JPH0642491Y2 - 鞄用蝶番装置 - Google Patents

鞄用蝶番装置

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JPH0642491Y2
JPH0642491Y2 JP1990042935U JP4293590U JPH0642491Y2 JP H0642491 Y2 JPH0642491 Y2 JP H0642491Y2 JP 1990042935 U JP1990042935 U JP 1990042935U JP 4293590 U JP4293590 U JP 4293590U JP H0642491 Y2 JPH0642491 Y2 JP H0642491Y2
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JP
Japan
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side member
fixed
bag
decorative
movable
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990042935U
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English (en)
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JPH043027U (ja
Inventor
只雄 竹内
Original Assignee
松崎生産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスーツケース、アタッシュケース等鞄用蝶番装
置に関する。
(従来の技術) 従来、固定側部材と可動側部材の各内縁を軸杆により折
曲自在に連結して構成された蝶番は、例えば実公昭64-6
100号公報及び実開平1-17127号公報などによって公知と
なっている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、これらの構成のもののうち、前者は固定側
及び可動側の各部材の下面にキャスターの取付部が形成
されたものであり、後者は固定側及び可動側の各部材の
同様下面に底鋲が一体に形成されたものであって、夫々
これらの構成によって特有の効果は奏するものの、例え
ばこれら固定側及び可動側の各部材が鞄の側部下面及び
これに連続する隅角部などを装飾したり補強したりする
機能はこれを有することが全くないので、必要があると
きはそのような目的のために別部材を同部に装備しなけ
ればならず、このために部品や工程が増え全体としてコ
スト高となるなどの問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は固定側部材1と、固定側部材1の内側縁に軸杆
5を介して擺動自在に連結した可動側部材2と、固定側
部材1及び可動側部材2の各一方端縁の外側部に上方に
向って延設され内側に断面状の溝部6、7を有する鞄
の隅角部の装飾・補強腕8、9と、固定側部材1の上記
の端縁に上方に向って延設され一方側縁が固定側部材1
に延設した前記の装飾・補強腕8と一体であり、他方側
縁が可動側部材2に延設した装飾・補強腕9の内縁に衝
合する鞄の側部下辺の装飾・補強版12とより成る鞄用蝶
番装置を提供することによってこのような問題点を解決
しようとするものである。
(実施例) 金属固定側部材1の内側縁及び金属製可動側部材2の内
側縁に齟齬状態で軸承部3、4を設け、これ等軸承部
3、4に一本の軸杆5を回転可能及び抜去不能に挿通す
ることで固定側部材1に対して可動側部材2を擺動自在
に連結すると共に固定側部材1及び可動側部材2の各一
方端縁の外側部に上方に向って内側に断面 状の溝部
6、7を有する鞄の隅角部の装飾・補強腕8、9を形成
すると共に固定側部材1の端縁にその一側縁が固定側部
材1に設けた装飾・補強腕8の内側縁と一体であり他側
縁が可動側部材2に設けた装飾・補強腕9の内側縁と衝
合可能とした鞄の側面の装飾・補強版12を上方に向って
延設し、また上記の装飾・補強腕8、9の先端個所にビ
ス通し孔10及び喰込み突起11を設けると共に装飾・補強
版12の裏面にも鞄本体13の内側からのネジ止め用ビス孔
15を穿設し、また同装飾・補強版12の外周縁に可動側部
材2に設けた装飾・補強腕9の一部が嵌入する切凹溝16
を切設し、固定側部材1及び可動側部材2の内側縁部の
下面に可動側部材2が約115°まで開き方向に動いたと
きに衝合する開度規制突部17、18を一体に設けると共に
固定側部材1及び可動側部材2の外側縁部の下面に着地
脚19、20を一体に設け、また固定側部材1及び可動側部
材2の数個所に鞄本体13及び蓋側体14への取付孔21、22
を穿設したものである。
(考案の作用及び効果) 本考案は叙上の通りであるので、その鞄への装着に際し
ては装飾・補強版12の装飾・補強腕8延設部寄りの個所
の内側に鞄本体の側部下辺を当接させると共にその隅角
部を装飾・補強腕8の溝部6に嵌合させ、また蓋体の側
部の下辺を同じく装飾・補強版12の内側において装飾・
補強腕9延設部寄り個所に当接させると共にその隅角部
を装飾・補強腕9の溝部7に嵌合し且つ固定側部材1及
び可動側部材2を鞄本体13及び蓋体14の下壁における両
端部の下面に当接したのち、これら固定側部材1、可動
側部材2及び両装飾・補強腕8、9を夫々鞄本体及び蓋
体に固定すればよいのであるが、特に本考案においては
固定側部材1と、固定側部材1の内側縁に軸杆5を介し
て擺動自在に連結した可動側部材2と、固定側部材1及
び可動側部材2の各一方端縁の外側部に上方に向って延
設され内側に断面状の溝部6、7を有する鞄の隅角部
の装飾・補強腕8、9と、固定側部材1の上記の端縁に
上方に向って延設され一方側縁が固定側部材1に延設し
た前記の装飾・補強腕8と一体であり、他方側縁が可動
側部材2に延設した装飾・補強腕9の内縁に衝合する鞄
の側部下辺の装飾・補強版12とより成るので蝶番本来の
鞄本体と蓋体のヒンジ機能のほか鞄において最も損傷し
易い側部材下辺及びその隅角部を確実にカードし且つ同
部を顕著に美粧して全体の商品価値を一層高めるなどの
利点を併せ有するものであって、本考案はこれらによっ
て前記の問題点を充分に解決することができる効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる鞄用蝶番装置の実施例を示す下
方から見た全体の斜視図、第2図は第1図A−A線に沿
う断面図、第3図は使用の状態を示す斜視図、第4図は
第3図B−B線に沿う断面図である。 1……固定側部材、2……可動側部材、3、4……軸承
部、5……軸杆、6、7……溝部、8、9……装飾・補
強腕、10……通し孔、11……喰込み突起、12……装飾・
補強版、13……鞄本体、14……蓋体、15……ビス孔、16
……切凹溝、17、18……開度規制突部、19、20……着地
脚、21、22……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側部材1と、固定側部材1の内側縁に
    軸杆5を介して擺動自在に連結した可動側部材2と、固
    定側部材1及び可動側部材2の各一方端縁の外側部に上
    方に向って延設され内側に断面状の溝部6、7を有す
    る鞄の隅角部の装飾・補強腕8、9と、固定側部材1の
    上記の端縁に上方に向って延設され一方側縁が固定側部
    材1に延設した前記の装飾・補強腕8と一体であり、他
    方側縁が可動側部材2に延設した装飾・補強腕9の内縁
    に衝合する鞄の側部下辺の装飾・補強版12とより成る鞄
    用蝶番装置。
JP1990042935U 1990-04-21 1990-04-21 鞄用蝶番装置 Expired - Lifetime JPH0642491Y2 (ja)

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JPH043027U JPH043027U (ja) 1992-01-13
JPH0642491Y2 true JPH0642491Y2 (ja) 1994-11-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605841Y2 (ja) * 1981-10-15 1985-02-23 日栄電機産業株式会社 ヘア−ドライヤ−用携帯ケ−ス
JPS6175724U (ja) * 1984-10-24 1986-05-22
JPS646100U (ja) * 1987-07-01 1989-01-13

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JPH043027U (ja) 1992-01-13

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