JPH0641998Y2 - 無人フォークリフトのフォーク - Google Patents

無人フォークリフトのフォーク

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JPH0641998Y2
JPH0641998Y2 JP5058089U JP5058089U JPH0641998Y2 JP H0641998 Y2 JPH0641998 Y2 JP H0641998Y2 JP 5058089 U JP5058089 U JP 5058089U JP 5058089 U JP5058089 U JP 5058089U JP H0641998 Y2 JPH0641998 Y2 JP H0641998Y2
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JP
Japan
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fork
tip
sensor
unmanned forklift
pallet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5058089U
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JPH02142792U (ja
Inventor
謙二 長谷川
永 北村
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、無人フォークリフトのフォークに係り、詳し
くは先端形状の改良に関する。
(従来の技術) 第5図及び第6図は従来の無人フォークリフト用のフォ
ークを示したものである。
一般に、従来のフォーク21は先端部を除く本体部分22が
鋳造製品であり、これに別途製作されたフォーク先端部
23が溶接によって固着される構造となっている。フォー
ク先端部23は先端面と下面とを開放したセンサ収容空間
24を備え、ここに障害物検出用のセンサ25が配置される
とともに、上面部23aにスクリュ26によって取付けられ
ている。またフォーク先端部23の下面部分はセンサ25を
保護するための断面凹状のカバー27によって覆われ、こ
のカバー27はスクリュ28によってフォーク先端部23の左
右の側面部23bに取付けられている。また、フォーク本
体22の一側面に沿って断面チャンネル状のハーネスカバ
ー29が溶接により固着され、このハーネスカバー29内を
通してセンサハーネス30が配線されている。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、フォークはパレットのフォークポケット(差込
み口)への差込みを容易にするという意味においては可
能な限り厚み(高さ)を薄くすることが望ましい。しか
し、無人フォークリフトの場合は、フォーク先端部23に
障害物検出用のセンサ25を収納するためのスペースを確
保しなければならないことから、フォーク21の薄肉化に
は自ずと限界がある。仮に、フォーク先端部23におい
て、限られた厚みの範囲内で所定のセンサ収納空間24を
形成するとすれば、上面部23aを薄肉化しなければなら
ないが、薄肉構造とした場合には荷物の持上げ時に作用
する荷重によって先端部分が破損するおそれがある。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、フォーク先端部の
薄肉化を計り、パレットに対する差込みを容易に行ない
得る無人フォークリフトのフォークを提供することを、
その目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するために、無人フォークリ
フトのフォークにおいて、先端部の上下及び左右を先細
りのテーパに形成するとともに、同先端部には先端のみ
を開放したセンサ収納空間を形成し、同センサ収納空間
に障害物検出用のセンサを配置したものである。
(作用) このようなフォークにおいては、フォーク先端が先細り
のテーパであることから、パレットのフォークポケット
(差込み口)に対するフォークの差込みが容易となり、
また荷物の持上げ時にあってはフォーク先端に荷重が作
用しないため、フォーク先端部の板厚の薄肉化が図ら
れ、延いてはセンサ収納空間の確保も容易となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第4図に基づいて具体
的に説明する。無人フォークリフトに用いられるフォー
ク1は、本体2と、本体2の先端部(前端部)に設けら
れてセンサ収容空間11を有するフォーク先端部3と、本
体2の水平部分の一側面に沿って設けられた配線用のハ
ーネスガイド15とからなり、それらは溶接による一体構
造となっている。
そして、本実施例におけるフォーク先端部3は、上下の
板4,5と、左右の側板6とによってほぼ裁頭角錐状の筒
形に形成されている。つまり、フォーク先端部3は上下
及び左右にそれぞれ先細りのテーパーを形成した構造と
なっている。
具体的には、上板4は前下がりとなるように傾斜した状
態でその基端部がフォーク先端上部に溶接によって固着
され、また左右の側板6は前狭まりとなるように傾斜し
た状態で上板4の左右縁下面に溶接によって固着されて
いる。一方、下板5は前上がりとなるように傾斜した状
態で上板4の先端側の左右下面に固着された左右の取付
ボス7にスクリュ8によって固定されるとともに、基部
側の上面左右にはブラケット9を直立状に備えており、
このブラケット9が左右の側板6にボルト10によって固
定されている。かくして、フォーク先端部3には前方を
開放した矩形のセンサ収納空間11が形成されている。な
お、上板4と下板5の先端はそれぞれ円弧面となってい
る。
センサ収納空間11内に配置される障害物検出用のセンサ
12は下板5の上面に固着された台座13を介して水平状に
載置されるとともに、スクリュ14によって固定されてい
る。なお、実際にはセンサ12の下板5に対する取付けは
下板5の上板4及び側板6に対する組付けに先行して行
なわれる。
また、ハーネスガイド15はチヤンネル材から構成される
とともに、そのフランジ部の端面がフォーク本体2の側
面上下部に溶接によって固着され、そしてセンサハーネ
ス16はこのチャンネル内を通って配線される。
上述のように構成された本実施例のフォーク1は、フォ
ーク先端部3において上下面が先細りのテーパとなって
いるため、第3図に示すようにパレットPのフォークポ
ケットP1に対する上下方向の差込みが容易に行なわれる
とともに、パレットPをフォーク1によって持上げると
きには、荷物の荷重はフォーク本体2によって受けら
れ、フォーク先端部3には作用しないので、フォーク先
端部3が破損するおそれがない。また、フォーク1を床
面に下ろしたとき、フォーク先端部3が床に触れないた
め、フォーク1の自重がフォーク先端部3には作用しな
い。このようなことから、フォーク先端部3の板厚を薄
くしても強度的に何ら問題がなく、十分な広さのセンサ
収納空間11を得ることが可能となる。
また、第4図に示すようにフォーク1とパレットPとに
幅方向に関して多少の位置ずれがあったとしても、フォ
ーク先端部3の左右面が先細りのテーパに形成されてい
ることから、フォーク1の先端がパレットPに引掛かる
ことなくフォークポケットP1に容易に差込むことが可能
となり、機台の蛇行あるいはパレットPの位置精度の影
響を受け難くなる。
なお、本実施例においてはフォーク先端部3を上下、左
右の4枚の板によってフォーク本体2とは別体に構成し
たが、必要ならば一体成形(鋳造)としても差支えな
い。ただし、その場合において上下、左右の4面中の少
なくとも一面に関してはセンサ12の組付けあるいはメン
テナンス等を考慮して別体としスクリュによる脱着式と
することが望ましい。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案はフォーク先端の上下及び
左右にテーパを形成したことにより、パレットのフォー
クポケットに対するフォークの差込みを容易に行なうこ
とができ、また荷役時にフォーク先端部に荷重がかから
ないため、フォーク先端の薄肉化が可能となり、このこ
とはセンサ収納空間を確保する上で有効となり、あくい
はフォーク本体の薄肉化につなげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すフォークの側面図、第2
図は同じく一部破断平面図、第3図及び第4図はそれぞ
れフォークの荷役作業時の態様を示す説明図、第5図は
従来のフォークを示す側面図、第6図は同じく一部破断
平面図である。 1……フォーク、2……フォーク本体 3……フォーク先端部、11……センサ収納空間 12……センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部の上下及び左右を先細りのテーパ面
    に形成するとともに、同先端部には先端のみを開放した
    センサ収納空間を形成し、同センサ収納空間に障害物検
    出用のセンサを配置した無人フォークリフトのフォー
    ク。
JP5058089U 1989-04-28 1989-04-28 無人フォークリフトのフォーク Expired - Lifetime JPH0641998Y2 (ja)

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JPH02142792U JPH02142792U (ja) 1990-12-04
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JP2597460Y2 (ja) * 1991-04-04 1999-07-05 株式会社 イトーキクレビオ 自動保管検索装置における移載装置
JP7436131B2 (ja) * 2022-01-17 2024-02-21 三菱ロジスネクスト株式会社 フォークリフト用アタッチメント

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