JPH0642847B2 - 長尺スライドフアスナ−チエ−ンのスペ−ス作成装置 - Google Patents

長尺スライドフアスナ−チエ−ンのスペ−ス作成装置

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JPH0642847B2
JPH0642847B2 JP61279289A JP27928986A JPH0642847B2 JP H0642847 B2 JPH0642847 B2 JP H0642847B2 JP 61279289 A JP61279289 A JP 61279289A JP 27928986 A JP27928986 A JP 27928986A JP H0642847 B2 JPH0642847 B2 JP H0642847B2
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fastener
knockout
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slide fastener
punch
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正男 松本
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Yoshida Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、長尺スライドファスナーチェーンに間欠的
に複数の噛合するファスナーエメレントを欠除したスペ
ースを作成する装置に関する。
(従来の技術) 従来のスペース作成装置として、例えば実開昭58−1026
08号公報のものが知られている。当該公報の技術は、左
右のグリッパーで長尺スライドファスナーチェーンを挟
持し、噛合するファスナーエメレントの各脚部をカッタ
ーで切断するが、その一対のカッターを備える第1部材
に、噛合頭部を押圧する突起部を有するもので、この突
起部とこれに対向するノックアウトによって噛合頭部を
挟持するものであって、カッターで脚部を切断した後
に、グリッパーで長尺スライドファスナーチェーンを挟
持し、且つ突起部とノックアウトで噛合頭部を挟み、そ
の状態を保持したまゝで第1部材とノックアウトを共動
して上昇することにより、切断したファスナーエメレン
トを抜き取るものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の構成をもつスペース作成装置によると、第1部材
の下端両側にカッターを突設し、両カッター間の中央部
に突起部を設けたものであるから、第1部材の下端に一
対の凹部が生じ、切断した際にファスナーエメレントの
切口面がカッターの内面に圧接し、殊にファスナーエメ
レントが縫着手段で取付けてある場合、突起部とノック
アウトで挟んで上昇する場合に、縫い糸をも引き上げよ
うとする力が作用し、縫い糸に異常の張力を掛けること
になり、また突起部とカッター間の凹部にファスナーエ
メレントが挟み込まれ、ファスナーテープより抜き取っ
ても第1部材に付着したまゝに残り、横方向からエアー
を吹き付けても除去されない場合が多く発生した。
この発明は以上の問題点を解決するために再考したもの
で、切断して抜き取ったファスナーエメレントを障害な
く確実に排出することが出来ること、を目的として提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明による長尺スライドファスナーチェーンのスペ
ース作成装置は、長尺スライドファスナーチェーンの左
右部を挟持する一対のグリッパー部間に、噛合するファ
スナーエメレントの各脚部を切断する一対のカッターを
対向して設け、その両カッター間にファスナーエメレン
トの噛合頭部を押圧するパンチを備え、更にパンチに対
向してノックアウトを設けたものである。
(作用) 両グリッパーで長尺スライドファスナーチェーンのスペ
ースを作成すべき部分を挟持してから、ノックアウトで
噛合頭部を突き上げると共に、噛合頭部をパンチとノッ
クアウトで挟持した後、両カッターで脚部を切断し、カ
ッターを切断位置より退避してから、パンチとノックア
ウトを共動して切断したファスナーエメレントをファス
ナーテープより離反する方向に引き抜くことにより除去
され、そこにスペースが作成されるものである。
(実施例) この発明による長尺スライドファスナーチェーンのスペ
ース作成装置を機械化された装置によって説明する。第
1図に図示している如く、支承台1の上面両側に、一対
のグリッパー部2,2を構成する一対の上指片3,3を
相対向し且つ両先端間に間隔を保って固着し、支承台1
の中央部に有する空間部内に、各上指片3,3に上下に
対向する下指片4,4を上下動自在に設け、この両下指
片4,4と前記両上指片3,3でグリッパー部2,2を
構成すると共に、上下の両指片3,4間に長尺スライド
ファスナーチェーンFを案内する走行路5を形成してい
る。更に両下指片4,4間に固定ダイ6をその上面が走
行路5の下面を形成するように設け、この固定ダイ6の
中央部にノックアウト7を固定ダイ6を上下に貫通して
上下動可能に嵌装してある。
ところで上記各上下の両指片3,4はスペースを作成す
る範囲の長さよりやや長く形成してあって、その下指片
4,4を上下動する機構は、支承台1の下部に角形環状
をなす外移動台8を第1シリンダー(図示せず)のロッ
ド9で上下動可能に係合し、該外移動台8と両下指片
4,4とをそれぞれ連結スプリング10で連結し、更に、
外移動台8と支承台1間に復帰用スプリング11を介在し
たものである。また、ノックアウト7を上下動する機構
は、前記外移動台8内に別個の内移動台12を第2シリン
ダー(図示せず)のロッド13で上下動可能に設け、この
内移動台12の両下指片4,4間に突入する立上り部に上
記ノックアウト7を固着し、内移動台12と両下指片4,
4間に復帰用スプリング14を介在したものである。
上記支承台1にガイドポスト15を起立して設け、ガイド
ポスト15に上移動台16を上下に摺動可能に係合し、上移
動台16の下面より突出して一対のカッター17,17を固着
し、両カッター17,17間に上下に貫通するパンチ18を上
下動可能に設けてあって、該パンチ18を上下する機構
は、上移動台16内に設けた上下動するホルダー19にパン
チ18を固着し、ホルダー19を第3図シリンダー20で下方
へ押動すると共に、ホルダー19と上移動台16間に介在し
た復帰用スプリング21で上昇するものである。またカッ
ター17,17を上下動する機構は、トグルプレス(図示せ
ず)で上下動する作動杆22の上端部に、中間部に枢支点
23を有するアーム24の一端部を枢支し、他端部に設けた
ローラ25を上移動台16の上部に設けた案内溝26内に係止
したものである。
上記構造をもつスペース作成装置は第2図から第7図に
示す工程順で処理されるもので、まず第2図図示の如
く、走行路5に長尺スライドファスナーチェーンFを案
内し、スペースを作成すべき位置に至った時該チェーン
Fの走行を停止する。そこで第3図図示の如く、両下指
片4,4を上昇して、上下両指片3,4で長尺スライド
ファスナーチェーンFの左右部を挟持し、更にノックア
ウト7を上昇して左右のファスナーテープt,t間を貫
通し、ファスナーエメレントe,eの噛合頭部h,hを
突き上げる。この突き上げによってファスナーエメレン
トe,eが傾斜し、左右の縫い糸y,y間が拡げられ
る。次に第4図図しの如く、パンチ18を下降して噛合頭
部h,hの上面より押圧し、ファスナーエメレントe,
eをノックアウト7とパンチ18で挟持する。次に第5図
図示の如くカッター17,17を下降し、ファスナーエメレ
ントe,eの各脚部,を切断する。切断すると同時
に第6図図示の如くカッター17,17を上昇する。この時
依然としてノックアウト7とパンチ18でファスナーエメ
レントe,eを挟持し続け、次いで第7図図示の如く、
ノックアウト7とパンチ18を共に挟持状態を保って上昇
することにより、切断されたファスナーエメレントe,
eが縫い糸y,yより抜き取られ、グリッパー部2の上
方の空間部に持ち上げられ、こゝで側方よりエアーを吹
き付けつつパンチ18のみを更に上昇することにより、除
去されたファスナーエメレントが機械外へ排出される。
以後ノックアウト7を元の位置にまで下降してから再び
前述の各工程を繰返すものである。
ところで、上述の如く下指片4,4を上昇する駆動と、
ノックアウト7を上昇する駆動とが別駆動するものであ
るから、確実な挟持状態を維持するために下指片4,4
の上昇を速くしてファスナーテープを押え、ファスナー
エメレントを確実に引き抜くのにノックアウト7を遅く
上昇させることができる。また、下指片4,4の上昇量
に関係なく、噛合頭部の突き上げ量を任意にでき、ファ
スナーエメレントを切断し易く変形することができる。
更に、ファスナーエメレントの大きさによりノックアウ
ト7の上昇量を変化させる必要があるが、これにも対処
して処理できるものである。
(発明の効果) 本発明による長尺スライドファスナーチェーンのスペー
ス作成装置によれば、両グリッパー部間に相対向してフ
ァスナーエメレントの噛合頭部を挟持するパンチとノッ
クアウトを設け、パンチの両側に備える各カッターをパ
ンチとは別個に上下動するものであるから、パンチとノ
ックアウトで噛合頭部を挟持したまゝでカッターにより
脚部を切断し、切断後にカッターを退避することが出
来、しかも切断したファスナーエメレントをパンチとノ
ックアウトで挟持したまゝでファスナーテープより引き
抜くことが出来るため、切断したファスナーエメレント
が両カッター間に挟み込まれることが無くなり、尖鋭な
刃先に無理な力が作用されず耐久性を向上し得るもので
ある。また、切断したファスナーエメレントを引き抜く
際、パンチとノックアウトで噛合頭部を挟持して引き抜
くため、ファスナーエメレントをその一端より引き抜く
のと同様になり、縫い糸よりの抜け作用が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による長尺スライドファスナーチェー
ンのスペース作成装置を示す断面図、第2図から第7図
は第1図に示す装置によるスペース作成工程順を示す各
断面図である。 F……長尺スライドファスナーチェーン、e……ファス
ナーエメレント、h……噛合頭部、……脚部、2……
グリッパー部、5……走行路、7……ノックアウト、17
……カッター、18……パンチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺スライドファスナーチェーンFをその
    長手方向に案内する走行路5中に、該チェーンFの左右
    部を挾持する各グリッパー部2,2を設け、両グリッパ
    ー部の中間部に対向し噛合する両ファスナーエレメント
    e,eの脚部,を切断する一対のカッター17,1
    7を上下動可能に設け、両カッター間に位置し噛合する
    ファスナーエレメントe,eの噛合頭部h,hを押圧す
    るパンチ18を上下動可能に設け、噛合頭部を前記パン
    チと対向して挾持するノックアウト7を上下動可能に設
    けていることを特徴とする長尺スライドファスナーチェ
    ーンのスペース作成装置。
JP61279289A 1986-11-21 1986-11-21 長尺スライドフアスナ−チエ−ンのスペ−ス作成装置 Expired - Fee Related JPH0642847B2 (ja)

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