JPH0642353U - スライドドア用ローラの取付構造 - Google Patents

スライドドア用ローラの取付構造

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JPH0642353U
JPH0642353U JP7701792U JP7701792U JPH0642353U JP H0642353 U JPH0642353 U JP H0642353U JP 7701792 U JP7701792 U JP 7701792U JP 7701792 U JP7701792 U JP 7701792U JP H0642353 U JPH0642353 U JP H0642353U
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JP
Japan
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roller
slide door
guide rail
door
entrance
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JP7701792U
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Inventor
東彦 藤原
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドレール3の湾曲部を利用して、スライ
ドドア2のボディ1側に対する車幅方向の建付け調整が
行えて、スライドドア2の開閉操作が確実かつ円滑に行
えるようにする。 【構成】 乗降口11に沿って配設されるガイドレール
3内を走行するローラ4のスライドドア2に対する取付
構造において、スライドドア2に上下方向に延びる取付
座面23を設けて、取付座面23にローラ4を少なくと
もスライドドア2のスライド方向と同方向に位置調整可
能に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スライドドア用ローラの取付構造、詳しくは、乗降口に沿って配設 されるガイドレール内を走行するローラのスライドドアに対する取付構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワンボックス型自動車などにおいては、乗降口を設けたボディ側部に 、前記乗降口に沿って前後方向に延びる複数のガイドレールを取付ける一方、前 記乗降口を開閉するスライドドアにローラを支持して、該ローラを前記各ガイド レールに沿って走行させることにより、前記スライドドアで前記乗降口の開閉を 行うようにしている。
【0003】 そして前記ローラを案内する前記ガイドレールは、前記乗降口に沿ってボディ 前後方向に延設され、かつ、この乗降口のドア開閉方向前部側では車幅方向内方 側に湾曲されて、前記スライドドアによる前記乗降口の閉鎖時に、前記ローラを 前記ガイドレールの湾曲部に沿って車幅方向内方側へと案内させることにより、 前記スライドドアの外面をボディ外面と面一状となして、該スライドドアで前記 乗降口を密閉状に閉鎖する一方、前記スライドドアによる前記乗降口の開放時に は、前記ローラを前記湾曲部に沿って車幅方向外方側へと案内させ、この後前記 ローラを前記ガイドレールに沿ってボディ後方側へと案内させることにより、前 記スライドドアをボディ外面から外方側に離間状に保持して、このボディ壁部と 前記スライドドアとの干渉を阻止する構成とされている。
【0004】 ところで、前記スライドドアの組付作業時、該ドアの閉鎖時にドアの外面とボ ディ外面とが面一となるように建付け調整を行う必要があるが、斯かるスライド ドアの建付けを調整するにあたって、従来では、例えば実公昭61−29536 号公報などが提案されている。
【0005】 その概略的な構成を図5に基づいて説明すると、この図は前記各ガイドレール のうちアッパガイドレール部分を示すものであるが、車幅方向に延びるローラア ームAの長さ方向一端側にローラBを支持し、前記ローラアームAの他端側に前 記ローラBの支持位置を車幅方向に調整可能とするバカ孔又は長孔などの調整孔 Cを形成すると共に、スライドドアDを構成するアウター及びインナーパネルD 1,D2のうち、インナーパネルD2側に車幅方向に延びる取付座面D3を設け 、該取付座面D3に前記アームAの調整孔形成側端部を当てがって、前記調整孔 Cから前記取付座面D3の内面側に設けたナットEへと固定ボルトFを螺装する ことにより、前記調整孔Cの範囲で前記ローラアームAのスライドドアDに対す る取付位置を調整し、つまり、前記ローラBの前記スライドドアDに対する支持 位置を車幅方向に調整可能としており、また前記ガイドレールHは、前記ローラ Bの外周部に当接して、このローラBを案内する左右一対の第1縦壁H1と、こ れら第1縦壁H1の下端側から内方に向けて水平状に延びる左右一対の横壁H2 を介して前記ローラBの外径より狭幅間隔とされた左右一対の第2縦壁H3とを 備えている。
【0006】 斯くして、前記ローラBが前記ガイドレールH内に挿嵌され、該ガイドレール Hの縦壁H1で前記ローラBを位置規制した状態で、前記調整孔Cの範囲で前記 ローラアームAの取付位置を前記調整孔Cの範囲で調整することにより、前記ス ライドドアDのボディGに対する車幅方向の建付け調整が行われるのである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで以上の構成では、前記スライドドアDのインナーパネルD2側にほぼ 車幅方向に延びる取付座面D3を設ける必要があることから、ドアの厚さが必然 的に厚くなり、結果として車室スペースがそれだけ狭められる不具合がある。
【0008】 また従来の前記取付座面D3は、図5に示されているように車幅方向内方に向 かって斜め下方に傾斜していることから、該取付座面D3に前記ローラアームA を当てがって、前記調整孔Cから前記取付座面D3へと固定ボルトFを螺装する ことにより、前記調整孔Cの範囲で前記ローラアームAの前記スライドドアDに 対する支持位置を車幅方向に調整すると、前記ローラBの前記ガイドレールHに 対する上下方向位置が同時に狂い、例えば該ローラBが前記ガイドレールHの横 壁H2に干渉して、前記スライドドアDの円滑な開閉操作が出来なくなることも 考えられる。
【0009】 しかして本考案は、前記ガイドレールの長さ方向一端部が、車幅方向内方に 湾曲する湾曲部を備えていることに着目し、この湾曲部を有効利用して、ドアの 厚さに左右されることなくスライドドアのボディに対する車幅方向の建付け調整 が簡単且つ確実に行え、しかもスライドドアのボディ側に対する上下方向の建付 け調整も可能なスライドドア用ローラの取付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、乗降口11に沿って配設され、長さ方向一端部に車室内方 に湾曲する湾曲部34を設けたガイドレール3と、前記乗降口11を開閉するス ライドドア2に取付けられて前記ガイドレール3内を走行するローラ4とを備え 、前記ローラ4の前記湾曲部34への移動走行により、前記スライドドア2を車 幅方向内方に移動させて、該スライドドア2の外面と前記乗降口11を設けたボ ディ外面とをほぼ面一とした状態で前記乗降口11を前記スライドドア2で閉鎖 するようにした車両において、前記スライドドア2に上下方向に延びる取付座面 23を設けて、該取付座面23に前記ローラ4を、少なくとも前記スライドドア 2のスライド方向と同方向に位置調整可能に取付けたことを特徴とするものであ る。
【0011】
【作用】
前記したように、ローラ4が挿嵌案内される前記ガイドレール3は、前記乗降 口11に沿ってボディ前後方向に延設され、かつ、この乗降口11のドア開閉方 向前部側では車幅方向内方側に所定角度で湾曲されて、前記スライドドア2によ る前記乗降口11の閉鎖時に、前記ローラ4を前記ガイドレール3の湾曲部に沿 って車幅方向内方側へと案内させることにより、前記スライドドア2をボディ壁 部と面一状となして、該スライドドア2で前記乗降口11を密閉状に閉鎖し、ま た、前記スライドドア2による前記乗降口11の開放時には、前記ローラ4を前 記湾曲部に沿って車幅方向外方側へと案内させ、この後前記ローラ4を前記ガイ ドレール3に沿ってボディ後方側へと案内させることにより、前記スライドドア 2をボディ壁部から外方側に離間状に保持して、このボディ壁部と前記スライド ドア2との干渉を阻止する構成とされている。
【0012】 しかして、以上のように前記ローラ4を前記スライドドア2に設けた上下方向 に延びる取付座面23に、少なくとも前記スライドドア2のスライド方向と同方 向に位置調整可能に取付けるときには、前記ローラ4を前記ガイドレール3の湾 曲部に位置させた状態で、前記ローラ4の前記取付座面23に対する取付位置を スライド方向に調整するだけで、前記スライドドア2のボディに対する車幅方向 の建付け調整を行って、スライドドア2の外面とボディ外面とを面一にすること が出来る。
【0013】 また、以上のように、前記ローラ4を前記スライドドア2の取付座面23に取 付けるときには、該取付座面23に対する前記ローラ4の上下方向への取付位置 調整も簡単に行えることから、前記スライドドア2が建付け不良などにより上下 方向に位置ずれを起こしているような場合においても、前記ローラ4の前記取付 座面23に対する取付位置を上下方向に調整することにより、前記スライドドア 2のボディに対する上下方向への建付け調整を行うことができる。従って、前記 ローラ4の上下方向への位置ずれがなくなり、該ローラ4が前記ガイドレール3 の上下壁部などに干渉したり、前記ローラ4のガイドレール3からの脱落などを 招いたりすることなく、前記スライドドア2の円滑な開閉操作を行うことができ る。
【0014】 ところで前記スライドドア2に形成するローラ4の取付座面23を該スライ ドドア2に対して上下方向に延びるように形成しているので、該スライドドアの 厚さを薄くする場合、従来のように前記取付座面23が障害となるようなことが ない。
【0015】
【実施例】
図4はワンボックス型自動車の側面部分を簡略的に示しており、ボディ1の側 壁一部に乗降口11を設けると共に、前記ボディ1に前後方向にスライドしなが ら前記乗降口11を開閉可能としたスライドドア2を支持させている。また、こ のスライドドア2を前記ボディ1側にスライド可能に支持するにあたっては、該 ボディ1における前記乗降口11の近くにガイドレール3を取付け、該ガイドレ ール3に前記スライドドア2を支持させるのであり、さらに詳しく説明すると、 前記乗降口11の上部側と下部側とに、それぞれアッパガイドレール31とロア ガイドレール32とを取付け、かつ、前記ボディ1の側壁中央部で前記乗降口1 1の後方側にセンターガイドレール33を取付けて、これら各ガイドレール31 ,32,33に前記スライドドア2を支持させ、該スライドドア2を前記各ガイ ドレール1,32,33に沿って案内移動させることにより、前記スライドドア 2で前記乗降口11の開閉を行うのである。
【0016】 前記各ガイドレール31,32,33は、前記乗降口11に沿ってボディ前後 方向に平行状に延設され、かつ、該乗降口11のドア開閉方向前部側では車幅方 向内方側に所定角度で湾曲34されて、前記スライドドア2による前記乗降口1 1の閉鎖時に、前記スライドドア2を前記各ガイドレール31,32,33の湾 曲部34に沿って車幅方向内方側へと案内させることにより、前記スライドドア 2をボディ壁部と面一状となして、該スライドドア2で前記乗降口11を密閉状 に閉鎖し、また、前記スライドドア2による前記乗降口11の開放時には、前記 スライドドア2を前記湾曲部34に沿って車幅方向外方側へと案内させ、この後 前記スライドドア2を前記各ガイドレール31,32,33に沿ってボディ後方 側へと案内させることにより、前記スライドドア2をボディ壁部から外方側に離 間状に保持して、このボディ壁部と前記スライドドア2との干渉を阻止する構成 とされている。
【0017】 また、前記スライドドア2には、前記各ガイドレール31,32,33に挿嵌 案内される複数のローラ4を取付け、該各ローラ4を前記各ガイドレール31, 32,33に沿って転動させることにより、前記スライドドア2の前記乗降口1 1に対する開閉操作を行うのである。さらに、図1,2に基づいて詳しく説明す ると、該各図は、前記アッパガイドレール31の取付部分を示すものであるが、 前記スライドドア2側にローラアーム5を固定し、該ローラアーム5の先端側に 2個1組とされたローラ4,4を回転可能に取付けると共に、これら各ローラ4 を前記アッパガイドレール31内に挿嵌させ、該アッパガイドレール31に沿っ て前記各ローラ4を転動案内させることにより、前記スライドドア2をボディ前 後方向にスライドさせるようにしている。
【0018】 さらに、前記アッパガイドレール31は、前記ボディ1の内面側に固定される 取付壁31aと、該取付壁31aの車幅方向両端部から下方側に延びる狭幅間隔 とされた左右一対の第1縦壁31bと、これら第1縦壁31bの下端部から外方 に向けて水平状に延びる左右一対の第1横壁31cと、該各横壁31cの外端側 から下方側に延び、前記ローラ4の外周部に当接して、このローラ4を案内する 広幅間隔とされた左右一対の第2縦壁31dと、該各縦壁31dの下端側から内 方に向けて水平状に延びる左右一対の第2横壁31eと、該各横壁31eの内端 側から下方側に延び、前記ローラ4の外径より狭幅間隔とされた左右一対の第3 縦壁31fとから形成され、斯かるアッパガイドレール31内に前記ローラ4を 転動自由に挿嵌させるのである。
【0019】 しかして、前記ローラ4の前記スライドドア2側に対する取付構造を、次のよ うな構成としたのである。即ち、図1,図2で明らかにしたように、前記スライ ドドア2を構成するアウター及びインナーパネル21,22のうち、インナーパ ネル22側に上下方向に延びるほぼ垂直な面から成る取付座面23を設けて、該 取付座面23に前記ローラアーム5に支持される前記ローラ4を、少なくとも前 記スライドドア2のスライド方向と同方向に位置調整可能に取付けたのである。
【0020】 さらに詳述すると、前記ローラアーム5は、長さ方向一端側に上方に延びる軸 杆41を介して前記各ローラ4を支持し、かつ、長さ方向他端側に概略断面コ形 状の連結部51を設けた平板状の第1部材52と、該第1部材52の連結部51 に軸杆53を介して互いに揺動可能に連結される第2部材54とから成り、この 第2部材54には、前記スライドドア2のインナーパネル22に設けた取付座面 23に位置調整可能に取付けられるほぼ垂直方向に延びる取付壁55と、該取付 壁55の前端側から直交方向に延びる連結壁56とを設け、この連結壁56を前 記第1部材52の連結部51に挿嵌して、該連結部51の上下方向に前記軸杆5 3を挿嵌させることにより、前記第2部材54に対し第1部材52を揺動可能に 連結させる。
【0021】 そして、前記第2部材54における取付壁55の前後方向に複数のバカ孔から 成る調整孔57を形成すると共に、前記取付壁55が取付けられる前記インナー パネル22の取付座面23に、前記各調整孔57と対応する複数の挿通孔23a を設けて、その各内面側に固定した各ナット58に前記各調整孔57からそれぞ れ固定ボルト59を螺装することにより、前記調整孔57の範囲で前記ローラア ーム5のスライドドア2に対する取付位置を調整し、つまり、前記ローラ4の前 記スライドドア2に対する支持位置を車幅及び上下方向にそれぞれ調整可能とす るのである。前記ローラアーム5の取付壁55に設ける調整孔57は、図示した 前記固定ボルト59より径大なバカ孔に限らず、例えば車幅方向に延びる長孔で あってもよい。
【0022】 次に、以上の構成による作用について説明する。先ず、スライドドア2の外面 とボディ外面とが面一となるように前記スライドドア2のボディ1に対する車幅 方向の建付け調整を行うときには、図3で示したように、前記ローラ4を前記ガ イドレール3の湾曲部34に挿嵌位置させた状態で、前記ローラアーム5の第2 部材54に形成した調整孔57の範囲で、前記ローラアーム5を前記スライドド ア2のインナーパネル22に設けた取付座面23の挿通孔23aに対し前記スラ イドドア2のスライド方向に前後方向へと位置調整し、つまり、前記ローラアー ム5の前記取付座面23に対する取付位置を前記調整孔57のX1位置からX2 位置へと所定範囲T1にわたって前後方向に位置調整するのであり、すると、前 記ローラ4は前記湾曲部34に位置されているため、該湾曲部34に沿って前記 ローラ4の軸心位置がY1位置からY2位置へと前記T1範囲にわたって前後方 向に移動され、これに伴い前記ローラ4の軸心位置がT2範囲にわたって車幅方 向に位置調整され、前記スライドドア2のボディ1に対する車幅方向の建付け調 整が行われて、前記スライドドア2の円滑な開閉操作を行うことができる。
【0023】 また、前記スライドドア2が建付け不良などにより前記ボディ1に対し上下方 向に位置ずれを起こしているときには、前記ローラアーム5を前記第2部材54 に形成されるバカ孔形状の調整孔57の範囲で、前記スライドドア2のインナー パネル22に設けた取付座面23の挿通孔23aに対し上下方向へと位置調整す ることにより、前記ローラ4の前記取付座面23に対する取付位置が上下方向へ と調整され、これに伴い前記スライドドア2のボディ1に対する上下方向への建 付け調整を行うことができる。従って、前記ローラ4の上下方向への位置ずれが なくなり、該ローラ4が前記ガイドレール3の上下壁部などに干渉したり、前記 ローラ4のガイドレール3からの脱落などを招いたりすることなく、前記スライ ドドア2の円滑な開閉操作を行うことが出来る。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、乗降口11に沿って配設され、長さ方向一端 部に車室内方に湾曲する湾曲部34を設けたガイドレール3と、前記乗降口11 を開閉するスライドドア2に取付けられて前記ガイドレール3内を走行するロー ラ4とを備え、前記ローラ4の前記湾曲部34への移動走行により、前記スライ ドドア2を車幅方向内方に移動させて、該スライドドア2の外面と前記乗降口1 1を設けたボディ外面とをほぼ面一とした状態で前記乗降口11を前記スライド ドア2で閉鎖するようにした車両において、前記スライドドア2に上下方向に延 びる取付座面23を設けて、該取付座面23に前記ローラ4を、少なくとも前記 スライドドア2のスライド方向と同方向に位置調整可能に取付けたから、前記ロ ーラ4を前記ガイドレール3の湾曲部に位置させた状態で、前記ローラ4の前記 取付座面23に対する取付位置をスライド方向に調整するだけで、スライドドア の円滑な開閉操作を妨げるようなことなく該スライドドア2のボディに対する車 幅方向の建付け調整を行って、スライドドアの外面とボディ外面とを簡単に面一 とすることが出来る。
【0025】 しかも本考案によれば、前記ローラ4を前記スライドドア2の取付座面23に 取付けるときには、該取付座面23に対する前記ローラ4の上下方向への取付位 置調整も簡単に行えることから、前記スライドドア2が建付け不良などにより上 下方向に位置ずれを起こしているような場合においても、前記ローラ4の前記取 付座面23に対する取付位置を上下方向に調整することにより、前記スライドド ア2のボディに対する上下方向への建付け調整を行うことが出来、従って、前記 ローラ4の上下方向への位置ずれがなくなり、該ローラ4が前記ガイドレール3 の上下壁部などに干渉することなく、前記スライドドア2の円滑な開閉操作を行 うことができるし、また前記取付座面23が該スライドドア2に対して上下方向 に延びるように形成しているので、該スライドドアの厚さを薄くする場合、従来 のように前記取付座面が障害となるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるスライドドア用ローラの取付構
造を示す側断面図である。
【図2】同取付構造の要部を示す分解斜視図である。
【図3】作用状態を説明する説明図である。
【図4】自動車の側面部分を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
11 乗降口 2 スライドドア 23 取付座面 3 ガイドレール 4 ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗降口11に沿って配設され、長さ方向
    一端部に車室内方に湾曲する湾曲部34を設けたガイド
    レール3と、前記乗降口11を開閉するスライドドア2
    に取付けられて前記ガイドレール3内を走行するローラ
    4とを備え、前記ローラ4の前記湾曲部34への移動走
    行により、前記スライドドア2を車幅方向内方に移動さ
    せて、該スライドドア2の外面と前記乗降口11を設け
    たボディ外面とをほぼ面一とした状態で前記乗降口11
    を前記スライドドア2で閉鎖するようにした車両におい
    て、前記スライドドア2に上下方向に延びる取付座面2
    3を設けて、該取付座面23に前記ローラ4を、少なく
    とも前記スライドドア2のスライド方向と同方向に位置
    調整可能に取付けていることを特徴とするスライドドア
    用ローラの取付構造。
JP7701792U 1992-11-09 1992-11-09 スライドドア用ローラの取付構造 Pending JPH0642353U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004124446A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Mazda Motor Corp 車両のスライドドア装置

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