JPH0642453A - 粘性材料用ポンプ - Google Patents
粘性材料用ポンプInfo
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- JPH0642453A JPH0642453A JP5065044A JP6504493A JPH0642453A JP H0642453 A JPH0642453 A JP H0642453A JP 5065044 A JP5065044 A JP 5065044A JP 6504493 A JP6504493 A JP 6504493A JP H0642453 A JPH0642453 A JP H0642453A
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- JP
- Japan
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- viscous material
- pump
- control sliding
- flow holes
- inlet hole
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/02—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having two cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B7/00—Piston machines or pumps characterised by having positively-driven valving
- F04B7/0019—Piston machines or pumps characterised by having positively-driven valving a common distribution member forming a single discharge distributor for a plurality of pumping chambers
- F04B7/0026—Piston machines or pumps characterised by having positively-driven valving a common distribution member forming a single discharge distributor for a plurality of pumping chambers and having an oscillating movement
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S417/00—Pumps
- Y10S417/90—Slurry pumps, e.g. concrete
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩耗が少なく、切換え時間が短かい粘性材料
用ポンプを提供する。 【構成】 粘性材料の流通孔16,17が、それに所属
された圧送シリンダ開口22,23に、各1つの間隔保
持管24,25によって結合され、間隔保持管24,2
5によって形成された粘性材料の流通孔16,17の直
径の内法が渡り部分29のところで減少し、この直径の
減少が渡り部分29に適合されたことを特徴とする粘性
材料用ポンプ。
用ポンプを提供する。 【構成】 粘性材料の流通孔16,17が、それに所属
された圧送シリンダ開口22,23に、各1つの間隔保
持管24,25によって結合され、間隔保持管24,2
5によって形成された粘性材料の流通孔16,17の直
径の内法が渡り部分29のところで減少し、この直径の
減少が渡り部分29に適合されたことを特徴とする粘性
材料用ポンプ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性材料用ポンプに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】この形式の粘性材料用ポンプは、粘性材
料を予充填容器から吸引し、次にこの吸引した粘性材料
を圧送配管に制御摺動部を経て圧送する。このような圧
送作用を行うシリンダの数は、基本的には任意である
が、本発明は特に、2本シリンダのコンクリートポンプ
に向けられる。圧送シリンダの作動は、一方のシリンダ
の吐出行程に他のシリンダの吸引行程が対応し、両方の
シリンダの吐出−吸引のサイクルが互に逆相となるよう
に交替される。本発明は、新しい粘性材料ポンプが、圧
送シリンダのほかに、1以上のいわゆる平衡シリンダを
備えていて、この平衡シリンダが前記圧送シリンダと、
圧送の休止を架橋するような所定のリズムで共働するこ
とを、一般に、そして特に前記の実施態様において、排
除するものではない。
料を予充填容器から吸引し、次にこの吸引した粘性材料
を圧送配管に制御摺動部を経て圧送する。このような圧
送作用を行うシリンダの数は、基本的には任意である
が、本発明は特に、2本シリンダのコンクリートポンプ
に向けられる。圧送シリンダの作動は、一方のシリンダ
の吐出行程に他のシリンダの吸引行程が対応し、両方の
シリンダの吐出−吸引のサイクルが互に逆相となるよう
に交替される。本発明は、新しい粘性材料ポンプが、圧
送シリンダのほかに、1以上のいわゆる平衡シリンダを
備えていて、この平衡シリンダが前記圧送シリンダと、
圧送の休止を架橋するような所定のリズムで共働するこ
とを、一般に、そして特に前記の実施態様において、排
除するものではない。
【0003】前記の粘性材料ポンプは、粘性材料を圧力
下に吐出配管に導くために、制御摺動部の入口孔が、こ
の入口孔に所属された予充填容器の壁のところで、圧送
シリンダの粘性材料流通孔を封止することを前提として
いる。この位相では、予充填容器(予充填容器からの粘
性材料による次の圧送行程のために吸引によって粘性材
料が満たされている)への圧送シリンダの粘性材料の流
通孔は、制御摺動部により開放されなければならない。
そのため、2本シリンダの粘性材料ポンプの場合、制御
摺動部は、2つの終位置の間を往復運動し、その際に、
入口孔は、粘性材料流が粘性材料の流通孔から圧送配管
に吐出される予充填容器の壁に沿って、1つの円弧に沿
って移動する。
下に吐出配管に導くために、制御摺動部の入口孔が、こ
の入口孔に所属された予充填容器の壁のところで、圧送
シリンダの粘性材料流通孔を封止することを前提として
いる。この位相では、予充填容器(予充填容器からの粘
性材料による次の圧送行程のために吸引によって粘性材
料が満たされている)への圧送シリンダの粘性材料の流
通孔は、制御摺動部により開放されなければならない。
そのため、2本シリンダの粘性材料ポンプの場合、制御
摺動部は、2つの終位置の間を往復運動し、その際に、
入口孔は、粘性材料流が粘性材料の流通孔から圧送配管
に吐出される予充填容器の壁に沿って、1つの円弧に沿
って移動する。
【0004】圧送シリンダの開口が粘性材料の流通孔と
全く同一であるため予充填容器の前記の壁に直接に開口
している2本シリンダの粘性材料ポンプは、以前から知
られている。この粘性材料ポンプの場合、制御摺動部の
入口孔も円形であり、この断面形状だけでなく、面積に
ついても、流通孔(互に同一である)に対応している。
圧送シリンダの間には構造的に限定される間隔が存在す
るため、流通孔の間の予充填容器の壁に、中実部分が形
成され、制御摺動部の入口孔は、円形の経路に沿って摺
動部が移動する間に、粘性材料の流通孔の間において封
止される。この中実部分は、可及的に小さい幅を有す
る。これは、圧送シリンダの間隔を小さくする要求に基
づいている。この要求は、特にトラックの車体の平行な
主桁材の間にコンクリートポンプとして組込まれる幅狭
の粘性材料用ポンプに対する実用上の需要に基づいてい
る。
全く同一であるため予充填容器の前記の壁に直接に開口
している2本シリンダの粘性材料ポンプは、以前から知
られている。この粘性材料ポンプの場合、制御摺動部の
入口孔も円形であり、この断面形状だけでなく、面積に
ついても、流通孔(互に同一である)に対応している。
圧送シリンダの間には構造的に限定される間隔が存在す
るため、流通孔の間の予充填容器の壁に、中実部分が形
成され、制御摺動部の入口孔は、円形の経路に沿って摺
動部が移動する間に、粘性材料の流通孔の間において封
止される。この中実部分は、可及的に小さい幅を有す
る。これは、圧送シリンダの間隔を小さくする要求に基
づいている。この要求は、特にトラックの車体の平行な
主桁材の間にコンクリートポンプとして組込まれる幅狭
の粘性材料用ポンプに対する実用上の需要に基づいてい
る。
【0005】この既知の構成は、別の利点も備えてい
る。中実部分が幅狭であるほど、制御用摺動部の揺れ角
がそれだけ小さくなる。従って揺れ経路の長さが減少す
る。そのため、切換え時間が短縮されると共に、可動部
分及び固定部分の摩耗が減少する。制御摺動部の入口孔
が細い中実部分のところで完全には閉止されず、密封さ
れないことは、もちろん不具合である。そのため、制御
摺動部がその終位置に向って移動する間、予充填容器と
制御摺動部の入口孔との間に、開放結合が成立する。そ
のため、圧送配管と予充填容器との間に短絡を生じ、そ
の結果として、圧送配管を通る粘性材料の不均等な圧送
が生じ、ポンプの容積効率が低下する。
る。中実部分が幅狭であるほど、制御用摺動部の揺れ角
がそれだけ小さくなる。従って揺れ経路の長さが減少す
る。そのため、切換え時間が短縮されると共に、可動部
分及び固定部分の摩耗が減少する。制御摺動部の入口孔
が細い中実部分のところで完全には閉止されず、密封さ
れないことは、もちろん不具合である。そのため、制御
摺動部がその終位置に向って移動する間、予充填容器と
制御摺動部の入口孔との間に、開放結合が成立する。そ
のため、圧送配管と予充填容器との間に短絡を生じ、そ
の結果として、圧送配管を通る粘性材料の不均等な圧送
が生じ、ポンプの容積効率が低下する。
【0006】揺れ運動の間のこのような短絡を防止する
ための、本発明の出発点となった別の2本シリンダの粘
性材料ポンプも知られている。このポンプにおいても、
圧送シリンダの開口は、予充填容器の壁部に開口してい
るので、粘性材料の流通孔は円形となる。制御摺動部の
入口孔も同様に円形の輪郭と、粘性材料の流通孔(互に
同一である)と同じ面積とを有する。しかし、制御摺動
部は、その入口孔の両側に摺動板を有し、これらの摺動
板は、制御摺動部が予充填容器の壁上において移動する
表面を増大させる。ポンプの行程の一端に到達した後、
制御摺動部は、一方の終位置から他の終位置に切換えら
れる。切換えの中間位置では、摺動板は、両方の圧送シ
リンダの開口を閉ざし、他面では、制御摺動部の入口孔
は、圧送シリンダの排出孔の間の表面部分を封止する。
これにより前記の短絡が防止される。
ための、本発明の出発点となった別の2本シリンダの粘
性材料ポンプも知られている。このポンプにおいても、
圧送シリンダの開口は、予充填容器の壁部に開口してい
るので、粘性材料の流通孔は円形となる。制御摺動部の
入口孔も同様に円形の輪郭と、粘性材料の流通孔(互に
同一である)と同じ面積とを有する。しかし、制御摺動
部は、その入口孔の両側に摺動板を有し、これらの摺動
板は、制御摺動部が予充填容器の壁上において移動する
表面を増大させる。ポンプの行程の一端に到達した後、
制御摺動部は、一方の終位置から他の終位置に切換えら
れる。切換えの中間位置では、摺動板は、両方の圧送シ
リンダの開口を閉ざし、他面では、制御摺動部の入口孔
は、圧送シリンダの排出孔の間の表面部分を封止する。
これにより前記の短絡が防止される。
【0007】しかし、このいわゆる積極的な流通孔の遮
へいの結果として、圧送シリンダの排出孔の間の中実部
分の幅が圧送シリンダの直径に対応して増大する。これ
は制御摺動部の揺れ角及びその行程の増大と、それに関
連した不具合、即ち、摩耗の増大と切換え時間の延長を
意味している。
へいの結果として、圧送シリンダの排出孔の間の中実部
分の幅が圧送シリンダの直径に対応して増大する。これ
は制御摺動部の揺れ角及びその行程の増大と、それに関
連した不具合、即ち、摩耗の増大と切換え時間の延長を
意味している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
不具合をなくした粘性材料用ポンプを提供することを目
的としている。
不具合をなくした粘性材料用ポンプを提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、別の構成によ
って、前記の目的を解決したものであり、その基本思想
は、請求項1に記載されている。本発明の他の特徴は、
請求項2以下に示されている。
って、前記の目的を解決したものであり、その基本思想
は、請求項1に記載されている。本発明の他の特徴は、
請求項2以下に示されている。
【0010】本発明に従って、粘性材料流が間隔保持管
を通って流れ、そこで変形されるため、予充填容器の壁
部のところの粘性材料の流通孔の形状を圧送シリンダに
よって定められる円形から偏向させることが可能とな
る。本発明によれば、この偏向は、間隔保持管により形
成される粘性材料の流通孔の内法を中実部分において減
少させることに存する。これにより、基本的に積極的な
遮へいが行われるにも拘らず、中実部分の幅が縮小され
る。この場合、制御摺動部の入口孔の直径の減少は、中
実部分に適合させる。そのため揺れ運動が縮小されると
共に、切換時間が短縮される。これにより、次の利点が
得られる。即ち、基本的に積極的な遮へいを実現しなが
ら、摩耗の減少と切換時間の短縮とが得られるほかに、
圧送シリンダの中心間の間隔が小さくなり、それによっ
て特に可動の粘性材料ポンプの組込みの問題が軽減され
る。
を通って流れ、そこで変形されるため、予充填容器の壁
部のところの粘性材料の流通孔の形状を圧送シリンダに
よって定められる円形から偏向させることが可能とな
る。本発明によれば、この偏向は、間隔保持管により形
成される粘性材料の流通孔の内法を中実部分において減
少させることに存する。これにより、基本的に積極的な
遮へいが行われるにも拘らず、中実部分の幅が縮小され
る。この場合、制御摺動部の入口孔の直径の減少は、中
実部分に適合させる。そのため揺れ運動が縮小されると
共に、切換時間が短縮される。これにより、次の利点が
得られる。即ち、基本的に積極的な遮へいを実現しなが
ら、摩耗の減少と切換時間の短縮とが得られるほかに、
圧送シリンダの中心間の間隔が小さくなり、それによっ
て特に可動の粘性材料ポンプの組込みの問題が軽減され
る。
【0011】好ましくは、請求項2の特徴によって、最
初は中実円筒状であった圧送シリンダからの粘性材料流
を間隔保持管の形状に前記のように変形するのに要する
力を小さな値に保つことができる。それは、粘性材料流
を連続的に変形させるための、圧送される粘性材料の各
々の形態について定まった、主に実験により確認するべ
き長さが、この構成によって得られるからである。
初は中実円筒状であった圧送シリンダからの粘性材料流
を間隔保持管の形状に前記のように変形するのに要する
力を小さな値に保つことができる。それは、粘性材料流
を連続的に変形させるための、圧送される粘性材料の各
々の形態について定まった、主に実験により確認するべ
き長さが、この構成によって得られるからである。
【0012】請求項4の対象である本発明の別の実施態
様によれば、放物面の横断面形状の代りに、これよりも
有利な、基本的に直線状の切片及び丸味状の切片から成
る横断面形状の輪郭が用いられる。これによって得られ
るひと続きの輪郭形状は、封止上有利に作用する。
様によれば、放物面の横断面形状の代りに、これよりも
有利な、基本的に直線状の切片及び丸味状の切片から成
る横断面形状の輪郭が用いられる。これによって得られ
るひと続きの輪郭形状は、封止上有利に作用する。
【0013】制御摺動部について補助的な処置を取らな
い場合、積極的な遮へいは、開口部分の横断面形状及び
渡り部分の幅によって規定される。これは請求項5の構
成である。しかし、積極的な遮へいによる開放短絡の防
止は、渡り部分がその寸法によって入口孔の封止の完全
な重なりを保証した場合にしか得られないという一般的
な前提から従来は出発していたが、少くともコンクリー
トの場合は、これは、実際上の理由から必要ではない。
実際に、入口孔の封止面と渡り部分の縁部との間の残留
空隙が存在しても、開放短絡が避けられることがわかっ
ている(この残留空隙が請求項6に示された値よりも大
きくないことがもちろん前提条件とされる)。これによ
り、不所望の短絡を願意する必要なしに、揺れ角と切換
え時間とを更に短絡することが可能となる。
い場合、積極的な遮へいは、開口部分の横断面形状及び
渡り部分の幅によって規定される。これは請求項5の構
成である。しかし、積極的な遮へいによる開放短絡の防
止は、渡り部分がその寸法によって入口孔の封止の完全
な重なりを保証した場合にしか得られないという一般的
な前提から従来は出発していたが、少くともコンクリー
トの場合は、これは、実際上の理由から必要ではない。
実際に、入口孔の封止面と渡り部分の縁部との間の残留
空隙が存在しても、開放短絡が避けられることがわかっ
ている(この残留空隙が請求項6に示された値よりも大
きくないことがもちろん前提条件とされる)。これによ
り、不所望の短絡を願意する必要なしに、揺れ角と切換
え時間とを更に短絡することが可能となる。
【0014】制御摺動部の広がりのための手段を入口孔
において積極的に遮へいするために有用な本発明の構成
についても、前記の原則が成立する。この構成は、請求
項6の対象である。
において積極的に遮へいするために有用な本発明の構成
についても、前記の原則が成立する。この構成は、請求
項6の対象である。
【0015】この構成にとって必要な手段は比較的簡単
であり、例として、請求項7の対象である。
であり、例として、請求項7の対象である。
【0016】次に図面に示した実施例によって本発明を
一層詳細に説明する。
一層詳細に説明する。
【0017】
【実施例】図1には、コンクリート圧送用の2本シリン
ダピストンポンプが示される。両方の圧送シリンダ1,
2は、押出部として、ピストン3とピストンロッド4と
を備えている。図示した位相ではシリンダ2は、予め予
充填容器6から吸引した粘性材料を矢印の方向に排出口
22を経て圧送配管7に圧送する。同時に、シリンダ1
中の図示しないピストンは、逆方向に移動し、予充填容
器6からのコンクリートを吸引する。ピストン3が終位
置に到達すると、シリンダ1,2中のピストンの方向が
反転し、圧送シリンダ1中のピストンが圧送配管7にコ
ンクリートを圧入し、圧送配管2中のピストン3が粘性
材料を予充填容器6から吸引する。制御摺動部11は粘
性材料の流れ方向を規定する。制御摺動部11は排出開
口8がポンプ側の先端9において圧送配管8に常時連結
され、管8より継手10(図4)に着座している。制御
摺動部11は、大体においてS字状に曲げた揺れ管であ
り、入口孔12を有する。入口孔12は、予充填容器の
後部壁15を封止するパッキング14により囲まれてい
る。この後部壁には、粘性材料の流通孔16,17が形
成してあり、これらの流通孔を経て粘性材料が圧送サイ
クルに従って吸引相のシリンダ1に圧入されたり吐出相
のシリンダ2から吐出されたりする。本発明の全ての実
施例において、流通孔16,17と制御摺動部11の入
口孔12とは互に同一の輪郭及び面積を有する。そのた
め粘性材料のじょう乱のない貫流が保証される。
ダピストンポンプが示される。両方の圧送シリンダ1,
2は、押出部として、ピストン3とピストンロッド4と
を備えている。図示した位相ではシリンダ2は、予め予
充填容器6から吸引した粘性材料を矢印の方向に排出口
22を経て圧送配管7に圧送する。同時に、シリンダ1
中の図示しないピストンは、逆方向に移動し、予充填容
器6からのコンクリートを吸引する。ピストン3が終位
置に到達すると、シリンダ1,2中のピストンの方向が
反転し、圧送シリンダ1中のピストンが圧送配管7にコ
ンクリートを圧入し、圧送配管2中のピストン3が粘性
材料を予充填容器6から吸引する。制御摺動部11は粘
性材料の流れ方向を規定する。制御摺動部11は排出開
口8がポンプ側の先端9において圧送配管8に常時連結
され、管8より継手10(図4)に着座している。制御
摺動部11は、大体においてS字状に曲げた揺れ管であ
り、入口孔12を有する。入口孔12は、予充填容器の
後部壁15を封止するパッキング14により囲まれてい
る。この後部壁には、粘性材料の流通孔16,17が形
成してあり、これらの流通孔を経て粘性材料が圧送サイ
クルに従って吸引相のシリンダ1に圧入されたり吐出相
のシリンダ2から吐出されたりする。本発明の全ての実
施例において、流通孔16,17と制御摺動部11の入
口孔12とは互に同一の輪郭及び面積を有する。そのた
め粘性材料のじょう乱のない貫流が保証される。
【0018】図1からわかるように圧送シリンダの中心
軸線18,19は、制御摺動部の排出孔8の中心点であ
るその揺動中心21を中心とする円の部分円弧20上に
ある。中心軸線18,19の間隔は、円弧角αに対応し
ている。
軸線18,19は、制御摺動部の排出孔8の中心点であ
るその揺動中心21を中心とする円の部分円弧20上に
ある。中心軸線18,19の間隔は、円弧角αに対応し
ている。
【0019】流通孔16,17は、それらに所属された
圧送シリンダ開口22,23に、各1つの間隔保持管2
4,25により連結されている。制御摺動部11は、図
1の下部に間隔保持管25の例について示したように、
粘性材料の流通孔16,17のうちの1つと整合され
る。この整合は、制御摺動部11の入口孔12が流通孔
16,17のいずれかと重なるように行われる。このた
めに必要な揺れ運動は、円弧角βに亘って行われる。
圧送シリンダ開口22,23に、各1つの間隔保持管2
4,25により連結されている。制御摺動部11は、図
1の下部に間隔保持管25の例について示したように、
粘性材料の流通孔16,17のうちの1つと整合され
る。この整合は、制御摺動部11の入口孔12が流通孔
16,17のいずれかと重なるように行われる。このた
めに必要な揺れ運動は、円弧角βに亘って行われる。
【0020】圧送シリンダ1,2の開口22,23は、
図1に示した円形の輪郭27,28を有していても良い
が、間隔保持管24,25によって形成される粘性材料
の流通孔16,17の内法は、渡り部分29において短
縮される。この渡り部分29は、圧送シリンダ1,2の
軸中心間隔と、基本的にはこの軸中心間隔に依存する。
予充填容器6の後部壁15上の粘性材料の流通孔16,
17とによって生ずる。
図1に示した円形の輪郭27,28を有していても良い
が、間隔保持管24,25によって形成される粘性材料
の流通孔16,17の内法は、渡り部分29において短
縮される。この渡り部分29は、圧送シリンダ1,2の
軸中心間隔と、基本的にはこの軸中心間隔に依存する。
予充填容器6の後部壁15上の粘性材料の流通孔16,
17とによって生ずる。
【0021】図1の上方の部分において、粘性材料流
は、圧送シリンダ1,2から分出された間隔保持管2
4,25の形状によって偏向されるので、点18,19
から点30,31へのずれを生ずる。図1の実施例にお
いて、直径の内法は、流通孔16,17の輪郭線33
1,321の、中実部分29に存在する扁平部分32,
33を生ずる。この直径の減少は、制御摺動部の入口孔
12においても渡り部分29上にある。そのため渡り部
分29の縁端は、扁平部分32,33及び制御摺動部の
入口孔12の扁平部分と合致する。
は、圧送シリンダ1,2から分出された間隔保持管2
4,25の形状によって偏向されるので、点18,19
から点30,31へのずれを生ずる。図1の実施例にお
いて、直径の内法は、流通孔16,17の輪郭線33
1,321の、中実部分29に存在する扁平部分32,
33を生ずる。この直径の減少は、制御摺動部の入口孔
12においても渡り部分29上にある。そのため渡り部
分29の縁端は、扁平部分32,33及び制御摺動部の
入口孔12の扁平部分と合致する。
【0022】図2の実施例において、制御摺動部の入口
孔は、破線35により示される。この入口孔は、長楕円
形の断面に対応し、その長軸36は、揺動中心21に対
する半径R上にある。短軸は、部分円弧20を割線によ
って載り、従ってやはり渡り部分29上にある。図1,
2の実施例において、渡り部分29の面積は、流通孔1
6,17と同じ断面の間隔保持管24,25の流通孔1
6,17の中間の大きさである。
孔は、破線35により示される。この入口孔は、長楕円
形の断面に対応し、その長軸36は、揺動中心21に対
する半径R上にある。短軸は、部分円弧20を割線によ
って載り、従ってやはり渡り部分29上にある。図1,
2の実施例において、渡り部分29の面積は、流通孔1
6,17と同じ断面の間隔保持管24,25の流通孔1
6,17の中間の大きさである。
【0023】間隔保持管24,25の長さは、圧送シリ
ンダ1,2の円形の断面から粘性材料の流通孔16,1
7の輪郭線331,321への粘性材料の変形抵抗が最
適化されるように定められる。図1の実施例において、
粘性材料の流通孔16,17の面積は、基本的に、圧送
シリンダ1,2の面積に対応しているが、これは前提条
件ではない。
ンダ1,2の円形の断面から粘性材料の流通孔16,1
7の輪郭線331,321への粘性材料の変形抵抗が最
適化されるように定められる。図1の実施例において、
粘性材料の流通孔16,17の面積は、基本的に、圧送
シリンダ1,2の面積に対応しているが、これは前提条
件ではない。
【0024】図3の実施例では、流通孔16,17及び
入口孔12の輪郭の形状は、破線37による入口孔12
の例に選定されている。渡り部分29のところの直径の
減少によって、やはり直径が減少し、この例では、輪郭
線が、符号32,33によって示したように扁平にな
る。この扁平化は、揺動中心21に対する半径rの方向
に生ずる。これらの扁平部分32,33は、基本的に半
径に従って曲げられた円弧38,39により結合されて
いる。また渡り部分29の表面の大きさは、制御摺動部
11の中心位置において扁平部分に空隙40,41を生
ずるように減少され、これによって消極的な、残留遮へ
いを生ずる。これらの空隙は、図2の実施例にも存在
し、符号40,41により示されている。しかしこれら
の空隙は、粘性材料の平均粒径の半分の大きさオーダー
に相当するように、最大の大きさが定められている。
入口孔12の輪郭の形状は、破線37による入口孔12
の例に選定されている。渡り部分29のところの直径の
減少によって、やはり直径が減少し、この例では、輪郭
線が、符号32,33によって示したように扁平にな
る。この扁平化は、揺動中心21に対する半径rの方向
に生ずる。これらの扁平部分32,33は、基本的に半
径に従って曲げられた円弧38,39により結合されて
いる。また渡り部分29の表面の大きさは、制御摺動部
11の中心位置において扁平部分に空隙40,41を生
ずるように減少され、これによって消極的な、残留遮へ
いを生ずる。これらの空隙は、図2の実施例にも存在
し、符号40,41により示されている。しかしこれら
の空隙は、粘性材料の平均粒径の半分の大きさオーダー
に相当するように、最大の大きさが定められている。
【0025】図5に示した本発明の実施例において、制
御摺動部12は、図3の実施例の断面形状に等しいか又
は対応するように定められている。しかし制御摺動部
は、制御摺動板43,44の形状の広がり部分を入口孔
12の両側に備えている。そのため、制御摺動部11の
図示した終位置において、摺動板43は、圧送シリンダ
2のところの間隔保持管25の粘性材料の流通孔16
を、圧送シリンダ1のところの間隔保持管24の流通孔
17に入口孔12が重なった時にのみ開放する。
御摺動部12は、図3の実施例の断面形状に等しいか又
は対応するように定められている。しかし制御摺動部
は、制御摺動板43,44の形状の広がり部分を入口孔
12の両側に備えている。そのため、制御摺動部11の
図示した終位置において、摺動板43は、圧送シリンダ
2のところの間隔保持管25の粘性材料の流通孔16
を、圧送シリンダ1のところの間隔保持管24の流通孔
17に入口孔12が重なった時にのみ開放する。
【0026】図4からわかるように、前記の空隙はそれ
によって避けられる。図3,4の比較によって明らかと
なるように、基本的に円の切片の形状の摺動板43,4
4の短い方の縁部は、制御摺動部11の終位置におい
て、扁平部分32,33と合致する。制御摺動板44
は、その際に、その左側の終位置において、渡り部分2
9全体と、図4において重なる。他の切換え位置では、
この積極的な重なりは、制御摺動板43について生ず
る。制御摺動板43,44の短い縁部は、図4に符号4
5,46により示されている。長い方の、基本的に平行
な縁部47,48は、一般的に、摺動部7の揺動中心2
1に対する半径r上に存在する。この実施例では、過剰
な摺動面を節減することによって制御摺動板の質量を少
くするために、多角形の輪郭線によって、この曲面がし
めされている。
によって避けられる。図3,4の比較によって明らかと
なるように、基本的に円の切片の形状の摺動板43,4
4の短い方の縁部は、制御摺動部11の終位置におい
て、扁平部分32,33と合致する。制御摺動板44
は、その際に、その左側の終位置において、渡り部分2
9全体と、図4において重なる。他の切換え位置では、
この積極的な重なりは、制御摺動板43について生ず
る。制御摺動板43,44の短い縁部は、図4に符号4
5,46により示されている。長い方の、基本的に平行
な縁部47,48は、一般的に、摺動部7の揺動中心2
1に対する半径r上に存在する。この実施例では、過剰
な摺動面を節減することによって制御摺動板の質量を少
くするために、多角形の輪郭線によって、この曲面がし
めされている。
【図1】図1は、間隔保持管の平面の移行を圧送シリン
ダの軸線方向において上半に示し、円弧a−aに従い平
面に投影された断面A−Aを下半に示す配列図である。
ダの軸線方向において上半に示し、円弧a−aに従い平
面に投影された断面A−Aを下半に示す配列図である。
【図2】図2は、図1の上半に対応する、本発明の別の
実施例を示す配列図である。
実施例を示す配列図である。
【図3】図3は、図2に対応する、本発明の更に別の実
施例を示す配列図である。
施例を示す配列図である。
【図4】図4は、図3と別の切換え位置として示した、
図3の実施例を示す配列図である。
図3の実施例を示す配列図である。
【図5】図5は、図3の実施例を示す斜視図である。
1,2 圧送シリンダ 6 予充填容器 7 圧送配管 8 排出開口 11 制御摺動部 12 入口孔 16,17 流通孔 22,23 開口 24,25 間隔保持管 29 渡り部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】前記の粘性材料ポンプは、粘性材料を圧力
下に吐出配管に導くために、制御摺動部の入口孔が、こ
の入口孔に所属された予充填容器の壁のところで、圧送
シリンダの粘性材料流通孔を封止することを前提として
いる。この位相では、予充填容器(次の圧送行程のため
に予充填容器からの粘性材料が満たされている)への圧
送シリンダの粘性材料の流通孔は、制御摺動部により開
放されなければならない。そのため、2本シリンダの粘
性材料ポンプの場合、制御摺動部は、2つの終位置の間
を往復運動し、その際に、入口孔は、粘性材料流が粘性
材料の流通孔から圧送配管に吐出される予充填容器の壁
に沿って、1つの円弧に沿って移動する。
下に吐出配管に導くために、制御摺動部の入口孔が、こ
の入口孔に所属された予充填容器の壁のところで、圧送
シリンダの粘性材料流通孔を封止することを前提として
いる。この位相では、予充填容器(次の圧送行程のため
に予充填容器からの粘性材料が満たされている)への圧
送シリンダの粘性材料の流通孔は、制御摺動部により開
放されなければならない。そのため、2本シリンダの粘
性材料ポンプの場合、制御摺動部は、2つの終位置の間
を往復運動し、その際に、入口孔は、粘性材料流が粘性
材料の流通孔から圧送配管に吐出される予充填容器の壁
に沿って、1つの円弧に沿って移動する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】圧送シリンダの開口が粘性材料の流通孔と
全く同一であるため予充填容器の前記の壁に直接に開口
している2本シリンダの粘性材料ポンプは、以前から知
られている。この粘性材料ポンプの場合、制御摺動部の
入口孔も円形であり、この断面形状だけでなく、面積に
ついても、流通孔(互に同一である)に対応している。
圧送シリンダの間には構造的に限定される間隔が存在す
るため、流通孔の間の予充填容器の壁に、渡り部分が形
成され、制御摺動部の入口孔は、円形の経路に沿って摺
動部が移動する間に、粘性材料の流通孔の間において封
止される。この中実部分は、可及的に小さい幅を有す
る。これは、圧送シリンダの間隔を小さくする要求に基
づいている。この要求は、特にトラックの車体の平行な
主桁材の間にコンクリートポンプとして組込まれる幅狭
の粘性材料用ポンプに対する実用上の需要に基づいてい
る。
全く同一であるため予充填容器の前記の壁に直接に開口
している2本シリンダの粘性材料ポンプは、以前から知
られている。この粘性材料ポンプの場合、制御摺動部の
入口孔も円形であり、この断面形状だけでなく、面積に
ついても、流通孔(互に同一である)に対応している。
圧送シリンダの間には構造的に限定される間隔が存在す
るため、流通孔の間の予充填容器の壁に、渡り部分が形
成され、制御摺動部の入口孔は、円形の経路に沿って摺
動部が移動する間に、粘性材料の流通孔の間において封
止される。この中実部分は、可及的に小さい幅を有す
る。これは、圧送シリンダの間隔を小さくする要求に基
づいている。この要求は、特にトラックの車体の平行な
主桁材の間にコンクリートポンプとして組込まれる幅狭
の粘性材料用ポンプに対する実用上の需要に基づいてい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】この既知の構成は、別の利点も備えてい
る。すなわち、渡り部分が幅狭であるほど、制御用摺動
部の揺れ角がそれだけ小さくなる。従って揺れ経路の長
さが減少する。そのため、切換え時間が短縮されると共
に、可動部分及び固定部分の摩耗が減少する。制御摺動
部の入口孔が細い渡り部分のところで完全には閉止され
ず、密封されないことは、もちろん不具合である。その
ため、制御摺動部がその終位置に向って移動する間、予
充填容器と制御摺動部の入口孔との間に、開放結合が成
立する。そのため、圧送配管と予充填容器との間に短絡
を生じ、その結果として、圧送配管を通る粘性材料の不
均等な圧送が生じ、ポンプの容積効率が低下する。
る。すなわち、渡り部分が幅狭であるほど、制御用摺動
部の揺れ角がそれだけ小さくなる。従って揺れ経路の長
さが減少する。そのため、切換え時間が短縮されると共
に、可動部分及び固定部分の摩耗が減少する。制御摺動
部の入口孔が細い渡り部分のところで完全には閉止され
ず、密封されないことは、もちろん不具合である。その
ため、制御摺動部がその終位置に向って移動する間、予
充填容器と制御摺動部の入口孔との間に、開放結合が成
立する。そのため、圧送配管と予充填容器との間に短絡
を生じ、その結果として、圧送配管を通る粘性材料の不
均等な圧送が生じ、ポンプの容積効率が低下する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】しかし、このいわゆる積極的な流通孔の遮
へいの結果として、圧送シリンダの排出孔の間の渡り部
分の幅が圧送シリンダの直径に対応して増大する。これ
は制御摺動部の揺れ角及びその行程の増大と、それに関
連した不具合、即ち、摩耗の増大と切換え時間の延長を
意味している。
へいの結果として、圧送シリンダの排出孔の間の渡り部
分の幅が圧送シリンダの直径に対応して増大する。これ
は制御摺動部の揺れ角及びその行程の増大と、それに関
連した不具合、即ち、摩耗の増大と切換え時間の延長を
意味している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明に従って、粘性材料流が間隔保持管
を通って流れ、そこで変形されるため、予充填容器の壁
部のところの粘性材料の流通孔の形状を圧送シリンダに
よって定められる円形から偏向させることが可能とな
る。本発明によれば、この偏向は、間隔保持管により形
成される粘性材料の流通孔の内法を渡り部分において減
少させることに存する。これにより、基本的に積極的な
遮へいが行われるにも拘らず、渡り部分の幅が縮小され
る・この場合、制御摺動部の入口孔の直径の減少は、渡
り部分に適合させる。そのため揺れ運動が縮小されると
共に、切換時間が短縮される。これにより、次の利点が
得られる。即ち、基本的に積極的な遮へいを実現しなが
ら、摩耗の減少と切換時間の短縮とが得られるほかに、
圧送シリンダの中心間の間隔が小さくなり、それによっ
て特に可動の粘性材料ポンプの組込みの問題が軽減され
る。
を通って流れ、そこで変形されるため、予充填容器の壁
部のところの粘性材料の流通孔の形状を圧送シリンダに
よって定められる円形から偏向させることが可能とな
る。本発明によれば、この偏向は、間隔保持管により形
成される粘性材料の流通孔の内法を渡り部分において減
少させることに存する。これにより、基本的に積極的な
遮へいが行われるにも拘らず、渡り部分の幅が縮小され
る・この場合、制御摺動部の入口孔の直径の減少は、渡
り部分に適合させる。そのため揺れ運動が縮小されると
共に、切換時間が短縮される。これにより、次の利点が
得られる。即ち、基本的に積極的な遮へいを実現しなが
ら、摩耗の減少と切換時間の短縮とが得られるほかに、
圧送シリンダの中心間の間隔が小さくなり、それによっ
て特に可動の粘性材料ポンプの組込みの問題が軽減され
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】制御摺動部について補助的な処置を取らな
い場合、積極的な遮へいは、開口部分の横断面形状及び
渡り部分の幅によって規定される。これは請求項5の構
成である。しかし、積極的な遮へいによる開放短絡の防
止は、渡り部分がその寸法によって入口孔の封止の完全
な重なりを保証した場合にしか得られないという一般的
な前提から従来は出発していたが、少くともコンクリー
トの場合は、これは、実際上の理由から必要ではない。
実際に、入口孔の封止面と渡り部分の縁部との間の残留
空隙が存在しても、開放短絡が避けられることがわかっ
ている(この残留空隙が請求項6に示された値よりも大
きくないことがもちろん前提条件とされる)。これによ
り、不所望の短絡を顧慮する必要なしに、揺れ角と切換
え時間とを更に短縮することが可能となる。
い場合、積極的な遮へいは、開口部分の横断面形状及び
渡り部分の幅によって規定される。これは請求項5の構
成である。しかし、積極的な遮へいによる開放短絡の防
止は、渡り部分がその寸法によって入口孔の封止の完全
な重なりを保証した場合にしか得られないという一般的
な前提から従来は出発していたが、少くともコンクリー
トの場合は、これは、実際上の理由から必要ではない。
実際に、入口孔の封止面と渡り部分の縁部との間の残留
空隙が存在しても、開放短絡が避けられることがわかっ
ている(この残留空隙が請求項6に示された値よりも大
きくないことがもちろん前提条件とされる)。これによ
り、不所望の短絡を顧慮する必要なしに、揺れ角と切換
え時間とを更に短縮することが可能となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【実施例】図1には、コンクリート圧送用の2本シリン
ダピストンポンプが示される。両方の圧送シリンダ1,
2は、押出部として、ピストン3とピストンロッド4と
を備えている。図示した位相ではシリンダ2は、予め予
充填容器6から吸引した粘性材料を矢印の方向に排出口
22を経て圧送配管7に圧送する。同時に、シリンダ1
中の図示しないピストンは、逆方向に移動し、予充填容
器6からのコンクリートを吸引する。ピストン3が終位
置に到達すると、シリンダ1,2中のピストンの方向が
反転し、圧送シリンダ1中のピストンが圧送配管7にコ
ンクリートを圧入し、圧送シリンダ2中のピストン3が
粘性材料を予充填容器6から吸引する。制御摺動部11
は粘性材料の流れ方向を規定する。制御摺動部11は排
出開口8がポンプ側端9において圧送配管8に常時連結
され、管8より継手10(図4)に着座している。制御
摺動部11は、大体においてS字状に曲げた揺れ管であ
り、入口孔12を有する。入口孔12は、予充填容器の
後部壁15を封止するパッキング14により囲まれてい
る。この後部壁には、粘性材料の流通孔16,17が形
成してあり、これらの流通孔を経て粘性材料が圧送サイ
クルに従って吸引相のシリンダ1に圧入されたり吐出相
のシリンダ2から吐出されたりする。本発明の全ての実
施例において、流通孔16,17と制御摺動部11の入
口孔12とは互に同一の輪郭及び面積を有する。そのた
め粘性材料のじよう乱のない流通が保証される。
ダピストンポンプが示される。両方の圧送シリンダ1,
2は、押出部として、ピストン3とピストンロッド4と
を備えている。図示した位相ではシリンダ2は、予め予
充填容器6から吸引した粘性材料を矢印の方向に排出口
22を経て圧送配管7に圧送する。同時に、シリンダ1
中の図示しないピストンは、逆方向に移動し、予充填容
器6からのコンクリートを吸引する。ピストン3が終位
置に到達すると、シリンダ1,2中のピストンの方向が
反転し、圧送シリンダ1中のピストンが圧送配管7にコ
ンクリートを圧入し、圧送シリンダ2中のピストン3が
粘性材料を予充填容器6から吸引する。制御摺動部11
は粘性材料の流れ方向を規定する。制御摺動部11は排
出開口8がポンプ側端9において圧送配管8に常時連結
され、管8より継手10(図4)に着座している。制御
摺動部11は、大体においてS字状に曲げた揺れ管であ
り、入口孔12を有する。入口孔12は、予充填容器の
後部壁15を封止するパッキング14により囲まれてい
る。この後部壁には、粘性材料の流通孔16,17が形
成してあり、これらの流通孔を経て粘性材料が圧送サイ
クルに従って吸引相のシリンダ1に圧入されたり吐出相
のシリンダ2から吐出されたりする。本発明の全ての実
施例において、流通孔16,17と制御摺動部11の入
口孔12とは互に同一の輪郭及び面積を有する。そのた
め粘性材料のじよう乱のない流通が保証される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】流通孔16,17は、それらに所属された
圧送シリンダ開口22,23に、各1つの間隔保持管2
4,25により連結されている。制御摺動部11は、図
1の下部に間隔保持管25の例について示したように、
それぞれの終位置において、粘性材料の流通孔16,1
7のうちの1つと整合される。この整合は、制御摺動部
11の入口孔12が流通孔16,17のいずれかと重な
るように行われる。このために必要な揺れ運動は、円弧
角βに亘って行われる。
圧送シリンダ開口22,23に、各1つの間隔保持管2
4,25により連結されている。制御摺動部11は、図
1の下部に間隔保持管25の例について示したように、
それぞれの終位置において、粘性材料の流通孔16,1
7のうちの1つと整合される。この整合は、制御摺動部
11の入口孔12が流通孔16,17のいずれかと重な
るように行われる。このために必要な揺れ運動は、円弧
角βに亘って行われる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】圧送シリンダ1,2の開口22,23は、
図1に示した円形の輪郭27,28を有していても良い
が、間隔保持管24,25によって形成される粘性材料
の流通孔16,17の内法は、渡り部分29において短
縮される。この渡り部分29は、圧送シリンダ1,2の
軸中心間隔と、基本的にはこの軸中心間隔に依存する予
充填容器6の後部壁15上の粘性材料の流通孔16,1
7とによって生ずる。
図1に示した円形の輪郭27,28を有していても良い
が、間隔保持管24,25によって形成される粘性材料
の流通孔16,17の内法は、渡り部分29において短
縮される。この渡り部分29は、圧送シリンダ1,2の
軸中心間隔と、基本的にはこの軸中心間隔に依存する予
充填容器6の後部壁15上の粘性材料の流通孔16,1
7とによって生ずる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図1の上方の部分において、粘性材料流
は、圧送シリンダ1,2から分出された間隔保持管2
4,25の形状によって偏向されるので、点18,19
から点30,31へのずれを生ずる。図1の実施例にお
いて、直径の内法は、流通孔16,17の輪郭線33
1,321の、渡り部分29に存在する扁平部分32,
33を生ずる。この直径の減少は、制御摺動部の入口孔
12においても渡り部分29上にある。そのため渡り部
分29の縁端は、扁平部分32,33及び制御摺動部の
入口孔12の扁平部分と合致する。
は、圧送シリンダ1,2から分出された間隔保持管2
4,25の形状によって偏向されるので、点18,19
から点30,31へのずれを生ずる。図1の実施例にお
いて、直径の内法は、流通孔16,17の輪郭線33
1,321の、渡り部分29に存在する扁平部分32,
33を生ずる。この直径の減少は、制御摺動部の入口孔
12においても渡り部分29上にある。そのため渡り部
分29の縁端は、扁平部分32,33及び制御摺動部の
入口孔12の扁平部分と合致する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図2の実施例において、制御摺動部の入口
孔は、破線35により示される。この入口孔は、長楕円
形の断面に対応し、その長軸36は、揺動中心21に対
する半径R上にある。短軸は、部分円弧20を割線によ
って切り、従ってやはり渡り部分29上にある。図1,
2の実施例において、渡り部分29の面積は、流通孔1
6,17と同じ断面の間隔保持管24,25の流通孔1
6,17の中間の大きさである。
孔は、破線35により示される。この入口孔は、長楕円
形の断面に対応し、その長軸36は、揺動中心21に対
する半径R上にある。短軸は、部分円弧20を割線によ
って切り、従ってやはり渡り部分29上にある。図1,
2の実施例において、渡り部分29の面積は、流通孔1
6,17と同じ断面の間隔保持管24,25の流通孔1
6,17の中間の大きさである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図5に示した本発明の実施例において、制
御摺動部の入口孔12は、図3の実施例の断面形状に等
しいか又は対応するように定められている。しかし制御
摺動部は、制御摺動板43,44の形状の広がり部分を
入口孔12の両側に備えている。そのため、制御摺動部
11の図示した終位置において、摺動板43は、圧送シ
リンダ2のところの間隔保持管25の粘性材料の流通孔
16を、圧送シリンダ1のところの間隔保持管24の流
通孔17に入口孔12が重なった時にのみ開放する。
御摺動部の入口孔12は、図3の実施例の断面形状に等
しいか又は対応するように定められている。しかし制御
摺動部は、制御摺動板43,44の形状の広がり部分を
入口孔12の両側に備えている。そのため、制御摺動部
11の図示した終位置において、摺動板43は、圧送シ
リンダ2のところの間隔保持管25の粘性材料の流通孔
16を、圧送シリンダ1のところの間隔保持管24の流
通孔17に入口孔12が重なった時にのみ開放する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図4からわかるように、前記の空隙はそれ
によって避けられる。図3,4の比較によって明らかと
なるように、基本的に円の切片の形状の摺動板43,4
4の短い方の縁部は、制御摺動部11の終位置におい
て、扁平部分32,33と合致する。制御摺動板44
は、その際に、その左側の終位置において、渡り部分2
9全体と、図4において重なる。他の切換え位置では、
この積極的な重なりは、制御摺動板43について生ず
る。制御摺動板43,44の短い縁部は、図4に符号4
5,46により示されている。長い方の、基本的に平行
な縁部47,48は、一般的に、摺動部7の揺動中心2
1に対する半径r上に存在する。この実施例では、過剰
な摺動面を節減することによって制御摺動板の質量を少
くするために、この曲面は、多角形の輪郭線に代えられ
ている。
によって避けられる。図3,4の比較によって明らかと
なるように、基本的に円の切片の形状の摺動板43,4
4の短い方の縁部は、制御摺動部11の終位置におい
て、扁平部分32,33と合致する。制御摺動板44
は、その際に、その左側の終位置において、渡り部分2
9全体と、図4において重なる。他の切換え位置では、
この積極的な重なりは、制御摺動板43について生ず
る。制御摺動板43,44の短い縁部は、図4に符号4
5,46により示されている。長い方の、基本的に平行
な縁部47,48は、一般的に、摺動部7の揺動中心2
1に対する半径r上に存在する。この実施例では、過剰
な摺動面を節減することによって制御摺動板の質量を少
くするために、この曲面は、多角形の輪郭線に代えられ
ている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
Claims (9)
- 【請求項1】 粘性材料流を制御するための制御摺動部
(11)を有し、制御摺動部(11)は、排出開口(8)におい
て、圧送配管(7)のポンプ側(9)に常時連結され、少くと
も1つの入口孔(12)を備えており、この入口孔(12)にお
いて、予充填容器(6)の圧送シリンダ(1,2)からの粘性材
料の流通孔(16,17)の間の渡り部分(29)に対して封止
し、粘性材料の流通孔(16,17)と制御摺動部(11)の入口
孔(12)とが互に同一の輪郭及び面積をもち、制御摺動部
(11)は、隣接した流通孔(16,17)を揺れ運動によって交
互に圧送配管(7)及び予充填容器(6)に結合するようにし
た、圧送シリンダ(1,2)を有する粘性材料ポンプ特に2
本シリンダのコンクリートポンプであって、 粘性材料の流通孔(16,17)が、それに所属された圧送シ
リンダ開口(22,23)に、各1つの間隔保持管(24,25)によ
って結合され、間隔保持管(24,25)によって形成された
粘性材料の流通孔(16,17)の直径の内法が渡り部分(2
9)のところで減少し、この直径の減少が渡り部分(29)に
適合されたことを特徴とする粘性材料用ポンプ。 - 【請求項2】 圧送シリンダ(1,2)の円形の輪郭(27,2
8)から間隔保持管(24,25)の粘性材料の流通孔(16,17)
の横断面形状(331,321)への粘性材料の変形抵抗を最適
にするように間隔保持管(24,25)の長さを定めることを
特徴とする請求項1記載の粘性材料用ポンプ。 - 【請求項3】 粘性材料の流通孔(16,17)の横断面形
状を長楕円形の横断面形状に対応させ、この長楕円形の
長軸を制御摺動部(11)の揺動中心(21)に対する半径(R)
上に配置することを特徴とする請求項1又は2記載の粘
性材料用ポンプ。 - 【請求項4】 粘性材料の流通孔(16,17)を円弧(38,39)
と扁平部分(40,41)とから形成することを特徴とする請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の粘性材料用ポン
プ。 - 【請求項5】 粘性材料の流通孔(16,17)の円形から偏
向する横断面形状によって、制御摺動部の中心部に残留
空隙(40,41)が残され、この空隙の最大長さは、粘性材
料の平均の粒径の半分の大きさオーダーとすることを特
徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の粘性材
料用ポンプ。 - 【請求項6】 基本的に積極的な遮へいが生ずるように
制御摺動部の入口孔(12)の封止部(14)を予充填容器の壁
(15)の両側に広げて設けたことを特徴とする請求項1乃
至5のいずれか1項に記載の粘性材料用ポンプ。 - 【請求項7】 制御摺動板の入口面の封止部(14)の広が
りが、制御摺動板(43,44)によって形成され、制御摺
動板(43,44)は、入口孔(12)の縁部に突続いており、基
本的に平行な長縁部(47,48)をもち、縁部(47,48)は、制
御摺動部(11)の揺動中心(29)に対する半径(r)に従って
湾曲されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
1項に記載の粘性材料用ポンプ。 - 【請求項8】 制御摺動板(43,44)の平行な長縁部(47,4
8)は多角形の輪郭に従うことを特徴とする請求項7に記
載の粘性材料用ポンプ。 - 【請求項9】 制御摺動板(43,44)の短縁部(45,46)が孔
(16,17,12)の輪郭の扁平部分(32,33)と合致することを
特徴とする請求項7又は8に記載の粘性材料用ポンプ。
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DE4209471A DE4209471A1 (de) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | Dickstoffpumpe für Förderzylindern, insbesondere Zweizylinderbetonpumpe |
DE4209471.2 | 1992-03-24 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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BR (1) | BR9301287A (ja) |
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GR (1) | GR3019136T3 (ja) |
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JP7175034B2 (ja) | 2018-06-26 | 2022-11-18 | チョーチヤン ビムグリーン ファーマシューティカルズ、リミテッド | A2a受容体拮抗薬として用いられるトリアゾロトリアジン誘導体 |
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- 1992-03-24 DE DE4209471A patent/DE4209471A1/de not_active Withdrawn
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1993
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- 1993-03-20 ES ES93104594T patent/ES2089617T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-20 DE DE59301283T patent/DE59301283D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-20 AT AT93104594T patent/ATE132580T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1993-03-24 US US08/035,431 patent/US5380174A/en not_active Expired - Fee Related
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