JPH0642986U - 人工芝生 - Google Patents

人工芝生

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JPH0642986U
JPH0642986U JP7832492U JP7832492U JPH0642986U JP H0642986 U JPH0642986 U JP H0642986U JP 7832492 U JP7832492 U JP 7832492U JP 7832492 U JP7832492 U JP 7832492U JP H0642986 U JPH0642986 U JP H0642986U
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JP
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tee
base cloth
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rubber sheet
backing resin
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JP7832492U
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和彦 溝縁
基 田渕
嘉信 砂賀
俊夫 鬼頭
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】どの位置でもティーを立てることのできる人工
芝生を提供することを目的とする。 【構成】経、緯ともに5%〜30%の伸縮性を有するメ
ッシュ状の基布1にパイル糸をタフティングして前記基
布1の表面に芝生部2を形成し、前記基布1の裏面には
柔軟なバッキング樹脂層3を設け、このバッキング樹脂
層3の裏面には発泡ラバーシート4を設けてあり、簡単
にティーを差し込め、どの位置でもティーを立てること
ができる。また、ティーが発泡ラバーシート4に差し込
まれたとき、差し込み部の発泡ラバーシート4は押し広
げられるが、ティーが抜き取られると前記差し込み部の
発泡ラバーシート4は元に戻り、穴は残ることがない。
また、前記メッシュ状の基布1は伸縮性を有することか
らティーが抜き取られると元に戻り、この基布1にも穴
は残ることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主としてゴルフ場のティーグラウンドやゴルフ練習場のティーグラ ウンドなどに敷設される人工芝生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からゴルフ場のティーグラウンドやゴルフ練習場のティーグラウンドに敷 設される人工芝生として種々の人工芝生が提案されている。
【0003】 これらの人工芝生としては寸法の安定した基布を用いた固い基盤の上に合成樹 脂製のパイル糸を植え付けたものが多く知られており、パイル糸の人工芝の上か らティーを立てようとしても基盤は固いことから立てることはできず、従って基 盤にあらかじめ穴をあけたり十字状などの切り込みを形成して、この切り込み部 にティーを立てていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ティーを立てるとき前記穴や切り込みを人工芝の上から探さな ければならず、見つけにくく、面倒であるし、穴や切り込みを設定した特定の場 所しか使えないという問題があった。
【0005】 本考案はこのような課題を解決するもので、従来のような穴や切り込みを不要 とし、どの位置でも自由にティーを立てることのできる人工芝生を提供すること を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
この課題を解決するために本考案は、経、緯ともに伸縮性を有するメッシュ状 の基布にパイル糸をタフティングして前記基布の表面に芝生部を形成し、前記基 布の裏面には柔軟なバッキング樹脂層を設け、このバッキング樹脂層の裏面には 発泡ラバーシートやウレタンフォームシートを設けたことを要旨とするものであ る。
【0007】 以下、本考案についてさらに詳細に説明する。 まず、前記経、緯ともに伸縮性を有するメッシュ状の基布の素材としてはナイ ロンとスパンデックスとを混繊してなるものを用いる。このナイロンとスパンデ ックスとの混率は例えば140dのナイロン繊維と560dのスパンデックスを 用いる場合、ナイロン繊維82%に対しスパンデックスを18%とする。このナ イロンとスパンデックスとの混率はでき基布に持たせる伸び率によって決定され 、従って上記混率に限定されるものではない。また、基布の素材もナイロンとス パンデックスの混率に限定されず、経、緯の伸びがあれば他の素材でも良い。
【0008】 次に、前記基布の表面にタフティングにより設けられる芝生部はナイロンから なるパイル糸あるいはポリプロピレンからなるパイル糸あるいは塩化ビニルから なるパイル糸あるいは塩化ビニリデンからなるパイル糸などによって構成される 。
【0009】 次に、前記基布の裏面に設けられるバッキング樹脂層は塩化ビニル樹脂あるい はSBR(スチレン・ブチレンラバー)あるいはウレタン樹脂などの樹脂を主成 分とする材料により構成され、これらの樹脂と添加物との割合により柔軟なバッ キング樹脂層を得ることができる。バッキング樹脂層の主成分として塩化ビニル 樹脂を用いる場合は塩化ビニル樹脂100部に対して、可塑材としてメチルエチ ルケトン50〜100部と、充填材として炭酸カルシウムあるいはタルク0〜1 00部を混ぜ合わせる。またバッキング樹脂層の主成分としてSBR(スチレン ・ブチレンラバー)を用いる場合は充填材として炭酸カルシウムあるいはタルク 0〜200部を混ぜ合わせる。さらにバッキング樹脂層の主成分としてウレタン 樹脂を用いる場合は充填材として炭酸カルシウムあるいはタルク0〜150部を 混ぜ合わせる。前記可塑材や充填材の量によりバッキング樹脂層の柔軟性が決定 される。また、このような材料からなるバッキング樹脂は未硬化の液状で基布の 裏面に塗布され、その後、100〜150℃の温度で加熱乾燥されて前記基布の 表面にタフティングにより設けられる芝生部が基布から外れようとするのを防止 するバッキング樹脂層となる。詳しくは基布の裏面に塗布されたバッキング樹脂 は基布がメッシュ状であることから基布の表面側に浸透して基布の表面にもバッ キング樹脂層が形成される。
【0010】 さらに、前記バッキング樹脂層の裏面に設けられる発泡ラバーシートはNBR 、CR、IIR、EVAなどを発泡させて厚み3〜40mmに作られており、発 泡倍率は1.5〜3倍としてあり、これにより人工芝生表面の芝生部の上からテ ィーが発泡ラバーシートに差し込まれたとき、差し込み部の発泡ラバーシートは 押し広げられるが、ティーが抜き取られると前記差し込み部の発泡ラバーシート は元に戻り、穴は残ることがない。この発泡ラバーシートは前記バッキング樹脂 層に対してウレタン系接着剤あるいはエポキシ系接着剤により接着される。
【0011】 なお、人工芝生表面の芝生部の上からティーが差し込まれたとき、前記メッシ ュ状の基布を貫通するが、この基布は伸縮性を有することからティーが抜き取ら れると元に戻り、穴は残ることがない。
【0012】 図1〜図3に本考案による人工芝生の一例を示し、1は経、緯ともに5%〜3 0%の伸縮性を有する基布で、この基布1にパイル糸をタフティングして基布の 表面に芝生部2を形成してあり、基布1から芝生部2のパイル糸の抜け落ちを防 止するために基布1の裏面には柔軟なバッキング樹脂層3を設けてある。4はバ ッキング樹脂層3の裏面に設けた発泡ラバーシートであり、この発泡ラバーシー ト4の代わりにウレタンフォームシートを用いても良い。
【0013】 ところで、本考案の人工芝生はゴルフ場のティーグラウンドの他、家庭の庭に 設けられるゴルフ練習場所などに敷設して使用される。
【0014】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、表面に芝生部が形成された伸縮性を有するメッ シュ状の基布と、前記基布の裏面に設けた柔軟なバッキング樹脂層と、このバッ キング樹脂層の裏面に設けた発泡ラバーシートあるいはウレタンフォームシート とからなっており、従来のような切り込みを設けなくても簡単にティーを差し込 め、どの位置でもティーを立てることができる。特に人工芝生表面の芝生部の上 からティーが発泡ラバーシートあるいはウレタンフォームシートなどのシートに 差し込まれたとき、差し込み部のシートは押し広げられるが、ティーが抜き取ら れると前記差し込み部のシートは元に戻り、穴は残ることがない。また、前記メ ッシュ状の基布は伸縮性を有することからティーが抜き取られると元に戻り、こ の基布にも穴は残ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例における人工芝生の側面図であ
る。
【図2】同人工芝生の発泡ラバーシート接着前の状態を
示す拡大断面図である。
【図3】同人工芝生の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基布 2 芝生部 3 バッキング樹脂層 4 発泡ラバーシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田渕 基 京都府八幡市八幡園内37−28 (72)考案者 砂賀 嘉信 和歌山県海南市野上中526番地 尾崎産業 株式会社内 (72)考案者 鬼頭 俊夫 愛知県名古屋市千種区古出来三丁目3番10 号 株式会社オニット内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経、緯ともに伸縮性を有するメッシュ状
    の基布にパイル糸をタフティングして前記基布の表面に
    芝生部を形成し、前記基布の裏面には柔軟なバッキング
    樹脂層を設け、このバッキング樹脂層の裏面には発泡ラ
    バーシートやウレタンフォームシートを設けたことを特
    徴とする人工芝生。
JP1992078324U 1992-11-16 1992-11-16 人工芝生 Expired - Lifetime JP2580579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992078324U JP2580579Y2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 人工芝生

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992078324U JP2580579Y2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 人工芝生

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Publication Number Publication Date
JPH0642986U true JPH0642986U (ja) 1994-06-07
JP2580579Y2 JP2580579Y2 (ja) 1998-09-10

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ID=13658786

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497283U (ja) * 1972-04-22 1974-01-22
JPS4982073U (ja) * 1972-10-26 1974-07-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497283U (ja) * 1972-04-22 1974-01-22
JPS4982073U (ja) * 1972-10-26 1974-07-16

Also Published As

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JP2580579Y2 (ja) 1998-09-10

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