JPH0642948Y2 - 新聞配達用荷台カバー - Google Patents

新聞配達用荷台カバー

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JPH0642948Y2
JPH0642948Y2 JP7068889U JP7068889U JPH0642948Y2 JP H0642948 Y2 JPH0642948 Y2 JP H0642948Y2 JP 7068889 U JP7068889 U JP 7068889U JP 7068889 U JP7068889 U JP 7068889U JP H0642948 Y2 JPH0642948 Y2 JP H0642948Y2
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JP
Japan
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newspaper
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JP7068889U
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JPH039990U (ja
Inventor
富三 上原
Original Assignee
富三 上原
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、新聞配達用荷台カバーに係り、雨天の配達
時において、荷台に積んだ新聞を、持ち運び用の包みに
包み直し、あるいはそのままの状態から配達するのに好
適な新聞配達用荷台カバーに関する。
(従来の技術) 従来、雨天時の新聞配達には、バイクや自転車の荷台上
に積んだ新聞に、耐水カバーを装着していた。そして、
この荷台上の新聞を適数部ずつ取出し、持ち運び用の包
みに包み直して配達するものであった。
ところが、荷台に被着したカバー内から、持ち運び用の
包みに新聞を包み直す場合に、カバー外部に新聞を一旦
取り出すものとなることから、この作業時に、新聞が濡
れてしまう不都合が生じていた。そのため、配達員は新
聞の包み直し作業に充分な注意を払わなければならず、
この作業が迅速な配達の妨げになっていた。そこで、当
考案者は、雨天時においても迅速な新聞配達が可能とな
る新聞配達用荷台カバーを先に出願している(実願昭63
−484号公報参照)。この先の提案では、新聞を被覆す
るカバー体の側面に新聞取出用の開口部を設け、開口部
を施蓋する蓋体と、この蓋体を支持固定する係止具とを
設けることにより、特に、新聞の包み直し作業等を簡易
迅速にするものであった。
(考案が解決しようとする課題) 先に提案したカバーでは、蓋体を支持固定する係止具に
よって、蓋体の支持角度を任意に設定できるから、荷台
上に積んだ新聞を持ち運び用の包みに包み替える際に、
新聞が濡れずに済むといった利点があった。しかしなが
ら、新聞の包み直し作業を必要とせず、このカバー内か
ら直接新聞を一部づつ抜き出そうとする場合に、この蓋
体と係止具とは、抜出し作業の妨げになりやすいもので
あった。
そこでこの考案は、上述の問題点を解消すべく案出され
たもので、荷台上に積んだ新聞を持ち運び用の包みに包
み替える際に、新聞が濡れずに済み、この包み替え作業
が簡略化され、しかも、カバー内から直接新聞を一部づ
つ抜き取る場合でも極めて容易に行なうことができ、雨
天時においても迅速な新聞配達が可能となる新聞配達用
荷台カバーの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案の第1の手段は、 配達用の新聞を所定荷台上に載置固定する新聞配達用の
枠体を形成し、この枠体内に収納した新聞を枠体ごと被
覆する新聞配達用荷台カバーにおいて、 枠体の上方から被覆する略箱体状のカバー体を形成し、
このカバー体の側面下方から上方に向けて大きく切り欠
いて開口部を設けると共に、この開口部を施蓋するシー
ト状の蓋体を形成し、 開口部の開口縁と蓋体との左右側縁とを夫々接合自在に
設け、これら開口縁と左右側縁との間隙を新聞取り出し
用の取出口としたことにある。
第2の手段として、 枠体は、複数部積重された四つ折り状の新聞の四隅が表
出するように囲繞する縦枠と横枠とを有し、この縦枠と
横枠との間隙を、新聞を抜き取り可能な間隔に形成した
こと を問題解決のための手段とする。
(作用) すなわち、この考案の第1の手段によれば、カバー体1
が新聞配達用の枠体Pを被覆することで、所定荷台R上
に載置固定した配達用の新聞Qを雨水から保護する。
そして、このカバー体の側面下方から上方に向けて大き
く切り欠いた開口部は、持ち運び用の包みに包み替えた
新聞を取出す際の取出口になる。
また、開口部の開口縁とカバー体との左右側縁との間に
形成された、接合自在な間隙は、新聞を一部づつ取出す
際の抜出口になる。
また、第2の手段によれば、四つ折り状の新聞の四隅が
表出するように囲繞する縦枠と横枠との間隙から、新聞
が抜き取られるものである。
(実施例) 以下、図面を参照して、この考案の実施例を詳細に説明
する。
図に示される符号1は、自転車やバイク等の荷台R上に
載置した新聞Qを被覆するカバー体1である。このカバ
ー体1は、耐水シート材から成り、荷台R上に設置した
新聞Q収納用の枠体7を囲むように形成してある。更に
カバー体1の側面には、カバー体1内の新聞Qを取出す
開口部1Aを形成してある。この開口部1Aは、カバー体1
の左右両側面に開口する予定でいるが、いずれか一方の
側面に設けても差し支えない。
そして、この開口部1Aは、蓋体2によって施蓋されてい
る。蓋体2は、カバー体1と同様のシート材から形成さ
れるものであり、カバー体1の開口縁1Bに、蓋体2自身
の側縁2Aを重合せしめてあり、この重合部分を所定の止
着具5にて着脱自在に接合してある。図示例では、カバ
ー体1の進行方向に近いカバー体1の一方の開口縁1Bを
外側に設定し、次に、蓋体2と、他方の開口縁1Bとを順
次内側に接するように設定してある。こうすることで、
走行中の風が開口部1Aに侵入するのを効果的に防止する
ことが可能になる。また、止着具5として、面接着ファ
スナーの使用を予定している。このとき、第2図に示す
如く、カバー体1と蓋体2との接合部分にファスナーを
使用することで、より一層確実な接合力を得られる。こ
のとき、符号3で示される天蓋は、カバー体1の上部を
覆って二重にするもので、カバー体1上部とこの天蓋3
との間に上部収納部4を形成してあり、新聞を一部づつ
包むビニル袋や、別種の新聞Q等を差し込み保持する場
合などに利用できる。
符号7は、四つ折り状の新聞Qを保持する枠体である。
この枠体7は、四つ折り状にした新聞Qの長手側縁を保
持する縦枠8と、短手側縁を保持する横枠9とから構成
され、これら縦枠8と横枠9との進行方向がわの間隙に
は、新聞Qを取り出すための取出口11が形成されてい
る。図示例の枠体7は、ループ状を成した一対の縦枠8
と、同じくループ状を成した一つの横枠9とを交差連結
してあり、特に、一対の縦枠8間には、複数本の補強間
10を設けて全体の強度を高めてある(第1図参照)。ま
た、新聞Qの積載量が多い場合には、これら、縦枠8、
横枠9、補強間10の数や長さを変更することも可能であ
る(第4図参照)。符号12は、スライド錘体であり、積
重された新聞Qのうち、最上段の新聞Qが、風等で飛ば
されないようにウェィトを掛けるものであり、図示例で
は、所定の重量を有する鎖状のスライド錘体12を使用し
ている。
次に、この考案の使用例を説明する。
まず、カバー体1内の新聞Qをカバー体1内で包み直す
場合には、第2図で示す如く、蓋体2を天蓋3がわに跳
ね上げ、大きく開いた開口部1A内を通して作業をする。
次に、カバー体1内から、新聞Qを一部づつ取り出す場
合には、第3図で示す如く、、蓋体2の進行方向に近い
側縁2Aを開口し、この開口部から新聞を抜き出すもので
ある。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当初の目的
を達成した。
すなわち、配達用の新聞Qを所定荷台R上に載置固定す
る新聞配達用の枠体7を形成し、この枠体7内に収納し
た新聞Qを枠体7ごと被覆する新聞配達用荷台カバーに
おいて、枠体7の上方から被覆する略箱体状のカバー体
1を形成し、このカバー体1の側面下方から上方に向け
て大きく切り欠いて開口部1Aを設けると共に、この開口
部1Aを施蓋するシート状の蓋体2を形成し、開口部1Aの
開口縁と蓋体2との左右側縁2Aとを夫々接合自在に設け
たことにより、シート状の蓋体2を跳ね上げるだけで、
カバー体1内での包み替え作業ができるものになる。こ
の結果、荷台上に積んだ新聞を持ち運び用の包みに包み
替える際に、新聞が濡れずに済み、この包み替え作業が
簡略化される。
また、これら開口縁1Bと左右側縁2Aとの間隙を新聞取り
出し用の取出口1Cとしたことによって、カバー体1の内
部から、新聞Qを一部づつ抜き出すことも極めて容易に
なり、新聞配達作業を簡略化した。
また、枠体7は、複数部積量された四つ折り状の新聞Q
の四隅が表出するように囲繞する縦枠8と横枠9とを有
し、この縦枠8と横枠9との間隙を、新聞Qを抜き取り
可能な間隔に形成したことで、四つ折り状に折り畳まれ
た新聞は、この枠体7によって保護されるばかりでな
く、この新聞Qに余分な緊締力が加わらずに済むから、
積重された新聞Qのうち、最上段部に位置する新聞Q
は、常に抜き取りやすい状態になっている。したがっ
て、一部づつ抜き取る場合でも、この抜き取り作業を見
極めてスムーズに行うことができるから、雨水による新
聞Qの濡れを極力少ないものにできる。
このように、この考案によれば、荷台上に積んだ新聞を
持ち運び用の包みに包み替える際に、新聞が濡れずに済
み、この包み替え作業が簡略化され、しかも、カバー内
から直接新聞を一部づつ抜き取る場合でも極めて容易に
行なうことができ、雨天時においても迅速な新聞配達が
可能になるなどといった実用上有益な種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図蓋体を上方に跳ね上げた状態を示す斜視
図、第3図は使用状態の一例を示す斜視図、第4図は、
他の実施例を示す斜視図である。 P……サドル、Q……新聞、R……荷台、 1……カバー体、1A……開口部、1B……開口縁、1C……
抜出口 2……蓋体、2A……側縁、3……天蓋、4……上部収納
部、5……止着具、6……ファスナー、7……枠体、8
……縦枠、9……横枠、10……補強杆、11……抜出口、
12……スライド錘体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達用の新聞を所定荷台上に載置固定する
    新聞配達用の枠体を形成し、この枠体内に収納した新聞
    を枠体ごと被覆する新聞配達用荷台カバーにおいて、枠
    体の上方から被覆する略箱体状のカバー体を形成し、こ
    のカバー体の側面下方から上方に向けて大きく切り欠い
    て開口部を設けると共に、この開口部を施蓋するシート
    状の蓋体を形成し、開口部の開口縁と蓋体との左右側縁
    とを夫々接合自在に設け、これら開口縁と左右側縁との
    間隙を新聞取り出し用の取出口としたことを特徴とする
    新聞配達用荷台カバー。
  2. 【請求項2】枠体は、複数部積重された四つ折り状の新
    聞の四隅が表出するように囲繞する縦枠と横枠とを有
    し、この縦枠と横枠との間隙を、新聞を抜き取り可能な
    間隔に形成した請求項1記載の新聞配達用荷台カバー。
JP7068889U 1989-06-16 1989-06-16 新聞配達用荷台カバー Expired - Lifetime JPH0642948Y2 (ja)

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JP7068889U JPH0642948Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 新聞配達用荷台カバー

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JP7068889U JPH0642948Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 新聞配達用荷台カバー

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Publication Number Publication Date
JPH039990U JPH039990U (ja) 1991-01-30
JPH0642948Y2 true JPH0642948Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31607057

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7068889U Expired - Lifetime JPH0642948Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 新聞配達用荷台カバー

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JP5123266B2 (ja) * 2009-08-28 2013-01-23 エレコム株式会社 キャリングケース

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