JPH0642963B2 - リバースミル圧延設備 - Google Patents
リバースミル圧延設備Info
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- JPH0642963B2 JPH0642963B2 JP16639589A JP16639589A JPH0642963B2 JP H0642963 B2 JPH0642963 B2 JP H0642963B2 JP 16639589 A JP16639589 A JP 16639589A JP 16639589 A JP16639589 A JP 16639589A JP H0642963 B2 JPH0642963 B2 JP H0642963B2
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- Japan
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- side guide
- rolling
- mill
- rolled
- reverse
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/14—Guiding, positioning or aligning work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/26—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by hot-rolling, e.g. Steckel hot mill
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/30—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a non-continuous process
- B21B1/32—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a non-continuous process in reversing single stand mills, e.g. with intermediate storage reels for accumulating work
- B21B1/34—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a non-continuous process in reversing single stand mills, e.g. with intermediate storage reels for accumulating work by hot-rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/46—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリバースミル圧延設備に係わり、特に1台の圧
延機で粗圧延と仕上げ圧延を行うミニホットストリップ
ミル圧延設備に適したリバースミル圧延設備及びこのリ
バースミル圧延設備を備えたミニホットストリップミル
圧延設備に関する。
延機で粗圧延と仕上げ圧延を行うミニホットストリップ
ミル圧延設備に適したリバースミル圧延設備及びこのリ
バースミル圧延設備を備えたミニホットストリップミル
圧延設備に関する。
従来のリバースミル圧延設備としては、主としてステン
レスなど特殊鋼圧延に用いられるステッケルミル圧延設
備が知られており、これは、圧延機の前後にそれぞれフ
ァーネスコイラーを配置し、ファーネスコイラーで巻き
取り、保温しながらリバース圧延を行うものである。こ
のステッケルミル圧延設備は仕上げ圧延機として用いら
れるのが一般的であるが、特公昭55−46763号公
報に記載のよう1台のステッケルミル圧延設備で粗圧延
と仕上げ圧延の両方を行い、これをミニホットストリッ
プミル圧延設備として用いる試みもある。この場合、圧
延機と各コイラー間に位置するピンチローラを挟んで2
連のサイドガイド装置を配置し、ファーネスコイラーで
巻き取ることのできない粗圧延時には2連のサイドガイ
ド装置を両方共使用し、被圧延材が長くなった場合でも
2連のサイドガイド装置で案内しながら粗圧延し、仕上
げ圧延時には圧延機寄りのサイドガイド装置のみを使用
して仕上げ圧延を行う。
レスなど特殊鋼圧延に用いられるステッケルミル圧延設
備が知られており、これは、圧延機の前後にそれぞれフ
ァーネスコイラーを配置し、ファーネスコイラーで巻き
取り、保温しながらリバース圧延を行うものである。こ
のステッケルミル圧延設備は仕上げ圧延機として用いら
れるのが一般的であるが、特公昭55−46763号公
報に記載のよう1台のステッケルミル圧延設備で粗圧延
と仕上げ圧延の両方を行い、これをミニホットストリッ
プミル圧延設備として用いる試みもある。この場合、圧
延機と各コイラー間に位置するピンチローラを挟んで2
連のサイドガイド装置を配置し、ファーネスコイラーで
巻き取ることのできない粗圧延時には2連のサイドガイ
ド装置を両方共使用し、被圧延材が長くなった場合でも
2連のサイドガイド装置で案内しながら粗圧延し、仕上
げ圧延時には圧延機寄りのサイドガイド装置のみを使用
して仕上げ圧延を行う。
しかしながら、特公昭55−46763号公報に記載の
リバースミル圧延設備においては、2連のサイドガイド
装置を配置しただけの構成であり、2連のサイドガイド
装置をどのように駆動するかの点は配慮されておらず、
2連のサイドガイド装置を使用して粗圧延を行う場合、
両者が独立して駆動されるため、2連のサイドガイド装
置の開度にバラツキが生じ、被圧延材が曲がって案内さ
れ、安定した圧延が行えないという問題があった。
リバースミル圧延設備においては、2連のサイドガイド
装置を配置しただけの構成であり、2連のサイドガイド
装置をどのように駆動するかの点は配慮されておらず、
2連のサイドガイド装置を使用して粗圧延を行う場合、
両者が独立して駆動されるため、2連のサイドガイド装
置の開度にバラツキが生じ、被圧延材が曲がって案内さ
れ、安定した圧延が行えないという問題があった。
本発明の目的は、2連のサイドガイド装置の開度のバラ
ツキを減じ、粗圧延においても安定した圧延を行えるリ
バースミル圧延設備及びそれを備えたホットストリップ
ミル圧延設備を提供することである。
ツキを減じ、粗圧延においても安定した圧延を行えるリ
バースミル圧延設備及びそれを備えたホットストリップ
ミル圧延設備を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明によれば、2連のサイ
ドガイド装置の少なくとも圧延機寄りのサイドガイド装
置の単独動作と、両方の連動動作を選択的に行える駆動
手段を設けたことを特徴とするリバースミル圧延設備が
提供される。
ドガイド装置の少なくとも圧延機寄りのサイドガイド装
置の単独動作と、両方の連動動作を選択的に行える駆動
手段を設けたことを特徴とするリバースミル圧延設備が
提供される。
駆動手段は2連のサイドガイド装置を機械的に連動させ
る制御手段を備えていてもよいし、電気的に連動させる
制御手段を備えていてもよい。
る制御手段を備えていてもよいし、電気的に連動させる
制御手段を備えていてもよい。
2連のサイドガイド装置のうち圧延機寄りのサイドガイ
ド装置は、好ましくは、インナーサイドガイドとアウタ
ーサイドガイドの2重構造とし、インナーサイドガイド
にショートストロークの移動を可能とするアクチュエー
タ手段が設けられる。
ド装置は、好ましくは、インナーサイドガイドとアウタ
ーサイドガイドの2重構造とし、インナーサイドガイド
にショートストロークの移動を可能とするアクチュエー
タ手段が設けられる。
代わりに、2連のサイドガイド装置のうち圧延機寄りの
サイドガイド装置をサイドガイド本体と、サイドガイド
本体に被圧延材と接触可能に設けられたローラガイドと
で構成し、ローラガイドにショートストロークの移動を
可能とするアクチュエータ手段を設けてもよい。
サイドガイド装置をサイドガイド本体と、サイドガイド
本体に被圧延材と接触可能に設けられたローラガイドと
で構成し、ローラガイドにショートストロークの移動を
可能とするアクチュエータ手段を設けてもよい。
また上記目的は、本発明によれば、上述したリバースミ
ル圧延設備と、この圧延設備の下流に配置された仕上げ
圧延設備とを含むことを特徴とするミニホットストリッ
プミル圧延設備が提供される。
ル圧延設備と、この圧延設備の下流に配置された仕上げ
圧延設備とを含むことを特徴とするミニホットストリッ
プミル圧延設備が提供される。
2連のサイドガイド装置の単独動作と連動動作を選択的
に行える駆動手段を設けることにより、粗圧延を行う場
合は、2連のサイドガイド装置を連動動作で駆動して両
方共使用し、仕上げ圧延の場合は、圧延機寄りのサイド
ガイド装置のみの単独動作を行うことが可能となる。こ
のため、粗圧延においては2連のサイドガイド装置の連
動動作により両者の開度のバラツキが減少するので、被
圧延材の案内が正確になり、安定した圧延を行える。
に行える駆動手段を設けることにより、粗圧延を行う場
合は、2連のサイドガイド装置を連動動作で駆動して両
方共使用し、仕上げ圧延の場合は、圧延機寄りのサイド
ガイド装置のみの単独動作を行うことが可能となる。こ
のため、粗圧延においては2連のサイドガイド装置の連
動動作により両者の開度のバラツキが減少するので、被
圧延材の案内が正確になり、安定した圧延を行える。
圧延機寄りのサイドガイド装置を2重構造とし、インナ
ーサイドガイドにショートストロークの移動を可能とす
るアクチュエータ手段を設けることにより、仕上げ圧延
において被圧延材の先端がコイラー装置に巻き取られる
瞬間、今まで圧延機に向かう被圧延材を案内していたサ
イドガイド装置のインナーサイドガイドを短時間で開く
ことができ、これにより、被圧延材の先端がコイラー装
置に巻き取られた状態でサイドガイド装置が被圧延材に
接触した場合に生じるであろうサイドガイド装置の傷付
きが防止される。
ーサイドガイドにショートストロークの移動を可能とす
るアクチュエータ手段を設けることにより、仕上げ圧延
において被圧延材の先端がコイラー装置に巻き取られる
瞬間、今まで圧延機に向かう被圧延材を案内していたサ
イドガイド装置のインナーサイドガイドを短時間で開く
ことができ、これにより、被圧延材の先端がコイラー装
置に巻き取られた状態でサイドガイド装置が被圧延材に
接触した場合に生じるであろうサイドガイド装置の傷付
きが防止される。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明す
る。
る。
第1図〜第3図において、本実施例のミニホットストリ
ップミル圧延設備を構成するリバースミル圧延設備、即
ちステッケルミル圧延設備は、圧延機1と、圧延機1の
前後にそれぞれ配置されたファーネス2,3(第3図参
照)とを有し、ファーネス2,3内にはコイラー4、パ
スラインローラ31及びインサイドガイド32が内蔵さ
れている。また、圧延機1の前後には油圧シリンダ等の
アクチュエータ33により開閉されるピンチローラ5を
挟んで2連のサイドガイド装置6,7が設置され、ピン
チローラ5とファーネス2,3との間にデフレクタガイ
ド34が配置されている。圧延機1から離れたサイドガ
イド装置6は1対のサイドガイド8を有する通常の構造
であり、圧延機1寄りのサイドガイド装置7は、アウタ
ーサイドガイド9とインナーサイドガイド10を有する
2重構造をしている。
ップミル圧延設備を構成するリバースミル圧延設備、即
ちステッケルミル圧延設備は、圧延機1と、圧延機1の
前後にそれぞれ配置されたファーネス2,3(第3図参
照)とを有し、ファーネス2,3内にはコイラー4、パ
スラインローラ31及びインサイドガイド32が内蔵さ
れている。また、圧延機1の前後には油圧シリンダ等の
アクチュエータ33により開閉されるピンチローラ5を
挟んで2連のサイドガイド装置6,7が設置され、ピン
チローラ5とファーネス2,3との間にデフレクタガイ
ド34が配置されている。圧延機1から離れたサイドガ
イド装置6は1対のサイドガイド8を有する通常の構造
であり、圧延機1寄りのサイドガイド装置7は、アウタ
ーサイドガイド9とインナーサイドガイド10を有する
2重構造をしている。
2連のサイドガイド装置6,7に対しては駆動装置11
が設けられており、駆動装置11は、電動モータ12、
電動モータ12に連結されたデファレンシャルギヤーボ
ックス13、デファレンシャルギヤーボックス13にブ
レーキ14a,14bを介して接続された駆動軸15
a,15b、駆動軸15a,15bに連結された分配器
16a,16b、分配器16a,16bの出力軸17
a,17bを有し、出力軸17a,17bがそれぞれサ
イドガイド装置6,7に連結されている。また、駆動軸
15a,15bの端部にはギヤーボックス18a,18
bを介して位置検出器19a,19bが連結されてい
る。
が設けられており、駆動装置11は、電動モータ12、
電動モータ12に連結されたデファレンシャルギヤーボ
ックス13、デファレンシャルギヤーボックス13にブ
レーキ14a,14bを介して接続された駆動軸15
a,15b、駆動軸15a,15bに連結された分配器
16a,16b、分配器16a,16bの出力軸17
a,17bを有し、出力軸17a,17bがそれぞれサ
イドガイド装置6,7に連結されている。また、駆動軸
15a,15bの端部にはギヤーボックス18a,18
bを介して位置検出器19a,19bが連結されてい
る。
出力軸17a,17bとサイドガイド装置6,7の連結
構造を出力軸17bとサイドガイド装置7とで代表して
第4図及び第5図に示す。出力軸17bは、カップリン
グ20により一体化された相互に逆ネジの切られたスク
リュー21a,21bに連結されており、スクリュー2
1a,21bにはナット22a,22bが螺合し、ナッ
ト22a,22bはガイド23a,23bに連結され、
ガイド23a,23bにそれぞれアウターサイドガイド
9が一体に固定されている。また、基礎に固定されたベ
ース24にはパス方向に直角方向に延在する断面コの字
形のフレーム25がボルト止めされ、スクリュー21
a,21bはフレーム25内でその下側を延在すると共
に、ナット22a,22bの本体部分はフレーム25の
内面を滑動可能に案内され、更にガイド23a,23b
もフレーム25の外面を滑動可能に案内される構成とな
っている。
構造を出力軸17bとサイドガイド装置7とで代表して
第4図及び第5図に示す。出力軸17bは、カップリン
グ20により一体化された相互に逆ネジの切られたスク
リュー21a,21bに連結されており、スクリュー2
1a,21bにはナット22a,22bが螺合し、ナッ
ト22a,22bはガイド23a,23bに連結され、
ガイド23a,23bにそれぞれアウターサイドガイド
9が一体に固定されている。また、基礎に固定されたベ
ース24にはパス方向に直角方向に延在する断面コの字
形のフレーム25がボルト止めされ、スクリュー21
a,21bはフレーム25内でその下側を延在すると共
に、ナット22a,22bの本体部分はフレーム25の
内面を滑動可能に案内され、更にガイド23a,23b
もフレーム25の外面を滑動可能に案内される構成とな
っている。
また、2重構造のサイドガイド装置7においてアウタサ
イドガイド9にはスクリュー21a,21bに隣接して
油圧シリンダ等のアクチュエータ26a,26bが取り
付けられ、インナーサイドガイド10はこのアクチュエ
ータ26a,26bに駆動結合され、ショートストロー
クの移動を可能とされている。
イドガイド9にはスクリュー21a,21bに隣接して
油圧シリンダ等のアクチュエータ26a,26bが取り
付けられ、インナーサイドガイド10はこのアクチュエ
ータ26a,26bに駆動結合され、ショートストロー
クの移動を可能とされている。
駆動装置11には更に制御装置30が設けられ、電動モ
ータ12及びブレーキ14a,14bは制御装置30か
らの指令により駆動される。また、位置検出器19a,
19bの検出信号は制御装置30に入力され、サイドガ
イド装置6,7を位置決めするための所定の演算が行わ
れる。
ータ12及びブレーキ14a,14bは制御装置30か
らの指令により駆動される。また、位置検出器19a,
19bの検出信号は制御装置30に入力され、サイドガ
イド装置6,7を位置決めするための所定の演算が行わ
れる。
次に、以上のように構成された本実施例の動作を説明す
る。まず、粗圧延及び仕上げ圧延における2連のサイド
ガイド装置6,7の使用方法の基本的な考え方を説明す
る。
る。まず、粗圧延及び仕上げ圧延における2連のサイド
ガイド装置6,7の使用方法の基本的な考え方を説明す
る。
被圧延材35が厚くてコイラー4で巻き取ることができ
ない粗圧延の場合は、入側のサイドガイド装置6,7は
2連共、被圧延材35プラス約25mm程度の開度に設定
し、出側のサイドガイド装置6,7は2連共、被圧延材
35の幅プラス約50mm程度の開度に設定する。1パス
の圧延が終了し、逆パスの圧延に移行するときには、開
度設定を逆にして圧延を行なう。これにより、被圧延材
35は常に入側のサイドガイド装置6,7に適切に案内
されながら真っ直ぐに圧延機1に送り込まれ、圧延され
る。
ない粗圧延の場合は、入側のサイドガイド装置6,7は
2連共、被圧延材35プラス約25mm程度の開度に設定
し、出側のサイドガイド装置6,7は2連共、被圧延材
35の幅プラス約50mm程度の開度に設定する。1パス
の圧延が終了し、逆パスの圧延に移行するときには、開
度設定を逆にして圧延を行なう。これにより、被圧延材
35は常に入側のサイドガイド装置6,7に適切に案内
されながら真っ直ぐに圧延機1に送り込まれ、圧延され
る。
仕上げ圧延の場合は第2図に示すように圧延機1寄りの
サイドガイド装置7のみを使用し、ファーネス2,3の
コイラー4で被圧延材を巻き取りながら圧延を行なう。
このとき、被圧延材の先端のみが出側のファーネス3の
コイラー4に巻き取られる最初の1パス目は、入側のサ
イドガイド装置7を被圧延材35の幅プラス約10mm程
度の開度に設定し、出側のサイドガイド装置7を被圧延
材35の幅プラス約40mm程度の開度に設定した状態で
全長圧延を行なう。これにより、被圧延材35は全長に
わたって入側のサイドガイド装置7に適切に案内されな
がら真っ直ぐに圧延機1に送り込まれ、圧延される。
サイドガイド装置7のみを使用し、ファーネス2,3の
コイラー4で被圧延材を巻き取りながら圧延を行なう。
このとき、被圧延材の先端のみが出側のファーネス3の
コイラー4に巻き取られる最初の1パス目は、入側のサ
イドガイド装置7を被圧延材35の幅プラス約10mm程
度の開度に設定し、出側のサイドガイド装置7を被圧延
材35の幅プラス約40mm程度の開度に設定した状態で
全長圧延を行なう。これにより、被圧延材35は全長に
わたって入側のサイドガイド装置7に適切に案内されな
がら真っ直ぐに圧延機1に送り込まれ、圧延される。
次に、逆パスに移行するときは、被圧延材35の先端が
出側のファーネス2のコイラー4に巻き取られるまで
は、入側のサイドガイド装置7を被圧延材35の幅プラ
ス約10mm程度の開度に設定し、出側のサイドガイド装
置7を被圧延材35の幅プラス約40mm程度の開度に設
定して圧延を行ない、被圧延材35の先端がコイラー4
に巻き取られた後は、入側のサイドガイド装置7を出側
と同様に被圧延材35の幅プラス約40mm程度の開度に
広げて圧延を行なう。これにより、被圧延材35の両端
がコイラー4に巻き取られた状態で増速され、圧延が行
われるときに、被圧延材35の端部がサイドガイド装置
7に接触し、生じるであろうサイドガイド装置7の傷付
きを防止することができる。なお、このときのサイドガ
イド装置7の開度の拡大は速やかに行なう必要があり、
このことから以下この動作を「クイックオープン」と言
う。
出側のファーネス2のコイラー4に巻き取られるまで
は、入側のサイドガイド装置7を被圧延材35の幅プラ
ス約10mm程度の開度に設定し、出側のサイドガイド装
置7を被圧延材35の幅プラス約40mm程度の開度に設
定して圧延を行ない、被圧延材35の先端がコイラー4
に巻き取られた後は、入側のサイドガイド装置7を出側
と同様に被圧延材35の幅プラス約40mm程度の開度に
広げて圧延を行なう。これにより、被圧延材35の両端
がコイラー4に巻き取られた状態で増速され、圧延が行
われるときに、被圧延材35の端部がサイドガイド装置
7に接触し、生じるであろうサイドガイド装置7の傷付
きを防止することができる。なお、このときのサイドガ
イド装置7の開度の拡大は速やかに行なう必要があり、
このことから以下この動作を「クイックオープン」と言
う。
被圧延材35の先端がコイラー4に巻き取られない最終
パスの場合は、1パス目と同様、入側のサイドガイド装
置7を被圧延材35の幅プラス約10mm程度の幅で、出
側のサイドガイド装置7は被圧延材35の幅プラス約4
0mm程度の幅のままで全長圧延を行なう。
パスの場合は、1パス目と同様、入側のサイドガイド装
置7を被圧延材35の幅プラス約10mm程度の幅で、出
側のサイドガイド装置7は被圧延材35の幅プラス約4
0mm程度の幅のままで全長圧延を行なう。
次に、以上のサイドガイド装置6,7の使用方法を前提
とした本実施例の動作を説明する。
とした本実施例の動作を説明する。
粗圧延を行なう場合は、制御装置30よりブレーキ14
a,14bの開放を指令する信号を与えると共に、電動
モータ12の駆動を指令する信号を与える。これにより
電動モータ12が駆動され、駆動軸15a,15bが共
に駆動され、その駆動力が分配器16a,16b及び出
力軸17a,17bを介して2連のサイドガイド装置
6,7のスクリュー21a,21bに伝達され、ナット
322a,22bが互いにパス中心に対して対称に移動
し、サイドガイド装置6,7は同じ開度に設定される。
このとき、上述したように、入側のサイドガイド装置
6,7は被圧延材35プラス約25mm程度の開度に設定
し、出側のサイドガイド装置6,7は、被圧延材35の
幅プラス約50mm程度の開度に設定する。
a,14bの開放を指令する信号を与えると共に、電動
モータ12の駆動を指令する信号を与える。これにより
電動モータ12が駆動され、駆動軸15a,15bが共
に駆動され、その駆動力が分配器16a,16b及び出
力軸17a,17bを介して2連のサイドガイド装置
6,7のスクリュー21a,21bに伝達され、ナット
322a,22bが互いにパス中心に対して対称に移動
し、サイドガイド装置6,7は同じ開度に設定される。
このとき、上述したように、入側のサイドガイド装置
6,7は被圧延材35プラス約25mm程度の開度に設定
し、出側のサイドガイド装置6,7は、被圧延材35の
幅プラス約50mm程度の開度に設定する。
仕上げ圧延を行なう場合は、制御装置30よりブレーキ
14aを閉める指令を与える。これにより、電動モータ
12の駆動力はデファレンシャルギヤボックス13及び
ブレーキ14bを介して駆動軸15bに与えられ、圧延
機寄りのサイドガイド装置7の開度が調整され、もう1
つの駆動軸15aはブレーキ14aの制動により駆動さ
れないので、サイドガイド装置6は開閉動作を行なわ
ず、所定の開度に開いたままとされる(第2図参照)。
このとき、サイドガイド装置7の開度は入側、出側共、
被圧延材35の幅プラス約40mm程度に設定される。次
いで、更に入側のサイドガイド装置7のアクチュエータ
26a,26bを駆動してインナサイドガイド10をシ
ョートストロークし、入側のサイドガイド装置7を被圧
延材35の幅プラス約10mm程度の開度に設定する。
14aを閉める指令を与える。これにより、電動モータ
12の駆動力はデファレンシャルギヤボックス13及び
ブレーキ14bを介して駆動軸15bに与えられ、圧延
機寄りのサイドガイド装置7の開度が調整され、もう1
つの駆動軸15aはブレーキ14aの制動により駆動さ
れないので、サイドガイド装置6は開閉動作を行なわ
ず、所定の開度に開いたままとされる(第2図参照)。
このとき、サイドガイド装置7の開度は入側、出側共、
被圧延材35の幅プラス約40mm程度に設定される。次
いで、更に入側のサイドガイド装置7のアクチュエータ
26a,26bを駆動してインナサイドガイド10をシ
ョートストロークし、入側のサイドガイド装置7を被圧
延材35の幅プラス約10mm程度の開度に設定する。
最初の1パスと最終パスにおいては、全長にわたってこ
の開度を維持し、インナサイドガイド10をショートス
トロクした入側のサイドガイド装置7で被圧延材を案内
しながら圧延を行なう。
の開度を維持し、インナサイドガイド10をショートス
トロクした入側のサイドガイド装置7で被圧延材を案内
しながら圧延を行なう。
その他のパスでは、被圧延材35の先端が出側のファー
ネスのコイラー4に巻き取られるまでは蒸気開度を維持
し、被圧延材35の先端がコントローラ4に巻き取られ
ると、アクチュエータ26a,26bを作動させてイン
ナサイドガイド10のショートストロークを解除し、サ
イドガイド装置7の開度を被圧延材35の幅プラス約4
0mm程度の開度にまでクイックオープンする。これによ
り、被圧延材35の両端がコイラー4に巻き取られ、増
速された状態で、被圧延材35の端部がインナサイドガ
イド10に接触し、これを損傷することが防止される。
ネスのコイラー4に巻き取られるまでは蒸気開度を維持
し、被圧延材35の先端がコントローラ4に巻き取られ
ると、アクチュエータ26a,26bを作動させてイン
ナサイドガイド10のショートストロークを解除し、サ
イドガイド装置7の開度を被圧延材35の幅プラス約4
0mm程度の開度にまでクイックオープンする。これによ
り、被圧延材35の両端がコイラー4に巻き取られ、増
速された状態で、被圧延材35の端部がインナサイドガ
イド10に接触し、これを損傷することが防止される。
仕上げ圧延終了後は、2連のサイドガイド装置6,7の
開度を位置検出装置19a,19bで検出し、両者を同
じ開度に合わせた後、ブレーキ14a,14bを閉じ、
次の粗圧延作業に備える。
開度を位置検出装置19a,19bで検出し、両者を同
じ開度に合わせた後、ブレーキ14a,14bを閉じ、
次の粗圧延作業に備える。
本実施例は以上のように構成したので、以下の効果を得
ることができる。
ることができる。
まず、2連のサイドガイド装置6,7を設けず、1台の
サイドガイド装置のみを設けた場合には、ファーネスコ
イラで巻き取ることができない粗圧延時においては、サ
イドガイド装置が圧延機とファーネスコイラー間しかな
いため、被圧延材が長くなると案内が不十分となり、圧
延機に傾いて導入されたり、圧延中に曲がりが生じたり
する恐れがあるが、本実施例では2連のサイドガイド装
置6,7を設けたので、粗圧延においても被圧延材を全
長にわたって案内でき、製品形状を良くすることができ
る。
サイドガイド装置のみを設けた場合には、ファーネスコ
イラで巻き取ることができない粗圧延時においては、サ
イドガイド装置が圧延機とファーネスコイラー間しかな
いため、被圧延材が長くなると案内が不十分となり、圧
延機に傾いて導入されたり、圧延中に曲がりが生じたり
する恐れがあるが、本実施例では2連のサイドガイド装
置6,7を設けたので、粗圧延においても被圧延材を全
長にわたって案内でき、製品形状を良くすることができ
る。
また、サイドガイド装置が1台の場合はその長さを長く
すれば被圧延の全長を案内できるが、この場合には圧延
機とファーネスコイラー間の距離が長くなり、設備の設
置スペースが大きくなると共に、ファーネスコイラーを
使用する仕上げ圧延において被圧延材の温度低下が大き
くなる、圧延動力が大きくなる、オフゲージが増大する
などの問題が生じる。これに対して、本実施例では圧延
機1とファーネスコイラー2,3間の距離は短くできる
ので、設置スペースを小さくでき、かつ設備費用を安く
できる。また、被圧延材の温度低下が少なくなるため、
圧延荷重が小さくなり、圧延機全体の小形化が可能とな
ると共に、圧延荷重も低下するためランニングコストが
安くなり、製品コストも低減できる。更に、オフゲージ
が短くなるため、歩留まりが向上し、製品コストを更に
低減できる。
すれば被圧延の全長を案内できるが、この場合には圧延
機とファーネスコイラー間の距離が長くなり、設備の設
置スペースが大きくなると共に、ファーネスコイラーを
使用する仕上げ圧延において被圧延材の温度低下が大き
くなる、圧延動力が大きくなる、オフゲージが増大する
などの問題が生じる。これに対して、本実施例では圧延
機1とファーネスコイラー2,3間の距離は短くできる
ので、設置スペースを小さくでき、かつ設備費用を安く
できる。また、被圧延材の温度低下が少なくなるため、
圧延荷重が小さくなり、圧延機全体の小形化が可能とな
ると共に、圧延荷重も低下するためランニングコストが
安くなり、製品コストも低減できる。更に、オフゲージ
が短くなるため、歩留まりが向上し、製品コストを更に
低減できる。
更に、本実施例では、2連のサイドガイド装置6,7の
単独動作と連動動作を選択的に行える駆動手段11を設
けたので、2連のサイドガイド装置6,7を使用する粗
圧延においては、2連のサイドガイド装置の連動動作に
より両者を同じ開度に正確に設定でき、被圧延材35を
正確に案内しながら安定した圧延を行なうことができ、
製品形状の一層の向上が可能である。
単独動作と連動動作を選択的に行える駆動手段11を設
けたので、2連のサイドガイド装置6,7を使用する粗
圧延においては、2連のサイドガイド装置の連動動作に
より両者を同じ開度に正確に設定でき、被圧延材35を
正確に案内しながら安定した圧延を行なうことができ、
製品形状の一層の向上が可能である。
また、圧延機寄りのサイドガイド装置7を2重構造と
し、インナーサイドガイド10にショートストロークの
移動を可能とするアクチュエータ26a,26bを設け
たので、仕上げ圧延において被圧延材35の先端がコイ
ラー4に巻き取られる瞬間、今まで圧延機1に向かう被
圧延材を案内していたサイドガイド7のインナーサイド
ガイド10を短時間で開くことができ、被圧延材の端部
とサイドガイド装置との接触によるサイドガイド装置の
傷付きを防止することができる。
し、インナーサイドガイド10にショートストロークの
移動を可能とするアクチュエータ26a,26bを設け
たので、仕上げ圧延において被圧延材35の先端がコイ
ラー4に巻き取られる瞬間、今まで圧延機1に向かう被
圧延材を案内していたサイドガイド7のインナーサイド
ガイド10を短時間で開くことができ、被圧延材の端部
とサイドガイド装置との接触によるサイドガイド装置の
傷付きを防止することができる。
本発明の他の実施例を第6図により説明する。本実施例
は2連のサイドガイド装置を電気的に連動させる例であ
る。
は2連のサイドガイド装置を電気的に連動させる例であ
る。
駆動装置40は、サイドガイド装置6に対する電動モー
タ41aと、サイドガイド装置7に対する電動モータ4
1bの2つのモータを有し、各電動モータ41a,41
bの駆動力は分配器42a,42b及び駆動軸15a,
15bを介して出力軸17a,17bに伝達され、サイ
ドガイド装置6,7の開度がそれぞれ調整される。2つ
のモータ41a,41bは制御装置43からの指令によ
り駆動される。また、電動モータ41a,41bの回転
量は位置検出器19a,19bで検出され、その検出信
号は制御装置43に入力され、粗圧延においては制御装
置43で2連のサイドガイド6,7の開度が同一になる
ように計算し、電動モータ41a,41bへの指令を発
する。44a,44bは電動モータに対するブレーキで
ある。
タ41aと、サイドガイド装置7に対する電動モータ4
1bの2つのモータを有し、各電動モータ41a,41
bの駆動力は分配器42a,42b及び駆動軸15a,
15bを介して出力軸17a,17bに伝達され、サイ
ドガイド装置6,7の開度がそれぞれ調整される。2つ
のモータ41a,41bは制御装置43からの指令によ
り駆動される。また、電動モータ41a,41bの回転
量は位置検出器19a,19bで検出され、その検出信
号は制御装置43に入力され、粗圧延においては制御装
置43で2連のサイドガイド6,7の開度が同一になる
ように計算し、電動モータ41a,41bへの指令を発
する。44a,44bは電動モータに対するブレーキで
ある。
このように制御装置30により2連のサイドガイド装置
6,7を電気的に連動させた場合も、両者を機械的に連
動させた第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
6,7を電気的に連動させた場合も、両者を機械的に連
動させた第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
本発明の更に他の実施例を第7図により説明する。本実
施例は2連のサイドガイド装置を機械的に連動させる他
の実施例である。
施例は2連のサイドガイド装置を機械的に連動させる他
の実施例である。
駆動装置50は、第1図の実施例と同様、2連のサイド
ガイド装置6,7に対して1つの電動モータ51を有
し、電動モータ51の駆動力は一方のサイドガイド装置
7に対しては直接、分配器52a,52b及び駆動軸1
5bを介して出力軸17bに伝達され、他方のサイドガ
イド装置6に対してはクラッチ53を経た後、分配器5
4及び駆動軸15aを介して出力軸17aに伝達され、
それぞれサイドガイド装置6,7を駆動する。電動モー
タ51及びクラッチ53は制御装置55からの指令によ
り駆動する。クラッチ53を入れると、電動モータ51
の駆動により2連のサイドガイド装置6,7が同じ開閉
動作を行ない、クラッチ53を切ると圧延機1寄りのサ
イドガイド装置7のみが開閉する。56は電動モータ5
1に対するブレーキである。
ガイド装置6,7に対して1つの電動モータ51を有
し、電動モータ51の駆動力は一方のサイドガイド装置
7に対しては直接、分配器52a,52b及び駆動軸1
5bを介して出力軸17bに伝達され、他方のサイドガ
イド装置6に対してはクラッチ53を経た後、分配器5
4及び駆動軸15aを介して出力軸17aに伝達され、
それぞれサイドガイド装置6,7を駆動する。電動モー
タ51及びクラッチ53は制御装置55からの指令によ
り駆動する。クラッチ53を入れると、電動モータ51
の駆動により2連のサイドガイド装置6,7が同じ開閉
動作を行ない、クラッチ53を切ると圧延機1寄りのサ
イドガイド装置7のみが開閉する。56は電動モータ5
1に対するブレーキである。
本実施例によっても第1の実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
とができる。
本発明の更に他の実施例を第8図により説明する。本実
施例は、圧延機1寄りのサイドガイド装置の2重構造の
他の方式を示すものである。
施例は、圧延機1寄りのサイドガイド装置の2重構造の
他の方式を示すものである。
即ち、サイドガイド装置60は、サイドガイド本体を構
成するアウタサイドガイド9と、アウタサイドガイド9
に被圧延材35と接触可能に設けられたローラガイド6
1とで構成し、ローラガイド61はアクチュエータ26
bにより開閉方向にショートストローク可能に構成され
ている。ローラガイド61の両側には、被圧延材35の
先端がここを通るときにそれをローラガイドの頂部に案
内するための1対の爪状のガイド62が配置され、ガイ
ド62はスプリングリング63によりローラガイド61
の頂部との係合方向に付勢されている。
成するアウタサイドガイド9と、アウタサイドガイド9
に被圧延材35と接触可能に設けられたローラガイド6
1とで構成し、ローラガイド61はアクチュエータ26
bにより開閉方向にショートストローク可能に構成され
ている。ローラガイド61の両側には、被圧延材35の
先端がここを通るときにそれをローラガイドの頂部に案
内するための1対の爪状のガイド62が配置され、ガイ
ド62はスプリングリング63によりローラガイド61
の頂部との係合方向に付勢されている。
このような構造によっても第1図の実施例のガイド装置
7の2重構造と同様に仕上げ圧延時のクイックオープン
を行なうことができる。
7の2重構造と同様に仕上げ圧延時のクイックオープン
を行なうことができる。
本発明に更に他の実施例を第9図に示す。本実施例は、
サイドガイド装置6,7の移動機構としてスクリュー移
動方式に代え、ラック70a,70bとピニオン71
a,71bとからなるラックピニオン移動方式を採用し
たものであ。このように構成しても上記実施例と同様に
サイドガイド装置6,7を駆動することができる。
サイドガイド装置6,7の移動機構としてスクリュー移
動方式に代え、ラック70a,70bとピニオン71
a,71bとからなるラックピニオン移動方式を採用し
たものであ。このように構成しても上記実施例と同様に
サイドガイド装置6,7を駆動することができる。
以上は、ステッケルミル1台で被圧延材からホットスト
リップを圧延するミニホットストリップミル圧延設備の
実施例であるが、本発明のリバースミル圧延設備は粗ミ
ル、仕上げミルを有するミニホットストリップミル圧延
設備にも配置することができ、以下、このような実施例
を第10図〜第12図により説明する。
リップを圧延するミニホットストリップミル圧延設備の
実施例であるが、本発明のリバースミル圧延設備は粗ミ
ル、仕上げミルを有するミニホットストリップミル圧延
設備にも配置することができ、以下、このような実施例
を第10図〜第12図により説明する。
第10図において、本発明のリバースミル圧延設備が粗
圧延設備80として配置されており、その下流にタンデ
ム式の仕上げ圧延設備81が配置されている。連続鋳造
機82で鋳造されたスラブは切断機83、均熱炉84を
通ってリバースミル圧延設備80で粗圧延された後、仕
上げ圧延設備81で仕上げ圧延され、巻取り機85に巻
き取られる。
圧延設備80として配置されており、その下流にタンデ
ム式の仕上げ圧延設備81が配置されている。連続鋳造
機82で鋳造されたスラブは切断機83、均熱炉84を
通ってリバースミル圧延設備80で粗圧延された後、仕
上げ圧延設備81で仕上げ圧延され、巻取り機85に巻
き取られる。
第11図は仕上げ圧延設備にステッケルミル型の圧延設
備86を用いた実施例である。
備86を用いた実施例である。
粗圧延設備80として用いる本発明のリバースミル圧延
設備の構造を第12図に示す。粗ミル90の前後にコイ
ラー装置91,92を有し、コイラー装置91,92の
それぞれの側にピンチローラ93を破産で2連のサイド
ガイド装置94,95が配置されている。粗ミル90の
入側にはエッジャー96が設けられている。
設備の構造を第12図に示す。粗ミル90の前後にコイ
ラー装置91,92を有し、コイラー装置91,92の
それぞれの側にピンチローラ93を破産で2連のサイド
ガイド装置94,95が配置されている。粗ミル90の
入側にはエッジャー96が設けられている。
リバースミル圧延設備80においては、粗ミル90に搬
送されてきたスラブ97を所定の厚みまでレバーシング
圧延し、その後コイラー装置91,92に巻き取りなが
らレバーシング圧延し、所定の厚みにしてから仕上げ圧
延機81又は86に送り込む。この間、2連のサイドガ
イド装置94,95は前述した実施例と同様に動作す
る。
送されてきたスラブ97を所定の厚みまでレバーシング
圧延し、その後コイラー装置91,92に巻き取りなが
らレバーシング圧延し、所定の厚みにしてから仕上げ圧
延機81又は86に送り込む。この間、2連のサイドガ
イド装置94,95は前述した実施例と同様に動作す
る。
このように、一定の厚み以下ではコイラー装置91,9
2に巻き取りながらレバーシング圧延することにより、
粗圧延設備80と仕上げ圧延設備81又は86間の距離
を短縮できると共に、仕上げミル圧延設備における仕上
げミル数の減少(第10図)又は設備の簡略化(第11
図)を図ることができる。
2に巻き取りながらレバーシング圧延することにより、
粗圧延設備80と仕上げ圧延設備81又は86間の距離
を短縮できると共に、仕上げミル圧延設備における仕上
げミル数の減少(第10図)又は設備の簡略化(第11
図)を図ることができる。
本発明によれば、2連のサイドガイド装置を連動動作さ
せることにより、粗圧延において両者の開度を正確に同
調制御でき、被圧延材を正確に案内しながら安定した圧
延を行なうことができ、製品形状を良くすることができ
る。
せることにより、粗圧延において両者の開度を正確に同
調制御でき、被圧延材を正確に案内しながら安定した圧
延を行なうことができ、製品形状を良くすることができ
る。
圧延機寄りのサイドガイド装置を2重構造とし、インナ
ーサイドガイドをショートストローク可能としたので、
被圧延材の端部とサイドガイド装置との接触によるサイ
ドガイド装置の傷付きを防止することができる。
ーサイドガイドをショートストローク可能としたので、
被圧延材の端部とサイドガイド装置との接触によるサイ
ドガイド装置の傷付きを防止することができる。
第1図は本発明の一実施例によるリバースミル圧延設備
の全体を示す平面図であり、第2図は、圧延機よりのサ
イドガイド装置を閉じた状態を示す第1図と同様な図で
あり、第3図は第1図のIII−III線に沿った断面図であ
り、第4図は第1図のIV−IV線に沿った断面図であり、
第5図は第4図のV−V線に沿った断面図であり、第6
図は本発明の他の実施例によるリバースミル圧延設備の
全体を示す平面図であり、第7図は本発明の更に他の実
施例によるリバースミル圧延設備の全体を示す平面図で
あり、第8図は本発明の更に他の実施例によるリバース
ミル圧延設備の圧延機寄りのサイドガイド装置の要部を
示す断面図であり、第9図は本発明のなお更に他の実施
例によるリバースミル圧延設備の全体を示す平面図であ
り、第10図は本発明のリバースミル圧延設備を配置し
たミニホットストリップミルの圧延設備の全体を示す配
置図であり、第11図は本発明の他の実施例によるミナ
ホットストリップミル圧延設備の全体を示す配置図であ
り、第12図は第10図及び第11図に示すリバースミ
ル圧延設備の詳細を示す断面図である。 符号の説明 1……圧延機、 2,3……ファーネス 4……コイラー 5……ピンチローラ 6,7……サイドガイド装置 9……アウターサイドガイド 10……インナーサイドサイド 11;40;50……駆動装置 13……デファレンシャルギヤーボックス 14a,14b……ブレーキ(制御手段) 26a,26b……アクチュエータ 61……ローラガイド 80……リバースミル圧延設備 81;86……仕上げ圧延設備
の全体を示す平面図であり、第2図は、圧延機よりのサ
イドガイド装置を閉じた状態を示す第1図と同様な図で
あり、第3図は第1図のIII−III線に沿った断面図であ
り、第4図は第1図のIV−IV線に沿った断面図であり、
第5図は第4図のV−V線に沿った断面図であり、第6
図は本発明の他の実施例によるリバースミル圧延設備の
全体を示す平面図であり、第7図は本発明の更に他の実
施例によるリバースミル圧延設備の全体を示す平面図で
あり、第8図は本発明の更に他の実施例によるリバース
ミル圧延設備の圧延機寄りのサイドガイド装置の要部を
示す断面図であり、第9図は本発明のなお更に他の実施
例によるリバースミル圧延設備の全体を示す平面図であ
り、第10図は本発明のリバースミル圧延設備を配置し
たミニホットストリップミルの圧延設備の全体を示す配
置図であり、第11図は本発明の他の実施例によるミナ
ホットストリップミル圧延設備の全体を示す配置図であ
り、第12図は第10図及び第11図に示すリバースミ
ル圧延設備の詳細を示す断面図である。 符号の説明 1……圧延機、 2,3……ファーネス 4……コイラー 5……ピンチローラ 6,7……サイドガイド装置 9……アウターサイドガイド 10……インナーサイドサイド 11;40;50……駆動装置 13……デファレンシャルギヤーボックス 14a,14b……ブレーキ(制御手段) 26a,26b……アクチュエータ 61……ローラガイド 80……リバースミル圧延設備 81;86……仕上げ圧延設備
Claims (6)
- 【請求項1】圧延機の前後にそれぞれコイラー装置を配
置すると共に、圧延機と各コイラー装置間のピンチロー
ラを挟んで2連のサイドガイド装置を配置したリバース
ミル圧延設備において、 前記2連のサイドガイド装置の少なくとも圧延機寄りの
サイドガイド装置の単独動作と、両方の連動動作を選択
的に行える駆動手段を設けたことを特徴とするリバース
ミル圧延設備。 - 【請求項2】請求項1記載のリバースミル圧延設備にお
いて、前記駆動手段は前記2連のサイドガイド装置を機
械的又は電気的に連動させる制御手段を有することを特
徴とするリバースミル圧延設備。 - 【請求項3】請求項1記載のリバースミル圧延設備にお
いて、前記駆動手段はデファレンシャルギヤーボックス
とブレーキを含み、ブレーキの操作により単独動作と連
動動作を選択的に行うことを特徴とするリバースミル圧
延設備。 - 【請求項4】請求項1記載のリバースミル圧延設備にお
いて、前記2連のサイドガイド装置のうち圧延機寄りの
サイドガイド装置をインナーサイドガイドとアウターサ
イドガイドの2重構造とし、前記インナーサイドガイド
にショートストロークの移動を可能とするアクチュエー
タ手段を設けたことを特徴とするリバースミル圧延設
備。 - 【請求項5】請求項1記載のリバースミル圧延設備にお
いて、前記2連のサイドガイド装置のうち圧延機寄りの
サイドガイド装置をサイドガイド本体と、サイドガイド
本体に被圧延材と接触可能に設けられたローラガイドと
で構成し、前記ローラガイドにショートストロークの移
動を可能とするアクチュエータ手段を設けたことを特徴
とするリバースミル圧延設備。 - 【請求項6】請求項1記載のリバースミル圧延設備と、
この圧延設備の下流に配置された仕上げ圧延設備とを含
むことを特徴とするミニホットストリップミル圧延設
備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16639589A JPH0642963B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | リバースミル圧延設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16639589A JPH0642963B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | リバースミル圧延設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332414A JPH0332414A (ja) | 1991-02-13 |
JPH0642963B2 true JPH0642963B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=15830626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16639589A Expired - Lifetime JPH0642963B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | リバースミル圧延設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642963B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456293B1 (ko) * | 2002-09-12 | 2004-11-16 | 석정호 | 혀클리너가 구비된 칫솔 |
DE102009042694A1 (de) * | 2009-09-23 | 2011-03-24 | Sms Siemag Ag | Modulare Führungseinrichtung |
JP2015062915A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | サイドガイド装置 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16639589A patent/JPH0642963B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332414A (ja) | 1991-02-13 |
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