JPH064229U - 集水器と軒樋との接続構造 - Google Patents

集水器と軒樋との接続構造

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JPH064229U
JPH064229U JP4244092U JP4244092U JPH064229U JP H064229 U JPH064229 U JP H064229U JP 4244092 U JP4244092 U JP 4244092U JP 4244092 U JP4244092 U JP 4244092U JP H064229 U JPH064229 U JP H064229U
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JP
Japan
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eaves
water collector
eaves gutter
gutter
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP4244092U
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English (en)
Inventor
吉明 古川
範男 丹野
良徳 丸山
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 集水器2の両側壁に設けた樋挿入孔22に軒
樋1の端部を挿入し、2本の棒状体3の一端部31をそ
れぞれ一方の軒樋1の通孔17、18に挿入し、他端部
32をそれぞれ他方の軒樋1の通孔17、18に挿入し
て、棒状体3で軒樋1、1の端部を繋ぐ。 【効果】 棒状体3で軒樋1、1の端部を繋いでいるか
ら、集水器2の重量によって軒樋1の端部が垂れること
がない。又、夏冬の温度差によって軒樋1が膨張収縮を
繰り返しても、又、風が吹いて集水器2が多少動いて
も、集水器2から軒樋1の端部が外れることがない。従
って、軒樋1と集水器2との接続部から雨水が漏れるこ
とがなく安心である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は集水器と軒樋との接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、集水器は建物の軒先に取り付ける軒樋と建物の側壁に取り付けられる縦 樋との間に設けられるものであり、屋根から落下し、軒樋の中を流れた雨水を集 め、この雨水を縦樋に流すものである。
【0003】 そして、この集水器と軒樋との接続構造は、実開昭60−40637号公報に 記載あるように、軒樋は建物の軒先に取り付けられ、縦樋は建物の側壁に取り付 けられるが、集水器は、集水器の両側壁に通孔が設けられ、底部に管状体が取り 付けられていて、この両側壁の通孔に軒樋の端部が両側から挿入され、底部の管 状体に縦樋が接続されているだけであって、集水器は直接建物に支持されてない 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように集水器が建物に直接支持されてないから、風が強く吹いたり、異物 が集水器に衝突したりすると、簡単に集水器が移動し、軒樋が集水器から外れて 、軒樋から流れる雨水が集水器に入らず、軒樋から直接下方に流れ出るという問 題がある。
【0005】 又、風が強く吹いたり、異物に衝突しなくとも、長年月を経過している間に集 水器の重量によって、図4に示すように、軒樋の端部が次第に垂れ、終に、軒樋 の端部が集水器から外れたり、又、夏冬の温度差により軒樋が膨張収縮を繰り返 している間に集水器が軒樋の面上を移動して、集水器から軒樋の端部が外れると いう問題がある。
【0006】 この軒樋の端部が垂れる状態を、図4を参照しながら、説明すると、集水器1 01の重量により、次第に、軒樋102、103の端部が下方に垂れて傾斜し、 終に、軒樋102、103の端部が集水器101から外れるのである。 そこで、本考案の目的は風が吹いても、又、異物が集水器に衝突しても、又、 長年月経過しても、軒樋が集水器から外れることがない集水器と軒樋との接続構 造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題を解決し、上記目的を達成するためになしたものであって、 集水器と軒樋との接続構造において、前記集水器は両側壁に樋挿入孔が設けられ 、前記軒樋は両側縁部の耳部に通孔が設けられていて、集水器の両側壁に設けら れた樋挿入孔に軒樋の端部がそれぞれ両側から挿入され、棒状体が集水器の中の 一方の軒樋の端部から他方の軒樋の端部に差し渡され、この棒状体の一端部が一 方の軒樋の耳部に設けられた通孔に、又、他端部が他方の軒樋の耳部に設けられ た通孔にそれぞれ挿入されているものである。
【0008】 本考案においては、棒状体の一端部が一方の軒樋の耳部に設けられた通孔に挿 入されているが、このとき、この棒状体の一端部を軒樋の耳部の通孔に接着させ てもよい。 又、本考案においては、棒状体の他端部が他方の軒樋の耳部に設けられた通孔 に挿入されているが、このとき、この棒状体の他端部に滑止を設けてもよい。 この滑止としては、従来知られている種々な形状があるが、棒状体の他端部に 挿入方向と反対方向に突出する突出片を設けると、棒状体が反対方向に移動し難 くなり、簡単に滑止となる。
【0009】
【作用】
本考案集水器と軒樋との接続構造では、集水器の両側壁に設けた樋挿入孔に軒 樋の端部がそれぞれ両側から挿入され、棒状体が集水器の中の一方の軒樋の端部 から他方の軒樋の端部に差し渡され、この棒状体の一端部が一方の軒樋の耳部に 設けられた通孔に、又、他端部が他方の軒樋の耳部に設けられた通孔に挿入され ているから、両側の軒樋は棒状体によって繋がれている。 従って、棒状体が折れたり、曲がらない限り、軒樋はほぼ一直線状になってい て、長年月使用していても、集水器の重量によって、この軒樋の先端が垂れない 。
【0010】 又、風が強く吹いたり、異物が集水器に衝突したりしても、両側の軒樋が棒状 体によって繋がれているから、軒樋の先端が集水器から外れ難いし、外れても簡 単に直すことができる。 この棒状体の一端が一方の軒樋の通孔に挿入され、接着されていると、更に、 両側の軒樋はこの棒状体によって強固に繋がり、外れることがない。 尚、この際、この棒状体の両端を両側の軒樋に接着すると、冬期、軒樋が膨張 収縮する際、軒樋が強く引っ張られて、軒樋が破損することがあるから、本考案 では棒状体の一方のみ接着するから特に問題がないのである。
【0011】 接着する替わりに、棒状体の一端部に滑止を設けてもほぼ同じ作用をする。 又、棒状体の一方を接着し、他方に滑止を設けていると、両側の軒樋はこの棒 状体によって更に強固に繋がる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の実施例を説明する。 図1〜3は本考案の一実施例を示すもので、図1は集水器と軒樋との接続構造 を示す説明図、図2は図1の接続構造に使用する軒樋の断面図、図3は図1の接 続構造に使用する棒状体の斜視図である。
【0013】 図1〜3において、1は軒樋であり、この軒樋1は屋内側壁11と屋外側壁1 2と底壁13とからなる。 この屋内側壁11および屋外側壁12の上端部にそれぞれ屋内側耳部14と屋 外側耳部15が設けられている。 この屋内側耳部14には通孔17が、又、屋外側耳部15には通孔18が設け られている。
【0014】 2は集水器であり、この集水器2は図1の点線で示すように、椀状であり、こ の周囲の両側壁21、21には樋挿入孔22、22が、又、底壁には管状体23 が設けられている。 この集水器2は、両側壁21、21に設けられた樋挿入孔22、22に軒樋1 の端部が、図1に示すように、両側からそれぞれ挿入され、底壁には設けられた 管状体23に縦樋が取り付けられる。
【0015】 3は棒状体であり、この棒状体3は、図3に示すように、一端部31は平坦な 表面をしているが、他端部32は先端方向から後方向に突出片33が設けられて いる。
【0016】 次に、この集水器に軒樋の端部を取り付ける方法について説明する。 集水器2の底壁に設けられた管状体を縦樋に取り付け、集水器2の両側壁21 、21に設けられた樋挿入孔22、22にそれぞれ接続する軒樋1、1の端部を 両側から挿入する。 棒状体3を取り出し、集水器2の中の両側から挿入された軒樋1、1の端部に 差し渡しし、棒状体3の一端部31を一方の軒樋1の屋内側耳部14に設けられ た通孔17に挿入し、接着剤で接着する。棒状体3の他端部32を他方の軒樋1 の屋内側耳部14に設けられた通孔17に挿入する。
【0017】 次に、別の棒状体3を取り出し、集水器2の中の軒樋1、1の端部に差し渡し し、棒状体の一端部31を一方の軒樋1の屋外側耳部15に設けられた通孔18 に挿入し、接着剤で接着する。棒状体3の他端部32を他方の軒樋の屋外側耳部 15に設けられた通孔18に挿入する。
【0018】 すると、2本の棒状体3は一端部31が一方の軒樋1の通孔17、18に接着 され、他端部32が他方の軒樋1の通孔17、18の中に挿入され、突出片33 で係止されて取り付けられる。
【0019】 このように2本の棒状体3が軒樋1の屋内側耳14と屋外側耳15とにそれぞ れ差し渡されて取り付けられるから、軒樋1は集水器2と関係なく繋がった状態 になる。従って、軒樋1と軒樋1とが外れることがなく、集水器2が風が吹いた り、障害物に当たって動いても、軒樋1と集水器2とは外れ難くなっている。 又、夏冬の温度差による膨張収縮を繰り返しても、同様な理由により、軒樋1 と集水器2とが外れることがない。
【0020】
【考案の効果】
本考案集水器と軒樋との接続構造では棒状体が集水器の中の一方の軒樋から他 方の軒樋に差し渡され、この棒状体の一端部が一方の軒樋の耳部に設けられた通 孔に、又、他端部が他方の軒樋の耳部に設けられた通孔に挿入されて、両側の軒 樋が棒状体によって繋がっている。
【0021】 従って、長年月使用しても、集水器の重量ににって軒樋の先端部が垂れないし 、軒樋が夏冬の温度差によって膨張収縮を繰り返しても、又、風が強く吹いたり 、異物が集水器に衝突しても、軒樋が集水器から外れることがない。 従って、軒樋と集水器との接合部から雨水が漏れるということがなく安心であ る。
【0022】 又、棒状体の一端部を軒樋の通孔に挿入し接着すると、強固に繋がるから、便 利である。 又、棒状体の他端部に滑止を設けていると、棒状体の他端部を軒樋の通孔に挿 入したとき、外れ難くなるから便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示すもので、集水器
と軒樋との接続構造を示す説明図である。
【図2】図2は図1の接続構造に使用する軒樋の断面図
である。
【図3】図3は図1の接続構造に使用する棒状体の斜視
図である。
【図4】図4は従来の集水器と軒樋との接続構造を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 軒樋 14 屋内側耳部 15 屋外側耳部 17 屋内側耳部の通孔 18 屋外側耳部の通孔 2 集水器 22 樋挿入孔 3 棒状体 31 一端部 32 他端部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集水器と軒樋との接続構造において、前
    記集水器は両側壁に樋挿入孔が設けられ、前記軒樋は両
    側縁部の耳部に通孔が設けられていて、集水器の両側壁
    に設けられた樋挿入孔に軒樋の端部がそれぞれ両側から
    挿入され、棒状体が集水器の中の一方の軒樋の端部から
    他方の軒樋の端部に差し渡され、この棒状体の一端部が
    一方の軒樋の耳部に設けられた通孔に、又、他端部が他
    方の軒樋の耳部に設けられた通孔にそれぞれ挿入されて
    いることを特徴とする集水器と軒樋との接続構造。
  2. 【請求項2】 棒状体の一端部が一方の軒樋の耳部に設
    けられた通孔に挿入され接着され、棒状体の他端部が他
    方の軒樋の耳部に設けられた通孔に挿入されていること
    を特徴とする請求項1記載の集水器と軒樋との接続構
    造。
  3. 【請求項3】 棒状体の他端部に滑止が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜2記載の集水器と軒樋との
    接続構造。樋取付装置。
JP4244092U 1992-06-19 1992-06-19 集水器と軒樋との接続構造 Pending JPH064229U (ja)

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JP4244092U JPH064229U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 集水器と軒樋との接続構造

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JP4244092U JPH064229U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 集水器と軒樋との接続構造

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JPH064229U true JPH064229U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12636136

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JP4244092U Pending JPH064229U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 集水器と軒樋との接続構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116723A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116723A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋接続構造

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