JPH0642911B2 - スキー芯材及びスキーの製造法 - Google Patents

スキー芯材及びスキーの製造法

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JPH0642911B2
JPH0642911B2 JP24937190A JP24937190A JPH0642911B2 JP H0642911 B2 JPH0642911 B2 JP H0642911B2 JP 24937190 A JP24937190 A JP 24937190A JP 24937190 A JP24937190 A JP 24937190A JP H0642911 B2 JPH0642911 B2 JP H0642911B2
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JP
Japan
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ski
core material
cut
plate
resin
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JPH04129580A (ja
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博之 渡辺
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KIYOUGIYOU KUMIAI TOUHOKU RINS
KYOGYO KUMIAI TOHOKU RINSAN KOGYO
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KIYOUGIYOU KUMIAI TOUHOKU RINS
KYOGYO KUMIAI TOHOKU RINSAN KOGYO
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスキー芯材及びスキーの製造方法に関するもの
である。
(従来技術及びその問題点) 従来スキーは断面が長方形であり、軽量化に欠ける点が
あると共に、エッジホールドが十分でない弱点がある。
そこでスキー断面を台形状にすることが考えられるが、
従来製造工程における型枠への型組み加工(長方形の芯
材、エッジ、滑走面シート、表面シート等を型枠に入れ
て圧着固定する)にあっては長辺側が型枠の底面に接す
るようにセットされるため、圧着作業後の型抜き作業が
困難である。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような従来スキー製造方式を見直し、木材
或は合成樹脂よりなる単板を積層した上に樹脂化粧板と
木材等の補助板を積層してスキー巾の約2分の一の高さ
の芯材原板を作り、この芯材原板を傾斜を付けて切断し
て樹脂化粧板の角縁位置より切断面に対し直角に補助板
の一部をカットして直角側面とした長尺芯材を作り、こ
の長尺芯材の樹脂化粧板と反対側を中央部が凹部と成る
よう湾曲状に切落して片側芯材を作り、この片側芯材を
互いの凹部が対向するよう並設して内側に絞り加工して
接着固定することにより、スキーの断面形状を台形状と
することができるようになってスキーの軽量化が計ら
れ、而もスキーのエッジホールドの向上することが分か
った。加えて従来製造工程に依る型組み加工の機材を其
の侭使用することができて特別の設備もかからず、安価
に提供できる。
本発明を図示の実施例により詳細に説明すると、木材或
は合成樹脂等よりなる単板1、1…を積層した上にABS
樹脂化粧板2と木材或は樹脂などの切削可能な補助板3
を順に積層してスキー巾の約2分の1の高さの芯材原板
4を作り(第1図イ)、この芯材原板4を第1図ロの一
点鎖線のように6乃至12度位(好ましくは8乃至11
度)の傾斜Aを付けて切断して樹脂化粧板2の角縁位置
より切断面5に対し直角に補助板3をカットして長尺芯
材6を作り(第1図ハ、ニ)、この長尺芯材6の樹脂化
粧板2と反対側を中央部が湾曲状(半径50〜60m)
の凹部7(第1図ホ)と成るよう切断面5に対し直角に
切落して片側芯材8を作り、この片側芯材8を互いの凹
部7が対向するよう並設して(第1図ヘ)内側に絞り加
工し直線状に接当して接着、止め具等により固定してス
キー芯材9を構成する(第1図ト)。
このスキー芯材9は第2図イのように汎用の型枠12に
組み込んでエッジ、クッションラバー、滑走面シート、
表面シート等の外被材11と共に圧着して型組み加工を
した後、型抜きをしてスキー本体10を構成し、このス
キー本体10の両側を第2図ロの一点鎖線のように樹脂
化粧板2、2に沿ってカットし、残っている補助板3を
切り落し樹脂化粧板2、2を露呈させる。樹脂化粧板
2、2の中間部分まで切削して露呈させるのが良い。
(作用 効果) 本発明は叙上の如く、木材或は合成樹脂等よりなる単板
1、1…を積層した上に樹脂化粧板2と補助板3を積層
してスキー巾の約二分の一の高さの芯材原板4を作り、
この芯材原板4を傾斜を付けて切断して樹脂化粧板2の
角縁位置より切断面5に対し直角に補助板4をカットし
て長尺芯材6を作り、この長尺芯材6の樹脂化粧板2と
反対側を中央部が湾曲状の凹部7と成るよう切断面5に
対し直角に切落して片側芯材8を作り、この片側芯材8
を互いの凹部7が対向するよう並設して内側に絞り加工
し互いの凹部8、8が直線状になるよう接当させ、固定
してスキー芯材9を作るので、従来加工機を其の侭使用
でき、而も樹脂化粧板2は型組み加工まで補助板3によ
り覆われているので傷んだりすること無く運搬作業の煩
わしさが無い。
このスキー芯材9は汎用の型枠12に組み込んでエッ
ジ、クッションラバー、滑走面シート、表面シート等の
外被材11と共に圧着して型組み加工をした後、型抜き
をしてスキー本体10を構成し、このスキー本体10の
両側を樹脂化粧板2、2に沿ってカットして残っている
補助板3を切り落し樹脂化粧板2、2を露呈させるの
で、スキーは断面台形状と成って軽量化と成ると共に、
スキーのエッジホールドが向上し、而も特別の設備が無
くとも汎用の型組み加工の機材を使用できるので安価に
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘはスキー芯材の製造工程
説明図で、第1図イは芯材原板の斜視図、第1図ロは芯
板原板のカット方法の説明図、第1図ハは長尺芯材カッ
ト方法の説明図、第1図ニは長尺芯材の斜視図、第1図
ホは長尺芯材の切落方法を示した説明図、第1図ヘは片
側芯材を並設した平面説明図で第1図トは並設する片側
芯材を絞り加工したスキー芯材の平面説明図であり、 第2図イ、ロ、ハはスキーの製造工程説明図で、第2図
イは型組み加工の断面説明図であり、第2図ロは型抜き
した後の補助板3或は樹脂化粧板2、2の一部を切削す
る説明図であり、第2図ハは本発明法によって製造した
スキーの断面図である。 1、1は単板 2は樹脂化粧板 3は補助板 4は芯材原板 5は切断面 6は長尺芯材 7は凹部 8は片側芯材 9はスキー芯材 10はスキー本体 11は外被材 12は型枠 Aは傾斜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木材或は合成樹脂等よりなる単板1、1…
    を積層した上に樹脂化粧板2と補助板3を積層してスキ
    ー巾の約二分の一の高さの芯材原板4を作り、この芯材
    原板4を傾斜を付けて切断して樹脂化粧板2の角縁位置
    より切断面5に対し直角に補助板3をカットして長尺芯
    材6を作り、この長尺芯材6の樹脂化粧板2と反対側を
    中央部が湾曲状の凹部7と成るよう切断面5に対し直角
    に切落して片側芯材8を作り、この片側芯材8を互いの
    凹部7が対向するよう並設して内側に絞り加工し互いの
    凹部7、7が直線状になるよう接当させ、固定したこと
    を特徴とするスキー芯材の製造法。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の方法に依るスキー芯材
    9を、エッジ、滑走面シート、表面シート等の外被材1
    1と共に型枠へ組み込んで型組み加工をした後、型抜き
    をしてスキー本体10を構成し、このスキー本体10の
    両側を樹脂化粧板2、2に沿ってカットして該樹脂化粧
    板2、2を露呈させることを特徴とするスキーの製造方
    法。
JP24937190A 1990-09-19 1990-09-19 スキー芯材及びスキーの製造法 Expired - Lifetime JPH0642911B2 (ja)

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