JPH064243Y2 - 離隔長さ測定具 - Google Patents
離隔長さ測定具Info
- Publication number
- JPH064243Y2 JPH064243Y2 JP1987053454U JP5345487U JPH064243Y2 JP H064243 Y2 JPH064243 Y2 JP H064243Y2 JP 1987053454 U JP1987053454 U JP 1987053454U JP 5345487 U JP5345487 U JP 5345487U JP H064243 Y2 JPH064243 Y2 JP H064243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring
- guide portion
- tapes
- straight
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、離隔長さ測定具に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 離隔個所の長さを測定する必要を生ずる場合として、モ
デルエンジニアリングがある。例えば原子力発電所、化
学工場等のプラント設備の配管、ダクト、トレイ等の設
計に際し、一定の縮尺にて模型を作製するモデルエンジ
ニアリングが採用される。
デルエンジニアリングがある。例えば原子力発電所、化
学工場等のプラント設備の配管、ダクト、トレイ等の設
計に際し、一定の縮尺にて模型を作製するモデルエンジ
ニアリングが採用される。
しかし、そのモデルのサイズ、位置等の測定は、手作業
にて行なっているのが現状で、一般には棒状の定規をモ
デルの間に差し入れて長さを測定するという困難な作業
となり、正確かつ迅速な測定が不可能であった。
にて行なっているのが現状で、一般には棒状の定規をモ
デルの間に差し入れて長さを測定するという困難な作業
となり、正確かつ迅速な測定が不可能であった。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は、かかる従来の不具合に鑑みてなされたもの
で、その構成は、把持部を有する測定具本体に、直線案
内部と、該直線案内部とわん曲部を介して接続し、該直
線案内部と直角方向の両側に延在する直角案内部とから
なる測定テープ案内路が、該把持部側から形成され、両
直角案内部からそれぞれ進退自在となるように、直立性
を備えると共に目盛を形成した一対の測定テープを両目
盛が同一方向から目視可能に該測定テープ案内路に挿入
し、両測定テープの該直線案内部からの露出位置に表示
される両目盛の和により、両直角案内部から突出する両
測定テープの先端間の長さが測定可能である。
で、その構成は、把持部を有する測定具本体に、直線案
内部と、該直線案内部とわん曲部を介して接続し、該直
線案内部と直角方向の両側に延在する直角案内部とから
なる測定テープ案内路が、該把持部側から形成され、両
直角案内部からそれぞれ進退自在となるように、直立性
を備えると共に目盛を形成した一対の測定テープを両目
盛が同一方向から目視可能に該測定テープ案内路に挿入
し、両測定テープの該直線案内部からの露出位置に表示
される両目盛の和により、両直角案内部から突出する両
測定テープの先端間の長さが測定可能である。
しかして、把持部を握り、直角案内部側を被測定個所付
近にまで挿入し、一対の測定テープを把持部側から押込
めば、両測定テープは直角案内部から案内されつつ突出
する。このようにして、両測定テープの先端を被測定個
所にそれぞれ当接させれば、測定者から離れた個所の直
線案内部と直角方向の長さを、両測定テープの押込量に
基づいて測定することができる。すなわち、各測定テー
プには、目視可能に例えば位置をずらせてそれぞれ目盛
が形成されているので、直線案内部からの露出位置に表
示される両測定テープの両目盛を容易に読み取ることが
可能であり、また、この両目盛の和によつて直線案内部
と直角方向の長さ、つまり両直角案内部から突出する両
測定テープの先端間の長さを測定することができる。
近にまで挿入し、一対の測定テープを把持部側から押込
めば、両測定テープは直角案内部から案内されつつ突出
する。このようにして、両測定テープの先端を被測定個
所にそれぞれ当接させれば、測定者から離れた個所の直
線案内部と直角方向の長さを、両測定テープの押込量に
基づいて測定することができる。すなわち、各測定テー
プには、目視可能に例えば位置をずらせてそれぞれ目盛
が形成されているので、直線案内部からの露出位置に表
示される両測定テープの両目盛を容易に読み取ることが
可能であり、また、この両目盛の和によつて直線案内部
と直角方向の長さ、つまり両直角案内部から突出する両
測定テープの先端間の長さを測定することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1〜4図はこの考案の1実施例を示す。図中において
符号1はT字状の測定具本体であり、該本体1の直線基
部は把持部1aを形成し、先端部は直角の分岐部1cを
形成している。
符号1はT字状の測定具本体であり、該本体1の直線基
部は把持部1aを形成し、先端部は直角の分岐部1cを
形成している。
この測定具本体1には、一対の測定テープ案内路2,3
が対称に形成される。測定テープ案内路2,3は、把持
部1a側内部に同一空間として形成された直線案内部2
a,3aと、この直線案内部2a,3aに接続し、分岐部1c
内において反対方向にそれぞれわん曲する弧形のわん曲
部2b,3bと、このわん曲部2b,3bに接続し、直線案内部
2a,3aと直角方向の両側にそれぞれ延在する直角案内部
2c,3cとからなっている。
が対称に形成される。測定テープ案内路2,3は、把持
部1a側内部に同一空間として形成された直線案内部2
a,3aと、この直線案内部2a,3aに接続し、分岐部1c
内において反対方向にそれぞれわん曲する弧形のわん曲
部2b,3bと、このわん曲部2b,3bに接続し、直線案内部
2a,3aと直角方向の両側にそれぞれ延在する直角案内部
2c,3cとからなっている。
このような測定具本体1の測定テープ案内路2,3に
は、それぞれ測定テープ4,5が進退自在に挿入され
る。測定テープ4,5は、塩化ビニール、繊維強化プラ
スチツク、鋼等にて帯状に形成され、断面形状が円弧形
をなすようにわん曲して直立性が付与されている。測定
テープ4,5の直角案内部2c,3cから突出する先端面に
は、平板状の係止片6,7がそれぞれ固着され、直線案
内部2a,3aから突出する基端部には、目盛A,Bが印さ
れている。この目盛A,Bは、測定テープ案内路2,3
の全長を考慮して記される。例えば、直角案内部2c,3c
個所の全長lを4cmとし、各係止片6,7の厚さを0.1c
mとすれば、直線案内部2a,3aの開口端位置の両目盛
A,Bに始数2.1cmが印され、エンドプレート13,1
4を設けた基端に向けて順次に数値が増大し、両目盛
A,Bの和として長さを把握できる。こうして、直角案
内部2c,3cから伸長する両測定テープ4,5によつて、
直線案内部2a,3aと直角方向の長さが最大で30cm程度
測定可能とする。この目盛A,Bの読取り作業を考え
て、測定テープ4,5は、第2図に示すように幅方向に
位置をずらせて、或は幅を異ならせて、両目盛A,Bが
同一方向から目視可能になっている。
は、それぞれ測定テープ4,5が進退自在に挿入され
る。測定テープ4,5は、塩化ビニール、繊維強化プラ
スチツク、鋼等にて帯状に形成され、断面形状が円弧形
をなすようにわん曲して直立性が付与されている。測定
テープ4,5の直角案内部2c,3cから突出する先端面に
は、平板状の係止片6,7がそれぞれ固着され、直線案
内部2a,3aから突出する基端部には、目盛A,Bが印さ
れている。この目盛A,Bは、測定テープ案内路2,3
の全長を考慮して記される。例えば、直角案内部2c,3c
個所の全長lを4cmとし、各係止片6,7の厚さを0.1c
mとすれば、直線案内部2a,3aの開口端位置の両目盛
A,Bに始数2.1cmが印され、エンドプレート13,1
4を設けた基端に向けて順次に数値が増大し、両目盛
A,Bの和として長さを把握できる。こうして、直角案
内部2c,3cから伸長する両測定テープ4,5によつて、
直線案内部2a,3aと直角方向の長さが最大で30cm程度
測定可能とする。この目盛A,Bの読取り作業を考え
て、測定テープ4,5は、第2図に示すように幅方向に
位置をずらせて、或は幅を異ならせて、両目盛A,Bが
同一方向から目視可能になっている。
このような構成の離隔長さ測定具は、第4図に示すよう
な機器配置の縮尺モデルのサイズ、位置等の測定に用い
られる。ここで、8は床面、9は壁面、10はダクト、
11は配管、12はトレイを示す。測定に際しては、把
持部1aを握り、直角案内部2c,3c側のモデルの床面8
と配管11との間から差し入れ、両エンドプレート1
3,14又は一方のエンドプレート13又は14を押込
んで、測定テープ4,5を直角案内部2c,3cにて案内さ
せつつ直線案内部2a,3aと直角方向に直立性を持たせて
突出させ、係止片6,7を被測定個所に当接させる。そ
の際、平板よりなる係止片6,7は、被測定個所に密着
して、測定テープ4,5の被測定個所に対する直立を促
す。この状態にて直線案内部2a,3aからの露出位置に表
示される両目盛A,Bを読取つて、両測定テープ4,5
の係止片6,7間の長さ、つまり被測定個所間(床面8
とダクト10との間)の長さを測定できる。
な機器配置の縮尺モデルのサイズ、位置等の測定に用い
られる。ここで、8は床面、9は壁面、10はダクト、
11は配管、12はトレイを示す。測定に際しては、把
持部1aを握り、直角案内部2c,3c側のモデルの床面8
と配管11との間から差し入れ、両エンドプレート1
3,14又は一方のエンドプレート13又は14を押込
んで、測定テープ4,5を直角案内部2c,3cにて案内さ
せつつ直線案内部2a,3aと直角方向に直立性を持たせて
突出させ、係止片6,7を被測定個所に当接させる。そ
の際、平板よりなる係止片6,7は、被測定個所に密着
して、測定テープ4,5の被測定個所に対する直立を促
す。この状態にて直線案内部2a,3aからの露出位置に表
示される両目盛A,Bを読取つて、両測定テープ4,5
の係止片6,7間の長さ、つまり被測定個所間(床面8
とダクト10との間)の長さを測定できる。
ところで、第3図に仮想線にて示すように測定具本体1
の直線基端部に、環状又は両側に突出する把持部1bを
形成し、この把持部1bを把持して測定作業を行なうこ
ともできる。また、第5図に示すように測定テープ案内
路2,3の側方すなわち測定テープ4,5の幅方向に、
測定テープ案内路2,3に沿つたスリツト15,16を
形成し、このスリツト15,16から測定テープ4,5
が着脱自在な構成とすれば、測定テープ4,5として、
市販の巻尺テープを使用することが可能である。
の直線基端部に、環状又は両側に突出する把持部1bを
形成し、この把持部1bを把持して測定作業を行なうこ
ともできる。また、第5図に示すように測定テープ案内
路2,3の側方すなわち測定テープ4,5の幅方向に、
測定テープ案内路2,3に沿つたスリツト15,16を
形成し、このスリツト15,16から測定テープ4,5
が着脱自在な構成とすれば、測定テープ4,5として、
市販の巻尺テープを使用することが可能である。
(考案の効果) 以上の説明によつて理解されるように、この考案によれ
ば、測定者から離れた個所の長さ測定が手元においてな
され得るので、棒状の定規によつては測定困難な遠隔又
は狭隘な個所での長さ測定が簡便かつ迅速になし得ると
共に、測定作業の困難さに起因する誤読を解消すること
ができる。
ば、測定者から離れた個所の長さ測定が手元においてな
され得るので、棒状の定規によつては測定困難な遠隔又
は狭隘な個所での長さ測定が簡便かつ迅速になし得ると
共に、測定作業の困難さに起因する誤読を解消すること
ができる。
第1図はこの考案の1実施例を示す一部切除した正面
図、第2図は同じく平面図、第3図は第2図のIII−III
線断面図、第4図は作用説明図、第5図は測定具本体の
他の構造例を示す一部切除した正面図である。 1:測定具本体、1a,1b:把持部、2,3:測定テープ
案内路、2a,3a:直線案内部、2b,3b:わん曲部、2c,3
c:直角案内部、4,5:測定テープ。
図、第2図は同じく平面図、第3図は第2図のIII−III
線断面図、第4図は作用説明図、第5図は測定具本体の
他の構造例を示す一部切除した正面図である。 1:測定具本体、1a,1b:把持部、2,3:測定テープ
案内路、2a,3a:直線案内部、2b,3b:わん曲部、2c,3
c:直角案内部、4,5:測定テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】把持部を有する測定具本体に、直線案内部
と、該直線案内部とわん曲部を介して接続し、該直線案
内部と直角方向の両側に延在する直角案内部とからなる
測定テープ案内路が、該把持部側から形成され、両直角
案内部からそれぞれ進退自在となるように、直立性を備
えると共に目盛を形成した一対の測定テープを両目盛が
同一方向から目視可能に該測定テープ案内路に挿入し、
両測定テープの該直線案内部からの露出位置に表示され
る両目盛の和により、両直角案内部から突出する両測定
テープの先端間の長さが測定可能であることを特徴とす
る離隔長さ測定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987053454U JPH064243Y2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 離隔長さ測定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987053454U JPH064243Y2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 離隔長さ測定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63175803U JPS63175803U (ja) | 1988-11-15 |
JPH064243Y2 true JPH064243Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30879531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987053454U Expired - Lifetime JPH064243Y2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 離隔長さ測定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064243Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11976474B2 (en) | 2014-07-04 | 2024-05-07 | Unilin Bv | Floor panel and method for manufacturing floor panels |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114543622B (zh) * | 2022-03-23 | 2024-04-05 | 河南科平工程检测咨询有限公司 | 一种裂缝宽度测量单元及裂缝宽度测量设备 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5350648U (ja) * | 1976-10-02 | 1978-04-28 |
-
1987
- 1987-04-10 JP JP1987053454U patent/JPH064243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11976474B2 (en) | 2014-07-04 | 2024-05-07 | Unilin Bv | Floor panel and method for manufacturing floor panels |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63175803U (ja) | 1988-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7216441B2 (en) | Apparatus for measuring step height or depth against another surface | |
US5131164A (en) | Indexing apparatus for aligning cutouts | |
US6820342B2 (en) | Adjustable measuring and marking device | |
US6530159B2 (en) | Measuring tape for handling drywall | |
US5459936A (en) | Pipe wall thickness measuring template | |
US4122607A (en) | Instrument for measuring preformed tubes | |
JPH064243Y2 (ja) | 離隔長さ測定具 | |
JP4711803B2 (ja) | 定規 | |
JP3554590B2 (ja) | けがき定規 | |
CN111256564A (zh) | 一种小型物体外径测量仪 | |
JPH0436952Y2 (ja) | ||
JPS5814001A (ja) | スケ−ル | |
JPH076704U (ja) | 円管中心指示装置 | |
JP2506362Y2 (ja) | デジタル式寸法測定具 | |
JPH01129605U (ja) | ||
JPS58186001A (ja) | 分割測定具 | |
JPH0419441Y2 (ja) | ||
JPS58111701A (ja) | 巻尺 | |
JPH0669704U (ja) | 芯出しスケール | |
KR810001844Y1 (ko) | 각도 측정기 | |
JPH09280803A (ja) | 三爪チヤツクの内径測定方法及び測定具 | |
JPH0519901U (ja) | 開先切断用切断位置計測工具 | |
JPS6242321Y2 (ja) | ||
JPH0516481Y2 (ja) | ||
JP2020041940A (ja) | ノギス |