JPH0642494Y2 - 段付ロールブラシ - Google Patents
段付ロールブラシInfo
- Publication number
- JPH0642494Y2 JPH0642494Y2 JP1988170330U JP17033088U JPH0642494Y2 JP H0642494 Y2 JPH0642494 Y2 JP H0642494Y2 JP 1988170330 U JP1988170330 U JP 1988170330U JP 17033088 U JP17033088 U JP 17033088U JP H0642494 Y2 JPH0642494 Y2 JP H0642494Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- cleaned
- bodies
- stepped roll
- roll brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、根菜類の自動洗浄装置に用いられるロール
ブラシの改良に関する。
ブラシの改良に関する。
（従来の技術） 従来、野菜のうち、特に根菜類のように表面に顕著に汚
れが付着しているものは、機械による自動洗浄がなされ
るものであり、その際、洗浄装置に使用されるロールブ
ラシの構造は、中央に回転軸の貫通する軸孔が設けられ
た円筒体の表面に、樹脂線状のブラシ体を上記軸孔に対
して半径方向に直立し軸孔に対して、互いに平行となる
ように植毛され、直線状の複数列のブラシ内に収容され
る被洗浄体を上下のブラシによりその位置で洗浄するも
のである。
れが付着しているものは、機械による自動洗浄がなされ
るものであり、その際、洗浄装置に使用されるロールブ
ラシの構造は、中央に回転軸の貫通する軸孔が設けられ
た円筒体の表面に、樹脂線状のブラシ体を上記軸孔に対
して半径方向に直立し軸孔に対して、互いに平行となる
ように植毛され、直線状の複数列のブラシ内に収容され
る被洗浄体を上下のブラシによりその位置で洗浄するも
のである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものにおいて、中央に回転軸
の貫通する軸孔が設けられた円筒体の表面に、一定の高
さを有する樹脂線状のブラシ体を上記軸孔の半径方向に
直立して、互いに平行となるように直線状に植毛されて
いる場合、モーター等に駆動によって回転する上記ブラ
シ体が、軸孔に対して半径方向に直立し、互いに平行
で、かつ一定の高さになっているから、被洗浄体である
根菜類は径の太い同一表面でのみ回転し径の違いによっ
て、被洗浄体の向きを変えることがなく、被洗浄体の表
面に対する洗浄が同一表面だけで均一なものにならなか
ったり、ブラシ体の先端が空転してしまい、被洗浄体を
確実に送り込むことができない場合が発生し易いもので
ある。更に径の違いによってブラシ体の接触力が異なる
ので、被洗浄体が回転を受けるに従って横方向（特に径
の太い方向）にずれ、作業を著しく阻害し、また局部的
に細くなっている部分においてはブラシ体の接触が行わ
れず洗浄が不十分なものとなる欠点があり、更に、一方
向にのみ傾斜するスパイラルによりブラシ列を構成する
ものもあるが（実開昭59-98458号）、これにより根菜類
を挟持して洗浄すると、横方向に移動させることはでき
ても、これを転動させて全表面を洗浄することができな
い。そこで、この考案は上記従来のものの持つ欠点を改
善するものであり、軸方向に不定形の根菜類等の洗浄を
確実にしようとするものである。
の貫通する軸孔が設けられた円筒体の表面に、一定の高
さを有する樹脂線状のブラシ体を上記軸孔の半径方向に
直立して、互いに平行となるように直線状に植毛されて
いる場合、モーター等に駆動によって回転する上記ブラ
シ体が、軸孔に対して半径方向に直立し、互いに平行
で、かつ一定の高さになっているから、被洗浄体である
根菜類は径の太い同一表面でのみ回転し径の違いによっ
て、被洗浄体の向きを変えることがなく、被洗浄体の表
面に対する洗浄が同一表面だけで均一なものにならなか
ったり、ブラシ体の先端が空転してしまい、被洗浄体を
確実に送り込むことができない場合が発生し易いもので
ある。更に径の違いによってブラシ体の接触力が異なる
ので、被洗浄体が回転を受けるに従って横方向（特に径
の太い方向）にずれ、作業を著しく阻害し、また局部的
に細くなっている部分においてはブラシ体の接触が行わ
れず洗浄が不十分なものとなる欠点があり、更に、一方
向にのみ傾斜するスパイラルによりブラシ列を構成する
ものもあるが（実開昭59-98458号）、これにより根菜類
を挟持して洗浄すると、横方向に移動させることはでき
ても、これを転動させて全表面を洗浄することができな
い。そこで、この考案は上記従来のものの持つ欠点を改
善するものであり、軸方向に不定形の根菜類等の洗浄を
確実にしようとするものである。
（課題を解決するための手段） そのために、中央に軸孔を設ける円筒体の表面に駆動軸
の半径方向に直立する樹脂線状体を、交互に反対方向に
傾斜するスパイラルにより形成する波状に配置してなる
複数のブラシ体を設け、波状ブラシ体間をそのブラシよ
り突出量の少ないブラシ体により構成してなるものであ
る。
の半径方向に直立する樹脂線状体を、交互に反対方向に
傾斜するスパイラルにより形成する波状に配置してなる
複数のブラシ体を設け、波状ブラシ体間をそのブラシよ
り突出量の少ないブラシ体により構成してなるものであ
る。
（作用） 上記構成を具えるので、被洗浄体である根菜類をこの段
付ロールブラシを複数並設する浴槽内で洗浄しようとす
ると、被洗浄体の表面が回転する円筒体からの突出量を
違え、交互に反対方向に傾斜するスプラインにより波状
に形成してなる複数種のブラシ体の高低差により、被洗
浄体はブラシ体に確実に把持され、被洗浄体を軸方向に
傾斜して順次ブラシ体た移動するから、これにしたがっ
て被洗浄体は自由な角度に向きを変えることができ、被
洗浄体の径の細い部分や横の面など全表面にわたって充
分に洗浄を行うことができ、また、上記ブラシ体間にこ
れよりも低いブラシ体を設けてあるから、ブラシ間に把
持される被洗浄体の表面を不用意に傷付けることがない
ものである。
付ロールブラシを複数並設する浴槽内で洗浄しようとす
ると、被洗浄体の表面が回転する円筒体からの突出量を
違え、交互に反対方向に傾斜するスプラインにより波状
に形成してなる複数種のブラシ体の高低差により、被洗
浄体はブラシ体に確実に把持され、被洗浄体を軸方向に
傾斜して順次ブラシ体た移動するから、これにしたがっ
て被洗浄体は自由な角度に向きを変えることができ、被
洗浄体の径の細い部分や横の面など全表面にわたって充
分に洗浄を行うことができ、また、上記ブラシ体間にこ
れよりも低いブラシ体を設けてあるから、ブラシ間に把
持される被洗浄体の表面を不用意に傷付けることがない
ものである。
（実施例） この考案を図に示す実施例により更に説明する。（１）
は、この考案の実施例である段付ロールブラシであり、
この段付ロールブラシ（１）は、中央に駆動軸（６）が
嵌着される軸孔（５）を設けた円筒体（２）とその円筒
体（２）の表面に駆動軸（６）の半径方向に直立して交
互に反対方向に傾斜するスプラインにより波状となるよ
う、一定間隔をもって並行に植毛してブラシ体（３）を
形成し、そのブラシ体（３）間を上記円筒体（２）から
の突出量の少ない（低い）同様の樹脂線状体よりなるブ
ラシ体（４）としたものであり、洗浄装置内において
は、この段付ロールブラシ（１）が複数個並設されてお
り、被洗浄体である根菜類を上記洗浄装置を設置する浴
槽内で洗浄しようとすると、装置内に収容する被洗浄体
の表面が回転する円筒体（２）からの突出量を違えてな
る複数種のブラシ体（３）（４）が一定間隔をおいて植
毛されているので、このブラシ体（３）（４）の被洗浄
体表面に接触する部分が傾斜して接するから、その交互
に反対方向に傾斜するスプラインにより波状とした傾斜
方向の反対のブラシ体（３）（４）にも把持されて、被
洗浄体の位置が駆動軸の一定方向に集まることがなく被
洗浄体が転動して一つの波状間にあって被洗浄体の全表
面にわたり確実に洗浄を行うことができるものである。
更に、波状に形成するブラシ体間にも低いブラシ体があ
るため、被洗浄体の表面を傷付けることがない。
は、この考案の実施例である段付ロールブラシであり、
この段付ロールブラシ（１）は、中央に駆動軸（６）が
嵌着される軸孔（５）を設けた円筒体（２）とその円筒
体（２）の表面に駆動軸（６）の半径方向に直立して交
互に反対方向に傾斜するスプラインにより波状となるよ
う、一定間隔をもって並行に植毛してブラシ体（３）を
形成し、そのブラシ体（３）間を上記円筒体（２）から
の突出量の少ない（低い）同様の樹脂線状体よりなるブ
ラシ体（４）としたものであり、洗浄装置内において
は、この段付ロールブラシ（１）が複数個並設されてお
り、被洗浄体である根菜類を上記洗浄装置を設置する浴
槽内で洗浄しようとすると、装置内に収容する被洗浄体
の表面が回転する円筒体（２）からの突出量を違えてな
る複数種のブラシ体（３）（４）が一定間隔をおいて植
毛されているので、このブラシ体（３）（４）の被洗浄
体表面に接触する部分が傾斜して接するから、その交互
に反対方向に傾斜するスプラインにより波状とした傾斜
方向の反対のブラシ体（３）（４）にも把持されて、被
洗浄体の位置が駆動軸の一定方向に集まることがなく被
洗浄体が転動して一つの波状間にあって被洗浄体の全表
面にわたり確実に洗浄を行うことができるものである。
更に、波状に形成するブラシ体間にも低いブラシ体があ
るため、被洗浄体の表面を傷付けることがない。
（考案の効果） 以上のとおり、被洗浄体である長さ方向に不定形の根菜
類を表面に傷を付けることなく、確実に洗浄ができるこ
とによって、洗浄工程における作業効率を向上させ、し
かも商品としての商品価値を高めることができる優れた
効果を有するものである。
類を表面に傷を付けることなく、確実に洗浄ができるこ
とによって、洗浄工程における作業効率を向上させ、し
かも商品としての商品価値を高めることができる優れた
効果を有するものである。
第１図は、この考案の実施例である段付ロールブラシの
全体斜視図、第２図は、そのＩ−Ｉ断面図である。 １……段付ロールブラシ、２……円筒体、3,4……ブラ
シ体、５……軸孔、６……駆動軸
全体斜視図、第２図は、そのＩ−Ｉ断面図である。 １……段付ロールブラシ、２……円筒体、3,4……ブラ
シ体、５……軸孔、６……駆動軸
Claims (1)
- 【請求項１】中央に軸孔を設ける円筒体の表面に、駆動
軸の半径方向直立して樹脂線状体よりなる複数のブラシ
体を、軸方向一定幅において、交互に反対方向に傾斜す
るスパイラルにより波状に形成し、一定間隔をもって並
行に植毛すると共に、上記植毛される複数のブラシ体間
を上記ブラシ体より低いブラシ体により構成してなる段
付ロールブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988170330U JPH0642494Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 段付ロールブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988170330U JPH0642494Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 段付ロールブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289924U JPH0289924U (ja) | 1990-07-17 |
| JPH0642494Y2 true JPH0642494Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31461178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988170330U Expired - Lifetime JPH0642494Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 段付ロールブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642494Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5998458U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-03 | 富士通株式会社 | クリ−ニングブラシ |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP1988170330U patent/JPH0642494Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0289924U (ja) | 1990-07-17 |
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