JPH0643094U - 地中配管装置 - Google Patents

地中配管装置

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Publication number
JPH0643094U
JPH0643094U JP7790992U JP7790992U JPH0643094U JP H0643094 U JPH0643094 U JP H0643094U JP 7790992 U JP7790992 U JP 7790992U JP 7790992 U JP7790992 U JP 7790992U JP H0643094 U JPH0643094 U JP H0643094U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
casing
screw
underground piping
piping device
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Pending
Application number
JP7790992U
Other languages
English (en)
Inventor
典純 日高
Original Assignee
株式会社ホウショウ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ホウショウ filed Critical 株式会社ホウショウ
Priority to JP7790992U priority Critical patent/JPH0643094U/ja
Publication of JPH0643094U publication Critical patent/JPH0643094U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製ケーシングによりスクリュー刃とパイ
プとの接触を防止し、パイプの損傷を防止する。またケ
ーシング同志の係合及び離脱、あるいは、ケーシングの
パイプからの抜取を容易とする。 【構成】押込台8がスクリュー1と掘削刃5を回転させ
つつ前進させるとともにスクリュー1外部に配置された
パイプ3を前進させ、パイプ3の内側にケ−シング23
を設けた地中配管装置である。そのケーシング23がパ
イプ3と相似形状でそのパイプ3より小さくかつ金属製
に形成され、ケーシング23が両端にテーパ部25、2
9を有することを特徴とする地中配管装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地下等に横方向の孔を設け、その孔に水道管等に用いる軟質パイプ を挿入する地中配管用パイプのケーシングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の配管装置の構造は、特開平1−125495号に示すように、地中又は 地表面の掘削した土砂を搬出させる装置であり、先端に掘削刃を有するスクリュ ーの外周に螺旋状のスクリュー羽を連設し、そのスクリューをパイプ内側に遊嵌 し、スクリューの回転により先端の掘削刃が地中を掘削しながら推進し、スクリ ュー羽が土砂を徐々に手前に搬送する。従って、パイプ及びスクリューを一度に 地中に圧入することにより、地中に孔を設ける工程とパイプを挿入する工程とを 同時に行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スクリューとスクリュー羽は、土砂搬出の際、抵抗に耐えるた め金属材質で製造され、かつ、スクリューは一端で駆動装置のみにより支持され るので、スクリューの自重によりその先端が下方に撓み、下側のスクリュー羽が パイプの内壁に衝突し塩化ビニール製等のパイプに亀裂又は破損等を生じさせパ イプの寿命を短くするという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、押込台がスクリューと掘削刃を回転させつつ推進させると ともにスクリューを包囲するように配置されたパイプを推進させ、そのパイプ内 側にケーシングが配置される地中配管装置であって、前記ケーシングがパイプと 相似形状でそのパイプより小さくかつ金属製に形成され、そのケーシングの両端 がテーパ状に形成されることを特徴とする地中配管装置を要旨とする。
【0005】
【作用】
金属製ケーシングによりスクリュー刃とパイプとが接触することがなくなり、 パイプの損傷を防止することができる。またケーシングの両端がテーパ状にされ ているので、ケーシング同志の係合及び離脱や、ケーシングをパイプから抜き取 るのが容易に行われる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は地中配管用装置の全体の概略図である。図1において、スクリュー1は 塩化ビニール製のパイプ3の内部に配置され、スクリュー1のロッド先端部がパ イプ3の推進側外部において掘削刃5と連結する。またパイプ3の中間部は支持 部6、パイプ3の後端部はチャック7により固定されパイプ3の円周方向への動 きを規制する。また押込台8は、基台9上に水平方向に推進、後退可能に配設さ れる。次に地中配管用装置の作動について説明する。まず押込台8が油圧ホース 10から油圧の供給を受けると、押込台8がスクリュー1を回転させつつ土砂を 後方に排出し、またパイプ3を地中に押し込みながらレール12に沿って推進す る。それと同時に給水ホース11より掘削刃1の中心軸13にスクリュー1のロ ッドの図示せぬ中空部を介して加圧水が供給され、中心軸13先端の噴射口15 から加圧水が噴出し掘削作業を容易とする。そしてパイプ3の1回の推進が終了 しスクリュー1とパイプ3の地中への埋め込みが完了すると、他のスクリューと パイプとを次々と繋ぎ足しながら最初のパイプ3が目標の到達孔に至る迄、同様 の作業を繰り返して複数のパイプを地中に連続的に配管する。そして、配管終了 後はスクリューとケーシングをパイプから抜き取る。この地中配管用装置は公知 であり特開平1−125495号に詳しく動作等が記載されているのでその説明 は省略する。
【0007】 次に図2に基づいて地中配管装置の要部の構造に関して説明する。スクリュー 1のロッド外周部にはスクリュー刃2が螺旋状に周設される。またスクリュー1 のロッドの前端部16は中心軸13とスプライン結合部17を介して結合され、 一方、スクリュー1の後端部18は押し込み台8の回転部19とスプライン結合 部20を介して結合される。油圧ホース10からの油圧の供給により押込台8が 作動し、スクリュー1と掘削刃5と中心軸13と回転部19とが一体に回転しつ つ推進する。一方、パイプ3はスクリュー刃2を包むように配置され、その後端 部が押込台8に固設されたチャック7により固定される。パイプ3の前方の自由 端には案内部21が取り付けられパイプ3の推進が円滑に行われる。即ち案内部 21は断面が三角形状で、パイプ3内部に向かって傾斜した円環状の斜面22を 備え、排出されるべき土砂が斜面22に沿って後方に移動する。その斜面22の 端部はパイプ3の内周端部まで延出し、その端部とケーシング23の端部とが係 合する。
【0008】 次に図3に基づいてケーシング23の構造を説明する。ケーシング23は円筒 状でパイプ3よりその直径が小さくされパイプ3の内側に配置が可能であり、ま たパイプ3の保護のため鉄製とされる。従って、鉄製のケーシング23によりス クリュー刃2とパイプ3とが接触することがなく、パイプ3が保護され損傷が防 止される。またケーシング23の管長はその直径より長く、ケーシング23の肉 厚は直径に比べて十分に薄くされている。
【0009】 またケーシング23の両端部には円環状のテーパ部25と29が設けられてい る。テーパ部25には2か所の円環状の段部26、27がありその段部を円環状 のテーパ面28が接続している。同様に円環状のテーパ部29には2か所の円環 状の段部30、31がありその段部を円環状のテーパ面32が接続している。テ ーパ面28とテーパ面32は図中において右斜め方向に傾斜し互いに平行である 。従って、ケーシング23と他のケーシングとの連続的な係合及び離脱が容易に 行われる。また案内部21には土砂から相当の負荷が加わり上下に移動し易いが 上方向への移動はパイプ3により規制され、また下方向への移動はケーシング2 3により規制されパイプ3の安定的な案内を可能とする。さらにパイプ3が図に 示すものより大径であっても、パイプ3とケーシング23との間にその距離を一 定に保つための駒を挿入することで対応でき、パイプ径の適用範囲が広い利点も ある。またケーシング23の両端にテーパ面28、32が設けられているので、 ケーシング23の相互の係合及び離脱、さらに配管作業の終了後、ケーシング2 3をパイプ3から抜き取るのが容易であり作業時間が大幅に短縮できる。
【0010】 なお、本考案の要旨を逸脱しない範囲で本考案の構成を適宜変更しうることは 勿論である。
【0011】
【考案の効果】
金属製ケーシングによりスクリュー刃とパイプとが接触することがなくなり、 パイプが保護され損傷が防止できる。パイプに案内部を設けた場合、案内部の上 下方向の動きが規制されパイプの安定的な案内を可能とする。またパイプ径の適 用範囲が広い利点もある。さらにケーシングの両端がテーパ状にされているので 、ケーシングの相互の係合及び離脱やケーシングをパイプから抜き取るのが容易 であり作業時間が大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地中配管用装置の全体の概略図である。
【図2】地中配管装置の要部の構造図である。
【図3】ケーシングの縦断面図である。
【符号の説明】
1 スクリュー 3 パイプ 5 掘削刃 8 押込台 23 ケーシング 25 テーパ部 26、27 段部 28、32 テーパ面 29 テーパ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押込台がスクリューと掘削刃を回転させ
    つつ推進させるとともにスクリューを包囲するように配
    置されたパイプを推進させ、そのパイプ内側にケーシン
    グが配置される地中配管装置であって、 前記ケーシングがパイプと相似形状でそのパイプより小
    さくかつ金属製に形成され、そのケーシングの両端がテ
    ーパ状に形成されることを特徴とする地中配管装置。
JP7790992U 1992-11-12 1992-11-12 地中配管装置 Pending JPH0643094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7790992U JPH0643094U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 地中配管装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7790992U JPH0643094U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 地中配管装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0643094U true JPH0643094U (ja) 1994-06-07

Family

ID=13647205

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7790992U Pending JPH0643094U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 地中配管装置

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JP (1) JPH0643094U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136076A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Canon Electronics Inc デイスク装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136076A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Canon Electronics Inc デイスク装置

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