JPH0642843U - ベルト式アンローダの集荷装置 - Google Patents

ベルト式アンローダの集荷装置

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JPH0642843U JP8499692U JP8499692U JPH0642843U JP H0642843 U JPH0642843 U JP H0642843U JP 8499692 U JP8499692 U JP 8499692U JP 8499692 U JP8499692 U JP 8499692U JP H0642843 U JPH0642843 U JP H0642843U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ばら物の荷揚げで流動性が悪いものでも確実に
集荷でき、また、コンパクトで伝動効率がよく、低コス
トでメンテナンスも容易なベルト式アンローダの集荷装
置を提供することを目的とする。 【構成】垂直2重ベルトコンベヤのテールプーリの下方
に一対のパドルフィーダを配置し、このパドルフィーダ
のパドル両端からのびるパドル軸を垂直2重ベルトコン
ベヤのフレームより外側へ伸長させ、このフレームの側
部下方位置でパドル軸の略中間部を軸支し、パドル軸に
その先端までリボンスクリュウを取り付け、テールプー
リのプーリ軸とパドル軸とをチェインまたは歯車で伝動
連結し、パドル軸の回転駆動源をアンローダのテールプ
ーリから得るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、揺動動作する垂直2重ベルトコンベヤの下端にパドルフィーダを配 置し、前記ベルトコンベヤの下端部分を船艙内のばら物荷物等の扱物に挿入して 荷揚げ搬送するベルト式アンローダ、特に前記扱物をコンベヤ下端に集荷して上 方搬送する集荷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
船艙から穀物等の粒状,粉状ばら物を荷揚げする連続式アンローダとして従来 、走行台車に旋回フレームを介して起伏可能なブームの先端に、船艙内へのびる 2重ベルトコンベヤを吊り下げ、該2重ベルトコンベヤの下端にパドルフィーダ と称する遠心ラジアルファン掬揚機を設けたベルト式アンローダが知られている (例えば特開昭54−25078号,実開昭62−74610号公報等)。図9 はこの種のベルト式アンローダの全体概略図である。走行台車1上に起伏および 旋回可能な水平ブーム2が取り付けられ、該ブーム2の先端に垂直フレーム3が 該ブームを含む垂直平面内で揺動するように吊り下げられて船艙12内に挿入さ れる。垂直フレーム3内には一対の無端ベルトを重ね合せた2重ベルトコンベヤ 4が配置され、また該2重ベルトコンベヤ4の下端に一対のパドルフィーダ5が 配置されている。8はパドルフィーダ駆動用の電動機、9はパドルと電動機8を 伝動連結するチェインである。
【0003】 この種のベルト式アンローダにおいて、穀物のように流動性のよい扱物の場合 は前記パドルフィーダによって容易に周囲の堆積物をくずして集荷できるが、石 炭や石膏等のように流動性の悪い扱物ではパドルフィーダのまわりに荷を適切な 量づつ円滑に寄せ集めるのが難しくなる。従来、流動性の悪い扱物の集荷装置と しては、2重ベルトコンベヤの下端で一方のコンベヤベルトを横方向へ伸長させ て扱物の搬入部とし、チェインバケットの支持フレームを前記搬入部近くの垂直 フレームに着脱可能に装着したもの(例えば実開昭62−96031号公報)、 あるいはコンベヤ下端の掻取羽根およびスクリュウの外側を、全体として円環状 のブレードで囲包し、該ブレードで扱物を寄せ集めて内側へ取り込むようにした もの(例えば実開昭62−98629号公報)等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のパドルフィーダ式のアンローダ装置はいずれも、パドルの駆動 源としてベルトコンベヤの駆動源とは別個に電動機あるいは油圧モータを設置し 、これらの電動機や油圧モータから減速機,スプロケット,チェインを介してパ ドル軸を駆動しているので、地上側からベルトコンベヤの先端まで給電のための 配線や油圧配管を張設しなければならず、また制御盤や油圧ユニット等も必要と なる。このために全体が大がかりなものとなり、特に電動機や油圧モータからパ ドル軸に至る伝動機構が大きくなり、作業中船艙のハッチや底ざらえ時の掻寄ブ ルドーザ等との接触の危険があるため、荷役作業範囲を広くとれないという問題 があった。また配線の切断や油圧配管からの油もれの危険があり、そのメンテナ ンスにたえず気をくばっていなければならないという問題があった。
【0005】 また前記パドルフィーダの代りにチェインバケットをベルトコンベヤの下端に 装着したものは、バケットおよびその駆動装置によってコンベヤの下端部の重量 が大きくなるとともに、チェインバケットが横方向へ大きく突出するので、狭い 船艙内で作動させる場合の操作性に問題がある。円環状のブレードをコンベヤ下 端に設けた前記実開昭62−98629号の場合は、掻取羽根やスクリュウの駆 動に加えて大径のブレードを回転させる駆動装置が必要で、全体の重量および形 状が大となり、またブレードと掻取羽根間のスペースが広いのでブレードで取り 込んだ荷が掻取羽根に至るまでに滞留し、詰りを起し易い等の問題がある。
【0006】 本考案は、パドルの駆動源をベルトコンベヤの作動部から得るようにし、また パドル軸の先端にリボンスクリュウを設けることにより、コンパクトで伝動効率 もよく、流動性の悪い扱物でも確実に集荷でき、また経済的でメンテナンスも容 易なベルト式アンローダの集荷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、2重ベルトコンベヤの下端ベルトプーリの下方に、該ベルト プーリと平行になるように一対のパドルフィーダを配置し、前記パドルフィーダ のパドル両端からのびるパドル軸を前記2重ベルトコンベヤのフレームの下部に 設けた軸受に軸支させるとともに、該パドル軸を該軸受より外方に伸長させ、該 パドル軸にその先端までリボンスクリュウを取り付け、前記下端ベルトプーリの プーリ軸と前記パドルフィーダのパドル軸とを伝動連結し、前記ベルトプーリの 回転動作を前記パドル軸の回転駆動源としたベルト式アンローダの集荷装置が提 供される。
【0008】
【実施例】
次に、本考案を実施例について図面を参照して説明する。図1は本考案の実施 例に係る集荷装置を有する連続ベルト式アンローダの正面図であり、図2は図1 のA部の拡大正面図である。図3は図2に示した実施例の一部断面した集荷装置 の矢視Gから見た側面図である。走行台車(図示省略)上から、接岸された船舶 の船艙12上までのびかつ上下に揺動可能となった水平フレーム(図示省略)お よび該水平フレームの先端から船艙内へ垂下しかつ左右に揺動する垂直フレーム 25(図1には図示省略)内に、2重ベルトコンベヤ13が配置され、この2重 ベルトコンベヤ13の垂直部下端のテールプーリ16,16aに近接してその下 方に一対のパドル14,14a(図1には図示せず)をもつパドルフィーダ17 (図3)が前記テールプーリ16,16aに平行になるように配置されている。 2重ベルトコンベヤ13の水平部基端(前記走行台車側)には一対の駆動プーリ 15,15aが前記水平フレームに軸支され、図示しないコンベヤ駆動装置によ ってこれらの駆動プーリ15,15aが回転駆動される。そして、その回転駆動 により該駆動プーリ15,15aに掛けられた一対の無端コンベヤベルト18が 重ね合さって回動し、パドルフィーダ17で2重ベルトコンベヤ13のテールプ ーリ16,16a間へ跳ね上げられた船艙内のばら物42は無端コンベヤベルト 18に挟まれてコンベヤ13の垂直部、水平部を搬送され、駆動プーリ15,1 5a側から搬出される。19は2重ベルトコンベヤ13のベルト側部を挟圧して 案内する圧接ローラ群、20はコンベヤベルト18の横巾にわたる長さを有し中 央部が小径となってベルトの搬送面形状を規制するベルト支持ローラである。
【0009】 図4は図3のほぼB−B線に沿った平面断面図である。図2〜図4を参照して 本実施例の集荷装置を説明する。2重ベルトコンベヤ13の垂直部下端のテール プーリ16,16aはそれぞれ両端にプーリ軸21,21aが固着され、かつこ れらのプーリ軸の部分で垂直フレーム25に軸支されている。パドルフィーダ1 7の一対のパドル14,14a(図4)も同様に、それぞれ両端に突出したパド ル軸26,26aが垂直フレーム25に軸受31,31aを介して軸支されてい る。
【0010】 各パドル軸26,26aは、垂直フレーム25の側部位置から垂下した脚部4 3,43aの支持部50,50aに前記軸受31,31aを介して支持され、各 パドル軸先端は前記軸受31,31aを貫通して外方へ大きく突出している。前 記支持部50,50aには、扱物の通過をよくするために窓孔22,22aが穿 けられている。実施例では、軸受31,31aはパドル端面から突出した各パド ル軸26,26aの略中間位置を軸支するようになっている。この軸受31の位 置からパドル軸26先端まで、および該軸受31からパドル14端面までの間で 該パドル軸26に、リボンスクリュウ45,44が取り付けられている。同様に 軸受31aの位置からパドル軸26a先端まで、および該軸受31aからパドル 14a端面までの間で該パドル軸26aに、リボンスクリュウ45a,44aが 取り付けられている。そしてこれらのリボンスクリュウ44,44a、45,4 5aおよびパドル14,14aの外径は、図2または図4に示されるように、垂 直フレーム25のスイング方向外側面25aに該リボンスクリュウおよび該パド ルの外周面が大略一致するような外径となっている。なおパドル軸26,26a およびリボンスクリュウ44,44a、45,45aは装置の補修時あるいは運 搬時に取り外し可能となっている。また前記脚部43,43aはその下端がリボ ンスクリュウ44,44a、45,45aおよびパドル14,14aより若干下 方へのびており、かつ全体が荷の通過をよくするために空隙を持つ枠状に形成さ れている。
【0011】 一方のテールプーリ16のプーリ軸21の片側およびその直下のパドル14の パドル軸26の片側にはそれぞれスプロケット32,46が固着され、これらの スプロケット32,46間に伝動チェイン33が掛けられている。スプロケット 32,46および伝動チェイン33はチェインケース34によって囲包されてい る(図3参照)。チェインケース34には扱物の通過をよくするために窓孔47 (図2)が穿けられている。
【0012】 他方のテールプーリ16aおよびその直下のパドル14aのプーリ軸21aお よびパドル軸26aには、全体として前記スプロケット32,46および前記チ ェイン33の配置側と反対側の位置(図2の正面に対して背面側)でそれぞれ前 述と同様なスプロケットが固着され、これらのスプロケット間に伝動チェインが 掛けられ、また該スプロケットおよび該伝動チェインがチェインケース34aで 覆われている。このチェインケース34aにも扱物の通過をよくするための窓孔 47aが穿けられている。
【0013】 なお、この実施例では、パドル14,14aの外周側部を覆うように上下動可 能なばら物飛散防止カバー51が垂直フレーム25に設けられている。船艙内に ばら物が充分残っている状態では前記飛散防止カバー51を上方へ引き上げて通 常の集荷、搬送動作を行わしめ、ばら物の残り量が少なくなり、艙底近くでパド ル14,14aがばら物から露出する状態となった場合、あるいは図5に関して 後述するようにスイング取りの荷役モードで片側のパドル外周部が大きく露出す るような場合には、この露出する側の飛散防止カバー51を降下させ、パドル回 転によるばら物の外方への飛散を防止しつつ集荷動作を行う。ばら物飛散防止カ バー51は垂直フレーム25に対して上下にスライドする構造あるいはカバー自 体が入子式に伸縮する構造が採用され、そのスライドあるいは伸縮動作を駆動装 置で自動的に行うようにする。駆動装置としては油圧、空圧シリンダあるいはモ ートルシリンダその他油圧ジャッキなどが採用され、いずれも垂直フレーム25 に装着される。ばら物の取り込みの最終段階でブルドーザによる底ざらい作業と 並行して本集荷装置を稼働するような場合にも、ばら物の飛散防止により周囲環 境を悪化させず、底ざらい作業の安全化が図られる。
【0014】 2重ベルトコンベヤ13の駆動プーリ15,15a(図1)により一対のコン ベヤベルト18が互いに荷搬送方向に回転駆動されると、下端のテールプーリ1 6,16aも互いに対向方向に回転し、これによってテールプーリ16に対応し た該プーリ直下のパドル14もスプロケット32,46および伝動チェイン33 およびパドル軸26を介して該テールプーリ16と同方向に回転駆動され、同様 にテールプーリ16aに対応した直下のパドル14aもスプロケットおよび伝動 チェイン(パドル14a側のスプロケットおよび伝動チェインは図示省略)およ びパドル軸26aを介してテールプーリ16aと同方向に回転駆動される。パド ル軸26,26aに固着されたリボンスクリュウ44,45および44a,45 aが回転し、これらのリボンスクリュウ44,45、44a,45aで寄せ集め られたばら物42は両パドル14,14aによって掬い取られて上方の一対のコ ンベヤベルト18間へ跳ね上げられ、両ベルト間に挟まれて搬送される。なおこ の場合にリボンスクリュウを用いているため掻寄量は過大とならず、またエネル ギのロスも低減される。
【0015】 ここで図5のようにパドルフィーダ17をばら物42内に深さHまで挿入し、 かつ2重ベルトコンベヤ13の垂直部をばら物42の堆積物に向って一方向に速 度Vで水平移動させる場合、前記堆積物に対向した外端側および内側のリボンス クリュウ45,44によって巾広い範囲でばら物42の堆積を崩してパドル側へ 横送りし、パドルフィーダ17で上方へ跳ね上げる。パドル14およびリボンス クリュウ44,45はその周囲が垂直フレーム25の側部25aと略同じ位置に なるように大径とされているので、前記堆積物が垂直フレーム25に当る以前に 掻き崩され、垂直フレーム25の水平移動抵抗が軽減される。
【0016】 また水平ブームの旋回または走行台車の走行で図6のように2重ベルトコンベ ヤ13の垂直部をスイング方向と直角方向に水平移動させて片側に堆積したばら 物42を荷揚げする場合は、コンベヤ下端のテールプーリ16,16aの回転駆 動でパドル軸26,26aが回転することにより、両パドル軸26,26aの堆 積物側の外端部のリボンスクリュウ45,45aによって前記堆積物を掻き崩し 、内側のリボンスクリュウ44,44aでパドル14,14a側へ横送りし、パ ドルフィーダ17で上方へ跳ね上げる。外端側のリボンスクリュウ45,45a は垂直フレーム25の側部25bより長く突出しているので、前述と同様に前記 堆積物が垂直フレーム25に当る以前に掻き崩され、垂直フレーム25に大きな 移動抵抗がかかることなく安息角θでスムーズにパドル側へ取り込まれる。ばら 物42の堆積物に対面するチェインケース34と軸受31および垂直フレーム2 5から伸長した脚部43には窓孔があるので、ばら物の取り込みには支障をきた さない。なおベルトコンベヤへの取込量は堆積物への突込深さHと水平移動速度 Vの両方またはいずれか一方の増減により調整できる。
【0017】 上述の如く本考案ではリボンスクリュウ44,44a、45,45aが垂直フ レーム25から側方に突出しているので、パドル軸26,26aの軸方向にコン ベヤ下端を移動させてばら物の取り込みができる。図7および図8は船艙12の ハッチサイズに応じた2通りの荷役モードを示した平面図である。図7は図6で 説明したようなブーム旋回取りモードあるいは台車走行取りモードの場合であっ て、ベルトコンベヤの垂直部をパドル軸26,26aの軸方向に移動させながら 掻き取りを行う例である。48はブーム旋回中心、49は船艙のハッチである。 図8は図5で説明したスイング取りモードの場合で、コンベヤ下端の垂直部をパ ドル軸26,26aと直角方向に移動させて荷役をおこなう例である。扱物の堆 積形態によっても任意の荷役モードを選定できる。なお、上述の実施例ではスプ ロケット32,46と伝動チェイン33によってテールプーリ16,16aとパ ドル14,14aを伝動連結した例を示したが、本考案はこのような伝動機構に 限定されず、例えば歯車伝動機構としてもよい。前記テールプーリ16,16a と前記パドル14,14aの回転速度比はそれらのスプロケット32,46の歯 数比を変更することにより、任意かつ容易に変えることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、2重ベルトコンベヤの下側に設けられ るパドルフィーダの駆動源として専用の電動機や油圧モータを特別に設けること なく、コンベヤ下端のテールプーリの回転動作で前記パドルフィーダを回転駆動 するので、従来のものに比較してコンベヤ下端部が軽量かつコンパクトになり、 電動機や油圧モータの場合に必要な配線や配管等の付属機器も不要であるためメ ンテナンスもきわめて容易となる。テールプーリ軸とパドル軸とが近接している ので、高い伝動効率で連結でき、また各々のコンベヤベルトの張力バランスをく ずさず、しかもばら物の流入を妨げないように伝動連結したので、低コストで搬 送効率のよいばら物荷役装置が実現できる。従来の油圧モータによるパドル駆動 に比べてもはるかに伝動効率が高く、省エネルギ化が図られる。またパドルおよ びリボンスクリュウの外径が垂直フレームの側部位置に達するように大径となっ ているので、垂直フレームに荷が当らずに水平移動が可能で、水平ブームの旋回 およびコンベヤ垂直部のスイング動作の動力を低減でき、それだけ全体重量が軽 量化され、経済的となる。パドル軸の先端までリボンスクリュウを設けたことで 流動性の悪い扱物でも容易に掻き崩して確実な集荷が可能となる。ハッチサイズ に合せて自由な荷役モードをとることができる等多くの効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による集荷装置を有する連続ベ
ルト式アンローダの全体正面図である。
【図2】図1のA部の拡大正面図である。
【図3】図2に示した実施例の一部断面した集荷装置の
側面図である。
【図4】図3のほぼB−B線に沿った平面断面図であ
る。
【図5】本考案の実施例によるスイング取りモード時の
コンベヤ下端とばら物堆積物との関係を示した側面図で
ある。
【図6】本考案の他の実施例による水平ブーム旋回取り
モード時のコンベヤ下端とばら物堆積物との関係を示し
た側面図である。
【図7】スイング取りモードにおけるコンベヤ下端の移
動経路を示す概略図である。
【図8】水平ブーム旋回取りモードにおけるコンベヤ下
端の移動経路を示す概略図である。
【図9】従来のベルト式アンローダの全体概略図であ
る。
【符号の説明】
13 2重ベルトコンベヤ 14,14a パドル 15,15a 駆動プーリ 16,16a テールプーリ 17 パドルフィーダ 18 無端コンベヤベルト 21,21a プーリ軸 25 垂直フレーム 26,26a パドル軸 31,31a 軸受 32,46 スプロケット 33 伝動チェイン 34,34a チェインケース 42 ばら物 43,43a 脚部 44,44a,45,45a リボンスクリュウ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2重ベルトコンベヤの下端ベルトプーリの
    下方に、該ベルトプーリと平行になるように一対のパド
    ルフィーダを配置し、前記パドルフィーダのパドル両端
    からのびるパドル軸を前記2重ベルトコンベヤのフレー
    ムの下部に設けた軸受に軸支させるとともに、該パドル
    軸を該軸受より外方に伸長させ、該パドル軸にその先端
    までリボンスクリュウを取り付け、前記下端ベルトプー
    リのプーリ軸と前記パドルフィーダのパドル軸とを伝動
    連結し、前記ベルトプーリの回転動作を前記パドル軸の
    回転駆動源とすることを特徴とするベルト式アンローダ
    の集荷装置。
  2. 【請求項2】前記パドルおよび前記リボンスクリュウの
    外周部が少なくとも前記2重ベルトコンベヤのフレーム
    のスイング方向側部の下方位置に達するような外径を有
    することを特徴とする請求項第1項に記載したベルト式
    アンローダの集荷装置。
  3. 【請求項3】前記2重ベルトコンベヤのフレームの下部
    に、前記パドルの外周側部を覆う上下動可能な被搬送物
    飛散防止カバーおよびその上下動駆動装置を設けること
    を特徴とする請求項第1項または第2項に記載したベル
    ト式アンローダの集荷装置。
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