JPH0642218Y2 - 検査機能付きフラットケーブル圧接機 - Google Patents

検査機能付きフラットケーブル圧接機

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JPH0642218Y2
JPH0642218Y2 JP1989088717U JP8871789U JPH0642218Y2 JP H0642218 Y2 JPH0642218 Y2 JP H0642218Y2 JP 1989088717 U JP1989088717 U JP 1989088717U JP 8871789 U JP8871789 U JP 8871789U JP H0642218 Y2 JPH0642218 Y2 JP H0642218Y2
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flat cable
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JP1989088717U
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JPH0328474U (ja
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守 中里
徹 増子
忠男 伊井
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株式会社協和技研
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はフラットケーブルとコネクタとを圧接させると
同時に接触不良等を検出させるようにした検査機能付き
フラットケーブル圧接機に関する。
【従来の技術】
従来、フラットケーブルとコネクタとの導通の良否を検
出する装置として先端部を細くした特殊な電極でフラッ
トケーブルの絶縁皮膜を貫通させ、フラットケーブルの
芯線と接触させ、導通不良を検出する方式のものや、特
開昭62−259069号公報に記載されているように、フラッ
トケーブル圧接工具の本体に、コネクタソケット接触子
に圧接させる弾性細線からなる接触子を備えた押し台を
上下動可能に取付け、この押し台の接触子に警報器を有
する電圧回路を接続し、接触不良をフラットケーブルの
圧接と同時に検出するようにした方式のものが知られて
いる。
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、前者の方式のものは、フラットケーブルの絶縁
皮膜や芯線自体を損傷させることになり好ましくなく、
また後者の方式のものは細線からなる接触子をコネクタ
ソケットの接触用溝に挿入する際、この接触子が傾いた
り又は振れたりして挿入ミスを生じさせるおそれがあ
る。 従って、本考案は上述の如くフラットケーブルの皮膜や
芯線を損傷させるおそれ、或は検査用接触子の挿入ミス
を生じさせるおそれがなく、フラットケーブルとコネク
タとの導通不良をこれらの圧接の際に同時に検出するこ
とが可能な検査機能付きフラットケーブル圧接機を提供
することを課題とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案では上記課題を解決するため、 直線方向に往復動自在に設けられた押圧部材と、該押圧
部材の押動方向に設けられた基台と、該基台上に固定さ
れて装着用コネクタの接触ピン差込み孔に挿脱可能な複
数の接触ピンを突設した検査用治具と、該検査用治具の
各接触ピンと接続される導線を介して接続され、フラッ
トケーブルと装着用コネクタとの接触不良を検出するた
めの検査装置とからなる検査機能付きフラットケーブル
圧接機において、 検査用治具が、接触ピン差込み孔を押圧部材側に向けて
基台上に固定された検査用コネクタと、 任意数の接触ピンを貫通して両側に突設して、一方を検
査用コネクタの接触ピン差込み孔に嵌脱自在に接続され
る電極治具とからなる、 という技術的手段を講じている。
【作用】
検査用コネクタと電極治具とからなる検査用治具の接触
ピンに装着用コネクタを嵌挿させ。その状態でフラット
ケーブル及びケーブル押えを装着用コネクタ上に重ね押
圧部材を加圧方向に押し下げることにより、装着用コネ
クタを電極治具の接触ピンに嵌着させてから押圧部材に
よる圧接操作が行なわれる。 同時にこれらの間に導通不良があった場合、装着用コネ
クタの接触ピン差込み孔に挿入された接触ピンを介して
検査装置が作動し、その導通不良が検出される。 また、電極治具の交換のみで種々の芯数のフラットケー
ブルに対応させることができる。
【実施例】
以下、本考案をフラットケーブルの両端にそれぞれ装着
用コネクタを1個づつ、2個同時に圧接する場合につい
て説明するが、装着用コネクタを1個のみ圧接する場合
も、その基本的構成は同様であり、以下の実施例に基づ
いて容易に理解されよう。 第1図は本考案に係わる検査機能付きフラットケーブル
圧接機の全体的構成を模式的に示す側面図であって、圧
接機本体1の上部壁面に、平板状の押圧部材2が上下に
往復動して加圧できるように設けられている。 この押圧部材2の下方には基台3が略水平に延出してい
る。 この基台3上には一対の検査用コネクタ4が並列的に固
定されている。 この検査用コネクタ4は本実施例の場合、フラットケー
ブルに装着されるコネクタと同様の構造のものを用いて
いる。 この検査用コネクタ4には上面に多数の接触ピン差込み
孔4aが設けられており、下部にはケーブル押え4bを用い
て検査用フラットケーブル5が挟持、接続されている。 これら一対の検査用コネクタ4の間には必要に応じてガ
イド体6が設けられ、後述のフラットケーブル、装着用
コネクタ等が簡便にセットされるようになっている。 このガイド体6は図示例の場合、基台3に固定されて左
右に所望間隔を介して対向するプレートからなってい
る。 各検査用コネクタ4の上面にはそれぞれ電極治具7が第
1図矢線で示す如く嵌着される。 即ち、電極治具7は絶縁材、例えば合成プラスチックか
らなる板状体7aと、これを貫通してその上下面から突出
する任意数の接触ピンbとを有するスタッドピンからな
り、そのうちの下方の接触ピン7bが検査用コネクタ4の
接触ピン差込み孔4aに着脱自在に挿入されることに検査
用コネクタ4上に載置、固定されるようになっている。 第2図は電極治具7が検査用コネクタ4上に固定された
状態を示している。 電極治具7に設けられる接触ピン7bの数はフラットケー
ブルに装着されるコネクタのピン数に対応して選ばれ
る。 即ち、本実施例では検査用治具を電極治具7と検査用コ
ネクタ4とに2分しているので、検査用コネクタ4には
接触ピン差込み孔4aの規格の最多数のものを用いてお
き、電極治具7は装着用コネクタ本体の接触ピン差込み
孔の数に合わせて同一の接触ピンを有するものを選択し
て使用することができる。 なお上記実施例では検査用治具として電極治具7と検査
用コネクタ4とが分離した構成を示したが、この考案で
は両者が一体形成されているような構造、例えばブロッ
ク体に接触ピンが突出しており、該接触ピンとブロック
体の中途部に接続されたフラットケーブルの芯線がそれ
ぞれ接続されている構造のものを用いてもよいこと勿論
である。 次に、検査用フラットケーブル5の末端は破線で示す如
く必要に応じ、ソケット8等を介して検査装置9に接続
されている。 ここで第4図に示す実施例ではソケット8として検査用
コネクタ4と同一構成のコネクタを用いており、検査用
コネクタ4に接続しているフラットケーブル5の芯線の
数を装着用コネクタ10(第3図の装着用コネクタ本体11
とケーブル押え11cとで構成される)のフラットケーブ
ルの芯線の数と対応するように規格に合わせて段階的に
漸次減じてそれぞれソケット8で検査装置9と接続する
構成を用いてもよい。 これにより、検査用コネクタ4が一定であっても、この
接触ピン差込み孔4aの数より少ない装着用コネクタ10に
フラットケーブル12を取り付けるときに、これに対応す
る差込みピン7bを有する電極治具7を用いて、接続した
ピン7bと芯線の接続状態を簡単に上記所定数の芯線に対
応したコネクタ8を介して検出することができる。 この検査装置9はフラットケーブルと装着用コネクタと
の導通不良(例えば隣接する芯線相互の短絡)を検出し
て、異常時に回路が閉じてブザー等の警報を発するよう
になっている。 この検出回路は、一方の検査用コネクタ4に電極治具7
を介して接続された装着用コネクタ10との導通を検出す
るものであると、あるいは一対の検査用コネクタ4に電
極治具7を介して接続された一対の(フラットケーブル
の両端)の装着用コネクタ10、10との導通を検出するも
のであると問わない。 次に上記構成からなる検査機能付きフラットケーブル圧
接機の動作につき説明する。 第3図に示す如く、まず装着用コネクタ本体11を各電極
治具7上に嵌着せしめる。 即ち、その接触子差込み孔11a内に電極治具7の上方の
接触ピン7bを嵌挿させて固定する。 なお、このとき装着用コネクタ本体11の導通ピン11bは
上向きに突出している。 この導通ピン11bは、接触子差込み孔11aまで延びてお
り、該接触ピン差込み孔内に嵌挿された接触ピン7bと導
通可能となっている。 ついで、フラットケーブル12の両端部を各装着用コネク
タ本体11の上面に重ね合わせ、さらにその上にケーブル
押え11cを重ねたのち、押圧部材2を降下させてケーブ
ル押え11c上面に当接させ、さらに下方に押圧すること
により各導通ピン11bとフラットケーブル12の各芯線
(図示しない)とを圧接させて装着用コネクタ10を成型
する。 なお、この押圧部材2の下降は、その下面中央がガイド
6の上端面と当接することにより一定限度内に制限さ
れ、フラットケーブル12と装着用コネクタ本体11との過
度の圧接が回避されるようになっている。 この圧接操作において、フラットケーブル12と装着用コ
ネクタ本体11の導通ピン11bとの間に導通不良が生じた
場合は電極治具7、検査用コネクタ4及び検査用フラッ
トケーブル5を介して閉路が構成され、これが検査装置
の警報器(図示しない)に伝わり、ブザー等の任意の警
報信号を発するようになっている。 圧接操作が終了した後は装着用コネクタ本体11を電極治
具7から離脱させる。 なお、この離脱時に電極治具7が装着用コネクタ本体11
と共に検査用コネクタ4から離脱しないようにするた
め、電極治具7をガイド6等にネジ等によりやめ、固定
しておいてもよい。 次に、第5図には一対の検査用治具のガイドとなるガイ
ド体6の異なる実施例を示すす。 このガイド体6は、基台3上で押圧部材2の長手方向に
延びると共に平行離間して対峙し基台3に固定される断
面アングル状の側板61と、側板61、61間の中央に隙間な
く嵌合したブロック体62と、該ブロック体62上に着脱可
能に固着されてブロック体62の両端面でそれぞれ延長上
に延びる断面アングル状の一対の衝合小片63、63とから
なっている。 そして、上記側板61には、左右対称位置で下段と中段に
一対のネジ孔が穿設されており、下段の孔61aは検査用
コネクタ4を側板61、61間に挟持した際に両側から締付
ネジでネジ止めするのに使用し、中段の孔61bは電極治
具7の下方のピン7bを検査用コネクタ4の接触ピン差込
み孔に嵌挿した後に同様にして電極治具7を締付ネジで
両側から固定するために使用される。 このように検査用コネクタ4と電極治具7とが 側板61に着脱可能に固定されることによって、装着用コ
ネクタ本体11の電極治具7への着脱が容易に行なうこと
ができるようになる。 そしてこの側板61及び衝合小片63の上端は同一面に設定
されており、押圧部材2のストッパの機能を有してお
り、また衝合小片63の外面は装着用コネクタ本体1に取
り付けられるフラットケーブル12の先端と衝合して位置
決めを行なう衝合面となっている点などは前記実施例の
場合と同様である。 またフラットケーブル12の中途位置に装着用コネクタを
取り付ける場合には、上記衝合小片63を取り外してフラ
ットケーブル12を延ばすことができる。
【考案の効果】
本考案の検査機能付きフラットケーブル圧接機によれば
フラットケーブルと装着用コネクタとの圧接と同時にこ
れら相互間の導通不良を簡単に検出することができ、さ
らに従来の如くフラットケーブルの皮膜や芯線を損傷さ
せるおそれもない。また、装着用コネクタを電極治具の
接触ピンに嵌着させてから押圧部材による圧接操作を行
なうようにしたから従来の如き検査用接触子の挿入ミス
等の発生のおそれもない。 さらに、電極治具の交換のみで種々の芯数のフラットケ
ーブルに対応させることができるから、あらゆる芯数
(例えば6乃至64ピン)のフラットケーブルに対し簡単
に適応させることができる。 なお、押圧部材の上下動は手動のほか、電動によって行
なってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる検査機能付きフラッ
トケーブル圧接機の側面図、第2図は第1図のフラット
ケーブル圧接機に電極治具を装着した状態を示す要部側
面図、第3図は第1図に示すフラットケーブル圧接機の
動作を説明するための要部拡大側面図、第4図は検査用
フラットケーブルと検査装置との接続状態を示す説明
図、第5図はガイド体の異なる実施例を示す斜視図であ
る。 1……圧接機本体 2……押圧部材 3……基台 4……検査用コネクタ 5……検査用フラットケーブル 6……ガイド体 7……電極治具 7b……接触ピン 8……ソケット 9……検査装置 10……装着用コネクタ 11……装着用コネクタ本体11c ……ケーブル押え 12……フラットケーブル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線方向に往復動自在に設けられた押圧部
    材と、該押圧部材の押動方向に設けられた基台と、該基
    台上に固定されて装着用コネクタの接触ピン差込み孔に
    挿脱可能な複数の接触ピンを突設した検査用治具と、該
    検査用治具の各接触ピンと接続される導線を介して接続
    され、フラットケーブルと装着用コネクタとの接触不良
    を検出するための検査装置とからなる検査機能付きフラ
    ットケーブル圧接機において、 検査用治具が、接触ピン差込み孔を押圧部材側に向けて
    基台上に固定された検査用コネクタと、 任意数の接触ピンを貫通して両側に突設して、一方を検
    査用コネクタの接触ピン差込み孔に嵌脱自在に接続され
    る電極治具とからなっていることを特徴とするフラット
    ケーブル圧接機。
  2. 【請求項2】検査用治具が、基台上に対向して一対並設
    され、それぞれが導体を介して検査装置に接続されて閉
    回路を形成していることを特徴とする請求項1に記載の
    検査機能付きフラットケーブル圧接機。
JP1989088717U 1989-07-28 1989-07-28 検査機能付きフラットケーブル圧接機 Expired - Lifetime JPH0642218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989088717U JPH0642218Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 検査機能付きフラットケーブル圧接機

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JP1989088717U JPH0642218Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 検査機能付きフラットケーブル圧接機

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Publication Number Publication Date
JPH0328474U JPH0328474U (ja) 1991-03-20
JPH0642218Y2 true JPH0642218Y2 (ja) 1994-11-02

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JP1989088717U Expired - Lifetime JPH0642218Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 検査機能付きフラットケーブル圧接機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53153490U (ja) * 1977-05-11 1978-12-02

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JPH0328474U (ja) 1991-03-20

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