JPH0642169Y2 - 平滑光沢度計の位置固定機構 - Google Patents

平滑光沢度計の位置固定機構

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JPH0642169Y2
JPH0642169Y2 JP7547489U JP7547489U JPH0642169Y2 JP H0642169 Y2 JPH0642169 Y2 JP H0642169Y2 JP 7547489 U JP7547489 U JP 7547489U JP 7547489 U JP7547489 U JP 7547489U JP H0642169 Y2 JPH0642169 Y2 JP H0642169Y2
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JP
Japan
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gloss meter
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suction
cylinder
smooth gloss
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JPH0314409U (ja
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重男 高橋
正仁 村井
美洋子 飯島
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、測定対象を傷付けることなく非接触に、ばた
つきを生ずる事なく精度よく測定し得る平滑光沢度計の
位置固定機構に関するものである。
<従来の技術> 第7図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
図において、1は平滑光沢度計のセンサ本体である。
2はセンサ本体1に取りつけられたローラーである。
3は測定対象で、この場合は、長い帯状の紙が測定対象
である。
以上の構成において、測定時にはローラー2により、走
行している紙の位置を規制する。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、この様な装置においては、コート紙等光
沢度が高い紙は、ローラー2が接触した箇所に走行跡が
出来る。また、ローラー2の接触により、光沢度が変化
する等の問題があった。
本考案は、この問題点を解決するものである。
本考案の目的は、測定対象を傷付けることなく非接触
に、ばたつきを生ずる事なく精度よく測定し得る平滑光
沢度計の位置固定機構を提供するにある。
<課題を解決するための手段> この目的を達成するために、本考案は、測定対象を走行
させて測定対象の表面の平滑光沢度計を連続的に測定す
る平滑光沢度計において、 平滑光沢度計のセンサ本体が固定されるベースと、該ベ
ースの測定対象の走行方向と直角方向であって前記平滑
光沢度計のセンサ本体の両側と該センサ本体の前記測定
対象の走行方向に対向する前方にそれぞれ配置され供給
空気が一端に供給され他端が閉じられた筒状のシリンダ
ーと該シリンダーの他端側の周面に該シリンダー軸に直
交して放射状に設けられたノズルと前記シリンダーの外
周に取付けられると共に前記ベースに固定される断面T
形状の吸着板と前記ノズルの周囲の前記吸着板に設けら
れ前記ノズルからの噴出空気流の方向を規制する凹状の
方向壁と該方向壁の外縁にリング状に前記吸着板に設け
られ前記ベースの外表面よりわずか突出する吸着規制面
とを具備する吸着ユニットとを具備したことを特徴とす
る平滑光沢度計の位置固定機構を構成したものである。
<作用> 以上の構成において、測定時には、吸着ユニットにおい
て、シリンダーの一端に供給空気圧が供給され、ノズル
から噴射される。ノズルから噴射された噴流は方向壁に
より流れを変え渦を発生する。この渦により測定対象物
を吸着する。噴流は吸着規制面を通り大気中に排出され
る。この場合、吸着規制面との間に空気層を作り、吸着
規制面と測定対象物との間に一定間隔を保つ。
而して、吸着ユニットは、ベースの測定対象の走行方向
と直角方向であって平滑光沢度計のセンサ本体の両側と
センサ本体の測定対象の走行方向に対向する前方にそれ
ぞれ3個配置したので、測定対象の走行方向のばたつき
と、測定対象の走行方向と直角方向のばたつきは、吸着
ユニットにより規制され、センサ本体による測定箇所で
は、ばたつきがなくなる。しかも、センサ本体と測定対
象との間隔は一定に保たれる。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
<実施例> 第1図は本考案の一実施例の構成説明図で、第2図は第
1図の平面図、第3図は第1図の要部構成説明図、第4
図は第3図の平面図である。
図において、第7図と同一記号の構成は同一機能を表わ
す。
以下、第7図と相違部分のみ説明する。
11は、平滑光沢度計のセンサ本体が固定されるベースで
ある。
12はベース11の測定対象の走行方向Xと直角方向Yであ
って平滑光沢度計のセンサ本体1の両側とセンサ本体1
の測定対象の走行方向Xに対向する前方にそれぞれ配置
された吸着ユニットである。
吸着ユニット12は、第3図に示す如く、以下の構成から
なる。
121は供給空気Pが一端に供給され他端が閉じられた筒
状のシリンダーである。
122はシリンダー121の他端側の周面にシリンダー121の
軸に直交して放射状に設けられたノズルである。
123はシリンダー121の外周に取付けられると共にベース
11に固定される断面T形状の吸着板である。
124はノズル122の周囲の吸着板123に設けられノズル122
からの噴出空気流の方向を規制する凹状の方向壁であ
る。
125は方向壁124の外縁にリング状に吸着板123に設けら
れベース11の外表面よりわずか突出する吸着規制面であ
る。
以上の構成において、測定時には、吸着ユニット12にお
いて、シリンダ121の一端に供給空気圧Pが供給され、
ノズル122から噴射される。ノズル122から噴射された噴
流は方向壁124により流れを変え渦を発生する。この渦
により測定対象物3を吸着する。噴流は吸着規制面125
を通り大気中に排出される。この場合、吸着規制面125
との間に空気層を作り、吸着規制面125と測定対象物3
との間に一定間隔を保つ。
而して、吸着ユニット12は、ベース11の測定対象物3の
走行方向と直角方向であって平滑光沢度計のセンサ本体
1の両側とセンサ本体1の測定対象3の走行方向に対向
する前方にそれぞれ3個配置したので、測定対象物3の
走行方向のばたつきと、測定対象物3の走行方向と直角
方向のばたつきは、吸着ユニット12により規制され、セ
ンサ本体1による測定箇所では、ばたつきがなくなる。
しかも、センサ本体1と測定対象3との間隔は一定に保
たれる。
この結果、 (1)測定対象物3のバタツキによる影響をうげないの
で、安定した測定が出来精度の良い測定が出来る。
(2)測定対象物3に接触しないので、測定対象物3に
傷等の変化を与えない。
(3)センサ本体1と吸着ユニット12とを、同一面側に
設けたので、センサ本体1と吸着ユニット12とを対向し
て設けた場合の如く、測定精度に対応して剛性の高いベ
ースを構成する必要がなく安価に出来る。
(4)センサ本体1と吸着ユニット12とを、同一面側に
設けたので、小形化が容易となる。
(5)第7図従来例では、測定方向は、ローラー2の回
転方向に限られるが、本考案装置では、360度方向に自
由に測定する事が出来る。
(6)吸着ユニット12により、センサ本体1と測定対象
物3との間隔を一定に保持しているので、測定対象物3
の巻きとりローラー等の位置変動により、測定対象物3
全体の位置が変動しても、影響を受ける事がない。
第5図,第6図は、それぞれ、平滑度,光沢度の測定に
おいて、本考案装置を使用しない状態Aと、本考案装置
を使用せる状態Bとの比較状態を示した例である。状態
Bにおいては、測定値は非常に安定している。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案は、測定対象を走行させて
測定対象の表面の平滑光沢度計を連続的に測定する平滑
光沢度計において、 平滑光沢度計のセンサ本体が固定されるベースと、該ベ
ースの測定対象の走行方向と直角方向であって上記平滑
光沢度計のセンサ本体の両側と該センサ本体の前記測定
対象の走行方向に対向する前方にそれぞれ配置され供給
空気が一端に供給され他端が閉じられた筒状のシリンダ
ーと該シリンダーの他端側の周面に該シリンダー軸に直
交して放射状に設けられたノズルと前記シリンダーの外
周に取付けられると共に前記ベースに固定される断面T
形状の吸着板と前記ノズルの周囲の前記吸着板に設けら
れ前記ノズルからの噴出空気流の方向を規制する凹状の
方向壁と該方向壁の外縁にリング状に前記吸着板に設け
られ前記ベースの外表面よりわずか突出する吸着規制面
とを具備する吸着ユニットとを具備したことを特徴とす
る平滑光沢度計の位置固定機構を構成した。
(1)測定対象物のバタツキによる影響をうげないの
で、安定した測定が出来精度の良い測定が出来る。
(2)測定対象物に接触しないので、測定対象物に傷等
の変化を与えない。
(3)センサ本体と吸着ユニットとを、同一面側に設け
たので、センサ本体と吸着ユニットとを対向して設けた
場合の如く、測定精度に対応して剛性の高いベースを構
成する必要がなく安価に出来る。
(4)センサ本体と吸着ユニットとを、同一面側に設け
たので、小形化が容易となる。
(5)第7図従来例では、測定方向は、ローラーの回転
方向に限られるが、本考案装置では、360度方向に自由
に測定する事が出来る。
(6)吸着ユニットにより、センサ本体と測定対象物と
の間隔を一定に保持しているので、測定対象物の巻きと
りローラー等の位置変動により、測定対象物全体の位置
が変動しても、影響を受ける事がない。
従って、本考案によれば、測定対象を傷付けることなく
非接触に、ばたつきを生ずる事なく精度よく測定し得る
平滑光沢度計の位置固定機構を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
平面図、第3図は第2図の要部構成説明図、第4図は第
3図の平面図、第5図,第6図は第1図の動作説明図、
第7図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。 1……センサ本体、3……測定対象、11……ベース、12
……吸着ユニット、121……シリンダ、122……ノズル、
123……吸着板、124……方向壁、125……吸着規制面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象を走行させて測定対象の表面の平
    滑光沢度を連続的に測定する平滑光沢度計において、 平滑光沢度計のセンサ本体が固定されるベースと、 該ベースの測定対象の走行方向と直角方向であって前記
    平滑光沢度計のセンサ本体の両側と該センサ本体の前記
    測定対象の走行方向に対向する前方にそれぞれ配置され 供給空気が一端に供給され他端が閉じられた筒状のシリ
    ンダーと 該シリンダーの他端側の周面に該シリンダー軸に直交し
    て放射状に設けられたノズルと 前記シリンダーの外周に取付けられると共に前記ベース
    に固定される断面T形状の吸着板と 前記ノズルの周囲の前記吸着板に設けられ前記ノズルか
    らの噴出空気流の方向を規制する凹状の方向壁と 該方向壁の外縁にリング状に前記吸着板に設けられ前記
    ベースの外表面よりわずか突出する吸着規制面 とを具備する吸着ユニットと を具備したことを特徴とする平滑光沢度計の位置固定機
    構。
JP7547489U 1989-06-27 1989-06-27 平滑光沢度計の位置固定機構 Expired - Fee Related JPH0642169Y2 (ja)

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JPH0314409U JPH0314409U (ja) 1991-02-14
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