JPH0643098B2 - 管系或いは通路のライニング方法 - Google Patents

管系或いは通路のライニング方法

Info

Publication number
JPH0643098B2
JPH0643098B2 JP60162779A JP16277985A JPH0643098B2 JP H0643098 B2 JPH0643098 B2 JP H0643098B2 JP 60162779 A JP60162779 A JP 60162779A JP 16277985 A JP16277985 A JP 16277985A JP H0643098 B2 JPH0643098 B2 JP H0643098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
passage
curing
pipe system
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60162779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6225032A (ja
Inventor
ウツド エリツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INSAICHIYUFUOOMU GROUP Ltd
INSAICHUFUOOMU GURUUPU Ltd
Original Assignee
INSAICHIYUFUOOMU GROUP Ltd
INSAICHUFUOOMU GURUUPU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INSAICHIYUFUOOMU GROUP Ltd, INSAICHUFUOOMU GURUUPU Ltd filed Critical INSAICHIYUFUOOMU GROUP Ltd
Priority to JP60162779A priority Critical patent/JPH0643098B2/ja
Publication of JPS6225032A publication Critical patent/JPS6225032A/ja
Publication of JPH0643098B2 publication Critical patent/JPH0643098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、管系又は通路中に可撓性管状ライナを流体圧
の使用により裏返して通し、この際硬化すると通路面の
硬質管ライナとなるようにライナの内側面と通路面との
間に光硬化性合成樹脂を挟み込むと共に、管系又は通路
中に硬化用光源手段を引き入れて光硬化性合成樹脂を硬
化させる管系或いは通路のライニング方法に関する。
(従来の技術) 従来、この種のものとして例えば米国特許第41359
58号明細書に開示される如く、管系又は通路中に沿っ
てライナが裏返されて入り込んだ後に、硬化用光源手段
を自走させて放射した光により、ライナの内側面と通路
面との間に挟み込まれた光硬化性合成樹脂が硬化されて
硬質管ライナとなるものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし乍ら、このような従来のものでは、硬化用光源手
段を自走させる必要があるため、それ専用の移動手段が
別途に必要になるという問題がある。
そこで、例えば特開昭55−152024号公報や特開
昭59−89884号公報に開示される如く、管系又は
通路中に裏返して入り込むライナの端に樹脂硬化用物体
の引っ張り手段を取り付けることにより、管系又は通路
中にライナを通しながら樹脂硬化用物体を引き入れて移
動させることが考えられる。
しかし、この場合には、ライナの移動速度と樹脂硬化用
物体が移動速度が同じになるため、ライナの移動速度が
速すぎると光硬化性合成樹脂に硬化用光源手段から光線
を十分に照射できず、確実に硬化できない恐れがあると
いう問題がある。
本発明は斯かる従来事情に鑑み、自走させずに硬化用光
源手段を任意なタイミングで移動させることを目的とす
る (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明が講ずる技術的手段
は、管系又は通路中に裏返して入り込むライナの端にロ
ープやケーブルなどを支持する支持手段を取り付け、裏
返して入り込んだライナが所定位置に置かれた後に、ロ
ープやケーブルなどを使用して硬化用光源手段を管系又
は通路中に引き入れることを特徴とするものである。
(実施例) 本発明の種々の実施態様及び様相を添附図面を参照しつ
つ以下に説明する。
図面に関し、特に第1図は地下管系10を示しており、管
10は可撓性材料のライナ(裏張り)12を裏打ちされる過
程にある。管10は地表14の下にあり、ライナはエルボ型
供給管18によりマンホール16中に通じている。ライナ12
の端部20はマンホール底部のエルボ管18の開放端に固定
されており、水は蛇口22に示されるようにエルボ管18中
に注入され逆転域24に示されているようにライナ12が管
10の内面に沿って逆転する。ライナのひきずり端は点26
で示されており、ライナの供給は水の一定であるレベル
28をエルボ管18中に保持することにより進行する。
ライナ12は例えば繊維質材料を織布状もしくはフェルト
状とした樹脂性吸収材料、もしくは適当な材料の複合体
からなる層30、及び液体に対して不透過性である内側膜
32とからなる。層30は例えばポリエステル樹脂等の硬化
可能な樹脂材料を含浸しており、最初、膜32は域34で示
すように逆転させる前はライナの外側にあるが、ライナ
が管10の内側、及びライナと通路面の間の樹脂に適用さ
れた後では内層となる。ライナに保持される樹脂が硬化
されるまで可撓性のあるライナは、ライナを裏打ちされ
る管10の寸法に適合するようにしてあり、またひきずり
端26は最終的には、マンホールと同様のマンホールであ
るがこれと別のマンホールから出る。硬化後、ひきずり
端はライニング処理を完全にするため切断される。
2本のロープ或いはケーブルをライニング処理と関連し
て使用してもよく、これらロープ或いはケーブルはそれ
ぞれ別の機能を有する。第一のロープ又はケーブル36は
必要な場合ライナが引っ張られる状態を促進するために
“引張りロープ”として使用することができ、一方他の
ロープ或いはケーブル38はケーブル36に固定される“引
戻しロープ”であって、エルボ管18のガイドロール40を
巻回し、ライナのひきずり端26が通路の内側に沿ってあ
まりに急速に移動することを防止する役割をする。
本発明の一つの局面においては、層30に含浸する樹脂
(そして通常現場でライニング処理する前に工場で適用
される)は、樹脂系が全体として光線により硬化するよ
う光開始剤を含んでおり、第1図に示した構成では、光
源組体40,42,44の列が引戻しロープ38に接続されてお
り、これらはバラスト重り46により管10の少なくともほ
ぼ中央に保持されている。光が逆転したライナの内方を
通ると、放射する光によって層30の樹脂の硬化が始ま
る。樹脂系及び光開始剤は、ある一定の波長のみが硬化
を起すように選ぶことが望ましく、また層30は、硬化を
起させる波長の光線に対して実質的に透明であるような
屈析率を生ずる層を、樹脂系中に浸漬した時に生ずる繊
維であるように選ぶことが好ましい。これは、効果的な
硬化を生ずるよう層30の内部に光が投入することを確実
にするためである。膜もまた上記波長に対して透明であ
るように選ぶ。
光により硬化される樹脂系を使用する利点は、樹脂系が
適当な波長の光にさらされない限り何ヵ月にもわたって
液体のままに保持され、従ってライナに、使用前に十分
含浸されることである。熱或いは修理温度による反応に
よって硬化する従来の樹脂系は、例え冷凍されたとして
も数日間で硬化した。
複数の芯を有するケーブルであってもよい引戻しロープ
38は、組体40,42及び44の列を調整し電力を付与する電
導体及び発光部のすべてを有する。点灯されたランプが
管路内側に沿って移動しはじめると、樹脂系は硬化をは
じめる。ライナの逆転速度は十分で均質な硬化が行われ
るように調整する。
第3図及び第4図はライニング処理を更に詳しく説明す
るものであるが、既に説明した素子は第1図の番号と同
じ番号を有する。第3図に示すように、ライナ12のひき
ずり端26はプーリ50に結合されており、引張ケーブル38
はその二つの素子38A及び38Bがプーリを周回して引張ら
れている。これら二つの素子はライナの内方逆転を制御
するが逆転の最後では第4図に示すように、素子はプー
リを回るように供給され、一つの素子には光源組体40,
42,44の列が接続しており、それにより点灯されたこれ
ら組体は、逆転が行われた後では調整された速度で引張
られるようにする。
以上に述べた実施態様における光源組体は逆転ライナ内
部の水の中を引張られること、従って組体の光源ユニッ
トは耐水性が付与されていなければならないことが注意
されるべきである。第2図は適当だと考えられる一つの
構成を示したものであり、光源ユニットは断面図であ
る。これは慣用の光源となっている強いハロゲン金属ラ
ンプである。このようなランプは高い作動温度が必要で
あるため、ガラス又は水晶の外管でランプを密閉するこ
とにより水から保護されており、また比較的冷えた状態
に保たなければならないからランプ端から熱を導出する
適当な手段が設けられている。第2図ではランプは番号
60で示されており、その両端が金属取付ブロック62にと
りつけられている。これらブロックは例えばアルミニウ
ムなどの金属からなり、導体としてのみならずランプ60
から熱を排出させる熱排出部としての役割も果たす。ラ
ンプ60の接続線66は、任意にワイヤスクリーン74に保護
され窒素を充填されている外側透明管72のねじつき端を
密閉状に固定しているコネクタ68を通っている。スクリ
ーン74は、ケーシング72に対してらせん状に延びる個々
のストランドからなり、それにより硬化処理中ライナの
内側に光源組体が通る際に、管系にライナの影が投影し
ないようにする。外側透明管72は閉止端を有する管であ
り、閉止端は点線で示すようにコネクタ76で支承されて
いてもよい。コネクタ68及び76は図示のような形状を有
し、それにより、ランプ組体が通路中に挿入され或いは
引出される時に衝撃を受けないようにする。コネクタ68
は密閉化合物で充填されており、複数芯ケーブル38と接
続する接続線66を防水状態に保持する。
図面と関連して説明される構成において、ライナは樹脂
吸収フェルト層を有してなり、この層はアクリル繊維も
しくはポリプロピレン繊維からなり、管はライニングさ
れる通路の寸法に対応する寸法からなり引張度が最少に
なるようにしてある。しかし乍ら引張可能な、或いは引
張る必要のない可撓性管も本発明の範囲内にある。
更に、ライナとなるこの可撓性管は管系或いは通路内に
単に引っ張って通され、空気もしくは水或いは空気と水
の組合せによる流体圧により膨張させられる。樹脂を吸
収材料層に適用する段階は、ライナが通路へ導入される
前或いは通路へ導入された後のどちらでもよく、通路表
面に適用すればよい。
別の構成においては、硬化可能樹脂の層は例えば回転噴
霧器などにより通路表面に適用され、その後すぐに、可
撓性管状ライナを逆転する。ライナは、樹脂が既に述べ
たように光線により硬化されるまで樹脂を所定位置に保
持する。
第2図に特定された硬化光線の構造は新規であり、本発
明に特有のものであって、出願人はこの構造を例えば分
割特許出願或いは特許請求の範囲に記載する権利を保持
する。
本発明方法に使用することのできる適当な光線硬化樹脂
は光開始剤を含むポリエステル樹脂である。
樹脂を硬化するための光エネルギーを使用することによ
り硬化のために必要な全エネルギーは、温水を逆転ライ
ナの内側に導入することにより硬化を行う場合に必要な
エネルギー量の1%のオーターであった。
(発明の効果) 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
管系又は通路中に裏返して入り込んだライナの端にロー
プやケーブルなどを支持する支持手段を取り付け、裏返
して入り込んだライナが所定位置に置かれた後に、ロー
プやケーブルなどを使用して硬化用光源手段を管系又は
通路中に引き入れるので、自走させずに硬化用光源手段
を移動できる。
従って、硬化用光源手段を自走させる必要がある従来の
ものに比べ、それ専用の移動手段が別途に必要になら
ず、装置が簡素化できて経済的であると共に、ライナの
移動速度と樹脂硬化用物体が移動速度が同じになるもの
に比べ、ライナの移動速度と関係なく硬化用光源手段を
任意なタイミングで移動させることができ、光硬化性合
成樹脂に硬化用光源手段から光線を十分に照射して確実
に硬化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略を示す管系或いは通路
のライニング方法の縦断側面図、第2図は硬化用光源手
段の部分拡大断面図、第3図は硬化用光源手段の移動前
の状態を示す部分拡大斜視図、第4図は硬化用光源手段
の移動状態を示す部分拡大斜視図である。 10……管系或いは通路(地下管系) 12……ライナ 26……ライナの端(ひきずり端) 30……光硬化性合成樹脂(樹脂を含む層) 38……ロープやケーブル(引張ケーブル) 40,42,44……硬化用光源手段(光源組体) 50……支持手段(プーリ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管系又は通路中に可撓性管状ライナを流体
    圧の使用により裏返して通し、この際硬化すると通路面
    の硬質管ライナとなるようにライナの内側面と通路面と
    の間に光硬化性合成樹脂を挟み込むと共に、管系又は通
    路中に硬化用光源手段を引き入れて光硬化性合成樹脂を
    硬化させる管系或いは通路のライニング方法において、
    前記管系又は通路中に裏返して入り込むライナの端にロ
    ープやケーブルなどを支持する支持手段を取り付け、裏
    返して入り込んだライナが所定位置に置かれた後に、ロ
    ープやケーブルなどを使用して硬化用光源手段を管系又
    は通路中に引き入れることを特徴とする管系或いは通路
    のライニング方法。
JP60162779A 1985-07-22 1985-07-22 管系或いは通路のライニング方法 Expired - Lifetime JPH0643098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60162779A JPH0643098B2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22 管系或いは通路のライニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60162779A JPH0643098B2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22 管系或いは通路のライニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6225032A JPS6225032A (ja) 1987-02-03
JPH0643098B2 true JPH0643098B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=15761051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60162779A Expired - Lifetime JPH0643098B2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22 管系或いは通路のライニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643098B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE9100870D0 (sv) * 1991-03-22 1991-03-22 Inpipe Sweden Ab Foerfarande och anordning foer infodring av en helt eller delvis vaeggomsluten passage
DE69227505T2 (de) * 1992-04-07 1999-05-20 Ashimori Ind Co Ltd Verfahren und Vorrichtung zum Reparieren einer Rohrleitung, und geeignetes Reparaturmaterial
JPH05338027A (ja) * 1992-06-09 1993-12-21 Sekishin Sangyo Kk 埋設管内面の補修方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4135958A (en) 1974-01-25 1979-01-23 Insituform International Inc. Method of lining a passageway with a resin absorbent tube

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840497B2 (ja) * 1979-05-15 1983-09-06 東京瓦斯株式会社 管路の内張り方法
JPS5754443U (ja) * 1980-09-17 1982-03-30
JPS5989884A (ja) * 1982-11-15 1984-05-24 東京瓦斯株式会社 管路の内張り装置
JPS59115494U (ja) * 1983-01-25 1984-08-04 株式会社豊振科学産業所 流体殺菌装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4135958A (en) 1974-01-25 1979-01-23 Insituform International Inc. Method of lining a passageway with a resin absorbent tube

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6225032A (ja) 1987-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4680066A (en) Lining of pipelines or passageways
US6068725A (en) Method of installation of a flexible cured in place lateral seal in an existing main pipeline
FI76201B (fi) Foerfarande och anordning foer infodring av roerledningar med hjaelp av en boejlig slang innehaollande en haerdbar plast.
JP4143328B2 (ja) 導管の修復再生方法
US6029726A (en) Apparatus for installing a flexible cured in place lateral seal in an existing main pipeline
NO873637D0 (no) Fremgangsmaate og innretning for sanering eller fremstilling av forlagte roerledninger.
EP0772062A3 (en) Light-diffusing device for an optical fiber, methods of producing and using same, and apparatus for diffusing light from an optical fiber
JP2008142996A (ja) 配管のライニング方法および光硬化装置
JPH0741670B2 (ja) 通路をライニングするための方法および装置
JPH0643098B2 (ja) 管系或いは通路のライニング方法
FI83914C (fi) Foerfarande och utrustning foer tillverkning av ett flerfibrigt optiskt ledarelement.
US20130089287A1 (en) Optical Sensor Cable for Use in Measurements in UV Light and for Use During Irradiation Processes
US8327899B2 (en) Method and system for curing pipe liners using microwave energy
US4857242A (en) Method for manufacturing a light waveguide cable
KR860000566A (ko) 극소 광학섬유 케이블 조립체의 형성방법 및 이의 장치
JP2911330B2 (ja) 管路補修工法および管路補修用のチューブ硬化装置
WO2022090333A1 (en) An apparatus for curing a liner
US2831656A (en) Apparatus for applying metal sheaths to electric cables
GB2243225B (en) Composite electric & optical cable manufacture
JPH11230476A (ja) 可視光硬化式管路内面補修方法および装置
JPH09278495A (ja) 光ファイバの被膜形成と硬化を高速で行う方法
CN218294935U (zh) 排水管道修复用紫外光固化设备
JPH04240138A (ja) 光ファイバの製造方法
JPH0999487A (ja) ケーブル敷設用チューブ材及びケーブル敷設兼管路補修工法
JPH049594B2 (ja)