かつ前記第2の出口管路にお
    ける圧力の増加を開始する手段を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2のトランスジューサ
    のうちの1つからの圧力の特性における急速な変化を検
    出することにより、逆止弁の開路が検出される手段を備
    えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    の液体制御システム。
  8. 【請求項8】 逆止弁の検出された開路が、対応するポ
    ンプの速度をプログラムされた排出量に変化させること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の液体制
    御システム。
  9. 【請求項9】 共通流通ポートに対する対応する逆止弁
    が開路されたことを検出することにより、前記少なくと
    も2つのポンプの少なくとも2つの配送圧力を一致させ
    る手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れか一項に記載の液体制御システム。
  10. 【請求項10】 ポンプが同じ配送圧力にあることが知
    られる間、複数のトランスジューサの圧力信号を整合す
    るように調整し、多種ポンプ液体配送システムにおける
    ポンプ行程からポンプ行程までの圧力を均衡させる目的
    のため圧力整合情報を用いて時間を短縮し、圧力整合精
    度を改善することを特徴とする請求項9記載の液体制御
    システム。
  11. 【請求項11】 ポンプの液体出口と1次液体配送ポン
    プであるポンプの1つを除く全てにおけるミキサとの間
    の逆流防止逆止弁と、1次液体配送ポンプの圧力と一致
    するように2次ポンプの圧力を傾斜させるため前記ポン
    プの加圧を制御する手段と、前記逆流防止逆止弁の下流
    側の共通混合管路における圧力を測定して該圧力に比例
    する信号を生じる圧力トランスジューサ手段と、2次ポ
    ンプの圧力の均等状態を示す前記圧力信号の変動を検出
    する手段と、圧力が等しいことが検出された後、ポンプ
    の液体配送を制御された圧力または流量で制御する手段
    とを備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれ
    かに記載の液体制御システム。
  12. 【請求項12】 流路における圧力が予め定めた設定点
    圧力値に達するまで第1のポンプから液体流通システム
    の上流側に配置された弁へ第1の液体を供給するステッ
    プを有する液体流通システムへ溶媒を供給する方法にお
    いて、 第2のポンプと前記設定点圧力における弁との間の流路
    におけるトランスジューサからのフィードバック回路に
    よる第1の液体の圧力を制御するステップと、 前記弁を自動的に開路してスーパクリティカル液体流通
    システムの下流側への流れを許容するステップと、 圧力が安定するまで液体を排出して、スーパクリティカ
    ル・プロセスが完了するまで排出を継続するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記流通システムの下流側の前記液体
    が第2の弁により阻止されるステップと、第2の液体が
    予め設定された圧力より低い圧力の予め定めた増分だけ
    排出されるステップと、前記第2の弁が開かれるステッ
    プと、前記第2の液体の圧力が前記予め設定された圧力
    値まで増加されるステップと、前記第2の液体の圧力
    が、前記第2のポンプと前記第1の弁との間の流路にト
    ランスジューサを有するフィードバック・システムによ
    り制御されるステップとを備えることを特徴とする請求
    項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1および第2の液体が流動し前
    記第2の弁が開かれた後、前記第1および第2の液体を
    一定流量モードあるいは一定圧力モードのいずれかで排
    出するステップを備えることを特徴とする請求項12ま
    たは13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第2のポンプと前記第1の弁との
    間の管路内の圧力を、前記第2の液体のプログラムされ
    た総液体量に対する比率であるスーパクリティカル・シ
    ステムへ送られる最終的な液体混合物のプログラムされ
    た比率で乗じて積を形成するステップと、この積を設定
    点値と比較するステップと、前記第2のポンプを制御す
    るため、前記第1の液体の総液体量に対する比を乗じら
    れた比較からの誤差信号により前記第1のポンプの排出
    量を制御するステップを備えることを特徴とする請求項
    12乃至14のいずれか一項に記載の方法。
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