JPH0642524A - 線条体用被覆およびその製造方法 - Google Patents

線条体用被覆およびその製造方法

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JPH0642524A
JPH0642524A JP4218682A JP21868292A JPH0642524A JP H0642524 A JPH0642524 A JP H0642524A JP 4218682 A JP4218682 A JP 4218682A JP 21868292 A JP21868292 A JP 21868292A JP H0642524 A JPH0642524 A JP H0642524A
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JP
Japan
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coating
void
cut
outer casing
present
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JP4218682A
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Takashi Yanagida
隆 柳田
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Nippon Cable System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱性と放熱性を兼ね備えたコントロールケ
ーブル等用の被覆およびその製造技術を提供する。 【構成】 中心の螺旋管1と平行に連続的に延びる複数
本の空所3が螺旋管1を取り囲むように配置され、空所
3と被覆2の外周との間に切れ目5が形成された被覆
2。この被覆2は螺旋管1の周囲に押し出し成形した合
成樹脂成形体にカッターで切れ目を入れることにより形
成しうる。 【効果】 高温物体と当接する側では切れ目5が閉じ、
反対側では切れ目5が開くので、断熱作用と放熱作用の
両方がえられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可撓性の線条体、とくに
コントロールケーブルのアウターケーシング用の被覆
(プロテクタを含む)に関する。さらに詳しくは、コン
トロールケーブル、電線、ホース等の可撓性の線条体
を、高温の物体との接触による損傷等から保護するため
の被覆に関する。以下、コントロールケーブルのアウタ
ーケーシングの場合を代表させて説明するが、本発明は
これに限定されるものではなく、前記電線やホース等、
表面が熱で損傷しやすい合成樹脂やゴムで被覆されてい
る種々の可撓性の線条体に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】コントロールケーブルのアウターケーシ
ングは、一般的に螺旋管やシールド層等の支持部材の表
面に合成樹脂の被覆を設けて構成される。そのためコン
トロールケーブルを自動車のエンジンルーム内等に配索
する場合、高温のエンジンまわりの部品と当接しないよ
う注意しなければならない。この場合、かりに接触して
も被覆が溶けたりしないように、アウターケーシングの
外周に部分的に断熱性の保護カバーを設けることがあ
る。他方、実開昭55−49123号公報や実開昭58
−108615号公報にみられるように、アウターケー
シングの外周に螺旋状の突条を放射状に一体に成形した
プロテクタが知られている。このプロテクタは直接相手
部材と接触する部位をできるだけ少なくし、可撓性を維
持しつつ熱伝導を小さくしてアウターケーシングの機能
部分を保護するものである。一方、機械的および熱的な
緩衝効果を高めるため、中心線とほぼ平行に、中心線を
囲むように複数本の連続する空隙を形成したプロテクタ
も提案されている(実開昭60−28624号公報、実
開昭61−117919号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記突条を放射状に設
けたプロテクタは、製造が簡単であるが、突条がリブ状
となり可撓性を損なう場合があり、しかも断熱効果が不
充分である。すなわち図13に示すプロテクタ100の
場合、突条101およびその間隙102の空気層により
伝導熱を遮断する効果はあるが、本体部分103が間隙
をはさんで高温の物体104に対面または接触するの
で、放射熱に対する遮断効果は低い。一方、図14に示
すように閉じた連続空隙105を有するアウターケシン
グ106は、伝導熱および放射熱のいずれに対しても遮
断効果が高い。しかし空隙105はまったく閉鎖されて
いるので、放熱作用が少ない。すなわちこのものは空隙
間の空気が昇温すれば軸方向に沿って対流し、温度の低
い部位に移動したうえで外層107を通して放熱される
ため、アウターケーシング全体としてはかなり高温にな
る問題がある。本発明はかかる従来の被覆の問題に鑑み
てなされたものであり、アウターケーシング等の可撓性
を維持しながら断熱効果および放熱効果の両方が充分に
高い被覆を提供することを技術課題とするものである。
さらに本発明はその被覆の量産に適する製造技術を確立
することも課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の線条体用の被覆
は、(a)可撓性の線条体の外周を覆うことができる長
尺筒状の形態を有し、(b)長手方向に延びる複数本の
空所が中心部を囲むように配列されており、(c)前記
それぞれの空所と外表面との間に切れ目が形成されてお
り、(d)可撓性および弾力復帰性を備えていることを
特徴としている。かかる被覆は、コントロールケーブル
のアウターケーシングとは別体のプロテクタとして構成
してその後に嵌着してもよく、螺旋管の外周に一体の被
覆として形成してもよい。本発明の被覆の製造法は、成
形材料を複数の空所を備えた円筒状の形状に押出成形
し、押し出された成形物を冷却または加硫後冷却し、高
速移動している成形物のそれぞれの空所と表面との間に
カッターを当てて切れ目を形成することを特徴としてい
る。本発明の切れ目成形装置は、押出成形品の周囲を囲
むように配置されるフレームと、押出成形品の空所と対
応するように前記フレームから内側に放射状に延びる複
数枚の薄刃のカッターと、各カッターの近傍に、前記空
所の内面と摺接するように設けられるガイドとから構成
される。
【0005】
【作用】エンジンまわりの高温部品に被覆が当たると、
その当った側では表面の切れ目が当接して、あるいは重
なるようにして閉じる。そのため中に空隙が形成され、
伝導、放射いずれに対しても高い熱遮断作用を奏する。
他方、当った側の反対側では切れ目が離れて隙間が生
じ、空所と外部とが連通する。そのため大きい放熱作用
を奏する。通常は高温部品に沿わせてコントロールケー
ブル等を配索することはなく、これを避けて配索する
が、コーナ部分では接触する可能性が高い。本発明の被
覆は、とくにこのようなコーナ部分では、彎曲した内側
部分(当接する側)が圧縮されて切れ目が閉じ、反対の
外側部分では引張り力が働いて離れるので、その断熱お
よび放熱作用が一層発揮される利点がある。さらに本発
明の被覆は、外周に切れ目が入っているので彎曲部分に
圧縮および引張り応力が生じにくく、全体として充分な
可撓性を維持しうる利点がある。本発明の製造法におい
ては、一旦押出成形されて冷却または加硫後冷却した
後、押出成形の連続移動中の成形品にブレードを当てて
切れ目を入れるので、作業効率が高く、しかも形成した
切れ目が再び溶着することがない。本発明の切れ目形成
装置はブレードの近傍で空所の内面をガイドにしながら
切れ目を入れるので、空所に沿って正確に切れ目を入れ
ることができる利点がある。
【0006】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の被覆、そ
の製造法および切れ目形成装置の実施例を説明する。図
1は本発明の被覆を備えたアウターケーシングの一実施
例を示す一部切欠斜視図、図2はその要部断面図、図3
および図4はそれぞれ図1のアウターケーシングの使用
状態を示す断面図および斜視図、図5および図6はそれ
ぞれ本発明の被覆の他の実施例を示す断面図、図7は本
発明の被覆の製造法を実施する装置の一実施例を示す概
略正面図、図8は本発明の被覆の製造法を実施する装置
の他の実施例を示す概略正面図、図9は本発明の切れ目
形成装置の一実施例を示す斜視図、図10はその正面
図、図11は本発明の切れ目形成装置の他の実施例を示
す斜視図、図12は本発明の切れ目形成装置のさらに他
の実施例を示す斜視図である。
【0007】図1のアウターケーシングAは平鋼線を螺
旋状に巻き形成した螺旋管1と、その外周に押出成形で
設けられる被覆2とを有する。被覆2は厚肉の円筒状の
形態を呈しており、その厚肉部に長手方向に連続して延
びる空所3が複数本(本実施例では8本)、螺旋管1を
囲むように形成されている。なお本実施例では空所3の
断面形状は円形であるが、所望により他の断面形状にし
てもよい。また空所3は緩い螺旋を描くように延びてい
てもよい。さらに前記各空所3と被覆2の表面の間の薄
肉部4には、アウターケーシングAの中心軸を含む平面
に沿って切り開いた切れ目5が空所3に沿って形成され
ている。ここで切れ目5というのは大きい幅をもったス
リットを含まず、図2のように内面6同士が軽く当接す
るか、あるいはわずかな隙間がある程度のものを意味す
る。さらに溝を意味するものではなく、被覆2の表面か
ら空所3まで貫通するように切り通されたものである。
さらに断続的に続くミシン目ではなく、空所3に沿って
連続的に続くものである。前記切れ目5と空所3の位置
関係は図2の部分断面図に詳細に示されている。なお切
れ目5は必ずしもアウターケーシングAの中心軸を含む
平面(図2の符号7)に沿っている必要はなく、たとえ
ば図2の想像線8に示すように傾斜していてもよい。ま
た前述のように空所3が緩く螺旋を描いているときは、
たとえば図1の想像線9で示すように、その空所に沿っ
て螺旋を描くように延びることになる。
【0008】つぎに叙上のごとく構成されるアウターケ
ーシングAにおける被覆2の機能を図3〜4を参照しな
がら説明する。図3は前記アウターケーシングAと内索
10とからなるコントロールケーブルBが高温の物体H
に触れて、しかも矢印P方向に押圧されている状態を示
している。熱が伝わるにはある程度の押圧力が必要だか
らである。図3に示すように被覆2が物体Hに押圧され
ると、その当接している側では、被覆2が押しつぶされ
るように変形する。そのため空所3もいくらか扁平にな
り、切れ目を挟む両側の薄肉部4、4の一方が他方の下
に入って重なる。また重ならない場合でも切れ目5の内
面6a、6a同士が強く当接されて空所3が閉じられる
ことになる。それによりアウターケーシングAの中心部
と物体Hとの間に、いわば空気層を含む断熱層が形成さ
れることになる。したがって伝導熱のほか、放射熱も遮
断され、アウターケーシングAの内部が保護される。他
方、物体Hに押圧される側と反対の側では、被覆2に円
周方向の張力T、Tが働き、切れ目5が拡がる。それに
より切れ目5の内面6b、6b同士の隙間を通して空所
3に空気が出入りするので、放熱作用が充分に営まれ
る。このように切れ目5があることにより、それぞれ必
要な部位の切れ目5の開け閉めを通じて好適な断熱作用
および放熱作用が奏され、コントロールケーブルBが保
護される。
【0009】図4は前記コントロールケーブル(図では
被覆2のみを示す)が高温物体Hのコーナ部に当接して
湾曲している状態を示している。このように湾曲して押
圧される場合は、曲率半径が小さい内側11で軸方向の
圧縮力が働き、外側12では引張力が加わる。そのため
前記切れ目5の重なりおよび分離が一層顕著に生じ、大
きい断熱/放射作用が奏される。このようにコーナ部に
おける物体Hとの接触および湾曲は、コントロールケー
ブルを物体間を縫うように配索するときにはしばしば生
ずるので、前記湾曲に伴う断熱・放熱効果の増大はとく
に好ましい利点となる。前記実施例ではいずれも円筒状
の被覆2を有するアウターケーシングAを説明したが、
たとえば図5および図6に示すように他の形状のものも
採用しうる。図5の被覆20は、各辺が外向きに湾曲し
ている略四角形状の輪郭を有する外周部21と、円筒状
の内周部22と、両者を各辺の中央近辺で結合するリブ
23とから構成されている。それにより外周部21と内
周部22の間には、リブ23で分割された4本の扁平な
空所24が形成される。そして空所24と外部とは、外
周部21のコーナ部25に形成された切れ目26で連通
されうる。
【0010】図6に示す被覆30は空所31の断面形状
を除いて図1の被覆2とほぼ同じものである。すなわち
このものは空所31が断面三角形状ないしオムスビ状で
あり、頂点32が外向きになるように配列されている。
そしてその頂点32の部分に切れ目33が形成されてい
る。なお図5〜6の場合は切れ目26、33がいくらか
厚肉の部分に形成されているので、高温物体に押圧され
たとき、切れ目の両側がたがいに重ならず、強く当接さ
れることがある。しかしこの場合も前述のように断熱効
果が増大する。
【0011】つぎに図7〜8を参照して図1の被覆2を
備えたアウターケーシングAの製造法および切れ目形成
装置を説明する。図7は螺旋管41の外周に被覆(また
はアウターコート)を押出し成形する押出成形ラインを
示している。図中42は押出成形機に取り付けるダイで
あり、43は冷却水槽、44は引き取り装置である。本
発明において特徴となるカッター装置45は冷却水槽4
3の下流側に設けられている。これらのラインにより被
覆2を設けたアウターケーシングAは以下のように製造
される。 (I)押し出し成形工程 まずダイ42において螺旋管41の外周に被覆素材46
が押出成形により被覆される。螺旋管41は図7の左側
よりダイ42に供給される。また同図上側より矢印Dの
ように供給される溶融状態の熱可塑性樹脂材料が螺旋管
41の外周に押し出し成形され、右側から出てくる。こ
の状態ではまだ切れ目5が入っていない。なお熱可塑性
樹脂としてポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ポリエステル、およびそれらの樹脂
のエラストマー、さらにポリ塩化ビニル、ポリエチレン
などの水架橋樹脂などが採用される。また被覆材料とし
てゴムなどの架橋体を採用してもよく、この場合はエチ
レン・プロピレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴ
ム、アクリロニトリルゴム、シリコン変性エチレン・プ
ロピレンゴムなどが採用される。 (II)冷却工程 ついで熱可塑性樹脂の場合は、得られた成形体47が冷
却水槽43に通され、冷却される。 (III) カッティング工程 冷却水槽43で冷却された成形体47は図8に示すよう
なカッター装置45内を挿通され、空所3に沿って切れ
目5が入れられる。この場合すでに成形体47が冷却さ
れているので、カッター装置45を通った後に切れ目5
が再び溶着することはない。これによりアウターケーシ
ングAが完成する。 (IV)引取り・巻取り工程 上記押し出し成形機から押し出される速度に合わせて、
成形体47およびアウターケーシング51がたるまない
ように、かつカッター装置45における切断力をうるた
めに、引き取り装置44が常時矢印E方向に引き取って
いる。引き取り装置44を出たアウターケーシングA
は、たとえば巻取機(図示されていない)によりドラム
上に巻き取られる。なおライン速度は約10m/分程度
である。
【0012】なおゴムなどの架橋体の場合は、図8に示
すように押し出し成形工程にて得られた成形体47をま
ず加硫槽60に通して加硫し、ついで送風機61の間を
通してエアで冷却する(加硫冷却工程)。そしてその後
にカッター装置45内を挿通し、空所3に沿って切れ目
5を形成する。この場合はすでに成形体が加硫後冷却さ
れているので、切れ目5が再び溶着することがない。ま
た水架橋樹脂の場合は、熱可塑性樹脂と同じ方法で形成
されるが、引き取り装置44を出たアウターケーシング
Aは熱水やスチームなどで加熱して架橋体とする。上記
のように本発明の製造法は通常の成形ライン中にカッテ
ィング工程を介在させるだけでよいので、生産効率が高
く、既設の設備を活用できる。図9および図10は本発
明の切れ目形成装置の一実施例を示している。図9の装
置は成形体47を取り囲む環状のフレーム50を有して
おり、そのフレーム50の内周に放射状に複数枚の薄板
状のアーム51が設けられている。そして各アーム51
の先端(中心側)の前側に薄刃のブレード52が設けら
れている。前記アーム51およびブレード52は請求項
4にいうカッターを構成する。さらに本実施例において
は、空所3の内面と摺接して成形体47の角度を安定し
て案内するためのガイド53がアーム51の先端に固着
されている。したがって成形体47が矢印E方向に進行
すると空所3と外周面との間の薄肉部4が切断され、切
れ目5が直線状に形成されることになる。なお空所3が
軸回りに緩くねじれて螺旋形を描いている場合は、アー
ム51およびガイド53の形状およびフレーム50への
取り付け角度などは、その螺旋形に合わせて変更する。
【0013】図9〜10の装置では各アーム51にブレ
ード52とガイド53とを一緒に取り付けているが、別
々のアームに設けてもよい。さらにガイド53の形状は
円柱状、紡錐形のほか、板状など種々の形態を採用しう
る。しかし好ましくは、空所3の形状に沿った形態が望
ましい。図9および図10の切れ目形成装置において
は、ブレード52がガイド53を支持するアーム51の
前端に取りつけられているが、図11または図12に示
すように、ブレード52をガイド57、58と別個に取
りつけるようにしてもよい。なお図11においてはガイ
ド57が円柱状であり、図12のガイド58は図5の異
形断面の空所24を案内するように、その空所24に合
わせた断面形状にされている。このような切れ目形成装
置を用いると、空所3と切れ目5とが正確に一致する利
点がある。
【0014】
【発明の効果】本発明の被覆は高温の物体に押圧された
とき、当接している側では切れ目が閉じて空所を塞ぎ、
断熱作用を増大する。そして反対側では切れ目を開いて
空所と外部とを連通させ、放熱作用を増大させる。した
がって断熱作用と放熱作用の両方を有するというすぐれ
た効果を奏する。さらに本発明の製造法は前記被覆を効
率よく製造することができ、本発明の切れ目形成装置は
空所に沿って正確に切れ目を形成しうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆を備えたアウターケーシングの一
実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】図1のアウターケーシングの要部断面図であ
る。
【図3】図1のアウターケーシングを備えたコントロー
ルケーブルの使用状態を示す断面図である。
【図4】図1のアウターケーシングを備えたコントロー
ルケーブルの使用状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の被覆の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の被覆のさらに他の実施例を示す断面図
である。
【図7】本発明の被覆の製造法を実施する装置の一実施
例を示す概略正面図である。
【図8】本発明の被覆の製造法を実施する装置の他の実
施例を示す概略正面図である。
【図9】本発明の切れ目形成装置の一実施例を示す斜視
図である。
【図10】図9の装置の正面図である。
【図11】本発明にかかわる切れ目形成装置の他の実施
例を示す斜視図である。
【図12】本発明にかかわる切れ目形成装置のさらに他
の実施例を示す斜視図である。
【図13】従来のプロテクタの一例を示す要部断面図で
ある。
【図14】従来のプロテクタの他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A アウターケーシング 2 被覆 3 空所 5 切れ目 B コントロールケーブル 10 内索 24 空所 31 空所 33 切れ目 42 ダイ 43 冷却水槽 44 引き取り装置 45 カッター装置 51 アーム 52 ブレード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)可撓性の線条体の外周を覆うこと
    ができる長尺筒状の形態を有し、(b)長手方向に延び
    る複数本の空所が中心部を囲むように配列されており、
    (c)前記それぞれの空所と外表面との間に切れ目が形
    成されており、(d)可撓性および弾力復帰性を備えて
    いる線条体用被覆。
  2. 【請求項2】 螺旋管の外周に、請求項1の被覆を一体
    に設けてなるコントロールケーブルのアウターケーシン
    グ。
  3. 【請求項3】 成形材料を複数の空所を備えた円筒状の
    形状に押出成形し、押し出された成形物を冷却または加
    硫後冷却し、高速移動している成形物のそれぞれの空所
    と表面との間にカッターを当てて切れ目を形成する請求
    項1記載の被覆を製造する方法。
  4. 【請求項4】 押出成形品の周囲を囲むように配置され
    るフレームと、押出成形品の空所と対応するように前記
    フレームから内側に放射状に延びる複数枚の薄刃のカッ
    ターと、各カッターの近傍に、前記空所の内面と摺接す
    るように設けられるガイドとからなる請求項1記載の被
    覆の製造に用いる切れ目形成装置。
JP4218682A 1992-07-24 1992-07-24 線条体用被覆およびその製造方法 Pending JPH0642524A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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